JP2014073732A - ハイブリッド自動車の制御装置、ハイブリッド自動車およびハイブリッド自動車の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】運転者の操作負担なく、実際の外部の周辺環境を考慮して走行方法を自動で切り替えること。
【解決手段】現在時刻および現在位置に基づいて、ハイブリッド自動車の走行している周辺環境が電動機による走行に適している環境であるか否かを判定する走行環境判定部31、車外音のレベルに基づいて電動機による走行に適している環境であるか否かを判定する車外音判定部32、走行環境判定部31と車外音判定部32の両方の判定結果に基づいて電動機による走行が適している環境であるか否かを判定するモータ走行環境判定部33、車両情報に基づいて電動機による走行が可能であるか否かを判定する車両状態判定部34と、モータ走行環境判定部33の判定結果と車両状態判定部34の判定結果の両方が電動機による走行を許可する場合に電動機による走行を許可するモータ走行許可部35を有する制御装置とする。
【選択図】図2
【解決手段】現在時刻および現在位置に基づいて、ハイブリッド自動車の走行している周辺環境が電動機による走行に適している環境であるか否かを判定する走行環境判定部31、車外音のレベルに基づいて電動機による走行に適している環境であるか否かを判定する車外音判定部32、走行環境判定部31と車外音判定部32の両方の判定結果に基づいて電動機による走行が適している環境であるか否かを判定するモータ走行環境判定部33、車両情報に基づいて電動機による走行が可能であるか否かを判定する車両状態判定部34と、モータ走行環境判定部33の判定結果と車両状態判定部34の判定結果の両方が電動機による走行を許可する場合に電動機による走行を許可するモータ走行許可部35を有する制御装置とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、ハイブリッド自動車の制御装置、ハイブリッド自動車およびハイブリッド自動車の制御方法に関する。
エンジンと電動機とを有し、エンジンもしくは電動機、またはエンジンと電動機とが協働して走行可能であるハイブリッド自動車において、外部の環境条件に適合して、電動機の出力による走行と、エンジンの出力による走行とを自動的に切り替える制御装置が知られている(たとえば特許文献1参照)。
特許文献1に開示される技術では、市街地走行を指示する外部情報を制御装置が受信すると電動機による走行を許可するように制御している。しかしながら、市街地走行を指示する外部情報はVICSセンターから送信されてくる、ある所定の地域単位や所定の時間環境における画一的な外部情報であり、その所定の地域内や所定の時間環境であっても、実際の車外の騒音が大きく、電動機による走行のメリットである静かな走行が活かされない場面であっても電動機による走行が選択されてしまう場合がある。
また、電動機の出力による走行と、エンジンの出力による走行とを運転者がスイッチを操作することによって切り替えるハイブリッド自動車も知られている。しかし、運転者自らが走行方法を切り替える方法は、実際の外部の周辺環境に応じて逐一手動で走行方法を切り替えることになるため、運転者の操作負担になってしまう。
本発明は、このような背景の下に行われたものであって、運転者の操作負担なく、実際の外部の周辺環境を考慮して走行方法を自動で切り替えることができるハイブリッド自動車の制御装置、ハイブリッド自動車およびハイブリッド自動車の制御方法を提供することを目的とする。
本発明のひとつの観点は、ハイブリッド自動車の制御装置としての観点である。本発明のハイブリッド自動車の制御装置は、エンジンと電動機とを有し、エンジンもしくは電動機、またはエンジンと電動機とが協働して走行可能であるハイブリッド自動車の制御装置において、現在時刻情報および現在位置情報に基づいて、ハイブリッド自動車の走行している周辺の環境が電動機による走行に適している環境であるか否かを判定する走行環境判定部と、ハイブリッド自動車の外側の音である車外音のレベルに基づいて電動機による走行に適している環境であるか否かを判定する車外音判定部と、走行環境判定部と車外音判定部の両方の判定結果に基づいて電動機による走行が適している環境であるか否かを判定するモータ走行環境判定部と、ハイブリッド自動車の車両情報に基づいて電動機による走行が可能であるか否かを判定する車両状態判定部と、モータ走行環境判定部の判定結果が電動機による走行が適している環境であり、かつ車両状態判定部の判定結果が電動機による走行が可能である場合に電動機による走行を許可するモータ走行許可部と、を有するものである。
また、車外音判定部は、ハイブリッド自動車の外側の音である車外音を集音するための車外音集音手段により車外音を検出すると共に、検出された車外音のレベルが一定のレベル以下である場合に電動機による走行に適している環境であると判定することができる。
また、車外音判定部は、ハイブリッド自動車の外側の音である車外音を集音するための車外音集音手段により車外音を検出すると共に、検出された車外音からエンジン音の周波数帯のみをカットするバンドパスフィルタを用いてエンジン音を除去し、除去後の車外音のレベルが一定のレベル以下である場合に電動機による走行に適している環境であると判定することができる。
