JP6413080B2 - センサ付き送信装置と、これを用いた監視システム - Google Patents

センサ付き送信装置と、これを用いた監視システム Download PDF

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Description

本発明は、振動による発電によってセンサの検出信号を送信するセンサ付き送信装置に関する。
以下、従来の通信装置を用いた従来の監視システムについて説明する。従来の監視システムは、センサ付き送信装置と、受信装置とを含んでいる。センサ付き送信装置は、監視対象物に装着されている。そして、監視対象物の上を移動体が通過する。
従来の通信装置は、他の商用電源などからの電源供給なしで、動作できる。そのために、従来の通信装置は、発電部と、送信部と、制御部と、センサを含んでいる。発電部は、圧電素子を含んでいる。なお、圧電素子は、移動体の通過に伴う振動によって発電している。そして、自発電部で発生した電荷は制御部と送信部へ供給されている。すなわち、圧電素子の振動による電荷によって、制御部と送信部とは起動する。さらに、制御部はセンサで検出した検出信号を送信器へと出力している。そして、送信器が、センサで検出した信号を送信する構成である。この構成により、従来のセンサ付き送信装置は、発電部で発電を行なっている間に、制御部での処理や、送信動作を行なっている。
一方、受信装置は、移動体に搭載されている。そして受信装置は、センサ付き送信装置から送られた検出信号を受信し、監視対象物の状態を監視している。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1や特許文献2が知られている。
特開2006−24102号公報 特開2011−233108号公報
しかしながら従来の通信装置は、短い振動時間や、小さな振幅に対して、発電する発電間時間が短く、発電量も小さい。この場合、通信装置は、検知信号の記憶を長時間維持することができない。したがって受信装置を搭載していない移動体が通過した場合、従来の監視システムは、その際に検知した情報を後続の移動体へ送信できない。その結果、従来の監視システムは、精度良く監視対象の状態を監視できない可能性を有しているという課題を有していた。
そこで本発明は、この問題を解決したもので、少ない発電量の通信装置を用いても、監視対象物の状態を精度良く監視できる監視システムを提供することを目的としている。
この目的を達成するために本発明の監視システムは、監視対象物と、前記監視対象物を通過する移動体による振動で発電を開始する第1の発電部と、前記監視対象物の状態を検出して検出信号を出力するセンサと、前記第1の発電部の出力により起動されて前記検出信号を送信する送信部とを含む第1の通信装置と、前記移動体による振動で発電を開始する第2の発電部と、前記第2の発電部の出力により起動されて前記検出信号を受信する受信器とを含み、前記第1の通信装置よりも前記移動体の進行方向側に配置された第2の通信装置とを備える。そして、本発明は、前記第1の発電部と前記第2の発電部とが発電をしている間に、前記送信部は前記検出信号を送信し、前記受信器は前記検出信号を受信するように構成されている
以上のように本発明によれば、第1発電部と第2発電部とは、ともに移動体の通過による振動によって発電できる。すなわち、移動体が監視対象物の上を通過している間に、送信部と受信器とをともに起動している状態とできる。この構成により、第1の通信装置のセンサで検知された検出信号は、受信器によって受信できる。したがって、第1発電部と第2発電部とが、移動体の振動により発電をしている間に、検知信号の送受信を完了することができる。その結果、少ない発電量の送信装置を用いても、監視対象物の状態を精度良く監視できる。
本発明の実施の形態における監視システムのブロック図。 本発明の実施の形態におけるセンサ付き送信装置の設置状態を示す概念図。 本発明の実施の形態におけるセンサ付き送信装置のブロック図。 本発明の実施の形態における他の例の監視システムのブロック図。 本発明の実施の形態における他の例の監視システムのブロック図。
本実施の形態における通信装置と、これを用いた監視システムの説明に先立って、監視システムに用いるセンサ付き送信装置への近年の要求について説明する。通信装置は、たとえば道路や、橋、線路などの監視対象物に設置されている。そして従来、このような監視対象物の状況の確認は、現場へ作業員を派遣して、人手で行なっていた。たとえば、夏の気温上昇に伴う線路の歪みなどを確認する場合、作業員が、現場で線路の歪み量を確認していた。したがって、全ての箇所の状況の確認には、膨大な時間を要していた。そこで、通信装置は、人手によらず監視対象物の状況を確認できることを要求されてきている。また、監視対象物は、必ずしも商用電源を備えていない。したがって、通信装置は、自身の発電によって自立して動作できることも要求されている。
以下本実施の形態における監視システムについて説明する。
(実施の形態1)
