JP2014066343A - ワッシャ - Google Patents

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Abstract

【課題】ワッシャをボルトに仮保持させるためにワッシャをボルトに押し込むに際し、その押し込みに必要となる力を低減する技術を提供する。
【解決手段】ワッシャ5は、バスバー3(第1導体)とリチウムイオン電池2のユニット端子6(第2導体)を電気的に接続するために、バスバー3とリチウムイオン電池2のユニット端子6との間に配置されて用いられるものである。ワッシャ5は、ボルト貫通孔5aを有する板状のワッシャ本体8と、ボルト貫通孔5a内に突出することで、ボルト貫通孔5aに挿入されたボルト4に対するワッシャ本体8の仮保持を行うボルト仮保持部11と、ワッシャ本体8とボルト仮保持部11とを連結する梁体18と、を備える。梁体18は、ワッシャ本体8の板厚方向で見て、ボルト貫通孔5aの中心から離れるように延びている。
【選択図】図5

Description

本発明は、ワッシャに関する。
この種の技術として、特許文献1は、本願の図25に示すように、下向きのボルト100に取り付けた後、手を離してもボルト100から脱落することがないワッシャ101を開示している。ワッシャ101の中央には、ボルト100の山径Rより大きい貫通孔102が形成されている。ワッシャ101の内周面には突起103が形成されている。突起103と突起103の反対側に位置する貫通孔102の内周面との間の幅Mは、ボルト100の山径Rよりも若干小さくなるように設定されている。突起103と外周面104の間には、外周面104に沿って仮止め解除孔105が形成されている。仮止め解除孔105は、突起103を中心にV字状で外周面104に沿って形成されている。
以上の構成で、ボルト100にワッシャ101を取り付けると、ワッシャ101の幅Mが山径Rよりも若干小さく設定されていて、突起103が螺子山106に係合するようになっている。従って、ワッシャ101をボルト100に押し込んでいくと、ワッシャ101の内周面と仮止め解除孔105との間の薄肉部分107の弾性変形によって突起103が容易に螺子山106を越えることができるので、ワッシャ101は、ワッシャ101の突起103がボルト100の螺子山106に係合しつつ、ボルト100に押し込まれていくことになる。
特開平10−205517号公報
しかし、上記特許文献1の構成では、ワッシャをボルトに押し込む際、強い力が必要であった。
本願発明の目的は、ワッシャをボルトに仮保持させるためにワッシャをボルトに押し込むに際し、その押し込みに必要となる力を低減する技術を提供することにある。
本願発明の第1の観点によれば、ボルト貫通孔を有する板状のワッシャ本体と、前記ボルト貫通孔内に突出することで、前記ボルト貫通孔に挿入されたボルトに対する前記ワッシャ本体の仮保持を行うボルト仮保持部と、前記ワッシャ本体と前記ボルト仮保持部とを連結する梁体と、を備え、前記梁体は、前記ワッシャ本体の板厚方向で見て、前記ボルト貫通孔の中心から離れるように延びている、ワッシャが提供される。
前記梁体は、前記ワッシャ本体の板厚方向で見て、I字状である。
前記梁体は、前記ワッシャ本体の板厚方向で見て、V字状である。
前記梁体は、前記ワッシャ本体の板厚方向で見て、前記ワッシャ本体の径方向に対して傾斜して延びている。
前記ボルト仮保持部は、複数の前記梁体を介して、前記ワッシャ本体に支持されている。
本願発明の第2の観点によれば、ボルト貫通孔を有する板状のワッシャ本体と、前記ボルト貫通孔内に突出することで、前記ボルト貫通孔に挿入されたボルトに対する前記ワッシャ本体の仮保持を行うボルト仮保持部と、前記ワッシャ本体と前記ボルト仮保持部とを連結する梁体と、を備え、前記ボルト仮保持部及び前記梁体は、前記ボルト貫通孔を狭めるように、前記ワッシャ本体を、前記ワッシャ本体の内周縁に沿って、部分的に切り起こすことで形成されている、ワッシャが提供される。
前記梁体は、前記ワッシャ本体の板厚方向で見て、円弧状である。
前記ワッシャは、第1導体と第2導体を電気的に接続するために、前記第1導体と前記第2導体との間に配置されて用いられるものである。前記ワッシャは、前記ワッシャ本体から前記第1導体側に突出する第1突出部と、前記ワッシャ本体から前記第2導体側に突出する第2突出部と、を更に備える。前記第1突出部及び前記第2突出部は、前記ワッシャ本体の内周縁及び外周縁から離れた位置で切り起こして形成されている。
前記第1突出部及び前記第2突出部の先端は、先細り形状となっている。