本発明の他の観点は、ハイブリッド自動車としての観点である。本発明のハイブリッド自動車は、上述した本発明のいずれかの制御装置を有するものである。
本発明のさらに他の観点は、ハイブリッド自動車の制御方法としての観点である。本発明のハイブリッド自動車の制御方法は、エンジンと電動機とを有し、エンジンもしくは電動機、またはエンジンと電動機とが協働して走行可能であるハイブリッド自動車の制御方法において、現在時刻情報および現在位置情報に基づいて、ハイブリッド自動車の走行している周辺の環境が電動機による走行に適している環境であるか否かを判定する走行環境判定ステップと、ハイブリッド自動車の外側の音である車外音のレベルに基づいて電動機による走行に適している環境であるか否かを判定する車外音判定ステップと、走行環境判定ステップと車外音判定ステップの両方の判定結果に基づいて電動機による走行が適している環境であるか否かを判定するモータ走行環境判定ステップと、ハイブリッド自動車の車両情報に基づいて電動機による走行が可能であるか否かを判定する車両状態判定ステップと、モータ走行環境判定ステップの判定結果が電動機による走行が適している環境であり、かつ車両状態判定ステップの判定結果が電動機による走行が可能である場合に電動機による走行を許可するモータ走行許可ステップとを有するものである。
本発明によれば、運転者の操作負担なく、実際の外部の周辺環境を考慮して走行方法を自動で切り替えることができるハイブリッド自動車の制御装置、ハイブリッド自動車およびハイブリッド自動車の制御方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態のハイブリッド自動車について、図1〜図3を参照しながら説明する。
(概要について)
図1は、本発明の一実施の形態のハイブリッド自動車1の構成の例を示すブロック図である。ハイブリッド自動車1は、エンジン(内燃機関)10および/または電動機13によって駆動される。ハイブリッド自動車1では、現在走行している周辺の環境情報(たとえば住宅街や病院など)に基づく判定と、車両の外の音である車外音のレベルに基づく判定とから電動機13による走行に適している環境であるのか否かの判定をすると共に、バッテリ15の状態、運転者の操作情報などの車両情報に基づく判定により電動機13による走行が許可できる状態であるのか否かについても判定し、これらの判定結果に基づいて最終的に電動機13による走行を許可するか否かを決定するように制御している。
図1は、本発明の一実施の形態のハイブリッド自動車1の構成の例を示すブロック図である。ハイブリッド自動車1は、エンジン(内燃機関)10および/または電動機13によって駆動される。ハイブリッド自動車1では、現在走行している周辺の環境情報(たとえば住宅街や病院など)に基づく判定と、車両の外の音である車外音のレベルに基づく判定とから電動機13による走行に適している環境であるのか否かの判定をすると共に、バッテリ15の状態、運転者の操作情報などの車両情報に基づく判定により電動機13による走行が許可できる状態であるのか否かについても判定し、これらの判定結果に基づいて最終的に電動機13による走行を許可するか否かを決定するように制御している。
(ハイブリッド自動車1の構成について)
ハイブリッド自動車1は、エンジン10、エンジンECU(Electronic Control Unit)11、クラッチ12、電動機13、インバータ14、バッテリ15、トランスミッション16、電動機ECU17、ハイブリッドECU18(請求項でいう制御装置)、車輪19、およびキースイッチ21を有して構成される。
ハイブリッド自動車1は、エンジン10、エンジンECU(Electronic Control Unit)11、クラッチ12、電動機13、インバータ14、バッテリ15、トランスミッション16、電動機ECU17、ハイブリッドECU18(請求項でいう制御装置)、車輪19、およびキースイッチ21を有して構成される。
エンジン10は、内燃機関の一例であり、エンジンECU11によって制御され、ガソリン、軽油、CNG(Compressed Natural Gas)、LPG(Liquefied Petroleum Gas)、または代替燃料等を内部で燃焼させて、軸を回転させる動力を発生させ、発生した動力を、電動機13を介してクラッチ12に伝達する。
エンジンECU11は、ハイブリッドECU18からの指示に従うことにより、電動機ECU17と連携動作するコンピュータであり、燃料噴射量やバルブタイミングなど、エンジン10を制御する。たとえば、エンジンECU11は、CPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、マイクロプロセッサ(マイクロコンピュータ)、DSP(Digital Signal Processor)などにより構成され、内部に、演算部、メモリ、およびI/O(Input/Output)ポートなどを有する。