以下本実施の形態における通信装置102Aを用いた監視システム101について図面を用いて説明する。図1は、監視システム101のブロック図である。監視システム101は、自立型センサ付き通信装置102と、監視対象物103を含んでいる。移動体104は、監視対象物103の上を通過する。したがって、監視対象物103は、移動体104の通過によって、受動的に振動する。そして、監視対象物103は、移動体104の通過による振動によって受動的に振動する。移動体104は、たとえばモノレールである。この場合、監視対象物103は、レールである。なお、移動体104は、モノレールに限られず、列車、自動車などでも良い。また、移動体104が、モノレールや列車である場合、監視対象物103は、たとえばレールや橋である。また、移動体104が、自動車である場合、監視対象物103は、たとえば道路や橋である。
自立型センサ付き通信装置102は、複数の通信装置102Aを含んでいる。通信装置102Aは、たとえば通信装置102A11と、通信装置102A12とを含んでいる。送信装置102A11と、送信装置102A12とは、監視対象物103に設置されている。
通信装置102A11は、発電部22とセンサ25、送信部26を含んでいる。この構成により、発電部22は、監視対象物103の振動の開始によって、受動的に発電を開始する。すなわち、移動体104の通過によって振動する監視対象物103の場合、発電部22は、移動体104の通過による振動によって発電を開始する。
送信部26は、発電部22の出力によって起動される。センサ25は、監視対象物103の状態を検知して、検出信号S1を出力している。送信部26は、発電部22の出力が供給されて、起動される。そして、送信部26は、センサ25検出した検出信号S1を送信している。
通信装置102A12は、発電部22と受信部29を含んでいる。なお、通信装置102A11と通信装置102A12の発電部22は、同じ構成である。受信部29は、通信装置102A12の発電部22の出力により起動されて、通信装置102A11から送信された検出信号S1を受信している。なお、通信装置102A12は、通信装置102A11に対して、移動体104の進行方向の前方に配置されている。さらに、通信装置102A12は、通信装置102A11から移動体104の長さよりも短い距離だけ離れて配置されている。
以上のような構成により、通信装置102A11と通信装置102A12の発電部22は、ともに、移動体104の通過による振動によって発電できる。そして、通信装置102A12を通信装置102A11から移動体104の長さよりも短い距離だけ離れて配置しているので、移動体104が、通信装置102A11と通信装置102A12との上をともに通過している状態とできる。すなわち、移動体104が監視対象物103の上を通過している間に、送信部26と受信部29とをともに起動している状態とできる。この構成により、通信装置のセンサで検知された検出信号は、受信器によって受信できる。したがって、通信装置102A11と通信装置102A12の発電部とが、移動体104の振動により発電をしている間に、検知信号S1の送受信を完了することができる。その結果、少ない発電量の発電部22を搭載した通信装置102Aを用いても、監視システム101は、監視対象物103の状態を精度良く監視できる。
なお、通信装置102A11は、上記構成に加えて、受信部29を含むことが好ましい。さらに、通信装置102A12は、上記構成に加えて、発電部22とセンサ25、送信部26をさらに含むことが好ましい。この場合、通信装置102A11と、通信装置102A12は、同じ構成とできる。この構成により、監視対象物103に対して、移動体104の進行方向に複数の通信装置102Aを上記距離だけ離して配置することにより、複数の通信装置102Aのそれぞれで検出した検出信号S1を、移動体104の通過する際に順に移動体104の進行方向へと送ることができる。したがって、複数の通信装置102Aのそれぞれで検出した検出信号S1を、通信装置102Aから離れた場所の監視設備(図示せず)へ送ることができる。
また、監視システム101は、中継装置(図示せず)を含むことが好ましい。中継装置は、通信装置102A12から送信され検出信号を、有線、無線などの方法で監視設備へ送っている。この構成により、通信装置102Aから離れた場所において、監視対象物103の状態を監視できる。また、通信装置102Aは、検出信号S1を直接に監視設備へ送信しなくても良いので、小さな電力によって検出信号S1を送信できる。その結果、発電部22での発電量は小さくてよいので、通信装置102Aを小さくできる。なお、中継装置は、たとえば駅などに設置することが好ましい。この構成により中継装置は、商用電源によって動作できる。
以下、監視システム101についてさらに詳しく説明する。以下、監視システム101を鉄道のレールなどの監視に用いる場合を例として説明する。図2は、通信装置102Aを監視対象物103へ設置した状態を示す概念図である。この場合の移動体104は列車104Aであり、監視対象物103は一対のレールである。そこで、監視対象物103が、一対のレール103Aを含む構成を例に説明する。一対のレール103Aの上を、列車104Aが通過する。一対のレール103Aは、レール103A1とレール103A2を含んでいる。なお、レール103A1とレール103A2は、平行に配置されている。この場合、レール103A1に通信装置102A1が設置されている。一方、レール103A2に通信装置102A2が設置されている。そして、通信装置102A1は、レール103A1の状態を検出して、検出信号S1A1を送信している。一方、通信装置102A2は、レール103A2の状態を検出して、検出信号S1A2を送信している。この構成により、監視システム101は、レール103A1とレール103A2の状態をそれぞれに監視できる。
