JP2014082755A - 可変減衰器を有する電子回路およびそれらの動作方法 - Google Patents

可変減衰器を有する電子回路およびそれらの動作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】直流電流の消費を回避する際に良好な反射損失および減衰を示すRF用途の減衰器が所望される。
【解決手段】2つの第1抵抗器は入力端子と出力端子との間で直列に結合され、第1スイッチが2つの第1抵抗器のうちの1つに跨るように結合される第1チャネルを有する第1電流路と、第2チャネルと、入力端子に結合される第1導電端子と、出力端子に結合される第2導電端子とを有する第2スイッチを含む第2電流路と、入力端子に結合される第1端子と、出力端子に結合される第2端子を有する第2抵抗器を含む第3電流路とを含む、入力端子と出力端子との間に結合される第1可変抵抗回路と、中間ノードと電圧基準端子との間に結合される第2可変抵抗回路と、を備える可変減衰器を提供する。
【選択図】図2

Description

実施形態は、概して可変減衰器(たとえば、デジタル制御ステップ減衰器)、可変減衰器が組み込まれる電子回路、およびそれらの動作方法に関する。
離散的な減衰状態を示す電気的に調整可能な減衰器がたとえば、「パイ(π)型」、「T型」、および「ブリッジT型」トポロジにおいて実装される。これらのトポロジの各々において、抵抗素子は所望の減衰量を生成するように変化させられ、これらのトポロジの各々は、抵抗器が適切に選択されると、(入力端子および出力端子における)良好な反射損失、および入力と出力との間の所望の減衰を示すことができる。概して、「π型」および「T型」トポロジの各々は3つの可変抵抗素子を含み、これらは所望の減衰量を生成するように調整される。対照的に、「ブリッジT型」トポロジは所望の減衰量を生成するように変化させる必要がある抵抗素子を2つのみ含む。
図1は、2つの可変抵抗素子110、150および2つの固定抵抗素子130、140を含む、従来のブリッジT型減衰器100の概略図を示す。減衰器100において、第1の可変抵抗素子110は入力端子102と出力端子104との間に結合されている。2つの固定抵抗素子130、140は入力端子102と中間ノードとの間、および、出力端子104と中間ノードとの間にそれぞれ結合されている。最後に、第2の可変抵抗素子150は、中間ノードと電圧基準端子(たとえば、グランド)との間に結合されている。抵抗素子110、150を変化させることによって、入力端子102において提示される信号の減衰は、所望の減衰量をもって出力端子104において信号を生成するように調整され得る。
なお、可変減衰器の反射損失の最適化について特許文献1に記載されている。
米国特許第4,975,604号明細書
無線周波数(RF)の周波数において減衰器トポロジを実装することに関して特に注目すべきことは、可変抵抗素子を実装するという選択および方法である。たとえば、1つの技術を使用すると、可変抵抗素子は、PINダイオード(すなわち、P型半導体領域とN型半導体領域との間に挟まれる固有の半導体領域を含むダイオード)を使用して実装され、PINダイオードは、PINダイオードのバイアス電流に反比例する抵抗を有する。PINダイオードを使用するトポロジは許容可能な反射損失および減衰を有し得るが、この手法に対する欠点は各PINダイオードによって直流電流が著しく消費されることである。したがって、直流電流の著しい消費を回避するに際し良好な反射損失および減衰を示すRF用途の減衰器トポロジが所望される。
前述の問題を克服するために、本発明の一態様では、可変減衰器を提供する。可変減衰器は、可変減衰器の入力端子と出力端子との間に結合されている第1の可変抵抗回路を備えており、第1の可変抵抗回路は、2つの第1の抵抗器および第1のスイッチを含む第1の電流路であって、2つの第1の抵抗器は入力端子と出力端子との間で互いに直列に結合されており、第1のスイッチは2つの第1の抵抗器のうちの一方に跨るように結合されている第1のチャネルを有する、第1の電流路と、第2のチャネルと、入力端子に結合されている第1の導電端子と、出力端子に結合されている第2の導電端子とを有する第2のスイッチを含む第2の電流路と、入力端子に結合されている第1の端子、および出力端子に結合されている第2の端子を有する第2の抵抗器を含む第3の電流路とを含む、第1の可変抵抗回路と、入力端子に結合されている第1の端子、および中間ノードに結合されている第2の端子を有する第3の抵抗器と、出力端子に結合されている第1の端子、および中間ノードに結合されている第2の端子を有する第4の抵抗器と、中間ノードと電圧基準端子との間に結合されている第2の可変抵抗回路と、を備えることを要旨とする。
本発明の別の態様では、可変減衰器を含む電子回路を提供する。可変減衰器は、可変減衰器の第1の入力端子と第1の出力端子との間で互いに並列に結合されている第1の複数の電流路を有する第1の可変抵抗回路であって、第1の複数の電流路のうちの第1の電流路は、第1の入力端子と第1の出力端子との間で互いに直列に結合されている2つの第1の抵抗器と、2つの第1の抵抗器のうちの一方に跨るように結合されている第1のチャネルを有する第1のスイッチとを含む、第1の可変抵抗回路と、第1の入力端子に結合されている第1の端子、および第1の中間ノードに結合されている第2の端子とを有する第2の抵抗器と、第1の出力端子に結合されている第1の端子、および第1の中間ノードに結合されている第2の端子を有する第3の抵抗器と、第1の中間ノードに結合されている第1の端子、および電圧基準端子に結合されている第2の端子を有する第2の可変抵抗回路と、を備えることを要旨とする。
本発明のさらに別の態様では、電子回路が作動する方法を提供する。電子回路が作動する方法は、電子回路への入力信号に対する所望の減衰レベルを示すデジタル制御信号を受信する工程と、デジタル制御信号において示される所望の減衰レベルに基づいて第1の制御信号を生成する工程と、第1の制御信号を可変減衰器の第1のスイッチの制御端子に提供する工程とを含み、可変減衰器は、可変減衰器の入力端子と出力端子との間で互いに並列に結合されている第1の複数の電流路を有する第1の可変抵抗回路であって、第1の複数の電流路のうちの第1の電流路は、入力端子と出力端子との間で互いに直列に結合されている2つの第1の抵抗器と、2つの第1の抵抗器のうちの一方に跨るように結合されている第1のチャネルを有する第1のスイッチとを含み、第1の制御信号は、第1のチャネルの導電性と、第1の可変抵抗回路の実効抵抗と、可変減衰器によって提供される減衰レベルとに影響を与える、第1の可変抵抗回路と、入力端子に結合されている第1の端子、および第1の中間ノードに結合されている第2の端子を有する第2の抵抗器と、出力端子に結合されている第1の端子、および第1の中間ノードに結合されている第2の端子を有する第3の抵抗器と、第1の中間ノードに結合されている第1の端子、および電圧基準端子に結合されている第2の端子を有する第2の可変抵抗回路と、を含むことを要旨とする。
従来のブリッジT型減衰器の概略図。 例示的な実施形態に応じた可変減衰器の概略図。 例示的な実施形態に応じた図2の減衰器のためのスイッチ制御回路の簡略ブロック図。 別の例示的な実施形態に応じた可変減衰器の概略図。 例示的な実施形態に応じた図4の減衰器のためのスイッチ制御回路の簡略ブロック図。 例示的な実施形態に応じた一対の可変減衰器を含む増幅器システムの簡略ブロック図。 例示的な実施形態に応じたデジタル制御可変減衰器が動作するための方法のフローチャート。
本明細書に記載の実施形態は、可変減衰器(たとえば、デジタル制御ステップ減衰器)、可変減衰器が組み込まれる電子回路、およびそれらの動作方法を含む。様々な実施形態において、改良されたブリッジT型構成を有する減衰器が含まれており、他の実施態様と比較して直流電流消費が低減され、サイズが低減され、コストが低減され得る回路を使用した可変抵抗が実装される。
本明細書において使用される場合、「抵抗器」という用語は、単一の抵抗素子(たとえば、単一の別個の抵抗器または他の抵抗性電気的構成要素)または複数の抵抗素子の組み合わせを含むように意図される。したがって、明細書、図面、および特許請求の範囲において、「抵抗器」が言及される、および/または単一の抵抗器が図示されるとき、「抵抗器」は、単一の別個の抵抗器、または十分な固定抵抗を有するマルチ抵抗器ネットワーク(たとえば、直列および/または並列に配列される別個の抵抗器および/または他の抵抗素子の組み合わせ)のいずれかを含むように解釈されるべきである。「実効抵抗」という用語は、所与の動作条件セット下における抵抗器または抵抗回路の電気抵抗の大きさまたはインピーダンスの大きさ(たとえば、オーム単位)を意味する。
