JP2014067799A - 部品供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】テープ化部品保持部の装着部への装着作業を簡易に行うことができる部品供給装置を提供する。
【解決手段】部品供給装置50は、スライド部52における少なくともテープ化部品保持部62の下縁部67の導入口に、磁化状態および非磁化状態の一方に切り替え可能な磁気装置80が設けられ、テープ化部品保持部62の下縁部67における少なくともスライド部52への導入端には、磁化状態の磁気装置80に引付け可能な被吸引部材68が形成されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、基板上の部品装着位置に装着される部品を供給する部品供給装置に関するものである。
例えば、特許文献1に記載の部品供給装置には、複数のテープフィーダが横並びに装着されるフィーダ保持台(装着部)が設けられている。このフィーダ保持台には、テープフィーダのフィーダ本体(テープ化部品保持部)の下縁部を導入してスライド可能に支持する溝がスライド方向と交わる方向に複数並べて設けられている。作業者は、指定されたテープフィーダのフィーダ本体を抱え、指定された溝にフィーダ本体の下縁部を導入し、テープフィーダをセットする。
特開2011−138834号公報
特許文献1に記載の部品供給装置では、作業者は、テープフィーダのフィーダ本体を抱えてフィーダ本体の下縁部を指定された溝に位置合わせする必要がある。しかし、指定された溝がフィーダ本体の陰に隠れてしまうため、フィーダ本体の下縁部を指定された溝にスムーズに導入できなかったり誤った溝に導入してしまう場合があり、特に、大型の電子部品を有する幅広のテープフィーダのフィーダ保持台への装着作業に手間が掛かっている。
本発明は係る従来の問題点に鑑みてなされたもので、テープ化部品保持部の装着部への装着作業を簡易に行うことができる部品供給装置を提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、キャリアテープに形成された多数の収容凹部に電子部品が収容されるテープ化部品を電子部品の供給位置まで送り出し可能に保持するテープ化部品保持部と、前記テープ化部品保持部の下縁部を導入してスライド可能に支持するスライド部がスライド方向と交わる方向に複数並べて設けられ、前記テープ化部品保持部が着脱可能に装着される装着部と、を備えた部品供給装置であって、前記スライド部における少なくとも前記テープ化部品保持部の下縁部の導入口には、磁化状態および非磁化状態の一方に切り替え可能な磁気装置が設けられ、前記テープ化部品保持部の下縁部における少なくとも前記スライド部への導入端には、磁化状態の前記磁気装置に引付け可能な被吸引部材が形成されていることである。
請求項2に係る発明は、前記磁気装置は、前記テープ化部品保持部の前記装着部への装着前に非磁化状態から磁化状態に切り替えられ、当該装着が完了したときに磁化状態から非磁化状態に切り替えられることである。
請求項3に係る発明は、前記被吸引部材は、磁石でなり、前記磁気装置は、磁極の切り替えが可能に構成され、前記スライド部に前記テープ化部品保持部の下縁部が導入されるとき、当該スライド部に設けられている前記磁気装置は前記被吸引部材を引付け可能な一方の磁極に切り替えられ、当該スライド部の両隣の前記スライド部に設けられている前記磁気装置は他方の磁極に切り替えられることである。
請求項4に係る発明は、前記磁気装置は、前記スライド部の導入口から前記テープ化部品保持部のスライド方向に所定間隔で複数設けられていることである。
請求項1に係る発明によれば、作業者がテープ化部品保持部を抱えてテープ化部品保持部の下縁部を装着部の所定のスライド部の近傍に近付けることにより、下縁部の被吸引部材を、スライド部の磁気装置に吸引させることができる。これにより、所定のスライド部がテープ化部品保持部の陰に隠れていても、テープ化部品保持部の下縁部の導入端を装着部の所定のスライド部の導入口に確実に導入することができ、テープ化部品保持部の装着部への装着作業を簡易に行うことができる。
