JP2014083604A - 工具昇降装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、第1の工具を使用した作業と第2の工具を使用した作業において、低コストで作業者のしゃがみ回数を減少させて作業負担軽減を図ることを目的とする。
【解決手段】本発明に係る工具昇降装置によると、昇降可能な状態で装置架台14に連結されており、第1の工具4と第2の工具5を支持できる工具支持部材20と、工具支持部材20が基準高さ位置にあるときに、装置架台14に対する工具支持部材20の昇降を禁止するロック機構30と、第1の工具4の重量と工具支持部材20の重量とを加えた重量より大きい力で、第2の工具5の重量と工具支持部材20の重量とを加えた重量よりは小さい力を工具支持部材20に対して上昇方向に加える引き上げ機構40とを有しており、工具支持部材20から第1の工具4を取り出す際に、ロック機構30のロック状態を解除できるように構成されている。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る工具昇降装置によると、昇降可能な状態で装置架台14に連結されており、第1の工具4と第2の工具5を支持できる工具支持部材20と、工具支持部材20が基準高さ位置にあるときに、装置架台14に対する工具支持部材20の昇降を禁止するロック機構30と、第1の工具4の重量と工具支持部材20の重量とを加えた重量より大きい力で、第2の工具5の重量と工具支持部材20の重量とを加えた重量よりは小さい力を工具支持部材20に対して上昇方向に加える引き上げ機構40とを有しており、工具支持部材20から第1の工具4を取り出す際に、ロック機構30のロック状態を解除できるように構成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、作業姿勢に合わせて、使用工具を昇降させる工具昇降装置に関する。
例えば、図1に示すように、車両Mの乗降口Dの周縁に防水用のシーラを塗布する作業では、幅狭用のシーラガン3を使用して乗降口Dの上側位置Duと下側位置Ddとにシーラを塗布し、幅広用のシーラガン5を使用して乗降口Dの後側面位置Dyにシーラを塗布する。
この作業において、作業者は、先ず、立った状態で幅狭用のシーラガン3を取り、乗降口Dの上側位置Duにシーラを塗布した後、しゃがんだ状態で乗降口Dの下側位置Ddにシーラを塗布する。次に、立って幅狭用のシーラガン3を元の位置に戻してからヘラ4を取り、しゃがんだ状態でヘラ4を使用して下側位置Ddのシーラの余剰部分を除去する。次に、立ってヘラ4を元の位置に戻してから幅広用のシーラガン5を取り、しゃがんだ状態から立ち上がりながら下から上に後側面位置Dyにシーラを塗布する。そして、立った状態で幅広用のシーラガン5を元の位置に戻し、再び、ヘラ4を取って上側位置Duと後側面位置Dyのシーラの余剰部分を除去し、そのヘラ4を元の位置に戻す。
この一連の作業において、作業者のしゃがむ回数が多いため、作業者の作業負担が大きくなる。
この点を改善するため、作業者の作業姿勢に合わせてシーラガン3,5及びヘラ4を昇降させるのが好ましい。
特許文献1には、作業テーブル上に設けられた工具交換手段と、作業テーブルの下側に設けられた工具マガジンとの間で、工具を電動の昇降手段により自動的に移動させる構成が記載されている。
この作業において、作業者は、先ず、立った状態で幅狭用のシーラガン3を取り、乗降口Dの上側位置Duにシーラを塗布した後、しゃがんだ状態で乗降口Dの下側位置Ddにシーラを塗布する。次に、立って幅狭用のシーラガン3を元の位置に戻してからヘラ4を取り、しゃがんだ状態でヘラ4を使用して下側位置Ddのシーラの余剰部分を除去する。次に、立ってヘラ4を元の位置に戻してから幅広用のシーラガン5を取り、しゃがんだ状態から立ち上がりながら下から上に後側面位置Dyにシーラを塗布する。そして、立った状態で幅広用のシーラガン5を元の位置に戻し、再び、ヘラ4を取って上側位置Duと後側面位置Dyのシーラの余剰部分を除去し、そのヘラ4を元の位置に戻す。
この一連の作業において、作業者のしゃがむ回数が多いため、作業者の作業負担が大きくなる。
この点を改善するため、作業者の作業姿勢に合わせてシーラガン3,5及びヘラ4を昇降させるのが好ましい。
特許文献1には、作業テーブル上に設けられた工具交換手段と、作業テーブルの下側に設けられた工具マガジンとの間で、工具を電動の昇降手段により自動的に移動させる構成が記載されている。
