JP2014070720A - 管継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】視認困難な場所で管状体の接続を行う際にも、作業者が管状体の挿入状況を容易に確認できる管継手を提供する。
【解決手段】ハウジング1とインジケータ2とを備え、ハウジング1の内面は、軸方向奥側に移動するインジケータを押圧し、インジケータ2は弾性変形部22と指標部23とを備え、弾性変形部22は、インジケータ2が移動することに伴い径内方向に弾性変形し、インジケータ2が更に移動することで弾性変形が解除されてハウジング1に対して衝突音を発しつつ衝突し、指標部23は、インジケータ2の移動に伴い、ハウジング1に形成された表示窓部111に一致した状態となるか、または、表示窓部111に一致していた状態から外れた状態となり、表示窓部111は、指標部23が一致した状態であるか否かがハウジング外部から視認可能に形成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、管状体を接続するために用いられる管継手に関するものである。
従来、パイプやホース等の管状体を接続する際における接続不良を防止するために用いる、インジケータを備えた管継手が知られている。例えば、本願出願人による、特許文献1に係る管継手が挙げられる。
特許文献1に記載された管継手は、可撓性の目視片を有するインジケータを備えている。このインジケータは、管継手の本体に設けられた窓孔に目視片が挿通できるように構成されている。そして、管状体の管継手への挿入状態に応じ、窓孔から目視片が飛び出ることで、作業者が管状体の挿入状況を確認できる。これにより、管状体の接続不良を防止できる。
特開2000−46272号公報
この特許文献1に記載された管継手は、管状体の挿入状況の確認が作業者の視認のみでなされるよう構成されている。ところが、管状体の接続を行う現場は、管継手が容易に視認可能な場所に限られるものではなく、暗い場所や狭い場所のように視認困難な場所であることがある。このような場所においては、特許文献1に記載された管継手では、管状体の挿入状況の確認を行うことが難しい。
そこで本発明は、視認困難な場所で管状体の接続を行う際にも、作業者が管状体の挿入状況を容易に確認できる管継手を提供することを課題とする。
本発明は、管状体を接続するために用いられ、表示窓部を有するハウジングと、当該ハウジング内を軸方向に移動可能なインジケータとを備え、前記ハウジングは、内面に、軸方向奥側に移動する前記インジケータを押圧する押圧部を有し、前記インジケータは、管係合部と弾性変形部と指標部とを備え、前記管係合部は前記ハウジングに挿入される管状体に係合し、前記インジケータは当該係合により、管状体が軸方向奥側に移動するに伴って軸方向奥側に移動し、前記弾性変形部は、前記インジケータが軸方向奥側に移動することに伴い、前記ハウジングの押圧部によるインジケータの押圧により径内方向に弾性変形し、前記インジケータが更に軸方向奥側に移動することで前記押圧部による弾性変形が解除されて前記ハウジングに対して衝突音を発しつつ衝突し、前記指標部は、前記弾性変形部の前記ハウジングに対する衝突と共に前記表示窓部に一致した状態となるか、または、前記弾性変形部の前記ハウジングに対する衝突と前後して前記表示窓部に一致していた状態から外れた状態となり、前記表示窓部は、前記指標部が一致した状態であるか否かがハウジング外部から視認可能に形成された管継手である。
なお、前記「一致した状態」とは、表示窓部と指標部とが完全に重なり合う状態のみに限られず、一部が重なり合う状態も含む。
また、前記表示窓部は、前記ハウジングの内面に形成された凹部であり、前記指標部は、前記弾性変形部の軸方向奥側に隣接し、前記弾性変形部よりも径外方向に突出して形成され、前記指標部は、前記弾性変形部の弾性変形が解除された際に前記表示窓部に入り込んだ状態となり、前記弾性変形部は、前記指標部が前記表示窓部に入り込む際に、前記ハウジングの内面に衝突するものとできる。
前記各構成によると、弾性変形部がハウジングに対して衝突音を発しつつ衝突する。これに加え、表示窓部は、指標部が一致した状態であるか否かがハウジング外部から視認可能に形成されている。これらにより、作業者が聴覚と視覚とから管状体の挿入状況を確認できる。
