JP2014081761A - 間欠送受信システム - Google Patents

間欠送受信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2014081761A
JP2014081761A JP2012228662A JP2012228662A JP2014081761A JP 2014081761 A JP2014081761 A JP 2014081761A JP 2012228662 A JP2012228662 A JP 2012228662A JP 2012228662 A JP2012228662 A JP 2012228662A JP 2014081761 A JP2014081761 A JP 2014081761A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
information
measurement information
control unit
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012228662A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6000055B2 (ja
Inventor
Junya Tanaka
淳也 田中
Hajime Suganuma
元 菅沼
Yusaku Tojima
裕策 東嶋
Kentaro Ishihara
健太郎 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP2012228662A priority Critical patent/JP6000055B2/ja
Publication of JP2014081761A publication Critical patent/JP2014081761A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6000055B2 publication Critical patent/JP6000055B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

【課題】電力の消費を抑制できるとともに、タイミング制御信号を確実に受信して計測情報を送信することのできる間欠送受信システムを提供する。
【解決手段】送信指示装置14は、情報送信装置12aに対応したタイミング制御信号Taを計測情報の収集時間間隔T1で間欠的に送信する制御を行う送信指示制御部36を有し、情報送信装置12aは、電源20aから供給される電力により駆動され、受信したタイミング制御信号Taに基づき、センサ18aにより計測された計測情報を処理して送信指示装置14に送信する制御を行う情報送信制御部24と、収集時間間隔T1と、タイミング制御信号Taが送信されてから、計測情報の送信処理が完了するまでの送信処理時間Tとに基づいて待ち受け時間Twが設定され、情報送信制御部24が前記計測情報の送信処理を完了した後、待ち受け時間Twの計時を開始するタイマ28とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、タイミング制御信号に基づき、センサにより計測された計測情報を処理して送信する複数の情報送信装置と、前記各情報送信装置に対して前記タイミング制御信号を間欠的に送信し、前記計測情報の送信を指示する送信指示装置と、を備える間欠送受信システムに関する。
例えば、遠隔地に設置した情報送信装置により種々の計測情報を取得し、その計測情報を送信指示装置において監視するモニタリングシステムが広範に利用されている。このモニタリングシステムでは、送信指示装置から送信されるタイミング制御信号に基づいて情報送信装置が計測情報を取得し、所定の時間間隔で送信指示装置に送信する。
ところで、モニタリングシステムでは、情報送信装置を駆動するための電力を確保する必要があるが、電力の供給が困難な場所に設置されている情報送信装置の場合、バッテリや太陽電池等の電源に頼らざるを得ない。しかしながら、これらの電源は、容量やコストの点から、長時間、充分な電力を情報送信装置に供給する構成とすることが困難である。
そこで、間欠的に駆動させることで、電力の消費を少なくするように構成した情報送信装置が種々提案されている(特許文献1参照)。この情報送信装置では、計測情報の送信を指示するタイミング制御信号が送信指示装置から所定時間送信されないとき、情報送信装置の状態を、電力の消費が大きい受信可能状態から、電力の消費が少ない待ち受け状態に切り替える。そして、一定時間経過した後、情報送信装置の状態を、待ち受け状態から再び受信可能状態に切り替える。情報送信装置は、この処理を繰り返すことにより、電力の消費を抑制している。
