JP6686681B2 - 車両前部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ヘッドライト、ライトガーニッシュなどの部品や意匠部材が取付けられる車両前部構造に関する。
従来の車両前部構造は、車両前部の車両幅方向の左右両側に設けられ、車両前方を照射するヘッドライト(ライトレンズ)や、車両前方視でヘッドライトの上下方向の中間部に配置され、車両前部の意匠部を形成するライトガーニッシュなどを備えている(例えば、特許文献1参照)。このような車両前部構造においては、ライトガーニッシュを支持するライトガーニッシュブラケットと、車体構成部材に固定されるライトハウジングとによって、ヘッドライトが車両前後方向から挟み込まれた状態で取付けられている。
そのため、ライトガーニッシュブラケットとライトハウジングとの間に挟み込まれたヘッドライトに対して外部から衝撃荷重が作用した場合でも、これらライトガーニッシュブラケット、ヘッドライト及びライトハウジングが一体となって荷重を吸収することが可能になるので、ヘッドライトとライトハウジングとの間に隙間が生じることを抑制し、ヘッドライト内に水が浸入することを回避できる構造になっている。
特許第5492161号公報
しかしながら、上述した従来の車両前部構造は、ライトガーニッシュブラケットがライトハウジングにも取付けられているので、ライトガーニッシュが衝撃荷重を受けた際に、ヘッドライト及びライトハウジングのそれぞれの取付部に対して異なった方向の荷重が加わる可能性を有しており、ヘッドライトとライトハウジングとの間に隙間が生じ、ヘッドライト内に水が浸入するという懸念があった。
また、従来の車両前部構造は、ライトガーニッシュブラケットがライトハウジング及びヘッドライトの両方に取付けられているので、ライトガーニッシュブラケットを取付けた際の位置精度がライトハウジング及びヘッドライト双方の単品及び組付け精度の影響を受けることになり、ライトガーニッシュを取付けた際の外観品質が安定しないという問題を有していた。
さらに、従来の車両前部構造は、車両幅方向に連続して配置されるライトガーニッシュとバンパガーニッシュとの見切り線の位置がライトガーニッシュブラケットを介して決まるようになっているので、ライトガーニッシュブラケットの単品及び組付け精度に依存することになり、安定した外観品質が得られないという問題を有していた。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、ライトガーニッシュが車両前方から衝撃荷重を受けた際に、ライトガーニッシュブラケットで衝撃荷重を吸収し、ヘッドライトに衝撃荷重が伝わることを抑制し、ヘッドライトの破損を防ぐことが可能な車両前部構造を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、車両前部の車両幅方向の左右両側に設けられるヘッドライトと、前記ヘッドライトの車両後方側に位置し、該ヘッドライトが取付けられるライトハウジングと、車両前方視で前記ヘッドライトの上下方向の中間部に配置されるライトガーニッシュとを備えている車両前部構造において、前記ライトガーニッシュの車両後方側には、前記ライトハウジングとは関係なく前記ヘッドライトに取付けられるライトガーニッシュブラケットが配置され、前記ライトガーニッシュブラケットは、該ライトガーニッシュブラケットの前端部から後端部にわたって車両前後方向へ延びる複数の横リブ及び縦リブをそれぞれ有し、前記横リブは、車両上下方向に所定の間隔を空けて配置され、前記縦リブは、車両幅方向に所定の間隔を空けて配置され、前記ライトガーニッシュブラケットは、前記横リブと前記縦リブとを互いに連結することにより形成された箱状部を有している。
本発明の一態様において、車両前部の車両幅方向の中間部には、車両幅方向へ延びるバンパガーニッシュが設けられ、該バンパガーニッシュの背面には、車両前後方向に挿入され、前記ライトガーニッシュの被係合部と着脱可能に係合する係合部が設けられている。