前記第1突出部及び前記第2突出部は、前記ワッシャ本体の板厚方向で見て、前記ワッシャ本体の径方向に対して直交する方向に沿って延びて形成されている。
前記第1突出部又は前記第2突出部の先端は、前記ワッシャ本体の板厚方向で見て、前記ワッシャ本体の中心寄りに形成されている。
前記第1突出部を切り起こす際に形成される空間と、前記第2突出部を切り起こす際に形成される空間は、互いに接続している。
前記第1突出部及び前記第2突出部の切り起こす角度は、20〜90度である。
前記第1突出部及び前記第2突出部は、夫々、3つ以上形成されている。
前記第1導体又は前記第2導体に接触することで、前記第1導体又は前記第2導体に対する前記ワッシャ本体の位置決めを行う、位置決め部を更に有する。
前記第1導体又は前記第2導体に引っ掛かることで、前記第1導体又は前記第2導体に対する前記ワッシャ本体の仮保持を行う、導体仮保持部を更に有する。
電線が接続可能な電線接続部を更に備えている。
本願発明によれば、前記ボルト仮保持部が、前記ワッシャ本体の板厚方向に弾性変位し易くなるので、前記ワッシャを前記ボルトに仮保持させるために前記ワッシャを前記ボルトに押し込むに際し、その押し込みに必要となる力が低減される。
図1は、リチウムイオン電池にバスバーを取り付けた状態を示す斜視図である。(第1実施形態) 図2は、図1の分解斜視図である。(第1実施形態) 図3は、図2のA部拡大図である。(第1実施形態) 図4は、ワッシャの斜視図である。(第1実施形態) 図5は、ワッシャの平面図である。(第1実施形態) 図6は、図5のB部拡大図である。(第1実施形態) 図7は、図5のC部拡大図である。(第1実施形態) 図8は、図7のVIII-VIII線断面図である。(第1実施形態) 図9は、ボルトとワッシャをバスバーに取り付けた状態を示す斜視図である。(第1実施形態) 図10は、ワッシャの斜視図である。(第2実施形態) 図11は、リチウムイオン電池にバスバーを取り付けた状態を示す斜視図である。(第2実施形態) 図12は、ワッシャの斜視図である。(第3実施形態) 図13は、ワッシャの斜視図である。(第4実施形態) 図14は、ワッシャをバスバーに取り付けた状態を示す斜視図である。(第4実施形態) 図15は、ワッシャの斜視図である。(第5実施形態) 図16は、ワッシャの平面図である。(第5実施形態) 図17は、図16のD部拡大図である。(第5実施形態) 図18は、ボルトとワッシャをバスバーに取り付けた状態を示す斜視図である。(第5実施形態) 図19は、ワッシャの斜視図である。(第6実施形態) 図20は、ワッシャの斜視図である。(第7実施形態) 図21は、ワッシャの斜視図である。(第7実施形態) 図22は、ワッシャの平面図である。(第7実施形態) 図23は、ボルトとワッシャをバスバーに取り付けた状態を示す斜視図である。(第7実施形態) 図24は、ワッシャの斜視図である。(第8実施形態) 図25は、特許文献1の図2に相当する図である。
(第1実施形態)
以下、図1〜図9を参照しつつ、本願発明の第1実施形態を説明する。
図1及び図2に示すように、電池組立体1は、複数のリチウムイオン電池2(電池)と、複数のバスバー3(第1導体)と、複数のボルト4と、複数のワッシャ5(接続部材)と、によって構成されている。図1及び図2には、リチウムイオン電池2が1つだけ描かれている。図2に示すように、リチウムイオン電池2は、一対のユニット端子6(電極端子、第2導体)を有している。図3に示すように、各ユニット端子6は、略円柱体であって、その先端面6aに開口する雌ネジ7が形成されている。
そして、図2に示すように、各バスバー3は、ボルト4及びワッシャ5を用いてリチウムイオン電池2の各ユニット端子6に連結され、各ユニット端子6に対して電気的に接続される。具体的には、ボルト4は、各バスバー3のボルト孔3aに挿入され、ワッシャ5のボルト貫通孔5aに挿入され、そして、リチウムイオン電池2の各ユニット端子6の雌ネジ7(図3を併せて参照)にねじ込まれる。
リチウムイオン電池2は、所定電圧を出力する電池である。バスバー3は、複数のリチウムイオン電池2を直列又は並列に接続するためのものである。本実施形態においてワッシャ5は、バスバー3とリチウムイオン電池2のユニット端子6を電気的に接続するために、バスバー3とリチウムイオン電池2のユニット端子6との間に配置されて用いられるものである。ワッシャ5は、リチウムイオン電池2のユニット端子6とバスバー3との間の接触抵抗を低減するために配置される。ワッシャ5の用途は、上記の電気的接続に限定されない。
以下、ワッシャ5について詳細に説明する。