この場合、検出信号S1A1を送信する周波数fA1と、検出信号S1A2を送信する周波数fA2とは異なっていることが好ましい。この構成により、検出信号S1A2と検出信号S1A2との混信を抑制できる。
また、通信装置102A1は、通信装置102A2に対して、列車104Aの進行方向の斜め前、もしくは斜め後に配置することが好ましい。すなわち、通信装置102A1と通信装置102A2とは、列車104Aの進行方向に対して横一線に並んで配置されていない。この構成によって、通信装置102A1から検出信号S1A1を送信するタイミングと、通信装置102A2から検出信号S1A2を送信するタイミングとを異ならせることができる。したがって、検出信号S1A1と検出信号S1A2との混信を抑制できる。
レール103A1は、レール103A11と、レール103A12を含んでいる。なお、レール103A11と、レール103A12は、列車104Aの進行方向に向かって一直線に並んで配置されている。この場合、レール103A11と、レール103A12のそれぞれに各1台ずつの通信装置102Aを設置することが好ましい。すなわち、レール103A11に通信装置102A11が、設置されている。一方、レール103A12に通信装置102A12が、設置されている。なお、通信装置102A11は、通信装置102A12に対して、列車104Aの進行方向の前方となる位置に配置されている。この構成により、監視システム101は、レール103A11と、レール103A12のそれぞれの状態を監視できる。
なお、監視システム101は、レール103A11と、レール103A12のそれぞれに各1台ずつの通信装置102Aを設置する構成に限られず、レール103A11とレール103A12に対して1台の通信装置102Aを設置する構成でも構わない。この場合、通信装置102Aの設置数を少なくできる。
あるいは、レール103A11や、レール103A12のそれぞれに対して、2台以上の通信装置102Aを設置しても良い。この場合、監視システム101は、さらに精度良くレール103A11や、レール103A12の状態を監視できる。特にレール103A11やレール103A12の1本の長さが長い場合(ロングレール)でも、精度良くレール103A11や、レール103A12の状態を監視できる。
さらに、レール103A2は、レール103A21と、レール103A22を含んでいる。なお、レール103A21と、レール103A22は、列車104Aの進行方向に向かって一直線に並んで配置されている。この場合、レール103A21と、レール103A22のそれぞれに各1台ずつの通信装置102Aを設置することが好ましい。すなわち、レール103A21に通信装置102A21が、設置されている。一方、レール103A22に通信装置102A22が、設置されている。なお、通信装置102A21は、通信装置102A22に対して、列車104Aの進行方向の前方となる位置に配置されている。この構成により、監視システム101は、レール103A21と、レール103A22のそれぞれの状態を監視できる。
この場合、通信装置102A22は、通信装置102A11から通信装置102A12よりも近い位置に配置しても良い。この場合、通信装置102A11で検出した検出信号S1を、通信装置102A22を介して、通信装置102A12へ伝えることもできる。この構成により、送信部26の送信電力を小さくできるので、発電部22での発電量を小さくできる。
監視対象物103は、さらに一対のレール103Bを含んでもかまわない。この場合、一対のレール103Bの上を列車104Bが通過する。なお、列車104B(矢印B)の進行方向は、列車104Aの進行方向(矢印A)と逆である。たとえば、列車104Aが上りである場合、列車104Bは下りである。なお、列車104Aと列車104Bの進行方向は逆に限られず、同じ方向でもかまわない。
一対のレール103Bに通信装置102Bが設置されている。一対のレール103Bは、レール103B1とレール103B2を含んでいる。レール103B1とレール103B2は、平行に配置されている。そして、レール103B1に通信装置102B1が設置され、検出信号S1B1を送信している。一方、レール103B2に通信装置102B2が設置され、検出信号S1B2を送信している。この場合、検出信号S1B1を送信する周波数fB1と、検出信号S1B2を送信する周波数fB2とは、異なっていることが好ましい。この構成により、検出信号S1B1と検出信号S1B2との混信を抑制できる。さらに、周波数fB1と周波数fB2は、周波数fA1や周波数fA2とも異なっていることが好ましい。この構成により、検出信号S1B1や検出信号S1B2と、検出信号S1A2あるいは検出信号S1A2との混信を抑制できる。