しかし、シーラガン3,5及びヘラ4等の工具を電動の昇降手段により昇降させる構成では、モータ等の駆動源と、その駆動源を制御する制御手段とが必要になりコストアップになる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、第1の工具を使用した作業と第2の工具を使用した作業において、低コストで作業者のしゃがみ回数を減少させて、作業者の負担軽減を図ることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、装置架台と、昇降可能な状態で前記装置架台に連結されており、第1の工具と第2の工具を支持できる工具支持部材と、前記工具支持部材が基準高さ位置にあるときに、前記装置架台に対する前記工具支持部材の昇降を禁止するロック機構と、第1の工具の重量と工具支持部材の重量とを加えた重量より大きい力で、第2の工具の重量と工具支持部材の重量とを加えた重量よりは小さい力を前記工具支持部材に対して上昇方向に加える引き上げ機構とを有しており、前記工具支持部材から前記第1の工具を取り出す際に、前記ロック機構のロック状態を解除できるように構成されていることを特徴とする。
請求項1の発明は、装置架台と、昇降可能な状態で前記装置架台に連結されており、第1の工具と第2の工具を支持できる工具支持部材と、前記工具支持部材が基準高さ位置にあるときに、前記装置架台に対する前記工具支持部材の昇降を禁止するロック機構と、第1の工具の重量と工具支持部材の重量とを加えた重量より大きい力で、第2の工具の重量と工具支持部材の重量とを加えた重量よりは小さい力を前記工具支持部材に対して上昇方向に加える引き上げ機構とを有しており、前記工具支持部材から前記第1の工具を取り出す際に、前記ロック機構のロック状態を解除できるように構成されていることを特徴とする。
本発明によると、第1の工具を使用して作業を行う際に、工具支持部材から第1の工具を取り出すと、ロック機構のロック状態が解除される。このとき、工具支持部材には第2の工具が支持されているため、工具支持部材は自重と第2の工具の重量により、引き上げ機構の引き上げ力に抗して基準高さ位置から下降する。
即ち、第1の工具を使用したしゃがみ作業中に工具支持部材と第2の工具とが下降するため、第1の工具を使用した作業後、しゃがんだ状態で第1の工具を工具支持部材に戻し、第2の工具を取り出すことができる。
そして、第2の工具を工具支持部材から取り出すと、工具支持部材と第1の工具とは引き上げ機構の引き上げ力で基準高さ位置まで戻される。
このように、第1の工具をしゃがんだ状態で使用した後、立ち上がって第1の工具を戻し、第2の工具を取り出して再びしゃがむ必要が無くなるため、しゃがむ回数が減少し、作業者の負担軽減を図ることができる。
また、第1の工具と第2の工具との重量差により、工具支持部材を昇降させる構成のため昇降駆動源及び制御手段が不要になり設備コストの低減を図ることができる。
即ち、第1の工具を使用したしゃがみ作業中に工具支持部材と第2の工具とが下降するため、第1の工具を使用した作業後、しゃがんだ状態で第1の工具を工具支持部材に戻し、第2の工具を取り出すことができる。
そして、第2の工具を工具支持部材から取り出すと、工具支持部材と第1の工具とは引き上げ機構の引き上げ力で基準高さ位置まで戻される。
このように、第1の工具をしゃがんだ状態で使用した後、立ち上がって第1の工具を戻し、第2の工具を取り出して再びしゃがむ必要が無くなるため、しゃがむ回数が減少し、作業者の負担軽減を図ることができる。
また、第1の工具と第2の工具との重量差により、工具支持部材を昇降させる構成のため昇降駆動源及び制御手段が不要になり設備コストの低減を図ることができる。
請求項2の発明によると、ロック機構は、装置架台に設けられた受け具と、前記受け具と係合可能な係合位置と係合解除位置間で移動できるように工具支持部材に取付けられたフックと、前記フックを前記係合位置に保持するバネ材と、第1の工具を支持可能な構成で、前記フックに連結された支持ケースとを有しており、前記支持ケースを予め決められた方向に押圧することで、前記フックがバネ材の力に抗して係合解除方向に移動する構成であることを特徴とする。
これにより、第1の工具を取り出す際、その第1の工具を支持する支持ケースを押圧することで、ロック機構のロック状態を解除することができる。
これにより、第1の工具を取り出す際、その第1の工具を支持する支持ケースを押圧することで、ロック機構のロック状態を解除することができる。
請求項3の発明によると、引き上げ機構は、工具支持部材に連結された紐状体と、装置架台に支持されており、前記紐状体を巻き取るドラムと、前記ドラムに装着されて、前記紐状体に対して一定の引き上げ力を付与する弾性体とを有していることを特徴とする。
請求項4の発明によると、装置架台が車両の搬送ラインと同期して移動可能なように構成されていることを特徴とする。
請求項5の発明によると、第1の工具は、車両に塗布されたシーラの余剰部分を除去するヘラであり、第2の工具は、車両にシーラを塗布するためのシーラガンであることを特徴とする。
請求項5の発明によると、第1の工具は、車両に塗布されたシーラの余剰部分を除去するヘラであり、第2の工具は、車両にシーラを塗布するためのシーラガンであることを特徴とする。
本発明によると、第1の工具を使用した作業と第2の工具を使用した作業において、低コストで作業者のしゃがみ回数を減少させることができ、作業者の負担軽減を図ることができる。
[実施形態1]
