JP2014082017A - 電気化学セル用包装材料 - Google Patents

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Abstract

【課題】短絡の発生を防止する電気化学セル用包装材料を提供する。
【解決手段】少なくとも樹脂フィルムからなる基材層112と、最内層に配して熱接着性樹脂からなる熱接着層116と、基材層112と熱接着層116との間に配して金属箔からなるバリア層114と、を積層して構成される電気化学セル用包装材料110であって、バリア層114の熱接着層116側の面に複数の硫酸バリウム微粒子111が堆積して形成される絶縁層117を設けた。
【選択図】図3

Description

本発明は、電気化学セルの包装体を形成する電気化学セル用包装材料に関するものである。
従来のリチウムイオン電池用包装材料が特許文献1に開示される。この包装材料は基材層、金属箔から成るバリア層、最内層の熱接着層が順次積層された積層体であり、熱接着層同士を対向させて周縁の熱接着部をヒートシールすることにより電気化学セルの包装体が形成される。包装体は電解液、セパレータ等の電気化学セル本体を収納するための空間が設けられ、電気化学セル本体の正極集電材及び負極集電材に連結される電極タブは熱接着部において包装体により挟持されながら外部に延出している。
リチウムイオン電池は液状、ゲル状および高分子ポリマー状の電解質を持ち、正極・負極活物質が高分子ポリマーからなるものを含む。正極活性物質及び負極活性物質は正極集電材及び負極集電材にそれぞれコーティングされている。また、正極集電材にはアルミニウム、ニッケル等が用いられ、負極集電材には銅、ニッケル、ステンレス等が用いられる。正極活性物質には金属酸化物、カーボンブラック、金属硫化物、電解液、ポリアクリロニトリル等の高分子正極材料が用いられる。負極活性物質にはリチウム金属、合金、カーボン、電解液、ポリアクリロニトリル等の高分子負極材料が用いられる。
特開2007−273398号公報
しかしながら、上記包装材料によると、電池製造工程において電極活物質が剥がれ落ち飛散したり、電極タブの破片等の微小な金属異物が混入して包装材料の内面に配される熱接着層表面に電極活物質や金属異物が付着した場合に熱接着層がヒートシール時の熱と圧力により溶融して薄肉となり、電極タブの挟持部で電極活物質又は微小な金属異物が熱接着層に噛み込み、電極タブとバリア層との間で短絡が発生するという問題があった。また、電極タブにバリがある場合、熱接着層を突き破りバリア層に達して短絡が発生する問題もあった。
本発明は上記問題点に鑑み、短絡の発生を防止する電気化学セル用包装材料を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、樹脂フィルムからなる基材層と、最内層に配して熱接着性樹脂からなる熱接着層と、前記基材層と前記熱接着層との間に配して金属箔からなるバリア層と、を少なくとも積層して構成される電気化学セル用包装材料であって、前記バリア層の前記熱接着層側の面には複数の硫酸バリウム微粒子が堆積されて形成される絶縁層が設けられることを特徴としている。
この構成によると、硫酸バリウム微粒子は耐熱性に優れるとともに強固であり、絶縁性の高い材料であるので、ヒートシール時の熱および圧力によっても溶融や潰れが発生し難い。これにより、硫酸バリウム微粒子が堆積されて形成される絶縁層も耐熱性及び絶縁性に優れる。したがって、電極タブにバリがある場合や熱接着層の内面に電極活物質や金属異物が付着してヒートシール時にバリ、電極活物質又は微小な金属異物が熱接着層に噛み込んだ場合でも、これらの異物は硫酸バリウムが堆積された絶縁層に阻まれてバリア層の金属箔まで到達し難く、絶縁性の低下が防止される。
また本発明は、上記構成の電気化学セル用包装材料において、前記絶縁層はバインダー溶液に前記硫酸バリウム微粒子を分散させた処理液を塗布して形成されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の電気化学セル用包装材料において、前記バインダー溶液がリン酸を含むことを特徴としている。この構成によると、絶縁層は隣接する樹脂に対して接着性(濡れ性)が向上する。