また、本発明の一態様において、前記バンパガーニッシュは、車両前方視で前記ライトガーニッシュと重なり合うオーバーラップ部を有し、前記ライトガーニッシュブラケットは、前記オーバーラップ部の背面に近接する位置まで突出する突出部を有している。
上述の如く、本発明に係る車両前部構造は、車両前部の車両幅方向の左右両側に設けられるヘッドライトと、前記ヘッドライトの車両後方側に位置し、該ヘッドライトが取付けられるライトハウジングと、車両前方視で前記ヘッドライトの上下方向の中間部に配置されるライトガーニッシュとを備えており、前記ライトガーニッシュの車両後方側には、前記ライトハウジングとは関係なく前記ヘッドライトに取付けられるライトガーニッシュブラケットが配置され、前記ライトガーニッシュブラケットは、該ライトガーニッシュブラケットの前端部から後端部にわたって車両前後方向へ延びる複数の横リブ及び縦リブをそれぞれ有し、前記横リブは、車両上下方向に所定の間隔を空けて配置され、前記縦リブは、車両幅方向に所定の間隔を空けて配置され、前記ライトガーニッシュブラケットは、前記横リブと前記縦リブとを互いに連結することにより形成された箱状部を有しているので、ライトガーニッシュが車両前方から衝撃荷重を受けた時に、横リブ及び縦リブから形成された箱状部を有するライトガーニッシュブラケットがライトガーニッシュを支えて衝撃荷重を吸収することが可能となり、ヘッドライトに衝撃荷重が伝わることを効果的に抑制でき、ヘッドライトの破損防止など、ヘッドライトを保護することができる。
その結果、本発明の車両前部構造によれば、ライトガーニッシュが車両前方から衝撃荷重を受けた場合でも、ヘッドライトとライトハウジングとの間に隙間が生じることを防ぐことが可能となるので、ヘッドライト内への水の浸入を回避することできる。
また、本発明の一態様構造において、車両前部の車両幅方向の中間部には、車両幅方向へ延びるバンパガーニッシュが設けられ、該バンパガーニッシュの背面には、車両前後方向に挿入され、前記ライトガーニッシュの被係合部と着脱可能に係合する係合部が設けられているので、ライトガーニッシュが車両前方から衝撃荷重を受けた際に、該衝撃荷重をバンパガーニッシュに分散させることができる。しかも、ライトガーニッシュが車両前方から過大な衝撃荷重を受けた際に、ライトガーニッシュをバンパガーニッシュから離脱させることによって、バンパガーニッシュの破損を防ぐことができ、部品交換を最小限にすることができる。
さらに、本発明の一態様において、前記バンパガーニッシュは、車両前方視で前記ライトガーニッシュと重なり合うオーバーラップ部を有し、前記ライトガーニッシュブラケットは、前記オーバーラップ部の背面に近接する位置まで突出する突出部を有しているので、バンパガーニッシュが車両前方から衝撃荷重を受けた際に、ライトガーニッシュを介してライトガーニッシュブラケットに衝撃荷重を円滑に伝え、ライトガーニッシュブラケットによってバンパガーニッシュ及びライトガーニッシュを支えながら衝撃荷重を吸収することができる。
本発明の実施形態に係る構造が適用された車両前部を車両前方から見た斜視図である。 図1の車両前部において、ライトハウジングから取外されているヘッドライトにライトガーニッシュブラケットを取付ける状態を示す斜視図である。 図1のX部を拡大するものであって、ライトガーニッシュを取付ける前の状態を示す斜視図である。 図1の車両前部において、バンパガーニッシュをグリル及びライトガーニッシュに取付ける前の状態を示す斜視図である。 図1のY部を拡大するものであって、バンパガーニッシュをグリル及びライトガーニッシュに取付けた状態を示す斜視図である。 図5の矢印A方向から見たものであって、ライトガーニッシュブラケット、ライトガーニッシュ及びバンパガーニッシュの取付状態を内側から示す斜視図である。 図2におけるライトガーニッシュブラケットを単品で示す斜視図である。 図7のZ部を拡大して示す斜視図である。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1〜図8は本発明の実施形態に係る車両前部構造を示すものである。なお、図において、矢印Frは車両前方を示している。