請求項2に係る発明によれば、テープ化部品保持部を装着部に装着するとき以外は、全てのスライド部の磁気装置は非磁化状態となっており、所定のテープ化部品保持部を装着部に装着するときは、当該テープ化部品保持部が導入されるスライド部の磁気装置のみが非磁化状態から磁化状態に切り替えられる。これにより、当該テープ化部品保持部の被吸引部材が、他のスライド部の磁気装置に誤って吸引されてしまうことを防止することができる。
請求項3に係る発明によれば、テープ化部品保持部が導入されるスライド部の磁気装置の磁極を、当該テープ化部品保持部の被吸引部材を吸引可能な磁極にすることにより、当該テープ化部品保持部の被吸引部材は、両隣のスライド部の磁気装置に対しては反発されることになる。これにより、テープ化部品保持部の下縁部の導入端を装着部の所定のスライド部の導入口に容易に導入することができる。
請求項4に係る発明によれば、テープ化部品保持部をスライド部へ導入してスライドさせるとき、当該テープ化部品保持部の被吸引部材は、複数の磁気装置に順次吸引される。これにより、テープ化部品保持部をスライド部でスムーズにスライドさせることができる。
本発明の実施の形態の部品供給装置を備えた部品装着装置を示す斜視図である。 図1の部品供給装置を示す斜視図である。 図2の部品供給装置のテープフィーダの一部およびテープ化部品を示す平面図である。 図2の部品供給装置のテープフィーダのフィーダ本体の内部構造を示す断面図である。 図4のフィーダ本体の先端下部を示す斜視図である。 図2の部品供給装置のスライド部を示す斜視図である。 図6のスライド部の案内溝のA−A線断面図である。 図6のスライド部の抜け止め溝のB−B線断面図である。
以下、本発明に係る部品供給装置の実施の形態を部品装着装置に適用した場合について図面に基づいて説明する。図1においては、2台の部品装着装置1が1つのシステムベース2上に隣接配置された構成例を示すが、1台もしくは3台以上の部品装着装置1が配置された構成であってもよい。なお、手前側に示す部品装着装置1は、装置内部を見易くするため、外装部品の一部が取り除かれている。以下の説明において、部品装着装置1の並ぶ方向をX軸方向とし、その方向に直角な水平の方向をY軸方向とし、鉛直方向をZ軸方向とする。
図1に示すように、部品装着装置1は、フレーム部11およびそのフレーム部11に上架されたビーム部12で構成された装着機本体10と、基板をX軸方向に搬送して部品実装位置に位置決め固定する基板搬送装置20と、基板搬送装置20によって位置決め固定された基板上の部品装着位置に電子部品を装着する部品装着ヘッド30と、ビーム部12に配設されて部品装着ヘッド30をX軸方向およびY軸方向に移動させるヘッド移動装置40と、フレーム部11の前方に配設され部品装着ヘッド30に電子部品を供給する部品供給装置50等とを備えて構成される。
基板搬送装置20は、2つのコンベア装置21,21等を備えている。2つのコンベア装置21,21は、互いに平行、かつ、X軸方向に延びるようにフレーム部11のY軸方向での中央部に配設されている。基板搬送装置20は、各コンベア装置21,21に支持される基板をX軸方向に搬送可能に、かつ所定の部品実装位置に固定保持可能に構成されている。
部品装着ヘッド30は、電子部品を吸着する吸着ノズル31等を備えている。吸着ノズル31は、正負圧供給装置(図示省略)を介して負圧エア通路および正圧エア通路に連通し、負圧にて電子部品を吸着保持可能に、また僅かな正圧が供給されることで保持した電子部品を離脱可能に構成されている。部品装着ヘッド30は、吸着ノズル31で吸着保持した電子部品を、基板搬送装置20によって保持された基板上の部品装着位置に装着可能に構成されている。
ヘッド移動装置40は、XYロボット型の移動装置であり、部品装着ヘッド30を保持するX軸スライダ41と、そのX軸スライダ41をX軸方向にスライド可能に保持するY軸スラィダ(図示省略)と、X軸スライダ41をX軸方向にスライドさせる電磁モータ(図示省略)と、Y軸スライダをY軸方向にスライドさせる電磁モータ(図示省略)等とを備えている。ヘッド移動装置40は、2つの電磁モータの作動によって、X軸スライダ41に保持された部品装着ヘッド30を任意の位置に移動可能に構成されている。
部品供給装置50は、フレーム部11の前方側の端部に配設されたフィーダ型の供給装置であり、複数のテープフィーダ60が着脱可能に装着される装着部51を備えている。部品供給装置50は、テープフィーダ60から部品装着ヘッド30ヘの部品供給位置に電子部品を順次供給可能に構成されている。
