JP2014076532A - 丸材クランプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型で高把持力、被クランプ部が加工可能な丸材クランプ装置を提供する。
【解決手段】断面視略コの字形状で、パイプPが略コの字形状の凹んだ載置部21に載置される基台2、側辺部31及び底辺部32から略L字状に形成されるクランパ本体3Aを対で有し、底辺部32同士を内向きにして、外観が基台2と一体化されるように基台2に組み込まれるクランパ3、直線駆動するプッシャー41を有するアクチュエーター4、及びプッシャー41の先端部に取り付けられ、底辺部32の長孔32aを貫通し、側辺部31上の、基台2に載置されたパイプPの中心よりも他端側に位置する点を支点としたクランパ本体3Aの揺動動作にプッシャー41の直線駆動動作を変換する接続ピン5から構成されるクランプ部1を丸材クランプ装置に備えて、パイプPを側辺部31の支点よりも他端側、及び、載置部21の3点でクランプする。
【選択図】図2

Description

本発明は、パイプ、丸棒等の丸材をクランプし、かつ、クランプした丸材の被クランプ部を加工可能なクランプ部を備えた丸材クランプ装置に関する。
下記特許文献1で提案されるように、パイプ、丸棒等の丸材をジグ、装置上でクランプ又は固定するクランプ装置が公知である。従来のクランプ装置において、丸材をクランプ又は固定するクランプ部は概略、図5(a),(b)に示すような構成を有している。
従来のクランプ装置に設けられるクランプ部10は、断面視略コの字形状に形成され、略コの字形状の凹んだ載置部に丸材としてのパイプP等が載置される基台20と、この基台20に載置されたパイプPに対し、略コの字形状の開放側から押さえ付けるクランパ30と、このクランパ30を先端部として備えたアーム301と、クランパ30の押さえ付け動作の動力源であって、直線駆動する駆動体401を備えたアクチュエーター40と、駆動体401の直線駆動をクランパ30の押さえ付け動作に変換する動作変換機構としてのジョイント50と、から構成されている。
ジョイント50は、装置筐体上の一点に止められるネジ501と、このネジ501により装置筐体に取り付けられ、アーム301及び駆動体401に接続されるジョイント本体502とから構成される。ジョイント50は、駆動体401の直線駆動を受け、ネジ501を支点としてジョイント本体502が回転動作し、これを通じてクランパ30の、アーム301を介したパイプPの押さえ付け動作である弧状動作に変換している。なお、図5(a),(b)には、ジョイント50によって変換される駆動力を緩衝する緩衝部60が、アクチュエーター40が装置筐体に取り付けられる取付部を兼ねて設けられている。そして、クランプ部10は、基台20に載置されたパイプPを、駆動体401の直線駆動に基づいてクランパ30によって基台20の開放側から押さえ付けてクランプ又は固定する構成である。
また、下記特許文献1で提案される発明においても、基台に載置されたパイプを、基台の開放側からクランパによって押さえ付けてクランプ又は固定するパイプ用クランプ装置が提案されている。
特開平8−159110号公報
しかし、図5(a),(b)に示すようなクランプ装置や、上記特許文献1で提案されるパイプ用クランプ装置では、基台20の開放側からクランパ30によってパイプPを押さえ付ける構成であるので、クランプしたパイプPの被クランプ部を加工することが困難である。また、装置筐体の外側からクランパ30によってパイプPを押さえ付けるので装置が大型化し、設置場所が制限されてしまうという問題もある。さらに、このような構成は、クランパ30が誤動作等することにより、基台20で手を挟んでしまうといった危険や、ストロークが大きくなって大型かつ高価なアクチュエーター40が必要になるという問題がある。このほか、パイプPをクランプするのに必要な部品点数が多く、これを改善したいといった要請、クランパ30を弧状運動させるアームが長く、把持力が小さいので、これを強化したいといった要請もあった。