以下、図1〜図5に基づいて本発明の実施形態1に係る工具昇降装置について説明する。本実施形態に係る工具昇降装置は、車両搬送ラインのシーラ塗布作業において作業者の姿勢に合わせてシーラガン、ヘラ等を昇降させる装置である。
なお、図中の前後左右、及び上下は、工具昇降装置の前後左右、及び上下に対応している。
以下、図1〜図5に基づいて本発明の実施形態1に係る工具昇降装置について説明する。本実施形態に係る工具昇降装置は、車両搬送ラインのシーラ塗布作業において作業者の姿勢に合わせてシーラガン、ヘラ等を昇降させる装置である。
なお、図中の前後左右、及び上下は、工具昇降装置の前後左右、及び上下に対応している。
<工具昇降装置10の概要について>
工具昇降装置10は、図1、図2に示すように、車両搬送ラインRと同期して移動できるように構成された装置架台12と、その装置架台12に対して昇降できるように連結された工具支持部材20と、前記装置架台12に対する工具支持部材20の昇降を禁止するロック機構30と、工具支持部材20に対して一定の引き上げ力を加える引き上げ機構40とから構成されている。
工具昇降装置10は、図1、図2に示すように、車両搬送ラインRと同期して移動できるように構成された装置架台12と、その装置架台12に対して昇降できるように連結された工具支持部材20と、前記装置架台12に対する工具支持部材20の昇降を禁止するロック機構30と、工具支持部材20に対して一定の引き上げ力を加える引き上げ機構40とから構成されている。
<装置架台12について>
装置架台12は、図1、図2に示すように、天井台車部13と、その天井台車部13の中央に吊り支持された支柱部14とから側面略T字形に形成されている。天井台車部13は、車両搬送ラインRの天井位置でその車両搬送ラインRの搬送方向(前後方向)に延びるガイドレールRL上に設置されており、車両搬送ラインRによって搬送される車両Mと同期してガイドレールRLに沿って移動できるように構成されている。
装置架台12の支柱部14は、工具支持部材20を昇降可能に支持する直線状の支柱であり、その支柱部14の上端がブラケット(図示省略)により天井台車部13の下面に固定されている。また、支柱部14の下側前面には、図2等に示すように、工具支持部材20を昇降可能にガイドする昇降レール14rが上下方向に延びるように取付けられている。さらに、支柱部14の下端後面には、幅狭用のシーラガン3の操作レバー(図示省略)が掛けられるU字形の固定支持棒14bが取付けられている。また、支柱部14の後面には、図1に示すように、幅狭用のシーラガン3と、後記する幅広用のシーラガン5とにそれぞれシーラを供給するためのホース3h,5hが支柱部14に沿ってバンド12x等により拘束されている。
装置架台12は、図1、図2に示すように、天井台車部13と、その天井台車部13の中央に吊り支持された支柱部14とから側面略T字形に形成されている。天井台車部13は、車両搬送ラインRの天井位置でその車両搬送ラインRの搬送方向(前後方向)に延びるガイドレールRL上に設置されており、車両搬送ラインRによって搬送される車両Mと同期してガイドレールRLに沿って移動できるように構成されている。
装置架台12の支柱部14は、工具支持部材20を昇降可能に支持する直線状の支柱であり、その支柱部14の上端がブラケット(図示省略)により天井台車部13の下面に固定されている。また、支柱部14の下側前面には、図2等に示すように、工具支持部材20を昇降可能にガイドする昇降レール14rが上下方向に延びるように取付けられている。さらに、支柱部14の下端後面には、幅狭用のシーラガン3の操作レバー(図示省略)が掛けられるU字形の固定支持棒14bが取付けられている。また、支柱部14の後面には、図1に示すように、幅狭用のシーラガン3と、後記する幅広用のシーラガン5とにそれぞれシーラを供給するためのホース3h,5hが支柱部14に沿ってバンド12x等により拘束されている。
<工具支持部材20について>
工具支持部材20は、幅広用のシーラガン5と、塗布したシーラの余剰部分を除去するヘラ4とを支持した状態で、装置架台12の支柱部14に沿って昇降可能に構成された縦長の板材である。工具支持部材20の裏面側には、図2等に示すように、装置架台12の支柱部14の昇降レール14rと嵌合してその昇降レール14rに沿って昇降可能に構成された摺動部22が取付けられている。また、工具支持部材20の表面(前面)下側には、幅広用のシーラガン5の操作レバー5z(図3等参照)が掛けられるU字形の可動支持棒23が取付けられている。なお、図3等では、幅広用のシーラガン5が掛けられる可動支持棒23は省略されている。
また、工具支持部材20の表面には、図3等に示すように、ロック機構30のフック32とリンク35,36とバネ材37等が取付けられている。