また、前記表示窓部は、前記ハウジングを径方向に貫通する貫通孔であり、前記指標部は、前記表示窓部に入り込んだ際に、前記表示窓部から一部がハウジング外部に突出するものとできる。
前記構成によると、指標部が表示窓部に入り込んだ際に、表示窓部から一部がハウジング外部に突出する。このため、作業者が前記聴覚と視覚とに加え、触覚により管状体の挿入状況を確認できる。
また、前記指標部は、前記ハウジングと異なる色彩を有するものとできる。この構成によると、視認性を更に向上できる。
また、前記管係合部と弾性変形部と指標部とが一体に形成されたものとできる。この構成によると、管継手の構造を簡略化できる。
本発明は、作業者が聴覚と視覚とにより管状体の挿入状況を確認できる。このため、視認困難な場所で管状体の接続を行う際にも、作業者が管状体の挿入状況を容易に確認できる。
本発明の一実施形態に係る管継手を示し、(A)は平面視の半断面図、(B)は正面視の半断面図、(C)は左側面図、(D)は右側面図、(E)は(B)のA−A矢視断面図である。 同管継手を示す分解斜視図である。 同管継手に管状体を挿入する際のインジケータの形状変化を示し、(A)は挿入開始時、(B)は挿入中、(C)は挿入完了時を示す。 本発明の他の実施形態に係る管継手に管状体を挿入する際のインジケータの形状変化を示し、(A)は挿入開始時、(B)は挿入中、(C)は挿入完了時を示す。
まず、本発明につき、一実施形態を取り上げて説明を行う。軸方向に関しては、管状体の管継手への挿入方向を基準として「手前側」「奥側」と称する。図1(A)(B)、図3(A)〜(C)における左側が手前側に対応し、右側が奥側に対応する。
なお、図1(A)は平面視の半断面図であるが一点鎖線を境として対称形状となっている。また、図1(B)は正面視の半断面図であるが一点鎖線を境として対称形状となっている。また、平面視形状と底面視形状とは対称であり、正面視形状と背面視形状とは対称である。
本実施形態の管継手Jは、流体用の管状体P、例えば給水、給湯用のパイプ・ホースを接続するために用いる。この管継手Jは、図1に示すように、表示窓部111を有するハウジング1と、ハウジング1の内部を軸方向に移動可能なインジケータ2とを備える。また、管継手Jは前記の他、パイプ接続部3、抜け止めリング4、キャップ5を備える。
ハウジング1は樹脂製であり、色彩は白色とされている。このハウジング1は軸方向両端部が開口しており、軸方向奥側が絞られた略円筒状体である。より詳しくは、このハウジング1の軸方向手前部分については、外径寸法が大きい大径部1aとされており、同奥側部分については、外径寸法が小さい小径部1bとされ、大径部1aと小径部1bとの間に段差が形成されている。
このハウジング1の内周には径方向に対向して2箇所、ガイド用凹溝11,11が形成されている。このガイド用凹溝11は軸方向に沿うように形成されている。このガイド用凹溝11の幅寸法はインジケータ2の弾性変形部22及び指標部23の幅寸法よりもやや大きい。また、ガイド用凹溝11の底面112における径寸法は、軸方向手前側ではインジケータ2の指標部23よりもやや大きい。このため、ハウジング1の内部でインジケータ2を周方向に回転させず、軸方向に移動させることができる。図1(B)に示すように、このガイド用凹溝11の底面112における径寸法は、軸方向奥側部分112aで縮小しており、この軸方向奥側部分112aは押圧部として作用する。つまり、インジケータ2が軸方向奥側に移動するにつれ、図3(B)に示すように、指標部23が軸方向奥側部分112aにより径内方向に押圧される。そして、ガイド用凹溝11の軸方向奥側部分112aに隣接して表示窓部111が形成されている。この表示窓部111は、ハウジング1の小径部1bにおける軸方向手前側部分を径方向に貫通する貫通孔である。この表示窓部111は、平面視及び底面視における形状が略長方形とされている。
パイプ接続部3は本実施形態では銅合金製である。パイプ接続部3の一端側は、図3(C)に示すように、管継手Jに挿入された管状体Pが接続される接続筒部31を備え、この接続筒部31の外周には2個のOリング32,32を備えている。そして、パイプ接続部3の他端側はねじ筒部33を備え、図示していないが、ねじを切ったパイプやエルボ等が接続される。このパイプ接続部3はハウジング1に対してねじ込みにより結合される。接続筒部31とねじ筒部33との間には、ねじ込みの際に用いられる工具係合部34を備える。