また、通信装置102B1は、通信装置102B2に対して、列車104Aの進行方向の斜め前、もしくは斜め後に配置することが好ましい。すなわち、通信装置102B1と通信装置102B2とは、列車104Aの進行方向に対して横一線に並んで配置されていない。この構成によって、通信装置102B1から検出信号S1B1を送信するタイミングと、通信装置102B2から検出信号S1B2を送信するタイミングとを異ならせることができる。したがって、検出信号S1B1と検出信号S1B2との混信を抑制できる。さらに、通信装置102B1と通信装置102B2とは、列車104Aの進行方向に対して、通信装置102A1や通信装置102A2と横一線に並んで配置しないことが好ましい。この構成により、検出信号S1B1や検出信号S1B2と、検出信号S1A2あるいは検出信号S1A2との混信を抑制できる。
移動体104は、送信部26から送信された検出信号S1を受信する受信器51を含んでも良い。この構成により、通信装置102Aは、列車104Aの通過時に検出信号S1を列車104Aへと送信できる。この場合、通信装置102Aと列車104Aとの間の距離は、通信装置102A11と通信装置102A12間の距離に比べて近いので、発電部22による発電量で、検出信号を受信器51へ送信できる。したがって、この構成においても、送信部26の送信電力を小さくできるので、発電部22で発電する電力も小さくできる。その結果、発電部22を小さくできるので、通信装置102Aも小さくできる。
図3は、通信装置102のブロック図である。監視システム101に用いる通信装置102Aについて、図3を参照しながら、さらに詳しく説明する。通信装置102Aは、さらに筐体21を含んでいる。発電部22と、送信部26とは、筐体21内に収納されていることが好ましい。筐体21は、監視対象物103あるいは、監視対象物103の振動が伝達する箇所に設置すればよい。なお、監視対象物103が図2に示すレール103Aである場合、レール103Aに枕木を含んでも良い。この場合、筐体21は枕木に設置しても良い。
通信装置102Aは、応答部30を含むことが好ましい。応答部30は、応答信号S2を送信している。応答信号S2は、受信部29で送信部26から送信された検出信号S1を受信した旨を示している。そして、応答部30は、受信部29で送信部26から送信された検出信号S1を受信した場合に、応答信号S2を送信している。この場合、通信装置102Aは、さらに応答信号受信器31を含む。この構成により、通信装置102A11は、通信装置102A12で、検出信号S1A1を受信できたことを検知できる。なお、送信部26が、応答部30を兼ねる構成としても良い。さらに、受信部29が、応答信号受信器31を兼ねる構成としても良い。
発電部22は、圧電素子22Aを含んでも良い。圧電素子22Aは、監視対象物103の振動の開始によって、受動的に発電を開始する。たとえば、移動体104の通過によって振動する監視対象物103の場合、圧電素子22Aは、移動体104の通過による振動によって発電を開始する。この場合、圧電素子22Aと、弾性体22Bを含んでいる。圧電素子22Aは、弾性体22Bに貼り付けられている。そして弾性体22Bが振動することにより、圧電素子22Aに撓みを生じる。その結果、圧電素子22Aが電荷を発生する。弾性体22Bは、たとえば片持ち梁状の構成にしても良い。この場合、弾性体22Bの根元は、筐体21に固定されている。一方、弾性体22Bの先端は、自由振動できる。さらに、発電部22は、錘22Cを含んでいることが好ましい。錘22Cは、弾性体22Bの先端に設けられている。そして、移動体104による振動で弾性体22Bの振幅を大きくし、発電部22での発電量を大きくするために、錘22Cと、弾性体22Bの弾性率と長さや形状を適宜調整する。
圧電素子22Aは、交流電流を出力する。一方、制御部24やセンサ25や送信部26は直流電流によって動作する。そこで。発電部22は、さらに変換器22Dを含むことが好ましい。変換器22Dは、圧電素子22Aから出力された交流電流を直流電流へと変換している。
なお、発電部22は、圧電素子22Aによって発電する構成に限られず、電磁発電による発電でも構わない。電磁発電は、磁石とコイルなどを用いて、電磁誘導の作用によって発電する構成である。この場合も、発電部22は交流電流を発生するので、発電部22は、変換器22Dを含むことが好ましい。あるいは、発電部22は、太陽光発電であっても構わない。この場合、発電部22は直流電流を出力できる。この場合、変換器22Dは、発電部22で発電した電圧を制御部24や送信部26を駆動するための電圧へと変換することが好ましい。なお、制御部24や送信部26が、太陽光発電の電圧そのままで動作可能である場合、変換器22Dを設けなくても構わない。
通信装置102Aは、さらに電荷蓄積部23を含むことが好ましい。この場合、変換器22Dの出力は、電荷蓄積部23と電気的に接続されている。電荷蓄積部23と、電荷蓄積部23は、発電部22の出力に接続されている。そして、電荷蓄積部23は、発電部22で発電された電荷を蓄積している。電荷蓄積部23は、たとえばコンデンサを用いることができる。あるいは、電荷蓄積部23は、リチウム電池などのバッテリーを用いても良い。