工具支持部材20は、幅広用のシーラガン5と、塗布したシーラの余剰部分を除去するヘラ4とを支持した状態で、装置架台12の支柱部14に沿って昇降可能に構成された縦長の板材である。工具支持部材20の裏面側には、図2等に示すように、装置架台12の支柱部14の昇降レール14rと嵌合してその昇降レール14rに沿って昇降可能に構成された摺動部22が取付けられている。また、工具支持部材20の表面(前面)下側には、幅広用のシーラガン5の操作レバー5z(図3等参照)が掛けられるU字形の可動支持棒23が取付けられている。なお、図3等では、幅広用のシーラガン5が掛けられる可動支持棒23は省略されている。
また、工具支持部材20の表面には、図3等に示すように、ロック機構30のフック32とリンク35,36とバネ材37等が取付けられている。
<ロック機構30について>
ロック機構30は、工具支持部材20が基準高さ位置にあるときに、装置架台12に対する工具支持部材20の昇降を禁止する機構である。ここで、工具支持部材20の基準高さ位置とは、幅広用のシーラガン5を支える工具支持部材20の可動支持棒23が作業者の腰の高さとほぼ等しい高さとなる位置であり、工具支持部材20の上限位置である。
ロック機構30は、図2、図3等に示すように、装置架台12における支柱部14の前面の所定位置に固定された受け具31と、上記したように、工具支持部材20の表面に設けられたフック32とリンク35,36とバネ材37等から構成されている。
受け具31は、フック32が下方から掛けられる丸棒状の金具であり、図2に示すように、前記支柱部14の前面から水平前方に突出するようにその支柱部14に固定されている。
ロック機構30は、工具支持部材20が基準高さ位置にあるときに、装置架台12に対する工具支持部材20の昇降を禁止する機構である。ここで、工具支持部材20の基準高さ位置とは、幅広用のシーラガン5を支える工具支持部材20の可動支持棒23が作業者の腰の高さとほぼ等しい高さとなる位置であり、工具支持部材20の上限位置である。
ロック機構30は、図2、図3等に示すように、装置架台12における支柱部14の前面の所定位置に固定された受け具31と、上記したように、工具支持部材20の表面に設けられたフック32とリンク35,36とバネ材37等から構成されている。
受け具31は、フック32が下方から掛けられる丸棒状の金具であり、図2に示すように、前記支柱部14の前面から水平前方に突出するようにその支柱部14に固定されている。
フック32は、図3に示すように、縦部と横部とによりL字形に成形された平板であり、中央角部が連結ピン32pによって上下回動可能な状態で工具支持部材20の表面上部に連結されている。フック32の縦部には、フック本体32mが設けられており、そのフック本体32mの上端が上昇過程で支柱部14の受け具31に下方から当接する傾斜面32kとなっている。また、フック本体32mの傾斜面32kの下側位置には、支柱部14の受け具31と係合する半円状の切欠き部32eが形成されている。そして、フック32(フック本体32m)の切欠き部32eと支柱部14の受け具31とが係合した状態で、前記ロック機構30がロック状態となり、装置架台12の支柱部14に対する工具支持部材20の昇降が禁止される。
即ち、図3に示すように、フック32のフック本体32mが起立して切欠き部32eが支柱部14の受け具31と係合できる位置がフック32の係合位置となり、受け具31から切欠き部32eが外れるフック本体32mの左傾斜位置(図4の二点鎖線参照)が係合解除位置となる。
フック32の横部の先端(図3における左端)には、縦リンク35の上端部が上下回動可能な状態で連結されており、その縦リンク35の下端部が同じく上下回動可能な状態でL形リンク36の先端(図3における左端)に連結されている。
即ち、図3に示すように、フック32のフック本体32mが起立して切欠き部32eが支柱部14の受け具31と係合できる位置がフック32の係合位置となり、受け具31から切欠き部32eが外れるフック本体32mの左傾斜位置(図4の二点鎖線参照)が係合解除位置となる。
フック32の横部の先端(図3における左端)には、縦リンク35の上端部が上下回動可能な状態で連結されており、その縦リンク35の下端部が同じく上下回動可能な状態でL形リンク36の先端(図3における左端)に連結されている。
L形リンク36は、縦部と横部とによりフック32とほぼ等しいL字形に成形された平板であり、中央角部が連結ピン36pによって上下回動可能な状態で工具支持部材20の表面下部に連結されている。そして、L形リンク36の縦部の上端にバネ材37の一端が接続されており、そのバネ材37の他端が工具支持部材20の右端に形成されたバネ受け部27に接続されている。バネ材37は、L形リンク36の縦部の上端をバネ受け部27に引き付ける方向、即ち、L形リンク36、縦リンク35を介してフック32のフック本体32mを係合位置に保持する方向に付勢されている。
さらに、L形リンク36の横部には、図3等に示すように、ヘラ4を支持する支持ケース28が取付けられている。このため、ヘラ4を取る際、図4の二点鎖線に示すように、支持ケース28を押し下げると、L形リンク36がバネ材37の力に抗して左回動し、これにより縦リンク35を介してフック32が同じく左回動するようになる。即ち、フック32が係合解除位置まで回動し、フック本体32mの切欠き部32eと支柱部14の受け具31との係合が解除される。また、支持ケース28から手を離すと、L形リンク36がバネ材37の力で右回動し、縦リンク35を介してフック32が係合位置まで戻される。