図4及び図5に示すように、ワッシャ5は、ワッシャ本体8(接続部材本体)、複数のバスバー側爪部9(第1突出部)、複数のユニット端子側爪部10(第2突出部)、複数のボルト仮保持部11、複数の梁体18と、によって構成されている。ワッシャ5は、例えばCu系の板材をプレス加工した後にNi上Snメッキをすることで形成されている。
ワッシャ本体8は、上述したボルト貫通孔5aを有する板状に形成されている。即ち、ワッシャ本体8は、ディスク状に形成されている。ワッシャ本体8は、内周縁8a及び外周縁8bを有する。
バスバー側爪部9は、ワッシャ本体8からバスバー3側に突出する爪部である。ユニット端子側爪部10は、ワッシャ本体8からリチウムイオン電池2のユニット端子6側に突出する爪部である。バスバー側爪部9及びユニット端子側爪部10は、ワッシャ本体8の内周縁8a及び外周縁8bから離れた位置でワッシャ本体8を部分的に切り起こして形成されている。
本実施形態において、ワッシャ5は、3つのバスバー側爪部9と、3つのユニット端子側爪部10を有している。図5に示すように、各バスバー側爪部9及び各ユニット端子側爪部10は、ワッシャ本体8の板厚方向で見て、ワッシャ本体8の径方向に対して略直交する方向に沿って延びて形成されている。
各バスバー側爪部9と各ユニット端子側爪部10は、爪ユニット13を構成している。各爪ユニット13は、1つのバスバー側爪部9と1つのユニット端子側爪部10によって構成されている。従って、ワッシャ5は、3つの爪ユニット13を有している。3つの爪ユニット13は、ワッシャ本体8の周方向において等間隔に配置されている。図7に示すように、爪ユニット13を構成するバスバー側爪部9及びユニット端子側爪部10は、ワッシャ本体8の板厚方向で見て、相互に近づくように延びて形成されている。特定の爪ユニット13を構成するバスバー側爪部9を切り起こす際に付随的に形成される空間s1と、その特定の爪ユニット13を構成するユニット端子側爪部10を切り起こす際に付随的に形成される空間s2と、は互いに接続している。端的に言えば、爪ユニット13を構成するバスバー側爪部9及びユニット端子側爪部10は、ワッシャ本体8の板厚方向で見て、ワッシャ本体8の径方向に対して略直交する方向において対向している。
各バスバー側爪部9の先端9aは、先細り形状となっている。同様に、各ユニット端子側爪部10の先端10aは、先細り形状となっている。そして、各バスバー側爪部9の先端9aと各ユニット端子側爪部10の先端10aは、何れも、ワッシャ本体8の板厚方向で見て、ワッシャ本体8の中心寄りに形成されている。
図8に示すように、各バスバー側爪部9の切り起こす角度θ1は、本実施形態において約30度である。同様に、各ユニット端子側爪部10の切り起こす角度θ2は、本実施形態において約30度である。
図5に示すように、本実施形態において、ワッシャ5は、3つのボルト仮保持部11と、6本の梁体18と、を有している。図6に示すように、各ボルト仮保持部11は、ボルト貫通孔5a内に突出することで、ボルト貫通孔5aに挿入されたボルト4に対するワッシャ本体8の仮保持を行うための部分である。各梁体18は、ワッシャ本体8とボルト仮保持部11とを連結するための部分である。図5及び図6に示すように、各ボルト仮保持部11は、2本の梁体18を介して、ワッシャ本体8に支持されている。
図5に示すように、3つのボルト仮保持部11は、ワッシャ本体8の周方向に等間隔に配置されている。3つのボルト仮保持部11と、3つの爪ユニット13は、周方向において互い違いに配置されている。3つのボルト仮保持部11の内接円の直径は、ボルト4の山径の公差の最小値よりも若干小さい値に設定されている。従って、ワッシャ5のボルト貫通孔5aにボルト4を挿入すると、各ボルト仮保持部11がボルト4のネジ山に確実に引っ掛かるようになっている。
各ボルト仮保持部11は、梁体18を介してワッシャ本体8に支持されているので、ワッシャ本体8の板厚方向に弾性変位可能となっている。図6において梁体18を二点鎖線で示す。各梁体18は、ボルト仮保持部11とワッシャ本体8を連結するように細長く形成されている。各梁体18は、ワッシャ本体8の板厚方向で見て、I字状とされている。そして、各梁体18は、ボルト仮保持部11から外周側へ延びている。換言すれば、各梁体18は、ボルト貫通孔5aの中心から離れるように延びている。詳しくは、各梁体18は、ワッシャ本体8の径方向に対して例えば約45度傾斜して配置されている。ボルト仮保持部11に接続する2つの梁体18は、ワッシャ本体8の板厚方向で見て、ボルト貫通孔5aの中心に向かって凸となるV字を構成している。
(組立)
