JP2014078409A - 入力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の入力装置に比べて、組付け精度を維持し、検出精度を向上することができる入力装置を提供する。
【解決手段】入力装置1は、円筒形状を有して磁化方向が円筒の中心線方向である磁石2bと、円筒形状を有して磁化方向が円筒の前記中心線方向であり、磁石2bと反発する向きで、前記中心線上で移動可能に配置された磁石2aと、磁石2aに固定されて操作される操作体3と、操作体3が操作されていない状態において、磁石2bの内径より内側で磁石2bの前記中心線からオフセットされた位置であって、磁石2bと磁石2aとの間の磁石側2bに配置され、操作体3が操作されている状態において、磁石2bと磁石2aとの中間より磁石2a側に配置されて磁束の方向を検出する磁気センサ5とを有する。
【選択図】図1
【解決手段】入力装置1は、円筒形状を有して磁化方向が円筒の中心線方向である磁石2bと、円筒形状を有して磁化方向が円筒の前記中心線方向であり、磁石2bと反発する向きで、前記中心線上で移動可能に配置された磁石2aと、磁石2aに固定されて操作される操作体3と、操作体3が操作されていない状態において、磁石2bの内径より内側で磁石2bの前記中心線からオフセットされた位置であって、磁石2bと磁石2aとの間の磁石側2bに配置され、操作体3が操作されている状態において、磁石2bと磁石2aとの中間より磁石2a側に配置されて磁束の方向を検出する磁気センサ5とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、入力装置に関する。
従来の技術として、カウンタ磁石による磁場の変化を磁気センサにより検出する入力装置がある(例えば、特許文献1参照)。
この入力装置は、板状で法線方向が磁化方向であるバイアス磁石と、磁化方向に移動するカウンタ磁石と、バイアス磁石の設置面の端部にカウンタ磁石の移動方向に対称に配置されるMR(MagnetoResistance)センサによる2つのハーフブリッジからなる磁気センサとを有し、カウンタ磁石が移動することでバイアス磁石及びハーフブリッジとの距離が縮まると磁気センサが検出する磁束の方向が変化する。
しかし、特許文献1に示す入力装置は、2つのハーフブリッジによってブリッジ回路が構成されるため、2つのハーフブリッジの配置誤差がキャンセルされるものの、2つのハーフブリッジをカウンタ磁石の移動方向に対して対称に配置しなければならないため、バイアス磁石上において磁束の方向が最も大きくなる位置にハーフブリッジを配置できず、検出精度が最適化されているとは言えない。
従って、本発明の目的は、従来の入力装置に比べて、組付け精度を維持し、検出精度を向上することができる入力装置を提供することにある。
本発明の一態様は、円筒形状を有して磁化方向が円筒の中心線方向であるバイアス磁石と、
円筒形状を有して磁化方向が円筒の前記中心線方向であり、前記バイアス磁石と反発する向きで、前記中心線上で移動可能に配置されたカウンタ磁石と、
前記カウンタ磁石に固定されて操作される操作体と、
前記操作体が操作されていない状態において、前記バイアス磁石の内径より内側で前記バイアス磁石の前記中心線からオフセットされた位置であって、前記バイアス磁石と前記カウンタ磁石との間の前記バイアス磁石側に配置され、前記操作体が操作されている状態において、前記バイアス磁石と前記カウンタ磁石との中間より前記カウンタ磁石側に配置されて磁束の方向を検出する磁気センサとを有することを特徴とする入力装置を提供する。
円筒形状を有して磁化方向が円筒の前記中心線方向であり、前記バイアス磁石と反発する向きで、前記中心線上で移動可能に配置されたカウンタ磁石と、
前記カウンタ磁石に固定されて操作される操作体と、
前記操作体が操作されていない状態において、前記バイアス磁石の内径より内側で前記バイアス磁石の前記中心線からオフセットされた位置であって、前記バイアス磁石と前記カウンタ磁石との間の前記バイアス磁石側に配置され、前記操作体が操作されている状態において、前記バイアス磁石と前記カウンタ磁石との中間より前記カウンタ磁石側に配置されて磁束の方向を検出する磁気センサとを有することを特徴とする入力装置を提供する。
上記入力装置のバイアス磁石と前記カウンタ磁石とは、同一形状としてもよい。
上記入力装置は、バイアス磁石を固定支持し、カウンタ磁石の内径部をスライド可能に支持する支持部をさらに有してもよい。
上記入力装置の磁気センサは、MRセンサであってもよい。
本発明によれば、従来の入力装置に比べて、組付け精度を維持し、検出精度を向上することができる。
(入力装置の構成)
図1は、実施の形態に係る入力装置の構成の一例を示す斜視図である。
図1は、実施の形態に係る入力装置の構成の一例を示す斜視図である。
この入力装置1は、互いに反発するように配置された円筒状の磁石2a及び磁石2bと、磁石2aに固定されてA方向の昇降操作が可能となるように支持部4に支持される操作体3と、円柱形状で磁石2bを固定するとともに内部に磁気センサ5を備える支持部4と、磁石2a、2b、操作体3及び支持部4等を格納する筐体6とを有する。
磁石2aは、カウンタ磁石として用いられるものである。磁石2aは、一例として、外径12mm、内径8mm、厚さ4mmの円筒形状である。ここでは、磁石2bと対向する側をS極として配置される。
磁石2bは、バイアス磁石として用いられるものである。磁石2bは、磁石2aと同一のものを用い、磁石2aと対向する側をS極として配置される。なお、磁石2bは磁石2aと完全に同一である必要はなく、磁気センサ5を配置する位置に後述する条件の磁束の方向を形成するものであれば形状を変更してもよい。
操作体3は、円柱形状で操作体3をA方向に昇降させるために利用者が操作の際に接触する上面部の昇降操作部30を有する。