さらに、L形リンク36の横部には、図3等に示すように、ヘラ4を支持する支持ケース28が取付けられている。このため、ヘラ4を取る際、図4の二点鎖線に示すように、支持ケース28を押し下げると、L形リンク36がバネ材37の力に抗して左回動し、これにより縦リンク35を介してフック32が同じく左回動するようになる。即ち、フック32が係合解除位置まで回動し、フック本体32mの切欠き部32eと支柱部14の受け具31との係合が解除される。また、支持ケース28から手を離すと、L形リンク36がバネ材37の力で右回動し、縦リンク35を介してフック32が係合位置まで戻される。
<引き上げ機構40について>
工具支持部材20の上端位置には、図2、図3等に示すように、引き止め金具29が固定されており、その引き止め金具29に引き上げ機構40のワイヤ41の先端が接続されている。
引き上げ機構40は、工具支持部材20に対して一定の引き上げ力を加える機構であり、図1、図2等に示すように、上記したワイヤ41と、そのワイヤ41を巻き取るドラム43と、ドラム43内でワイヤ41に対して巻取り方向に一定の力を付与する板バネ(図示省略)とから構成されている。そして、ドラム43が装置架台12の天井台車部13に吊り支持されている。
ここで、前記板バネのバネ力は、工具支持部材20等の重量と幅広用のシーラガン5の重量とを加えた重量よりは小さく設定されている。このため、ロック機構30のロック状態が解除されたときに、工具支持部材20に幅広用のシーラガン5が掛けられていると、引き上げ機構40のドラム43は工具支持部材20と幅広用のシーラガン5の重量を受けて、ワイヤ41を板バネのバネ力に抗して繰り出すようになる。即ち、工具支持部材20は、自重と、幅広用のシーラガン5の重量とにより、装置架台12の支柱部14に沿って下降する。
また、前記板バネのバネ力は、工具支持部材20等の重量とヘラ4の重量とを加えた重量よりは大きく設定されている。このため、工具支持部材20から幅広用のシーラガン5が外されると、引き上げ機構40のドラム43は板バネのバネ力によりワイヤ41を巻き取れるようになる。即ち、工具支持部材20、ヘラ4等は、ドラム43の板バネのバネ力を受けて、装置架台12の支柱部14に沿って上昇するようになる。
即ち、ワイヤ41が本発明の紐状体に相当する。
工具支持部材20の上端位置には、図2、図3等に示すように、引き止め金具29が固定されており、その引き止め金具29に引き上げ機構40のワイヤ41の先端が接続されている。
引き上げ機構40は、工具支持部材20に対して一定の引き上げ力を加える機構であり、図1、図2等に示すように、上記したワイヤ41と、そのワイヤ41を巻き取るドラム43と、ドラム43内でワイヤ41に対して巻取り方向に一定の力を付与する板バネ(図示省略)とから構成されている。そして、ドラム43が装置架台12の天井台車部13に吊り支持されている。
ここで、前記板バネのバネ力は、工具支持部材20等の重量と幅広用のシーラガン5の重量とを加えた重量よりは小さく設定されている。このため、ロック機構30のロック状態が解除されたときに、工具支持部材20に幅広用のシーラガン5が掛けられていると、引き上げ機構40のドラム43は工具支持部材20と幅広用のシーラガン5の重量を受けて、ワイヤ41を板バネのバネ力に抗して繰り出すようになる。即ち、工具支持部材20は、自重と、幅広用のシーラガン5の重量とにより、装置架台12の支柱部14に沿って下降する。
また、前記板バネのバネ力は、工具支持部材20等の重量とヘラ4の重量とを加えた重量よりは大きく設定されている。このため、工具支持部材20から幅広用のシーラガン5が外されると、引き上げ機構40のドラム43は板バネのバネ力によりワイヤ41を巻き取れるようになる。即ち、工具支持部材20、ヘラ4等は、ドラム43の板バネのバネ力を受けて、装置架台12の支柱部14に沿って上昇するようになる。
即ち、ワイヤ41が本発明の紐状体に相当する。
<工具昇降装置10の動作について>
次に、シーラ塗布作業における工具昇降装置10の動作について説明する。
ここで、作業開始時には、図1に示すように、装置架台12の支柱部14の固定支持棒14bに幅狭用のシーラガン3が掛けられており、工具支持部材20の可動支持棒23に幅広用のシーラガン5が掛けられている。また、工具支持部材20の支持ケース28にヘラ4が支持されている。そして、工具支持部材20がロック機構30の働きにより基準高さ位置(上限位置)に保持されている。
作業者は立った状態で、先ず、幅狭用のシーラガン3を取り、車両Mの乗降口Dの上側位置Duにシーラを塗布する。次に、しゃがんだ状態で乗降口Dの下側位置Ddにシーラを塗布した後、立って幅狭用のシーラガン3を元の位置(装置架台12の固定支持棒14b)に戻す。
