JP2014083723A - 画像処理装置及び画像処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙の搬送速度を検出するためのパターンに予備吐出を行う必要があるヘッダを含めて構成するようにした画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像処理装置の受付手段は、画像を受け付け、選択手段は、予備吐出を行う必要があるヘッダを選択し、生成手段は、前記選択手段によって選択されたヘッダを含めて構成されており、用紙の搬送速度を検出するためのパターンを生成し、出力手段は、前記生成手段によって生成されたパターンを前記受付手段によって受け付けられた画像に合成して出力し、読取手段は、前記出力手段によって出力された画像を読み取り、抽出手段は、前記読取手段によって読み取られた画像からパターンを抽出し、制御手段は、前記抽出手段によって抽出されたパターンを解析して、前記出力手段における用紙の搬送速度を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理プログラムに関する。
特許文献1には、連続紙による連続画像記録において、画像記録速度を低下させることなく予備吐出を行うことが可能なインクジェットプリンタにおいて、環境の変化にかかわりなく、一定の画像品位を維持させることを目的とし、記録ヘッダ内に配された複数のノズルよりインクを吐出させることで、所定の記録媒体に画像データを画像記録するインクジェットプリンタにおける画像記録方法であって、ノズル内のインクの粘性に影響を与える因子についての情報を取得する工程と、増粘したインクを吐出させるための予備吐出の間隔を、前記取得された情報に基づいて、決定する工程と、前記決定された間隔により、前記画像データの画像記録時に、前記予備吐出を行う工程とを備えることが開示されている。
特許文献2には、画質を劣化させることなく小型化を可能とする画像記録装置を提供することを課題とし、用紙へ記録ヘッダアレイからインク滴が吐出されて画像が記録され、画像記録時には、画像記録タイミング制御機構で搬送速度変動に応じて基準位置検出センサによる基準位置を起点に1周期分(駆動ロールの1回転分)の補正データにより補正された印字クロック信号を生成して、印字タイミング生成機構の各々へ出力し、印字タイミング生成機構では、基準位置検出センサからの駆動ロール基準位置信号をトリガとして補正印字クロック信号を生成し、インクジェット記録ヘッダへ出力し、このように、画像記録タイミング制御機構で、周期性を有する搬送速度変動に応じて画像記録タイミングを制御しているので、印字濃度ムラを解消できることが開示されている。
特許文献3には、記録媒体を無駄に消費することなく吐出口内の液体の粘度が高くなるのを抑制しつつ、記録媒体の記録品質が低下するのを抑制することを課題とし、フラッシングデータは、複数の画素がマトリクス配置された仮想領域において、予備吐出ドット候補である画素を含むものであり、画素は、主走査方向及び用紙搬送方向、及び、これらと45度で交差しつつ互いに直交する第3及び第4方向に延在する各直線に沿って配列された複数の画素の列内にそれぞれ1以下だけ配置されており、ヘッダ制御部は、画像ドットと画像ドットが形成されない位置にあるフラッシングデータに係るフラッシングドット候補に対応するフラッシングドットとが用紙に形成されるように、インクジェットヘッダを制御することが開示されている。
特許文献4には、ロール紙搬送タイプのプリンタにおけるカット位置を正しく認識し、カット精度を向上することを課題とし、ロール紙搬送タイプのプリンタにおいて、記録ヘッダ後にカッターならびにカット基準読み取りフォトセンサが設けられており、ロール紙に記録される画像と画像の間に予備吐出領域ならびにカット基準ラインが設けられており、予備吐出領域の幅をx、カット基準ラインの幅をyとした時にx<yとすることで予備吐出領域とカット基準ラインを誤認識することがないことが開示されている。
特許文献5には、予備吐出パターンを自由に選択可能とするとともに予備吐出パターンの追加変更が容易にでき、ヘッダ状態に応じた最適な予備吐出パターンで効率良くヘッダの予備駆動を行うことができるインクジェット記録装置を提供することを課題とし、予備吐出データ記憶制御手段と、印字データ又は予備吐出データを選択して出力する第1の選択手段と、入力画像データ又は予め用意されたヘッダ予備吐出パターンデータを選択して予備吐出データ記憶制御手段に出力する第2の選択手段とを備え、インクジェットヘッダのノズルを駆動するための駆動データは、第1の選択手段を通過してインクジェットヘッダに供給されると共に、第2の選択手段は、通常印字動作中の所定の期間内には入力画像データを選択し、印字開始前又は印字終了後にはヘッダ予備吐出パターンデータを選択することが開示されている。
特開2006−289748号公報 特開2007−283644号公報 特開2010−221570号公報 特開2007−144792号公報 特開2005−289072号公報
