JP6220322B2 - ホーム検知方法およびホーム検知装置ならびに列車の開扉支援装置 - Google Patents
ホーム検知方法およびホーム検知装置ならびに列車の開扉支援装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6220322B2 JP6220322B2 JP2014177153A JP2014177153A JP6220322B2 JP 6220322 B2 JP6220322 B2 JP 6220322B2 JP 2014177153 A JP2014177153 A JP 2014177153A JP 2014177153 A JP2014177153 A JP 2014177153A JP 6220322 B2 JP6220322 B2 JP 6220322B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- home
- train
- image
- predetermined
- camera
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
Description
図1に示すように、ホーム検知装置Aは、コンピュータシステムで構成されていて、測位装置1と、ジャイロセンサ2と、カメラ3と、速度検出装置4と、演算処理装置5と、記憶装置6と、表示装置7とを有する。このホーム検知装置Aは、列車に搭載して用いられる。
図10は、線路情報テーブルTを作成するために使用されるデータ収集装置Bの一例である。データ収集装置Bは、マイコン基板11、GPS12、ジャイロセンサ13、LCD等の表示部14および向き表示部15を有する。マイコン基板11にはGPS12とジャイロセンサ13が接続されている。表示部14は、GPS12とジャイロセンサ13の測定結果を表示するための装置である。向き表示部15は、各ポイントにおける列車の通過方向を左右の位置で表示するための2個のLEDを有する。2個のLEDは、同じ位置で異なる色で表示するものとしてもよい。
判定部57と、ホーム存在判定部2の58と、総合判定部59とを含む。
通過方向判定部56は、ジャイロセンサ2から入力されたヨー角に基づいて、列車のポイントにおける通過方向を判定する。また、記憶装置6に記録された複数のポイントにおける通過方向の軌跡を線路情報テーブルTと照合して、構内における列車の通過方向を判定する。そして、停止位置判定部57は、列車がポイントP2,P3を通過した後のGPS1からの位置情報に基づいて線路R1〜R4のいずれかに進入したことを判定する。
上記ホーム検知装置Aを搭載した列車が運行を開始し、図8の線路Rを走行する場合を例として、ホーム検知装置Aの作用を図13を用いながら説明する。運行が開始されると、GPS1が起動され(図13のS1。S1はステップ番号。)、所在位置検索部51は、列車の所在位置の検索を行う(S2)。
取得データ記録部53は、各ポイントの位置情報とジャイロセンサ2が出力するヨー角を記録することに代えて、ポイントを通過した事実と通過方向を記録するようにしてもよい。また、同様に、列車が入線した着番線の位置情報を記録することに代えて、入線した線路番号のみを記録するようにしてもよい。
図14は、車掌室などに設置されている開扉スイッチ131と取付盤132の一例を示す。開扉スイッチ131と取付盤132は、列車の左右のドアの開閉を制御するため、車掌室の左右両側に設けられる。そこで、列車がホームに止まった時にホームの無い側の開扉スイッチ131が開扉操作をされることを防止するため、取付盤132の開扉スイッチ131に近い位置に、図1の表示装置7またはその一部としての表示器133を設けてある。そして、演算処理装置5は、総合判定部59のホーム存在判定結果を基に列車がホームに止まった時にホームのある側の開扉スイッチ131の表示器133には、開扉操作を禁止する表示をしないが、ホームの無い側の開扉スイッチ131の表示器133には、開扉操作を禁止する表示をするように、プログラムが組み込まれている。また、その逆に、ホームのある側の開扉スイッチ131の表示器133に、開扉操作を許可する表示をするようプログラムしても構わない。
3A,3B カメラ
R 線路
100 画像
101 ホーム
102 レール
103 ホームの端面
103A 特徴画像
104 立ち上がり面
105 レール中心線
106L,106R 所定領域
図8において
R 線路
SP ジャイロセンサ起動地点
P1,P2,P3 ポイント
R1 1番線
R2 2番線
R3 3番線
R4 4番線
PF1〜PF4 ホーム
Claims (10)
- 列車の走行速度が所定値まで下がった時に、前記列車の最前部窓内側に固定したカメラにより前記列車の進行方向前方の所定範囲を連続的に撮影し、得られた画像のコンピュータによる画像処理によりその画像の所定領域にホームの特徴を表す像を抽出したとき、前記所定範囲にホームが存在すると判定することを特徴とするホーム検知方法。
- 列車の走行速度が所定値まで下がった時に、前記列車の最前部窓内側に固定したカメラにより前記列車の進行方向前方のレール中心線の左右両側の所定範囲を連続的に撮影し、得られた画像のコンピュータによる画像処理によりその画像の左右両側のハ字形の所定領域にホームの特徴を表す像を抽出したとき、前記ホームの特徴を表す像を抽出した所定領域に対応する左側または右側にホームが存在すると判定することを特徴とするホーム検知方法。
- 請求項1または2に記載のホーム検知方法において、前記ホームの特徴は、ホームの笠の端面の長手方向に連続する陰影やホームの上面の長手方向に連続する点字ブロック列であることを特徴とするホーム検知方法。