クラッチ12は、ハイブリッドECU18によって制御され、エンジン10からの軸出力を、電動機13およびトランスミッション16を介して車輪19に伝達する。すなわち、クラッチ12は、ハイブリッドECU18の制御によって、エンジン10の回転軸と電動機13の回転軸とを機械的に接続することにより、エンジン10の軸出力を電動機13に伝達させたり、または、エンジン10の回転軸と電動機13の回転軸との機械的な接続を切断することにより、エンジン10の軸と、電動機13の回転軸とが互いに異なる回転速度で回転できるようにする。
たとえば、クラッチ12は、エンジン10の動力によってハイブリッド自動車1が走行し、これにより電動機13に発電させる場合、電動機13の駆動力によってエンジン10がアシストされる場合、および電動機13によってエンジン10を始動させる場合などに、エンジン10の回転軸と電動機13の回転軸とを機械的に接続する。
また、たとえば、クラッチ12は、エンジン10が停止またはアイドリング状態にあり、電動機13の駆動力によってハイブリッド自動車1が走行している場合、およびエンジン10が停止またはアイドリング状態にあり、ハイブリッド自動車1が減速中または下り坂を走行中であり、電動機13が発電している(電力回生している)場合、エンジン10の回転軸と電動機13の回転軸との機械的な接続を切断する。
なお、クラッチ12は、運転者がクラッチペダルを操作して動作しているクラッチとは異なるものであり、ハイブリッドECU18の制御によって動作する。
電動機13は、いわゆる、モータジェネレータであり、インバータ14から供給された電力により、軸を回転させる動力を発生させて、その軸出力をクラッチ12を介してトランスミッション16に供給するか、またはトランスミッション16からクラッチ12を介して供給された軸を回転させる動力によって発電し、その電力をインバータ14に供給する。たとえば、ハイブリッド自動車1が加速しているとき、または定速で走行しているときにおいて、電動機13は、軸を回転させる動力を発生させて、その軸出力を、クラッチ12を介してトランスミッション16に供給し、エンジン10と協働してハイブリッド自動車1を走行させる。また、たとえば、電動機13がエンジン10によって駆動されているとき、またはハイブリッド自動車1が減速しているとき、もしくは下り坂を走行しているときなどにおいて、電動機13は、発電機として動作し、この場合、トランスミッション16からクラッチ12を介して供給された軸を回転させる動力によって発電して、電力をインバータ14に供給し、バッテリ15が充電される。このとき、電動機13は、回生電力に応じた大きさの回生トルクを発生する。
インバータ14は、電動機ECU17によって制御され、バッテリ15からの直流電圧を交流電圧に変換するか、または電動機13からの交流電圧を直流電圧に変換する。電動機13が動力を発生させる場合、インバータ14は、バッテリ15の直流電圧を交流電圧に変換して、電動機13に電力を供給する。電動機13が発電する場合、インバータ14は、電動機13からの交流電圧を直流電圧に変換する。すなわち、この場合、インバータ14は、バッテリ15に直流電圧を供給するための整流器および電圧調整装置としての役割を果たす。
バッテリ15は、充放電可能な二次電池であり、電動機13が動力を発生させるとき、電動機13にインバータ14を介して電力を供給するか、または電動機13が発電しているとき、電動機13が発電する電力によって充電される。バッテリ15には、適切なSOCの範囲が決められており、ハイブリッドECU18および電動機ECU17によって、SOCがその範囲を外れないように管理されている。
トランスミッション16は、ハイブリッドECU18からの変速指示信号に従って、複数のギア比(変速比)のいずれかを選択する半自動トランスミッション(図示せず)を有し、変速比を切り換えて、変速されたエンジン10の動力および/または電動機13の動力を車輪19に伝達する。また、減速しているとき、もしくは下り坂を走行しているときなど、トランスミッション16は、車輪19からの動力を電動機13に伝達する。なお、半自動トランスミッションは、運転者が手動で任意のギア段にギア位置を変更することもできる。
電動機ECU17は、ハイブリッドECU18からの指示に従うことにより、エンジンECU11と連携動作するコンピュータであり、インバータ14を制御することによって電動機13を制御する。電動機ECU17は、たとえば、CPU、ASIC、マイクロプロセッサ(マイクロコンピュータ)、DSPなどにより構成され、内部に、演算部、メモリ、およびI/Oポートなどを有する。
ハイブリッドECU18は、コンピュータの一例であり、ハイブリッド走行のために、アクセルペダル操作情報、ブレーキ操作情報、車速情報、ギア位置情報、エンジン回転速度情報、SOC情報、現在時刻情報、GPS情報、および車外音情報などを取得する。取得したこれらの情報に基づいて、ハイブリッドECU18は、制御信号を供給することでクラッチ12およびトランスミッション16を制御し、電動機ECU17に対して電動機13およびインバータ14の制御指示を与え、エンジンECU11に対してエンジン10の制御指示を与える。本実施例では、後述する複数の判定によって導き出された電動機13による走行の許可判定結果情報をメモリに保存しておき、この判定結果情報に基づいて走行方法を制御している。ハイブリッドECU18は、たとえば、CPU、ASIC、マイクロプロセッサ(マイクロコンピュータ)、DSP、RTC(Real Time Clock)などにより構成され、内部に、演算部、メモリ、およびI/Oポートなどを有する。