本発明は、用紙の搬送速度を検出するためのパターンに予備吐出を行う必要があるヘッダを含めて構成するようにした画像処理装置及び画像処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、画像を受け付ける受付手段と、予備吐出を行う必要があるヘッダを選択する選択手段と、前記選択手段によって選択されたヘッダを含めて構成されており、用紙の搬送速度を検出するためのパターンを生成する生成手段と、前記生成手段によって生成されたパターンを前記受付手段によって受け付けられた画像に合成して出力する出力手段と、前記出力手段によって出力された画像を読み取る読取手段と、前記読取手段によって読み取られた画像からパターンを抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出されたパターンを解析して、前記出力手段における用紙の搬送速度を制御する制御手段を具備することを特徴とする画像処理装置である。
請求項2の発明は、前記生成手段は、予め定められた色からなるパターンを生成し、前記抽出手段は、前記色からなるパターンを抽出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項3の発明は、前記制御手段は、前記パターンを構成する複数の点の位置を用いて定まる位置を算出し、該算出した複数のパターンの位置関係に基づいて、前記出力手段における用紙の搬送速度を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置である。
請求項4の発明は、コンピュータを、画像を受け付ける受付手段と、予備吐出を行う必要があるヘッダを選択する選択手段と、前記選択手段によって選択されたヘッダを含めて構成されており、用紙の搬送速度を検出するためのパターンを生成する生成手段と、前記生成手段によって生成されたパターンを前記受付手段によって受け付けられた画像に合成して出力する出力手段と、前記出力手段によって出力された画像を読み取る読取手段と、前記読取手段によって読み取られた画像からパターンを抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出されたパターンを解析して、前記出力手段における用紙の搬送速度を制御する制御手段として機能させるための画像処理プログラムである。
請求項1の画像処理装置によれば、用紙の搬送速度を検出するためのパターンに予備吐出を行う必要があるヘッダを含めて構成することができる。
請求項2の画像処理装置によれば、予め定められた色からなるパターンを抽出することができる。
請求項3の画像処理装置によれば、パターンを構成する点の位置関係に基づいて、用紙の搬送速度を制御することができる。
請求項4の画像処理プログラムによれば、用紙の搬送速度を検出するためのパターンに予備吐出を行う必要があるヘッダを含めて構成することができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態を実現する画像処理装置の全体構成を示す説明図である。 1次元配列のインクジェット記録ヘッダの構成例を示す説明図である。 2次元配列のインクジェット記録ヘッダの構成例を示す説明図である。 2次元配列のインクジェット記録ヘッダについてテスト印字を計測する処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 パターンテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である画像処理装置は、ヘッダからインク滴を吐出して画像を記録する装置(インクジェットプリンタ)であって、図1の例に示すように、予備吐出情報収集モジュール110、ラダーパターン生成モジュール120、画像受付モジュール130、画像出力モジュール140、制御処理モジュール150を有している。
予備吐出情報収集モジュール110は、ラダーパターン生成モジュール120と接続されている。予備吐出情報収集モジュール110は、予備吐出を行う必要があるヘッダを選択する。予備吐出とは、画像データの画像記録とは別に、予め定められたタイミングでインクの吐出を行い、新鮮なインクを不使用ノズル内に供給することで、気泡や塵埃、あるいは溶媒の蒸発で増粘し画像記録に適さなくなったインク等、吐出不良を引き起こす各種要因を除去し、画像記録に適した状態を維持しておくための処理をいう。予備吐出の方法としては、例えば、インク吸収体などで構成されるインク受けにインクを吐出させる方法があるが、本実施の形態では、用紙(記録媒体)に直接予備吐出を行う方法を採用する。そして、本実施の形態では、印刷する画像内にラダーパターンとして予備吐出を行う。つまり、画像の横幅と用紙の横幅の差がない場合であっても、ラダーパターン(予備吐出)を印刷することとなる。
「予備吐出を行う必要があるヘッダ」を選択するために、画像出力モジュール140内のヘッダ毎にインク吐出を行った回数を計数(カウント)する。また、そのカウンタをリセットするタイミングとして、予め定められた時間間隔、又は予め定められた印刷単位(例えば、用紙N枚毎(Nは1以上の整数)、印刷指示毎、Nライン毎等)であってもよい。例えば、ヘッダの選択は、インク吐出回数が予め定められた閾値未満又は以下であるヘッダを選択する。予め定められた閾値としては、ヘッダの特性から定められている値、他のヘッダの回数(最多値、平均値、最頻値、中央値等)に対して計数(1を含む)を乗算した値等がある。