本発明は、上記実情に鑑み提案され、パイプを基台の開放側からクランパで押さえ付けるといった装置筐体の外側からパイプをクランプする構成に基づく問題を、誤動作時の危険を回避することを含めて解決するとともに、部品点数が少なく、把持力も強化され、かつ、クランプしたパイプ等の丸材の被クランプ部を加工可能なクランプ部を備えた丸材クランプ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、丸材を着脱自在にクランプし、クランプした前記丸材の被クランプ部を加工可能なクランプ部を備えた丸材クランプ装置であって、前記クランプ部が、断面視略コの字形状に形成され、この略コの字形状の凹んだ載置部に前記丸材が載置される基台と、側辺部及びこの側辺部の一端において前記側辺部に対して略直角方向に延設される底辺部から略L字状に形成され、外観が前記基台と一体化されるようにして前記基台に組み込まれるクランパと、直線駆動する駆動体を有するアクチュエーターと、前記クランパと前記駆動体とを接続し、前記駆動体の直線駆動を、前記側辺部上の点を支点とした前記クランパの揺動動作に変換する動力接続機構と、から構成され、前記支点が、前記基台に載置される前記丸材の径方向中心よりも、前記側辺部の他端側に位置し、前記載置部に載置された前記丸材が、前記クランパの前記側辺部の前記支点よりも他端側でクランプされることを特徴とする。
また、本発明は、丸材を着脱自在にクランプし、クランプした前記丸材の被クランプ部を加工可能なクランプ部を備えた丸材クランプ装置であって、前記クランプ部が、断面視略コの字形状に形成され、この略コの字形状の凹んだ載置部に前記丸材が載置される基台と、側辺部及びこの側辺部の一端において前記側辺部に対して略直角方向に延設される底辺部から略L字状に形成され、前記底辺部同士を内向きにし、外観が前記基台の略コの字形状と一体化されるように対にして前記基台に組み込まれるクランパと、直線駆動する駆動体を有するアクチュエーターと、前記クランパと前記駆動体とを接続し、前記駆動体の直線駆動を、前記側辺部上の点を支点とした前記クランパの揺動動作に変換する動力接続機構と、から構成され、前記支点が、前記基台に載置される前記丸材の径方向中心よりも、前記側辺部の他端側に位置し、前記載置部に載置された前記丸材が、前記クランパの前記側辺部の前記支点よりも他端側及び、前記載置部の3点でクランプされることを特徴とする。
特に、上記動力接続機構は、クランパの底辺部の先端部に長孔が形成されていて、この長孔に、駆動体の先端部に設けられた接続ピンが貫通されて構成されることが好ましい。また、クランパの底辺部の先端部と、駆動体の先端部とで形成されるカムにより構成される動力接続機構も好ましい構成である。
本発明は、クランプ部が、丸材が載置される凹んだ載置部を有する基台と、略L字状に形成され、外観が基台と一体化されるようにして基台に組み込まれるクランパと、直線駆動する駆動体を有するアクチュエーターと、クランパと駆動体とを連絡する動力接続機構との主に4つの要素から構成されるのみで、上述した問題を解決する丸材クランプ装置を達成することができる。すなわち、部品点数が少なくて済み、小型で設置場所に制限されることのない装置を実現することができる。部品点数が少ないということは、故障が少ないというメリットもある。特に、外観が基台に一体化されるようにして組み込まれるクランパは、側辺部上に設けられた支点を中心に揺動動作し、丸材をクランプ部内部である側辺部の支点よりも他端側、基台の載置部及び側壁の3点によりクランプすることが可能で、クランプしたパイプの被クランプ部を加工することができる。丸材をクランプ部内部でクランプすることにより、クランパの誤作動等で手を挟んでしまう等の危険を回避することもできる。そして、丸材を側辺部の支点よりも他端側、基台の載置部及び側壁からなるクランプ部内部の3点にクランプすることにより、パイプの位置決めをすることができるようになるので、位置決めをした上でパイプを加工することが必要な場合に特に好適な丸材のクランプ装置として提供することができる。
また、本発明は、クランプ部が、丸材が載置される凹んだ載置部を有する基台と、略L字状に形成され、外観が基台と一体化されるようにして対で基台に組み込まれるクランパと、直線駆動する駆動体を有するアクチュエーターと、クランパと駆動体とを連絡する動力接続機構との主に4つの要素からなる構成を含み、このような構成によっても、上述した問題を解決する丸材クランプ装置を達成することができる。すなわち、部品点数が少なくて済み、故障が少ないというメリットもあり、小型で設置場所に制限されることのない装置を実現している。さらに、外観が基台と一体化されて対で組み込まれるクランパは、側辺部上に設けられた支点を中心に揺動動作し、丸材をクランプ部内部である側辺部の支点よりも他端側の各1点、及び、載置部の1点の合計3点でクランプすることが可能で、クランプしたパイプの被クランプ部を加工することができる。丸材をクランプ部内部でクランプすることにより、クランパの誤作動等で手を挟んでしまう等の危険を回避することもできる。そして、クランパを対で有する構成であるので、載置部のセンターにパイプを寄せてクランプすることができ、被クランプ部をより加工しやすいという特徴も備えた丸材のクランプ装置として提供することができる。