なお、エンジンECU11、電動機ECU17、およびハイブリッドECU18によって実行されるプログラムは、エンジンECU11、電動機ECU17、およびハイブリッドECU18の内部の不揮発性のメモリにあらかじめ記憶しておくことで、コンピュータであるエンジンECU11、電動機ECU17、およびハイブリッドECU18にあらかじめインストールしておくことができる。
また、エンジンECU11、電動機ECU17、およびハイブリッドECU18は、CAN(Control Area Network)などの規格に準拠したバスなどにより相互に接続されている。
車輪19は、路面に駆動力を伝達する駆動輪である。なお、図1には、1つの車輪19のみが図示されているが、実際には、ハイブリッド自動車1は、複数の車輪19を有する。
キースイッチ21は、運転を開始するときにユーザにより、たとえばキーが差し込まれてON/OFFされるスイッチであり、これがON状態になることによってハイブリッド自動車1の各部は起動し、キースイッチ21がOFF状態になることによってハイブリッド自動車1の各部は停止する。
図2は、プログラムを実行するハイブリッドECU18において実現される機能の構成を示すブロック図である。ハイブリッドECU18がプログラムを実行すると、図2に示す制御部30の各機能が実現される。制御部30は、走行環境判定部31、車外音判定部32、モータ走行環境判定部33、車両状態判定部34、およびモータ走行許可部35から構成される。
走行環境判定部31は、RTCから取得した現在時刻情報およびGPS(Global
Positioning System)などから取得した現在位置情報とから、予め電動機13による走行が好ましい場面が登録されたデータベース(不図示)を参照して、電動機13による走行に適している環境であるか否かを判定する。走行環境判定部31は、たとえばRTCから取得した現在時刻情報に基づいてこのデータベースを参照し、早朝の時間帯(たとえば、午前4時〜6時の時間帯など)であるとか、深夜の時間帯(たとえば、午前0時〜午前3時の時間帯など)であると判明した場合には、電動機13による走行(EV走行)に適している環境であると判定する。また、走行環境判定部31は、GPSから取得した現在位置情報に基づいてこのデータベースを参照し、走行場所の周辺に住宅街がある、病院がある、教育機関があることが判明した場合には、電動機13による走行に適している環境であると判定する。なお、本実施例での走行環境判定部31は、現在時刻情報と現在位置情報の両方の判定結果が電動機13による走行に適している環境であると判定した場合に、電動機13による走行に適していると判定するように構成しているが、一方の判定結果のみが電動機13による走行に適している環境であると判定した場合であっても、最終的な判定結果として電動機13による走行に適している環境であるとしてもよい。また、このデータベースをデジタルタコグラフ等の管理センターで一括管理しておき、複数のハイブリッド自動車1の間で共有させるシステム構成としてもよい。
Positioning System)などから取得した現在位置情報とから、予め電動機13による走行が好ましい場面が登録されたデータベース(不図示)を参照して、電動機13による走行に適している環境であるか否かを判定する。走行環境判定部31は、たとえばRTCから取得した現在時刻情報に基づいてこのデータベースを参照し、早朝の時間帯(たとえば、午前4時〜6時の時間帯など)であるとか、深夜の時間帯(たとえば、午前0時〜午前3時の時間帯など)であると判明した場合には、電動機13による走行(EV走行)に適している環境であると判定する。また、走行環境判定部31は、GPSから取得した現在位置情報に基づいてこのデータベースを参照し、走行場所の周辺に住宅街がある、病院がある、教育機関があることが判明した場合には、電動機13による走行に適している環境であると判定する。なお、本実施例での走行環境判定部31は、現在時刻情報と現在位置情報の両方の判定結果が電動機13による走行に適している環境であると判定した場合に、電動機13による走行に適していると判定するように構成しているが、一方の判定結果のみが電動機13による走行に適している環境であると判定した場合であっても、最終的な判定結果として電動機13による走行に適している環境であるとしてもよい。また、このデータベースをデジタルタコグラフ等の管理センターで一括管理しておき、複数のハイブリッド自動車1の間で共有させるシステム構成としてもよい。
走行環境判定部31は、上述した判定結果情報を後述するモータ走行環境判定部33へと出力する。たとえば、走行環境判定部31は、電動機13による走行に適している環境であると判定した場合にはモータ走行環境判定部33へ真となる値(たとえば1)を判定結果情報として出力し、電動機13による走行に適している環境ではないと判定した場合にはモータ走行環境判定部33へ偽となる値(たとえば0)を判定結果情報として出力する。
