JP2014072171A - 燃料電池 - Google Patents

燃料電池 Download PDF

Info

Publication number
JP2014072171A
JP2014072171A JP2012220163A JP2012220163A JP2014072171A JP 2014072171 A JP2014072171 A JP 2014072171A JP 2012220163 A JP2012220163 A JP 2012220163A JP 2012220163 A JP2012220163 A JP 2012220163A JP 2014072171 A JP2014072171 A JP 2014072171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diffusion layer
specific
fuel cell
electrode assembly
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012220163A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5811984B2 (ja
Inventor
Fumiaki Takasaki
文彰 高崎
Tomoaki Uchiyama
智暁 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2012220163A priority Critical patent/JP5811984B2/ja
Publication of JP2014072171A publication Critical patent/JP2014072171A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5811984B2 publication Critical patent/JP5811984B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

【課題】膜電極接合体の疲労破壊を抑制する。
【解決手段】燃料電池は、膜電極接合体と一対の拡散層とを有する発電モジュールと、発電モジュールを挟むように積層された一対のセパレータと、発電モジュールの外周部に配置されたシール部とを備える。第1の拡散層の端面は、第1の拡散層の端面と対向するシール部の端面との間に空間が形成されるように、第2の拡散層の端面より内側に位置している。第1の拡散層における空間に隣接する共にセパレータの接触部に接触する第1の特定部分と、第2の拡散層における空間に対向すると共にセパレータの接触部に接触する第2の特定部分との少なくとも一方に、樹脂が含浸されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料電池に関するものである。
反応ガス(燃料ガスおよび酸化剤ガス)を利用して電気化学反応を引き起こすことにより、物質の持つ化学エネルギーを直接電気エネルギーに変換する燃料電池が知られている。燃料電池は、一般に、膜電極接合体と膜電極接合体を挟むように積層された一対の拡散層とを含む発電モジュールと、発電モジュールを挟むように積層された一対のセパレータと、を備える。膜電極接合体は、電解質膜の一方の表面にアノードが形成され他方の表面にカソードが形成された構成を有している。発電モジュールの外周部には、燃料電池の内部から外部への反応ガスの漏洩やアノード側とカソード側との間での反応ガスの漏洩(「クロスリーク」と呼ばれる)を防止するために、シール部が配置される。
従来、カソードの触媒腐食や電解質膜の分解といった問題を回避するために、一対の拡散層の内の一方の拡散層(第1の拡散層)の大きさが他方の拡散層(第2の拡散層)の大きさより小さい構成(すなわち、第1の拡散層の端面が第2の拡散層の端面より面方向に沿って内側に位置する構成)を採用した燃料電池が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2007−66766号公報
第1の拡散層の端面が第2の拡散層の端面より内側に位置する構成を採用した燃料電池では、シール部を形成する際のシール材料の充填量や押し出し圧力、シール材料の粘性、シール部材の寸法公差といった種々の要因により、第1の拡散層の端面と面方向に沿って対向するシール部の端面との間に空間が形成される場合がある。このような空間が形成された場合には、当該空間の位置において、膜電極接合体上に拡散層もシール部材も積層されていないこととなる。燃料電池の運転時において、膜電極接合体(電解質膜)は、反応ガスを介した乾湿入力によって膨張・収縮を繰り返し、その寸法が変化する。この寸法変化は、積層方向に沿って膜電極接合体に加わる圧力(面圧力)により抑制される。しかし、上記空間の位置では、膜電極接合体上に拡散層もシール部材も積層されていないために膜電極接合体に面圧力が加わらず、膜電極接合体の寸法変化が十分に抑制されず、膜電極接合体が疲労破壊するおそれがある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、燃料電池が提供される。