JP2014072972A - インバータ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の一態様によるインバータ装置(100)は、ブートストラップ方式のハイサイド回路(121H,122H,123H)とローサイド回路(121L,122L,123L)とを多相交流電力の相ごとに備え、前記ハイサイド回路と前記ローサイド回路とがスイッチング動作を行うことにより前記多相交流電力を発生させて負荷を駆動するインバータ装置であって、前記多相交流電力の各相に対して備えられたハイサイド回路が前記負荷を駆動する期間において、前記多相交流電力の各相の相電流が極大となるタイミング以後に、前記ハイサイド回路を一定期間にわたってオフ状態に制御する制御部(110)を備える。
【選択図】図1
Description
この種のインバータ装置について、後述する図1を援用して説明する。図1に例示するインバータ装置100は、ブートストラップ用コンデンサCを有するハイサイド回路121H,122H,123Hと、ローサイド回路121L,122L,123Lとを備える。このうち、ハイサイド回路121H,122H,123Hは、高電圧電源VBの電圧(例えば69V)を出力電圧Vu,Vv,Vwとして出力するための駆動用トランジスタQHと、低電圧電源VDの電圧(例えば15V)で上記駆動用トランジスタQHを駆動するための駆動回路DRHとを備える。
図9は、従来技術によるインバータ装置の問題を説明するための図であり、U相、V相、W相の各相のハイサイド回路およびローサイド回路の各駆動用トランジスタのゲートに印加される信号の電圧波形を模式的に示す波形図である。図9において、VGSHは、各相のハイサイド回路を構成する駆動用トランジスタQHのゲート・ソース間電圧を表し、VGSLは、各相のローサイド回路を構成する駆動用トランジスタQLのゲート・ソース間電圧を表している。
前記インバータ装置において、例えば、前記制御部は、前記多相交流電力の各相に対して備えられたハイサイド回路およびローサイド回路の制御状態を切り替える際のデッドタイム期間において、前記多相交流電力の第1相に対して備えられたハイサイド回路を一定期間にわたってオフ状態に制御する。
前記インバータ装置において、例えば、前記制御部は、前記交流電力の第1相の相電流が減少する期間において、前記多相交流電力の第1相に対して備えられたハイサイド回路を一定期間にわたってオフ状態に制御する。
前記インバータ装置において、例えば、前記多相交流電力の各相に対して備えられたハイサイド回路を構成するブートストラップ用コンデンサの端子間電圧を検出する電圧検出部を更に備え、前記制御部は、更に、前記電圧検出部により検出された前記ブートストラップ用コンデンサの端子間電圧が、前記多相交流電力の各相に対して備えられたハイサイド回路をオン状態に保つために必要とされる電圧の下限値を下回った場合、前記ハイサイド回路を一定期間にわたってオフ状態に制御する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態によるインバータ装置100の構成の一例を概略的に示す回路図である。インバータ装置100は、ブートストラップ方式のハイサイド回路121H,122H,123Hと、ローサイド回路121L,122L,123Lとを3相交流電力(多相交流電力)の相ごとに備え、これらハイサイド回路とローサイド回路とがスイッチング動作を行うことにより上記3相交流電力を発生させて3相交流モータM(負荷)を駆動するものである。
インバータ装置100の構成を詳細に説明する。
インバータ装置100は、制御部110と、ハイサイド回路121H,122H,123Hと、ローサイド回路121L,122L,123Lとを備える。
本実施形態では、ハイサイド回路121Hとローサイド回路121Lは、3相交流モータMに供給される3相交流電力のU相に対して備えられ、これらハイサイド回路121Hとローサイド回路121Lとがスイッチング動作を行うことによりU相の出力電圧Vuを発生させる。同様に、ハイサイド回路122Hとローサイド回路122Lは、V相の出力電圧Vvを発生させ、ハイサイド回路123Hとローサイド回路123Lは、W相の出力電圧Vwを発生させる。
次に、本実施形態によるインバータ装置100の動作を説明する。
図2を参照して、インバータ装置100の動作を概略的に説明する。
図2は、インバータ装置100の動作を概略的に説明するための波形図であり、各相のハイサイド回路およびローサイド回路が備える駆動用トランジスタのゲート・ソース間電圧VGSH,VGSLと、U相の相電流Iuと、ブートストラップ用コンデンサCの端子間電圧VBCの各波形を示す。
更にまた、本実施形態によれば、ブートストラップ用コンデンサCを再充電することによりゲート・ソース間電圧VGSHの低下を抑制するので、ブートストラップ用コンデンサCの容量を小さくすることができる。
更にまた、本実施形態によれば、図2の時刻t21〜t3の区間TにおいてU相のローサイド回路をオンしないため、この区間Tにおいて、U相の電圧VGSHと電圧VGSLとの間のデッドタイムを確保する必要がない。V相、W相についても同様である。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