図2は、例示的な実施形態に応じた可変減衰器200の概略図である。減衰器200は、入力端子202と、出力端子204と、第1の可変抵抗回路210および第2の可変抵抗回路250と、第1の固定抵抗器230および第2の固定抵抗器231とを含む。第1の可変抵抗回路210は、入力端子202と出力端子204との間に結合されている。第1の固定抵抗器230は、入力端子202に結合されている第1の端子と、中間ノード206に結合されている第2の端子とを有する。第2の固定抵抗器231は、出力端子204に結合されている第1の端子と、中間ノード206に結合されている第2の端子とを有する。最後に、第2の可変抵抗回路250は、中間ノード206と電圧基準端子270(たとえば、グランド)との間に結合されている。
第1の固定抵抗器230および第2の固定抵抗器231は、減衰器200の所望の入力および出力特性インピーダンスZを整合させるように選択される値を有する。たとえば、第1の固定抵抗器230および第2の固定抵抗器231は、50オームのインピーダンス値を有してもよいが、第1の固定抵抗器230および第2の固定抵抗器231はまた、他の値を有してもよい。
第1の可変抵抗回路210は、入力端子202と出力端子204との間で互いに並列に結合されている複数の電流路212、213、214を含む。より具体的には、第1の可変抵抗回路210は、第1の電流路212と、第2の電流路213と、第3の電流路214とを含む。第1の電流路212は、スイッチ制御回路(たとえば、後述する図3のスイッチ制御回路300)に結合される制御端子と、可変導電性チャネルと、入力端子202に結合されている第1の導電端子と、出力端子204に結合されている第2の導電端子とを有するスイッチ218(以下S218とも称す)を含む。たとえば、スイッチ218は、ソース端子とドレイン端子(導電端子)との間に可変導電性チャネルを有する電界効果トランジスタ(FET)であってもよく、チャネルの導電性は、FETのゲート端子(制御端子)に提供される制御信号に基づいて変調される。
可変抵抗回路210の第2の電流路213は、2つの抵抗器222、223と、スイッチ220(以下S220とも称す)とを含む。2つの抵抗器222、223は、入力端子202と出力端子204との間で互いに直列に結合されている。より具体的には、抵抗器222は、入力端子202に結合されている第1の端子と、中間ノード226に結合されている第2の端子とを有する。抵抗器223は、中間ノード226に結合されている第1の端子と、出力端子204に結合されている第2の端子とを有する。スイッチ220は、スイッチ制御回路(たとえば、後述する図3のスイッチ制御回路300)に結合される制御端子、可変導電性チャネル、ならびに、第1の導電端子および第2の導電端子を有する。スイッチ220の可変導電性チャネルは抵抗器222、223のうちの一方に跨るように結合されている。たとえば、図2の実施形態では、スイッチ220の可変導電性チャネルは抵抗器222に跨るように結合されている。より具体的には、スイッチ220の第1の導電チャネルが入力端子202に結合されており、スイッチ220の第2の導電端子が中間ノード226に結合されている。代替の実施形態では、スイッチ220の可変導電性チャネルが代わりに抵抗器223に跨るように結合されてもよい。
可変抵抗回路210の第3の電流路214は、入力端子202と出力端子204との間に結合されている抵抗器224を含む。より具体的には、抵抗器224は、入力端子202に結合されている第1の端子と、出力端子204に結合されている第2の端子とを有する。
上述するように、第2の可変抵抗回路250は、中間ノード206と電圧基準端子270との間に結合されている。より具体的には、第2の可変抵抗回路250は、中間ノード206と電圧基準端子270との間で互いに並列に結合されている複数の電流路252、253、254を含む。図2に示される第2の可変抵抗回路250の実施形態は3つの電流路252〜254を含むが、他の実施形態は3つよりも多いまたは少ない電流路を含んでもよい。いずれの実施形態においても、一実施形態に応じて、各電流路252〜254は、スイッチ258、259、260(以下S258、S259、およびS260とも称す)と直列に結合されている抵抗器262、263、264を含み、スイッチ258〜260の各々は制御端子と、可変導電性チャネルと、第1の導電端子および第2の導電端子とを含む。スイッチ258〜260の各々の制御端子はスイッチ制御回路(たとえば、後述する図3のスイッチ制御回路300)に結合される。たとえば、図2に示される実施形態において、抵抗器262〜264の各々の第1の端子は中間ノード206に結合されており、抵抗器262〜264の各々の第2の端子はスイッチ258〜260の第1の導電端子に結合されている。スイッチ258〜260の第2の導電端子は電圧基準端子270に結合されている。代替の実施形態では、抵抗器262〜264およびスイッチ258〜260は逆に結合されてもよい。より詳細には、代替の実施形態において、たとえば、スイッチ258〜260の各々の第1の導電端子が中間ノード206に結合されてもよく、スイッチ258〜260の第2の導電端子が抵抗器262〜264の第1の端子に結合されてもよく、抵抗器262〜264の第2の端子が電圧基準端子270に結合されてもよい。
一実施形態に応じて、スイッチ218、220、258〜260の各々は、これらのスイッチが実質的に非導電性(たとえば、「オフ」または「開」)または実質的に導電性(たとえば、「オン」または「閉」)のいずれかであるように制御される。たとえば、スイッチ218、220、258〜260がFETである実施形態では、スイッチ218、220、258〜260は、ゼロバイアスモードではこれらのFETの線形領域において動作してもよい(たとえば、動作中、実質的にバイアス電流はスイッチ218、220、258〜260を通じて流れず、これらのFETのゲート−ソース電圧VGSはNチャネルFETのゲート−ソース閾値電圧VGSTHよりも小さい)。したがって、スイッチ218、220、258〜260の各々はオンに切り替えられるとき(たとえば、VGSがNチャネルFETのゲート−ソース閾値電圧VGSTH、たとえば、0ボルトよりも大きいとき)無視できる程度の抵抗を有し、オフに切り替えられるとき(たとえば、VGSがNチャネルFETのVGSTHよりも小さいとき)は実質的に無限大の抵抗を有する。
一実施形態に応じて、動作中、R210として参照される第1の可変抵抗回路210の実効抵抗、およびR250として参照される第2の可変抵抗回路250の実効抵抗は、以下のように変化する。
210250 = Z (式1)
式中、Zは所望の特性インピーダンスである。整合されるとき、減衰は以下によって求められる。
減衰(dB)=20log((R210/R2501/2+1) (式2)
=20log((R210/Z)+1)
第1の可変抵抗回路210の実効抵抗は抵抗器222〜224の値およびスイッチ218、220の状態に応じており、第2の可変抵抗回路250の実効抵抗は抵抗器262〜264の値およびスイッチ258〜260の状態に応じる。基本的に、スイッチ218、220の状態の組み合わせが異なれば、第1の可変抵抗回路210内の抵抗器(すなわち、抵抗器222〜224)の並列の組み合わせが異なり(したがって、第1の可変抵抗回路210の実効抵抗が異なり)、スイッチ258〜260の状態の組み合わせが異なれば、第2の可変抵抗回路250内の抵抗器(すなわち、抵抗器262〜264)の並列の組み合わせが異なる(したがって、第2の可変抵抗回路250の実効抵抗が異なる)。一実施形態に応じて、スイッチ218、220、および258〜260は、実効抵抗R210、R250の4つの異なる組み合わせを提供し、したがって、4つの異なる減衰レベルを提供するように制御される。加えて、一実施形態では、抵抗器222〜224および262〜264の値は、上記の式1を満たすように選択される。特定の実施形態に応じて、たとえば、減衰器200のスイッチ218、220、258〜260は、約0デシベル(dB)、約2dB、約4dB、および約6dBの減衰レベルを生成する実効抵抗R210、R250の組み合わせを提供するように制御される。代替の実施形態では、抵抗器222〜224および262〜264がこれらの値を有するように選択されてもよく、かつ/またはスイッチ218、220、258〜260はより大きい、より少ない、または異なる減衰レベルを生成するように制御されてもよい。