電池組立体1を組み立てるには、図9に示すように、ボルト4をバスバー3のボルト孔3a(図2を併せて参照)に挿入し、このボルト4にワッシャ5を取り付けてから、ボルト4をリチウムイオン電池2のユニット端子6にねじ込む。この場合、図5及び図6に示す各ボルト仮保持部11の存在により、ワッシャ5がボルト4から脱落し難く、作業性がよい。また、各ボルト仮保持部11がワッシャ本体8の板厚方向に弾性変位可能に構成されているので、ワッシャ5のボルト貫通孔5aにボルト4を挿入する際、ボルト4のネジ山が各ボルト仮保持部11に接触しても各ボルト仮保持部11がボルト4のネジ山から逃げるように弾性変位する。従って、ワッシャ5のボルト貫通孔5aにボルト4を挿入し易い。
そして、バスバー側爪部9がバスバー3の表面に生成されている酸化膜を破り、ユニット端子側爪部10がリチウムイオン電池2のユニット端子6の先端面6aの酸化膜を破るなどして、バスバー側爪部9とリチウムイオン電池2のユニット端子6との間の接触抵抗が、ワッシャ5が介在しない場合と比較して、低減されることになる。
以上に、本願発明の第1実施形態を説明したが、上記第1実施形態は、以下の特長を有している。
(1)ワッシャ5は、ボルト貫通孔5aを有する板状のワッシャ本体8と、ボルト貫通孔5a内に突出することで、ボルト貫通孔5aに挿入されたボルト4に対するワッシャ本体8の仮保持を行うボルト仮保持部11と、ワッシャ本体8とボルト仮保持部11とを連結する梁体18と、を備える。梁体18は、ワッシャ本体8の板厚方向で見て、ボルト貫通孔5aの中心から離れるように延びている。以上の構成によれば、ボルト仮保持部11が、ワッシャ本体8の板厚方向に弾性変位し易くなるので、ワッシャ5をボルト4に仮保持させるためにワッシャ5をボルト4に押し込むに際し、その押し込みに必要となる力が低減される。
(2)梁体18は、ワッシャ本体8の板厚方向で見て、I字状である。以上の構成によれば、梁体18を簡素な形状とすることができる。
(4)梁体18は、ワッシャ本体8の板厚方向で見て、ワッシャ本体8の径方向に対して傾斜して延びている。以上の構成によれば、梁体18が、ワッシャ本体8の板厚方向で見て、ワッシャ本体8の径方向に対して平行に延びている場合と比較して、梁体18の長さを効果的に確保することができる。
(5)ボルト仮保持部11は、複数の梁体18を介して、ワッシャ本体8に支持されている。しかし、各ボルト仮保持部11は、1本又は3本以上の梁体18を介して、ワッシャ本体8に支持されるように構成してもよい。
(8)ワッシャ5は、バスバー3(第1導体)とリチウムイオン電池2のユニット端子6(第2導体)を電気的に接続するために、バスバー3とリチウムイオン電池2のユニット端子6との間に配置されて用いられるものである。ワッシャ5は、ワッシャ本体8からバスバー3側に突出するバスバー側爪部9(第1突出部)と、ワッシャ本体8からリチウムイオン電池2のユニット端子6側に突出するユニット端子側爪部10(第2突出部)と、を更に備える。バスバー側爪部9及びユニット端子側爪部10は、ワッシャ本体8の内周縁8a及び外周縁8bから離れた位置で切り起こして形成されている。以上の構成によれば、バスバー3とリチウムイオン電池2のユニット端子6との間の接触抵抗を低減させることができる。
なお、バスバー側爪部9やユニット端子側爪部10を切り起こして形成するに際し、予め図7に示すようにバスバー側爪部9やユニット端子側爪部10の側方に隙間s3を形成しておくことが好ましいが、隙間s3は省略することもできる。
(9)バスバー側爪部9及びユニット端子側爪部10の先端9a及び先端10aは、先細り形状となっている。以上の構成によれば、バスバー3とリチウムイオン電池2のユニット端子6との間の接触抵抗を効果的に低減できる。
(10)バスバー側爪部9及びユニット端子側爪部10は、ワッシャ本体8の板厚方向で見て、ワッシャ本体8の径方向に対して直交する方向に沿って延びて形成されている。
(11)ユニット端子側爪部10の先端10aは、ワッシャ本体8の板厚方向で見て、ワッシャ本体8の中心寄りに形成されている。以上の構成によれば、リチウムイオン電池2のユニット端子6が小径であっても、ユニット端子側爪部10の先端10aを、リチウムイオン電池2のユニット端子6に確実に接触させることができる。バスバー側爪部9の先端9aについても、バスバー3の形状の如何によっては、同様の理由で、ワッシャ本体8の板厚方向で見て、ワッシャ本体8の中心寄りに形成されていることが好ましい。
(12)バスバー側爪部9を切り起こす際に形成される空間s1と、ユニット端子側爪部10を切り起こす際に形成される空間s2は、互いに接続している。以上の構成によれば、バスバー側爪部9及びユニット端子側爪部10が集約して配置されるので、リチウムイオン電池2の各ユニット端子6やバスバー3に対するワッシャ本体8の接触面積を大きく確保することができる。
