JP2014073557A - 研磨パッド及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】気泡構造を有する発泡ポリウレタンシートを有し、前記発泡ポリウレタンシートの一方の面は気泡が露出した気泡面32であり、他方の面は気泡が露出せずに皮膜を有する皮膜面34であり、前記皮膜面側の表層部における平均気泡径をDs(μm)、前記気泡面側の表層部における平均気泡径をDf(μm)、シートの厚さ方向の中央部における平均気泡径をDm(μm)、としたときに、Ds≦Df<Dmの関係を満たす研磨パッド30。
【選択図】図1
Description
請求項2の発明は、前記発泡ポリウレタンシートの皮膜面に直接接着した樹脂フィルムを有する請求項1に記載の研磨パッドである。
請求項3の発明は、ポリイソシアナート、ポリオール、及び発泡剤を含む塗布膜を2枚の連続ウエブ間に設ける塗布工程と、
前記2枚の連続ウエブ間の前記塗布膜を加熱して硬化及び発泡させて発泡ポリウレタンシートを形成する加熱工程と、
前記発泡ポリウレタンシートの両面に接している前記2枚の連続ウエブのうち少なくとも1枚の連続ウエブを剥離する剥離工程と、
前記連続ウエブが剥離された前記発泡ポリウレタンシートの一方の面側の皮膜を除去する皮膜除去工程と、
を有する請求項1又は請求項2に記載の研磨パッドを製造する研磨パッドの製造方法である。
請求項4の発明は、前記塗布工程において、前記2枚の連続ウエブとして、前記発泡ポリウレタンシートに対して離型性を有する離型性樹脂フィルムと、前記発泡ポリウレタンシートに対して接着性を有する接着性樹脂フィルムとを用い、
前記剥離工程において、前記発泡ポリウレタンシートから前記離型性樹脂フィルムを剥離し、
前記皮膜除去工程において、前記発泡ポリウレタンシートの前記離型性樹脂フィルムが剥離された面側の皮膜を研磨又は研削により除去する請求項3に記載の研磨パッドの製造方法である。
本発明の研磨パッドは、気泡構造を有する発泡ポリウレタンシートを有し、前記発泡ポリウレタンシートの一方の面は気泡が露出した気泡面であり、他方の面は気泡が露出せずに皮膜を有する皮膜面であり、前記皮膜面側の表層部における平均気泡径をDs(μm)、前記気泡面側の表層部における平均気泡径をDf(μm)、厚さ方向の中央部における平均気泡径をDm(μm)、としたときに、Ds≦Df<Dmの関係を満たして構成されている。
また、本発明に係る発泡ポリウレタンシートにおける平均気泡径は、発泡ポリウレタンシートの厚さ方向断面において、各部に存在する気泡から無作為に選んだ13個の気泡についてそれぞれの気泡の最大径を測定してそれらの平均値として求められる値である。
また、発泡ポリウレタンシート30の皮膜面側の表層部における平均気泡径Dと厚さ方向の中央部における平均気泡径Dmが、Ds≦Df<Dmの関係を満たしていればよいが、発泡ポリウレタンシート30の厚さ方向の中央部における平均気泡径Dmは、研磨パッドとしての強度を保つ観点から、80〜400μmであることが好ましい。
なお、本発明の発泡ポリウレタンシート30に係る気泡構造は、独立気泡構造に限定されず、隣接した気泡が連通した連続気泡構造であってもよい。
また、本発明の発泡ポリウレタンシート30が連続気泡構造を有する場合には独立気泡構造を有する場合に比べて、通常は強度が小さくなるが、発泡ポリウレタンシート30の皮膜面34に樹脂フィルムを接着した構造を有することで高い強度を発揮することができる。
次に、本発明の研磨パッドを製造する方法について説明する。
本発明の研磨パッドを製造する方法は特に限定されないが、例えば、ポリオール、ポリイソシアナート、発泡剤、必要であれば触媒、整泡剤、無機フィラー等を混合し、撹拌装置内の空気を排除した反応原液を樹脂フィルム等の1枚の支持体に塗布して塗布膜を発泡硬化させるか、塗布膜が2枚の樹脂フィルム等の支持体に挟まれた状態で発泡硬化させる。2枚の樹脂フィルムの間に塗布膜を設ける方法は、反応原液が同一組成であっても低密度品が得られ、かつ製品の表裏ともに平滑な皮膜面が得られるため好ましい方法である。例えば、上記反応原液の塗布膜が2枚の樹脂フィルム等の支持体に挟まれるように薄く塗布し、発泡硬化して発泡ポリウレタンシート(シート状のポリウレタン発泡体)を形成し、支持体を剥離した片面側の皮膜を研磨等により除去することで本発明の研磨パッドを作製することができる。