特開2009−245109号公報
しかしながら、上記の情報送信装置では、送信指示装置からタイミング制御信号が送信されない期間であっても、受信可能状態と待ち受け状態とが一定時間毎に繰り返される。この場合、タイミング信号が送信されない期間に情報送信装置が受信可能状態に切り替わると、その間の電力が無駄に消費されてしまう。例えば、待ち受け状態の時間に対して、タイミング制御信号が送信される時間間隔が長い場合、タイミング制御信号が送信されない期間に受信可能状態となっている時間が長くなる可能性がある。一方、待ち受け状態の時間を長く設定した場合、待ち受け状態となっている間にタイミング制御信号が送信されると、その信号を受信できない事態が生じる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、電力の消費を抑制できるとともに、タイミング制御信号を確実に受信して計測情報を送信することのできる間欠送受信システムを提供することを目的とする。
本発明に係る間欠送受信システムは、タイミング制御信号に基づき、センサにより計測された計測情報を処理して送信する複数の情報送信装置と、前記各情報送信装置に対して前記タイミング制御信号を間欠的に送信し、前記計測情報の送信を指示する送信指示装置と、を備える間欠送受信システムにおいて、前記送信指示装置は、前記各情報送信装置に対応した前記タイミング制御信号を前記計測情報の収集時間間隔で間欠的に送信する制御を行う送信指示制御部を有し、前記情報送信装置は、電源から供給される電力により駆動され、受信した前記タイミング制御信号に基づき、前記計測情報を処理して前記送信指示装置に送信する制御を行う情報送信制御部と、前記収集時間間隔と、前記タイミング制御信号が送信されてから前記計測情報の送信処理が完了するまでの送信処理時間とに基づいて待ち受け時間が設定され、前記情報送信制御部が前記計測情報の送信処理を完了した後、前記待ち受け時間の計時を開始するタイマと、を備え、前記情報送信制御部は、前記タイマが前記待ち受け時間を計時している間、前記電力の消費を必要最小限とする待ち受け状態に設定され、前記タイマが前記待ち受け時間の計時を終了すると、前記待ち受け状態が解除されることを特徴とする。
前記間欠送受信システムにおいて、前記送信指示制御部は、前記計測情報を受信すると、前記計測情報を送信した前記情報送信装置に受信確認信号を送信し、前記情報送信制御部は、前記受信確認信号を受信した後、待ち受け状態に設定されることを特徴とする。
前記間欠送受信システムにおいて、前記送信指示制御部は、前記計測情報を正常に受信できない場合、前記計測情報を送信する前記情報送信装置に前記計測情報の再送指示信号を送信し、前記情報送信制御部は、前記再送指示信号の有無に応じて待ち受け状態に設定されることを特徴とする。
本発明の間欠送受信システムでは、送信指示装置から所定の収集時間間隔で送信されるタイミング制御信号に基づき、計測情報を処理して情報送信装置から送信指示装置に送信した後、前記収集時間間隔と、前記タイミング制御信号が送信されてから計測情報の送信処理が完了するまでの送信処理時間とに基づいて設定された待ち受け時間の間、情報送信装置が待ち受け状態に設定される。この場合、情報送信装置は、自己の情報送信装置に対してタイミング制御信号が送信されない期間、電力の消費を必要最小限とする待ち受け状態に設定されるため、その間の電力の消費を抑制することができる。
また、情報送信装置は、前記待ち受け時間が経過した後、待ち受け状態が解除されて受信可能状態となるため、その後に送信されるタイミング制御信号を確実に受信して計測情報を送信指示装置に送信することができる。
本発明に係る第1実施形態の間欠送受信システムの構成ブロック図である。 第1実施形態の間欠送受信システムの処理フローチャートである。 第1実施形態の間欠送受信システムのタイミングチャートである。 本発明に係る第2実施形態の間欠送受信システムの構成ブロック図である。 第2実施形態の間欠送受信システムの処理フローチャートである。 第2実施形態の間欠送受信システムのタイミングチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明に係る第1実施形態の間欠送受信システム10の構成ブロック図であり、図2は、第1実施形態の間欠送受信システム10の処理フローチャートであり、図3は、第1実施形態の間欠送受信システム10のタイミングチャートである。
[間欠送受信システム10の構成の説明]