車外音判定部32は、たとえば、車両の外側に設置された車外音集音手段の一例である車外音マイク(図2)で検出された車外音が入力され、その入力された音量レベルが所定のレベル以下(たとえば60dB以下、70dB以下など)であるか否かによって電動機13による走行に適している状況であるか否かを判定する。なお、ここでいう車外音判定に用いられる所定のレベルについては、当業者が適宜設定することができると共に、適宜変更することが可能である。
車外音判定部32は、上述した判定結果情報を後述するモータ走行環境判定部33へと出力する。たとえば、車外音判定部32は、電動機13による走行に適している状況であると判定した場合にはモータ走行環境判定部33へ真となる値(たとえば1)を判定結果情報として出力し、電動機13による走行に適している状況ではないと判定した場合にはモータ走行環境判定部33へ偽となる値(たとえば0)を判定結果情報として出力する。
モータ走行環境判定部33は、走行環境判定部31から出力された判定結果情報と、車外音判定部32から出力された判定結果情報とのAND条件(論理積)の結果によって、電動機13による走行に適している環境であるか否かを判定する。すなわち、走行環境判定部31から出力された判定結果情報が真の値(1)であり、車外音判定部32から出力された判定結果情報が真の値(1)である場合には、電動機13による走行に適している環境であると判定する。一方、走行環境判定部31から出力された判定結果情報および車外音判定部32から出力された判定結果情報のいずれか一方、または両方が偽の値(0)である場合には、電動機13による走行に適している環境ではないと判定する。モータ走行環境判定部33は、走行環境判定部31および車外音判定部32の両方の出力に基づく判定結果情報を、後述するモータ走行許可部35へと出力する。
車両状態判定部34は、車両情報から電動機13による走行を許可できる状態であるか否かを判定する。なお、ここでいう車両情報とは、たとえばアクセルペダル操作情報、ブレーキ操作情報、車速情報、ギア位置情報、エンジン回転速度情報、SOC情報などである。車両状態判定部34は、車両情報に基づく判定結果情報を後述するモータ走行許可部35へと出力する。なお、車両状態判定部34の判定結果情報として出力する値については、上述した走行環境判定部31、車外音判定部32、モータ走行環境判定部33と同様であるため、説明を省略する。
モータ走行許可部35は、上述したモータ走行環境判定部33から出力される判定結果情報と、車両状態判定部34から出力される判定結果情報のAND条件(論理積)の結果によって、最終的に電動機13による走行を許可するか否かを判定する。そして、モータ走行許可部35は、両方の判定結果情報のAND条件の結果が電動機13による走行に適している状況である場合には、メモリに電動機13による走行を許可する状態を保存すると共に、電動機ECU17に電動機制御指示を行って、電動機13による走行を許可する。これにより電動機ECU17の制御により電動機13による走行が開始される。
一方、モータ走行許可部35は、両方の判定結果情報のAND条件の結果が電動機13による走行に適していない状況である場合には、メモリに電動機13による走行を不許可とする状態を保存すると共に、電動機ECU17に電動機制御指示を行って、電動機13による走行を禁止する。これにより電動機ECU17の制御により電動機13による走行が禁止される。
(ハイブリッドECU18の動作について)
次に、図3のフローチャートを参照して、プログラムを実行するハイブリッドECU18において行われる電動機13による走行許可判定処理について説明する。なお、図3のステップS1〜S9の手続きによる処理は1周期分の処理であり、キースイッチ21がON状態である限り、この処理は定期的に、あるいは所定のタイミングにて繰り返し実行されるものとする。
次に、図3のフローチャートを参照して、プログラムを実行するハイブリッドECU18において行われる電動機13による走行許可判定処理について説明する。なお、図3のステップS1〜S9の手続きによる処理は1周期分の処理であり、キースイッチ21がON状態である限り、この処理は定期的に、あるいは所定のタイミングにて繰り返し実行されるものとする。
図3の「START」では、キースイッチ21がON状態であり、ハイブリッドECU18がプログラムを実行し、ハイブリッドECU18に制御部30の各機能が実現されている状態である。
ステップS1において、制御部30はハイブリッド自動車1の走行環境判定を実行する。具体的には、制御部30の走行環境判定部31が、RTCから取得した現在時刻情報と、GPSから取得した現在位置情報に基づいて、予め電動機13による走行が好ましい場面が登録されたデータベース(不図示)を参照して電動機13による走行(以下、EV走行という。)に適している環境であるか否かを判定する。そして、このステップS1の判定結果情報は、一時的にメモリに保存しておく。