(A)ポリイソシアナート、ポリオール、及び発泡剤を含む塗布膜を2枚の連続ウエブ間に設ける塗布工程と、
(B)前記2枚の連続ウエブ間の前記塗布膜を加熱して硬化及び発泡させて発泡ポリウレタンシートを形成する加熱工程と、
(C)前記発泡ポリウレタンシートの両面に接している前記2枚の連続ウエブのうち少なくとも1枚の連続ウエブを剥離する剥離工程と、
(D)前記連続ウエブが剥離された前記発泡ポリウレタンシートの一方の面側の皮膜を除去する皮膜除去工程と、
を経て製造することができる。
ポリイソシアナート、ポリオール、及び発泡剤を含む反応原液を用意し、該反応原液の塗布膜を2枚の連続ウエブ14A,16A間に設ける。
例えば、第1ウエブロール14から繰り出される第1の連続ウエブ14A上に発泡ポリウレタンシート30Aを形成するための反応原液を連続的に塗布して塗布膜10を形成した後、第2ウエブロール16から連続的に繰り出される第2の連続ウエブ16Aを第1の連続ウエブ14A上の塗布膜10上に被せることで2枚の連続ウエブ14A,16A間に塗布膜10を設けることができる。
なお、2枚の連続ウエブは離型性フィルムと接着性フィルムの組み合わせに限定されず、例えば、いずれも離型性フィルムを用い、加熱工程により発泡ポリウレタンシート30Aを形成した後に両面からフィルムを剥離して発泡ポリウレタンシートのみからなる研磨パッドとしてもよい。
次いで、2枚の連続ウエブ14A,16A間の塗布膜10を加熱して硬化及び発泡させて発泡ポリウレタンシート30Aを形成する。
加熱装置22としては、例えば、赤外線ヒータ、電気ヒータやガス燃焼炉などを用いることができる。
次いで、発泡ポリウレタンシート30Aの両面に接している2枚の連続ウエブ14A,16Aのうち少なくとも1枚の連続ウエブを剥離する。
例えば、連続ウエブ14Aとして離型性フィルムを、連続ウエブ16Aとして接着性フィルムを用いた場合は、図2に示すように離型性フィルム14Aのみ剥離して回収ローラ24に巻き取って回収し、片面に接着性フィルム16Aが接着した発泡ポリウレタンシート30Aを巻き取るか、次の(D)皮膜除去工程以降の工程を経た後に巻き取ってもよい。
なお、各連続ウエブ14A,16Aを回収したロールはそれぞれ供給ロール14,16として再利用することができる。
剥離工程後、連続ウエブが剥離された発泡ポリウレタンシート30Aの一方の面側の皮膜を除去する。
発泡ポリウレタンシート30Aから離型性フィルムが剥離された面はウレタンの緻密な皮膜が形成された面(皮膜面)となっている。本発明では、発泡ポリウレタンシート30Aの片面のみ皮膜を除去して気泡面32にする。
発泡ポリウレタンシート30Aの片面側の皮膜を研磨等で除去する工程では、発泡ポリウレタンシート30Aが連続した成形体であるため、連続研磨工程とすることができ、モールド物をスライスして発泡ポリウレタンシートを作製するバッチ処理に比べ厚み精度が大幅に向上し、しかも大変効率的である。
なお、発泡ポリウレタンシート30Aの片面のみ皮膜を除去する方法としては、研磨又は研削限定されず、表層をスライスして皮膜を除去してもよい。
さらに、発泡ポリウレタンシートの気泡面32には溝を形成してもよい。
気泡面32に溝を形成する方法は特に限定されないが、例えば、木材や樹脂板などの薄板加工機によって所定の幅及び深さを有する溝を所定の溝パターンに形成することができる。このとき、発泡ポリウレタンシート30Aが柔らかくても裏面(皮膜面)側に樹脂フィルムが接着したままとなっていれば、容易に溝加工を施すことができる。
さらに、発泡ポリウレタンシート30の皮膜面34に、又は、皮膜面34に接着している樹脂フィルムに粘着層を設けてもよい。粘着層を設ける方法としては、粘着剤を塗工する方法、両面粘着テープ又は両面粘着シートを貼り付ける方法などが挙げられる。
このような方法によれば、例えば、モールド製品から外皮を削り取り、スライスすると云う作業の煩雑さが無く、材料を捨てる量も少ないので、高い歩留まりで本発明の研磨パッドを製造することができる。
(末端NCO基プレポリマー)
PP−A:PTMG−1000(三菱化学社製ポリオキシテトラメチレングリコール、分子量1000)を100部、及び、ピュアーMDI(日本ポリウレタン社製ジフェニルメタンジイソシアナート)を50部混合し、70℃で2時間反応させてNCO%が5.25%のNCO基末端のプレポリマーを得た。