たとえば、上述する例示的な減衰レベルを提供し得る実効抵抗R210、R250は以下のとおりでもよい。
Figure 2014082755
一実施形態に応じて、スイッチ218、220、および262〜264の状態(たとえば、「オン」または「オフ」)は、以下のように、上述する例示的な減衰レベルを生成するように制御される。
Figure 2014082755
上述する例示的な実効抵抗R210、R250およびスイッチ状態は限定を意図するものではなく、他の減衰器実施形態は、異なる実効抵抗および/またはより大きな、より小さな、もしくは異なる減衰レベルを生成するように異なる方法で制御されるスイッチを有するように構成され得ることを理解されたい。
抵抗器222〜224および262〜264の値の相対的な大きさの例を示すために、抵抗器222〜224および262〜264の例示的な値を以下に列挙する。抵抗値および/または抵抗器の相対的な大きさはこれらの例示的な値とは異なってもよいことを理解されたい。たとえば、抵抗器222は約57オームの値を有してもよく、抵抗器223は約15オームの値を有してもよく、抵抗器224は約78オームの値を有してもよく、抵抗器262は約174オームの値を有してもよく、抵抗器263は約184オームの値を有してもよく、抵抗器264は約37.5オームの値を有してもよい。
前述するように、スイッチ218、220、および258〜260の状態は、スイッチ218、220、および258〜260の制御端子(たとえば、ゲート端子)に提供されるスイッチ制御信号に基づいて制御される。一実施形態に応じて、スイッチ制御信号はデジタル入力に基づいてスイッチ制御回路(たとえば、図3のスイッチ制御回路300)によって生成される。すなわち、減衰器200はデジタル制御され、一実施形態では、デジタル入力が、任意の所与の時点における入力信号に減衰器200によって適用されるべき減衰レベルを定義することを意味する。たとえば、上述する4つの異なる減衰レベルでは、4つの異なる減衰レベルのうちのいずれかを減衰器200が適用することを選択するように2ビットデジタル入力が使用されてもよい。
図3は、例示的な実施形態に応じた図2の減衰器のためのスイッチ制御回路300の簡略ブロック図である。スイッチ制御回路300は、一実施形態に応じて、デジタル入力302と、スイッチ制御論理部304と、複数のスイッチ制御信号出力318、320、358、359、360とを含む。デジタル入力302は、一実施形態では、複数のデジタル入力信号を並列に(たとえば、図示されるように2つの信号を並列に)受信するように構成されるマルチビット入力である。より具体的には、各入力信号は、マルチビット幅のデジタル制御信号の1ビットに対応する。たとえば、スイッチ制御回路300によって制御される減衰器(たとえば、図2の減衰器200)が4つの異なる減衰レベル(たとえば、0dB、2dB、4dB、および6dBの減衰)を適用するように構成される実施形態では、デジタル制御信号は、図3に示されるように2ビット幅信号であってもよい。このような実施形態において、入力信号の組み合わせによって表される各デジタル値は、4つの異なる減衰レベルのうちの1つに対応してもよい。代替の実施形態において、デジタル入力302はシリアルインターフェースとして実装されてもよい。
デジタル入力値の受信に応答して、スイッチ制御論理部304は、スイッチ制御信号出力318、320、および358〜360においてスイッチ制御信号の組み合わせを生成する。スイッチ制御ロジック304の詳細は本明細書に図示または記載されないが、本明細書における記載に基づいて、当業者は、デジタル入力値を適切なスイッチ制御信号に変換する論理部を実装する方法を理解するであろう。いくつかの異なる論理的トポロジが所望の変換を実行するのに適切であり得る。いずれの場合も、一実施形態に応じて、スイッチ制御信号の各々が、スイッチの導電性に影響を与えるために(すなわち、各スイッチをオンまたはオフにするために)減衰器のスイッチのうちの異なるスイッチの制御端子に提供される。たとえば、図2も参照すると、スイッチ制御信号出力318、320、358、359、および360において提供されるスイッチ制御信号は、スイッチ218、220、258、259、および260にそれぞれ提供されてもよい。前述するように、様々なスイッチ218、220、および258〜260をオンまたはオフにすることによって、第1の可変抵抗回路210および第2の可変抵抗回路250の実効抵抗が調整され、減衰器200によって適用される減衰レベルも調整される。
図2に関連して説明される実施形態において、減衰器200は単一の減衰段を含む。より具体的には、図2の単段減衰器200は、3つの電流路212〜214を有する第1の可変抵抗回路210と、第1の固定抵抗器230および第2の固定抵抗器231と、3つの追加の電流路252〜254を有する第2の可変抵抗回路250とを含む。様々な代替の実施形態では、第1の可変抵抗回路および/もしくは第2の可変抵抗回路は、より多いもしくはより少ない電流路を含んでもよく、かつ/または、減衰器は2つ以上の減衰段を含んでもよい。
たとえば、図4は別の例示的な実施形態に応じた多段可変減衰器400の概略図である。減衰器400は、第1の数の減衰レベルを提供する第1の減衰段402と、第2の数の減衰レベルを提供する第2の減衰段403とを含む。減衰レベルの第1の数および第2の数は同一であっても互いに異なってもよく、減衰器400によって提供される減衰レベルの総数は、減衰レベルの第1の数と第2の数との積までの数である。たとえば、第1の減衰段402が4つの減衰レベルを提供し、第2の減衰段403が4つのさらなる減衰レベルを提供する実施形態では、減衰器400によって提供される減衰レベルの総数は、16までの減衰レベルであってもよい。
第1の減衰段402および第2の減衰段403は、入力端子404と出力端子406との間で直列に結合されている。より具体的には、第1の減衰段402の出力が第2の減衰段403の入力に結合されている(図4では両方とも端子405として示される)。したがって、入力端子404に提供される入力信号は、最初に第1の減衰段402によって減衰されてもよく、結果生じる減衰信号(端子405における)は、第2の減衰段403によってさらに減衰されてもよい。信号の全体の減衰は第1の減衰と第2の減衰との和であり、2回減衰された信号(段402、403のいずれも0.0dBの減衰を適用していないと仮定して)が出力端子406において提供される。
第1の減衰段402および第2の減衰段403は両方とも、図2に示される減衰段とは異なるが、第1の減衰段402および第2の減衰段403はいくつかの類似性を有する。類似性に関して、第1の減衰段402および第2の減衰段403は各々、第1の可変抵抗回路410、411と、第2の可変抵抗回路450、451と、第1の固定抵抗器430、432および第2の固定抵抗器431、433とを含む。各段402、403において、第1の可変抵抗回路410、411は、入力端子(第1の段402については端子404、および第2の段403については端子405)と出力端子(第1の段402については端子405、および第2の段403については端子406)との間に結合されている。第1の固定抵抗器430、432の各々は、それぞれの入力端子404、405に結合されている第1の端子と、中間ノード407、408に結合されている第2の端子とを有する。第2の固定抵抗器431、433の各々は、それぞれの出力端子405、406に結合されている第1の端子と、それぞれの中間ノード407、408に結合されている第2の端子とを有する。図2の実施形態と同様に、第1の固定抵抗器および第2の固定抵抗器430〜433は、減衰器400の所望の入力および出力特性インピーダンスZを整合させるように選択される値を有する。最後に、各第2の可変抵抗回路450、451は、それぞれの中間ノード407、408と電圧基準端子470(たとえば、グランド)との間に結合されている。