また本発明は、上記構成の電気化学セル用包装材料において、前記絶縁層の前記熱接着層側の面はクロム系化成処理又は非クロム系化成処理が施されていることを特徴としている。この構成によると、絶縁層の耐腐食性及び接着性(濡れ性)がさらに向上する。
本発明によると、硫酸バリウム微粒子は耐熱性に優れるとともに強固であり、絶縁性の高い材料であるので、ヒートシール時の熱および圧力によっても溶融や潰れが発生し難い。したがって、電極タブにバリがある場合や熱接着層の内面に飛散又は混入した電極活物質や金属異物が付着してヒートシール時にバリ、電極活物質又は微小な金属異物が熱接着層に噛み込んだ場合でも、これらの異物は硫酸バリウム微粒子が堆積された絶縁層に阻まれてバリア層の金属箔まで到達し難く、絶縁性の低下が防止される。これにより、電極タブとバリア層との間で短絡が発生するのを防止することができる。
本発明の第1実施形態に係る電気化学セル用包装材料を用いたリチウムイオン電池の斜視図 本発明の第1実施形態に係る電気化学セル用包装材料の層構成を示す概略断面図 本発明の第1実施形態に係る電気化学セル用包装材料の絶縁層を拡大して示す概略断面図 本発明の第2実施形態に係る電気化学セル用包装材料の層構成を示す概略断面図
<第1実施形態>
以下、図面を参照しながら本発明の第1実施形態に係る電気化学セル用包装材料110について説明する。図1は第1実施形態に係る電気化学セル用包装材料110(以下、「包装材料」という場合がある)を用いたリチウムイオン電池121の斜視図であり、図2は第1実施形態に係るリチウムイオン電池121の包装体となる電気化学セル用包装材料110の層構成を示す概略断面図である。
リチウムイオン電池121は包装体120内部に電解液を含むリチウムイオン電池本体122を収納して構成される。包装体120はリチウムイオン電池本体122を収納する収納部120aと収納部120aを覆うシート状の蓋部120bにより構成される。
包装体120は収納部120aと蓋部120bが重なる周縁の熱接着部120cが熱接着され、内部が封止されている。このとき、リチウムイオン電池本体122に連結される正極タブ123a及び負極タブ123bは熱接着部120においてタブフィルム(不図示)を介在させて収納部120aと蓋部120bにより挟持されながら外部に延出している。
リチウムイオン電池本体122は正極と負極とセル(いずれも不図示)により構成される。正極は正極活物質及び正極集電体から成り、負極は負極活物質及び負極集電体から成る。セルは正極板及負極板がセパレータを介して交互に複数積層して構成されるとともに正極及び負極間に充填される電解液を含む。このとき、各正極板から正極集電体が延出し、各負極板から負極集電体が延出する。延出した複数の正極集電体及び負極集電体はそれぞれ重畳して積層し、一枚の正極タブ123a、負極タブ123bに連結されている。
図2に示すように、包装材料110は基材層112とバリア層114と熱接着層116とが順次積層して構成される。基材層112とバリア層114は接着層113を介して接着され、バリア層114と熱接着層116は酸変性ポリオレフィン層115を介して接着されている。また、バリア層114の熱接着層116側には絶縁層117が設けられている。
基材層112は透過性を有する樹脂フィルムからなり、包装体120に高い耐突き刺し(耐ピンホール)性、絶縁性、作業性等を付与する。また、エンボス成型する際のプレスに耐え得る展延性を有する必要がある。
基材層112は延伸ポリエステルまたは延伸ポリアミド等の樹脂フィルムを任意に選択して使用することができる。ポリエステルとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、共重合ポリエステル、ポリカーボネート等が挙げられる。また、ポリアミドとしては、例えば、ナイロン6、ナイロン6,6、ナイロン6とナイロン6,6との共重合体、ナイロン6,10、ポリメタキシリレンアジパミド(MXD6)等が挙げられる。
