JP2014082823A - ワイヤハーネスのプロテクタの取付構造 - Google Patents
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Abstract
シートにワイヤハーネスを配索する際、プロテクタが取り付けられる部材に対して、プロテクタを一旦取付けた後にも、プロテクタを破壊することなく取り外すことができて再利用ができ、また、プロテクタが取り付けられる部材の断面形状が小さくても、プロテクタを取付けすることができるワイヤハーネスのプロテクタの取付構造を提供する。
【解決手段】
プロテクタ40はフレーム材18から下方に配置される第4構成部44〜第7構成部47を備える。第4構成部44の突部40dはフレーム材18の下面の孔部に嵌入されて孔部により前後方向及び左右方向の移動が規制される。シートサイドシールドの係止爪52、53は第7構成部47を左右方向へ着脱自在に係合してプロテクタ40の下方の移動を規制する。
【選択図】図4
Description
前記被嵌入部は孔部であり、前記嵌入部は、前記孔部に嵌合離脱可能な突部であることが好ましい。
或いは、前記規制部は前記爪部と独立して形成されていることが好ましい。
以下、ワイヤハーネスのプロテクタの取付構造を具体化した第1実施形態を図1〜図8を参照して説明する。
図1、図2,図4に示すように、プロテクタ40は、側部枠体12の上部のフレーム材18及びシートサイドシールド32に対して沿うように配置されている。本実施形態のプロテクタ40は、合成樹脂から形成されるとともに、図4に示すように、上から下に向かって順に第1構成部41〜第7構成部47を備えている。
なお、下方部は、フレーム材18に対して下方に位置するように配置されるものであれば、フレーム材18に対して、平行、或いは斜めに配置されていてもよい。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態ではプロテクタ40をフレーム材18及びシートサイドシールド32に取付けする場合、操作ボックス60と接続したワイヤハーネスWを収納溝50に収納した状態で、第4構成部44をフレーム材18の下面に接近させ、孔部18aに対して、突部40dを斜め下方から反対方向の斜め上方へ向けて挿入してプロテクタ40の前後方向及び左右方向の位置決めをする。この後、第7構成部47をシートサイドシールド32の係止爪52、53間に押圧し、係止爪52の脚部52aを弾性的に図7の矢印で示す拡開方向に撓ませて、第7構成部47を係止爪間に侵入させた後、第7構成部47の側壁40c、40bの先端部を係止爪52、53にて係止する。この状態で、プロテクタ40が下方へ移動しようとしても、係止爪52、53が係止段部48に係止するため、係止後はプロテクタ40が下方に移動することがなく、突部40dが孔部18aから離脱することがない。
(1) 本実施形態のワイヤハーネスのプロテクタの取付構造は、シートフレーム体10には前後方向に延びるフレーム材18(プロテクタ取付用フレーム)を含むようにするとともにフレーム材18の側面にはシートサイドシールド32が配置されている。また、シートフレーム体10に配置されるワイヤハーネスWを挿通させたプロテクタ40がフレーム材18の下面から下方に配置される第4構成部44(下方部)と、第4構成部44(下方部)に連結されるとともに第4構成部44(下方部)よりもさらに下方に延びる第5構成部45〜第7構成部47(延出部)とを備える。さらに、第4構成部44(下方部)はフレーム材18の下面に設けられた孔部18a(被嵌入部)に上方へ嵌入されるとともに下方へ離脱可能な突部40d(嵌入部)を備えて、孔部18a(被嵌入部)により前後方向及び左右方向の移動を規制されている。また、シートサイドシールド32には第5構成部45〜第7構成部47(延出部)を左右方向へ着脱自在に係合する係止爪52、53(爪部)が設けられるとともに、係止爪52、53が第5構成部45〜第7構成部47(延出部)に係合して下方の移動を規制する規制部としている。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態を図9を参照して説明する。なお、本実施形態を含めて以下の各実施形態では、第1実施形態と同一又は相当する構成については、同一符号を付す。そして、以下では他の実施形態と異なる構成を中心に説明することとする。第2実施形態は第1実施形態とは係止爪52、53の配置構成が異なるだけである。
このようにしても、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
次に、第3実施形態を図10を参照して説明する。第3実施形態は、第2実施形態と同様に規制部と爪部とが独立して設けられている一例である。第3実施形態では、第2実施形態と異なるところを説明する。第3実施形態では、規制突部56の設けられた位置は、第2実施形態と同様であるが、係止爪52、53の位置が、第6構成部46の側壁40c、40bを係止する位置に変更されている。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態を図11(a)、(b)を参照して説明する。
このように構成しても、第1実施形態と同様の効果を奏する。
・ 第1実施形態のワイヤハーネスのプロテクタの取付構造は、シートの左側のアームレストに設けられる操作ボックスに対して接続されるワイヤハーネスを、アームレストの下方の内部に配索するための一例であるが、シートの右側のアームレストに設けられた操作ボックスに対して接続されるワイヤハーネスのプロテクタに具体化してもよい。
・ また、図12に示すように、プロテクタ40の形状に変更してもよい。なお、図12は、単に位置関係及びプロテクタの簡略した形状を示す図であり、適宜省略されているものと理解されたい。
図13は、単に位置関係を示す配置図であり、適宜省略されているものと理解されたい。
18a…孔部(被嵌入部)、32…シートサイドシールド、
40…プロテクタ、40d…突部(嵌入部)、
44…第4構成部(下方部)、45…第5構成部(延出部)、
46…第6構成部(延出部)、47…第7構成部(延出部)
48…係止段部(係止部)、52、53…係止爪(爪部、規制部)
W…ワイヤハーネス。
Claims (5)
- シートフレーム体には前後方向に延びるプロテクタ取付用フレームを含み、
前記プロテクタ取付用フレームの側面にはシートサイドシールドが配置され、
前記シートフレーム体に配置されるワイヤハーネスを挿通させたプロテクタが前記プロテクタ取付用フレームの下面から下方に配置される下方部と、前記下方部に連結されるとともに前記下方部よりもさらに下方に延びる延出部とを備え、
前記下方部は前記プロテクタ取付用フレームの下面に設けられた被嵌入部に上方へ嵌入されるとともに下方へ離脱可能な嵌入部を備えて、前記被嵌入部により前後方向及び左右方向の移動を規制され、
前記シートサイドシールドには前記延出部を左右方向へ着脱自在に係合する爪部が設けられるとともに、前記延出部に係合して下方の移動を規制する規制部が設けられているワイヤハーネスのプロテクタの取付構造。 - 前記延出部には、前記規制部と係合して前記プロテクタの下方への移動を阻止する係止部が設けられている請求項1に記載のワイヤハーネスのプロテクタの取付構造。
- 前記被嵌入部は孔部であり、前記嵌入部は、前記孔部に嵌合離脱可能な突部である請求項1又は請求項2に記載のワイヤハーネスのプロテクタの取付構造。
- 前記規制部は前記爪部と兼用して形成されている請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載のワイヤハーネスのプロテクタの取付構造。
- 前記規制部は前記爪部と独立して形成されている請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載のワイヤハーネスのプロテクタの取付構造。
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