そして、立った状態でヘラ4を取りながら支持ケース28を押し下げる。これにより、図4の二点鎖線に示すように、ロック機構30のL形リンク36がバネ材37の力に抗して左回動し、縦リンク35を介してフック32が同じく左回動するようになる。この結果、フック本体32mの切欠き部32eと支柱部14の受け具31との係合が外れて、ロック状態が解除される。
ここで、引き上げ機構40のドラム43に設けられた板バネのバネ力は、工具支持部材20等の重量と幅広用のシーラガン5の重量とを加えた重量よりは小さく設定されている。
このため、ロック機構30のロック状態が解除されると、ドラム43が板バネのバネ力に抗してワイヤ41を繰り出し、図4に示すように、工具支持部材20と幅広用のシーラガン5のとは装置架台12の支柱部14に沿って下降する。
次に、シーラ塗布作業における工具昇降装置10の動作について説明する。
ここで、作業開始時には、図1に示すように、装置架台12の支柱部14の固定支持棒14bに幅狭用のシーラガン3が掛けられており、工具支持部材20の可動支持棒23に幅広用のシーラガン5が掛けられている。また、工具支持部材20の支持ケース28にヘラ4が支持されている。そして、工具支持部材20がロック機構30の働きにより基準高さ位置(上限位置)に保持されている。
作業者は立った状態で、先ず、幅狭用のシーラガン3を取り、車両Mの乗降口Dの上側位置Duにシーラを塗布する。次に、しゃがんだ状態で乗降口Dの下側位置Ddにシーラを塗布した後、立って幅狭用のシーラガン3を元の位置(装置架台12の固定支持棒14b)に戻す。
そして、立った状態でヘラ4を取りながら支持ケース28を押し下げる。これにより、図4の二点鎖線に示すように、ロック機構30のL形リンク36がバネ材37の力に抗して左回動し、縦リンク35を介してフック32が同じく左回動するようになる。この結果、フック本体32mの切欠き部32eと支柱部14の受け具31との係合が外れて、ロック状態が解除される。
ここで、引き上げ機構40のドラム43に設けられた板バネのバネ力は、工具支持部材20等の重量と幅広用のシーラガン5の重量とを加えた重量よりは小さく設定されている。
このため、ロック機構30のロック状態が解除されると、ドラム43が板バネのバネ力に抗してワイヤ41を繰り出し、図4に示すように、工具支持部材20と幅広用のシーラガン5のとは装置架台12の支柱部14に沿って下降する。
作業者は、ヘラ4を取りながらロック機構30のロック状態を解除した後、しゃがんだ状態で乗降口Dの下側位置Ddに塗布されたシーラの余剰部分を除去する作業を行う。そして、作業後、しゃがんだ状態で下限位置まで下降した工具支持部材20の支持ケース28にヘラ4を戻し、工具支持部材20の可動支持棒23から幅広用のシーラガン5を取り出す。
ここで、引き上げ機構40のドラム43に設けられた板バネのバネ力は、工具支持部材20等の重量とヘラ4の重量とを加えた重量よりは大きく設定されている。このため、図5に示すように、ドラム43が板バネのバネ力でワイヤ41を巻取り、工具支持部材20とヘラ4とは装置架台12の支柱部14に沿って上昇する。このとき、ロック機構30のL形リンク36と、そのL形リンク36に縦リンク35を介して連結されているフック32がバネ材37の力で係合位置まで戻されている。このため、工具支持部材20が基準高さ位置(上限位置)まで上昇する際、フック32(フック本体32m)の傾斜面32kが支柱部14の受け具31に当接することで、フック本体32mがバネ材37の力に抗して左に若干傾く。そして、フック本体32mの傾斜面32kが受け具31を通過した後、フック本体32mの切欠き部32eがバネ材37の力で受け具31と係合するようになる(図5参照)。即ち、工具支持部材20が基準高さ位置(上限位置)まで到達した状態でロック機構30がロック状態となり、工具支持部材20が基準高さ位置(上限位置)に保持される。
ここで、引き上げ機構40のドラム43に設けられた板バネのバネ力は、工具支持部材20等の重量とヘラ4の重量とを加えた重量よりは大きく設定されている。このため、図5に示すように、ドラム43が板バネのバネ力でワイヤ41を巻取り、工具支持部材20とヘラ4とは装置架台12の支柱部14に沿って上昇する。このとき、ロック機構30のL形リンク36と、そのL形リンク36に縦リンク35を介して連結されているフック32がバネ材37の力で係合位置まで戻されている。このため、工具支持部材20が基準高さ位置(上限位置)まで上昇する際、フック32(フック本体32m)の傾斜面32kが支柱部14の受け具31に当接することで、フック本体32mがバネ材37の力に抗して左に若干傾く。そして、フック本体32mの傾斜面32kが受け具31を通過した後、フック本体32mの切欠き部32eがバネ材37の力で受け具31と係合するようになる(図5参照)。即ち、工具支持部材20が基準高さ位置(上限位置)まで到達した状態でロック機構30がロック状態となり、工具支持部材20が基準高さ位置(上限位置)に保持される。