バリア層114は金属箔からなり、外部からリチウムイオン電池121の内部に水蒸気、酸素、光等が浸入することを防止する。バリア層114を形成する金属箔としては、具体的には、アルミニウム、ステンレス、チタン等が挙げられる。これらの中でも、アルミニウムが好適に使用される。
また、アルミニウムは軟質アルミニウムが好ましく、焼きなまし処理済みのアルミニウムが特に好ましい。これらのアルミニウムは電気化学セル用包装材料110の製造時に発生するしわやピンホールの発生をより防止することができる。また、金属箔の厚さは10〜200μmが好ましく、20〜100μmが特に好ましい。この厚さにより、バリア層114単体のピンホール及び加工適性(パウチ化、エンボス成形性)が安定化して耐ピンホール性が向上する。
図3は絶縁層117を模式的に示す断面図である。図3に示すように、絶縁層117は所定の厚みを有し、複数の硫酸バリウム微粒子111が堆積されて形成される。硫酸バリウム微粒子111は耐熱性に優れるとともに強固であり、絶縁性の高い材料であるので、ヒートシール時の熱および圧力によっても溶融や潰れが発生し難い。これにより、正極タブ123a、負極タブ123bにバリがある場合や熱接着層116の内面に飛散又は混入した電極活物質や微小な金属異物が付着した場合においてヒートシール時にバリ、電極活物質又は金属異物が熱接着層116に噛み込んだ際に、これらの異物は硫酸バリウム111111が堆積された絶縁層117に阻まれてバリア層114の金属箔まで到達し難く、絶縁性の低下が防止される。これにより、正極タブ123a、負極タブ123bとバリア層114との間で包装体120内部の電解液を含むリチウムイオン電池本体122を介して短絡が発生するのを防ぐことができる。
硫酸バリウム微粒子111には平均粒径が0.01μm以上2.0μm以下の粒子を用いることが好ましい。これにより、隣接する硫酸バリウム微粒子111の間に形成される隙間が小さくなり、絶縁層117に含まれる硫酸バリウム微粒子111の体積占有率を高めることができる。したがって、絶縁層117の絶縁性をより向上させることができる。また、絶縁層の厚みは0.1μm以上10μm以下であることが好ましい。20μm以上の厚みを有することにより、十分な絶縁性が得られる。また、10μm以下の厚みとすることにより、絶縁性が確保されるとともに十分な成形性が得られる。
なお、球状の硫酸バリウム微粒子111を用いることにより、硫酸バリウム微粒子111をバリア層114の上面に堆積させ易くなる。なお、球状以外に板状、針状等の球状でない微粒子を含有してもよい。
なお、本発明でいう硫酸バリウム微粒子111の平均粒径とは硫酸バリウム微粒子111を同体積の球に換算した時の直径(球換算粒径)の平均値である。硫酸バリウム微粒子111の平均粒径はレーザ回折/散乱式粒度分布測定装置を用いて測定することができる。また、0.01μm以下の粒径を含む場合、透過型電子顕微鏡で撮影した写真に写った硫酸バリウム微粒子111から任意に200個以上抽出し、それぞれの粒径を測定してその平均値を算出することができる。
また、本発明でいう絶縁層117の厚みとはバリア層114の上面から絶縁層117の上面までの距離であり、絶縁層117の上面が硫酸バリウム微粒子111の外形により凹凸が形成されている場合、絶縁層117の上面から一部突出する硫酸バリウム微粒子111の上端までの高さをいう。
硫酸バリウム微粒子111の他に金属酸化物微粒子を混合し絶縁層117を形成してもよい。金属酸化物微粒子として、例えば、酸化アルミニウム、酸化セリウム、酸化チタン、酸化スズ、酸化ジルコニウム等が挙げられる。
なお、絶縁層117はバインダー溶液中に硫酸バリウム微粒子111を分散させた処理液をバリア層114の表面に塗布した後、乾燥させて形成する。処理液は硫酸バリウム微粒子111を分散させた水溶液にバインダー溶液を添加して生成する。バインダー溶液として、例えば、リン酸、縮合リン酸、リン酸アルミニウム、エポキシ樹脂又はこれらの混合液が挙げられる。
