JP6686681B2 - 車両前部構造 - Google Patents
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Description
また、従来の車両前部構造は、ライトガーニッシュブラケットがライトハウジング及びヘッドライトの両方に取付けられているので、ライトガーニッシュブラケットを取付けた際の位置精度がライトハウジング及びヘッドライト双方の単品及び組付け精度の影響を受けることになり、ライトガーニッシュを取付けた際の外観品質が安定しないという問題を有していた。
さらに、従来の車両前部構造は、車両幅方向に連続して配置されるライトガーニッシュとバンパガーニッシュとの見切り線の位置がライトガーニッシュブラケットを介して決まるようになっているので、ライトガーニッシュブラケットの単品及び組付け精度に依存することになり、安定した外観品質が得られないという問題を有していた。
その結果、本発明の車両前部構造によれば、ライトガーニッシュが車両前方から衝撃荷重を受けた場合でも、ヘッドライトとライトハウジングとの間に隙間が生じることを防ぐことが可能となるので、ヘッドライト内への水の浸入を回避することできる。
図1〜図8は本発明の実施形態に係る車両前部構造を示すものである。なお、図において、矢印Frは車両前方を示している。
ヘッドライト2は、車両前方を照射するための部品であり、車両前部1の車両幅方向の左右両側にそれぞれ設けられている。また、ヘッドライト2は、該ヘッドライト2の車両後方側に位置し、かつ、図示しない照射光源を支持するライトハウジング21に取付けられており、このライトハウジング21は、フェンダー8等のライトハウジング21の周辺部分に設けられた車体構成部材に固定されるようになっている。
これに伴い、ライトガーニッシュ3の背面側(ライトガーニッシュブラケット4の取付面側)には、図3に示すように、スリット31a,31bを有する被係止部31が車両幅方向に間隔を空けて複数個(本実施形態では4個)配設されており、これら被係止部31のスリット31a,31bにライトガーニッシュブラケット4の係止爪41を係止させることにより、ライトガーニッシュ3がライトガーニッシュブラケット4に固定されるようになっている。左右両側の被係止部31のスリット31aは縦方向に延び、中間位置の被係止部31のスリット31bは横方向に延びている。また、係止爪41は、被係止部31と対応する位置で、ライトガーニッシュブラケット4の前面に突設されており、左右両側の係止爪41は縦向きに配置され、中間位置の係止爪41は横向きに配置されている。このような位置関係にある被係止部31と係止爪41との係止作用により、ライトガーニッシュブラケット4に取付けられたライトガーニッシュ3が振動などで車両上下方向及び車両幅方向に動かないようになっている。
すなわち、本実施形態の構造では、ライトガーニッシュブラケット4を単一の部品であるヘッドライト2に取付けることにより、ライトガーニッシュブラケット4の取付精度を安定させ、ヘッドライト2とライトガーニッシュ3との見切り線の外観品質の向上が図られている。しかも、ヘッドライト2の上下方向の中間部2aは、図2〜図5に示すように、ライトガーニッシュブラケット4及びライトガーニッシュ3を取付けた状態で、ライトガーニッシュ3の表面がヘッドライト2の表面と面一となるように、車両後方側へ向かって凹んだ形状に形成されている。
しかも、バンパガーニッシュ5の車両幅方向の左右両側端部には、車両前方視でライトガーニッシュ3と重なり合うオーバーラップ部51を有しており、該オーバーラップ部51の背面には、車両前後方向に挿入され、ライトガーニッシュ3の被係合部32と着脱可能に係合する上下一対の係合部52が突設されている。また、ライトガーニッシュ3の車両幅方向のバンパガーニッシュ5側の端部にも、車両前方視でバンパガーニッシュ5のオーバーラップ部51と重なり合うオーバーラップ部33を有しており、該オーバーラップ部33の前面には、バンパガーニッシュ5の係合部52と対応して、上下一対の被係合部32が設けられている。
なお、バンパガーニッシュ5の背面側の上下部には、複数個の係止片53が車両幅方向に間隔を空けて突設されており、バンパガーニッシュ5は、当該係止片53を図示しない被係止片部に係止させることにより、グリル6に取付けられるように構成されている。
そのため、本実施形態の車両前部1の構造においては、バンパガーニッシュ5が車両前方から衝撃荷重を受けると、この衝撃荷重が、ライトガーニッシュ3よりライトガーニッシュブラケット4に伝えられることになり、ライトガーニッシュブラケット4の突出部47によってバンパガーニッシュ5及びライトガーニッシュ3のオーバーラップ部33,51が支えられた状態で衝撃荷重が吸収されるように構成されている。
また、本発明の車両前部構造では、ライトガーニッシュブラケット4がヘッドライト2のみに取付けられているので、ライトガーニッシュが車両前方から衝撃荷重を受けた場合に、ヘッドライト2とライトハウジング21との間に隙間が生じることを抑え、ヘッドライト2内への水の浸入を防止することできる。
2 ヘッドライト
2a 上下方向の中間部
3 ライトガーニッシュ
4 ライトガーニッシュブラケット
4a 前端部
4b 後端部
5 バンパガーニッシュ
6 グリル
7 バンパ
21 ライトハウジング
22,23 取付孔
31 被係止部
31a,31b スリット
41 係止爪
42 クリップ
43 スクリュー
44 横リブ
45 縦リブ
46 箱状部
47 突出部
Claims (3)
- 車両前部の車両幅方向の左右両側に設けられるヘッドライトと、
前記ヘッドライトの車両後方側に位置し、該ヘッドライトが取付けられるライトハウジングと、
車両前方視で前記ヘッドライトの上下方向の中間部に配置されるライトガーニッシュとを備えている車両前部構造において、
前記ライトガーニッシュの車両後方側には、前記ライトハウジングとは関係なく前記ヘッドライトに取付けられるライトガーニッシュブラケットが配置され、
前記ライトガーニッシュブラケットは、該ライトガーニッシュブラケットの前端部から後端部にわたって車両前後方向へ延びる複数の横リブ及び縦リブをそれぞれ有し、
前記横リブは、車両上下方向に所定の間隔を空けて配置され、前記縦リブは、車両幅方向に所定の間隔を空けて配置され、
前記ライトガーニッシュブラケットは、前記横リブと前記縦リブとを互いに連結することにより形成された箱状部を有していることを特徴とする車両前部構造。 - 車両前部の車両幅方向の中間部には、車両幅方向へ延びるバンパガーニッシュが設けられ、該バンパガーニッシュの背面には、車両前後方向に挿入され、前記ライトガーニッシュの被係合部と着脱可能に係合する係合部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両前部構造。
- 前記バンパガーニッシュは、車両前方視で前記ライトガーニッシュと重なり合うオーバーラップ部を有し、前記ライトガーニッシュブラケットは、前記オーバーラップ部の背面に近接する位置まで突出する突出部を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の車両前部構造。
Priority Applications (1)
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JP2016092504A JP6686681B2 (ja) | 2016-05-02 | 2016-05-02 | 車両前部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016092504A JP6686681B2 (ja) | 2016-05-02 | 2016-05-02 | 車両前部構造 |
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JP2017200782A JP2017200782A (ja) | 2017-11-09 |
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