間欠送受信システム10は、情報送信装置12a〜12cと、送信指示装置14と、制御装置16と、センサ18a〜18cと、電源20a〜20c、22とを備える。情報送信装置12a〜12cは、タイミング制御信号に基づき、センサ18a〜18cにより計測された計測情報を処理して送信指示装置14に送信する装置である。送信指示装置14は、情報送信装置12a〜12cに対してタイミング制御信号を間欠的に送信し、計測情報の送信を指示する装置である。制御装置16は、送信指示装置14を制御して計測情報を収集する装置である。情報送信装置12a〜12cは、送信指示装置14から離れた場所に設置可能な装置であり、送信指示装置14と無線接続される。また、送信指示装置14と制御装置16とは、有線接続される。なお、送信指示装置14と制御装置16とは、無線接続されていてもよい。
[情報送信装置12a〜12cの構成の説明]
情報送信装置12a〜12cは、情報送信制御部24、時刻検出部26、タイマ28、送信部30及び受信部32を備え、これらがバス34を介して相互に接続される。
情報送信制御部24は、CPU、ROM、RAMを備え、情報送信装置12a〜12cの全体の制御を行う。時刻検出部26は、現在時刻を検出する。時刻検出部26は、例えば、電波時計、GPS受信機等により構成することができる。タイマ28は、待ち受け時間Twを計時する。送信部30は、センサ18a〜18cにより計測された計測情報を送信指示装置14に送信する。受信部32は、計測情報を計測するためのタイミング制御信号Ta〜Tcを送信指示装置14から受信する。
情報送信装置12a〜12cに接続されるセンサ18a〜18cは、例えば、河川の水位、温度、湿度、雨量等の気象情報を計測情報として計測する。電源20a〜20cは、情報送信装置12a〜12cに電力を供給する。電源20a〜20cは、バッテリ、太陽電池等により構成することができる。
[送信指示装置14の構成の説明]
送信指示装置14は、送信指示制御部36、時刻検出部38、タイマ40、送信部42及び受信部44を備え、これらがバス46を介して相互に接続される。
送信指示制御部36は、CPU、ROM、RAMを備え、送信指示装置14の全体の制御を行う。時刻検出部38は、現在時刻を検出する。時刻検出部38は、例えば、電波時計、GPS受信機等により構成することができる。タイマ40は、収集時間間隔T1、送信時間間隔T2及びタイムアウト時間tを計時する。送信部42は、タイミング制御信号Ta〜Tcを情報送信装置12a〜12cに送信する。受信部44は、情報送信装置12a〜12cから計測情報を受信する。電源22は、送信指示装置14に電力を供給する。電源22としては、商用電源を利用することができる。
[間欠送受信システム10の動作の説明]
次に、図2及び図3に基づき、間欠送受信システム10の動作について説明する。
各情報送信装置12a〜12cは、所望の場所に設置された初期設定時において、電源20a〜20cがONとされ、情報送信装置12a〜12cに電力が供給される(ステップS1)。従って、情報送信装置12a〜12cは、送信指示装置14からタイミング制御信号Ta〜Tcを受信可能な状態に設定されるとともに、センサ18a〜18cによる計測情報の計測処理が可能な状態に設定される。
送信指示制御部36は、タイマ40をリセットし、収集時間間隔T1、送信時間間隔T2及びタイムアウト時間tの計時を開始する(ステップS2、S3)。ここで、収集時間間隔T1は、情報送信装置12a〜12cの1つから計測情報を収集するためのタイミング制御信号Ta〜Tcの時間間隔である。送信時間間隔T2は、各情報送信装置12a〜12cに送信されるタイミング制御信号Ta〜Tc間の時間間隔である。タイムアウト時間tは、情報送信装置12a〜12cから計測情報を適切に受信できない場合の上限時間である。
先ず、送信指示制御部36は、情報送信装置12aに計測情報の送信を指示するためのタイミング制御信号Taを生成する。生成されたタイミング制御信号Taは、送信先である情報送信装置12aを特定するためのID情報と、収集時間間隔T1と、時刻検出部38により検出されたタイミング制御信号Taの送信開始時刻tsとともに、送信部42から情報送信装置12aに送信される(ステップS4)。
情報送信制御部24は、受信部32によりタイミング制御信号Taを受信すると(ステップS5)、自分のID情報と、受信したタイミング制御信号Taに含まれているID情報とを照合する(ステップS6)。情報送信制御部24は、受信したタイミング制御信号Taに含まれるID情報が自分のID情報ではないと判定した場合(ステップS7 NO)、自分のID情報を含むタイミング制御信号Taを受信するまで、ステップS5からの処理を繰り返す。
一方、情報送信制御部24は、タイミング制御信号Taに含まれるID情報が自分のID情報であると判定した場合(ステップS7 YES)、センサ18aを制御して計測情報を取得する(ステップS8)。次いで、情報送信制御部24は、取得した計測情報を、自分のID情報とともに送信部30から送信指示装置14に送信する(ステップS9)。