また、予備吐出情報収集モジュール110は、色毎にヘッダを選択するようにしてもよい。例えば、YMCK(イエロー、マゼンダ、シアン、ブラック)のそれぞれに吐出回数をカウントし、前述と同様の方法で色を選択してもよい。ここで、色を選択するとは、ヘッダを選択することと同等である。
ラダーパターン生成モジュール120は、予備吐出情報収集モジュール110、画像出力モジュール140と接続されている。ラダーパターン生成モジュール120は、予備吐出情報収集モジュール110によって選択されたヘッダを含めて構成されており、用紙の搬送速度を検出するためのパターンを生成する。用紙の搬送速度を検出するためのパターンは、一般的にラダーパターンといわれている。このラダーパターンを印刷するために用いるヘッダとして、予備吐出情報収集モジュール110によって選択されたものが含まれているように、ラダーパターンを生成する。例えば、予め定められた複数種のラダーパターンから選択するようにしてもよいし、予め定められたアルゴリズムにしたがって生成するようにしてもよい。なお、ラダーパターンは、予備吐出情報収集モジュール110によって選択されたヘッダだけで構成されていてもよいし、予備吐出情報収集モジュール110によって選択されたヘッダ以外のヘッダが含まれていてもよい。また、複数種のラダーパターンを生成する場合は、その複数種のラダーパターンで予備吐出情報収集モジュール110によって選択されたヘッダが含まれていればよい。生成するラダーパターンとしては、例えば、後述する点(ドット)によって構成されている五角形等のパターン(点が頂点となっている図形)、予め定められた色からなるパターン等がある。パターンとしては、複数の点で構成されている2次元的に特徴がある図形(三角形、四角形等)がある。ここで「特徴がある図形」とは、パターンマッチング等によってパターンを認識しやすい形状をいう。また、複数色によって構成されているパターンであってもよい。
また、予備吐出情報収集モジュール110が色を選択した場合は、その色のヘッダを他の色のヘッダよりも多く含むようにパターンを生成してもよい。もちろんのことながら、他の色のヘッダは、0であってもよい。つまり、選択された色だけで構成されているパターンを生成してもよい。
また、ラダーパターン生成モジュール120は、ラダーパターンを印刷する位置を予め定められた領域内に限るようにしてもよい。例えば、副走査方向の予め定められた範囲内にラダーパターンが印刷されるようにしてもよい。つまり、ラダーパターンが搬送方向に並ぶようになる。
そして、ラダーパターン生成モジュール120は、生成したパターンに関する情報を例えばパターンテーブル800として記憶する。図8は、パターンテーブル800のデータ構造例を示す説明図である。パターンテーブル800は、パターンID欄810、ドット数欄820、ドット位置(1)欄830、ドット位置(2)欄840等を有している。パターンID欄810は、パターンを本実施の形態において一意に識別できる情報(パターンID)を記憶する。ドット数欄820は、そのパターンを構成するドットの数(頂点数)を記憶する。その数だけ、ドット位置(1)欄830、ドット位置(2)欄840等が続く。ドット位置(1)欄830等は、そのドットの画像内の位置(座標)を記憶する。
画像受付モジュール130は、画像出力モジュール140と接続されている。画像受付モジュール130は、画像を受け付けて、その画像を画像出力モジュール140へ渡す。画像を受け付けるとは、例えば、スキャナ、カメラ等で画像を読み込むこと、ファックス等で通信回線を介して外部機器から画像を受信すること、ハードディスク(コンピュータに内蔵されているものの他に、ネットワークを介して接続されているもの等を含む)等に記憶されている画像を読み出すこと等が含まれる。画像は、2値画像、多値画像(カラー画像を含む)であってもよい。受け付ける画像は、1枚であってもよいし、複数枚であってもよい。また、画像の内容として、ビジネスに用いられる文書、広告宣伝用のパンフレット、写真等であってもよい。
画像出力モジュール140は、ラダーパターン生成モジュール120、画像受付モジュール130、画像出力制御モジュール156と接続されている。画像出力モジュール140は、ラダーパターン生成モジュール120によって生成されたラダーパターンを画像受付モジュール130によって受け付けられた画像に合成して出力する。ここでの出力とは、いわゆる印刷であり、ラダーパターンが含まれている画像を用紙に印刷する。画像出力モジュール140は、インクジェットプリンタにおける出力装置部分であり、前述のヘッダからインク滴を吐出することによって印刷する。また、本実施の形態では、ラダーパターンを印刷するとは、予備吐出を行うことでもある。
制御処理モジュール150は、画像読取モジュール152、ラダーパターン解析モジュール154、画像出力制御モジュール156を有している。