ステップS2において、制御部30はハイブリッド自動車1の車外音判定を実行する。
具体的には、制御部30の車外音判定部32が、車両の外側に設置された車外音マイクで検出された車外音の音量レベルが所定のレベル以下であるか否かによりEV走行に適している環境であるか否かを判定する。そして、このステップS2の判定結果情報は、一時的にメモリに保存しておく。
具体的には、制御部30の車外音判定部32が、車両の外側に設置された車外音マイクで検出された車外音の音量レベルが所定のレベル以下であるか否かによりEV走行に適している環境であるか否かを判定する。そして、このステップS2の判定結果情報は、一時的にメモリに保存しておく。
ステップS3において、制御部30は、ステップS1の判定結果とステップS2の判定結果の両方に基づいてEV走行に適している環境であるか否かを判定する。具体的には、制御部30のモータ走行環境判定部33が、ステップS1の判定結果情報とステップS2の判定結果情報のAND条件(論理積)でEV走行に適している環境であるか否かを判定する。ステップS3の判定でEV走行に適している環境であると判定されると、モータ走行環境判定部33は、EV走行を許可する状態を示す情報をメモリに保存して(ステップS4)、ステップS6の判定へ移行する。一方、ステップS3において、EV走行に適している環境ではないと判定された場合、モータ走行環境判定部33は、EV走行を許可しない状態を示す情報をメモリに保存して(ステップS5)、ステップS6の判定へ移行する。
ステップS6において、制御部30は、ハイブリッド自動車1の車両状態判定を実行する。具体的には、制御部30の車両状態判定部34は、アクセルペダル操作情報、ブレーキ操作情報、車速情報、ギア位置情報、エンジン回転速度情報、SOC情報などの車両情報からEV走行を許可できる状態であるか否かを判定する。車両状態判定部34は、たとえば、SOC情報からバッテリ15の残容量が所定のレベルにない場合にはEV走行を許可できる状態ではないと判定する。そして、このステップS6の判定結果情報は、一時的にメモリに保存しておく。
ステップS7において、制御部30は、ステップS3の判定結果とステップS6の判定結果に基づいて最終的にEV走行を許可するか否かを判定する。具体的には、制御部30のモータ走行許可部35は、メモリに一時的に保存されているステップS3の判定結果情報とステップS6の判定結果情報を参照して、これらのAND条件(論理積)によりEV走行を許可するか否かを判定する。モータ走行許可部35は、ステップS6の判定がEV走行を許可できる状態である場合には、EV走行を許可する状態を示す情報をメモリに保存して(ステップS8)、1周期分の処理を終了する(END)。
一方、ステップS7において、ステップS6の判定がEV走行を許可できる状態ではないと判定されると、モータ走行許可部35は、EV走行を許可しない状態を示す情報をメモリに保存して(ステップS9)、1周期分の処理を終了する(END)。
なお、上述したステップS1の処理とステップS2の処理の順番は逆であってもよい。また、ステップS5の判定後は、ステップS6の判定処理を行わずに、ステップS9のEV走行を不許可とする状態を示す情報をメモリに保存して処理を終了するようにしてもよい。
(効果について)
以上のように、ハイブリッド自動車1の制御装置としての制御部30は、現在時刻情報および現在位置情報に基づいて、ハイブリッド自動車1の走行している周辺の環境が電動機13による走行に適している環境であるか否かを判定する走行環境判定部31と、ハイブリッド自動車1の外側の音である車外音のレベルに基づいて電動機13による走行に適している環境であるか否かを判定する車外音判定部32と、走行環境判定部31と車外音判定部32の両方の判定結果に基づいて電動機13による走行が適している環境であるか否かを判定するモータ走行環境判定部33と、ハイブリッド自動車1の車両情報に基づいて電動機13による走行が可能であるか否かを判定する車両状態判定部34と、モータ走行環境判定部33の判定結果が電動機13による走行が適している環境であり、かつ車両状態判定部34の判定結果が電動機13による走行が可能である場合に電動機13による走行を許可するモータ走行許可部35とを有するように構成しているため、自車の走行している周辺環境と、実際の周辺環境における車外音のレベルと、車両の状態のすべてを考慮したうえで、EV走行を許可する状態としたり、許可しない状態としたりすることができる。
以上のように、ハイブリッド自動車1の制御装置としての制御部30は、現在時刻情報および現在位置情報に基づいて、ハイブリッド自動車1の走行している周辺の環境が電動機13による走行に適している環境であるか否かを判定する走行環境判定部31と、ハイブリッド自動車1の外側の音である車外音のレベルに基づいて電動機13による走行に適している環境であるか否かを判定する車外音判定部32と、走行環境判定部31と車外音判定部32の両方の判定結果に基づいて電動機13による走行が適している環境であるか否かを判定するモータ走行環境判定部33と、ハイブリッド自動車1の車両情報に基づいて電動機13による走行が可能であるか否かを判定する車両状態判定部34と、モータ走行環境判定部33の判定結果が電動機13による走行が適している環境であり、かつ車両状態判定部34の判定結果が電動機13による走行が可能である場合に電動機13による走行を許可するモータ走行許可部35とを有するように構成しているため、自車の走行している周辺環境と、実際の周辺環境における車外音のレベルと、車両の状態のすべてを考慮したうえで、EV走行を許可する状態としたり、許可しない状態としたりすることができる。