送信指示制御部36は、タイマ40が計時しているタイムアウト時間t以内に計測情報を受信できるか否かを判定する(ステップS10 NO、ステップS11 NO)。送信指示制御部36は、タイムアウト時間t以内に計測情報を受信した場合(ステップS10 YES)、計測情報を情報送信装置12aのID情報とともに送信部42から制御装置16に送信する(ステップS12)。計測情報を受信した制御装置16は、当該計測情報を収集して所定の処理を行う。
また、送信指示制御部36は、タイムアウト時間tが経過しても計測情報を受信できない場合(ステップS11 YES)、制御装置16に対して、例えば、計測情報を受信できなかったことを報知する情報を送信し、又は、前回受信した計測情報を再度送信する(ステップS12)。
一方、情報送信制御部24は、送信指示装置14に計測情報を送信すると(ステップS9)、タイミング制御信号Taに含まれている収集時間間隔T1と、タイミング制御信号Taが送信されてから計測情報の送信処理が完了するまでの送信処理時間T(図3参照)とに基づいて待ち受け時間Twを設定する(ステップS13)。なお、待ち受け時間Twは、電源20aの電力の消費を必要最小限とするため、タイマ28を除く情報送信装置12aの各手段を電力消費の少ない待ち受け状態に設定する時間である。
この場合、送信処理時間Tには、計測情報が送信指示装置14に送信された後に、情報送信制御部24が動作状態と待ち受け状態とを切り替えるのに必要な切替時間Δtを含めてもよい。かかる場合においては、待ち受け時間Twは、例えば、タイミング制御信号Taの送信開始時刻をts、時刻検出部26により検出された計測情報の送信完了時刻をteとすると、
Tw=T1−((te−ts)+Δt)…(1)
として算出することができる。なお、((te−ts)+Δt)は、送信処理時間Tである。
次いで、情報送信制御部24は、タイマ28をリセットし、算出された待ち受け時間Twの計時を開始する(ステップS14)。タイマ28が計時を開始すると、情報送信制御部24は、電源20aの電力の消費を必要最小限とする待ち受け状態(WAIT)に設定される(ステップS15)。
この待ち受け状態では、次のタイミング制御信号Taが送信されるまでの間、タイマ28の駆動に一部消費される分を除き、情報送信制御部24と、情報送信制御部24を介して電力が供給される送信部30及び受信部32とにおける電力消費が必要最小限に抑えられる。また、情報送信制御部24を介してセンサ18aに電力が供給される構成である場合には、センサ18aによる電力消費も必要最小限に抑えることができる。情報送信装置12aは、待ち受け時間Twが経過するまで、待ち受け状態を継続する(ステップS16 NO)。
情報送信制御部24は、待ち受け時間Twが経過すると(ステップS16 YES)、待ち受け状態が解除される(ステップS17)。そして、情報送信制御部24には、電源20aより再び電力が供給され、ステップS5からの処理が繰り返される。
この場合、情報送信制御部24は、送信指示装置14から送信されるタイミング制御信号Taを受信可能な状態になっている。従って、情報送信制御部24は、次のタイミング制御信号Taが送信されると、その信号を確実に受信して、センサ18aにより計測された計測情報を送信指示装置14に送信することができる。
一方、送信指示制御部36は、送信時間間隔T2が経過すると(ステップS18 YES)、ステップS3からの処理を繰り返し(ステップS19 YES)、タイミング制御信号Tbを次の情報送信装置12bに送信し、情報送信装置12bから計測情報を取得する処理を行う。情報送信装置12bに対する処理が終了すると、送信指示制御部36は、同様にして、情報送信装置12cにタイミング制御信号Tcを送信し、情報送信装置12cから計測情報を取得する処理を行う。
送信指示制御部36は、情報送信装置12cに対する処理が終了し(ステップS19 NO)、収集時間間隔T1が経過すると(ステップS20 YES)、再び情報送信装置12aより計測情報を取得する処理を繰り返す(ステップS2)。
<第2実施形態>
図4は、本発明に係る第2実施形態の間欠送受信システム50の構成ブロック図であり、図5は、第2実施形態の間欠送受信システム50の処理フローチャートであり、図6は、第2実施形態の間欠送受信システム50のタイミングチャートである。
なお、以下の説明において、第1実施形態の間欠送受信システム10と同一の構成要素には、同一の参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
[間欠送受信システム50の構成の説明]
間欠送受信システム50は、情報送信装置52a〜52cと、送信指示装置54と、制御装置16と、センサ18a〜18cと、電源20a〜20c、22とを備える。情報送信装置52a〜52cには、センサ18a〜18c及び電源20a〜20cが接続され、送信指示装置54には、電源22が接続される。制御装置16には、送信指示装置54が接続される。