抜け止めリング4はステンレス板からなる円環状体で、内周に係止爪41を複数備えている。係止爪41は軸方向奥側に向かうように傾斜して形成されている。このため、管継手Jから管状体Pを軸方向手前側に抜こうとすると、係止爪41が管状体Pの外周面に食い込むため、管継手Jから管状体Pが抜けることを阻止できる。また、キャップ5はハウジング1の軸方向手前側端部にねじ込まれて結合される。このキャップ5は、管状体Pが貫通する貫通孔51を備えている。
次にインジケータ2について説明する。このインジケータ2は樹脂製の略筒状体であり、色彩は黒色である。このインジケータ2は、図2に示すように、摺動筒部21と弾性変形部22と指標部23とを一体に備える。このため少ない構成点数で管継手Jを構成できる。
摺動筒部21は、外周面がハウジング1の内面に対して摺動する部分である。この摺動筒部21の軸方向奥側端部には、径内側に突出する爪状である管係合部211が、周方向に4箇所飛び飛びに設けられている。この管係合部211は、ハウジング1に挿入される管状体Pの端部に当接して係合する。これにより、管状体Pの挿入によってインジケータ2が押され、インジケータ2をハウジング1の内部において軸方向奥側へと移動させることができる。
弾性変形部22は、摺動筒部21の周方向に隣接して位置する部分である。また、指標部23は、弾性変形部22の軸方向奥側に隣接し、弾性変形部22よりも径外方向に突出して形成された部分である。このため、この径外方向に突出した分、弾性変形部22と指標部23との間には段差が存在する。本実施形態では、この指標部23がハウジング1の軸方向奥側部分112aに押圧される被押圧部として作用する。ただし、被押圧部は指標部23に限らず、インジケータ2の他の部分であってもよい。
指標部23の軸方向奥側寄りで径外方向である角部231には曲面が形成されており(図3(C)参照)、インジケータ2の移動に伴う、ガイド用凹溝11の底面112からの押圧力をスムーズに受けることができる。また、作業者が触覚にて管状体Pの挿入状況を確認する際においても、この曲面を有する角部231に作業者の指が引っ掛かりにくく、スムーズな確認ができる。摺動筒部21と弾性変形部22とは、軸方向に沿い形成されたスリット24により、軸方向手前側の部分を除いて分離されている。また、摺動筒部21及び弾性変形部22の内径寸法は管状体Pの外径寸法よりも大きい。
インジケータ2が管状体Pの挿入によってハウジング1の内部を軸方向奥側へと移動することに伴い、図3(B)に示すように、ガイド用凹溝11の底面112における軸方向奥側部分112aによって指標部23が押圧される。これにより、弾性変形部22は径内方向に湾曲する(弾性変形する)。そして、インジケータ2が更に軸方向奥側へ移動することで、指標部23とガイド用凹溝11の底面112とが当接しなくなり、図3(C)に示すように、表示窓部111に指標部23が一致する。つまり、表示窓部111に指標部23が入り込む。この指標部23の入り込みの際、弾性変形部22の前記径内方向への湾曲(弾性変形)が解除され、弾かれるようにして弾性変形前の状態に戻る。これにより、弾性変形部22と指標部23との間の段差分、弾性変形部22が径外方向に移動するため、この際、弾性変形部22がハウジング1(具体的には、表示窓部111における軸方向手前側縁部)に対して、例えば「カチッ」という衝突音を発しつつ衝突する。この衝突音により、暗い場所や狭い場所のように視認困難な場所であっても、作業者が聴覚にて管状体Pの挿入状況を確実に把握できる。これにより、視認困難な場所でも管状体Pの接続不良を防止できる。
指標部23は、前記のように表示窓部111に入り込んだ際、図3(C)に示すように貫通孔である表示窓部111から一部が外部に突出する。このように指標部23の一部が飛び出ることにより、暗い場所や狭い場所のように視認困難な場所であっても、作業者が飛び出た指標部23に触れ、触覚にて管状体Pの挿入状況を確実に把握できる。これにより、視認困難な場所でも管状体Pの接続不良を防止できる。
また、指標部23は黒色であり、ハウジング(白色)とは異なる色彩である。このため、指標部23が表示窓部111から飛び出た状態で目立つことから視認性が良く、作業者が視覚にて管状体Pの挿入状況を容易に把握できる。