通信装置102Aは、さらに制御部24を含むことが好ましい。電荷蓄積部23は、制御部24の電源端子に接続されている。そして、制御部24は、電荷蓄積部23の出力によって起動される。また、電荷蓄積部23は、送信部26の電源端子とも電気的に接続することが好ましい。そして、制御部24は、送信部26を起動あるいは停止している。この構成により、制御部24の指示に基づいて、送信部26は起動と検出信号S1の送信、さらに送信部26を停止できる。あるいは、電荷蓄積部23は、制御部24を介して、送信部26の電源端子と電気的に接続しても良い。そして、制御部24の判定結果に応じて、制御部24は送信部26の起動と検出信号S1の送信、さらに送信部26の停止を制御する。この場合、制御部24は、電荷蓄積部23と送信部26の間にスイッチ(図示せず)を含んでも良い。この場合、制御部24でスイッチをオンすることによって、送信部26を起動できる。あるいは、制御部24でスイッチをオフすることによって、送信部26の動作を停止できる。
なお、制御部24は、送信部26での検出信号S1の送信の後であり、応答信号を受信した後で、送信部26の動作を停止することが好ましい。この構成により、発電部22で発生した電荷を無駄に消費することを抑制できる。
送信部26は、送信アンテナを含んでも良い。送信部26は、検出信号S1を変調している。さらに、送信部26は、検出信号S1と搬送波とを混合することにより、周波数を変換している。そして、送信アンテナから、検出信号S1が送信されている。なお、送信部26は、制御部24の指示により、検出信号S1を送信している。そのために、検出信号S1は、制御部24を介して送信部26へ入力されることが好ましい。この場合、制御部24は、検出信号S1を送信部26へ出力することによって、送信部26に検出信号S1を送信する旨の指示を与えている。あるいは、検出信号S1は、送信部26へ直接入力しても良い。この場合、制御部24は、送信部26に対して検出信号S1を送信する旨の制御信号を与える。そして、送信部26は、制御部24からの制御信号に基いて、検出信号S1を送信する構成でも良い。
センサ25は、監視対象物103に直接に接触するように設置することが好ましい。そこで、センサ25は、監視対象物103に直接に設置できるように、筐体21の外部に設けた構成とすることが好ましい。そして、センサ25は、リード線などによって筐体21と接続する。この構成により、センサ25は、監視対象物103の状態を精度良く検知できる。
なお、センサ25は、筐体21の外に設けた構成に限られず、筐体21の中に収納した構成でも良い。この場合、筐体21は、監視対象物103に直接に設置することが好ましい。また、センサ25は、筐体21と監視対象物103との接触する位置に配置することが好ましい。の構成により、センサ25は、監視対象物103の状態を精度良く検知できる。
センサ25は、温度を検知しても良い。この場合、センサ25は、たとえば熱電対を用いることができる。この構成により、監視設備において、熱によって図2に示すレール103Aが変形する危険性の有無を監視できる。
センサ25は、歪みを検知しても良い。この場合、センサ25は、たとえば歪みゲージを用いることができる。あるいは、センサ25は、振動を検知しても良い。この場合、センサ25は、たとえば角速度センサを用いることができる。この構成により、この構成により、監視設備において、監視対象物103の変形や固定の不具合などを検出できる。
なおセンサ25は、上記のうちのひとつのみを検出する構成に限られず、上記の中の2つ以上を検出しても良い。さらに、センサ25は、監視対象物103に対して監視すべき状態を検出できる各種のセンサを含んでも良い。
センサ25で検出したこれらの検出信号S1は、移動体104の通過時に変動する。たとえば、監視対象物103は振動する。また、監視対象物103は変形する。ところが、移動体104の通過によるセンサ出力の変動の周期は、移動体104が通過していない状態でのセンサ出力の周波数に比べて低い。そこで、センサ25に規定以上の周波数を抑制するフィルタを含む構成とすると良い。この構成により、移動体104の通過時の振動による、検出信号S1の変動を小さくできる。
センサ25は、位置を検知しても良い。この場合、センサ25は、たとえばGPSセンサを用いることができる。この構成により、たとえば地震や地崩れなどで、監視対象物103の位置が大きくずれたことを検知できる。そして、監視設備において、監視対象物103の状態が不安全であると判断した場合、移動体104の通行を禁止する判断をすることも可能である。この場合、移動体104の通行が禁止されているので、発電部22での新たな発電は期待できない。そこで、発電部22は、地崩れや地震などによる揺れによっても発電できる構成であることが好ましい。