情報送信装置52a〜52cのバス34には、送信指示装置54に計測情報を送信する送信回数mをカウントする再送カウンタ56が接続される。また、送信指示装置54のバス46には、情報送信装置52a〜52cに計測情報の再送指示信号(NK信号)を送信する送信回数nをカウントする再送カウンタ58が接続される。NK信号は、計測情報を正常に受信できないことを示す応答信号である。
[間欠送受信システム50の動作の説明]
次に、図5及び図6に基づき、間欠送受信システム50の動作について説明する。
ステップS31〜S38は、第1実施形態のステップS1〜8と同様の処理である。
すなわち、情報送信装置52a〜52cの電源20a〜20cがONとされる一方(ステップS31)、送信指示装置54のタイマ40が収集時間間隔T1、送信時間間隔T2及びタイムアウト時間tの計時を開始する(ステップS32、S33)。送信指示制御部36は、タイミング制御信号Taを情報送信装置52aに送信する(ステップS34)。なお、タイムアウト時間tは、情報送信装置52a〜52cから計測情報を受信できないときに、タイミング制御信号Taの送信からNK信号を情報送信装置52a〜52cに送信するまでの時間である。
情報送信制御部24は、タイミング制御信号Taを受信し(ステップS35)、自分のタイミング制御信号Taであることを確認すると(ステップS36、ステップS37 YES)、センサ18aから計測情報を取得する(ステップS38)。
再送カウンタ56は、計測情報を送信する送信回数mを1つ増加させる(初回の送信回数mは、1に設定される。)(ステップS39)。情報送信制御部24は、再送カウンタ56によりカウントされた送信回数mが上限回数M未満であれば(ステップS40 NO)、計測情報を送信指示装置54に送信する(ステップS41)。そして、情報送信制御部24は、計測情報を送信指示装置54に送信してから、送信指示装置54より後述する応答信号であるAK信号又はNK信号を受信するまでの時間を計時し、この時間が上限時間Tmaxを経過するか否かを判定する(ステップS42)。
一方、送信指示制御部36は、タイムアウト時間t以内に計測情報を受信できるか否かを判定する(ステップS43 NO、ステップS44 NO)。送信指示制御部36は、タイムアウト時間t以内に計測情報を受信した場合(ステップS43 YES)、計測情報に誤りがないかどうかを判定する(ステップS45)。送信指示制御部36は、誤りが検出されない場合(ステップS45 NO)、計測情報を正常に受信できたことを示す受信確認信号(AK信号)を情報送信装置52aに送信する(ステップS46)。そして、送信指示制御部36は、受信した計測情報を制御装置16に送信する(ステップS47)。
一方、タイムアウト時間tが経過しても計測情報を受信できず(ステップS44 YES)、又は、計測情報に誤りが検出された後(ステップS45 YES)、タイムアウト時間tが経過すると(ステップS44 YES)、送信指示制御部36は、NK信号を情報送信装置52aに送信する(ステップS48)。
NK信号が情報送信装置52aに送信されると、再送カウンタ58は、NK信号を送信する送信回数nを1つ増加させる(初回の送信回数nは、1に設定される。)(ステップS49)。送信指示制御部36は、再送カウンタ58によりカウントされた送信回数nが上限回数N未満であれば(ステップS50 NO)、次の計測情報が送信されるのを待つ。一方、送信指示制御部36は、送信回数nが上限回数Nに達すると(ステップS50 YES)、制御装置16に対して、例えば、計測情報を受信できなかったことを報知する情報を送信し、又は、前回受信した計測情報を再度送信する(ステップS47)。
情報送信装置52aは、計測情報を送信してから上限時間Tmaxが経過する前に、送信指示装置54からAK信号を受信すると(ステップS42 NO、ステップS51 YES)、タイミング制御信号Taに含まれている収集時間間隔T1と、タイミング制御信号Taが送信されてからAK信号を受信して計測情報の送信処理が完了するまでの送信処理時間T(図6参照)とに基づいて待ち受け時間Twを設定する(ステップS52)。この場合、送信処理時間Tには、情報送信制御部24がAK信号を受信した後に、情報送信制御部24が動作状態と待ち受け状態とを切り替えるのに必要な切替時間Δtを含めてもよい。かかる場合においては、待ち受け時間Twは、例えば、teをAK信号の受信時刻として、上述した(1)式に従って算出することができる。