本発明において、動力接続機構を、底辺部の先端部に形成された長孔に、駆動体の先端部に設けられた接続ピンを貫通することで構成すれば、接続ピンを通じた動力の接続という簡素な構成でありながら、把持力が低下しない丸材クランプ装置を実現することができる。駆動体のストロークが大きくなることもないので、高価なアクチュエーターが不要であり、かつ、省エネでもある。また、動力接続機構を、底辺部の先端部と、駆動体の先端部とで形成されるカムにより構成しても簡素である等、長孔と接続ピンとで構成されるものと同様な効果が得られる。したがって、本発明では、部品点数が少なく、把持力も強化され、かつ、クランプされたパイプ等の丸材の被クランプ部を加工可能なクランプ部を備え、従来構成による諸問題が解消された丸材クランプ装置を提供することができる。
本発明に係る丸材クランプ装置におけるクランプ部(要部)の概略を示す要部斜視図である。 第1実施形態のクランプ部の構成を縦断面にして示す縦断面図であって、(a)はクランプ開状態を示し、(b)はクランプ閉状態を示している。 第2実施形態のクランプ部の構成を縦断面にして示す縦断面図であって、(a)はクランプ開状態を示し、(b)はクランプ閉状態を示している。 第3実施形態のクランプ部の構成を縦断面にして示す縦断面図であって、(a)はクランプ開状態を示し、(b)はクランプ閉状態を示している。 従来のクランプ装置におけるクランプ部の一例を説明する説明図であって、(a)はクランプ開状態を示し、(b)はクランプ閉状態を示している。
以下、本発明に係る実施形態のいくつかを、図面を参照しながら例示して説明する。なお、これらの実施形態は、本発明の構成を具現化した例示に過ぎず、特許請求の範囲に記載した事項を逸脱することがなければ種々の設計変更を行うことができる。
本発明は、図1に示すように、丸材としての例えば、パイプPを着脱自在にクランプするクランプ部1を備えた丸材クランプ装置に係る。クランプ部1は図1において概略、断面視略コの字形状の基台2と、略L字状に形成されたクランパ本体3A(クランパ3)と、直線駆動する駆動体としてのプッシャー(図示省略)を備えるアクチュエーター4と、プッシャーとクランパ本体3Aとを連絡し、プッシャーの直線的な動作をクランパ本体3Aの揺動動作に変換する動力接続機構を構成する接続ピン(図示省略)と、から構成されている。また、基台2とクランパ本体3Aとを貫通し、貫通することを通じて基台2とクランパ本体3Aとを一体化するヒンジピン6も備えられている。
そして、クランプ部1は、第1実施形態として図2(a),(b)に示すような構成及び機構を、第2実施形態として図3(a),(b)に示すような構成及び機構を、第3実施形態として図4(a),(b)に示すような構成及び機構を有して装置筐体に備えられることで、簡素かつ小型でありながら、高把持力を有し、クランプしたパイプPの被クランプ部P1を加工することのできる丸材クランプ装置として提供することができる。以下、まず第1実施形態において、クランプ部1を構成する各部品の構成について図2(a),(b)に基づいて説明する。なお、下記第1実施形態乃至第3実施形態、その他の実施形態では、丸材としてパイプを例示しているが、本発明は、丸棒をはじめ、円柱状のもの等であれば、いずれの丸材をクランプするのにも優れたクランプ部1を備えた丸材クランプ装置を提供することができる。
(第1実施形態)
基台2は、上述のように断面視略コの字形状で構成される金属体である。この略コの字形状の凹んだ部分は、パイプPを載置するための載置部21となる。パイプPは、載置部21に載置されると、載置部21及び基台2の側壁22に包囲される。また、基台2には、外観が基台2と一体化するようにクランパ本体3Aを組み込むための被組込部23(図1も参照のこと。)が、基台2の一方の側壁22から載置部21を経て他方の側壁22まで横断するようにして形成されている。
具体的には、被組込部23は、略L字状のクランパ本体3Aが、後述するように底辺部32同士を内向きにして対で組み込まれることに対応した略コの字形状を有し、切り欠かれた基台2の側壁部分と、溝が形成された載置部部分とからなる。被組込部23の側壁部分は対向していることが好ましい。クランプ部1は、被組込部23の側壁部分が対向する構成であることにより、組み込んだクランパ3のパイプPを把持する把持力を、最大限に引き出すことが可能となる。