(13)バスバー側爪部9及びユニット端子側爪部10の切り起こす角度は、20〜90度である。
(14)バスバー側爪部9及びユニット端子側爪部10は、夫々、3つ以上形成されている。
(第2実施形態)
次に、図10及び図11を参照しつつ、本願発明の第2実施形態を説明する。ここでは、本実施形態が上記第1実施形態と異なる点を中心に説明し、重複する説明は適宜省略する。また、上記第1実施形態の各構成要素に対応する構成要素には原則として同一の符号を付すこととする。
本実施形態において、ワッシャ5は、図10及び図11に示すように、電圧検知用ケーブル14(電線)を接続可能なケーブル接続部15(電線接続部)を更に有している。以上の構成によれば、図11に示すように、リチウムイオン電池2のユニット端子6に電圧検知用ケーブル14を、機械的にシンプルな構成で、接続することができる。
なお、本実施形態におけるケーブル接続部15は、電圧検知用ケーブル14が圧着により接続される形態である。しかし、ケーブル接続部15は、電圧検知用ケーブル14がハンダ付けや圧接により接続される形態であってもよい。
以上に本願発明の第2実施形態を説明したが、第2実施形態は、以下の特長を有している。
(17)ワッシャ5は、電圧検知用ケーブル14(電線)が接続可能なケーブル接続部15(電線接続部)を更に備えている。以上の構成によれば、リチウムイオン電池2のユニット端子6に電圧検知用ケーブル14を、機械的にシンプルな構成で、接続することができる。
(第3実施形態)
次に、図12を参照しつつ、本願発明の第3実施形態を説明する。ここでは、本実施形態が上記第1実施形態と異なる点を中心に説明し、重複する説明は適宜省略する。また、上記第1実施形態の各構成要素に対応する構成要素には原則として同一の符号を付すこととする。
本実施形態において、ワッシャ5は、3つの位置決め爪部12(位置決め部)を有している。各位置決め爪部12は、リチウムイオン電池2のユニット端子6の先端面6aの外周縁に接触することで、リチウムイオン電池2のユニット端子6に対するワッシャ本体8の位置決めを行う部分である。各位置決め爪部12は、ワッシャ本体8の外周縁8bに形成されている。各位置決め爪部12は、リチウムイオン電池2のユニット端子6側に折り曲げられて形成されている。
以上に本願発明の第3実施形態を説明したが、第3実施形態は、以下の特長を有している。
(15)ワッシャ5は、リチウムイオン電池2のユニット端子6に接触することで、リチウムイオン電池2のユニット端子6に対するワッシャ本体8の位置決めを行う、位置決め爪部12(位置決め部)を更に有する。以上の構成によれば、ワッシャ5をリチウムイオン電池2のユニット端子6に乗せた状態で、ワッシャ5のボルト貫通孔5aにボルト4を挿入する場合、ワッシャ5がリチウムイオン電池2のユニット端子6から滑り落ち難く、作業性がよい。なお、ワッシャ5は、バスバー3に接触することで、バスバー3に対するワッシャ本体8の位置決めを行う位置決め部を有していてもよい。
(第4実施形態)
次に、図13及び図14を参照しつつ、本願発明の第4実施形態を説明する。ここでは、本実施形態が上記第1実施形態と異なる点を中心に説明し、重複する説明は適宜省略する。また、上記第1実施形態の各構成要素に対応する構成要素には原則として同一の符号を付すこととする。
図13に示すように、本実施形態においてワッシャ5は、3つの導体仮保持部16を有している。3つの導体仮保持部16は、バスバー3に引っ掛かることで、バスバー3に対するワッシャ本体8の仮保持を行うものである。3つの導体仮保持部16は、ワッシャ本体8の周方向において等間隔に配置されている。各導体仮保持部16は、ワッシャ本体8の内周縁8aから、バスバー3側に突出し、ワッシャ本体8の板厚方向に延びて形成されている。各導体仮保持部16は、若干外周側に傾斜している。以上の構成によれば、図14に示すように、各導体仮保持部16をバスバー3のボルト孔3aの内周に引っ掛けて、ワッシャ5をバスバー3に対して仮保持させることができる。
以上に本願発明の第4実施形態を説明したが、第4実施形態は、以下の特長を有している。
(16)ワッシャ5は、バスバー3に引っ掛かることで、バスバー3に対するワッシャ本体8の仮保持を行う、導体仮保持部16を更に有する。以上の構成によれば、バスバー3に対してワッシャ本体8を仮保持させておくことができる。なお、ワッシャ5は、リチウムイオン電池2のユニット端子6に引っ掛かることで、リチウムイオン電池2のユニット端子6に対するワッシャ本体8の仮保持を行う導体仮保持部を更に有していてもよい。
(第5実施形態)