次いで、第1実施形態のステップS14〜S17の処理と同様の処理が行われる。すなわち、タイマ28が待ち受け時間Twの計時を開始し(ステップS53)、情報送信制御部24が待ち受け状態(WAIT)に設定される(ステップS54)。この場合、次のタイミング制御信号Taが送信されるまでの間、情報送信制御部24と、情報送信制御部24を介して電力が供給される送信部30及び受信部32とにおける電力消費が必要最小限に抑えられる。そして、待ち受け時間Twが経過すると(ステップS55 YES)、情報送信制御部24の待ち受け状態が解除される(ステップS56)。
一方、情報送信装置52aは、計測情報を送信してから上限時間Tmaxが経過する前に、送信指示装置54からNK信号を受信すると(ステップS42 NO、ステップS51 NO)、ステップS39からの処理を繰り返す。すなわち、再送カウンタ56は、送信回数mを1つ増加させる(ステップS39)。情報送信制御部24は、送信回数mが上限回数M未満であれば(ステップS40 NO)、計測情報を送信指示装置54に再送する(ステップS41)。
送信回数mが上限回数Mに達し(ステップS40 YES)、又は、計測情報を送信してから、AK信号又はNK信号を受信する前に上限時間Tmaxが経過すると(ステップS41、ステップS42 YES)、情報送信制御部24は、送信処理時間T及び収集時間間隔T1に基づいて待ち受け時間Twを設定する(ステップS52)。この場合、送信処理時間Tは、タイミング制御信号Taの送信から、送信回数mが上限回数Mとなるまでの時間、又は、タイミング制御信号Taの送信から、計測情報を送信して上限時間Tmaxが経過するまでの時間である。なお、送信処理時間Tには、送信回数mが上限回数Mとなった後に、又は、上限時間Tmaxが経過した後に、情報送信制御部24が動作状態と待ち受け状態とを切り替えるのに必要な切替時間Δtを含めてもよい。かかる場合においては、待ち受け時間Twは、例えば、teを、送信回数mが上限回数Mとなった時刻、又は、上限時間Tmaxが経過した時刻として、上述した(1)式に従って算出することができる。そして、情報送信制御部24は、待ち受け状態に設定される(ステップS54)。すなわち、情報送信制御部24は、NK信号の有無に応じて待ち受け状態に設定される。従って、情報送信装置52aは、送信指示装置54との間で信号の送受信に障害が発生した場合、又は、送信指示装置54に所定時間以内に計測情報を送信できない場合、待ち受け状態に設定されるため、電力が無駄に消費される事態を回避することができる。
送信指示制御部36と情報送信装置52b、52cとの間では、第1実施形態のステップS18〜S20と同様の処理が行われる(ステップS57〜S59)。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で変更することが可能である。
例えば、計測情報の収集時間間隔T1は、緊急時等に対応して、送信指示装置14、54により任意に変更することが可能である。この場合、情報送信装置12a〜12c、52a〜52cは、変更された収集時間間隔T1に基づいて待ち受け時間Twを算出し、タイマ28を除く各手段を待ち受け状態に設定することにより、電力の消費を適切に抑制することができる。
また、本実施形態の間欠送受信システム10、50は、3台の情報送信装置12a〜12c、52a〜52cを有するものとしているが、これに限定されるものではなく、2つ以上の情報送信装置を備える間欠送受信システム10、50であれば、同様に適用することができる。
また、情報送信装置12a〜12c、52a〜52cは、送信指示装置14、54と無線接続される構成としたが、有線接続される場合にも適用することができる。
計測情報を計測するセンサ18a〜18cは、河川の水位、温度、湿度、雨量等の気象情報に限定されるものではない。センサ18a〜18cが計測できる計測情報としては、例えば、移動体の位置、移動速度、傾斜角度等の情報、電気、ガス、水道等のメータ情報、放射線量、音声、画像等の情報を挙げることができる。
10、50…間欠送受信システム
12a〜12c、52a〜52c…情報送信装置
14、54…送信指示装置
16…制御装置
18a〜18c…センサ
20a〜20c、22…電源
24…情報送信制御部
26、38…時刻検出部
28、40…タイマ
30、42…送信部
32、44…受信部
34、46…バス
36…送信指示制御部
56、58…再送カウンタ

Claims (3)

  1. タイミング制御信号に基づき、センサにより計測された計測情報を処理して送信する複数の情報送信装置と、
    前記各情報送信装置に対して前記タイミング制御信号を間欠的に送信し、前記計測情報の送信を指示する送信指示装置と、
    を備える間欠送受信システムにおいて、
    前記送信指示装置は、
    前記各情報送信装置に対応した前記タイミング制御信号を前記計測情報の収集時間間隔で間欠的に送信する制御を行う送信指示制御部を有し、
    前記情報送信装置は、
    電源から供給される電力により駆動され、受信した前記タイミング制御信号に基づき、前記計測情報を処理して前記送信指示装置に送信する制御を行う情報送信制御部と、