第1の減衰段402において、第1の可変抵抗回路410は、入力端子404と出力端子405との間で互いに並列に結合されている2つの電流路412、413を含む。第1の電流路412は、スイッチ制御回路(たとえば、後述する図5のスイッチ制御回路500)に結合される制御端子、可変導電性チャネル、入力端子404に結合されている第1の導電端子、および、出力端子405に結合されている第2の導電端子を有するスイッチ418(たとえば、以下S418とも称すFETまたはバイポーラジャンクショントランジスタ(BJT))を含む。可変抵抗回路410の第2の電流路413は、入力端子404と出力端子405との間に結合されている抵抗器422を含む。より具体的には、抵抗器422は、入力端子404に結合されている第1の端子と、出力端子405に結合されている第2の端子とを有する。
第2の可変抵抗回路450は、中間ノード407と電圧基準端子470との間で互いに並列に結合されている2つの電流路452、453を含む。図4に示される第2の可変抵抗回路450の実施形態は2つの電流路452、453を含むが、他の実施形態は2つよりも多いまたは少ない電流路を含んでもよい。いずれの場合も、一実施形態に応じて、各電流路452、453は、スイッチ458、459(以下S458、S459とも称す)と直列に結合されている抵抗器464、465を含み、スイッチ458、459の各々は制御端子と、可変導電性チャネルと、第1の導電端子および第2の導電端子とを含む。スイッチ458、459の各々の制御端子はスイッチ制御回路(たとえば、後述する図5のスイッチ制御回路500)に結合される。たとえば、図4に示される実施形態において、抵抗器464、465の各々の第1の端子は中間ノード407に結合されており、抵抗器464、465の各々の第2の端子はスイッチ458、459の第1の導電端子に結合されている。スイッチ458、459の第2の導電端子は電圧基準端子470に結合されている。代替の実施形態では、抵抗器464、465およびスイッチ458、459は逆に結合されてもよい。
抵抗器422、464および465の値の相対的な大きさの例を示すために、抵抗器422、464および465の例示的な値を以下に列挙する。抵抗値および/または抵抗器の相対的な大きさはこれらの例示的な値とは異なってもよいことを理解されたい。たとえば、抵抗器422は約8オームの値を有してもよく、抵抗器464は約424オームの値を有してもよく、抵抗器465は約301オームの値を有してもよい。
第2の減衰段403の構成は減衰器200(図2)の構成と類似であるが、第1の可変抵抗回路411(および様々な抵抗器の値)について異なっている。より具体的には、第1の可変抵抗回路411では基本的に、入力端子405と出力端子406との間に結合されている単一の抵抗器(たとえば、抵抗器224)を備える第3の電流路が存在しない(すなわち、抵抗器224が省かれている)という点で、第1の可変抵抗回路210(図2)の簡略化された実施形態である。代わりに、抵抗器224が省かれていなければ寄与していたであろう抵抗が基本的に、抵抗器423、424の値を調整することによって第1の可変抵抗回路411内に「折り込まれる」。したがって、第2の減衰段403において、第1の可変抵抗回路411は、入力端子405と出力端子406との間で互いに並列に結合されている2つの電流路414、415を含む。第1の電流路414は、スイッチ制御回路(たとえば、後述する図5のスイッチ制御回路500)に結合される制御端子、可変導電性チャネル、入力端子405に結合されている第1の導電端子、および、出力端子406に結合されている第2の導電端子を有するスイッチ419(たとえば、以下S419とも称すFETまたはBJT)を含む。
可変抵抗回路411の第2の電流路415は、2つの抵抗器423、424と、スイッチ420(以下S420とも称す)とを含む。2つの抵抗器423、424は、入力端子405と出力端子406との間で互いに直列に結合されている。より具体的には、抵抗器423は、入力端子405に結合されている第1の端子と、中間ノード426に結合されている第2の端子とを有する。抵抗器424は、中間ノード426に結合されている第1の端子と、出力端子406に結合されている第2の端子とを有する。スイッチ420は、スイッチ制御回路(たとえば、後述する図5のスイッチ制御回路500)に結合される制御端子、可変導電性チャネル、ならびに、第1の導電端子および第2の導電端子を有する。スイッチ420の可変導電性チャネルは抵抗器423、424のうちの一方に跨るように結合されている。たとえば、図4の実施形態では、スイッチ420の可変導電性チャネルは抵抗器423に跨るように結合されている。より具体的には、スイッチ420の第1の導電チャネルが入力端子405に結合されており、スイッチ420の第2の導電端子が中間ノード426に結合されている。代替の実施形態では、スイッチ420の可変導電性チャネルは代わりに抵抗器424に跨るように結合されてもよい。
第2の可変抵抗回路451は、中間ノード408と電圧基準端子470との間で互いに並列に結合されている複数の電流路454、455、456を含む。図4に示される第2の可変抵抗回路451の実施形態は3つの電流路454〜456を含むが、他の実施形態は3つよりも多いまたは少ない電流路を含んでもよい。いずれの場合も、一実施形態に応じて、各電流路454〜456は、スイッチ460、461、462(以下S460、S461、およびS462とも称す)と直列に結合されている抵抗器466、467、468を含み、スイッチ460〜462の各々は制御端子と、可変導電性チャネルと、第1の導電端子および第2の導電端子とを含む。スイッチ460〜462の各々の制御端子はスイッチ制御回路(たとえば、後述する図5のスイッチ制御回路500)に結合される。たとえば、図4に示される実施形態において、抵抗器466〜468の各々の第1の端子は中間ノード408に結合されており、抵抗器466〜468の各々の第2の端子はスイッチ460〜462の第1の導電端子に結合されている。スイッチ466〜468の第2の導電端子は電圧基準端子470に結合されている。代替の実施形態では、抵抗器466〜468およびスイッチ460〜462は逆に結合されてもよい。
抵抗器423、424および466〜468の値の相対的な大きさの例を示すために、抵抗器423、424および466〜468の例示的な値を以下に列挙する。抵抗値および/または抵抗器の相対的な大きさはこれらの例示的な値とは異なってもよいことを理解されたい。たとえば、抵抗器423は約25オームの値を有してもよく、抵抗器424は約12.5オームの値を有してもよく、抵抗器466は約174オームの値を有してもよく、抵抗器467は約184オームの値を有してもよく、抵抗器468は約36.5オームの値を有してもよい。
第1の可変抵抗回路410、411の実効抵抗(それぞれR410、R411とも称す)は抵抗器422〜424の値およびスイッチ418〜420の状態に応じており、第2の可変抵抗回路450、451の実効抵抗(それぞれR450、R451とする)は抵抗器464〜468の値およびスイッチ458〜462の状態に応じる。一実施形態に応じて、各減衰段402、403のスイッチ418〜420および458〜462は各々、実効抵抗R410、R411、R450、R451の4つの異なる組み合わせを提供し、したがって、各々、4つの異なる減衰レベルを提供するように制御される。したがって、減衰器400は総数16までの減衰レベルを提供してもよい。たとえば、各減衰段402、403の減衰レベルのうちの1つが0dBである場合、かつ/または、減衰段402、403の減衰レベルのうちのいくつかが同一である場合、減衰レベルの総数は16よりも小さくてもよい。一実施形態に応じて、減衰段402、403の両方が0dBの減衰を提供してもよい(したがって、減衰器400全体が0dBの減衰を提供してもよい)が、減衰段402、403の残りの減衰レベルは互いから異なる。特定の実施形態に応じて、たとえば、減衰器段402のスイッチ418、458、459が、約0dB、約0.5dB、約1dB、および約1.5dBの総減衰レベル(入力端子404と出力端子405との間)を生成する実効抵抗R410、R450の組み合わせを提供するように制御可能であり、減衰器段403のスイッチ419、420、および466〜468が、約0dB、約2dB、約4dB、および約6dBの総減衰レベル(入力端子405と出力端子406との間)を生成する実効抵抗R411、R451の組み合わせを提供するように制御可能である。
一実施形態に応じた、スイッチ418、458、および459の状態は、以下のように、上述する第1の減衰段402の例示的な減衰レベルを生成するように制御される。
Figure 2014082755
加えて、一実施形態に応じて、スイッチ419、420、および460〜462の状態は、以下のように、上述する第2の減衰段203の例示的な減衰レベルを生成するように制御される。