次に、図15〜図18を参照しつつ、本願発明の第5実施形態を説明する。ここでは、本実施形態が上記第1実施形態と異なる点を中心に説明し、重複する説明は適宜省略する。また、上記第1実施形態の各構成要素に対応する構成要素には原則として同一の符号を付すこととする。
図6に示すように、上記第1実施形態の梁体18は、ワッシャ本体8の板厚方向で見て、I字状とされている。これに対し、図15〜図17に示すように、本実施形態の梁体18は、ワッシャ本体8の板厚方向で見て、概ねワッシャ本体8の外周側に凸となるようなV字状とされている。詳しくは、図17に示すように、梁体18は、第1梁部18aと第2梁部18bによって構成されている。第1梁部18aは、ボルト仮保持部11から外周側に延びている。換言すれば、第1梁部18aは、ボルト貫通孔5aの中心から離れるように延びている。第1梁部18aは、ワッシャ本体8の径方向に対して例えば約45度傾斜して配置されている。第2梁部18bは、第1梁部18aの外周側の端部から周方向に延びている。ボルト仮保持部11に接続する2つの梁体18は、ワッシャ本体8の板厚方向で見て、W字を構成している。
(組立)
電池組立体1を組み立てるには、図18に示すように、ボルト4をバスバー3のボルト孔3a(図2を併せて参照)に挿入し、このボルト4にワッシャ5を取り付けてから、ボルト4をリチウムイオン電池2のユニット端子6にねじ込む。この場合、図15〜図17に示す各ボルト仮保持部11の存在により、ワッシャ5がボルト4から脱落し難く、作業性がよい。また、各ボルト仮保持部11がワッシャ本体8の板厚方向に弾性変位可能に構成されているので、ワッシャ5のボルト貫通孔5aにボルト4を挿入する際、ボルト4のネジ山が各ボルト仮保持部11に接触しても各ボルト仮保持部11がボルト4のネジ山から逃げるように弾性変位する。従って、ワッシャ5のボルト貫通孔5aにボルト4を挿入し易い。
以上に、本願発明の第5実施形態を説明したが、第5実施形態は、以下の特長を有している。
(1)ワッシャ5は、ボルト貫通孔5aを有する板状のワッシャ本体8と、ボルト貫通孔5a内に突出することで、ボルト貫通孔5aに挿入されたボルト4に対するワッシャ本体8の仮保持を行うボルト仮保持部11と、ワッシャ本体8とボルト仮保持部11とを連結する梁体18と、を備える。梁体18の第1梁部18aは、ワッシャ本体8の板厚方向で見て、ボルト貫通孔5aの中心から離れるように延びている。以上の構成によれば、ボルト仮保持部11が、ワッシャ本体8の板厚方向に弾性変位し易くなるので、ワッシャ5をボルト4に仮保持させるためにワッシャ5をボルト4に押し込むに際し、その押し込みに必要となる力が低減される。
(3)梁体18は、ワッシャ本体8の板厚方向で見て、V字状である。以上の構成によれば、梁体18を簡素な形状とすることができる。
(4)梁体18の第1梁部18aは、ワッシャ本体8の板厚方向で見て、ワッシャ本体8の径方向に対して傾斜して延びている。以上の構成によれば、梁体18の第1梁部18aが、ワッシャ本体8の板厚方向で見て、ワッシャ本体8の径方向に対して平行に延びている場合と比較して、梁体18の第1梁部18aの長さを効果的に確保することができる。
(5)ボルト仮保持部11は、複数の梁体18を介して、ワッシャ本体8に支持されている。しかし、各ボルト仮保持部11は、1本又は3本以上の梁体18を介して、ワッシャ本体8に支持されるように構成してもよい。
(第6実施形態)
次に、図19を参照しつつ、本願発明の第6実施形態を説明する。ここでは、本実施形態が上記第5実施形態と異なる点を中心に説明し、重複する説明は適宜省略する。また、上記第5実施形態の各構成要素に対応する構成要素には原則として同一の符号を付すこととする。
本実施形態において、ワッシャ5は、図19に示すように、電圧検知用ケーブル14(図11を併せて参照)を接続可能なケーブル接続部15を更に有している。以上の構成によれば、第2実施形態と同様に、リチウムイオン電池2のユニット端子6に電圧検知用ケーブル14を、機械的にシンプルな構成で、接続することができる。
なお、本実施形態におけるケーブル接続部15は、電圧検知用ケーブル14が圧着により接続される形態である。しかし、ケーブル接続部15は、電圧検知用ケーブル14がハンダ付けや圧接により接続される形態であってもよい。
以上に本願発明の第6実施形態を説明したが、第6実施形態は、以下の特長を有している。
(17)ワッシャ5は、電圧検知用ケーブル14が接続可能なケーブル接続部15を更に備えている。以上の構成によれば、リチウムイオン電池2のユニット端子6に電圧検知用ケーブル14を、機械的にシンプルな構成で、接続することができる。
(第7実施形態)