PP−B:プラクセル210(ダイセル社製ポリカプロラクトンジオール、分子量1000)を100部、及び、ピュアーMDIを125部混合し、70℃で2時間反応させてNCO%が15%のNCO基末端のプレポリマーを得た。
C98:日本ポリウレタン社製カルボジイミド変性MDI、NCO%=29.5%
14BD:1,4−ブタンジオール
N−4038:ニッポラン4038、日本ポリウレタン社製架橋剤、OH価=1249
水
NP−100:水酸基末端ポリエーテル変性シリコーン整泡剤(信越化学社製)
SF2938F:ポリエーテル変性シリコーン整泡剤(東レ・ダウコーニング社製)
DB−60:東ソー社製アミン触媒
フィルムA:厚さ100μmのポリエステルフィルムの片面に離型性シリコーン樹脂を0.3μm塗布したもの。
フィルムB:厚さ75μmのポリエステルフィルムの片面をコロナ放電処理したもの。
PP−Aを100部、助剤として14BDを5.28部、水を0.05部、整泡剤NP−100を0.5部、触媒DB−60を0.3部それぞれ加えたプレミックスをタンクに投入し、定量ポンプでミキシングヘッドへ搬送して機械撹拌した。
撹拌した反応原液を離型処理したポリエステルフィルム(フィルムA)の上にダイスコーターを用い、厚さ1mmに塗布し、塗布膜の上に離型処理した別のポリエステルフィルム(フィルムB)を被せた。
また、発泡体の密度は厚さ方向に中央部から表面に近いほど緻密になり、表層の気泡面には径が0.3mmを超えるボイドは全くなかった。
試験片(100mm×100mm)に対し、縦3列、横3列の9箇所を0.01mmの精度の厚み計で測定し、平均を計算する。
体積V(cm3):0.1mm精度で縦横の寸法を測定し、この寸法測定値と厚みより算出
重量W(g):0.001g精度で測定
密度(g/cm3)D=W/V
試験片の上下面をA硬度計で、硬度計の下平面が皮膜面に接する程度の荷重をかけ、15秒後の値を読み取る。
準拠規格:ASTM D−2856
ベックマン空気比較式比重計930型(東京サイエンス社製)を用い、試験片(20mm×20mmの2枚重ね)の全空間体積あたりの独立空間体積の割合を求める(加圧法)。
Vc=(ΔV−E)/(V−E)×100(%)
Vc:試料の空間容積あたりの独立気泡率(%)
ΔV:試料で除かれた空気容積
V:試料の見掛容積
E:樹脂の容積=(重量)/(比重)
比重は1.2g/cm3
PP−Aを100部、追加MDIとしてC98を10部、助剤としてN−4038を8.4部、水を0.05部、NP−100を0.5部、DB−60を0.3部それぞれ混合した塗布液を用い、下面フィルムにはフィルムAを、上面にはフィルムBをそれぞれ用いた。実施例1と同様のプロセスで発泡ポリウレタンシートを作製したところ、上面にポリエステルフィルムBが反応接着した。一方、下面のポリエステルフィルムAは剥離し、現れた自己スキン(皮膜)を研磨により除去した。
PP−Bを100部、N−4038を16.07部用いたこと以外は実施例2と同様の配合原料で塗布液を調製し、下面フィルムにはポリエステルフィルムAを、上面フィルムにはポリエステルフィルムBを用いて発泡ポリウレタンシートを作製した。
シートの上面にはポリエステルフィルムBが反応接着し、一方、下面のポリエステルフィルムAは剥離し、現れた自己スキン(皮膜)を研磨により除去した発泡ポリウレタンシートを得た。
PP−Bを100部、C−98を20部、N−4038を22.40部それぞれ用いた以外は実施例3と同様な方法で発泡ポリウレタンシートを得た。得られた発泡ポリウレタンシートはどの位置をとっても密度が一定でその値は0.65g/cm3であり、独泡率も90%、A硬度90でばらつきはほとんどなかった。また、発泡体の密度は厚さ方向の中央部から表面に近づくに従って緻密になり、表層の気泡面は緻密で径が0.3mmを超えるボイドは全くなかった。その他物性を表1に示した。
PP−Aを100部、助剤として14BDを5.28部、水を0.05部、整泡剤SF2938Fを0.5部、触媒DB−60を0.2部それぞれ用い、下面フィルムにはフィルムAを、上面にはフィルムBを用い、実施例1と同様なプロセスで、片面に自己スキンを研磨により除去した発泡ポリウレタンシートを得た。
得られた発泡ポリウレタンシートはどの位置をとっても密度が一定でその値は0.52g/cm3であり、独泡率も0%でばらつきはほとんどなかった。また、発泡体の密度は厚さ方向の中央部から表面に近づくに従って緻密になり、表層の気泡面は極めて緻密で径が0.3mmを超えるボイドは全くなかった。その他物性を表1に示した。