画像読取モジュール152は、ラダーパターン解析モジュール154と接続されている。画像読取モジュール152は、画像出力モジュール140によって出力された画像を読み取る。
ラダーパターン解析モジュール154は、画像読取モジュール152、画像出力制御モジュール156と接続されている。ラダーパターン解析モジュール154は、画像読取モジュール152によって読み取られた画像からラダーパターン生成モジュール120によって生成されたラダーパターンを抽出する。抽出する方法としては、いわゆるパターンマッチング等の方法を採用すればよい。例えば、点によって構成されている五角形等のパターン、予め定められた色からなるパターンを抽出する。また、ラダーパターンを印刷する位置が予め定められた領域内に限られている場合は、その範囲内だけを対象にして抽出するようにしてもよい。また、パターンテーブル800を参照して、その座標の近辺(その座標を中心として予め定められた距離の半径内)において、ラダーパターンを抽出するようにしてもよい。
画像出力制御モジュール156は、画像出力モジュール140、ラダーパターン解析モジュール154と接続されている。画像出力制御モジュール156は、ラダーパターン解析モジュール154によって抽出されたラダーパターンを解析して、画像出力モジュール140における用紙の搬送速度を制御する。制御の方法は、既に知られている制御方法を用いればよい。
また、画像出力制御モジュール156は、ラダーパターンを構成する複数の点の位置を用いて定まる位置を算出し、その算出した複数のパターンの位置関係に基づいて、画像出力モジュール140における用紙の搬送速度を制御するようにしてもよい。「ラダーパターンを構成する複数の点の位置を用いて定まる位置」としては、例えば、そのラダーパターン(図形の頂点)の中心、重心等がある。また、「算出した複数のパターンの位置関係」とは、画像に合成したラダーパターンの位置関係と実際に印刷されたラダーパターンの位置関係が異なった場合に、用紙の搬送速度を遅く、又は速くする制御を行う。例えば、2つのラダーパターン間の距離が長くなった場合、用紙の搬送速度を速くする制御を行う。比較する距離は、パターンテーブル800を参照して算出した距離とラダーパターン解析モジュール154によって抽出されたラダーパターン間の距離である。
図2は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS202では、予備吐出情報収集モジュール110が、ヘッダ毎のインク吐出回数を収集する。
ステップS204では、予備吐出情報収集モジュール110が、予備吐出が必要なヘッダを選択する。
ステップS206では、ラダーパターン生成モジュール120が、選択されたヘッダを用いたラダーパターンを作成する。
ステップS208では、画像受付モジュール130が、対象とする画像を受け付ける。
ステップS210では、画像出力モジュール140が、画像とラダーパターンを合成する。
ステップS212では、画像出力モジュール140が、ラダーパターンが合成された画像を出力する。
ステップS214では、画像読取モジュール152が、出力された画像を読み取る。
ステップS216では、ラダーパターン解析モジュール154が、画像内のラダーパターンを読み取る。
ステップS218では、ラダーパターン解析モジュール154が、ラダーパターンを解析する。
ステップS220では、画像出力制御モジュール156が、解析結果に基づいて、画像出力モジュール140の速度を制御する。
図3は、本実施の形態を実現する画像処理装置の全体構成を示す説明図である。インクジェット記録装置12の筐体14内の下部には給紙手段(給紙トレイ)16が備えられており、給紙手段16内に積層された用紙Pをピックアップロール18で1枚ずつ取り出すことができる。取り出された用紙Pは、所定の搬送経路22を構成する複数の搬送ローラ対20で搬送される。以下、単に「搬送方向」というときは、記録媒体である用紙Pの搬送方向をいい、「上流」、「下流」というときはそれぞれ、搬送方向の上流及び下流を意味するものとする。
給紙手段16の上方には、搬送手段としての駆動ロール24及び従動ロール26に張架された無端状の搬送ベルト28が配置されている。搬送ベルト28の上方には記録ヘッダアレイ30が配置されており、搬送ベルト28の平坦部分28Fに対向している。この対向した領域が、記録ヘッダアレイ30からインク滴が吐出される吐出領域SEとなっている。搬送経路22を搬送された用紙Pは、搬送ベルト28で保持されてこの吐出領域SEに至り、記録ヘッダアレイ30に対向した状態で、記録ヘッダアレイ30から画像情報に応じたインク滴が付着される。
そして、用紙Pを搬送ベルト28で保持した状態で搬送させることで、吐出領域SE内に用紙Pを通過させて画像記録を行うことができる。なお、用紙Pを搬送ベルト28で保持した状態で周回させることで、吐出領域SE内に複数回通過させて、いわゆるマルチパスによる画像記録を行うこともできる。
なお、記録媒体である用紙Pを記録ヘッダアレイ30へ搬送する手段としては、搬送ベルト28に限られない。例えば円筒状あるいは円柱状に形成された搬送ローラの外周に、記録媒体(用紙P)を吸着保持して回転させる構成でもよい。ただし、本実施の形態のように搬送ベルト28を使用すると平坦部分28Fが構成されるので、この平坦部分28Fに対応させて記録ヘッダアレイ30を配置でき、好ましいものである。