通信装置102Aは、データ受信器27を含むことが好ましい。なお、データ受信器27は、受信アンテナを含んでも良い。データ受信器27は電荷蓄積部23の出力によって起動される。一方、移動体104は、データ送信器52を含むことが好ましい。なお、データ送信器52は、送信アンテナを含んでも良い。そしてデータ送信器52は、情報データをデータ受信器27に対して送信する。そして、データ受信器27は、制御部24に指示によって、情報データを受信している。なお、送信部26で検出信号S1を送信する周波数は、データ送信器52で情報データを送信する周波数とは異ならせていることが好ましい。この構成により、検出信号S1と情報データとの混信の発生を抑制できる。
情報データは、移動体の通過と関連している。情報データは、たとえば、移動体104の通過した時刻である。あるいは、情報データは、移動体104の固有の識別情報である。移動体104が列車104Aである場合、識別情報として始発列車である旨や、終電である旨を示す情報を用いても良い。
送信部26は、検出信号S1と一緒に情報データを送信することが好ましい。この場合、送信部26は、検出信号S1を情報データと対応させて、一組のデータとして送信することが好ましい。また、通信装置102Aのそれぞれは、固有の識別番号を記憶していることが好ましい。そして、送信部26は、検出信号S1一緒に識別番号を送信することが好ましい。この場合、送信部26は、検出信号S1を識別番号と対応させて、一組のデータとして送信することが好ましい。なお、送信部26は、検出信号S1と情報データと識別番号とを送信しても良い。
以上の構成により、監視施設において、それぞれの通信装置102Aで検出信号S1を検出した時刻を判定できる。したがって、監視設備において、ある時刻以降、特定の通信装置102Aからの検出信号S1を途絶えたことを検知した場合に、その通信装置102Aが故障した可能性を有することを検知できる。なお、受信部29は、データ受信器27を兼ねる構成としてもかまわない。
制御部24は、メモリ24Cを含むことが好ましい。制御部24は、検出信号S1をメモリ24Cへ格納している。そして、メモリ24Cの情報は、電荷蓄積部23に蓄積された電荷によって、維持される。なお、制御部24は、送信部26での検出信号S1の送信を終了する前に、検出信号S1をメモリ24Cへ格納することが好ましい。あるいは、制御部24は、送信部26での検出信号S1の送信を終了した後に、検出信号S1をメモリ24Cへ格納しても良い。この構成により、メモリ24Cは、検出信号S1を記憶している。この構成により、検出信号S1はメモリ24Cに記憶されているので、たとえ通信装置102Aと受信器51との間の通信に障害が発生しても、監視施設で監視対象物103を監視できる。すなわち、通信装置102A11が、応答信号を確認できない場合に、検出信号S1A1をメモリに記録できる。この構成により、監視システム101の冗長性は、優れている。
そして、制御部24は、検出信号S1をメモリ24Cへ格納した後で、送信部26の動作を停止状態とすることが好ましい。これにより、通信装置102Aは、スリープ状態となる。この構成により、電荷蓄積部23が、送信部26の動作を停止状態とした時点で残った電力を蓄積していることにより、次回に通信装置102Aを起動時に、電荷蓄積部23に蓄積された電力分だけ発電部22の発電量を少なくできる。
さらに制御部24が、送信部26の動作を停止状態とした後に、圧電素子22Aにより発電された電力で再度起動された場合、メモリ24Cに格納された検出信号S1を送信部26から送信する構成としても良い。すなわち、通信装置102A11が、後続の移動体104によって、起動したときに、メモリ24Cに記憶した検出信号S1を再度通信装置102A12へと送信できる。この構成により、監視システム101の冗長性は、優れている。
移動体104は、通信装置102A11の上を通過した後に、通信装置102A12の上を通過する。すなわち、通信装置102A12の受信部29は、通信装置102A11の送信部26よりも時間的に遅れて起動される。そこで、通信装置102Aは、タイマ24Bを含む構成であっても良い。この場合、送信部26は、タイマ24Bであらかじめ定められた時間の経過を計測された場合に検出信号S1を送信する構成とできる。したがって、送信部26で消費される電力を抑制できる。
この場合、最も速度の早い列車104Aが、通信装置102A11の上を通過した後に、通信装置102A12の上を通過するまでに経過する時間を、あらかじめ定められた時間としても良い。あるいは、列車104Aがその路線での規定最高速度で、通信装置102A11の上を通過した後に、通信装置102A12の上を通過するまでの時間を、あらかじめ定められた時間としても良い。さらに、情報データとして、通信装置102A11の上を通過する際の列車104Aの速度を用いた場合、制御部24は、通信装置102A11と通信装置102A12との間の距離と、速度とによって、タイマ24Bで計測する時間を決定しても良い。
制御部24は、さらに電荷蓄積部23の蓄電量を検知することが好ましい。制御部24は、電荷蓄積部23の蓄電量と、あらかじめ定められた閾値とを比較している。そして、制御部24は、充電量を閾値よりも小さいと判定した場合に、検出信号S1をメモリ24Cへ格納している。なお、閾値は、送信部26で検出信号S1を送信できるだけの十分な電荷量以上の値としておく。さらに、制御部24は、送信部26を停止状態としている。この場合、制御部24は、送信部26へ電源を供給せず、送信部26を起動しないようにしても良い。あるいは、制御部24は、送信部26へ供給されている電源供給を停止して、送信部26を起動状態から動作停止状態へとし切り替えても良い。