また、基台2の側壁22には、組み込まれたクランパ本体3Aとともにヒンジピン6に貫通され、このヒンジピン6を通じて基台2及びクランパ3が一体化されるための丸孔22aが設けられている。丸孔22aは、載置部21に載置されるパイプPの長手方向と平行に設けられる。特に、丸孔22aは、載置部21に載置されるパイプPの径方向中心よりも、略コの字形状の開放側に設けられている。本発明では、このような位置に丸孔22aが設けられるクランプ部1の構成であることによって、組み込んだクランパ3のパイプPを把持する把持力を最大限に引き出すとともに、クランプしたパイプPの被クランプ部P1の加工を可能にしている。
なお、被組込部23の側壁部分の切り欠いた幅と載置部部分の溝幅とは同じ幅であることが、基台2の作りやすさの点から好ましい。後述するように、クランパ本体3Aの側辺部31と底辺部32の厚みの比をほぼ2:1とすることで、被組込部23の側壁部分の切り欠いた幅と載置部部分の溝幅とを同じにすることができる。また、被組込部23の載置部部分の溝の深さは、クランパ本体3Aの揺動動作を考慮した深さとする。このほか、基台2は、上述した金属をはじめ、パイプPより剛性の大きいものであれば、その材質を問わない。基台2の載置部21及び側壁22の厚みを調節することでパイプPよりも剛性を大きくして構成することもできる。
クランパ3は、側辺部31及び、この側辺部31の一端において、側辺部31に対して略直角方向に延設される底辺部32から、略L字状に形成されるクランパ本体3Aを対で、例えば、一対で有してなる構成である。基台2の被組込部23へは、底辺部32同士を内向きにして重ね、外観が基台2と一体化されるようにして組み込まれる。クランパ3も基台2と同様、金属のほか、パイプPより剛性の大きいものであれば、その材質を問わない。クランパ本体3Aの側辺部31の厚みを調節し、パイプPよりも剛性を大きくして構成することもできる。本実施形態においてクランパ3は、クランパ本体3Aを1対有する構成を例示したが、2対、3対又はそれ以上の対で有してなる構成であってもよい。
クランパ本体3Aは、底辺部32の先端部に、底辺部32の長手方向に長い長孔32aが形成されている。側辺部31には、基台2に組み込まれたときに、基台2の側壁22とともにヒンジピン6に貫通されるための丸孔31aが、基台2の側壁22の丸孔22aと同じ貫通方向にして形成されている。この丸孔31aは、基台2の側壁とともにヒンジピン6に貫通されるので、基台2の丸孔22aと同様、載置部21に載置されるパイプPの径方向中心よりも、略コの字形状の開放側(すなわち、側辺部31の他端側)に位置している。このような位置に丸孔31aが設けられるのは、組み込んだクランパ3のパイプPを把持する把持力を最大限に引き出し、クランプしたパイプPの被クランプ部P1の加工を可能にするためである。そして、クランパ本体3Aは、基台2とともにヒンジピン6に貫通されることにより、このヒンジピン6を支点として揺動することが可能となる。
クランパ本体3Aがヒンジピン6を支点として揺動し、パイプPを把持すると、基台2の載置部21に載置されたパイプPは、側辺部31の丸孔31aよりも他端側の1点、対となるクランパ本体3A上の1点、及び、載置部21上の1点の3点でクランプされる。そして、側辺部31の丸孔31aよりも他端側の1点と、対となるクランパ本体3A上の1点との間に、被クランプ部P1が形成されることになる。
なお、クランパ本体3Aの側辺部31や底辺部32の厚みは、例えば、側辺部31を底辺部32の約2倍とすることが好ましい。これは、作りやすさの観点から基台2の被組込部23の側壁部分と載置部部分とを同じ溝幅としたときに、底辺部32同士を内向きにして重ね、外観が基台2と一体化されるようにして組み込むのに便宜だからである。
アクチュエーター4は、直線駆動する駆動体としてのプッシャー41と、このプッシャー41の動作の動力源となる機械、油圧又は空圧による動力発生手段としてのアクチュエーター本体42とからなる。プッシャー41には、その先端部に接続ピン5が取り付けられている。アクチュエーター4は、基台2に組み込まれた対のクランパ本体3Aの底辺部32近傍に配置され、かつ、プッシャー41の先端部に取り付けられた接続ピン5が、底辺部32の長孔32aに貫通させられている。以上より、クランプ部1は、基台2、クランパ3、アクチュエーター4及び接続ピン5の4つの要素のみにより、プッシャー41の直線駆動が接続ピン5を介して、側辺部31の丸孔31aを貫通しているヒンジピン6を支点としたクランパ本体3Aの揺動動作に変換され、その内部でパイプPをクランプすることができるものとなる。
以下、第1実施形態におけるクランプ部1を備えた丸材クランプ装置の動作を、図2(a),(b)を参照しつつ説明する。