Figure 2014082755
上記の例に応じて、減衰器400は、減衰器400に入力される信号に対して合計16の減衰レベルを適用することが可能であり、それらの減衰レベルは、0.0、0.5、1.0、1.5、2.0、2.5、3.0、3.5、4.0、4.5、5.0、5.5、6.0、6.5、7.0、および7.5(dB)である。表3および表4において上述する例示的なスイッチ状態は限定を意図するものではなく、他の減衰器実施形態は、より大きな、より小さな、もしくは異なる減衰レベルを生成するように異なる方法で制御され得ることを理解されたい。
前述するように、スイッチ418〜420および458〜462の状態は、スイッチ418〜420および458〜462の制御端子(たとえば、ゲート端子)に提供されるスイッチ制御信号に基づいて制御される。一実施形態に応じて、スイッチ制御信号はデジタル入力に基づいてスイッチ制御回路(たとえば、図5のスイッチ制御回路500)によって生成される。すなわち、減衰器400は前述するようにデジタル制御される。たとえば、上述するように可変減衰器400の16の異なる減衰レベルでは、16までの異なる減衰レベルのうちのいずれかを減衰器400が適用することを選択するように4ビットデジタル入力が使用されてもよい。
図5は、例示的な実施形態に応じた図4の減衰器のためのスイッチ制御回路500の簡略ブロック図である。スイッチ制御回路500は、一実施形態に応じて、デジタル入力502と、スイッチ制御論理部504と、複数のスイッチ制御信号出力518、519、520、558、559、560、561、562とを含む。デジタル入力502は、一実施形態では、複数のデジタル入力信号を並列に(たとえば、図示されるように4つの信号を並列に)受信するように構成されるマルチビット入力である。より具体的には、各入力信号は、マルチビット幅のデジタル制御信号の1ビットに対応する。たとえば、スイッチ制御回路500によって制御される減衰器(たとえば、図4の減衰器400)が16までの異なる総減衰レベルを適用するように構成される実施形態では、デジタル制御信号は、図5に示されるように4ビット幅信号であってもよい。このような実施形態において、入力信号の組み合わせによって表される各デジタル値は、16までの異なる減衰レベルのうちの1つに対応してもよい。代替の実施形態において、デジタル入力502はシリアルインターフェースとして実装されてもよい。
デジタル入力値の受信に応答して、スイッチ制御論理部504は、スイッチ制御信号出力518〜520、および558〜562においてスイッチ制御信号の組み合わせを生成する。スイッチ制御論理部504の詳細は本明細書には図示または記載されないが、本明細書における記載に基づいて、当業者は、デジタル入力値を適切なスイッチ制御信号に変換する論理部を実装する方法を理解するであろう。いくつかの異なる論理的トポロジが所望の変換を実行するのに適切であり得る。いずれの場合も、一実施形態に応じて、スイッチ制御信号の各々が、スイッチの導電性に影響を与えるように(すなわち、各スイッチをオンまたはオフにするように)減衰器のスイッチのうちの異なるスイッチの制御端子に提供される。たとえば、図4も参照すると、スイッチ制御信号出力518〜520および558〜562において提供されるスイッチ制御信号は、スイッチ418〜420および458〜462にそれぞれ提供されてもよい。前述するように、様々なスイッチ418〜420および458〜462をオンまたはオフにすることによって、第1の可変抵抗回路410、411および第2の可変抵抗回路450、451の実効抵抗が調整され、減衰器400によって適用される総減衰レベルも調整される。
減衰器400は2つの減衰段402、403を含むように図示されるが、代替の実施形態は、3つ以上の減衰段を含んでもよい。加えて、他の代替の実施形態では、第1の減衰段402および第2の減衰段403は、順序が逆に結合されてもよい(たとえば、減衰段403の出力が減衰段402の入力に結合されてもよい)。また他の代替の実施形態では、減衰段200(図2)、402、および/または403の任意の組み合わせが可変減衰器に含まれてもよく、それに応じて、対応して改変されたスイッチ制御回路が、様々なスイッチの導電性を制御するために設計されてもよい。
本明細書で説明される減衰器の実施形態は、様々な電子回路およびシステムのいずれかに組み込まれてもよい。たとえば、1つ以上の減衰器実施形態が、RFシステムの送信機および/または受信機列(ラインナップ)に組み込まれてもよい。より具体的な例として、1つ以上の減衰器実施形態が、RFシステムの送信機列に含まれ得るドハティ増幅器システムに組み込まれてもよい。
図6は、例示的な実施形態に応じた可変減衰器618、620のセットを含む増幅器システム600を示す。増幅器システム600は、一実施形態に応じて、入力端子602と、出力端子604と、入力回路610と、増幅器回路630と、出力回路650とを含む。入力回路610は入力端子602と、増幅器回路630への入力端子との間に結合されており、出力回路650は増幅器回路630の出力端子と出力端子604との間に結合されている。入力端子602において受信された入力信号は増幅器システム600によって増幅されて、出力端子604を通じて負荷(たとえばアンテナ、図示せず)に提供される。
増幅器システム600は、各々が負荷(たとえばアンテナ、図示せず)に電流を供給することができる並列増幅経路606、608に沿った複数の増幅器段640、642を含む、ドハティ増幅器トポロジにおいて構成される。より具体的には、増幅器システム600は、第1の増幅経路606に沿った主増幅器段640(クラスABモードにおいてバイアスされる)と、第2の増幅経路608に沿ったピーキング増幅器段642(クラスCモードにおいてバイアスされる)とを含む、2段ドハティ増幅器である。ピーキング増幅器段642の閾値を下回る入力電力レベルでは、主増幅器段640のみが負荷に電流を提供する。ピーキング増幅器段642の閾値を超える入力電力レベルでは、主増幅器段640とピーキング増幅器段642の両方からの信号出力が同相において合算され負荷に電流を提供する。他の実施形態では、増幅器システム600は、1つの主増幅器段と2つのピーキング増幅器段とを含んでもよく、各ピーキング増幅器段は異なるクラスC動作点においてバイアスされる。したがって、増幅器システム600は2つのみの増幅経路606、608を含むが、代替の実施形態では、増幅器システムは3つ(以上)の増幅経路を含んでもよい。
入力回路610は、2つの増幅経路606、608に沿って端子602において受信される入力信号の電力を分配するように構成される電力分配器(パワースプリッタ)612を含む。電力分配器612は、たとえば、2つの増幅経路606、608に沿って搬送される信号の位相が互いに対してずれる(たとえば、位相が90度ずれる)ように、増幅経路のうちの一方に沿って(たとえば、増幅経路608に沿って)搬送される信号に対して位相シフトを適用することもできる(概して、4分の1波長伝送線路を使用して90度の値が達成される)。電力分配器612は、入力電力を増幅経路606、608の間で等しく分配することができ、それによって、入力信号電力の約50パーセントが各増幅経路606、608に提供される。
一実施形態に応じて、入力回路610は、第1の増幅経路606に沿って第1の移相器614および第1の可変減衰器618を含んでおり、第2の増幅経路608に沿って第2の移相器616および第2の可変減衰器620をさらに含む。移相器614、616は増幅経路606、608に沿って可変減衰器618、620の前段に結合されるように図示されるが、代替の実施形態では、移相器614、616および減衰器618、620は順序が逆に結合されてもよい。いずれの場合も、スイッチ制御回路622によって提供される制御信号に基づいて、第1の移相器614および第2の移相器616は、第1の増幅経路606および第2の増幅経路608に沿って搬送される信号に位相シフトを適用し、第1の可変減衰器618および第2の可変減衰器620は、第1の増幅経路606および第2の増幅経路608に沿って搬送される信号を減衰させる。たとえば、第1の可変減衰器618および第2の可変減衰器620は、上述する減衰器実施形態のいずれかに応じて構成されてもよく、スイッチ制御回路622は、前述するようなデジタル入力に基づいて減衰器618、620によって適用される減衰レベルに影響を与えるスイッチ制御信号を生成してもよい。前述するように、スイッチ制御回路622は、デジタル制御信号を受信するためのデジタル入力624(たとえば、図3、図5のデジタル入力302、502)を含んでもよい。デジタル入力624は、データインターフェース(たとえば、シリアル周辺装置インターフェース(SPI)などのシリアルインターフェース、図示せず)に結合される。データインターフェース(たとえば、SPI)は、入力回路610と同一の集積回路チップ(たとえば、単一のシリコンチップまたは単一のガリウムヒ素チップ)上に実装されてもよく、または、データインターフェースと入力回路610とは異なる集積回路チップ(たとえば、2つのシリコンチップ、2つのガリウムヒ素チップ、または1つのシリコンチップ(たとえば、SPI用)と1つのガリウムヒ素チップ(たとえば、入力回路610用)との組み合わせ)上に実装されてもよい。