記録ヘッダアレイ30は、本実施の形態では、有効な記録領域が用紙Pの幅(搬送方向と直交する方向の長さ)以上とされた長尺状とされ、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の4色それぞれに対応した4つのインクジェット記録ヘッダ32が搬送方向に沿って配置されており、フルカラーの画像を記録可能になっている。なお、それぞれのインクジェット記録ヘッダ32においてインク滴を吐出する方法は特に限定されず、いわゆるサーマル方式や圧電方式等、公知のものを適用できる。
各インクジェット記録ヘッダ32は、記録ヘッダコントローラによって作動が制御されるようになっている。記録ヘッダコントローラは、例えば、画像情報に応じてインク滴の吐出タイミングや使用するインク吐出口(ノズル)を決め、駆動信号をインクジェット記録ヘッダ32に送る。なお、記録ヘッダアレイ30は、搬送方向と直交する方向に不動とされていてもよいが、必要に応じて移動するように構成しておくと、マルチパスによる画像記録で、より解像度の高い画像を記録したり、インクジェット記録ヘッダ32の不具合を記録結果に反映させないようにしたりできる。
図示は省略したが、記録ヘッダアレイ30の近傍(搬送方向の上流側及び下流側の少なくとも一方側)に、記録ヘッダアレイ30と、搬送ベルト28との間の間隙に移動して所定のメンテナンス動作(バキューム、ダミージェット、ワイピング、キャッピング等)を行うためのメンテナンスユニットが配置されている。
一方、記録ヘッダアレイ30の下流側には、CCDにより構成されたラインセンサ84が記録ヘッダアレイ30によって用紙Pに記録された画像を撮像可能に配置されている。ラインセンサ84は、有効な撮像領域が用紙Pの幅(搬送方向と直交する方向の長さ)以上とされた長尺状とされ、フルカラーの画像を読み取り可能となっている。なお、ラインセンサ84は、撮像画像の解像度がインクジェット記録ヘッダ32による画像記録の解像度に対して4倍程度(ノズル解像度に対して2倍程度)となるものが適用されている。なお、ラインセンサ84としてCCDラインセンサを適用しているが、これに限らず、CMOSイメージ・センサ等の他の固体撮像素子を適用することもできる。また、ラインセンサ84は、センサコントローラによって作動が制御されるようになっている。
また、図示は省略したが、記録ヘッダアレイ30の上流側に、電源が接続された帯電ロールが配置される。帯電ロールは、駆動ロール24との間で搬送ベルト28及び用紙Pを挟みつつ従動し、用紙Pを搬送ベルト28に押圧する押圧位置と、搬送ベルト28から離間した離間位置との間を移動可能とされている。押圧位置では、用紙Pに電荷を与えて搬送ベルト28に静電吸着させるようになっている。
記録ヘッダアレイ30のラインセンサ84よりも下流側には、アルミプレート等で形成された剥離プレート40が配置されており、用紙Pを搬送ベルト28から剥離することができる。剥離された用紙Pは、剥離プレート40の下流側で排出経路44を構成する複数の排出ローラ対42で搬送され、筐体14の上部に設けられた排紙手段46に排出される。
剥離プレート40の下方には、駆動ロール24との間で搬送ベルト28を挟持可能なクリーニングロール48が配置されており、搬送ベルト28の表面をクリーニングするようになっている。
給紙手段16と搬送ベルト28の間には、複数の反転用ローラ対50で構成された反転経路52が設けられており、片面に画像記録された用紙Pを反転させて搬送ベルト28に保持させることで、用紙Pの両面への画像記録を容易に行えるようになっている。
搬送ベルト28と排紙手段46の間には、4色の各インクをそれぞれ貯留するインクタンク54が設けられている。インクタンク54のインクは、図示しないインク供給配管によって、記録ヘッダアレイ30に供給される。インクとしては、水性インク、油性インク、溶剤系インク等、公知の各種インクを使用できる。
次に、本実施形態に係るインクジェット記録ヘッダ32の構成を説明する。
図4に示されるように、各色のインクジェット記録ヘッダ32は、各々画像記録用のインク滴を吐出する複数のノズルNが所定方向に対して直線状に同一の間隔(ピッチ)Sで配置されたノズル群Gから構成されている。インクジェット記録ヘッダ32は、搬送方向に対して傾斜角θを有するように配列される。なお、間隔S、傾斜角θ、ノズル数は表記のために例示したもので、その数は図面のものに限定されない。
また、本実施の形態では、以下に詳述するように画像記録タイミングを調整するため、図5の例に示す2次元配列のノズルNを有するインクジェット記録ヘッダ32を取り付け可能である。図5の例に示されるように、このインクジェット記録ヘッダ32は、図4の例に示す直線状に配置されたノズル群GをノズルNの配列方向と交差する方向に複数(図5の例では3つ)配設される。すなわち、複数のノズルNが所定方向に対して直線状に同一の間隔(ピッチ)Sで配置されたノズル群Gを有する複数のヘッダユニット32A,32B,32Cが、隣接するヘッダユニットに配置されているノズル群Gの搬送方向Hに対して重なり合わないように配列されている。なお、ヘッダユニット32A〜32Cは同一仕様のものであるが、以下の説明で、ヘッダユニット個別の説明をするとき、便宜上、インクジェット記録ヘッダ32をヘッダユニット32A〜32Cのいずれかとして区別して表記する場合がある。