この燃料電池は、電解質膜と前記電解質膜の両側の表面上に配置された電極層とを含む膜電極接合体と、多孔質材料により形成され前記膜電極接合体層を挟むように積層された一対の拡散層と、を有する発電モジュールと、前記発電モジュールを挟むように積層されると共に、前記拡散層に接触する接触部を有する一対のセパレータと、前記表面に平行な方向である面方向に沿った前記発電モジュールの外周部に配置されたシール部と、を備え、前記発電モジュールの前記外周部の少なくとも一部において、前記一対の拡散層の一方である第1の拡散層の端面は、前記第1の拡散層の前記端面と前記面方向に沿って対向する前記シール部の端面との間に空間が形成されるように、前記一対の拡散層の他方である第2の拡散層の端面より前記面方向に沿って内側に位置しており、前記第1の拡散層における前記空間に隣接する共に前記セパレータの前記接触部に接触する第1の特定部分と、前記第2の拡散層における前記空間に対向すると共に前記セパレータの前記接触部に接触する第2の特定部分と、の少なくとも一方に、樹脂が含浸されている。この形態の燃料電池によれば、空間の位置における膜電極接合体に対する乾湿入力が抑制され、膜電極接合体の寸法変化を抑制して膜電極接合体の疲労破壊を回避することができる。
(2)上記形態の燃料電池において、前記第1の特定部分と前記第2の特定部分との両方に前記樹脂が含浸されているとしてもよい。この形態の燃料電池によれば、樹脂が含浸された第1の特定部分の存在により空間への第1の拡散層側の反応ガスの流れ込みが防止もしくは抑制され、かつ、樹脂が含浸された第2の特定部分の存在により膜電極接合体における空間に対向する部分に第2の拡散層側の反応ガスが到達することが防止もしくは抑制されるため、空間に面した膜電極接合体に対する乾湿入力が確実に回避され、膜電極接合体の寸法変化を効果的に抑制して膜電極接合体の疲労破壊を回避することができる。
(3)上記形態の燃料電池において、前記第2の特定部分に前記樹脂が含浸されており、前記樹脂は、前記第2の特定部分と前記膜電極接合体とを接着するとしてもよい。この形態の燃料電池によれば、樹脂によって第2の特定部分が膜電極接合体に接着されるため、膜電極接合体の寸法変化をより確実に抑制して膜電極接合体の疲労破壊をより確実に回避することができる。
(4)上記形態の燃料電池において、前記一対のセパレータは、前記樹脂が含浸された前記特定部分を有する前記拡散層である特定拡散層に対向する範囲において、前記特定拡散層に接触する前記接触部と前記特定拡散層との間に反応ガス用の流路を形成する流路形成部との組が、複数繰り返された形状を有しており、前記特定拡散層における前記特定部分は、前記空間に最も近い前記接触部に接触するとしてもよい。この形態の燃料電池によれば、波形形状を有するセパレータを備える燃料電池において、膜電極接合体の寸法変化を抑制して膜電極接合体の疲労破壊を回避することができる。
(5)上記形態の燃料電池において、前記樹脂が含浸された前記特定部分を有する前記拡散層である特定拡散層は、前記膜電極接合体に接触する膜側拡散層と、前記セパレータに接触するセパレータ側拡散層と、を含み、前記一対のセパレータは、前記特定拡散層に対向する範囲において、前記特定拡散層に対向する側の面は平坦形状であり、前記特定拡散層における前記特定部分は、前記膜側拡散層の一部および前記セパレータ側拡散層の一部を含むとしてもよい。この形態の燃料電池によれば、平坦形状を有するセパレータを備える燃料電池において、膜電極接合体の寸法変化を抑制して膜電極接合体の疲労破壊を回避することができる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、燃料電池、燃料電池用拡散層、燃料電池用発電モジュール、燃料電池システム、燃料電池システムを備える移動体、これらの装置またはシステムの製造方法、等の形態で実現することができる。
本発明の第1実施形態における燃料電池システム10の概略構成を示す説明図である。 単セル140の断面構成を示す説明図である。 発電モジュール230の製造方法を示すフローチャートである。 カソード側拡散層210に樹脂を圧入する様子を示す説明図である。 第2実施形態における単セル140aの断面構成を示す説明図である。 第3実施形態における単セル140bの断面構成を示す説明図である。 第4実施形態における発電モジュール230の製造方法を示すフローチャートである。 カソード側拡散層210に樹脂を含浸させる様子を示す説明図である。 カソード側拡散層210に樹脂を圧入する様子を示す説明図である。 カソード側拡散層210に樹脂を圧入する様子を示す説明図である。
A.第1実施形態:
A−1.燃料電池システムの構成:
図1は、本発明の第1実施形態における燃料電池システム10の概略構成を示す説明図である。燃料電池システム10は、燃料ガスとしての水素と酸化剤ガスとしての空気とを利用して発電を行うシステムであり、例えば車両に搭載されて車両の動力源として使用される。なお、燃料ガスおよび酸化剤ガスは、まとめて「反応ガス」とも呼ばれる。
燃料電池システム10は、燃料電池100を備えている。本実施形態の燃料電池100は、比較的小型で発電効率に優れる固体高分子型燃料電池である。燃料電池100は、エンドプレート110と、絶縁板120と、集電板130と、複数の単セル140と、集電板130と、絶縁板120と、エンドプレート110と、が、この順に積層されたスタック構造を有している。なお、本明細書では、複数の単セル140が積層される方向を「積層方向」と呼ぶ。