主増幅器段640およびピーキング増幅器段642によって第1の増幅経路606および第2の増幅経路608上で搬送される信号をそれぞれ増幅した後、信号は出力回路650によって組み合わされる。出力回路650は、増幅経路のうちの一方に沿って(たとえば、増幅経路606に沿って)搬送される信号に対して、たとえば、位相シフトを適用することによって(概して、4分の1波長伝送線路を使用して90度の値が達成される)2つの増幅経路606、608に沿って搬送される信号の位相が出力端子604に提供される前に同相で合算される。
図7は、例示的な実施形態に応じた、増幅器システム(たとえば、図6のシステム600)のコンテキストにおけるデジタル制御可変減衰器を動作させるための方法のフローチャートである。図6のシステムおよび図7の方法は例示を目的として提供されており、本明細書に記載の可変減衰器の実施形態は、様々な異なるタイプのシステムのいずれにおいて使用されてもよいことを理解されたい。したがって、図6および図7に関連して提供される例は、様々な実施形態の用途を具体的に記載および図示されるシステムおよび方法に限定するように解釈されるべきではない。
一実施形態に応じて、例示的な方法は、ブロック702において入力信号を(たとえば、入力端子602において)受信することによって開始する。たとえば、入力信号は、無線インターフェースを通じて伝送するように意図されるRF信号であってもよく、増幅器システムは、信号をアンテナに提供する前に増幅するように構成されてもよい。代替的に、入力信号はRF信号以外のタイプの信号であってもよい。ブロック704において、受信信号の電力が複数の(たとえば、2つ以上の)信号に(たとえば、電力分配器612によって)分配されてもよく、分配された信号が複数の(たとえば、2つ以上の)増幅経路に位相がずれて提供されるように、位相シフトが分配された信号のうちの1つ以上に適用されてもよい。たとえば、各増幅経路は移相器(たとえば、移相器614、616)、可変減衰器(たとえば、可変減衰器618、620)、および増幅器段(たとえば、増幅器段640、642)を含んでもよい。移相器および可変減衰器はいずれの順序で存在してもよい。
処理の初期段階に行われ得るブロック706において、システムは、複数の増幅経路に沿って搬送される信号に適用されるべき1つ以上の位相シフトおよび1つ以上の減衰レベルを示すデジタル制御信号を受信してもよい。たとえば、前述するように、システムの別の部分が、デジタル制御信号をスイッチ制御回路(たとえば、スイッチ制御回路300、500、622)に提供してもよい。デジタル制御信号は、位相シフトおよび減衰レベルを示す符号化された値をそれぞれに含んでもよい。
ブロック708において、スイッチ制御回路が、デジタル制御信号内で搬送される値に基づいて移相器スイッチ制御信号および可変減衰器スイッチ制御信号を生成し、移相器および可変減衰器に適切なスイッチ制御信号を提供する。スイッチ制御信号に基づき、ブロック710において、移相器および可変減衰器は、移相器および可変減衰器の対応する増幅経路に沿って搬送される信号をそれぞれ位相シフトし、減衰させる。たとえば、可変減衰器は、上述する減衰器実施形態のいずれかに応じて構成されてもよく、スイッチ制御回路は、前述するデジタル入力信号に基づいて可変減衰器によって適用される減衰レベルに影響を与える可変減衰器スイッチ制御信号を生成してもよい。移相器および可変減衰器は分配された入力信号が位相シフトおよび減衰された信号を生成する。
ブロック712において、位相シフトおよび減衰された信号が増幅されてもよい(たとえば、一方の信号は主増幅器段640によって増幅されてもよく、もう一方の信号はピーキング増幅器段642によって増幅されてもよい)。次いで、ブロック714において、増幅された信号は出力回路(たとえば、出力回路650)によって組み合わされてもよく、出力回路はまた、信号のうちの1つ以上が出力端子(たとえば、出力端子604)に提供される前に同相で合算されることを確実にするように、これらの増幅された信号に位相シフトを適用してもよい。
このように、デジタル制御ステップ減衰器およびそれらの動作方法の様々な実施形態が説明された。可変減衰器の一実施形態は、第1の可変抵抗回路と、第2の可変抵抗回路と、複数の追加の抵抗器とを含む。第1の可変抵抗回路は、可変減衰器の入力端子と出力端子との間に結合されており、第1の可変抵抗回路は、第1の電流路と、第2の電流路と、第3の電流路とを含む。第1の電流路は、2つの第1の抵抗器と、第1のスイッチとを含む。2つの第1の抵抗器は、入力端子と出力端子との間で互いに直列に結合されており、第1のスイッチは、2つの第1の抵抗器のうちの一方に跨るように結合されている第1のチャネルを有する。第2の電流路は、第2のチャネルと、入力端子に結合されている第1の導電端子と、出力端子に結合されている第2の導電端子とを有する第2のスイッチを含む。第3の電流路は、入力端子に結合されている第1の端子、および、出力端子に結合されている第2の端子を有する第2の抵抗器を含む。複数の追加の抵抗器は、第3の抵抗器および第4の抵抗器を含む。第3の抵抗器は、入力端子に結合されている第1の端子、および中間ノードに結合されている第2の端子を有する。第4の抵抗器は、出力端子に結合されている第1の端子、および中間ノードに結合されている第2の端子を有する。第2の可変抵抗回路は、中間ノードと電圧基準端子との間に結合されている。
電子回路の一実施形態は、可変減衰器を含む。可変減衰器は、第1の可変抵抗回路と、第2の可変抵抗回路と、複数の追加の抵抗器とを含む。第1の可変抵抗回路は、可変減衰器の第1の入力端子と第1の出力端子との間で互いに並列に結合されている第1の複数の電流路を有する。第1の複数の電流路のうちの第1の電流路は、第1の入力端子と第1の出力端子との間で互いに直列に結合されている2つの第1の抵抗器と、2つの第1の抵抗器のうちの一方に跨るように結合されている第1のチャネルを有する第1のスイッチとを含む。複数の追加の抵抗器は、第2の抵抗器および第3の抵抗器を含む。第2の抵抗器は、第1の入力端子に結合されている第1の端子、および第1の中間ノードに結合されている第2の端子を有する。第3の抵抗器は、第1の出力端子に結合されている第1の端子、および第1の中間ノードに結合されている第2の端子を有する。第2の可変抵抗回路は、第1の中間ノードに結合されている第1の端子、および電圧基準端子に結合されている第2の端子を有する。
さらなる実施形態に応じて、電子回路は、第1のチャネルの導電性、第1の可変抵抗回路の実効抵抗、および可変減衰器によって提供される減衰レベルに影響を与える第1の制御信号を第1のスイッチの制御端子に提供するためのスイッチ制御回路をさらに含む。別のさらなる実施形態に応じて、電子回路は、移相器と、増幅器段とをさらに含む。移相器は、可変減衰器と直列に結合されており、可変減衰器および移相器は、位相シフトおよび減衰された信号を生成するために、入力信号をそれぞれ減衰させ、位相シフトを適用するように構成される。増幅器段は、位相シフトおよび減衰された信号を増幅するように構成される。