図2に示すように、テープフィーダ60は、電子部品がテーピング化されたテープ化部品70が巻回されるリールRを保持するリール保持部61と、リールRから引き出されたテープ化部品70が上端面に延在させられるフィーダ本体62(「テープ化部品保持部」に相当する)等とから構成されている。図3に示すように、テープ化部品70は、電子部品Pが収容される多数の収容凹部71および送り穴72が等ピッチで形成されたキャリアテープ73と、電子部品Pが収容された収容凹部71を覆うトップカバーテープ74等とから構成されている。
図4に示すように、フィーダ本体62内部には、テープ化部品70をリールRから引き出し、フィーダ本体62の上端面先端部に設けられている部品供給位置62a(図3,4参照)に向けて搬送するために、キャリアテープ73の送り穴72に係合しつつ回転するスプロケット63が内蔵されている。また、フィーダ本体62の上端面には、収容凹部71に収容されている電子部品Pを部品供給位置62aに供給するために、搬送されるキャリアテープ73からトップカバーテープ74を剥ぎ取る剥離装置64(図2〜4参照)が設けられている。
また、フィーダ本体62の先端面には、位置決め用のピン65および電力や信号を入力するコネクタ66が突設されている。また、詳細は後述するが、図4および図5に示すように、フィーダ本体62の下縁部67は、装着部51に着脱する際の案内および抜け止めとなるように、断面形状が逆T字状になるように形成されている。そして、フィーダ本体62の下縁部67の先端下部には、鉄やフェライト磁石等の磁性材料でなる被吸引部材68が形成されている。
図2に示すように、装着部51は、Y軸方向に延びるように形成されX軸方向に複数並べて設けられたスライド部52と、スライド部52における基板搬送装置20側に立設された立設面部53とから構成されている。スライド部52には、テープフィーダ60のフィーダ本体62の下縁部67を導入してY軸方向にスライドさせることが可能な溝部54が設けられている。立設面部53には、スライド部52をスライドしてきたテープフィーダ60のフィーダ本体62の先端面に設けられているピン65およびコネクタ66が嵌入され、位置決めおよび電気的接続が可能な凹部55およびコネクタ56が設けられている。
図6に示すように、スライド部52の溝部54は、フィーダ本体62の下縁部67の導入側に設けられた案内溝541およびこの案内溝541から立設面部53まで一直線に延びる抜け止め溝542で構成されている。
図7に示すように、案内溝541は、底面部541aと、底面部541aの両縁から上方に向かって延びる一対の側壁部541bとによって区画されている。一対の側壁部541b間にフィーダ本体62の下縁部67の逆T字の幅広部分が嵌入可能なように、一対の側壁部541b間の距離d1は下縁部67の逆T字の幅広部分の幅w1(図5参照)より若干大きくなるように形成されている。これにより、フィーダ本体62の下縁部67は、案内溝541に対しY軸方向のスライドおよびZ軸方向の抜き差しは許容され、X軸方向のずれは規制される。
図6に示すように、案内溝541の底面部541aには、フィーダ本体62の下縁部67の導入口からスライド方向に所定間隔で複数の磁気装置80が埋設されている。この磁気装置80は、テープフィーダ60を装着部51に装着するとき、フィーダ本体62の下縁部67の先端下部に形成されている被吸引部材68を吸引するために設けられている。この磁気装置80としては、磁化状態および非磁化状態の一方に切り替え可能な電磁石が用いられる。磁気装置80の磁化状態および非磁化状態の切り替えは、部品装着装置1の制御装置3(図1参照)により制御されるようになっている。
図8に示すように、抜け止め溝542は、底面部542aと、底面部542aの両縁から上方に向かって延びる一対の側壁部542bと、一対の側壁部542bの上端から内側に向かって突出する一対の突出部542cとによって区画されている。底面部542aと一対の側壁部542bと一対の突出部542cとに囲まれる空間内にフィーダ本体62の下縁部67の逆T字の幅広部分が嵌入可能なように、一対の側壁部542b間の距離d2は下縁部67の逆T字の幅広部分の幅w1(図5参照)より若干大きくなるように、すなわち一対の側壁部541b間の距離d1と同一となるように形成され、底面部542aから一対の突出部542cまでの高さhは下縁部67の逆T字の幅広部分の高さv(図5参照)より若干高くなるように形成されている。