バインダー溶液がリン酸を含むことにより、リン酸が化学的に硫酸バリウム微粒子111の一部とバリア層114の一部を溶融する。これにより、乾燥で水分が蒸発した際に絶縁層117は隣接するバリア層114に対して接着する。
これらのバインダー溶液を用いることにより、絶縁層117は隣接する樹脂に対して接着性が向上する。これにより、絶縁層117と酸変性ポリオレフィン層115とのデラミネーションを防止することができる。また、これらのバインダー溶液を用いることにより、絶縁層117はアルミニウムにより形成されるバリア層114の表面に耐腐食性を付与する。したがって、絶縁層117は電解液と水分とによる反応で発生するフッ化水素により、アルミニウム表面が腐食するのを防ぐことができる。
絶縁層117はバインダー溶液に硫酸バリウム微粒子111を分散させた処理液をバーコー卜法、ロールコート法、グラビアコート法、浸漬法等の周知の塗布法を選択して形成すればよい。塗布して絶縁層117を形成することにより、連続処理が可能であるととともに水洗工程が不要なため処理コストを安価にすることができる。
また、絶縁層117を形成する前にバリア層114の表面に予めアルカリ浸漬法、電解洗浄法、酸洗浄法、酸活性化法等の周知の脱脂処理法で処理を施しておく方が望ましい。これにより、バリア層114の表面の接着性(濡れ性)が向上し、複数の硫酸バリウム微粒子111を均一に堆積して絶縁層117の層厚を均一に形成することができる。
熱接着層116は包装材料110の最内層に配され、熱によって溶融して対向する包装材料110を相互に融着する熱接着性樹脂からなる。また、熱接着層116と正極タブ123a又は負極タブ123bとの間にタブフィルムを介在させるか否かで樹脂種が異なる。タブフィルムを介在させる場合には、オレフィン系樹脂の単体ないし混合物などからなるフィルムを用いればよい。また、タブフィルムを介在させない場合、不飽和カルボン酸でグラフト変性した酸変性オレフィンを用いればよい。
また、熱接着層116としてはポリプロピレンが好適に用いられる。その他にも線状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレンの単層または多層からなるフィルムも使用することができる。また、線状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレンの混合樹脂からなる単層または多層からなるフィルムも使用できる。
また、熱接着層116に各タイプのポリプロピレンを用いる場合、例えば、ランダムプロピレン、ホモプロピレン、ブロックプロピレン等の各タイプを用いることができる。また、線状低密度ポリエチレン又は中密度ポリエチレンには、低結晶性のエチレンーブテン共重合体、低結晶性のプロピレンーブテン共重合体、ターポリマーを添加してもよい。ターボポリマーはエチレンとブテンとプロピレンの3成分共重合体からなる。また、これらの樹脂にシリカ、ゼオライト、アクリル樹脂ビーズ等のアンチブロッキング剤(AB剤)、脂肪酸アマイド系のスリップ剤を添加してもよい。
酸変性ポリオレフィン層115はバリア層114と熱接着層116とを安定して接着する樹脂層であり、酸変性ポリプロピレンが好適に用いられる。また、酸変性ポリオレフィン層115は熱接着層116に用いる樹脂種により適宜選択して用いる必要がある。このため、酸変性ポリプロピレン以外の酸変性ポリオレフィンを用いる場合、不飽和カルボン酸でグラフト変性したポリオレフィン、不飽和カルボン酸でグラフト変性したエチレンとアクリル酸との共重合体、不飽和カルボン酸でグラフト変性したプロピレンとアクリル酸との共重合体、不飽和カルボン酸でグラフト変性したエチレンとメタクリル酸との共重合体、不飽和カルボン酸でグラフト変性したプロピレンとメタクリル酸との共重合体、不飽和カルボン酸でグラフト変性した金属架橋ポリオレフィン等を用いることができる。また、これらの樹脂に必要に応じてブテン成分、エチレン−プロピレン−ブテン共重合体、非晶質のエチレン−プロピレン共重合体、プロピレン−α−オレフィン共重合体等を5%以上添加してもよい。