支持部4は、円柱形状であり、その外径は磁石2a及び2bの内径と一致させて8mmとする。また、支持部4の外壁400は、操作体3の内壁300と滑り合い、操作体3及び磁石2aをA方向に移動可能に支持する。
磁気センサ5は、4つのMR素子を直交する向きに配置したブリッジ回路と、当該ブリッジ回路に電源電圧を供給して当該ブリッジ回路の出力電圧を取得するコントロールIC等とをパッケージにしたものであり、磁束の方向に応じた信号を端子50a及び50bから出力するものである。
また、磁気センサ5は、バイアス磁石としての磁石2bの内壁より内側で磁石2aの中心線からオフセットされた位置であって、磁石2bとカウンタ磁石としての磁石2aとの間に配置される。
なお、入力装置1は、一例として、車両のブレーキランプ等のスイッチとして用いられる。
(動作)
以下に、入力装置1の動作を図1及び図2を参照しつつ説明する。
以下に、入力装置1の動作を図1及び図2を参照しつつ説明する。
図2(a1)及び(b1)は、磁石2a及び2bの円柱の中心線及び磁気センサ5を通る平面における入力装置1の断面図である。また、図2(a2)及び(b2)は、磁石2a及び2bの円柱の中心線及び磁気センサ5を通る平面における磁束の向きを示した概略図である。
図2(a1)に示すように、非操作時において磁石2a及び磁石2bは、一例として、4mmの間隔で配置される。また、磁気センサ5は、磁石2a及び磁石2bの中心線Acからxmオフセットされ、磁石2bの端面からym離れた位置に配置される。
上記した図2(a1)の状況において、図2(a2)に示すように磁気センサ5は主にバイアス磁石としての磁石2bによる磁束が支配的となり、x軸で正、y軸で正の方向の磁束を検出する。
また、図2(b1)に示すように、操作体3を押し下げ操作した状態において磁石2a及び磁石2bの間隔は、一例として、1.5mmとなる。
上記した図2(b1)の状況において、図2(b2)に示すように磁気センサ5は主にカウンタ磁石としての磁石2aによる磁束が支配的となり、x軸で正、y軸で負の方向の磁束を検出する。
(実施の形態の効果)
上記した実施の形態によると、磁気センサ5の検出する磁束の方向が、バイアス磁石としての磁石2bの磁束が支配的になる状態が非操作時であり、カウンタ磁石としての磁石2aの磁束が支配的になる状態が操作時であるように、磁気センサ5を配置したため、非操作時と操作時で磁束の方向の変化を大きくすることができ(図2に示す例では約90°の磁束の方向が変化)、検出精度を向上することができる。また、磁束の方向の変化に対してカウンタ磁石の動作範囲を小さくすることができる。
上記した実施の形態によると、磁気センサ5の検出する磁束の方向が、バイアス磁石としての磁石2bの磁束が支配的になる状態が非操作時であり、カウンタ磁石としての磁石2aの磁束が支配的になる状態が操作時であるように、磁気センサ5を配置したため、非操作時と操作時で磁束の方向の変化を大きくすることができ(図2に示す例では約90°の磁束の方向が変化)、検出精度を向上することができる。また、磁束の方向の変化に対してカウンタ磁石の動作範囲を小さくすることができる。
また、円筒形状の磁石2bを用いたため、中心線Acを含むあらゆる断面において磁束の方向は均一となり、支持部4に位置決めして封入することで高い組付け精度を容易に達成することができる。
また、磁石2aと磁石2bとの反発力を利用したため、磁石2aを支持するばね等の支持体が不要となる。
また、センサ5を囲むように磁石2a及び2bを配置したため、外乱磁場に強く、シールド等が不要となる。
また、磁石2a及び2bに同一形状の磁石を用いたため、部品点数を減少することができる。
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されず、本発明の技術思想を逸脱あるいは調整しない範囲内で種々の変形が可能である。
1 入力装置
2a 磁石
2b 磁石
3 操作体
4 支持部
5 磁気センサ
6 筐体
30 昇降操作部
300 内壁
400 外壁
2a 磁石
2b 磁石
3 操作体
4 支持部
5 磁気センサ
6 筐体
30 昇降操作部
300 内壁
400 外壁
Claims (3)
- 円筒形状を有して磁化方向が円筒の中心線方向であるバイアス磁石と、
円筒形状を有して磁化方向が円筒の前記中心線方向であり、前記バイアス磁石と反発する向きで、前記中心線上で移動可能に配置されたカウンタ磁石と、
前記カウンタ磁石に固定されて操作される操作体と、
前記操作体が操作されていない状態において、前記バイアス磁石の内径より内側で前記バイアス磁石の前記中心線からオフセットされた位置であって、前記バイアス磁石と前記カウンタ磁石との間の前記バイアス磁石側に配置され、前記操作体が操作されている状態において、前記バイアス磁石と前記カウンタ磁石との中間より前記カウンタ磁石側に配置されて磁束の方向を検出する磁気センサとを有することを特徴とする入力装置。 - 前記バイアス磁石と前記カウンタ磁石とは、同一形状であることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
- 前記バイアス磁石を固定支持し、前記カウンタ磁石の内径部をスライド可能に支持する支持部をさらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載の入力装置。
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JP2008084582A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Tokai Rika Co Ltd | 車両用ストップランプスイッチ |
JP2010257638A (ja) * | 2009-04-22 | 2010-11-11 | Alps Electric Co Ltd | スイッチ装置 |
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