また、指標部23は表示窓部111から突出した際、図3(C)に示すように、径方向にてハウジング1の小径部1bよりも高く、かつ、大径部1aよりも低く突出する。このように、指標部23が突出しても大径部1aより径方向にはみ出ないことから、作業者が触覚にて管状体Pの挿入状況を確実に確認でき、しかも、指標部23が他の配管や建物の壁面等に干渉することがないため、配管作業の邪魔にならない。
以上のように構成された本実施形態の管継手Jは、視覚(指標部23が表示窓部111に一致することによる)、触覚(指標部23の表示窓部111からの飛び出しによる)、聴覚(弾性変形部22の弾性衝突による)の3種の異なる知覚により管状体Pの挿入状況を作業者に知らせることができる。このため、暗い場所や狭い場所のように視認困難な場所で管状体の接続を行う際にも、作業者が管状体の挿入状況を容易に確認できる。
また、この管継手Jは構成点数が多くなく、廃棄時に管継手Jを分解して材質別に分別する作業も容易である。なお廃棄時において、インジケータ2については、指標部23を表示窓部111に押し込むことでハウジング1から容易に分離できる。また、ねじ込みにより結合されていた部分については締められていたねじを緩めることで容易に分離できる。このことから、構成部品をリサイクルしやすい。
なお、前記のように管継手Jの分解が容易であることから、現場にて管状体Pの接続作業をやり直すことも簡単にできるため、接続すべき管状体Pの長さを変更する際等における再施工性が良い。
以上、本発明の実施形態について例を挙げて説明してきたが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
例えば、ハウジング1は、インジケータ2の指標部23が表示窓部111に一致した状態であるか否かが外部から視認可能に形成されればよい。このため、表示窓部111は前記実施形態のような貫通孔に限られず、有底孔(ハウジング1の内面に形成された凹部)であってもよい。ただしこのように有底孔とする場合、少なくとも凹部における底部が透明や半透明とされたこと等により、指標部23が表示窓部111に一致した状態であるか否かが外部から視認可能に構成されている必要がある。更には、表示窓部111が凹部を備えない単なる透明窓や半透明窓であってもよい。なお、これらの場合では、指標部23が表示窓部111から突出しないため、触覚による挿入確認はできない。このため、視覚と聴覚の2種の異なる知覚により管状体Pの挿入状況を作業者に知らせることができる。なお、ハウジング1の全体が透明や半透明に形成されていても良い。
また、管係合部211は前記実施形態のように周方向に飛び飛びに設けられたものに限らず、周方向に連続した環状に設けられていてもよい。また、この管係合部211は、管状体Pに係合することにより、管状体Pの挿入に伴いインジケータ2がハウジング1の内部を軸方向奥側へと移動する形態であれば、他の形態であってもよい。
また、弾性変形部22は、インジケータ2が管状体Pの挿入によってハウジング1の内部を移動することに伴い径外方向に弾性変形するように構成されていてもよい。
また、指標部に関しては、前記実施形態の指標部23のように飛び出る態様に限らず、引っ込む態様であってもよい。つまり、弾性変形部22の前記ハウジングに対する衝突と前後して、表示窓部111に入り込んでいた状態から外れた状態となるように構成されていても良い。
この構成に係る実施形態の一例を図4(A)〜(C)に示す(前記実施形態と同一の部分には同一符号を付して説明する)。本実施形態では、インジケータ6が別体である第1部材61と第2部材62とから構成されている。第1部材61は、ハウジング1に挿入される管状体Pに係合し、管状体Pが軸方向奥側に移動するに伴って軸方向奥側に移動するものであり、摺動筒部611と弾性変形部612とを一体に備える。機能上、本実施形態の摺動筒部611は前記実施形態のインジケータ2における摺動筒部21に相当する。そして、本実施形態の弾性変形部612は同弾性変形部22に相当する。本実施形態の弾性変形部612は径外方向に突出する突出部612aを有している。また、第2部材62は径方向へと変形可能に構成された、例えば「C」字状の部材である。機能上、この第2部材62は前記実施形態のインジケータ2における指標部23に相当する。一方、ハウジング1の内周部には、前記突出部612aを収納可能な凹部12が形成されている。また、ハウジング1における、軸方向奥側の内部には逃げ部13が形成されており、第2部材62はこの逃げ部13へと移動可能である。