幅広用のシーラガン5を取った作業者は、しゃがんだ状態から立ち上がりながら乗降口Dの後側面位置Dyに対して下から上にシーラを塗布する。そして、立った状態で幅広用のシーラガン5を工具支持部材20の可動支持棒23に戻す。次に、立った状態のままで、再び、ヘラ4を取って乗降口Dの上側位置Duに塗布されたシーラと後側面位置Dyに塗布されたシーラの余剰部分を除去し、そのヘラ4を元の位置に戻して一連の作業が終了する。
即ち、前記ヘラ4が本発明の第1の工具に相当し、前記幅広用のシーラガン5が本発明の第2の工具に相当する。
即ち、前記ヘラ4が本発明の第1の工具に相当し、前記幅広用のシーラガン5が本発明の第2の工具に相当する。
<本実施形態に係る工具昇降装置10の長所について>
本実施形態に係る工具昇降装置10によると、ヘラ4を使用して作業を行う際に、工具支持部材20からヘラ4を取り出すと、ロック機構30のロック状態が解除される。このとき、工具支持部材20には幅広用のシーラガン5が支持されているため、工具支持部材20は自重と幅広用のシーラガン5の重量により、引き上げ機構40の引き上げ力に抗して基準高さ位置(上限位置)から下降する。
即ち、ヘラ4を使用したしゃがみ作業中に工具支持部材20と幅広用のシーラガン5とが下降するため、作業後、しゃがんだ状態でヘラ4を工具支持部材20に戻し、幅広用のシーラガン5を取り出すことができる。
そして、幅広用のシーラガン5を工具支持部材20から取り出すと、工具支持部材20とヘラ4とは引き上げ機構40の引き上げ力で基準高さ位置まで戻される。
このように、ヘラ4をしゃがんだ状態で使用した後、立ち上がってヘラ4を戻し、幅広用のシーラガン5を取り出して再びしゃがむ必要が無くなるため、しゃがむ回数が減少し、作業者の負担軽減を図ることができる。
また、ヘラ4と幅広用のシーラガン5との重量差により、工具支持部材20を昇降させる構成のため昇降駆動源及び制御手段が不要になり設備コストの低減を図ることができる。
本実施形態に係る工具昇降装置10によると、ヘラ4を使用して作業を行う際に、工具支持部材20からヘラ4を取り出すと、ロック機構30のロック状態が解除される。このとき、工具支持部材20には幅広用のシーラガン5が支持されているため、工具支持部材20は自重と幅広用のシーラガン5の重量により、引き上げ機構40の引き上げ力に抗して基準高さ位置(上限位置)から下降する。
即ち、ヘラ4を使用したしゃがみ作業中に工具支持部材20と幅広用のシーラガン5とが下降するため、作業後、しゃがんだ状態でヘラ4を工具支持部材20に戻し、幅広用のシーラガン5を取り出すことができる。
そして、幅広用のシーラガン5を工具支持部材20から取り出すと、工具支持部材20とヘラ4とは引き上げ機構40の引き上げ力で基準高さ位置まで戻される。
このように、ヘラ4をしゃがんだ状態で使用した後、立ち上がってヘラ4を戻し、幅広用のシーラガン5を取り出して再びしゃがむ必要が無くなるため、しゃがむ回数が減少し、作業者の負担軽減を図ることができる。
また、ヘラ4と幅広用のシーラガン5との重量差により、工具支持部材20を昇降させる構成のため昇降駆動源及び制御手段が不要になり設備コストの低減を図ることができる。
<変更例>
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、引き上げ機構40をワイヤ41、ドラム43、及び板バネから構成する例を示した。しかし、ドラム43、板バネの代わりに、ワイヤ41の途中部分を滑車に掛け、そのワイヤ41の基端部に重りを連結する構成でも可能である。また、ワイヤ41の代わりにベルト等を使用することも可能である。
また、ロック機構30を支柱部14側の受け具31と、工具支持部材20側のフック32とリンク35,36とバネ材37とから構成する例を示したが、フック32の形状を変えてリンク35,36を省略することも可能である。
また、第1の工具としてのヘラ4と、第2の工具としての幅広用のシーラガン5とを昇降させる工具昇降装置10を例示したが、第1の工具、第2の工具の種類は適宜変更可能である。
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、引き上げ機構40をワイヤ41、ドラム43、及び板バネから構成する例を示した。しかし、ドラム43、板バネの代わりに、ワイヤ41の途中部分を滑車に掛け、そのワイヤ41の基端部に重りを連結する構成でも可能である。また、ワイヤ41の代わりにベルト等を使用することも可能である。
また、ロック機構30を支柱部14側の受け具31と、工具支持部材20側のフック32とリンク35,36とバネ材37とから構成する例を示したが、フック32の形状を変えてリンク35,36を省略することも可能である。
また、第1の工具としてのヘラ4と、第2の工具としての幅広用のシーラガン5とを昇降させる工具昇降装置10を例示したが、第1の工具、第2の工具の種類は適宜変更可能である。
4・・・・・ヘラ(第1の工具)
5・・・・・幅広用のシーラガン(第2の工具)