図6は、2次元配列のインクジェット記録ヘッダについてテスト印字を計測する処理例を示す説明図である。
搬送速度の検出(搬送速度の変動特性の検出を含めてもよい)として、図6の例に示すテスト印字であるラダーパターンの印刷を行い、これを計測して求める。
2次元配列のノズルNを有するインクジェット記録ヘッダ32の場合(図5参照)、図6の例に示すように、搬送方向と交差方向の主走査方向に同じ位置のノズルNで一定間隔おき(ドットピッチ)に印字する。この印字されたドット間隔を計測することで、搬送速度変動に対応するテストパターン(ドット)によるライン間隔ムラを検出する。すなわち、搬送速度変動を有する場合、印字されたドット間隔は、搬送方向に周期的な長短となって現れる。このため、搬送方向について間隔の距離分布を計測することで、その周期的な距離分布が変動特性に対応することになる。したがって、各色毎に、ノズルNで印字されたラダーパターンの間隔を測定し、搬送速度変動を検出することにより変動特性及び各ヘッダの位相を検出することができる。もちろんのことながら、ラダーパターンとして前述したような2次元的に特徴がある図形の場合も、同等の処理を行えばよい。つまり、ラダーパターン間の間隔が、ここでのドット間隔に該当する。
この検出した変動特性及び各ヘッダの位相に応じて、画像出力制御モジュール156がフォードバック制御を行う。
次に、ラダーパターン解析モジュール154、画像出力制御モジュール156による処理について説明する。
図7は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。用紙720に画像を印刷しており、図7(a)の例では、下方向から上方向が用紙の進行方向750であり、用紙720を搬送し、記録ヘッダ710によって画像が印刷されているところ(用紙(画像記録済部分)730)を示している。例えば、領域740内には、図7(b)の例に示すようなラダーパターンが印刷されている。つまり、ラダーパターンとして、シアンで印刷されたドット(C)772、ドット(C)775、ドット(C)777、ドット(C)776、ドット(C)774で構成されている五角形のパターンがある。ラダーパターン解析モジュール154は、このラダーパターンを抽出する。そして、画像出力制御モジュール156は、その五角形のパターン重心780を算出する。そして、副走査方向にある他のラダーパターンを抽出して、その重心を算出して、重心間の距離Aを算出する。そして、パターンテーブル800を参照して本来のラダーパターン間の距離Bを算出する。そして、この2つの距離を比較して、その比較結果によって画像出力モジュール140を制御する。つまり、距離Aが距離Bよりも長い場合は搬送速度を遅くし、距離Aが距離Bよりも短い場合は搬送速度を速くすればよい。
図9を参照して、本実施の形態の画像処理装置のハードウェア構成例について説明する。図9に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)などによって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部917と、プリンタなどのデータ出力部918を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)901は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、予備吐出情報収集モジュール110、ラダーパターン生成モジュール120、画像受付モジュール130、画像出力モジュール140、制御処理モジュール150、画像読取モジュール152、ラダーパターン解析モジュール154、画像出力制御モジュール156等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)902は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)903は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス904により相互に接続されている。
ホストバス904は、ブリッジ905を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス906に接続されている。
キーボード908、マウス等のポインティングデバイス909は、操作者により操作される入力デバイスである。ディスプレイ910は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)などがあり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。