図2(a)は、クランプ部1がクランプ開である状態を示し、この状態においてパイプPを基台2の載置部21に載置する。そして、アクチュエーター本体42で動力を発生させて、プッシャー41を、図2(a)において下向きに直線駆動させる。そうすると、この動作に伴って、図2(b)に示すように、プッシャー41の先端部に取り付けられている接続ピン5が、貫通しているクランパ本体3Aの底辺部32の長孔32a内を下向きに移動する。
同時に、クランパ本体3Aは底辺部32の長孔32aにおいて、接続ピン5の下向きの移動の影響を受けると、側辺部31の丸孔31aが基台2の側壁22の丸孔22aとともにヒンジピン6に貫通されているので、このヒンジピン6を支点として揺動する。具体的には、略L字状の側辺部31及び底辺部32が交差する交差部が基台2よりも外側に開くように対のクランパ本体3Aがそれぞれ揺動するのである。
クランパ本体3Aが揺動すると、側辺部31上の揺動動作の支点となるヒンジピン6が載置部21に載置されるパイプPの径方向中心よりも他端側に位置しているので、径方向中心よりも上側でパイプPをクランプする。そして、パイプPはクランパ本体3Aと基台2の載置部21との3点でクランプされ、クランパ本体3AにクランパされたパイプP上の点の間に、被クランプ部P1が形成される。
したがって、第1実施形態では、クランプ部1の内部でパイプPがクランパ3によってクランプされ、基台2の開放側から押さえ付けないため、クランプした状態においてパイプPの被クランプ部P1の加工が可能である。パイプPがクランプ部1の内部でクランプされるため、誤作動により手を挟んでしまう等の危険も回避することができる。特に、クランプ部1は、基台2、クランパ3、アクチュエーター4、接続ピン5の主に4つの要素で構成されて部品点数が少なく、コンパクトな装置筐体を実現でき、設置場所に制限されることもない。部品点数が少ないということは、故障が少ないというメリットもある。さらに、接続ピン5によってアクチュエーター4の駆動力をクランパ3に伝え、かつクランパ3は径方向中心よりも上側の位置でパイプPをクランプするので、簡素な構成でありながら高把持力を維持することができ、被クランプ部P1の加工を可能にしている。このほかプッシャー41のストロークが大きくなく、高価なアクチュエーターが不要であり、かつ、省エネである。
(第2実施形態)
第2実施形態におけるクランプ部1は、図3(a),(b)に示すように、第1実施形態と比べると、底辺部32の先端部と、プッシャー41の先端部とで形成されるカムにより動力接続機構を構成している点で異なる。すなわち、プッシャー41の先端部に図3において上向きに縮閉する錐状体411を設け、底辺部32の先端部を、この錐状体411に対応する形状、例えば、円弧状先端部32bとし、錐状体411と円弧状先端部32bとの間でカムを構成しているのである。その他、第2実施形態におけるクランプ部1は、第1実施形態と異なり、クランパ本体3Aが基台2の被組込部23へ、底辺部32同士を内向きにして突き合わされて、外観が基台2と一体化されるようにして組み込まれている。クランパ本体3Aが底辺部32同士を内向きにして突き合わされて基台2へ組み込まれるから、クランパ本体3Aの側辺部31及び底辺部32の厚みは同じとすればよい。
そして、第2実施形態におけるクランプ部1は、第1実施形態における接続ピン5や底辺部32の長孔32aの構成が不要となり、代わりに、突き合わされた底辺部32同士を内向きに付勢するバネ7等により接続して、カムに基づいたクランパ本体3Aの揺動動作を確実なものとしている。
第2実施形態におけるクランプ部1を備えた丸材クランプ装置の動作は、図3(a),(b)に示すように、アクチュエーター本体42で動力を発生させて、プッシャー41を図3(a)において上向きに直線駆動させると、プッシャー41の錐状体411とクランパ本体3Aの底辺部32の円弧状先端部32bとで構成されるカムにより、クランパ本体3Aがヒンジピン6を支点として揺動動作することになる。クランパ本体3Aが揺動すると、径方向中心よりも上側でパイプPをクランプし、パイプPがクランパ本体3Aと基台2の載置部21との3点でクランプされることは、第1実施形態と同じである。
したがって、第2実施形態においても第1実施形態で得られる効果と同様の効果を得ることができる。しかも、第1実施形態と異なり、接続ピン5が不要となり、底辺部32に長孔32aを形成しなくてよいなど、部品点数を抑えたり、部品の構成を簡素化したりすることができるので、第2実施形態では益々、小型、簡素、かつ省エネでありながら、高把持力を維持し、クランプした状態でパイプPの被クランプ部P1の加工も可能な丸材クランプ装置を提供することができるものとなる。
そして、第1実施形態、第2実施形態のクランプ部1を備えた丸材クランプ装置は、クランパ本体3Aが対で揺動してパイプPをクランプするので、例えば、パイプ(丸材)を載置部21のセンターに寄せて被クランプ部P1を加工する際などに使用されることが好適である。載置部21のセンターにパイプPを寄せることで、被クランプ部P1の加工のしやすさを向上させることができる。