実施例1の組成を機械撹拌装置にて撹拌した反応原液を、縦200mm×横600mm×高さ100mmの鉄製モールドに注入し、100℃で60分加熱して発泡硬化させた。
得られた発泡体の6面の外皮を20mmずつ漉いて約160×560×60mmの製品を得た。元の発泡体から外皮を漉いた製品の体積歩留りは44.8%で、重量歩留りは35%であった。
また、独泡率も平均では50%であるが、上部40%、中間部20%、下部70%と大幅にばらついた。
また、A硬度も平均では70であるが、上部65、中間部40、下部85であった。
なお、図5に示す通り、直径0.5mm以上のボイドが多数散在していた。表1に示した最大値−最小値の差は30枚のスライス品の値の最大値と最小値の差をとったものである。
実施例1の反応原液の組成とフィルムを用い、塗布厚み2.5mm以外は実施例1と同様の方法で厚み約5mmの発泡ポリウレタンシートを得た。
得られた発泡ポリウレタンシートを漉き割り機で上下2分割に裂いて2枚のシート状製品を得た。得られた製品の密度は上部が0.50g/m3、下部が0.55g/m3であった。
実施例4の配合と同様の反応原液を調製し、塗布厚みを2mmとした以外は比較例2と同様のフィルム及びプロセスを用いて、厚み約4mmの製品を得た。得られた発泡ポリウレタンシートを漉き割り機で上下2分割に裂こうとしたが、硬くて精度の良いスライスが出来なかった。更に合一セルが存在し、あたかもボイドのような径が0.3mmを超える気泡が存在していた。表1に上下2分割した製品の最大値−最小値の差を示したが大きなバラツキがあった。
図3は、実施例1の発泡ポリウレタンシート(厚み約2mm)の片面の皮膜を除去する前の厚さ方向の断面を拡大した顕微鏡写真である。この発泡ポリウレタンシートを厚さ方向に0.15mm刻みで分け、各範囲における気泡径(セル径)を測定した。各範囲内における気泡径を無作為に13個測定してその平均を平均気泡径とした。発泡ポリウレタンシートの厚さ方向における平均気泡径の分布を図4に示した。
上下の表層部の気泡径は、中央部の気泡径より小さいことがわかる。
12 塗布装置
14 第1ウエブロール
14A 第1の連続ウエブ
16 第2ウエブロール
16A 第2の連続ウエブ
18 大径ローラ
22 加熱装置
24 第1回収ロール
30 研磨パッド
30A 発泡ウレタンシート(皮膜除去前)
100 発泡ウレタンシート製造装置
Claims (4)
- 気泡構造を有する発泡ポリウレタンシートを有し、前記発泡ポリウレタンシートの一方の面は気泡が露出した気泡面であり、他方の面は気泡が露出せずに皮膜を有する皮膜面であり、前記皮膜面側の表層部における平均気泡径をDs(μm)、前記気泡面側の表層部における平均気泡径をDf(μm)、シートの厚さ方向の中央部における平均気泡径をDm(μm)、としたときに、Ds≦Df<Dmの関係を満たす研磨パッド。
- 前記発泡ポリウレタンシートの皮膜面に直接接着した樹脂フィルムを有する請求項1に記載の研磨パッド。
- ポリイソシアナート、ポリオール、及び発泡剤を含む塗布膜を2枚の連続ウエブ間に設ける塗布工程と、
前記2枚の連続ウエブ間の前記塗布膜を加熱して硬化及び発泡させて発泡ポリウレタンシートを形成する加熱工程と、
前記発泡ポリウレタンシートの両面に接している前記2枚の連続ウエブのうち少なくとも1枚の連続ウエブを剥離する剥離工程と、
前記連続ウエブが剥離された前記発泡ポリウレタンシートの一方の面側の皮膜を除去する皮膜除去工程と、
を有する請求項1又は請求項2に記載の研磨パッドを製造する研磨パッドの製造方法。 - 前記塗布工程において、前記2枚の連続ウエブとして、前記発泡ポリウレタンシートに対して離型性を有する離型性樹脂フィルムと、前記発泡ポリウレタンシートに対して接着性を有する接着性樹脂フィルムとを用い、
前記剥離工程において、前記発泡ポリウレタンシートから前記離型性樹脂フィルムを剥離し、
前記皮膜除去工程において、前記発泡ポリウレタンシートの前記離型性樹脂フィルムが剥離された面側の皮膜を研磨又は研削により除去する請求項3に記載の研磨パッドの製造方法。
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