図2は、単セル140の断面構成を示す説明図である。図2には、燃料電池100を構成する複数の単セル140の内の1つにおける、面方向に沿った外周部付近の断面構成を示している。図2に示すように、単セル140は、膜電極接合体(Membrane Electrode Assembly、MEA)200と、膜電極接合体200を挟むように積層された一対の拡散層(カソード側拡散層210およびアノード側拡散層220)と、膜電極接合体200と一対の拡散層210,220との積層体(以下、「発電モジュール230」と呼ぶ)を挟むように積層された一対のセパレータ(カソード側セパレータ310およびアノード側セパレータ320)と、を有している。
膜電極接合体200は、電解質膜の一方の側の表面上にアノードが配置(塗布)され、電解質膜の反対側の表面上にカソードが配置(塗布)された構成を有している。本明細書では、電解質膜の表面に平行な方向(すなわち積層方向と略垂直な方向)を「面方向」と呼ぶ。
膜電極接合体200を構成する電解質膜は、固体高分子材料としてのフッ素系スルホン酸ポリマーにより形成された高分子電解質膜(例えばナフィオン(登録商標)膜:NRE212)であり、湿潤状態において良好なプロトン伝導性を有する。なお、電解質膜としては、ナフィオンに限定されず、例えば、アシプレックス(登録商標)やフレミオン(登録商標)等の他のフッ素系スルホン酸膜が用いられるとしてもよい。また、電解質膜として、フッ素系ホスホン酸膜、フッ素系カルボン酸膜、フッ素炭化水素系グラフト膜、炭化水素系グラフト膜、芳香族膜等が用いられるとしてもよいし、PTFE、ポリイミド等の補強材を含む機械的特性を強化した複合高分子膜が用いられるとしてもよい。
電解質膜上に形成されるカソードおよびアノードは、電極反応を促進する触媒を提供する層であり、触媒を担持する導電性担体と電解質としてのアイオノマーとを含む材料により形成されている。なお、導電性担体としては、例えば、カーボンブラック、カーボンナノチューブ、カーボンナノファイバーなどの炭素材料のほか、炭化ケイ素などに代表される炭素化合物等を用いることができる。また、触媒としては、例えば、白金や白金合金、パラジウム、ロジウム、金、銀、オスミウム、イリジウム等を使用することができる。また、白金合金としては、例えば、白金と、アルミニウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、ガリウム、ジルコニウム、モリブデン、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、バナジウム、タングステン、レニウム、オスミウム、イリジウム、チタンおよび鉛のうちの少なくとも一種との合金を用いることができる。また、アイオノマーとしては、例えば、パーフルオロスルホン酸樹脂材料(例えばナフィオン)や、スルホン化ポリエーテルケトン、スルホン化ポリエーテルスルホン、スルホン化ポリエーテルエーテルスルホン、スルホン化ポリスルホン、スルホン化ポリスルフィド、スルホン化ポリフェニレン等のスルホン化プラスチック系電解質、スルホアルキル化ポリエーテルエーテルケトン、スルホアルキル化ポリエーテルスルホン、スルホアルキル化ポリエーテルエーテルスルホン、スルホアルキル化ポリスルホン、スルホアルキル化ポリスルフィド、スルホアルキル化ポリフェニレンなどのスルホアルキル化プラスチック系電解質等を用いることができる。
カソード側拡散層210およびアノード側拡散層220は、電極反応に用いられる反応ガス(酸化剤ガスおよび燃料ガス)を面方向に沿って拡散させる層であり、例えばカーボンクロスやカーボンペーパーといった多孔質材料により形成されている。本実施形態では、拡散層に、例えばPTFE樹脂によって撥水処理が施されているが、撥水処理は省略可能である。図2に示すように、本実施形態では、カソード側拡散層210の面方向に沿った大きさは、アノード側拡散層220の面方向に沿った大きさより小さい。そのため、カソード側拡散層210の端面は、アノード側拡散層220の端面より面方向に沿って内側に位置している。より具体的には、アノード側拡散層220の端面の位置は膜電極接合体200の端面の位置と略同一である一方、カソード側拡散層210の端面の位置は膜電極接合体200の端面の位置より面方向内側である。そのため、アノード側では、膜電極接合体200の表面の略全面にアノード側拡散層220が配置されているが、カソード側では、膜電極接合体200の表面の内の端部にはカソード側拡散層210が配置されていない。なお、カソード側拡散層210は、請求項における第1の拡散層に相当し、アノード側拡散層220は、請求項における第2の拡散層に相当する。
カソード側セパレータ310およびアノード側セパレータ320は、ガスを透過しない緻密質であると共に導電性を有する材料、例えば圧縮成型された緻密質カーボン、金属、導電性樹脂により形成されている。カソード側セパレータ310は、発電モジュール230側に面した溝を有する谷部314と、そのような溝の無い平坦部312との組が、複数並べられた形状である。カソード側拡散層210に対向する範囲において、カソード側セパレータ310の平坦部312はカソード側拡散層210に接触し、カソード側セパレータ310の谷部314はカソード側拡散層210との間に酸化剤ガス用の流路CSを形成する。酸化剤ガス用の流路CSは、酸化剤ガスを面方向に流動させる流路である。なお、カソード側拡散層210に対向しない範囲においては、カソード側セパレータ310の谷部314は流路CSを形成しない。同様に、アノード側セパレータ320は、発電モジュール230側に面した溝を有する谷部324と、そのような溝の無い平坦部322との組が、複数並べられた形状である。アノード側拡散層220に対向する範囲において、アノード側セパレータ320の平坦部322はアノード側拡散層220に接触し、アノード側セパレータ320の谷部324はアノード側拡散層220との間に燃料ガス用の流路ASを形成する。燃料ガス用の流路ASは、燃料ガスを面方向に流動させる流路である。なお、アノード側拡散層220に対向しない範囲においては、アノード側セパレータ320の谷部324は流路ASを形成しない。