すなわち、市街地等であっても実際の車外の騒音等が大きく、電動機13による走行のメリットである静かな走行が活かされない場面においては、車外音判定部32の判定結果が考慮されて、電動機13による走行に切り替えられてしまうことがなく、適切な走行方法が選択されることになる。また、このような制御により、運転者が手動で走行方法を切り替えなくとも、走行方法を自動で切り替えることができる。
(その他の実施の形態)
上述の実施の形態において、ハイブリッド自動車1の外側の音である車外音に、エンジン音が含まれてしまい、車外音が適切に判定されない可能性がある。その場合には、ハイブリッド自動車1の外側の音である車外音を集音するための車外音集音手段である車外音マイクにより車外音を検出すると共に、検出された車外音からエンジン音の周波数帯のみをカットするバンドパスフィルタを用いてエンジン音を除去し、除去後の車外音のレベルが一定のレベル以下である場合に電動機13による走行が適している環境であるか否かを判定するようにしてもよい。これにより、車外音から自己のエンジン音の影響を極力排除した上で、EV走行に適している環境であるのか否かの判定をすることができる。なお、このような方法以外にも、エンジン10が停止しているタイミング(たとえばアイドリングストップなど)における車外音に基づいて判定する方法であってもよい。この場合には、上述したバンドパスフィルタを構成する必要はない。
上述の実施の形態において、ハイブリッド自動車1の外側の音である車外音に、エンジン音が含まれてしまい、車外音が適切に判定されない可能性がある。その場合には、ハイブリッド自動車1の外側の音である車外音を集音するための車外音集音手段である車外音マイクにより車外音を検出すると共に、検出された車外音からエンジン音の周波数帯のみをカットするバンドパスフィルタを用いてエンジン音を除去し、除去後の車外音のレベルが一定のレベル以下である場合に電動機13による走行が適している環境であるか否かを判定するようにしてもよい。これにより、車外音から自己のエンジン音の影響を極力排除した上で、EV走行に適している環境であるのか否かの判定をすることができる。なお、このような方法以外にも、エンジン10が停止しているタイミング(たとえばアイドリングストップなど)における車外音に基づいて判定する方法であってもよい。この場合には、上述したバンドパスフィルタを構成する必要はない。
また、上述したモータ走行環境判定部33では、走行環境判定部31から出力された判定結果情報と、車外音判定部32から出力された判定結果情報とのAND条件(論理積)の結果によって、電動機13による走行に適している環境であるか否かを判定しているが、たとえば、走行環境判定部31から出力された判定結果情報および車外音判定部32から出力された判定結果情報のいずれかの情報を優先して判断するようにしてもよい。たとえば、車外音判定部32から出力された判定結果情報を優先する場合、走行している場所に関係なく、所定の音量レベル以下の場合にのみ電動機13による走行が許可されるようになる。なお、この場合、単純に走行環境判定部31を設けずに、車外音判定部32の判定結果のみを有する構成としても同様の効果が得られる。
また、エンジン10は、内燃機関であると説明したが、外燃機関を含む熱機関であってもよい。
また、ハイブリッドECU18によって実行されるプログラムは、ハイブリッドECU18にあらかじめインストールされると説明したが、プログラムが記録されている(プログラムを記憶している)リムーバブルメディアを図示せぬドライブなどに装着し、リムーバブルメディアから読み出したプログラムをハイブリッドECU18の内部の不揮発性のメモリに記憶することにより、または、有線または無線の伝送媒体を介して送信されてきたプログラムを、図示せぬ通信部で受信し、ハイブリッドECU18の内部の不揮発性のメモリに記憶することで、コンピュータであるハイブリッドECU18にインストールすることができる。
また、各ECUは、これらを1つにまとめたECUにより実現してもよいし、あるいは、各ECUの機能をさらに細分化したECUを新たに設けてもよい。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであってもよいし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであってもよい。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1…ハイブリッド自動車、18…ハイブリッドECU(制御装置)、30…制御部、31…走行環境判定部、31…車外音判定部、33…モータ走行環境判定部、34…車両状態判定部、35…モータ走行許可部