図4(A)に示すように、当初は第1部材61と第2部材62とが軸方向において離れており、第2部材62が表示窓部111に入り込んだ状態となっている。
第1部材61が管状体Pの挿入によってハウジング1の内部を軸方向奥側へと移動することに伴い、図4(B)に示すように、ガイド用凹溝11の底面112における軸方向奥側部分112aによって突出部612aが押圧される。これにより、弾性変形部612は径内方向に湾曲する(弾性変形する)。そして、第2部材62に対して第1部材61の弾性変形部612が当接する。そして、第1部材61が更に軸方向奥側へ移動することで、第2部材62も軸方向奥側へ移動し、図4(C)に示すように、第2部材62が表示窓部111から外れて逃げ部13に移動する。
また、第1部材61の軸方向奥側への移動に伴い、突出部612aとガイド用凹溝11の底面112とが当接しなくなり、図4(C)に示すように、凹部12に突出部612aが入り込む。この突出部612aの入り込みの際、弾性変形部612の前記径内方向への湾曲(弾性変形)が解除され、弾かれるようにして弾性変形前の状態に戻る。これにより、弾性変形部612がハウジング1に対して、例えば「カチッ」という衝突音を発しつつ衝突する。
このように、前記実施形態の指標部23に相当する第2部材62が表示窓部111から引っ込むことで、視覚と触覚とにより管状体Pの挿入状況を作業者に知らせることができる。更に、前記弾性変形部612のハウジング1に対する衝突から、聴覚により管状体Pの挿入状況を作業者に知らせることができる。
1 ハウジング
111 表示窓部
112a 押圧部、ガイド用凹溝の底面の軸方向奥側部分
2 インジケータ
211 管係合部
22 弾性変形部
23 指標部
J 管継手
P 管状体

Claims (5)

  1. 管状体を接続するために用いられ、
    表示窓部を有するハウジングと、当該ハウジング内を軸方向に移動可能なインジケータとを備え、
    前記ハウジングは、内面に、軸方向奥側に移動する前記インジケータを押圧する押圧部を有し、
    前記インジケータは、管係合部と弾性変形部と指標部とを備え、
    前記管係合部は前記ハウジングに挿入される管状体に係合し、前記インジケータは当該係合により、管状体が軸方向奥側に移動するに伴って軸方向奥側に移動し、
    前記弾性変形部は、前記インジケータが軸方向奥側に移動することに伴い、前記ハウジングの押圧部によるインジケータの押圧により径内方向に弾性変形し、前記インジケータが更に軸方向奥側に移動することで前記押圧部による弾性変形が解除されて前記ハウジングに対して衝突音を発しつつ衝突し、
    前記指標部は、前記弾性変形部の前記ハウジングに対する衝突と共に前記表示窓部に一致した状態となるか、または、前記弾性変形部の前記ハウジングに対する衝突と前後して前記表示窓部に一致していた状態から外れた状態となり、
    前記表示窓部は、前記指標部が一致した状態であるか否かがハウジング外部から視認可能に形成された管継手。
  2. 前記表示窓部は、前記ハウジングの内面に形成された凹部であり、
    前記指標部は、前記弾性変形部の軸方向奥側に隣接し、前記弾性変形部よりも径外方向に突出して形成され、
    前記指標部は、前記弾性変形部の弾性変形が解除された際に前記表示窓部に入り込んだ状態となり、
    前記弾性変形部は、前記指標部が前記表示窓部に入り込む際に、前記ハウジングの内面に衝突する請求項1に記載の管継手。
  3. 前記表示窓部は、前記ハウジングを径方向に貫通する貫通孔であり、
    前記指標部は、前記表示窓部に入り込んだ際に、前記表示窓部から一部がハウジング外部に突出する請求項2に記載の管継手。
  4. 前記指標部は、前記ハウジングと異なる色彩を有する請求項1〜3のいずれかに記載の管継手。
  5. 前記管係合部と弾性変形部と指標部とが一体に形成された請求項1〜4のいずれかに記載の管継手。
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