また、酸変性ポリプロピレンを用いる場合、
(1)ビガット軟化点115℃以上、融点150℃以上のホモタイプ
(2)ビガット軟化点105℃以上、融点130℃以上のエチレンープロピレンとの共重合体(ランダム共重合タイプ)
(3)融点110℃以上である不飽和カルボン酸を用い酸変性重合した単体又は混合物等を用いることができる。
接着層113は、基材層112とバリア層114を強固に接着する樹脂層である。これらの層間接着はドライラミネート法、押出ラミネート法、共押出ラミネート法、熱ラミネート法等の方法を用いることができる。
ドライラミネート法により貼り合わせを行う際には、ポリエステル系、ポリエチレンイミン系、ポリエーテル系、シアノアクリレート系、ウレタン系、有機チタン系、ポリエーテルウレタン系、エポキシ系、ポリエステルウレタン系、イミド系、イソシアネート系、ポリオレフィン系、シリコーン系の各種接着剤を用いることができる。
本実施形態によると、絶縁層117に含まれる硫酸バリウム微粒子111は耐熱性に優れるとともに強固であり、絶縁性の高い材料であるので、ヒートシール時の熱および圧力によっても溶融や潰れが発生し難い。これにより、正極タブ123a、負極タブ123bにバリがある場合や熱接着層116の内面に飛散又は混入した電極活物質や微小な金属異物が付着した場合においてヒートシール時にバリ、電極活物質又は金属異物が熱接着層116に噛み込んだ際に、これらの異物は硫酸バリウム微粒子111が堆積された絶縁層117に阻まれてバリア層114の金属箔まで到達し難く、絶縁性の低下が防止される。これにより、正極タブ123a、負極タブ123bとバリア層114との間で包装体120内部の電解液を含むリチウムイオン電池本体122を介して短絡が発生するのを防ぐことができる。
また、平均粒径が2.0μm以下の硫酸バリウム微粒子111を堆積させて絶縁層117を形成することにより、隣接する硫酸バリウム微粒子111の間に形成される隙間が小さくして絶縁層117に含まれる硫酸バリウム微粒子111の体積占有率を高めることができる。これにより、絶縁層117の絶縁性をより向上させることができる。
また、絶縁層117をバインダー溶液に硫酸バリウム微粒子111を分散させた処理液を塗布して形成することにより、連続処理が可能であるとともに水洗工程が不要なため処理コストを安価にすることができる。
また、バインダー溶液がリン酸を含むことにより、絶縁層117は隣接する樹脂に対して接着性(濡れ性)が向上する。
また、絶縁層117の厚みを0.1μm以上10μm以下に形成することにより、絶縁層117の絶縁性が確保されるとともに十分な成形性が得られる。
<第2実施形態>
図4は第2実施形態に係る包装材料110を示す断面図である。説明の便宜上、前述の図1〜図3に示す第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付している。本実施形態の包装材料110はバリア層114の両面と絶縁層117の熱接着層116側の面には化成処理層118が設けられている。
化成処理層118はバリア層114の表面及び硫酸バリウム微粒子111が堆積された絶縁層117に形成される耐酸性皮膜である。化成処理層118を設けることにより、バリア層114及び絶縁層117の耐腐食性が向上するとともに隣接する樹脂層とのラミネーション強度が高まる。
化成処理層118は非クロム系化成処理やクロム系化成処理により形成される。非クロム系化成処理としてジルコニウム、チタン、リン酸亜鉛等による処理が挙げられる。クロム系化成処理としてクロム酸クロメート処理、リン酸クロメート処理、アミノ化フェノール重合体を用いたクロメート処理等が挙げられる。
クロム酸クロメート処理には硝酸クロム、フッ化クロム、硫酸クロム、酢酸クロム、蓚酸クロム、重リン酸クロム、クロム酸アセチルアセテート、塩化クロム、硫酸カリウムクロム等のクロム酸化合物を用いる。