次に、図20〜図23を参照しつつ、本願発明の第7実施形態を説明する。ここでは、本実施形態が上記第1実施形態と異なる点を中心に説明し、重複する説明は適宜省略する。また、上記第1実施形態の各構成要素に対応する構成要素には原則として同一の符号を付すこととする。
図20〜図22に示すように、各梁体18は、ワッシャ本体8の板厚方向で見て、円弧状とされている。そして、ボルト仮保持部11及び梁体18は、ボルト貫通孔5aを狭めるように、ワッシャ本体8を、ワッシャ本体8の内周縁8aに沿って、部分的に切り起こすことで形成されている。図20の例では、この切り起こしの切り起こし角度が約20度である場合を示している。図21の例では、この切り起こしの切り起こし角度が約40度である場合を示している。この切り起こし角度は、ワッシャ5のボルト貫通孔5aに挿入されるボルト4の呼び径に応じて適宜、設定すればよい。なお、図22に示すように、ボルト仮保持部11及び梁体18の外周側の隙間s4は省略することができる。
図22によれば、上記の切り起こしにより、ボルト仮保持部11が真円形のボルト貫通孔5a内に若干進出していることが判る。
また、ワッシャ5は、3つの位置決め爪部12を有している。
(組立)
電池組立体1を組み立てるには、2つの手順を選択できる。1つ目は、図23に示すように、ボルト4をバスバー3のボルト孔3a(図2を併せて参照)に挿入し、このボルト4にワッシャ5を取り付けてから、ボルト4をリチウムイオン電池2のユニット端子6にねじ込む手順である。この場合、図20等に示す各ボルト仮保持部11の存在により、ワッシャ5がボルト4から脱落し難く、作業性がよい。2つ目は、図2に示すリチウムイオン電池2の各ユニット端子6にワッシャ5を予め乗せておき、その後、バスバー3のボルト孔3aに挿入したボルト4をリチウムイオン電池2の各ユニット端子6にねじ込む手順である。この場合、図20等に示す各位置決め爪部12の存在により、ワッシャ5がリチウムイオン電池2のユニット端子6から滑り落ち難く、作業性がよい。
(6)ワッシャ5は、ボルト貫通孔5aを有する板状のワッシャ本体8と、ボルト貫通孔5a内に突出することで、ボルト貫通孔5aに挿入されたボルト4に対するワッシャ本体8の仮保持を行うボルト仮保持部11と、ワッシャ本体8とボルト仮保持部11とを連結する梁体18と、を備える。ボルト仮保持部11及び梁体18は、ボルト貫通孔5aを狭めるように、ワッシャ本体8を、ワッシャ本体8の内周縁8aに沿って、部分的に切り起こすことで形成されている。以上の構成によれば、ボルト4の様々な山径に柔軟に対応可能なワッシャ5を実現することができる。
(7)梁体18は、ワッシャ本体8の板厚方向で見て、円弧状である。
(第8実施形態)
次に、図24を参照しつつ、本願発明の第8実施形態を説明する。ここでは、本実施形態が上記第7実施形態と異なる点を中心に説明し、重複する説明は適宜省略する。また、上記第7実施形態の各構成要素に対応する構成要素には原則として同一の符号を付すこととする。
本実施形態において、ワッシャ5は、図24に示すように、電圧検知用ケーブル14(図11を併せて参照)を接続可能なケーブル接続部15を更に有している。以上の構成によれば、第2実施形態及び第6実施形態と同様に、リチウムイオン電池2のユニット端子6に電圧検知用ケーブル14を、機械的にシンプルな構成で、接続することができる。
なお、本実施形態におけるケーブル接続部15は、電圧検知用ケーブル14が圧着により接続される形態である。しかし、ケーブル接続部15は、電圧検知用ケーブル14がハンダ付けや圧接により接続される形態であってもよい。
(17)ワッシャ5は、電圧検知用ケーブル14が接続可能なケーブル接続部15を更に備えている。以上の構成によれば、リチウムイオン電池2のユニット端子6に電圧検知用ケーブル14を、機械的にシンプルな構成で、接続することができる。
以上に、本願発明の好適な第1〜第8実施形態を説明した。各実施形態において、ワッシャ5は、複数のリチウムイオン電池2の接続に用いられるものとしたが、これに代えて、複数のラミネートセルの接続に用いられるものとしてもよい。
また、第1〜第8実施形態は、合理的な範囲内で、適宜組み合わせることができる。
1 電池組立体
2 リチウムイオン電池
3 バスバー(第1導体)
3a ボルト孔
4 ボルト
5 ワッシャ
5a ボルト貫通孔
6 ユニット端子(第2導体)
6a 先端面
7 雌ネジ
8 ワッシャ本体
8a 内周縁
8b 外周縁
9 バスバー側爪部(第1突出部)
9a 先端
10 ユニット端子側爪部(第2突出部)
10a 先端
11 ボルト仮保持部
12 位置決め爪部(位置決め部)
13 爪ユニット
14 電圧検知用ケーブル(電線)
15 ケーブル接続部(電線接続部)
16 導体仮保持部