12・・・・装置架台
20・・・・工具支持部材
28・・・・支持ケース
30・・・・ロック機構
31・・・・受け具
32・・・・フック
35・・・・縦リンク
36・・・・L形リンク
37・・・・バネ材
40・・・・引き上げ機構
41・・・・ワイヤ(紐状体)
43・・・・ドラム(弾性体を含む)
5・・・・・幅広用のシーラガン(第2の工具)
12・・・・装置架台
20・・・・工具支持部材
28・・・・支持ケース
30・・・・ロック機構
31・・・・受け具
32・・・・フック
35・・・・縦リンク
36・・・・L形リンク
37・・・・バネ材
40・・・・引き上げ機構
41・・・・ワイヤ(紐状体)
43・・・・ドラム(弾性体を含む)
Claims (5)
- 装置架台と、
昇降可能な状態で前記装置架台に連結されており、第1の工具と第2の工具を支持できる工具支持部材と、
前記工具支持部材が基準高さ位置にあるときに、前記装置架台に対する前記工具支持部材の昇降を禁止するロック機構と、
第1の工具の重量と工具支持部材の重量とを加えた重量より大きい力で、第2の工具の重量と工具支持部材の重量とを加えた重量よりは小さい力を前記工具支持部材に対して上昇方向に加える引き上げ機構とを有しており、
前記工具支持部材から前記第1の工具を取り出す際に、前記ロック機構のロック状態を解除できるように構成されていることを特徴とする工具昇降装置。 - 請求項1に記載された工具昇降装置であって、
前記ロック機構は、
前記装置架台に設けられた受け具と、
前記受け具と係合可能な係合位置と係合解除位置間で移動できるように前記工具支持部材に取付けられたフックと、
前記フックを前記係合位置に保持するバネ材と、
前記第1の工具を支持可能な構成で、前記フックに連結された支持ケースとを有しており、
前記支持ケースを予め決められた方向に押圧することで、前記フックがバネ材の力に抗して係合解除方向に移動する構成であることを特徴とする工具昇降装置。 - 請求項1又は請求項2のいずれかに記載された工具昇降装置であって、
前記引き上げ機構は、
前記工具支持部材に連結された紐状体と、
前記装置架台に支持されており、前記紐状体を巻き取るドラムと、
前記ドラムに装着されて、前記紐状体に対して一定の引き上げ力を付与する弾性体とを有していることを特徴とする工具昇降装置。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載された工具昇降装置であって、
前記装置架台が車両の搬送ラインと同期して移動可能なように構成されていることを特徴とする工具昇降装置。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載された工具昇降装置であって、
第1の工具は、車両に塗布されたシーラの余剰部分を除去するヘラであり、
第2の工具は、車両にシーラを塗布するためのシーラガンであることを特徴とする工具昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012231802A JP2014083604A (ja) | 2012-10-19 | 2012-10-19 | 工具昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012231802A JP2014083604A (ja) | 2012-10-19 | 2012-10-19 | 工具昇降装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014083604A true JP2014083604A (ja) | 2014-05-12 |
Family
ID=50787190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012231802A Pending JP2014083604A (ja) | 2012-10-19 | 2012-10-19 | 工具昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014083604A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110860417A (zh) * | 2019-12-16 | 2020-03-06 | 徐州耀武机车有限公司 | 一种电动三轮车生产用车体喷涂装置 |
-
2012
- 2012-10-19 JP JP2012231802A patent/JP2014083604A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
CN110860417A (zh) * | 2019-12-16 | 2020-03-06 | 徐州耀武机车有限公司 | 一种电动三轮车生产用车体喷涂装置 |
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