リン酸クロメート処理にはリン酸ナトリウム、リン酸カリウム、リン酸アンモニウム、ポリリン酸等のリン酸化合物を用いる。
アミノ化フェノール重合体を用いたクロメート処理には下記一般式(1)〜(4)で表される繰り返し単位からなるアミノ化フェノール重合体を用いる。
Figure 2014082017
Figure 2014082017
Figure 2014082017
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式(1)〜(4)中、Xは水素原子、ヒドロキシル基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アリル基又はベンジル基を示す。また、R1及びR2はヒドロキシル基、アルキル基、又はヒドロキシアルキル基を示す。なお、R1とR2は同一でもよい。
式(1)〜(4)において、X、R1、R2で示されるアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基等の炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状アルキル基が挙げられる。
また、X、R1、R2で示されるヒドロキシアルキル基としては、例えば、ヒドロキシメチル基、1−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシエチル基、1−ヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシプロピル基、3−ヒドロキシプロピル基、1−ヒドロキシブチル基、2−ヒドロキシブチル基、3−ヒドロキシブチル基、4−ヒドロキシブチル基等のヒドロキシ基が1個置換された炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状アルキル基が挙げられる。
式(1)〜(4)で表される繰り返し単位からなるアミノ化フェノール重合体の数平均分子量は、例えば、約500〜約100万、好ましくは約1000〜約2万が挙げられる。
これらの化成処理は1種の化成処理を単独で行ってもよく、2種以上の化成処理を組み合わせて行ってもよい。更に、これらの化成処理は1種の化合物を単独で使用して行ってもよく、また2種以上の化合物を組み合わせて使用して行ってもよい。これらの中でも、クロム酸クロメート処理が好ましく、クロム酸化合物、リン酸化合物、及びアミノ化フェノール重合体を組み合わせたクロメート処理が更に好ましい。
化成処理においてバリア層114及び絶縁層117の表面に形成させる耐酸性皮膜の量については、特に制限されないが、例えばクロム酸化合物、リン酸化合物、及びアミノ化フェノール重合体を組み合わせてクロメート処理を行う場合であれば、金属層の表面1m2当たり、クロム酸化合物がクロム換算で約0.5〜約50mg、好ましくは約1.0〜約40mg、リン化合物がリン換算で約0.5〜約50mg、好ましくは約1.0〜約40mg、及びアミノ化フェノール重合体が約1〜約200mg、好ましくは約5.0〜150mgの割合で含有されていることが望ましい。
化成処理は、耐酸性皮膜の形成に使用する化合物を含む溶液を、バーコート法、ロールコート法、グラビアコート法、浸漬法等によって、バリア層114又は絶縁層117の表面に塗布した後に、バリア層114の温度が70〜200℃程度になるように加熱することにより行われる。また、バリア層114に化成処理を施す前に、予めバリア層114をアルカリ浸漬法、電解洗浄法、酸洗浄法、電解酸洗浄法等による脱脂処理を施してもよい。このように脱脂処理を行うことにより、バリア層114の表面の化成処理を一層効率的に行うことが可能になる。
本実施形態によると、絶縁層117の熱接着層116側の面にクロム系化成処理又は非クロム系化成処理を施すことにより、絶縁層117の耐腐食性及び接着性(濡れ性)が向上して絶縁層117と隣接する層との間でラミネーション強度が向上する。