図1〜図8に示すように、本発明の実施形態に係る構造が適用される車両前部1は、主として、ヘッドライト(ライトレンズ)2、ライトガーニッシュ3、ライトガーニッシュブラケット4、バンパガーニッシュ5、グリル6、バンパ7、フェンダー8などによって構成されている。
ヘッドライト2は、車両前方を照射するための部品であり、車両前部1の車両幅方向の左右両側にそれぞれ設けられている。また、ヘッドライト2は、該ヘッドライト2の車両後方側に位置し、かつ、図示しない照射光源を支持するライトハウジング21に取付けられており、このライトハウジング21は、フェンダー8等のライトハウジング21の周辺部分に設けられた車体構成部材に固定されるようになっている。
本実施形態のライトガーニッシュ3は、図1及び図3〜図6に示すように、車両前方視でヘッドライト2の上下方向の中間部2aの前面側に配置され、車両前部1の意匠部を形成する部品であり、車両幅方向に沿って延在している。そのため、ライトガーニッシュ3は、ヘッドライト2の上下方向の中間部2aとほぼ対応する車両幅方向の長さと上下幅を有している。また、ライトガーニッシュ3の車両後方側には、図2、図3及び図6〜図8に示すように、ライトハウジング21と関係なく、ヘッドライト2に取付けられるライトガーニッシュブラケット4が配置されており、ライトガーニッシュ3は、ライトガーニッシュブラケット4に取付けられている。
これに伴い、ライトガーニッシュ3の背面側(ライトガーニッシュブラケット4の取付面側)には、図3に示すように、スリット31a,31bを有する被係止部31が車両幅方向に間隔を空けて複数個(本実施形態では4個)配設されており、これら被係止部31のスリット31a,31bにライトガーニッシュブラケット4の係止爪41を係止させることにより、ライトガーニッシュ3がライトガーニッシュブラケット4に固定されるようになっている。左右両側の被係止部31のスリット31aは縦方向に延び、中間位置の被係止部31のスリット31bは横方向に延びている。また、係止爪41は、被係止部31と対応する位置で、ライトガーニッシュブラケット4の前面に突設されており、左右両側の係止爪41は縦向きに配置され、中間位置の係止爪41は横向きに配置されている。このような位置関係にある被係止部31と係止爪41との係止作用により、ライトガーニッシュブラケット4に取付けられたライトガーニッシュ3が振動などで車両上下方向及び車両幅方向に動かないようになっている。
一方、本実施形態のライトガーニッシュブラケット4は、図2、図3及び図6に示すように、ライトガーニッシュ3と同様、車両幅方向に沿って延在しており、クリップ42及びスクリュー43を用いて複数箇所で固定することによりヘッドライト2の上下方向の中間部2aの前面に取付けられている。そのため、ライトガーニッシュブラケット4は、ヘッドライト2の上下方向の中間部2aとほぼ対応する車両幅方向の長さと上下幅を有している。また、ヘッドライト2の上下方向の中間部2aには、ライトガーニッシュブラケット4を介してクリップ42及びスクリュー43を差し込む取付孔22,23が穿設されている。
すなわち、本実施形態の構造では、ライトガーニッシュブラケット4を単一の部品であるヘッドライト2に取付けることにより、ライトガーニッシュブラケット4の取付精度を安定させ、ヘッドライト2とライトガーニッシュ3との見切り線の外観品質の向上が図られている。しかも、ヘッドライト2の上下方向の中間部2aは、図2〜図5に示すように、ライトガーニッシュブラケット4及びライトガーニッシュ3を取付けた状態で、ライトガーニッシュ3の表面がヘッドライト2の表面と面一となるように、車両後方側へ向かって凹んだ形状に形成されている。
また、本実施形態のライトガーニッシュブラケット4は、図2、図3及び図6〜図8に示すように、該ライトガーニッシュブラケット4の前端部4aから後端部4bにわたって車両前後方向へ延びる複数(本実施形態では4枚)の横リブ44及び複数(本実施形態では3枚)の縦リブ45をそれぞれ有している。横リブ44は、水平方向へ延在する平面形状に形状され、車両上下方向に所定の間隔を空けて対向して配置されている。また、縦リブ45は、垂直方向へ延在する平面形状に形状され、車両幅方向に所定の間隔を空けて対向して配置されている。そして、ライトガーニッシュブラケット4は、横リブ44の車両幅方向の端部と、縦リブ45の車両上下方向の端部とを互いに連結することにより形成された2つの箱状部46を有している。これら箱状部46は、ライトガーニッシュブラケット4の車両幅方向の中間部分に設けられ、隣接して横並びに配置されており、箱状部46の車両前後に位置する箇所は、開口した構造となっている。