(第3実施形態)
ここで、本発明に係る丸材クランプ装置は、図4(a),(b)に示すような第3実施形態のクランプ部1、すなわち、略L字状のクランパ本体3Bを一つだけ備えた構成のクランプ部1であってもよい。第3実施形態のクランプ部1を備えた丸材クランプ装置は、例えば、位置決めをした上で丸材(パイプ)を加工することが求められる場合、加工に精度が必要な場合などに適用される。
第3実施形態のクランプ部1において、基台2は、断面視略コの字形状で構成される金属体である。この略コの字形状の凹んだ部分は、パイプPを載置するための載置部21となる。パイプPは、載置部21に載置されると、載置部21及び基台2の側壁22に包囲される。また、基台2には、外観が基台2と一体化するようにクランパ本体3Bを組み込むための被組込部23Bが形成されている。この被組込部23Bは、クランパ本体3Bの形状に対応して略L字状に、基台2の一方の側壁部分が切り欠かれ、載置部部分に溝が形成されてなる。なお、被組込部23Bの側壁部分の切り欠いた幅と載置部部分の溝幅とは同じ幅であることが、基台2の作りやすさの点から好ましい。また、被組込部23Bの載置部部分の溝の深さは、クランパ本体3Bの揺動動作を考慮した深さとする。
基台2の切り欠かれていない他方の側壁部分及び載置部21部分には、それぞれ位置決めプレート24a,24bが取り付けられることが好ましい。位置決めプレート24a,24bには、磨耗防止のための熱処理及び精度向上のための研磨が施されており、クランパ本体3Bが揺動してパイプP(丸材)を位置決めプレート24a,24bへ押し付けると、パイプPは位置ズレすることなくその場でクランプされる。このため、位置決めプレート24a,24b上の点とクランパ本体3B上の点の3点でパイプPを不動とし、パイプP(丸材)の位置を精度良く決めることができる。
また、基台2の側壁22には、組み込まれたクランパ本体3Bとともにヒンジピン6に貫通され、このヒンジピン6を通じて基台2及びクランパ3が一体化されるための丸孔22aが設けられている。丸孔22aは、載置部21に載置されるパイプPの長手方向と平行に設けられている。丸孔22aは、載置部21に載置されるパイプPの径方向中心よりも、略コの字形状の開放側に設けられている。本発明では、このような位置に丸孔22aが設けられるクランプ部1の構成であることによって、組み込んだクランパ本体3BのパイプPを把持する把持力を最大限に引き出すとともに、クランプしたパイプPの被クランプ部P1の加工を可能にしている。このほか、基台2は、上述した金属をはじめ、パイプPより剛性の大きいものであれば、その材質を問わない。基台2の載置部21及び側壁22の厚みを調節することでパイプPよりも剛性を大きくして構成することもできる。
クランパ本体3Bは、側辺部31及び、この側辺部31の一端において、側辺部31に対して略直角方向に延設される底辺部32から略L字状に形成される。基台2の被組込部23Bへは、外観が基台2と一体化されるようにして組み込まれる。クランパ本体3Bも基台2と同様、金属のほか、パイプPより剛性の大きいものであれば、その材質を問わない。側辺部31の厚みを調節し、パイプPよりも剛性を大きくして構成することもできる。本実施形態においてクランパ本体3Bは1つだけ備える構成である。
また、クランパ本体3Bは、底辺部32の先端部に、底辺部32の長手方向に長い長孔32aが形成されている。側辺部31には、基台2に組み込まれたときに、基台2の側壁22とともにヒンジピン6に貫通されるための丸孔31aが、基台2の側壁22の丸孔22aと同じ貫通方向にして形成されている。この丸孔31aは、基台2の側壁とともにヒンジピン6に貫通されるので、基台2の丸孔22aと同様、載置部21に載置されるパイプPの径方向中心よりも、略コの字形状の開放側(すなわち、側辺部31の他端側)に位置している。このような位置に丸孔31aが設けられるのは、組み込んだクランパ本体3BのパイプPを把持する把持力を最大限に引き出し、クランプしたパイプPの被クランプ部P1を加工することができるようにするためである。そして、クランパ本体3Bは、基台2とともにヒンジピン6に貫通されることにより、このヒンジピン6を支点として揺動することが可能となる。
クランパ本体3Bがヒンジピン6を支点として揺動し、パイプPを把持すると、基台2の載置部21に載置されたパイプPは、クランパ本体3Bの側辺部31の丸孔31aよりも他端側の1点、位置決めプレート24a,24b上の各1点の3点でクランプされる。そして、側辺部31の丸孔31aよりも他端側の1点と、位置決めプレート24a上の1点との間に、被クランプ部P1が形成されることになる。