なお、上記実施形態において、上記各層間に異なる層を介在させてもよい。また、いずれかの化成処理層118を省略してもよい。また、リチウムイオン電池121について述べているが、リチウムイオン電池本体122以外の電気化学セル本体を包装材料110からなる包装体120で包装してリチウムイオン電池121以外の電気セルを作製してもよい。
例えば、電気化学セルとはリチウムイオン電池以外にニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池、リチウムメタル一次電池あるいは二次電池、リチウムポリマー電池等の化学電池及び電気二重層キャパシタ、キャパシタ、電解コンデンサが含まれる。ここで、電気化学セル本体とは包装材料封入前の正極活物質及び正極集電体から成る正極と、負極活物質及び負極集電体から成る負極と、正極及び負極間に充填される電解質とを含むセル(蓄電部)と、セル内の正極及び負極に連結される電極端子等、電気エネルギーを発生させる電気デバイス要素全てを含む。
次に本発明の作用及び効果について、実施例及び比較例を用いて具体的に説明する。この実験では、電気化学セル用包装材料110を構成するバリア層114の上面に絶縁層117を形成して絶縁性及びラミネート強度について評価を行った。
[電気化学セル用包装材のサンプル作製]
実施例1に係る電気化学セル用包装材料110はバリア層114であるアルミニウム(厚さ40μm)の両面に硫酸バリウム微粒子111を分散させた水溶液にバインダー溶液を添加した処理液を塗布した後、乾燥させて厚さ1μmの絶縁層117を形成した。このとき、硫酸バリウム微粒子111の平均粒径は0.095μm(透過型電子顕微鏡を用いた写真にて硫酸バリウム微粒子のサイズを測定して平均粒径を算出した。)であった。また、処理液は硫酸バリウム微粒子111を水溶液中に重量濃度30%で分散させ、金属酸化物微粒子111を分散させた水溶液の重量部を10としたときに、バインダー溶液に含まれるリン酸の重量部を0.9、その他の樹脂の重量部を0.1とした。次に、基材層112である延伸ナイロンフィルム(厚さ15μm)を2液硬化型ポリウレタン系接着剤を介してドライラミネート法により貼り合わせ、絶縁層117の上面に酸変性ポリプロピレン(厚さ20μm)とポリプロピレン(厚さ15μm)を溶融共押出し法により積層して酸変性ポリオレフィン層115と熱接着層116を形成した。
実施例2に係る電気化学セル用包装材料110は実施例1に係る電気化学セル用包装材料110と同様に厚さ1μmの絶縁層117を形成した後、絶縁層117の上面に化成処理層118を形成して化成処理層118の上面に酸変性ポリプロピレン(厚さ20μm)とポリプロピレン(厚さ15μm)を溶融共押出し法により積層して酸変性ポリオレフィン層115と熱接着層116を形成した。
なお、化成処理はフェノール樹脂、フッ化クロム化合物、リン酸からなる溶液をロールコート法により絶縁層117の上面に塗布し、皮膜温度が180℃以上となる条件において焼付けて処理した。なお、クロムの塗布量は10mg/m2(乾燥重量)とした。
実施例3に係る電気化学セル用包装材料110は実施例1に係る電気化学セル用包装材料110と絶縁層117を除いて同一の層構成をとる。実施例3に係る電気化学セル用包装材料110の絶縁層117はリン酸とアミノ化フェノールとの混合液に平均粒径が0.2μmの硫酸バリウム微粒子111を分散させた処理液を用いた。なお、硫酸バリウム微粒子の平均粒径はレーザ回折/散乱式粒度分布測定装置(株式会社堀場社製 商品名:LA920)で測定した。
[比較例1]
比較例1に係る電気化学セル用包装材料は実施例1に係る絶縁層117を設けなかった。つまり、バリア層であるアルミニウム(厚さ40μm)の両面に化成処理を施し、化成処理を施した面の上から酸変性ポリプロピレン(厚さ20μm)とポリプロピレン(厚さ15μm)を溶融共押出し法により積層して酸変性ポリオレフィン層と熱接着層を形成した。なお、化成処理は実施例2と同様の方法により行った。
[絶縁性の評価]