以上の構成により、制御部24が、充電量を閾値よりも小さいと判定した場合、送信部26から検出信号S1を送信しない。そして、制御部24は、充電量を閾値以上であると判定した場合に、送信部26から検出信号S1を送信する指令を送信部26へ出力している。したがって、電荷蓄積部23に十分な充電量が蓄えられていない場合、電荷蓄積部23の電力を抑制できる。
通信装置102Aは、後続の移動体104の振動による発電で再度起動された場合に、圧電素子22Aの発生する電荷によって、電荷蓄積部23の蓄電量の不足分を補うことができる。そして、制御部24で、蓄電量が閾値以上にまで達したと判定された場合に、送信部26は検出信号S1を送信する。
図4は、他の例の監視システム201のブロック図である。なお、監視システム201は、図1に示す監視システム101の通信装置102Aに代えて、通信装置202Aを含んでいる。通信装置202Aにおけるセンサ25は、センサ25A1とセンサ25A2を含んでいる。そして、センサ25Aは、レール103A1に設置されて、レール103A1の状態を検出している。一方、センサ25A2は、レール103A1に設置されて、レール103A2の状態を検出している。そして、センサ25A1とセンサ25A2の出力は、図1に示す送信部26や制御部24へと供給されている。その結果、図1に示す送信部26は、センサ25A1とセンサ25A2で検出された信号を送信している。そして、移動体104の進行方向の前方に配置された他の通信装置202Aは、センサ25A1とセンサ25A2で検出された検出信号を受信する構成である。なお、センサ25は、センサ25Aとセンサ25Bを含んでも良い。この場合、センサ25Bは、レール103Bに設置されて、レール103Bの状態を検出できる。
また、センサ25は、センサ25A11とセンサ25A12を含んでも良い。この場合、センサ25A11は、レール103A11に設置されて、レール103A11の状態を検出できる。一方、センサ25A12は、レール103A12に設置されて、レール103A12の状態を検出できる。また、センサ25は2個のセンサを含む構成に限られず、3個以上のセンサを含んでも良い。これらの構成により、図1に示す制御部24や送信部26の入った筐体21を設置する箇所を少なくできる。したがって、通信装置202Aを設置する工数を削減できるので、監視システム201を設置する工期を短くできる。
図5は、さらに他の例の監視システム301のブロック図である。なお、監視システム301は、図1に示す監視システム101の通信装置102Aに代えて、通信装置302Aを含んでいる。通信装置302Aの発電部22は、発電部322Aと発電部322Bを含んでいる。この構成により、発電部22での発電量を大きくできる。したがって、通信装置302Aは、より多くの電力を利用できる。なお、発電部22は、2つの発電部を含む構成に限られず、3つ以上の発電部を含んでも良い。
発電部322Aと発電部322Bとは、レール103A1に設置することが好ましい。そして、発電部322Aは、発電部322Bに対して、レール103A1に対して列車104Aの進行方向に並んで設置する。この場合、列車104Aは、発電部322Aの上を通った後に発電部322Bの上を通過する。したがって、発電部322Aと発電部322Bとの発電するタイミングが変わる。その結果、発電部22は、さらに長い時間発電できる。また、発電部322Aは、レール103A11に設置し、発電部322Bは、レール103A12に設置しても良い。
さらにこの場合、発電部322Aの出力は図3に示す制御部24へ供給し、発電部322Bの出力は図3に示す送信部26へ供給する構成としても良い。この構成より、図3に示す制御部24は、送信部26よりも早く起動できる。
あるいは、発電部322Aをレール103A1に設置し、発電部322Bをレール103A2に設置しても良い。なおこの場合、発電部322Aと発電部322Bとは、図2に示す列車104Aの進行方向に対して横一線に並べて配置することが好ましい。この構成により、発電部322Aと発電部322Bとは、同時に発電する。したがって、発電部22での発電量を大きくできる。また、発電部322Aはレール103Aに設置し、発電部322Bをレール103Bに設置しても良い。
本発明にかかる監視システムは、上を移動体が通過する監視対象物の状態を小さな発電量によって検知できるという効果を有し、監視対象物の状態を離れた場所で監視する監視システム等に用いると有用である。
21 筐体
22 発電部
22A 圧電素子
22B 弾性体
22C 錘
22D 変換器
23 電荷蓄積部
24 制御部
24B タイマ
24C メモリ
25 センサ
25A センサ
25B センサ
26 送信部
27 データ受信器
29 受信部
30 応答部
31 応答信号受信器
51 受信器
52 データ送信器
101 監視システム
102 自立型センサ付き通信装置
102A 通信装置
103 監視対象物