アクチュエーター4は、直線駆動する駆動体としてのプッシャー41と、このプッシャー41の動作の動力源となる機械、油圧又は空圧による動力発生手段としてのアクチュエーター本体42とからなる。プッシャー41には、その先端部に接続ピン5が取り付けられている。アクチュエーター4は、基台2に組み込まれたクランパ本体3Bの底辺部32近傍に配置され、かつ、プッシャー41の先端部に取り付けられた接続ピン5が、底辺部32の長孔32aに貫通させられる。以上により、クランプ部1は、基台2、クランパ本体3B、アクチュエーター4及び接続ピン5の4つの要素のみにより、プッシャー41の直線駆動が接続ピン5を介して、側辺部31の丸孔31aを貫通しているヒンジピン6を支点としたクランパ本体3Bの揺動動作に変換され、その内部でパイプPをクランプすることができるものとなる。
以下、第3実施形態におけるクランプ部1を備えた丸材クランプ装置の動作を、図4(a),(b)を参照しつつ説明する。
図4(a)は、クランプ部1がクランプ開である状態を示し、この状態においてパイプPを基台2の載置部21に載置する。そして、アクチュエーター本体42で動力を発生させて、プッシャー41を、図4(a)において下向きに直線駆動させる。そうすると、この動作に伴って、図4(b)に示すように、プッシャー41の先端部に取り付けられている接続ピン5が、貫通しているクランパ本体3Bの底辺部32の長孔32a内を下向きに移動する。これと同時に、クランパ本体3Bは、底辺部32の長孔32aにおいて接続ピン5の下向きの移動の影響を受けて、側辺部31の丸孔31aが基台2の側壁22の丸孔22aとともにヒンジピン6に貫通されているので、ヒンジピン6を支点として揺動する。具体的には、略L字状の側辺部31及び底辺部32が交差する交差部が基台2よりも外側に開くように揺動する。
クランパ本体3Bが揺動すると、側辺部31上の揺動動作の支点となるヒンジピン6が載置部21に載置されるパイプPの径方向中心よりも他端側に位置しているので、クランパ本体3Bが径方向中心よりも上側でパイプPをクランプする。そして、パイプPはクランパ本体3Bによって位置決めプレート24a,24bに押し付けられ、位置決めプレート24a,24b上の点とクランパ本体3B上の点の3点でクランプされる。パイプP上のクランパ本体3Bにクランパされた点と位置決めプレート24a上の1点との間には、被クランプ部P1が形成される。特に、位置決めプレート24a,24bによってクランプされたパイプPは不動であり、パイプP(丸材)の位置を精度良く決めることができる。
したがって、第3実施形態においても第1実施形態で得られる効果と同様の効果を得ることができる。しかも、第1実施形態と異なり、クランパ本体3Bの数を一つとして、位置決めプレート24a,24bを有する構成にしたことにより、パイプP(丸材)の位置を精度の良く決めることができるため、第3実施形態のクランプ部1を備えた丸材クランプ装置は、位置決めをした上で精度の良く、丸材(パイプ)を加工することができる。また、部品点数を抑えていて、第3実施形態においても益々、小型、簡素、かつ省エネでありながら、高把持力を維持し、クランプした状態でパイプPの被クランプ部P1を加工可能な丸材クランプ装置を提供することができる。
(その他の実施形態)
ここで、その他の実施形態として本発明は、第3実施形態のようにクランパ本体を一つ備えるクランプ部の構成であって、第2実施形態のように、クランパ本体の底辺部の先端部と、プッシャーの先端部とで形成されるカムにより動力接続機構を構成したクランプ部の構成を備えた丸材クランプ装置も含まれる。このような形態であっても、第2実施形態として説明したような動作により、位置決めプレート上の各1点(基台の載置部及び側壁の各1点)とクランパ本体上の点の3点でパイプをクランプすることができ、パイプをクランプした状態で、その被クランプ部を加工することができる。
以上、本発明の実施形態のいくつかを例示して詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。例えば、上記第2実施形態では、動力変換機構におけるカムを、プッシャー41の先端部の錐状体411とクランパ本体3Aの底辺部32の円弧状先端部32bの各形状により構成したが、カムを構成可能な形状であれば、それぞれ任意の形状を採用することができる。上記第1実施形態におけるクランパ本体の側辺部と底辺部との厚みの比や、基台の被組込部の切り欠かれた側壁部分と、溝が形成された載置部部分の比も適宜、設計変更することができる。