- 駅ごとに停車場構内(以下、構内という。)の少なくとも各ポイントおよびホーム線路の位置情報(緯度情報と経度情報。以下、同じ。)のデータならびに前記ポイントにおける列車の通過方向のデータを記憶させた構内線路情報テーブルを車上に備え、車上に搭載された測位装置から時々刻々入力する位置情報を前記構内線路情報テーブルと照合し、前記測位装置から入力した位置情報がいずれかのポイントの位置情報と一致したとき、車上に搭載されているジャイロセンサが出力する通過方向のデータが、前記構内線路情報テーブルに登録されている通過方向のデータのいずれと一致し、その後、前記測位装置から入力する位置情報が前記構内線路情報テーブルに登録されている着番線の位置情報のいずれと一致するかにより、前記列車が入線した着番線を特定し、入線した前記列車の走行速度が所定値まで下がった時に、前記列車の最前部窓内側に固定したカメラにより前記列車の進行方向前方のレール中心線の左右両側の所定範囲を連続的に撮影し、得られた画像のコンピュータによる画像処理によりその画像の左右両側の所定領域にホームの特徴を表す像を抽出したとき、前記特定された着番線の前記ホームの特徴を表す像を抽出した所定領域に対応する側に前記ホームが存在すると判定することを特徴とするホーム検知方法。
- 請求項4に記載のホーム検知方法において、前記構内線路情報テーブルに構内の列車進入方向の最初のポイントから所定距離手前の位置の位置情報も登録しておき、前記測位装置から入力した位置情報がその最初のポイントから所定距離手前の位置の位置情報と一致したときにジャイロセンサを起動させることを特徴とするホーム検知方法。
- 列車の最前部窓内側に固定され、進行方向前方を連続的に撮影するカメラと、列車の走行速度を検出する速度検出装置と、前記カメラが出力する画像信号と速度検出装置が出力する速度信号を入力して所定の制御および処理を行う演算処理装置と、画像処理プログラム等を格納している記憶装置とを有し、前記演算処理装置は、前記速度検出装置が検出する列車速度が所定速度以下になったときに前記カメラの撮影を開始させ、かつ前記カメラから入力する画像に対する画像処理プログラムの実行を開始させる起動部と、前記画像処理プログラムの実行により前記カメラから入力する画像中の所定範囲にホームの特徴を表す画像を抽出する画像処理部と、前記ホームの特徴を表す画像を抽出したときホームが有ると判定するホーム存在判定部とを有するホーム検知装置。
- 請求項6に記載のホーム検知装置において、前記カメラは列車の進行方向前方のレール中心線の左右両側の所定範囲を連続的に撮影するものであり、前記画像処理部はその撮影により得られた画像の画像処理によりその画像の左右両側の所定領域にホームの特徴を表す画像を抽出するものであり、前記ホーム存在判定部は前記画像処理部が前記ホームの特徴を表す画像を抽出した所定領域の側にホームが存在すると判定するものであることを特徴とするホーム検知装置。
- 請求項6に記載のホーム検知装置において、GPSおよびジャイロセンサの出力信号を用いて停止位置を判定する停止位置判定部と、その停止位置判定部の判定結果である着番線が、前記カメラが出力した画像の画像処理の結果であるホーム側に対応するか否かを判定する総合判定部とをさらに有することを特徴とするホーム検知装置。
- 請求項6、7または8に記載のホーム検知装置において、列車速度が所定速度以下になったときに前記ホーム検知装置のホーム存在判定部が列車の左側または右側にホームが有ると判定した場合は、前記列車のホームが有ると判定された側と反対側のドアの開扉操作が禁止されていることを示す表示器、もしくはホームのある側のドアの開扉操作が許可されていることを示す表示器を備えてなることを特徴とする列車の開扉支援装置。
- 請求項9に記載の列車の開扉支援装置において、前記表示器が開扉スイッチの中に表示内容が開扉スイッチの外側に表示されるように設けられていることを特徴とする列車の開扉支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014177153A JP6220322B2 (ja) | 2014-09-01 | 2014-09-01 | ホーム検知方法およびホーム検知装置ならびに列車の開扉支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014177153A JP6220322B2 (ja) | 2014-09-01 | 2014-09-01 | ホーム検知方法およびホーム検知装置ならびに列車の開扉支援装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016049908A JP2016049908A (ja) | 2016-04-11 |
JP6220322B2 true JP6220322B2 (ja) | 2017-10-25 |
Family
ID=55657736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014177153A Expired - Fee Related JP6220322B2 (ja) | 2014-09-01 | 2014-09-01 | ホーム検知方法およびホーム検知装置ならびに列車の開扉支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6220322B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7210157B2 (ja) * | 2018-04-20 | 2023-01-23 | 株式会社東芝 | 定位置停止制御装置 |