103A レール
103B レール
104 移動体
104A 列車
104B 列車
201 監視システム
202A 通信装置
301 監視システム
302A 通信装置
322A 発電部
322B 発電部

Claims (18)

  1. 監視対象物と、
    前記監視対象物通過する移動体による振動発電を開始する第1の発電部と、前記監視対象物の状態を検出し検出信号を出力するセンサと、前記第1の発電部の出力により起動され前記検出信号を送信する送信部とを含む第1の通信装置と、
    前記移動体による振動発電を開始する第2の発電部と、前記第2の発電部の出力により起動され前記検出信号を受信する受信器とを含み、前記第1の通信装置よりも前記移動体の進行方向側に配置された第2の通信装置と、
    を備え、
    前記第1の発電部と前記第2の発電部とが発電をしている間に、前記送信部は前記検出信号を送信し、前記受信器は前記検出信号を受信する、
    監視システム。
  2. 前記第1および第2の発電部は、前記移動体による振動によって電荷を発生する圧電素子を含む、
    請求項1に記載の監視システム。
  3. 前記第2の通信装置は、前記検出信号を受信した旨の応答信号を前記第1の通信装置へ送信する応答部をさらに有し、
    前記第1の通信装置は、前記応答信号を受信する応答信号受信器をさらに有した、
    請求項1に記載の監視システム。
  4. 前記第1の通信装置は、前記応答信号を受信した場合に、前記送信部の動作を停止する、請求項3に記載の監視システム。
  5. 前記第1の通信装置は、タイマをさらに有し、
    前記タイマであらかじめ定められた時間の経過を計測された場合に前記検出信号を送信する、
    請求項1に記載の監視システム。
  6. 前記第1の通信装置は、前記応答信号を確認できない場合に、前記検出信号を記憶するメモリをさらに有した、
    請求項3に記載の監視システム。
  7. 前記第1の通信装置は、前記送信部の動作の停止の後に、前記発電部で発電された電力で再度起動された場合、前記メモリに格納された前記検出信号を前記送信部へ送信する、
    請求項6に記載の監視システム。
  8. 前記第1の通信装置は、前記検出信号を記憶するメモリをさらに有し、
    前記第1の発電部の発電量をあらかじめ定められた閾値よりも小さいと判定した場合に、前記メモリに前記検出信号を格納し、かつ前記送信部を停止状態とする、
    請求項1に記載の監視システム。
  9. 前記監視対象物は、前記第1の通信装置を装着された第1のレールと、前記第2の通信装置を装着された第2のレールと、を含む、
    請求項1に記載の監視システム。
  10. 前記監視対象物は、前記第2レールに平行に配置された第3のレールを含み、
    前記第2の通信装置と同じ構成を含み、かつ前記第3のレールに装着され、前記移動体の進行方向に対して、前記第1の通信装置の斜め前方、もしくは斜め後方の位置に配置された第3の通信装置を、さらに備えた、
    請求項9に記載の監視システム。
  11. 前記第3の通信装置は、前記第1の通信装置から前記第2の通信装置よりも近い位置に配置された、
    請求項10に記載の監視システム。
  12. 前記監視対象物は、前記第1のレールに平行に配置された第4のレールを含み、
    前記第1の通信装置と同じ構成を含み、かつ前記第4のレールに装着され、前記移動体の進行方向に対して、前記第1の通信装置の斜め前方、もしくは斜め後方の位置に配置された第4の通信装置を、さらに備えた、
    請求項1に記載の監視システム。
  13. 前記第1の通信装置から送信する信号の周波数と、前記第4の通信装置から送信する信号の周波数とは異なっている、
    請求項12に記載の監視システム。
  14. 前記第2の発電部は、前記移動体による振動で前記第1の発電部が発電を開始したあとに発電を開始する、請求項1記載の監視システム。
  15. 前記第2の通信装置と前記第1の通信装置との間の距離は、前記移動体の長さよりも短い請求項14記載の監視システム。
  16. 前記第2の発電部と前記第1の発電部との間の距離は、前記移動体の長さよりも短い請求項14記載の監視システム。
  17. 前記第1の発電部と前記第2の発電部とが発電をしている間に、前記送信部と前記受信器とは前記検出信号の送受信を完了する、請求項1記載の監視システム。
  18. 監視対象物と、
    前記監視対象物を通過する移動体による振動で発電を開始する発電部と、前記監視対象物の状態を検出して検出信号を出力するセンサと、前記発電部の出力により起動されて前記検出信号を送信する送信部とを含む第1の通信装置と、
    前記検出信号を受信する受信器を含む第2の通信装置と、
    を備え、
    前記第2の通信装置は、前記移動体に設けられており、
    前記発電部が発電をしている間に、前記移動体は前記監視対象物を通過し、前記送信部は前記検出信号を送信し、前記受信器は前記検出信号を受信する、
    監視システム。
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