一方、本実施形態における車両前部1の車両幅方向の中間部には、図1及び図4〜図6に示すように、ライトガーニッシュ3と同様、車両前部1の意匠部を形成する部品であるバンパガーニッシュ5が設けられている。このバンパガーニッシュ5は、車両前部1の車両幅方向の左右両側に設けられるライトガーニッシュ3と同一高さ位置で、車両幅方向に沿って延在している。そのため、バンパガーニッシュ5は、ライトガーニッシュ3と対応する上下幅を有しており、これらバンパガーニッシュ5とライトガーニッシュ3とは、車両幅方向に沿って連続して配置され、一体化されている。
しかも、バンパガーニッシュ5の車両幅方向の左右両側端部には、車両前方視でライトガーニッシュ3と重なり合うオーバーラップ部51を有しており、該オーバーラップ部51の背面には、車両前後方向に挿入され、ライトガーニッシュ3の被係合部32と着脱可能に係合する上下一対の係合部52が突設されている。また、ライトガーニッシュ3の車両幅方向のバンパガーニッシュ5側の端部にも、車両前方視でバンパガーニッシュ5のオーバーラップ部51と重なり合うオーバーラップ部33を有しており、該オーバーラップ部33の前面には、バンパガーニッシュ5の係合部52と対応して、上下一対の被係合部32が設けられている。
すなわち、本実施形態の車両前部1の構造においては、車両前方視で互いに重なり合うオーバーラップ部51,33の係合部52と被係合部32とを係合させることによって、バンパガーニッシュ5とライトガーニッシュ3とが着脱可能に接続されているため、バンパガーニッシュ5が車両前方から衝撃荷重を受けると、この衝撃荷重が、ライトガーニッシュ3よりライトガーニッシュブラケット4に伝えられ、ライトガーニッシュブラケット4に分散されることになり、これらバンパガーニッシュ5、ライトガーニッシュ3及びライトガーニッシュブラケット4の3部品で車両前方からの衝撃荷重が吸収されるように構成されている。また、ライトガーニッシュ3が車両前方から過大な衝撃荷重を受けた場合は、クリップ42が外れるとともに、係合部52と被係合部32との係合が解除され、ライトガーニッシュ3がバンパガーニッシュ5から離脱し、バンパガーニッシュ5の破損が防止されるようになっている。
なお、バンパガーニッシュ5の背面側の上下部には、複数個の係止片53が車両幅方向に間隔を空けて突設されており、バンパガーニッシュ5は、当該係止片53を図示しない被係止片部に係止させることにより、グリル6に取付けられるように構成されている。
さらに、本実施形態のライトガーニッシュブラケット4は、図3、図6及び図7に示すように、ライトガーニッシュ3及びバンパガーニッシュ5のオーバーラップ部33,51の背面に近接する位置まで車両前方へ突出する長さに形成された上下一対の突出部47を有している。これら突出部47は、ライトガーニッシュブラケット4の車両幅方向のオーバーラップ部33,51側に位置する上下端部に突設されている。
そのため、本実施形態の車両前部1の構造においては、バンパガーニッシュ5が車両前方から衝撃荷重を受けると、この衝撃荷重が、ライトガーニッシュ3よりライトガーニッシュブラケット4に伝えられることになり、ライトガーニッシュブラケット4の突出部47によってバンパガーニッシュ5及びライトガーニッシュ3のオーバーラップ部33,51が支えられた状態で衝撃荷重が吸収されるように構成されている。