HDD(Hard Disk Drive)911は、ハードディスクを内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU901によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクには、出力対象の画像、ラダーパターンデータなどが格納される。さらに、その他の各種のデータ処理プログラム等、各種コンピュータ・プログラムが格納される。
ドライブ912は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体913に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース907、外部バス906、ブリッジ905、及びホストバス904を介して接続されているRAM903に供給する。リムーバブル記録媒体913も、ハードディスクと同様のデータ記録領域として利用可能である。
接続ポート914は、外部接続機器915を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート914は、インタフェース907、及び外部バス906、ブリッジ905、ホストバス904等を介してCPU901等に接続されている。通信部916は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部917は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部918は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図9に示す画像処理装置のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図9に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図9に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
110…予備吐出情報収集モジュール
120…ラダーパターン生成モジュール
130…画像受付モジュール
140…画像出力モジュール
150…制御処理モジュール
152…画像読取モジュール
154…ラダーパターン解析モジュール
156…画像出力制御モジュール

Claims (4)

  1. 画像を受け付ける受付手段と、
    予備吐出を行う必要があるヘッダを選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択されたヘッダを含めて構成されており、用紙の搬送速度を検出するためのパターンを生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成されたパターンを前記受付手段によって受け付けられた画像に合成して出力する出力手段と、
    前記出力手段によって出力された画像を読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって読み取られた画像からパターンを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出されたパターンを解析して、前記出力手段における用紙の搬送速度を制御する制御手段
    を具備することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記生成手段は、予め定められた色からなるパターンを生成し、
    前記抽出手段は、前記色からなるパターンを抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記パターンを構成する複数の点の位置を用いて定まる位置を算出し、該算出した複数のパターンの位置関係に基づいて、前記出力手段における用紙の搬送速度を制御する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. コンピュータを、
    画像を受け付ける受付手段と、
    予備吐出を行う必要があるヘッダを選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択されたヘッダを含めて構成されており、用紙の搬送速度を検出するためのパターンを生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成されたパターンを前記受付手段によって受け付けられた画像に合成して出力する出力手段と、
    前記出力手段によって出力された画像を読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって読み取られた画像からパターンを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出されたパターンを解析して、前記出力手段における用紙の搬送速度を制御する制御手段
    として機能させるための画像処理プログラム。
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