電子回路を動作させる方法の一実施形態は、電子回路への入力信号に対する所望の減衰レベルを示すデジタル制御信号を受信する工程と、デジタル制御信号において示される所望の減衰レベルに基づいて第1の制御信号を生成する工程と、可変減衰器の第1のスイッチの制御端子に第1の制御信号を提供する工程とを含む。可変減衰器は、第1の可変抵抗回路と、第2の可変抵抗回路と、複数の追加の抵抗器とを含む。第1の可変抵抗回路は、可変減衰器の第1の入力端子と第1の出力端子との間で互いに並列に結合されている第1の複数の電流路を有する。第1の複数の電流路のうちの第1の電流路は、第1の入力端子と第1の出力端子との間で互いに直列に結合されている2つの第1の抵抗器と、2つの第1の抵抗器のうちの一方に跨るように結合されている第1のチャネルを有する第1のスイッチとを含む。複数の追加の抵抗器は、第2の抵抗器および第3の抵抗器を含む。第2の抵抗器は、第1の入力端子に結合されている第1の端子、および第1の中間ノードに結合されている第2の端子を有する。第3の抵抗器は、第1の出力端子に結合されている第1の端子、および第1の中間ノードに結合されている第2の端子を有する。第2の可変抵抗回路は、第1の中間ノードに結合されている第1の端子、および電圧基準端子に結合されている第2の端子を有する。
本記載および特許請求の範囲における「第1」、「第2」、「第3」、「第4」などの用語は、要素間で区別するために使用され、必ずしも特定の構造的な、連続する、または経時的な順序を説明するためのものではない。そのように使用される用語は、適切な状況下で交換可能であることを理解されたい。さらに、「備える(comprise)」、「含む(include)」、「有する(have)」といった用語およびそれらの任意の変化形は非排他的な包含をカバーするように意図され、それによって、要素のリストを含む回路、処理、方法、製品、または装置が必ずしもこれらの要素に限定されず、明示的に列挙されていない、またはこのような回路、処理、方法、製品、または装置に内在する他の要素を含むことができる。本明細書において使用される場合、「結合されている(coupled)」という用語は、電気的または非電気的な様式で直接的または間接的に接続されるものとして定義される。
本発明の主題の原理が特定のシステム、装置、および方法に関連して上記で説明されてきたが、この説明は例示のみを目的として為されており、本発明の主題の範囲に対する限定としてではないことを明瞭に理解されたい。本明細書において述べられ図面内に示されるさまざまな機能または処理ブロックは、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアまたはこれらの任意な組み合わせにおいて実装され得る。さらに、本明細書において採用される表現または専門用語は説明を目的としており、限定ではない。
特定の実施形態の上記の記載によって、第三者が、現在の知識を適用することによって、一般的な概念から逸脱することなく様々な用途のためにそれを容易に改変および/または適合することができるよう十分に本発明の主題の一般的な性質が開示される。したがって、このような適合および改変は開示される実施形態の均等物の意図および範囲内にある。本発明の主題は、すべてのこのような代替形態、改変形態、均等物、および変形形態を、添付の特許請求の範囲の精神および広い範囲内に入るものとして包含する。

Claims (19)

  1. 可変減衰器において、
    該可変減衰器の入力端子と出力端子との間に結合されている第1の可変抵抗回路であって、
    2つの第1の抵抗器および第1のスイッチを含む第1の電流路であって、前記2つの第1の抵抗器は前記入力端子と前記出力端子との間で互いに直列に結合されており、前記第1のスイッチは前記2つの第1の抵抗器のうちの一方に跨るように結合されている第1のチャネルを有する、前記第1の電流路と、
    第2のチャネルと、前記入力端子に結合されている第1の導電端子と、前記出力端子に結合されている第2の導電端子とを有する第2のスイッチを含む第2の電流路と、
    前記入力端子に結合されている第1の端子、および前記出力端子に結合されている第2の端子を有する第2の抵抗器を含む第3の電流路とを含む、前記第1の可変抵抗回路と、
    前記入力端子に結合されている第1の端子、および中間ノードに結合されている第2の端子を有する第3の抵抗器と、
    前記出力端子に結合されている第1の端子、および前記中間ノードに結合されている第2の端子を有する第4の抵抗器と、
    前記中間ノードと電圧基準端子との間に結合されている第2の可変抵抗回路と、を備える、可変減衰器。
  2. 前記第1のスイッチの制御端子に第1の制御信号を提供するため、および前記第2のスイッチの制御端子に第2の制御信号を提供するためのスイッチ制御回路をさらに備えており、前記第1の制御信号および前記第2の制御信号は前記第1のチャネルおよび前記第2のチャネルの導電性と、前記第1の可変抵抗回路の実効抵抗と、前記可変減衰器によって提供される減衰レベルとに影響を与える、請求項1に記載の可変減衰器。
  3. 前記スイッチ制御回路が、前記第1のチャネルおよび前記第2のチャネルを実質的に導電性にするように前記第1の制御信号および前記第2の制御信号を提供するときに、第1の減衰レベルだけ、前記入力端子において提供される入力信号を減衰させ、
    前記スイッチ制御回路が、前記第1のチャネルを実質的に導電性にするように前記第1の制御信号を提供し、前記第2のチャネルを実質的に非導電性にするように前記第2の制御信号を提供するときに、前記第1の減衰レベルよりも大きい第2の減衰レベルだけ、前記入力信号を減衰させ、
    前記スイッチ制御回路が、前記第1のチャネルおよび前記第2のチャネルを実質的に非導電性にするように前記第1の制御信号および前記第2の制御信号を提供するときに、前記第2の減衰レベルよりも大きい第3の減衰レベルだけ、前記入力信号を減衰させるように構成される、請求項2に記載の可変減衰器。
  4. 前記第2の可変抵抗回路は、
    前記中間ノードと前記電圧基準端子との間に結合されている第4の電流路であって、第3のチャネルと、前記入力端子に結合されている第1の導電端子と、前記出力端子に結合されている第2の導電端子とを有する第3のスイッチと直列に結合されている第5の抵抗器を含む、前記第4の電流路と、
    前記中間ノードと前記電圧基準端子との間に結合されている第5の電流路であって、第4のチャネルと、前記入力端子に結合されている第1の導電端子と、前記出力端子に結合されている第2の導電端子とを有する第4のスイッチと直列に結合されている第6の抵抗器を含む、前記第5の電流路と、
    前記中間ノードと前記電圧基準端子との間に結合されている第6の電流路であって、第5のチャネルと、前記入力端子に結合されている第1の導電端子と、前記出力端子に結合されている第2の導電端子とを有する第5のスイッチと直列に結合されている第7の抵抗器を含む、前記第6の電流路と、を備える、請求項1に記載の可変減衰器。
  5. 前記第1のチャネル、前記第2のチャネル、前記第3のチャネル、前記第4のチャネル、および前記第5のチャネルの導電性と、前記第1の可変抵抗回路と、前記第2の可変抵抗回路の実効抵抗と、前記可変減衰器によって提供される減衰レベルとを調整するために、前記第1のスイッチの制御端子に対する第1の制御信号と、前記第2のスイッチの制御端子に対する第2の制御信号と、前記第3のスイッチの制御端子に対する第3の制御信号と、前記第4のスイッチの制御端子に対する第4の制御信号と、前記第5のスイッチの制御端子に対する第5の制御信号を提供するためのスイッチ制御回路と、をさらに備える、請求項4に記載の可変減衰器。
  6. 前記スイッチ制御回路が、前記第1のチャネルおよび前記第2のチャネルを実質的に導電性にするように前記第1の制御信号および前記第2の制御信号を提供し、前記第3のチャネル、前記第4のチャネル、および前記第5のチャネルを実質的に非導電性にするように前記第3の制御信号、前記第4の制御信号、および前記第5の制御信号を提供するときに、第1の減衰レベルだけ、前記入力端子において提供される入力信号を減衰させ、
    前記スイッチ制御回路が、前記第1のチャネルおよび前記第3のチャネルを実質的に導電性にするように前記第1の制御信号および前記第3の制御信号を提供し、前記第2のチャネル、前記第4のチャネル、および前記第5のチャネルを実質的に非導電性にするように前記第2の制御信号、前記第4の制御信号、および前記第5の制御信号を提供するときに、前記第1の減衰レベルよりも大きい第2の減衰レベルだけ、前記入力信号を減衰させ、
    前記スイッチ制御回路が、前記第1のチャネル、前記第3のチャネル、および前記第4のチャネルを実質的に導電性にするように前記第1の制御信号、前記第3の制御信号、および前記第4の制御信号を提供し、前記第2のチャネルおよび前記第5のチャネルを実質的に非導電性にするように前記第2の制御信号および前記第5の制御信号を提供するときに、前記第2の減衰レベルよりも大きい第3の減衰レベルだけ、前記入力信号を減衰させ、