Claims (5)
- エンジンと電動機とを有し、前記エンジンもしくは前記電動機、または前記エンジンと前記電動機とが協働して走行可能であるハイブリッド自動車の制御装置において、
現在時刻情報および現在位置情報に基づいて、前記ハイブリッド自動車の走行している周辺の環境が前記電動機による走行に適している環境であるか否かを判定する走行環境判定部と、
前記ハイブリッド自動車の外側の音である車外音のレベルに基づいて前記電動機による走行に適している環境であるか否かを判定する車外音判定部と、
前記走行環境判定部と前記車外音判定部の両方の判定結果に基づいて前記電動機による走行が適している環境であるか否かを判定するモータ走行環境判定部と、
前記ハイブリッド自動車の車両情報に基づいて前記電動機による走行が可能であるか否かを判定する車両状態判定部と、
前記モータ走行環境判定部の判定結果が前記電動機による走行が適している環境であり、かつ前記車両状態判定部の判定結果が前記電動機による走行が可能である場合に前記電動機による走行を許可するモータ走行許可部と、
を備えることを特徴とするハイブリッド自動車の制御装置。 - 請求項1に記載のハイブリッド自動車の制御装置であって、
前記車外音判定部は、
前記ハイブリッド自動車の外側の音である車外音を集音するための車外音集音手段により車外音を検出すると共に、検出された車外音のレベルが一定のレベル以下である場合に前記電動機による走行に適している環境であると判定することを特徴とするハイブリッド自動車の制御装置。
- 請求項1または請求項2に記載のハイブリッド自動車の制御装置であって、
前記車外音判定部は、
前記ハイブリッド自動車の外側の音である車外音を集音するための車外音集音手段により車外音を検出すると共に、検出された車外音からエンジン音の周波数帯のみをカットするバンドパスフィルタを用いて前記エンジン音を除去し、除去後の車外音のレベルが一定のレベル以下である場合に前記電動機による走行に適している環境であると判定することを特徴とするハイブリッド自動車の制御装置。
- 請求項1から3のいずれか1項に記載の制御装置を有することを特徴とするハイブリッド自動車。
- エンジンと電動機とを有し、前記エンジンもしくは前記電動機、または前記エンジンと前記電動機とが協働して走行可能であるハイブリッド自動車の制御方法において、
現在時刻情報および現在位置情報に基づいて、前記ハイブリッド自動車の走行している周辺の環境が前記電動機による走行に適している環境であるか否かを判定する走行環境判定ステップと、
前記ハイブリッド自動車の外側の音である車外音のレベルに基づいて前記電動機による走行に適している環境であるか否かを判定する車外音判定ステップと、
前記走行環境判定ステップと前記車外音判定ステップの両方の判定結果に基づいて前記電動機による走行が適している環境であるか否かを判定するモータ走行環境判定ステップと、
前記ハイブリッド自動車の車両情報に基づいて前記電動機による走行が可能であるか否かを判定する車両状態判定ステップと、
前記モータ走行環境判定ステップの判定結果が前記電動機による走行が適している環境であり、かつ前記車両状態判定ステップの判定結果が前記電動機による走行が可能である場合に前記電動機による走行を許可するモータ走行許可ステップと、
を有することを特徴とするハイブリッド自動車の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012221429A JP2014073732A (ja) | 2012-10-03 | 2012-10-03 | ハイブリッド自動車の制御装置、ハイブリッド自動車およびハイブリッド自動車の制御方法 |
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Publications (1)
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Family
ID=50748255
Family Applications (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017019390A (ja) * | 2015-07-10 | 2017-01-26 | トヨタ自動車株式会社 | ハイブリッド車両の制御装置 |
JP2019119308A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | トヨタ自動車株式会社 | ハイブリッド車両の制御装置 |
CN110979299A (zh) * | 2019-09-30 | 2020-04-10 | 苏州益高电动车辆制造有限公司 | 油电混合动力汽车、控制方法、计算机设备及可读存储介质 |
-
2012
- 2012-10-03 JP JP2012221429A patent/JP2014073732A/ja active Pending
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