また、一対の突出部542c間にフィーダ本体62の下縁部67のT字の幅狭部分が嵌入可能なように、一対の突出部542c間の距離d3は下縁部67のT字の幅狭部分の幅w2(図5参照)より若干大きくなるように形成され、一対の突出部542cの厚さtは下縁部67のT字の幅狭部分の高さu(図5参照)より低くなるように形成されている。これにより、フィーダ本体62の下縁部67は、抜け止め溝542に対しY軸方向のスライドは許容され、X軸方向のずれおよびZ軸方向の抜き差しは規制される。
次に、作業者によるテープフィーダ60の装着部51への装着作業について説明する。先ず、制御装置3は、現工程で装着される電子部品を有するテープフィーダ60の識別番号および当該テープフィーダ60が装着されるスライド部52の識別番号を表示装置4(図1参照)に表示する。そして、当該スライド部52の磁気装置80のみをオンにして非磁化状態から磁化状態に切り替え、他のスライド部52の磁気装置80はオフ(非磁化状態)のままとする。
作業者は、表示装置4に表示されているテープフィーダ60の識別番号を読み取り、読み取った識別番号が付されているテープフィーダ60を、複数種のテープフィーダ60が収納されているフィーダ棚もしくは台車から選択する。なお、テープフィーダ60にバーコードが記載されたタグが貼着されているときは、制御装置3に接続されているバーコードリーダをタグに当ててテープフィーダ60の識別番号を読み取らせ、該当するテープフィーダ60であるか否かを表示装置4に表示させることにより選択することができる。
そして、作業者は、表示装置4に表示されているスライド部52の識別番号を読み取り、選択したテープフィーダ60を抱えてテープフィーダ60の下縁部67を、読み取った識別番号のスライド部52の近傍に近付ける。これにより、選択したテープフィーダ60の下縁部67に形成されている被吸引部材68は、読み取った識別番号のスライド部52の磁気装置80のみに吸引されるので、作業者は、当該スライド部52がテープフィーダ60の陰に隠れて見えなくても、選択したテープフィーダ60の下縁部67の導入端を読み取った識別番号のスライド部52の導入口に確実に導入することができる。特に、大型の電子部品を有する幅広のテープフィーダ60の場合に有効である。
なお、選択したテープフィーダ60の下縁部67に形成されている被吸引部材68が磁石である場合は、読み取った識別番号のスライド部52の磁気装置80の磁極を当該被吸引部材68の吸引が可能な磁極にし、両隣のスライド部52の磁気装置80の磁極を逆の磁極にするようにしてもよい。これにより、選択したテープフィーダ60の下縁部67に形成されている被吸引部材68は、読み取った識別番号のスライド部52の磁気装置80に吸引され、両隣のスライド部52の磁気装置80に対しては反発されることになるので、選択したテープフィーダ60の下縁部67の導入端を読み取った識別番号のスライド部52の導入口に容易に導入することができる。
そして、作業者は、テープフィーダ60の下縁部67をスライド部52の案内溝541に沿ってスライドさせる。このとき、案内溝541に埋設されている複数の磁気装置80は、オンにされて非磁化状態から磁化状態に切り替えられているので、テープフィーダ60の下縁部67は、複数の磁気装置80に順次吸引され、案内溝541と平行な状態に維持される。これにより、テープフィーダ60の下縁部67をスライド部52の案内溝541に沿ってスムーズにスライドさせることができる。さらに、テープフィーダ60の下縁部67が複数の磁気装置80に吸引されるので、テープフィーダ60の下縁部67がスライド部52の抜け止め溝542に入り込む前に作業者がテープフィーダ60から手を離してしまっても、テープフィーダ60のスライド部52からの脱落を防止することができる。
そして、作業者は、テープフィーダ60の下縁部67をスライド部52の抜け止め溝542に沿ってスライドさせ、テープフィーダ60のピン65およびコネクタ66を立設面部53の凹部55およびコネクタ56に嵌入する。このタイミングで、制御装置3は、当該スライド部52の磁気装置80をオン(磁化状態)からオフ(非磁化状態)に切り替える。以上により作業者によるテープフィーダ60の装着部51への装着作業が完了する。上述のように、本部品供給装置50では、テープフィーダ60の装着部51ヘの装着作業を容易に行うことが可能となり、テープフィーダ60の交換時間を短縮させることができ、また作業者の工数低減を図ることができる。