    前記スイッチ制御回路が、前記第1のチャネルおよび前記第2のチャネルを実質的に非導電性にするように前記第1の制御信号および前記第2の制御信号を提供し、前記第3のチャネル、前記第4のチャネル、および前記第5のチャネルを実質的に導電性にするように前記第3の制御信号、前記第4の制御信号、および前記第5の制御信号を提供するときに、前記第3の減衰レベルよりも大きい第4の減衰レベルだけ、前記入力信号を減衰させるように構成される、請求項5に記載の可変減衰器。
  7. 前記スイッチ制御回路は、デジタル制御信号を受信するためのマルチビット入力をさらに備え、前記スイッチ制御回路は、前記デジタル制御信号の値に基づいて前記第1の制御信号、前記第2の制御信号、前記第3の制御信号、前記第4の制御信号、および前記第5の制御信号を提供するように構成される、請求項6に記載の可変減衰器。
  8. 可変減衰器を含む電子回路であって、前記可変減衰器は、
    該可変減衰器の第1の入力端子と第1の出力端子との間で互いに並列に結合されている第1の複数の電流路を有する第1の可変抵抗回路であって、前記第1の複数の電流路のうちの第1の電流路は、
    前記第1の入力端子と前記第1の出力端子との間で互いに直列に結合されている2つの第1の抵抗器と、
    前記2つの第1の抵抗器のうちの一方に跨るように結合されている第1のチャネルを有する第1のスイッチとを含む、前記第1の可変抵抗回路と、
    前記第1の入力端子に結合されている第1の端子、および第1の中間ノードに結合されている第2の端子とを有する第2の抵抗器と、
    前記第1の出力端子に結合されている第1の端子、および前記第1の中間ノードに結合されている第2の端子を有する第3の抵抗器と、
    前記第1の中間ノードに結合されている第1の端子、および電圧基準端子に結合されている第2の端子を有する第2の可変抵抗回路と、を備える、電子回路。
  9. 前記第1の複数の電流路は、
    第2のチャネルと、前記第1の入力端子に結合されている第1の導電端子と、前記第1の出力端子に結合されている第2の導電端子とを有する第2のスイッチを含む第2の電流路をさらに備える、請求項8に記載の電子回路。
  10. 前記第1の複数の電流路は、
    前記第1の入力端子に結合されている第1の端子、および、前記第1の出力端子に結合されている第2の導電端子を有する第3の抵抗器を含む第3の電流路をさらに備える、請求項9に記載の電子回路。
  11. 前記第2の可変抵抗回路は、
    前記第1の中間ノードと前記電圧基準端子との間で互いに並列に結合されている第2の複数の電流路をさらに備える、請求項8に記載の電子回路。
  12. 前記第2の複数の電流路の各電流路は、
    シャント抵抗器と、
    前記シャント抵抗器と直列に結合されるチャネルを有するシャントスイッチと、を備える、請求項11に記載の電子回路。
  13. 第1の制御信号を前記第1のスイッチの制御端子に提供するためのスイッチ制御回路をさらに備えており、前記第1の制御信号は、前記第1のチャネルの導電性と、前記第1の可変抵抗回路の実効抵抗と、前記可変減衰器によって提供される減衰レベルとに影響を与える、請求項8に記載の電子回路。
  14. 前記第1の可変抵抗回路、前記第2の抵抗器、前記第3の抵抗器、および前記第2の可変抵抗回路は前記可変減衰器の第1の段に含まれており、該第1の段は第1の数の減衰レベルを提供するように構成されており、前記可変減衰器は、
    該可変減衰器の前記第1の段と直列に結合されている該可変減衰器の第2の段をさらに備え、該第2の段は第2の減衰レベルを提供するように構成されており、該可変減衰器の該第2の段は、
    第2の入力端子と第2の出力端子との間で互いに並列に結合されている第2の複数の電流路を有する第3の可変抵抗回路と、
    前記第2の入力端子に結合されている第1の端子、および第2の中間ノードに結合されている第2の端子を有する第4の抵抗器と、
    前記第2の出力端子に結合されている第1の端子、および前記第2の中間ノードに結合されている第2の端子を有する第5の抵抗器と、
    前記第2の中間ノードに結合されている第1の端子、および前記電圧基準端子に結合されている第2の端子とを有する第4の可変抵抗回路を含む、請求項8に記載の電子回路。
  15. 前記可変減衰器と直列に結合されている移相器であって、前記可変減衰器および該移相器が、位相シフトおよび減衰した信号を生成するように、入力信号を減衰させ、位相シフトを適用するようにそれぞれ構成される、前記移相器と、
    前記位相シフトおよび減衰した信号を増幅するように構成される増幅器段と、をさらに備える、請求項8に記載の電子回路。
  16. 電子回路が作動する方法であって、
    前記電子回路への入力信号に対する所望の減衰レベルを示すデジタル制御信号を受信する工程と、
    前記デジタル制御信号において示される前記所望の減衰レベルに基づいて第1の制御信号を生成する工程と、
    前記第1の制御信号を可変減衰器の第1のスイッチの制御端子に提供する工程とを含み、該可変減衰器は、
    該可変減衰器の入力端子と出力端子との間で互いに並列に結合されている第1の複数の電流路を有する第1の可変抵抗回路であって、前記第1の複数の電流路のうちの第1の電流路は、
    前記入力端子と前記出力端子との間で互いに直列に結合されている2つの第1の抵抗器と、
    前記2つの第1の抵抗器のうちの一方に跨るように結合されている第1のチャネルを有する前記第1のスイッチとを含み、前記第1の制御信号は、前記第1のチャネルの導電性と、前記第1の可変抵抗回路の実効抵抗と、該可変減衰器によって提供される減衰レベルとに影響を与える、前記第1の可変抵抗回路と、
    前記入力端子に結合されている第1の端子、および第1の中間ノードに結合されている第2の端子を有する第2の抵抗器と、
    前記出力端子に結合されている第1の端子、および前記第1の中間ノードに結合されている第2の端子を有する第3の抵抗器と、
    前記第1の中間ノードに結合されている第1の端子、および電圧基準端子に結合されている第2の端子を有する第2の可変抵抗回路と、を含む、方法。
  17. 前記第1の可変抵抗回路は、第2のチャネルと、前記入力端子に結合されている第1の導電端子と、前記出力端子に結合されている第2の導電端子とを有する第2のスイッチを含む第2の電流路をさらに含み、前記方法は、
    前記デジタル制御信号内で示されている前記所望の減衰レベルに基づいて第2の制御信号を生成する工程と、
    前記第2の制御信号を前記第2のスイッチの制御端子に提供する工程とをさらに含み、前記第2の制御信号は、前記第2のチャネルの導電性と、前記第1の可変抵抗回路の前記実効抵抗と、前記可変減衰器によって提供される前記減衰レベルとに影響を与える、請求項16に記載の方法。
  18. 前記第2の可変抵抗回路は、前記中間ノードと前記電圧基準端子との間で互いに並列に結合されている第2の複数の電流路を含み、前記第2の複数の電流路の各電流路は、シャント抵抗器と、該シャント抵抗器と直列に結合されているチャネルを有するシャントスイッチとを含み、前記方法は、
    前記デジタル制御信号において示される前記所望の減衰レベルに基づいて複数の追加の制御信号を生成する工程と、
    前記複数の追加の制御信号を前記シャントスイッチの制御端子に提供する工程とをさらに含み、前記追加の制御信号は、前記シャントスイッチの前記チャネルの導電性と、前記第2の可変抵抗回路の前記実効抵抗と、前記可変減衰器によって提供される前記減衰レベルとに影響を与える、請求項16に記載の方法。
  19. 前記第1の可変抵抗回路、前記第2の抵抗器、前記第3の抵抗器、および前記第2の可変抵抗回路は前記可変減衰器の第1の段に含まれており、前記第1の段は第1の数の減衰レベルを提供するように構成されており、前記可変減衰器は、前記第1の段と直列に結合されており、第2の数の減衰レベルを提供するように構成される第2の段をさらに含み、前記方法は、
    前記デジタル制御信号において示される前記所望の減衰レベルに基づいて1つ以上の追加の制御信号を生成する工程と、
    前記可変減衰器によって提供される前記減衰レベルに影響を与えるように、前記可変減衰器の前記第2の段に前記1つ以上の追加の制御信号を提供する工程と、をさらに備える、請求項16に記載の方法。
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