上述の第1実施形態では、相電流が極大になるデッドタイム期間でハイサイド回路をオフ状態に制御してブートストラップ用コンデンサCを再充電するものとしたが、本実施形態では、相電流が減少する期間において、ハイサイド回路を一時的にオフ状態に制御してブートストラップ用コンデンサCを再充電する。
次に、本発明の第3実施形態を説明する。
図7は、本実施形態によるインバータ装置300の構成の一例を概略的に示す図である。インバータ装置300は、前述の第1実施形態または第2実施形態によるインバータ装置の構成において、更に、各相の出力電圧Vu,Vv,Vwに対応する相電流Iu,Iv,Iwをそれぞれ検出する電流検出部ISENu,ISENv,ISENwを備える。
次に、本発明の第4実施形態を説明する。
図8は、本実施形態によるインバータ装置400の構成例を概略的に示す図である。インバータ装置400は、前述の第1実施形態から第3実施形態によるインバータ装置の構成において、更に、3相交流電力の各相に対して備えられたハイサイド回路121H,122H,123Hを構成するブートストラップ用コンデンサCの端子間電圧を検出する電圧検出部VSENu,VSENv、VSENwを備える。
例えば、上述の実施形態では、ハイサイド回路およびローサイド回路のスイッチング動作を制御する制御部110の制御の下にハイサイド回路を一定期間にわたってオフ状態に制御するものとしたが、ハイサイド回路が備える駆動用トランジスタQHを一定期間にわたってオフ状態に制御することができれば、どうような手段を用いて駆動用トランジスタQHをを制御してもよい。
また、上述の実施形態では、3相交流電力(多相交流電力)を発生させる場合を例として説明したが、任意の交流電力を発生させるインバータ装置に本発明を適用することができる。
110…制御部
121H,122H,123H…ハイサイド回路
121L,122L,123L…ローサイド回路
VB…高電圧電源
VD…低電圧電源
D…ダイオード
C…ブートストラップ用コンデンサ
DRH,DRL…駆動回路
QH,QL…駆動用トランジスタ
DBH,DBL…ボディダイオード
VSENu,VSENv,VSENw…電圧検出部
ISENu,ISENv,ISENw…電流検出部
Claims (6)
- ブートストラップ方式のハイサイド回路とローサイド回路とを多相交流電力の相ごとに備え、前記ハイサイド回路と前記ローサイド回路とがスイッチング動作を行うことにより前記多相交流電力を発生させて負荷を駆動するインバータ装置であって、
前記多相交流電力の各相に対して備えられたハイサイド回路が前記負荷を駆動する期間において、前記多相交流電力の各相の相電流が極大となるタイミング以後に、前記ハイサイド回路を一定期間にわたってオフ状態に制御する制御部を備えたことを特徴とするインバータ装置。 - 前記制御部は、
前記多相交流電力の第1相に続く第2相に対して備えられたローサイド回路がオン状態からオフ状態に移行するタイミングに同期して、前記多相交流電力の第1相に対して備えられたハイサイド回路を一定期間にわたってオフ状態に制御することを特徴とする請求項1に記載のインバータ装置。 - 前記制御部は、
前記交流電力の各相に対して備えられたハイサイド回路およびローサイド回路の制御状態を切り替える際のデッドタイム期間において、前記多相交流電力の第1相に対して備えられたハイサイド回路を一定期間にわたってオフ状態に制御することを特徴とする請求項2に記載のインバータ装置。 - 前記制御部は、
前記交流電力の第1相の相電流が減少する期間において、前記多相交流電力の第1相に対して備えられたハイサイド回路を一定期間にわたってオフ状態に制御することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のインバータ装置。 - 前記多相交流電力の各相の相電流を検出する電流検出部を更に備え、
前記制御部は、
前記電流検出部により検出された各相の相電流の変化量を取得し、該変化量に基づいて前記多相交流電力の各相の相電流が極大となるタイミングを取得することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のインバータ装置。 - 前記多相交流電力の各相に対して備えられたハイサイド回路を構成するブートストラップ用コンデンサの端子間電圧を検出する電圧検出部を更に備え、
前記制御部は、更に、
前記電圧検出部により検出された前記ブートストラップ用コンデンサの端子間電圧が、前記多相交流電力の各相に対して備えられたハイサイド回路をオン状態に保つために必要とされる電圧の下限値を下回った場合、前記ハイサイド回路を一定期間にわたってオフ状態に制御することを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載のインバータ装置。
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