このように、本発明の実施形態に係る車両前部構造は、車両前部1の車両幅方向の左右両側に設けられるヘッドライトと、車両前方視でヘッドライト2の上下方向の中間部2aに配置されるライトガーニッシュ3とを備え、ライトガーニッシュ3の車両後方側で、ヘッドライト2の上下方向の中間部2aに取付けられるライトガーニッシュブラケット4が配置され、ライトガーニッシュブラケット4は、前端部4aから後端部4bにわたって車両前後方向へ延びる平面形状の横リブ44及び縦リブ45を複数枚それぞれ有し、横リブ44は、車両上下方向に所定の間隔を空けて配置され、縦リブ45は、車両幅方向に所定の間隔を空けて配置され、ライトガーニッシュブラケット4は、横リブ44の車両幅方向の端部と縦リブ45の車両上下方向の端部とを互いに連結することにより形成された2つの箱状部46を有しているので、ライトガーニッシュ3が車両前方から衝撃荷重を受けた時に、横リブ44及び縦リブ45から形成された箱状部46を有するライトガーニッシュブラケット4がライトガーニッシュを車両後方側から支えて衝撃荷重を吸収し、ヘッドライト2に衝撃荷重が伝わることを抑制することが可能となり、ヘッドライト2の破損を防止することができる。
また、本発明の車両前部構造では、ライトガーニッシュブラケット4がヘッドライト2のみに取付けられているので、ライトガーニッシュが車両前方から衝撃荷重を受けた場合に、ヘッドライト2とライトハウジング21との間に隙間が生じることを抑え、ヘッドライト2内への水の浸入を防止することできる。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
例えば、既述の実施の形態における箱状部46は、ライトガーニッシュブラケット4の車両幅方向の中間部分に2つ設けられているが、適用する車両前部1の大きさや形状等に対応し、車両幅方向及び車両上下方向の寸法などを小さく形成したりすることで3つ以上設けられていても良い。また、箱状部46は、車両前後に位置する箇所が開口した構造ではなく、車両前後のどちらか一方、もしくは両方が塞がれた構造であっても良い。
1 車両前部
2 ヘッドライト
2a 上下方向の中間部
3 ライトガーニッシュ
4 ライトガーニッシュブラケット
4a 前端部
4b 後端部
5 バンパガーニッシュ
6 グリル
7 バンパ
21 ライトハウジング
22,23 取付孔
31 被係止部
31a,31b スリット
41 係止爪
42 クリップ
43 スクリュー
44 横リブ
45 縦リブ
46 箱状部
47 突出部

Claims (3)

  1. 車両前部の車両幅方向の左右両側に設けられるヘッドライトと、
    前記ヘッドライトの車両後方側に位置し、該ヘッドライトが取付けられるライトハウジングと、
    車両前方視で前記ヘッドライトの上下方向の中間部に配置されるライトガーニッシュとを備えている車両前部構造において、
    前記ライトガーニッシュの車両後方側には、前記ライトハウジングとは関係なく前記ヘッドライトに取付けられるライトガーニッシュブラケットが配置され、
    前記ライトガーニッシュブラケットは、該ライトガーニッシュブラケットの前端部から後端部にわたって車両前後方向へ延びる複数の横リブ及び縦リブをそれぞれ有し、
    前記横リブは、車両上下方向に所定の間隔を空けて配置され、前記縦リブは、車両幅方向に所定の間隔を空けて配置され、
    前記ライトガーニッシュブラケットは、前記横リブと前記縦リブとを互いに連結することにより形成された箱状部を有していることを特徴とする車両前部構造。
  2. 車両前部の車両幅方向の中間部には、車両幅方向へ延びるバンパガーニッシュが設けられ、該バンパガーニッシュの背面には、車両前後方向に挿入され、前記ライトガーニッシュの被係合部と着脱可能に係合する係合部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両前部構造。
  3. 前記バンパガーニッシュは、車両前方視で前記ライトガーニッシュと重なり合うオーバーラップ部を有し、前記ライトガーニッシュブラケットは、前記オーバーラップ部の背面に近接する位置まで突出する突出部を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の車両前部構造。
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