絶縁性の評価は実施例1〜3及び比較例1に係る電気化学セル用包装材料を40mm×120mmの短冊片に裁断した後、アルミニウムタブ(30mm×100mm)と包装材料のポリプロピレン側の面とをワイヤー(内径が25.4μm)を挟持しながら当接させ、ヒートシールバー(幅30mm)でヒートシール圧を0.2MPa、190℃でヒートシールした。
このとき、ワイヤーがヒートシールバーの押圧により酸変性ポリプロピレン及びポリプロピレンへ噛み込み、アルミニウムタブと包装材料のアルミニウムとの間で絶縁性が低下する時間を測定した。その結果を表1に示す。なお、絶縁性が低下する時間とはヒートシールを開始してアルミニウムタブと包装材料のアルミニウムとの間に100Vの電圧を印加し続け、抵抗値が100MΩ以下に到達するまでの時間(秒)をいう。
Figure 2014082017
表1に示すように、実施例1〜実施例3に係る包装材料は60秒経過しても短絡が発生しなかった。これにより、絶縁層117を形成していない比較例1と比較して絶縁性に優れることがわかった。
[耐腐食性の評価]
耐腐食性の評価は実施例1〜3に係る電気化学セル用包装材料を電解液に浸漬する前後においてバリア層114と酸変性ポリオレフィン層115との間のラミネート強度の変化を測定して評価を行った。
まず、実施例1〜3に係る電気化学セル用包装材料を15mm×250mmの短冊片に2個ずつ裁断した後、一方を85℃の電解液(エチレンカーボネート:ジエチルカーボネート:ジメチルカーボネート=1:1:1の液に1molの6フッ化リン酸リチウムを添加)に24時間ドブ漬けした。
次に、電解液に浸漬した短冊片と電解液に浸漬していない短冊片を引張り試験機(島津製作所(株)社製、AGS−50D(商品名))を用いてバリア層114であるアルミニウムと酸変性ポリオレフィン層115である酸変性ポリプロピレンとを50mm/分の速度で長手方向に剥離した。このとき、剥離時の強度を測定してバリア層114と酸変性ポリオレフィン層115のラミネート強度(N/15mm)とした。その結果を表2に示す。
Figure 2014082017
表2に示すように、化成処理を施した実施例2と実施例3は化成処理を施していない実施例1と比較してラミネート強度が高かった。
本発明は、ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池、リチウムメタル一次電池あるいは二次電池、リチウムポリマー電池等の化学電池及び電気二重層キャパシタ、キャパシタ、電解コンデンサを包装する包装体として用いることができる。
110 包装材料
111 硫酸バリウム微粒子
112 基材層
113 接着層
114 バリア層
115 酸変性ポリオレフィン層
116 熱接着層
117 絶縁層
118 化成処理層
120 包装体
120a 収納部
120b 蓋部
121 リチウムイオン電池
122 リチウムイオン電池本体
123a 正極タブ
123b 負極タブ

Claims (4)

  1. 樹脂フィルムからなる基材層と、最内層に配して熱接着性樹脂からなる熱接着層と、前記基材層と前記熱接着層との間に配して金属箔からなるバリア層と、を少なくとも積層して構成される電気化学セル用包装材料であって、前記バリア層の前記熱接着層側の面には複数の硫酸バリウム微粒子が堆積されて形成される絶縁層が設けられることを特徴とする電気化学セル用包装材料。
  2. 前記絶縁層はバインダー溶液に前記硫酸バリウム微粒子を分散させた処理液を塗布して形成されることを特徴とする請求項1に記載の電気化学セル用包装材料。
  3. 前記バインダー溶液がリン酸を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気化学セル用包装材料。
  4. 前記絶縁層の前記熱接着層側の面はクロム系化成処理又は非クロム系化成処理が施されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電気化学セル用包装材料。
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