    前記収集時間間隔と、前記タイミング制御信号が送信されてから前記計測情報の送信処理が完了するまでの送信処理時間とに基づいて待ち受け時間が設定され、前記情報送信制御部が前記計測情報の送信処理を完了した後、前記待ち受け時間の計時を開始するタイマと、
    を備え、
    前記情報送信制御部は、前記タイマが前記待ち受け時間を計時している間、前記電力の消費を必要最小限とする待ち受け状態に設定され、前記タイマが前記待ち受け時間の計時を終了すると、前記待ち受け状態が解除されることを特徴とする間欠送受信システム。
  2. 請求項1記載の間欠送受信システムにおいて、
    前記送信指示制御部は、前記計測情報を受信すると、前記計測情報を送信した前記情報送信装置に受信確認信号を送信し、
    前記情報送信制御部は、前記受信確認信号を受信した後、待ち受け状態に設定されることを特徴とする間欠送受信システム。
  3. 請求項1記載の間欠送受信システムにおいて、
    前記送信指示制御部は、前記計測情報を正常に受信できない場合、前記計測情報を送信する前記情報送信装置に前記計測情報の再送指示信号を送信し、
    前記情報送信制御部は、前記再送指示信号の有無に応じて待ち受け状態に設定されることを特徴とする間欠送受信システム。
JP2012228662A 2012-10-16 2012-10-16 間欠送受信システム Active JP6000055B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012228662A JP6000055B2 (ja) 2012-10-16 2012-10-16 間欠送受信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012228662A JP6000055B2 (ja) 2012-10-16 2012-10-16 間欠送受信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014081761A true JP2014081761A (ja) 2014-05-08
JP6000055B2 JP6000055B2 (ja) 2016-09-28

Family

ID=50785912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012228662A Active JP6000055B2 (ja) 2012-10-16 2012-10-16 間欠送受信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6000055B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017175482A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 東邦電子株式会社 ネットワークシステム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102225536B1 (ko) * 2018-12-18 2021-03-08 김건우 클린 채소 자동 가공 장치

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05292569A (ja) * 1992-04-09 1993-11-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 送受信システム
JP2006033717A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Osaka Gas Co Ltd 通信システム
JP2009245109A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Tokyo Electric Power Co Inc:The 無線通信を用いた設備監視システム及びそれに用いる計測装置
JP2009296065A (ja) * 2008-06-02 2009-12-17 Fuji Electric Systems Co Ltd 無線検針システム
JP2010211370A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Nohmi Bosai Ltd 警報システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05292569A (ja) * 1992-04-09 1993-11-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 送受信システム