なお、上記実施形態は、出願人が最良であるものと信じて開示する形態であって、これに限定されることなく、例えば、被組込部で分割した分割基台から基台を構成したクランプ部を備える丸材クランプ装置であっても本発明に含まれる。すなわち、基台に関し、被組込部で分割し、被組込部の側壁部分にヒンジピンに代わる突出体を設けて構成し、この突出体にクランパ本体の側辺部の丸孔を貫通させることで、クランパ本体は突出体を支点に揺動動作が可能になる。この構成の場合、ヒンジピンが不要になるので、更に部品点数を減らした丸材クランプ装置を提供することが可能となる。
1・・・クランプ部(本発明)
2・・・基台
21・・載置部
22・・側壁
22a・丸孔
23・・被組込部(第1実施形態、第2実施形態)
23B・被組込部(第3実施形態)
24a・位置決めプレート(第3実施形態)
24b・位置決めプレート(第3実施形態)
3・・・クランパ(第1実施形態、第2実施形態)
3A・・クランパ本体(第1実施形態、第2実施形態)
3B・・クランパ本体(第3実施形態)
31・・側辺部
31a・丸孔
32・・底辺部
32a・長孔(第1実施形態、第3実施形態)
32b・円弧状先端部(第2実施形態)
4・・・アクチュエーター
41・・プッシャー
411・錐状体(第2実施形態)
42・・アクチュエーター本体
5・・・接続ピン(第1実施形態、第3実施形態)
6・・・ヒンジピン
7・・・バネ(第2実施形態)
10・・クランプ部(従来)
20・・基台(従来)
30・・クランパ(従来)
301・アーム(従来)
40・・アクチュエーター(従来)
50・・ジョイント(従来)
501・ネジ(従来)
502・ジョイント本体(従来)
60・・緩衝部(従来)
P・・・パイプ
P1・・被クランプ部

Claims (4)

  1. 丸材を着脱自在にクランプし、クランプした前記丸材の被クランプ部を加工可能なクランプ部を備えた丸材クランプ装置であって、
    前記クランプ部が、
    断面視略コの字形状に形成され、この略コの字形状の凹んだ載置部に前記丸材が載置される基台と、
    側辺部及びこの側辺部の一端において前記側辺部に対して略直角方向に延設される底辺部から略L字状に形成され、外観が前記基台と一体化されるようにして前記基台に組み込まれるクランパと、
    直線駆動する駆動体を有するアクチュエーターと、
    前記クランパと前記駆動体とを接続し、前記駆動体の直線駆動を、前記側辺部上の点を支点とした前記クランパの揺動動作に変換する動力接続機構と、
    から構成され、
    前記支点が、前記基台に載置される前記丸材の径方向中心よりも、前記側辺部の他端側に位置し、前記載置部に載置された前記丸材が、前記クランパの前記側辺部の前記支点よりも他端側でクランプされる、
    ことを特徴とする丸材クランプ装置。
  2. 丸材を着脱自在にクランプし、クランプした前記丸材の被クランプ部を加工可能なクランプ部を備えた丸材クランプ装置であって、
    前記クランプ部が、
    断面視略コの字形状に形成され、この略コの字形状の凹んだ載置部に前記丸材が載置される基台と、
    側辺部及びこの側辺部の一端において前記側辺部に対して略直角方向に延設される底辺部から略L字状に形成され、前記底辺部同士を内向きにし、外観が前記基台の略コの字形状と一体化されるように対にして前記基台に組み込まれるクランパと、
    直線駆動する駆動体を有するアクチュエーターと、
    前記クランパと前記駆動体とを接続し、前記駆動体の直線駆動を、前記側辺部上の点を支点とした前記クランパの揺動動作に変換する動力接続機構と、
    から構成され、
    前記支点が、前記基台に載置される前記丸材の径方向中心よりも、前記側辺部の他端側に位置し、前記載置部に載置された前記丸材が、前記クランパの前記側辺部の前記支点よりも他端側及び、前記載置部の3点でクランプされる、
    ことを特徴とする丸材クランプ装置。
  3. 前記動力接続機構は、前記底辺部の先端部に長孔が形成されていて、この長孔に前記駆動体の先端部に設けられた接続ピンが貫通されて構成される、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の丸材クランプ装置。
  4. 前記動力接続機構は、前記底辺部の先端部と前記駆動体の先端部とで形成されるカムにより構成される、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の丸材クランプ装置。
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