燃料電池100(図1)の内部には、燃料電池100の積層方向に伸びる流路として、燃料ガス供給マニホールドと、燃料ガス排出マニホールドと、酸化剤ガス供給マニホールドと、酸化剤ガス排出マニホールドと、冷却媒体供給マニホールドと、冷却媒体排出マニホールドと、が形成されている(いずれも図示せず)。なお、図2には、上記いずれかのマニホールド150の一部を図示している。
燃料電池100には、高圧水素を貯蔵した水素タンク50から、シャットバルブ51、レギュレータ52、配管53を介して、燃料ガスとしての水素が供給される。燃料電池100に供給された水素は、燃料ガス供給マニホールドを介して各単セル140に分配され、各単セル140の燃料ガス流路ASおよびアノード側拡散層220を介して膜電極接合体200に供給され、膜電極接合体200における発電に利用される。発電に利用されなかった燃料ガス(アノードオフガス)は、燃料ガス排出マニホールドを介して燃料電池100の外部に排出され、排出配管63からシステムの外部に排出される。なお、燃料電池システム10は、アノードオフガスを配管53側に再循環させる再循環機構を有するとしてもよい。
燃料電池100には、また、エアポンプ60および配管61を介して、酸化剤ガスとしての空気が供給される。燃料電池100に供給された空気は、酸化剤ガス供給マニホールドを介して各単セル140に分配され、各単セル140の酸化剤ガス流路CSおよびカソード側拡散層210を介して膜電極接合体200に供給され、膜電極接合体200における発電に利用される。発電に利用されなかった酸化剤ガス(カソードオフガス)は、酸化剤ガス排出マニホールドを介して燃料電池100の外部に排出され、排出配管54からシステムの外部に排出される。
さらに、燃料電池100には、燃料電池100を冷却するため、ウォーターポンプ71および配管72を介して、ラジエータ70により冷却された冷却媒体が供給される。燃料電池100に供給された冷却媒体は、燃料電池100の内部に形成された冷却媒体供給マニホールドを介して各単セル140に分配され、各単セル140を冷却する。その後、冷却媒体は、燃料電池100の内部に形成された冷却媒体排出マニホールドを介して燃料電池100の外部に排出され、配管73を介してラジエータ70に循環する。冷却媒体としては、例えば水、エチレングリコール等の不凍液、空気などが用いられる。
単セル140の構成について、さらに詳細に説明する。図2に示すように、単セル140は、発電モジュール230の面方向に沿った外周部に配置されたシール部400を備える。本実施形態では、シール部400は、例えばポリエチレンナフタレートやポリエチレンテレフタレート、ポリイミドといった高分子材料で形成された固体シールである。シール部400は、発電モジュール230の外縁より外側の位置で、カソード側セパレータ310およびアノード側セパレータ320の両方に密着しており、これによって反応ガスの外部への漏洩が抑制される。また、シール部400の先端部410は、アノード側拡散層220の端面より内側、かつ、カソード側拡散層210の端面より外側の位置で、カソード側セパレータ310および膜電極接合体200の両方に密着しており、これによってアノード側とカソード側との間における反応ガスの漏洩(いわゆるクロスリーク)が抑制される。
カソード側拡散層210の端面と、カソード側拡散層210に対向するシール部400の先端部410の端面との間には、空間ESが形成されている。このような空間ESが形成されるのは、シール部400の寸法が寸法公差を考慮して設定されていることによる。すなわち、仮にシール部400が積層方向に沿ってカソード側拡散層210と重なるとシールの不具合が発生するおそれがあるため、寸法公差を考慮してもそのような重なりが発生しないように、シール部400の寸法を設定しているからである。
カソード側拡散層210の端部の一部、具体的には、空間ESに隣接する部分であり、かつ、カソード側セパレータ310における空間ESに最も近い平坦部312に接触する部分(以下、「カソード側特定部分212」と呼ぶ)には、樹脂が含浸されている。そのため、カソード側特定部分212は、内部空隙が樹脂で充填されて反応ガスの拡散性が極めて低い状態となっている。従って、カソード側特定部分212は、酸化剤ガス用の流路CSやカソード側拡散層210のカソード側特定部分212以外の部分から、酸化剤ガスが空間ESに流れ込むことを防止もしくは抑制する。
カソード側拡散層210の端面とシール部400の端面との間に空間ESが形成されていると、空間ESの位置において、膜電極接合体200上にカソード側拡散層210もシール部400も積層されていないこととなる。燃料電池100の運転時において、膜電極接合体200(電解質膜)は、反応ガスを介した乾湿入力によって膨張・収縮を繰り返し、その寸法が変化する。膜電極接合体200の寸法変化は、膜電極接合体200の疲労破壊を引き起こし得る。この寸法変化は、積層方向に沿って膜電極接合体200に加わる圧力(面圧力)により抑制されるが、空間ESの位置では、膜電極接合体200上にカソード側拡散層210もシール部400も積層されていないために膜電極接合体200に面圧力が加わらず、面圧力によって寸法変化が抑制されることはない。しかし、本実施形態では、カソード側特定部分212の存在により、空間ESへの酸化剤ガスの流れ込みが防止もしくは抑制されるため、空間ESに面した膜電極接合体200に対する乾湿入力が抑制され、膜電極接合体200の寸法変化を抑制して膜電極接合体200の疲労破壊を回避することができる。
A−2.発電モジュールの製造方法:
図3は、上述した構成を有する発電モジュール230の製造方法を示すフローチャートである。まず、膜電極接合体(MEA)200が製造され(ステップS110)、次に、膜電極接合体200上にカソード側拡散層210およびアノード側拡散層220が形成されて発電モジュール230が製造される(ステップS120)。最後に、発電モジュール230を構成するカソード側拡散層210のカソード側特定部分212に、樹脂が圧入される(ステップS130)。図4には、発電モジュール230を構成するカソード側拡散層210のカソード側特定部分212に、樹脂REを圧入している様子を示している。このようにして、カソード側特定部分212に樹脂が含浸された発電モジュール230が製造される。
B.第2実施形態:
図5は、第2実施形態における単セル140aの断面構成を示す説明図である。第2実施形態における単セル140aは、カソード側拡散層210に、樹脂が含浸されたカソード側特定部分212が存在せず、代わりに、アノード側拡散層220に、樹脂が含浸されたアノード側特定部分222が存在する点が、図2に示した第1実施形態の単セル140と異なっている。単セル140aのその他の構成は、第1実施形態と同様である。
アノード側特定部分222は、アノード側拡散層220の一部、具体的には、膜電極接合体200を介して空間ESに対向する部分であり、かつ、アノード側セパレータ320における空間ESに最も近い平坦部322に接触する部分である。アノード側特定部分222に含浸させる樹脂として、ポリプロピレンといった接着性を有する樹脂が用いられる。そのため、アノード側特定部分222は、膜電極接合体200に接着される。なお、本実施形態の発電モジュール230は、図3に示した第1実施形態と同様の方法で製造される。
第2実施形態における単セル140aでは、アノード側特定部分222に樹脂が含浸されているため、アノード側特定部分222は、内部空隙が樹脂で充填されて反応ガスの拡散性が極めて低い状態となっている。従って、アノード側特定部分222は、膜電極接合体200における空間ESに対向する部分に燃料ガスが到達することを防止もしくは抑制する。そのため、本実施形態では、膜電極接合体200における空間ESに対向する部分に対する燃料ガスを介した乾湿入力を抑制することができ、膜電極接合体200の寸法変化を抑制して膜電極接合体200の疲労破壊を回避することができる。また、本実施形態では、接着性を有する樹脂によってアノード側特定部分222が膜電極接合体200に接着されるため、膜電極接合体200の寸法変化をより確実に抑制して膜電極接合体200の疲労破壊をより確実に回避することができる。
C.第3実施形態:
図6は、第3実施形態における単セル140bの断面構成を示す説明図である。第3実施形態における単セル140bは、カソード側拡散層210に、樹脂が含浸されたカソード側特定部分212が存在し、さらに、アノード側拡散層220にも、樹脂が含浸されたアノード側特定部分222が存在する点が、図2,5に示した第1,2実施形態の単セルと異なっている。単セル140bのその他の構成は、第1,2実施形態と同様である。なお、本実施形態の発電モジュール230は、図3に示した第1実施形態と同様の方法で製造される。
第3実施形態における単セル140bでは、カソード側特定部分212の存在により、空間ESへの酸化剤ガスの流れ込みが防止もしくは抑制され、かつ、アノード側特定部分222の存在により、膜電極接合体200における空間ESに対向する部分に燃料ガスが到達することが防止もしくは抑制されるため、空間ESに面した膜電極接合体200に対する乾湿入力が確実に回避され、膜電極接合体200の寸法変化を効果的に抑制して膜電極接合体200の疲労破壊を回避することができる。
D.第4実施形態:
図7は、第4実施形態における発電モジュール230の製造方法を示すフローチャートである。第4実施形態の製造方法は、膜電極接合体200上にカソード側拡散層210およびアノード側拡散層220が形成される前に、カソード側拡散層210のカソード側特定部分212に樹脂が含浸される点が、図3に示した第1実施形態の製造方法と異なっている。すなわち、まず、膜電極接合体(MEA)200が製造され(ステップS110)、次に、カソード側拡散層210のカソード側特定部分212に樹脂が含浸される(ステップS112)。図8には、カソード側拡散層210のカソード側特定部分212を、樹脂REが入った容器に浸して、樹脂を含浸させている様子を示している。容器に浸す時間や樹脂REの温度等を制御することにより、カソード側特定部分212の内部に十分に樹脂を含浸させることができる。最後に、膜電極接合体200上にカソード側拡散層210およびアノード側拡散層220が形成されて発電モジュール230が製造される(ステップS120)。このようにして、カソード側特定部分212に樹脂が含浸された発電モジュール230が製造される。
なお、カソード側拡散層210のカソード側特定部分212に樹脂を含浸させるにあたり(ステップS112)、樹脂の圧入を行うとしてもよい。図9には、カソード側拡散層210を2つの平板で挟み、小口部分から樹脂REを圧入している様子を示している。また、図10には、カソード側拡散層210の両側の表面(最も面積の大きい2つの表面)から樹脂REを圧入している様子を示している。いずれの場合も、圧入の圧力、温度、時間等を制御することにより、所定の幅の樹脂含浸部分(カソード側特定部分212)を形成することができる。また、本実施形態の製造方法は、上述した第2,3実施形態における発電モジュール230にも適用できる。
E.変形例:
なお、この発明は上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記各実施形態における燃料電池システム10の構成は、あくまで一例であり、種々変形可能である。例えば、上記各実施形態において、カソード側拡散層210とアノード側拡散層220との少なくとも一方は、複数の層から構成されるとしてもよい。例えば、カソード側拡散層210は、膜電極接合体200に接触する膜側拡散層と、カソード側セパレータ310に接触するセパレータ側拡散層との2層から構成されるとしてもよい。この場合に、セパレータ側拡散層を、膜側拡散層より空孔率の高い多孔体材料を用いて形成することにより酸化剤ガスの流路として機能させ、カソード側セパレータ310の形状を平坦形状とすることも可能である。この場合には、カソード側拡散層210の略全面がカソード側セパレータ310と接触する。この場合には、膜側拡散層の一部(端部)とセパレータ側拡散層の一部(端部)とからカソード側特定部分212が構成されることとなる。同様に、例えば、アノード側拡散層220は、膜電極接合体200に接触する膜側拡散層と、アノード側セパレータ320に接触するセパレータ側拡散層との2層から構成されるとしてもよい。この場合に、セパレータ側拡散層を、膜側拡散層より空孔率の高い多孔体材料を用いて形成することにより燃料ガスの流路として機能させ、アノード側セパレータ320の形状を平坦形状とすることも可能である。この場合には、アノード側拡散層220の略全面がアノード側セパレータ320と接触する。この場合には、膜側拡散層の一部とセパレータ側拡散層の一部とからアノード側特定部分222が構成されることとなる。
また、上記各実施形態において、必ずしも発電モジュール230の外周部の全周に亘って、カソード側拡散層210の端面がアノード側拡散層220の端面より面方向に沿って内側に位置している必要はなく、発電モジュール230の外周部の少なくとも一部においてそのような構成になっていればよい。同様に、必ずしも発電モジュール230の外周部の全周に亘って、カソード側拡散層210の端面とカソード側拡散層210に対向するシール部400の先端部410の端面との間に空間ESが形成されている必要はなく、発電モジュール230の外周部の少なくとも一部においてそのような構成になっていればよい。この場合には、カソード側特定部分212およびアノード側特定部分222の内、空間ESに隣接するカソード側特定部分212および空間ESに対向するアノード側特定部分222に樹脂が含浸されていればよい。
また、上記各実施形態において、シール部400は、例えばゴム系のシール材料を用いた射出成形により形成されるとしてもよい。このような場合にも、シール材料の充填量や押し出し圧力、シール材料の粘性といった要因によって空間ESが形成され得る。
また、上記各実施形態の単セル140において、カソード側とアノード側とを逆にしてもよい。すなわち、アノード側拡散層220の端面は、カソード側拡散層210の端面より面方向に沿って内側に位置しており、アノード側拡散層220の端面と、アノード側拡散層220に対向するシール部400の先端部410の端面との間に空間ESが形成されているとしてもよい。この場合にも、アノード側拡散層220における空間ESに隣接する部分であり、かつ、アノード側セパレータ320における空間ESに最も近い平坦部322に接触する部分と、カソード側拡散層210における膜電極接合体200を介して空間ESに対向する部分であり、かつ、カソード側セパレータ310における空間ESに最も近い平坦部322に接触する部分と、の少なくとも一方に樹脂が含浸されているとすればよい。
また、上記各実施形態では、燃料電池100を構成する各部の材料を特定しているが、これらの材料に限定されるものではなく、適正な種々の材料を用いることができる。例えば、上記実施形態では、アノード側特定部分222に含浸させる樹脂として、接着性を有する樹脂を用いているが、必ずしも樹脂が接着性を有する必要はない。
10…燃料電池システム
50…水素タンク
51…シャットバルブ
52…レギュレータ
53…配管
54…排出配管
60…エアポンプ
61…配管
63…排出配管
70…ラジエータ
71…ウォーターポンプ
72…配管
73…配管
100…燃料電池
110…エンドプレート
120…絶縁板
130…集電板
140…単セル
150…マニホールド
200…膜電極接合体
210…カソード側拡散層
212…カソード側特定部分
220…アノード側拡散層
222…アノード側特定部分
230…発電モジュール
310…カソード側セパレータ
312…平坦部
314…谷部
320…アノード側セパレータ
322…平坦部
324…谷部
400…シール部
410…先端部

Claims (5)

  1. 燃料電池であって、
    電解質膜と前記電解質膜の両側の表面上に配置された電極層とを含む膜電極接合体と、多孔質材料により形成され前記膜電極接合体層を挟むように積層された一対の拡散層と、を有する発電モジュールと、
    前記発電モジュールを挟むように積層されると共に、前記拡散層に接触する接触部を有する一対のセパレータと、
    前記表面に平行な方向である面方向に沿った前記発電モジュールの外周部に配置されたシール部と、を備え、
    前記発電モジュールの前記外周部の少なくとも一部において、前記一対の拡散層の一方である第1の拡散層の端面は、前記第1の拡散層の前記端面と前記面方向に沿って対向する前記シール部の端面との間に空間が形成されるように、前記一対の拡散層の他方である第2の拡散層の端面より前記面方向に沿って内側に位置しており、
    前記第1の拡散層における前記空間に隣接する共に前記セパレータの前記接触部に接触する第1の特定部分と、前記第2の拡散層における前記空間に対向すると共に前記セパレータの前記接触部に接触する第2の特定部分と、の少なくとも一方に、樹脂が含浸されている、燃料電池。
  2. 請求項1に記載の燃料電池であって、
    前記第1の特定部分と前記第2の特定部分との両方に前記樹脂が含浸されている、燃料電池。
  3. 請求項1または請求項2に記載の燃料電池であって、
    前記第2の特定部分に前記樹脂が含浸されており、
    前記樹脂は、前記第2の特定部分と前記膜電極接合体とを接着する、燃料電池。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の燃料電池であって、
    前記一対のセパレータは、前記樹脂が含浸された前記特定部分を有する前記拡散層である特定拡散層に対向する範囲において、前記特定拡散層に接触する前記接触部と前記特定拡散層との間に反応ガス用の流路を形成する流路形成部との組が、複数繰り返された形状を有しており、
    前記特定拡散層における前記特定部分は、前記空間に最も近い前記接触部に接触する、燃料電池。
  5. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の燃料電池であって、
    前記樹脂が含浸された前記特定部分を有する前記拡散層である特定拡散層は、前記膜電極接合体に接触する膜側拡散層と、前記セパレータに接触するセパレータ側拡散層と、を含み、
    前記一対のセパレータは、前記特定拡散層に対向する範囲において、前記特定拡散層に対向する側の面は平坦形状であり、
    前記特定拡散層における前記特定部分は、前記膜側拡散層の一部および前記セパレータ側拡散層の一部を含む、燃料電池。
JP2012220163A 2012-10-02 2012-10-02 燃料電池 Active JP5811984B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012220163A JP5811984B2 (ja) 2012-10-02 2012-10-02 燃料電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012220163A JP5811984B2 (ja) 2012-10-02 2012-10-02 燃料電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014072171A true JP2014072171A (ja) 2014-04-21
JP5811984B2 JP5811984B2 (ja) 2015-11-11

Family

ID=50747174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012220163A Active JP5811984B2 (ja) 2012-10-02 2012-10-02 燃料電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5811984B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001338655A (ja) * 2000-05-30 2001-12-07 Sanyo Electric Co Ltd 燃料電池
JP2004265824A (ja) * 2003-03-04 2004-09-24 Honda Motor Co Ltd 燃料電池
JP2005158690A (ja) * 2003-10-27 2005-06-16 Mitsubishi Electric Corp 燃料電池およびその製造方法
JP2007157454A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃料電池
JP2010015939A (ja) * 2008-07-07 2010-01-21 Toyota Motor Corp 燃料電池
JP2010040169A (ja) * 2006-11-10 2010-02-18 Toyota Motor Corp 燃料電池および燃料電池の製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001338655A (ja) * 2000-05-30 2001-12-07 Sanyo Electric Co Ltd 燃料電池
JP2004265824A (ja) * 2003-03-04 2004-09-24 Honda Motor Co Ltd 燃料電池
JP2005158690A (ja) * 2003-10-27 2005-06-16 Mitsubishi Electric Corp 燃料電池およびその製造方法
JP2007157454A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃料電池
JP2010040169A (ja) * 2006-11-10 2010-02-18 Toyota Motor Corp 燃料電池および燃料電池の製造方法
JP2010015939A (ja) * 2008-07-07 2010-01-21 Toyota Motor Corp 燃料電池

Also Published As

Publication number Publication date
JP5811984B2 (ja) 2015-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10056640B2 (en) Bipolar plate for fuel cell, fuel cell and method for producing the bipolar plate
US9525188B2 (en) Cell module and fuel cell stack
JP5877504B2 (ja) 固体高分子形燃料電池用膜電極接合体
US10559835B2 (en) Resin-framed membrane-electrode assembly for fuel cell
CN109950571B (zh) 燃料电池
JP5660256B1 (ja) 固体高分子電解質型燃料電池
JP2014216226A (ja) 接合体アッセンブリ
JP4957091B2 (ja) 燃料電池
JP2015170398A (ja) 固体高分子電解質型燃料電池
JP2013012324A (ja) 燃料電池
US11508982B2 (en) Fuel cell stack
JP2010182483A (ja) 燃料電池セルおよび燃料電池
JP5811984B2 (ja) 燃料電池
JP6255720B2 (ja) 膜電極構造体及びその製造方法
JP2009211977A (ja) 燃料電池、および、電池ユニット
JP2010244871A (ja) 燃料電池
EP4002526B1 (en) Fuel cell
JP2012033325A (ja) 燃料電池
JP7452465B2 (ja) 燃料電池
US20240141509A1 (en) Water electrolysis cell
JP2024062492A (ja) 水電解セル
JP2023168686A (ja) 燃料電池スタック
JP2022175656A (ja) 燃料電池
JP2014203638A (ja) 燃料電池
JP2012064540A (ja) 燃料電池

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20140404

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150526

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150527

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150617

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150825

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150907

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5811984

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151