JP2006033717A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Osaka Gas Co Ltd 通信システム
JP2009245109A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Tokyo Electric Power Co Inc:The 無線通信を用いた設備監視システム及びそれに用いる計測装置
JP2009296065A (ja) * 2008-06-02 2009-12-17 Fuji Electric Systems Co Ltd 無線検針システム
JP2010211370A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Nohmi Bosai Ltd 警報システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017175482A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 東邦電子株式会社 ネットワークシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6000055B2 (ja) 2016-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8320289B2 (en) Wireless communication system
CA2555642A1 (en) Transmission of signaling information for broadcast and multicast services
JP5581356B2 (ja) 多点計測システムおよび時刻同期方法
JP6282840B2 (ja) 無線通信装置及び無線情報収集システム
JP2017220081A (ja) センサ装置、センサシステムおよび測定方法
JP6000055B2 (ja) 間欠送受信システム
EP2442287A1 (en) Failsafe signal transmission for wireless sensor mesh
JP2004173123A (ja) 計測情報送信装置及び多点計測情報収集システム
JP2007108884A (ja) ワイヤレスセンサ及びこれを用いたワイヤレス監視システム
JP6533119B2 (ja) 観測システム、中継装置及び観測データ受信方法
JP6398359B2 (ja) メッシュ無線通信システム、無線通信方法、および、無線機
JP6737162B2 (ja) 監視システムおよび監視装置
US20190069053A1 (en) Efficient energy management for wireless pressure indication systems
JP2011227795A (ja) データ収集装置
JP6413080B2 (ja) センサ付き送信装置と、これを用いた監視システム
JP2015070755A (ja) 電力貯蔵装置
JP5998909B2 (ja) メッシュ無線通信ネットワークシステム、無線通信方法、および、無線端末
JP5662180B2 (ja) 電池駆動装置及び該電池駆動装置を用いたセンサシステム
JP5535125B2 (ja) リモートコントローラ
JP2010079359A (ja) 無線検針システム、無線検針方法、無線子機、中継装置及びそれらを動作させるためのプログラム
JP2008042514A (ja) 自動検針無線システム
JP6747776B2 (ja) 無線端末、中継装置、通信システム
JP2005159658A (ja) 情報処理装置、情報処理装置における親機及び子機、情報処理装置における子機識別情報自動付与方法
JP2015053605A (ja) センサネットワークシステム
JP5769021B2 (ja) 無線通信機器及びそれを用いた無線通信ネットワーク

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151009

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160819

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160830

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6000055

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150