CN115265487B (zh) * | 2022-07-28 | 2023-03-31 | 宁波市特种设备检验研究院 | 一种基于摄影测量原理的站台限界仪及测量方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000127972A (ja) * | 1998-10-27 | 2000-05-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | プラットホーム安全設備 |
JP5030983B2 (ja) * | 2009-02-10 | 2012-09-19 | 株式会社日立製作所 | 列車の停止検知システム並びに列車の移動速度及び位置検出システム |
JP5469936B2 (ja) * | 2009-07-08 | 2014-04-16 | 東日本旅客鉄道株式会社 | ホーム判定装置およびホーム判定方法ならびにそのプログラム |
JP5489885B2 (ja) * | 2010-06-30 | 2014-05-14 | 三菱重工業株式会社 | 車両位置算出システム及び車両位置算出方法並びにそのプログラム |
JP5484280B2 (ja) * | 2010-09-21 | 2014-05-07 | 株式会社神戸製鋼所 | 列車停止位置検出方法及び列車停止位置検出装置 |
-
2014
- 2014-09-01 JP JP2014177153A patent/JP6220322B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016049908A (ja) | 2016-04-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11834040B2 (en) | Recognition and prediction of lane constraints and construction areas in navigation | |
US12106574B2 (en) | Image segmentation | |
JP6451844B2 (ja) | 車両位置判定装置及び車両位置判定方法 | |
Wohlfeil | Vision based rail track and switch recognition for self-localization of trains in a rail network | |
US11914041B2 (en) | Detection device and detection system | |
JP6280409B2 (ja) | 自車位置修正方法、ランドマークデータ更新方法、車載機、サーバおよび自車位置データ修正システム | |
CN107250840A (zh) | 用于求得机动车在路面上的横向位置信息的方法和机动车 | |
CN106462727A (zh) | 用于车道尽头识别的系统和方法 | |
JP2006208223A (ja) | 車両位置認識装置及び車両位置認識方法 | |
JP6707887B2 (ja) | 車両用装置 | |
KR20170124299A (ko) | 가상 주차선 생성에 의한 주차 지원 장치 및 그 방법 | |
JP2007178182A (ja) | 自車位置判定装置 | |
US20210208282A1 (en) | Detection device and detection system | |
JP4775658B2 (ja) | 地物認識装置・自車位置認識装置・ナビゲーション装置・地物認識方法 | |
JP5522475B2 (ja) | ナビゲーション装置 | |
CN109285381A (zh) | 用于探测停车场内的空闲区域的方法和系统 | |
CN114930123A (zh) | 用于检测交通灯的系统和方法 | |
JP6488913B2 (ja) | 車両位置判定装置及び車両位置判定方法 | |
JP2010210477A (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP2017009553A (ja) | 車両位置判定装置及び車両位置判定方法 | |
KR102158169B1 (ko) | 차선 인식장치 | |
JP6220322B2 (ja) | ホーム検知方法およびホーム検知装置ならびに列車の開扉支援装置 | |
JP6419011B2 (ja) | 地物画像認識システム、地物画像認識方法及びコンピュータプログラム | |
JP6629009B2 (ja) | 走行路附属物検出装置、走行路附属物および走行路検出方法 | |
JP2016049907A (ja) | 列車通過方向判定方法およびその装置並びに列車停止位置判定方法およびその装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161121 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170816 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170822 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170906 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170926 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170929 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6220322 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |