JP2014071830A - 警備システム - Google Patents

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Abstract

【課題】非常時においても、通信ユニットと監視センターとが通信可能な警備システムを、通信ユニットのコスト増を抑制しつつ構築する。
【解決手段】一の通信ユニット3が、外部通信手段5が監視センター4と通信可能か否かを確認する通信状況確認手段31と、通信状況確認手段31が外部通信手段5が監視センター4と通信できない場合に、他の通信ユニット3に当該一の通信ユニット3に代わって通信情報dを監視センター4に通信することを要求する代理通信要求信号pを送信する代理要求送信手段32とを備え、他の通信ユニット3から代理通信要求信号pを受信し、かつ当該一の通信ユニット3の通信状況確認手段31が、外部通信手段5が監視センター4と通信可能と確認した場合に、他の通信ユニット3の通信情報dを、監視センター4に代理で送信する代理送信手段33を備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、異常を検知する検知手段と、非常用電源を備えるとともに前記検知手段からの信号を受信する複数の通信ユニットと、前記複数の通信ユニットからの信号を受信する監視センターとから構成され、前記通信ユニットに対して、当該通信ユニットからの信号を監視センターに送信する外部通信手段が設けられる警備システムに関する。
一般的に、警備システムは、通信ユニットが、検知手段からの信号を受信すると通信回線を介して監視センターと通信するように構成されている。警備システムにおいては、異常の検知を確実に監視センターに通知する必要があるため、通信ユニット及び通信回線の双方に高い信頼性が求められる。通信ユニット自体には、停電時などにおいても動作可能なように非常用電源が備えられていることが一般的である。
一方通信回線の信頼性という点においては、特許文献1に示すように、確実に通信ユニットから監視センターへの通信を行うため、インターネット回線などメインとなる回線に接続するための外部通信手段の他に、バックアップ用として無線通信回線に接続するための外部通信手段を別途備える構成が知られている。
特開2011−215841号公報
しかしながら、特許文献1に記載の警備システムにおいては、例えば、通信ユニットが設置された地域において計画停電があった場合などの非常時においては、外部通信手段が外部からの電力供給により動作する場合に、メインの外部通信手段に加え、バックアップ用の外部通信手段も利用不可能となる可能性がある。また、通常時に使用しない外部通信手段を別途備えることにより、その分、通信ユニットのコストが増加するという問題がある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、外部通信手段の電力供給が断たれるといった非常時においても、通信ユニットと監視センターとが通信可能な警備システムを、通信ユニットのコスト増を抑制しつつ構築することにある。
本発明に係る警備システムの特徴は、異常を検知する検知手段と、非常用電源を備えるとともに前記検知手段からの信号を受信する複数の通信ユニットと、前記複数の通信ユニットからの信号を受信する監視センターとから構成され、前記通信ユニットに対して、当該通信ユニットからの信号を監視センターに送信する外部通信手段が設けられる警備システムであって、
一の通信ユニットが、
当該一の通信ユニットに対して設けられた前記外部通信手段が前記監視センターと通信可能か否かを確認する通信状況確認手段と、
前記通信状況確認手段が、前記外部通信手段が監視センターと通信できないと確認した場合に、他の通信ユニットに当該一の通信ユニットに代わって当該一の通信ユニットが監視センターに通信すべき情報を前記監視センターに通信することを要求する代理通信要求信号を送信する代理要求送信手段とを備え、
他の通信ユニットから前記代理通信要求信号を受信し、かつ当該一の通信ユニットの通信状況確認手段が、当該一の通信ユニットに対して設けられる前記外部通信手段が監視センターと通信可能と確認した場合に、前記他の通信ユニットが前記監視センターに通信すべき情報を、前記監視センターに代理で送信する代理送信手段を備えた点にある。
上記特徴構成によれば、自らが備える外部通信手段が監視センターと通信できない通信ユニットは、近隣の通信ユニットに代理要求信号を送信する。また、監視センターと通信可能な通信ユニットは、代理要求信号を受信した際に、センターに対して代理通信を行う。このような仕組みにより、非常時などにおいて、監視センターと通信できなくなった通信ユニットは、近隣の通信ユニットに代理通信要求を送信し、当該代理通信要求は監視センターと通信可能な通信ユニットに届くまで他の通信ユニットにより送信され続ける。よって、例えば、外部通信手段の電力供給が断たれるなどの非常時においても、通信ユニットと監視センターとが通信可能な警備システムを構築できる。また、別途外部通信手段を備える必要がないため、通信ユニットのコスト増を抑制することもできる。
さらに、前記一の通信ユニットが、前記他の通信ユニットが前記監視センターに通信すべき情報を、前記監視センターに代理で送信する場合に、通信すべき情報の通信経路情報を付与して前記監視センターに送信する点にある。
上記特徴構成によれば、監視センターが一の通信ユニットから受信した信号のみから、他の通信ユニットに関する情報ともに、その情報が通信された経路情報を取得することができる。よって、監視センターで、例えば、他の通信ユニットへの返信を行ったり、他の通信ユニットが故障していないか否かを調べることができるようになる。
また、前記監視センターは、前記他の通信ユニットが前記監視センターに通信すべき情報を、前記一の通信ユニットから受信し、且つ、前記通信経路情報が付与されている場合に、
前記他の通信ユニットへ通信すべき情報を、前記通信経路情報に含まれる通信経路を逆に辿って、前記他の通信ユニットへ通信する点にある。
上記特徴構成によれば、通信経路情報から、監視センターで、監視センターと通信できない外部通信手段を備える通信ユニット(他の通信ユニット)との通信が可能な通信経路を把握することができる。よって、監視センターから他の通信ユニットへの通信を容易に行うことができ、双方向の通信を実現することができる。
さらに、前記外部通信手段が、外部から電力の供給を受けて動作する機器であり、
前記通信状況確認手段が、前記外部通信手段への電力の供給がある場合に通信可能であると確認し、電力の供給がない場合に通信できないと確認する点にある。
上記特徴構成によれば、電力供給の有無を確認するだけで、外部通信手段が監視センターと通信可能か否かを確認することができる。よって、例えば停電時などで外部通信手段への電力供給が遮断されている状況において、即座に、代理通信すべきことを判断できる。
停電時においても動作可能な前記外部通信手段を備える前記通信ユニットを、少なくとも1つ前記複数の通信ユニットのいずれかを介して通信可能な場所に備える点にある。
上記特徴構成によれば、停電時においては動作不可能な外部通信手段を備える通信ユニットが代理通信要求信号を送信すると、その他の通信ユニット間で再送されることで、停電時においても動作可能な通信ユニットと通信可能な通信ユニットを介して、監視センターと通信することができる。よって、少ない数の停電時においても動作可能な前記外部通信手段であっても、停電時においては動作不可能な外部通信手段を備える複数の通信ユニットが監視センターと通信できる警備システムを構築できる。
また、前記監視センターに、地域の停電情報を取得する停電情報取得手段を備え、
前記一の通信ユニットを介して前記他の通信ユニットから送信されるべき情報が代理で送信されてきた場合で、且つ、当該他の通信ユニットが停電状態にない地域に位置している場合に、当該他の通信ユニットに対して設けられている外部通信手段が故障している可能性があると判断する点にある。
上記特徴構成によれば、監視センターで、外部通信手段が故障している可能性の高いものを抽出することができる。よって、この情報を利用することで、外部通信手段のメンテナンスの要否をより高い精度で判断することができるようになる。
さらに、前記一の通信ユニットからの信号を受信する一の監視センターと、
前記他の通信ユニットからの信号を受信する他の監視センターとが別個独立に設けられ、
前記一の通信ユニットが、
前記他の通信ユニットから前記代理通信要求信号を受信し、かつ当該一の通信ユニットの通信状況確認手段が当該一の通信ユニットに対して設けられる前記外部通信手段が前記他の監視センターと通信可能と確認した場合に、
前記他の通信ユニットが前記他の監視センターに通信すべき情報を、当該他の監視センターに代理で送信する構成としても良い。
上記特徴構成によれば、例えば、通信ユニット同士が通信可能であれば、事業者が異なる場合であっても代理通信を行うことができる。また、例えば、停電が起きた場合に、異なる地域の通信ユニットを介して代理通信を行うことができる。よって、非常時においても、通信ユニットと監視センターとが通信可能な警備システム構築にかかるコストを抑制することができる。
また、前記一の通信ユニットからの信号を受信する一の監視センターと、
前記他の通信ユニットからの信号を受信する他の監視センターとが別個独立に設けられるとともに、前記一の監視センターと前記他の監視センターとが通信可能に構成され、
前記一の通信ユニットが、
前記他の通信ユニットから前記代理通信要求信号を受信し、かつ当該一の通信ユニットの通信状況確認手段が当該一の通信ユニットに対して設けられる前記外部通信手段が前記一の監視センターと通信可能と確認した場合に、
前記他の通信ユニットが前記他の監視センターに通信すべき情報を当該一の監視センターに代理で送信するとともに、当該情報を受信した前記一の監視センターが当該情報を前記他の監視センターに送信する構成としても良い。
上記特徴構成によれば、他の監視センターと直接通信可能な通信ユニットが存在しない場合であっても、他の通信ユニットと他の監視センターとの間で通信を行うことが可能となる。ここで、一般的に監視センター間では、緊急時においても信頼性の高い回線が用いられる。このため上記特徴構成では、緊急時においても他の通信ユニットと他の監視センターとが高い確率で通信が可能となり得る。
さらに上記特徴構成とする場合には、前記一の通信ユニットの前記通信状況確認手段が、当該一の通信ユニットに対して設けられた前記外部通信手段が前記一の監視センターまたは前記他の監視センターと通信可能か否かを確認するように構成され、
前記一の通信ユニットが、
当該一の通信ユニットの前記通信状況確認手段が、前記外部通信手段が前記他の監視センターと通信できないが前記一の監視センターと通信可能と確認した場合に、
前記他の監視センターに前記一の通信ユニットに代わって当該一の通信ユニットが前記他の監視センターに通信すべき情報を前記一の監視センターに代理で通信することを要求するセンター代理通信要求信号を送信するセンター代理要求送信手段を備え、
前記一の監視センターが、
前記一の通信ユニットが前記他の監視センターと通信すべき情報を、前記他の監視センターに代理で通信するセンター代理送信手段を備えた構成とすると好適である。
本発明の実施形態に係る警備システムの概要図 本発明の実施形態に係る通信ユニットの詳細構成図 本発明の実施形態に係る外部通信手段の一例を示す図 本発明の実施形態に係る警備システムの動作の一例を示す図 本発明の第2実施形態に係る警備システムの概要図 本発明の第2実施形態に係る警備システムの動作の一例を示す図 本発明の第2実施形態に係る警備システムの動作の別の例を示す図
〔第1実施形態〕
以下では、本願発明に係る警備システム1の実施形態を、図を用いて説明する。図1に示すように、警備システム1は、一戸住宅や集合住宅など各地に設置された複数の通信ユニット3と監視センター4の間で通信を行い、遠隔地に設けられた監視センター4において、通信ユニット3の周囲の異常を検知可能に構成されている。具体的には、警備システム1は、異常を検知する検知手段2と、検知手段2からの信号を受信する複数の通信ユニット3と、複数の通信ユニット3からの信号を受信する監視センター4とから構成される。
通信ユニット3は、1つの監視エリアR内における異常を監視センター4に通知する役割を担っている。例えば、監視エリアRとしては、集合住宅における一戸単位と設定することができる。監視エリアR内には、1つ以上の検知手段2が設けられ、検知手段2により監視エリアR内の異常が検知され、通信ユニット3に異常を検知した旨の信号が送信される。この他にも、通信ユニット3は、検知手段2との間で定期通信などを行うように構成されている。
検知手段2は、監視エリアR内の異常として、例えば、人の侵入の検知や火災の発生などを検知するように構成されている。検知手段2としては、例えば、マグネット検知手段、熱検知手段、及び振動検知手段など、各種の物理検知手段を用いることができる。本実施形態においては、検知手段2は、通信ユニット3と無線で通信するように構成されている。
通信ユニット3には、当該通信ユニット3からの信号を監視センター4に送信する外部通信手段5が設けられている。外部通信手段5は、通信ユニット3と監視センター4とのデータの送受信を通信回線を介して行う機能を有する機器である。外部通信手段5は、後述するコントローラ30と一体化されている場合と、別途外部に設けられる場合がある。
具体的には、コントローラ30と一体化されている場合としては、監視センター4との通信に固定電話回線を用いる通信ユニット3であって、外部通信手段5としてNCU(Network Control Unit)を備える場合がある。NCUに対しては、基地局から電力の供給が行われるため、停電時においても、非常用電源7のみで通信ユニット3は監視センター4と通信が可能である。
一方、外部通信手段5が別途外部に設けられる場合としては、監視センター4との通信にインターネット回線を用いる通信ユニット3であって、外部通信手段5としてルータを備える場合がある。ここで、外部通信手段5が通信ユニット3とは別体として備えられている場合、外部通信手段5の電力供給は、通信ユニット3への電力供給とは別系統となる。従って、停電等の理由によりルータに電力が供給されない状況では、通信ユニット3、監視センター4間の通信は確立できない。
本実施形態において、通信ユニット3は、監視センター4と通信するための外部通信手段5とは別に、無線通信手段6を備える。通信ユニット3は、図2に示すように、当該無線通信手段6により、検知手段2と無線で通信を行うように構成されている。即ち、無線通信手段6は、検知手段2の他に、近隣の通信ユニット3に対しても通信可能に構成されている。
また、通信ユニット3は、停電時においても動作可能なように非常用電源7を備えている。非常用電源7は、少なくともコントローラ30及び無線通信手段6に対して給電を行う。なお、本実施形態においては、図1に示すように、外部通信手段5が別途外部に設けられる場合には、非常用電源7から外部通信手段5に対しての給電は行われない。このような場合、外部通信手段5は、通常、商用電源等の外部から電力の供給を受けて動作するように構成される。
監視センター4は、通信ユニット3と、通信回線を介して双方向に通信可能に構成されている。本実施形態においては、監視センター4は、通信ユニット3と有線または移動体通信用の回線を介して接続されている。
〔通信ユニットの詳細構成〕
図2に示すように、通信ユニット3は、当該通信ユニット3に対してそれぞれ設けられた外部通信手段5の動作などを制御するためのコントローラ30を備えている。コントローラ30は、記憶手段及び演算手段を備えたマイクロコンピュータにより構成される。本実施形態においては、コントローラ30には、通信状況確認手段31、代理要求送信手段32、代理送信手段33、及び通信経路付与手段34が設けられている。
以下の説明で、「自身の」とは、通信ユニット3に対して対応して設けられている特定の外部通信手段5、当該通信ユニット3に備えられる上記手段31、32、33、34を意味するために使用する。
通信状況確認手段31は、自身の外部通信手段5が監視センター4と通信可能か否かを確認するように構成されている。外部通信手段5が監視センター4と通信可能か否かは、例えば、外部通信手段5が正常に動作し、かつ外部通信手段5と監視センター4との間の通信回線に問題が生じた場合には、外部通信手段5から監視センター4と通信できない旨の通知を受信することで判断できる。また、外部通信手段5が正常に動作していない場合には、例えば、通信状況確認手段31から外部通信手段5に信号を送った後、外部通信手段5からの応答信号を所定時間内に受信できるか否かをもって、外部通信手段5が監視センター4と通信可能か否かの判断を行うことができる。
本実施形態においては、図2に示すように、自身の外部通信手段5が外部から電力の供給を受けて動作する機器である場合、通信状況確認手段31は、当該外部通信手段5への電力の供給がある場合に通信可能であると判断し、電力の供給がない場合に通信できないと判断するように構成されている。例えば、通信状況確認手段31は、自身の外部通信手段5に接続された電力供給線に電力検知手段310を備え、当該電力検知手段の出力から外部通信手段5への電力供給の有無を判断することができる。
代理要求送信手段32は、通信ユニット3が監視センター4に対して送信する内容を、他の通信ユニット3に代理で送信させる信号を送信するように構成されている。代理要求送信手段32は、自身の通信状況確認手段31が、自身の外部通信手段5が通信不可能なために通信ユニット3が監視センター4と通信できないと確認した場合に、他の通信ユニット3に対して、無線通信手段6を用いて代理通信要求信号pを送信するように構成されている。ここで、代理通信要求信号pは、『代理通信要求信号pを送信する通信ユニット3に代わって、当該通信ユニット3が監視センター4に通信すべき情報を、監視センター4に通信することを要求する』旨の信号である。本実施形態においては、代理通信要求信号pには、当該代理通信要求信号pを送信する通信ユニット3が本来、外部通信手段5に対して送信すべき情報(以下では単に『通信情報d』と呼ぶ。)が含まれる。
代理送信手段33は、通信ユニット3が、無線通信手段6を介して他の通信ユニット3から代理通信要求信号pを受信し、かつ外部通信手段5が通信可能な場合に、他の通信ユニット3に代って、外部通信手段5を用い代理で通信するように構成されている。より詳しくは、代理送信手段33は、代理通信要求信号pを受信し、かつ代理送信手段33を備える通信ユニット3の通信状況確認手段31が、通信ユニット3に対して設けられる外部通信手段5が監視センター4と通信可能と確認した場合に、他の通信ユニット3が監視センター4に通信すべき情報(他の通信ユニット3の通信情報d)を、監視センター4に代理で送信するように構成されている。
本実施形態においては、コントローラ30には、さらに通信経路付与手段34が備えられている。通信経路付与手段34は、通信ユニット3の代理送信手段33が、他の通信ユニット3が監視センター4に通信すべき情報(他の通信ユニット3の通信情報d)を、監視センター4に代理で送信する場合に、当該通信情報dの通信経路情報rを付与するように構成されている。すなわち、本実施形態においては、通信ユニット3は代理で送信する場合に、他の通信ユニット3が監視センター4に通信すべき情報に加え、当該通信すべき情報の通信経路情報rを、監視センター4に送信する。
ここで、通信経路情報rには、代理通信要求信号pを最初に送信した通信ユニット3(他の通信ユニット3)から、当該代理通信要求信号pを受信し代理で監視センター4に通信を行う通信ユニット3までの通信経路が含まれている。通信経路情報rに含まれる通信経路には、途中で経由した通信ユニット3がある場合には、当該通信ユニット3が含まれる。
なお、通信経路付与手段34が監視センター4に通信経路情報rを送信するにあたっては、代理通信要求信号pを受信した通信ユニット3が、監視センター4と通信不可能な場合には、代理通信要求信号pを受信した際に、当該代理通信要求信号pを送信した通信ユニット3の情報を代理通信要求信号pに付与する構成とすると好適である。このような構成とすれば、途中で経由した通信ユニット3の情報が代理通信要求信号pに含まれるため、代理通信要求信号pが、最終的に監視センター4と通信を行う通信ユニット3に受信された際に、当該通信ユニット3が容易に通信経路情報rを作成できる。
〔通信ユニットの種類〕
本実施形態に係る警備システム1は、複数種の通信ユニット3を備える。通信ユニット3は、大別して、停電時においては通信不可能な通信ユニット3と、停電時においても通信可能な通信ユニット3との2種類に分けられる。以下、図2、図3を使用して説明する。
図2に示すように、停電時においては通信不可能な通信ユニット3は、自身の外部通信手段5が商用電源などの外部から電力の供給を受けて動作する構成で、かつ、その外部通信手段5に対して非常用電源を備えない構成のものである。具体的には、外部通信手段5としてインターネット回線に接続するためのルータを用いる通信ユニット3や、移動体通信用の回線に接続するためのモバイルルータを用いる通信ユニット3がある。このような通信ユニット3は、これらの外部通信手段5に対して別途、非常用電源が用意されていない場合には、停電時、外部通信手段5に電力が供給されず、通信ユニット3は、監視センター4と通信できなくなる。ただし、この場合でも、通信ユニット3は非常用電源7を備えるため、コントローラ30及び無線通信手段6は動作可能である。
図2の上側に、電源供給が保たれている通信ユニット3を「独立通信可」として示し、同図下側に、停電状態にあり、通信できない通信ユニット3を「独立通信不可」として示した。
本願発明に係る警備システム1は、このような停電時においてコントローラ30及び無線通信手段6は正常に動作するものの、外部通信手段5を介した監視センター4との通信が不可能となる通信ユニット3を、監視センター4と通信可能とするためのシステムである。なお、本願発明に係る警備システム1は、停電時に限らず、外部通信手段5と監視センター4とが通信できない状況下において有効に機能する。
一方、図3に示すように、停電時においても通信可能な通信ユニット3は、停電時においても動作可能な外部通信手段5を備える。図2と同様に、この状態を「独立通信可」として示した。具体的には、外部通信手段5として固定電話回線に接続するためのNCUをコントローラ30と同様の1つの筐体内に内蔵している通信ユニット3や、外部通信手段5として携帯電話回線に接続するためのモバイルルータを用いるとともに、当該モバイルルータ用の非常用電源を備える通信ユニット3がある。
本実施形態に係る警備システム1は、警備システム1内の複数の通信ユニット3のいずれかを介して通信可能な場所に、停電時においても通信可能な通信ユニット3を少なくとも1つ備える。より好ましくは、停電時においても通信可能な通信ユニット3を1つ以上、複数の通信ユニット3のそれぞれが、他の通信ユニット3を経由して間接的に、もしくは直接に通信可能な状態となるように設置すると良い。
このような停電時においても通信可能な通信ユニット3としては、図4に示すように、例えば、複数の通信ユニット3が設けられた集合住宅において、管理室などに設置すると好適である。また、モバイルルータを用いた通信ユニット3を、当該モバイルルータ用の非常用電源を備える車両に積載し、複数の通信ユニット3から通信可能な範囲を移動可能に構成しても良い。
〔通信ユニットの動作〕
本願システムにあっては、外部通信手段5が監視センター4と通信できなくなった通信ユニット3が出現したとしても、当該通信ユニット3は、外部通信手段5が監視センター4と通信可能な通信ユニット3を介して、監視センター4と通信することができる。具体的には、例えば、特定の地域において計画停電があった場合でも、停電時において通信不可能な通信ユニット3が、停電時においても通信可能な通信ユニット3を介して監視センター4と通信を行うことができる。
このような場合における通信手順を、停電時の場合を例として、図4を用いて具体的に説明する。図4に示す例は、集合住宅に、複数の停電時において独立通信不可能な通信ユニット3(3a〜3c)が備えられるとともに、管理室に停電時においても独立通信可能な通信ユニット3(3d)を備える。通信ユニット3dは、外部通信手段5として携帯電話回線に接続するためのモバイルルータを用いるとともに、当該モバイルルータ用の非常用電源を備える場合を示しているが、通信ユニット3dは、NCUを備える構成であっても構わない。
ここで、停電時の通信ユニット3aの動作について説明すると、通信ユニット3aは、監視センター4との通信が必要となった場合に、まず、通信状況確認手段31により、外部通信手段5が通信不可能であることを確認する。次に、代理要求送信手段32により、無線通信手段6を用いて、近隣の通信ユニット3bに、通信情報dを含む代理通信要求信号pを送信する。
代理通信要求信号pを受信した通信ユニット3bは、通信状況確認手段31により外部通信手段5により通信可能かを確認し、通信が不可能な場合には、代理通信要求信号pを近隣の通信ユニット3cに再送する。通信ユニット3cもまた、監視センター4と通信不可能なため、代理通信要求信号pを近隣の通信ユニット3dに再送する。このように外部通信手段5による通信が可能な通信ユニット3dに代理通信要求信号pが受信されるまで、代理通信要求信号pの再送が行われる。
外部通信手段5による通信が可能な通信ユニット3dに代理通信要求信号pが受信されると、当該通信ユニット3は、通信経路付与手段34により、通信情報dに代理通信要求信号pを送信した通信ユニット3から当該通信ユニット3までの通信経路情報rを付与して、監視センター4に送信する。以上のように通信ユニット3a〜3dが動作することにより、停電時において通信不可能な通信ユニット3aが、監視センター4と通信することができる。
なお、上記説明においては、停電により外部通信手段5が監視センター4と通信できなくなった場合を例として説明したが、停電に限らず、外部通信手段5と監視センター4との間の通信回線が不調な場合においても、同様の動作により、他の通信ユニット3を介して監視センター4と通信することができる。
〔監視センター〕
監視センター4は、特定の通信ユニット3が監視センター4に通信すべき情報を、別の通信ユニット3から受信し、且つ、通信経路情報rが付与されている場合に、特定の通信ユニット3へ通信すべき情報を、通信経路情報rに含まれる通信経路を逆に辿って、特定の通信ユニット3へ通信するように構成されている。ここで、監視センター4から通信ユニット3へ通信すべき情報としては、例えば、通信ユニット3から送信された情報に対する返信情報や、通信ユニット3の状態の問い合わせ、防犯ブザーの停止要求などがある。これにより、監視センター4と直接通信ができなくなった通信ユニット3であっても、非停電時と同様に監視センター4と双方向に通信することができる。
本実施形態においては、監視センター4は、地域の停電情報を取得する停電情報取得手段を備えている。監視センター4は、一の通信ユニット3を介して他の通信ユニット3から送信されるべき情報(他の通信ユニット3の通信情報d)が代理で送信されてきた場合で、且つ、取得した停電情報に基づいて当該他の通信ユニット3が停電状態にない地域に位置していると判断された場合に、当該他の通信ユニット3に対して設けられている外部通信手段5が故障している可能性があると判断する。
なお、外部通信手段5が通信できない理由としては、外部通信手段5の故障もしくは外部通信手段5と監視センター4との間の通信回線が不調である場合が考えられるため、必ずしも外部通信手段5が故障しているとは限らないが、この情報を利用することで、外部通信手段5のメンテナンスの要否の判断材料として用いることが可能である。なお、他の通信ユニット3が停電状態の地域に位置している場合には、外部通信手段5の故障の可能性は低いと判断できる。
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態においては、本発明に係る警備システム1内に、1つの監視センター4に対して複数の通信ユニット3が存在する場合の例を示したが、本発明において警備システム1内に存在する監視センター4の数は1つに限られない。以下では、警備システム1内に、監視センター4が複数設けられている場合の一例を、図5〜7を用いて説明する。なお、上記第1実施形態と同様の構成については、説明を省略する。
図5に示すように本実施形態においては、監視センター4aとは別に監視センター4xが存在する。監視センター4aと監視センター4xとは、異なる監視エリアR(Ra、Rx)を担当するように構成されている。このような構成は、例えば、監視センター4aと監視センター4xとが、警備サービスを提供する異なる事業者の監視センター4である場合や、同一事業者であってもエリアの違いにより異なる監視センター4とされている場合がある。これらの監視センター4(4a、4x)は、災害時においても信頼性の高い回線によって相互に通信可能に接続されている。
ここで、監視センター4aが本発明における「他の監視センター」に相当し、監視センター4xが「一の監視センター」に相当する。また、通信ユニット3aは「他の通信ユニット」に相当し、通信ユニット3xは「一の通信ユニット」に相当する。
停電状態にない平常時には、監視センター4aと通信ユニット3aとが通信を行い、監視センター4xと通信ユニット3xとが通信を行うように構成されている。このような構成は、例えば監視センター4aの事業者と通信ユニット3aの利用者とが契約関係にあり、他の監視センター4xの事業者と他の通信ユニット3xの利用者とが契約関係にある場合がある。
ここで、本実施形態においては、通信ユニット3aと通信ユニット3xとは、無線通信手段6を用いて相互に通信可能に構成されている。このような構成は、例えば、通信ユニット3aと通信ユニット3xとが同じメーカーの通信ユニット3である場合に相当する。
本実施形態においては、通信ユニット3(3a及び3x)の通信状況確認手段31は、当該通信ユニット3に対して設けられた外部通信手段5が監視センター4または当該監視センター4以外の他の監視センター4と通信可能か否かを確認するように構成される。さらに、通信ユニット3は、平常時において当該通信ユニット3と通信を行う監視センター4に代理通信を要求するセンター代理要求送信手段36を備える。
監視センター4は、平常時において当該監視センター4と通信を行う通信ユニット3の通信すべき情報を代理で通信するセンター代理送信手段42を備えている。また、第1実施形態における通信ユニット3と同様に、監視センター4は、通信情報dを他の監視センター4に送信する際に、通信情報dの通信経路情報rを付与するための通信経路付与手段43を備える。以下では、本実施形態における警備システム1に特有の代理通信方法について図6及び7を用いて説明する。
図6に、図5の警備システム1において通信ユニット3aの外部通信手段5aが通信不可能となった場合の代理通信方法の一例を示す。図6において、通信ユニット3xは監視センター4aと通信可能である。このとき、通信ユニット3xが、通信ユニット3aから代理通信要求信号pを受信すると、通信ユニット3xの通信状況確認手段31は、当該通信ユニット3xに対して設けられる外部通信手段5xが監視センター4aと通信可能と確認する。そして、通信ユニット3aが外部通信手段5aに通信すべき情報dは、通信ユニット3xにより代理で通信ユニット3aへ送信される。このようにして、通信ユニット3は、平常時において通信を行わない監視センター4に対しても代理通信を行うことができる。
図7に、図5の警備システム1において通信ユニット3aの外部通信手段5aが通信不可能となった場合の代理通信方法の別の例を示す。図7において、通信ユニット3xは、通信ユニット3aとは通信不可能である一方、通信ユニット3xと通信可能である。このとき、他の通信ユニット3xが、通信ユニット3aから代理通信要求信号pを受信すると、通信ユニット3xの通信状況確認手段31は、通信ユニット3xに対して設けられる外部通信手段5xにより監視センター4xと通信可能と確認する。
通信ユニット3xは、通信ユニット3aが監視センター4aに通信すべき情報dを、監視センター4xに送信する。具体的には、通信ユニット3xのセンター代理送信手段42が、監視センター4aに通信ユニット3xに代わって通信ユニット3xが監視センター4aに通信すべき情報d(通信情報d)を監視センター4xに代理で通信することを要求するセンター代理通信要求信号pxに通信情報dを含めてを送信する。ここで、「通信ユニット3xが監視センター4aに通信すべき情報d」とは、通信ユニット3xが通信ユニット3aから受信した代理通信要求信号pに含まれる通信情報dを意味する。
そして、通信情報dを受信した監視センター4xは、通信情報dを監視センター4aに送信する。具体的には、監視センター4xのセンター代理送信手段42が、通信ユニット3xが監視センター4aと通信すべき情報dを、監視センター4aに代理で通信する。このようにして、通信ユニット3は、平常時において通信を行っている監視センター4を介して、当該監視センター4とは異なる監視センター4に対して代理通信を行うことができる。
さらに、本実施形態においては代理送信の際に通信経路付与手段43により、通信ユニット3aから監視センター4aまでの通信経路情報rを付与することができる。これにより、監視センター4aは受信した通信経路情報rを用いて、通信ユニット3aへの通信を容易に行うことができる。
〔その他の実施形態〕
(1)上記第1実施形態においては明示しなかったが、通信ユニット3は相互に通信可能に構成されている場合(例えば、同一メーカーの製品)には、通信ユニット3を用いる警備サービスの提供元である事業者が異なっていても構わない。すなわち、異なる事業者が有する通信ユニット3間において、本願発明に係る警備システム1を構築しても構わない。
(2)上記第1実施形態においては、通信ユニット3が、通信経路付与手段34を備える構成の例を示した。しかし、通信ユニット3が通信経路付与手段34を備えない構成としても構わない。この場合、監視センター4から代理通信要求信号pを送信した通信ユニット3への方向の通信においては、当該通信ユニット3に信号が受信されるまで、その他の通信ユニット3によりブロードキャストで再送されるように構成すると良い。
(3)上記第1実施形態においては、外部通信手段5が、外部から電力の供給を受けて動作する機器であり、通信状況確認手段31が、外部通信手段5への電力の供給がある場合に通信可能であると確認する構成の例を示した。しかし、通信状況確認手段31の構成を異なるものとしても構わない。例えば、通信状況確認手段31から外部通信手段5に信号を送った後、外部通信手段5からの応答信号を所定時間内に受信できるか否かをもってのみ、外部通信手段5が監視センター4と通信可能か否かの判断を行う構成としても構わない。
(4)上記第1実施形態においては、監視センター4が、停電情報取得手段を備える構成の例を示した。しかし、監視センター4が停電情報取得手段を備えない構成としても構わない。
本発明は、異常を検知する検知手段と、非常用電源を備えるとともに前記検知手段からの信号を受信する複数の通信ユニットと、前記複数の通信ユニットからの信号を受信する監視センターとから構成され、前記通信ユニットに対して、当該通信ユニットからの信号を監視センターに送信する外部通信手段が設けられる警備システムに適応可能である。
1 :警備システム
2 :検知手段
3 :通信ユニット
4 :監視センター
4a :監視センター(他の監視センター)
4x :監視センター(一の監視センター)
5 :外部通信手段
7 :非常用電源
31 :通信状況確認手段
32 :代理要求送信手段
33 :代理送信手段
36 :センター代理要求送信手段
41 :停電情報取得手段
42 :センター代理送信手段
d :通信情報
p :代理通信要求信号
px :センター代理通信要求信号
r :通信経路情報

Claims (9)

  1. 異常を検知する検知手段と、非常用電源を備えるとともに前記検知手段からの信号を受信する複数の通信ユニットと、前記複数の通信ユニットからの信号を受信する監視センターとから構成され、前記通信ユニットに対して、当該通信ユニットからの信号を監視センターに送信する外部通信手段が設けられる警備システムであって、
    一の通信ユニットが、
    当該一の通信ユニットに対して設けられた前記外部通信手段が前記監視センターと通信可能か否かを確認する通信状況確認手段と、
    前記通信状況確認手段が、前記外部通信手段が監視センターと通信できないと確認した場合に、他の通信ユニットに当該一の通信ユニットに代わって当該一の通信ユニットが監視センターに通信すべき情報を前記監視センターに通信することを要求する代理通信要求信号を送信する代理要求送信手段とを備え、
    他の通信ユニットから前記代理通信要求信号を受信し、かつ当該一の通信ユニットの通信状況確認手段が、当該一の通信ユニットに対して設けられる前記外部通信手段が監視センターと通信可能と確認した場合に、前記他の通信ユニットが前記監視センターに通信すべき情報を、前記監視センターに代理で送信する代理送信手段を備えた警備システム。
  2. 前記一の通信ユニットが、前記他の通信ユニットが前記監視センターに通信すべき情報を、前記監視センターに代理で送信する場合に、通信すべき情報の通信経路情報を付与して前記監視センターに送信する請求項1に記載の警備システム。
  3. 前記監視センターは、前記他の通信ユニットが前記監視センターに通信すべき情報を、前記一の通信ユニットから受信し、且つ、前記通信経路情報が付与されている場合に、
    前記他の通信ユニットへ通信すべき情報を、前記通信経路情報に含まれる通信経路を逆に辿って、前記他の通信ユニットへ通信する請求項2に記載の警備システム。
  4. 前記外部通信手段が、外部から電力の供給を受けて動作する機器であり、
    前記通信状況確認手段が、前記外部通信手段への電力の供給がある場合に通信可能であると確認し、電力の供給がない場合に通信できないと確認する請求項1〜3のいずれか一項に記載の警備システム。
  5. 停電時においても動作可能な前記外部通信手段を備える前記通信ユニットを、少なくとも1つ前記複数の通信ユニットのいずれかを介して通信可能な場所に備える請求項1〜4のいずれか一項に記載の警備システム。
  6. 前記監視センターに、地域の停電情報を取得する停電情報取得手段を備え、
    前記一の通信ユニットを介して前記他の通信ユニットから送信されるべき情報が代理で送信されてきた場合で、且つ、当該他の通信ユニットが停電状態にない地域に位置している場合に、当該他の通信ユニットに対して設けられている外部通信手段が故障している可能性があると判断する請求項1〜5のいずれか一項に記載の警備システム。
  7. 前記一の通信ユニットからの信号を受信する一の監視センターと、
    前記他の通信ユニットからの信号を受信する他の監視センターとが別個独立に設けられ、
    前記一の通信ユニットが、
    前記他の通信ユニットから前記代理通信要求信号を受信し、かつ当該一の通信ユニットの通信状況確認手段が当該一の通信ユニットに対して設けられる前記外部通信手段が前記他の監視センターと通信可能と確認した場合に、
    前記他の通信ユニットが前記他の監視センターに通信すべき情報を、当該他の監視センターに代理で送信する請求項1〜6の何れか一項に記載の警備システム。
  8. 前記一の通信ユニットからの信号を受信する一の監視センターと、
    前記他の通信ユニットからの信号を受信する他の監視センターとが別個独立に設けられるとともに、前記一の監視センターと前記他の監視センターとが通信可能に構成され、
    前記一の通信ユニットが、
    前記他の通信ユニットから前記代理通信要求信号を受信し、かつ当該一の通信ユニットの通信状況確認手段が当該一の通信ユニットに対して設けられる前記外部通信手段が前記一の監視センターと通信可能と確認した場合に、
    前記他の通信ユニットが前記他の監視センターに通信すべき情報を当該一の監視センターに代理で送信するとともに、当該情報を受信した前記一の監視センターが当該情報を前記他の監視センターに送信する請求項1〜7の何れか一項に記載の警備システム。
  9. 前記一の通信ユニットの前記通信状況確認手段が、当該一の通信ユニットに対して設けられた前記外部通信手段が前記一の監視センターまたは前記他の監視センターと通信可能か否かを確認するように構成され、
    前記一の通信ユニットが、
    当該一の通信ユニットの前記通信状況確認手段が、前記外部通信手段が前記他の監視センターと通信できないが前記一の監視センターと通信可能と確認した場合に、
    前記他の監視センターに前記一の通信ユニットに代わって当該一の通信ユニットが前記他の監視センターに通信すべき情報を前記一の監視センターに代理で通信することを要求するセンター代理通信要求信号を送信するセンター代理要求送信手段を備え、
    前記一の監視センターが、
    前記一の通信ユニットが前記他の監視センターと通信すべき情報を、前記他の監視センターに代理で通信するセンター代理送信手段を備えた請求項8に記載の警備システム。
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