18 梁体
18a 第1梁部
18b 第2梁部
θ1 角度
θ2 角度
s1 空間
s2 空間
s3 隙間
s4 隙間

Claims (17)

  1. ボルト貫通孔を有する板状のワッシャ本体と、
    前記ボルト貫通孔内に突出することで、前記ボルト貫通孔に挿入されたボルトに対する前記ワッシャ本体の仮保持を行うボルト仮保持部と、
    前記ワッシャ本体と前記ボルト仮保持部とを連結する梁体と、
    を備え、
    前記梁体は、前記ワッシャ本体の板厚方向で見て、前記ボルト貫通孔の中心から離れるように延びている、
    ワッシャ。
  2. 請求項1に記載のワッシャであって、
    前記梁体は、前記ワッシャ本体の板厚方向で見て、I字状である、
    ワッシャ。
  3. 請求項1に記載のワッシャであって、
    前記梁体は、前記ワッシャ本体の板厚方向で見て、V字状である、
    ワッシャ。
  4. 請求項2又は3に記載のワッシャであって、
    前記梁体は、前記ワッシャ本体の板厚方向で見て、前記ワッシャ本体の径方向に対して傾斜して延びている、
    ワッシャ。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載のワッシャであって、
    前記ボルト仮保持部は、複数の前記梁体を介して、前記ワッシャ本体に支持されている、
    ワッシャ。
  6. ボルト貫通孔を有する板状のワッシャ本体と、
    前記ボルト貫通孔内に突出することで、前記ボルト貫通孔に挿入されたボルトに対する前記ワッシャ本体の仮保持を行うボルト仮保持部と、
    前記ワッシャ本体と前記ボルト仮保持部とを連結する梁体と、
    を備え、
    前記ボルト仮保持部及び前記梁体は、前記ボルト貫通孔を狭めるように、前記ワッシャ本体を、前記ワッシャ本体の内周縁に沿って、部分的に切り起こすことで形成されている、
    ワッシャ。
  7. 請求項6に記載のワッシャであって、
    前記梁体は、前記ワッシャ本体の板厚方向で見て、円弧状である、
    ワッシャ。
  8. 第1導体と第2導体を電気的に接続するために、前記第1導体と前記第2導体との間に配置されて用いられる、請求項1〜7の何れかに記載のワッシャであって、
    前記ワッシャ本体から前記第1導体側に突出する第1突出部と、
    前記ワッシャ本体から前記第2導体側に突出する第2突出部と、
    を更に備え、
    前記第1突出部及び前記第2突出部は、前記ワッシャ本体の内周縁及び外周縁から離れた位置で切り起こして形成されている、
    ワッシャ。
  9. 請求項8に記載のワッシャであって、
    前記第1突出部及び前記第2突出部の先端は、先細り形状となっている、
    ワッシャ。
  10. 請求項9に記載のワッシャであって、
    前記第1突出部及び前記第2突出部は、前記ワッシャ本体の板厚方向で見て、前記ワッシャ本体の径方向に対して直交する方向に沿って延びて形成されている、
    ワッシャ。
  11. 請求項10に記載のワッシャであって、
    前記第1突出部又は前記第2突出部の先端は、前記ワッシャ本体の板厚方向で見て、前記ワッシャ本体の中心寄りに形成されている、
    ワッシャ。
  12. 請求項10又は11に記載のワッシャであって、
    前記第1突出部を切り起こす際に形成される空間と、前記第2突出部を切り起こす際に形成される空間は、互いに接続している、
    ワッシャ。
  13. 請求項8〜12の何れかに記載のワッシャであって、
    前記第1突出部及び前記第2突出部の切り起こす角度は、20〜90度である、
    ワッシャ。
  14. 請求項8〜13の何れかに記載のワッシャであって、
    前記第1突出部及び前記第2突出部は、夫々、3つ以上形成されている、
    ワッシャ。
  15. 請求項8〜14の何れかに記載のワッシャであって、
    前記第1導体又は前記第2導体に接触することで、前記第1導体又は前記第2導体に対する前記ワッシャ本体の位置決めを行う、位置決め部を更に有する、
    ワッシャ。
  16. 請求項8〜15の何れかに記載のワッシャであって、
    前記第1導体又は前記第2導体に引っ掛かることで、前記第1導体又は前記第2導体に対する前記ワッシャ本体の仮保持を行う、導体仮保持部を更に有する、
    ワッシャ。
  17. 請求項1〜16の何れかに記載のワッシャであって、
    電線が接続可能な電線接続部を更に備えている、
    ワッシャ。
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