なお、上述の実施の形態においては、複数の磁気装置80が案内溝541の底面部541aに所定間隔で埋設された構成としたが、テープフィーダ60を装着部51に装着するときにフィーダ本体62の被吸引部材68を吸引できれば良いので、案内溝541の底面部541aにおけるフィーダ本体62の下縁部67の導入口に1つの磁気装置80を埋設した構成としてもよい。
また、フィーダ本体62の下縁部67を断面形状が逆T字状になるように形成し、スライド部52の抜け止め溝542を下縁部67の嵌入が可能な断面形状が逆T字状になるように形成したが、テープフィーダ60を装着部51に着脱する際の案内および抜け止めの効果を得ることができればよく、フィーダ本体62の下縁部67を所謂アリガタに形成し、スライド部52の抜け止め溝542を所謂アリミゾに形成してもよい。また、フィーダ本体62の下縁部67は磁気装置80に吸引されて溝部54への導入が容易となるので、案内溝541を設けずに抜け止め溝542のみで溝部54を構成するようにしてもよい。
また、フィーダ本体62の下縁部67の先端下部に、鉄やフェライト磁石等の磁性材料でなる被吸引部材68を形成する構成としたが、下縁部67が磁性材料で形成されている場合は磁気装置80に吸引させることが可能であるため、被吸引部材68を形成しない構成としてもよい。また、磁気装置80は制御装置3により磁気状態および非磁気状態の一方に切り替える構成としたが、作業者が別途設けられたスイッチを操作することにより切り替える構成としてもよい。
また、磁気装置80として電磁石を案内溝541の底面部541aに埋設した構成としたが、例えばレバー等により磁気状態および非磁気状態の一方の切り替えが可能な磁石を案内溝541の底面部541aに埋設した構成としてもよい。この場合、別途設けた操作装置によりレバーを自動的に切り替え、もしくは作業者によりレバーを手動で切り替える構成とする。
1…部品装着装置、50…部品供給装置、51…装着部、52…スライド部、54…溝部、60…テープフィーダ、62…フィーダ本体、62a…部品供給位置、67…下縁部、68…被吸引部材、70…テープ化部品、71…収容凹部、73…キャリアテープ、80…磁気装置、P…電子部品。

Claims (4)

  1. キャリアテープに形成された多数の収容凹部に電子部品が収容されるテープ化部品を電子部品の供給位置まで送り出し可能に保持するテープ化部品保持部と、
    前記テープ化部品保持部の下縁部を導入してスライド可能に支持するスライド部がスライド方向と交わる方向に複数並べて設けられ、前記テープ化部品保持部が着脱可能に装着される装着部と、を備えた部品供給装置であって、
    前記スライド部における少なくとも前記テープ化部品保持部の下縁部の導入口には、磁化状態および非磁化状態の一方に切り替え可能な磁気装置が設けられ、
    前記テープ化部品保持部の下縁部における少なくとも前記スライド部への導入端には、磁化状態の前記磁気装置に引付け可能な被吸引部材が形成されている部品供給装置。
  2. 前記磁気装置は、前記テープ化部品保持部の前記装着部への装着前に非磁化状態から磁化状態に切り替えられ、当該装着が完了したときに磁化状態から非磁化状態に切り替えられる請求項1に記載の部品供給装置。
  3. 前記被吸引部材は、磁石でなり、前記磁気装置は、磁極の切り替えが可能に構成され、前記スライド部に前記テープ化部品保持部の下縁部が導入されるとき、当該スライド部に設けられている前記磁気装置は前記被吸引部材を引付け可能な一方の磁極に切り替えられ、当該スライド部の両隣の前記スライド部に設けられている前記磁気装置は他方の磁極に切り替えられる請求項1又は2に記載の部品供給装置。
  4. 前記磁気装置は、前記スライド部の導入口から前記テープ化部品保持部のスライド方向に所定間隔で複数設けられている請求項1〜3の何れか一項に記載の部品供給装置。
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