JP2014066085A - 水路底における濾過取水装置 - Google Patents

水路底における濾過取水装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014066085A
JP2014066085A JP2012212819A JP2012212819A JP2014066085A JP 2014066085 A JP2014066085 A JP 2014066085A JP 2012212819 A JP2012212819 A JP 2012212819A JP 2012212819 A JP2012212819 A JP 2012212819A JP 2014066085 A JP2014066085 A JP 2014066085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
intake
side edge
water channel
channel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012212819A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5775500B2 (ja
JP2014066085A5 (ja
Inventor
Hisashige Yasui
久繁 安居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SOGO CO Ltd
Original Assignee
SOGO CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SOGO CO Ltd filed Critical SOGO CO Ltd
Priority to JP2012212819A priority Critical patent/JP5775500B2/ja
Publication of JP2014066085A publication Critical patent/JP2014066085A/ja
Publication of JP2014066085A5 publication Critical patent/JP2014066085A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5775500B2 publication Critical patent/JP5775500B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract


【課題】水路水の水位が低下したときも効率的な濾過取水を可能とする。
【解決手段】河川等の水路2の一方の水路側縁3側で、水路底に取水部6を設ける。取水部6は、フィルタ孔7を有する取水板部9の下側に取水空所10を有する。取水板部9の上面14は水路の底面4と面一状態であり、フィルタ孔7を通して濾過された水を取水空所10で取水する。一方の取水板部側縁11は一方の水路側縁3に合致状態にある。他方の取水板部側縁12と他方の水路側縁13との間で集水突出部15が上方に突出する。集水突出部15の突出部上面16は、他方の取水板部側縁12から他方の水路側縁13に向かって上方に傾斜する。水路水の水位が低下したときは、集水突出部15が水路水を堰上げし且つ水路水の流れの幅を小さくして、取水板部9の上面14の水位を高める。
【選択図】図12

Description

本発明は、目詰まりを防止しながら効率的に取水し得る、水路底における濾過取水装置に関するものである。
本発明者は、特許文献1で、目詰まり解消機能を具えた濾過集水装置を提供した。
この濾過集水装置aの一つの態様は、図36〜37に示すように、水路bの所要長さの部分を、多数のフィルタ孔cが貫設されてなる有孔の底面部dを具えた集水路eとし、該有孔の底面部dを仕切りとして、集水路eの下側に集水空所fを設け、該集水空所fに取水路gを連設し、又、該集水空所f内には、前記フィルタ孔cに向けて水を噴出するノズル口hが多数設けられてなる吹出管jを配設した構成を有していた。
又、該濾過集水装置aの他の態様は、図38〜39に示すように、水路bの所要長さ部分を、多数のフィルタ孔cが貫設されてなる有孔の底面部dを具えた集水路eとし、該有孔の底面部dを仕切りとして、集水路eの下側の集水空所fを設け、該集水空所fに取水路gを連設し、又、該集水空所fの上流開口端kを集水路eの流入側において水路bに連通させると共に、集水路eへの水の供給を遮断し且つ集水空所fへの水の流入を可能とする一方、集水空所fへの水の供給を遮断し且つ集水路eへの水の流入を可能とする開閉装置mを設けた構成を有していた。
そして、かかる構成を有する濾過集水装置aによるときは、水路bを流れる水(河川水等)が集水路eのフィルタ孔cを通過して濾過され集水空所fに導入されて、その後、取水路gを経て所定場所に送給されるようになされていた。
そして、かかる装置において、フィルタ孔cが目詰まりした場合にこれを解消するに際しては次のように行っていた。濾過集水装置aが前記吹出管jを具える場合は、該吹出管jに水(濾過された河川水等)を供給してこれを該吹出管jのノズル口hよりフィルタ孔cに向けて噴出させ、噴流によってフィルタ孔cの目詰まりを解消していた。
又、前記濾過集水装置aが前記開閉装置mを具える場合は、該開閉装置mを動作させて集水路eへの水の供給を遮断し且つ集水空所fに水を流入させ、該集水空所fに流入した水がフィルタ孔cを通して集水路e内の吹き上がるようになし、これによってフィルタ孔cの目詰まりを解消することとしていた。
本発明者は、かかる従来の濾過集水装置aにおいて、フィルタ孔cが目詰まりする原因について検討したところ、前記水路bを流れる単位時間当たりの水の量が変動することによって前記集水路eにおける水位が前記有孔の底面部dの上面よりも下がった場合に、河川水に含まれているゴミがフィルタ孔cに詰まることによって生じやすいことが分かった。
このような原因等によってフィルタ孔cが目詰まりした場合、前記吹出管jを有する前記濾過集水装置aにあっては、例えば図37に示すように、前記吹出管jのノズル口hよりフィルタ孔cに向けて水を噴出させ、その噴流によってフィルタ孔cの目詰まりを解消することとしていたが、ノズル口hからの噴流作用を受ける部分においては目詰まりが解消されても、その噴流の影響を受けない部分においては目詰まりが解消されにくく、かかることから、有孔の底面部dの全面に亘って効果的に目詰まりを解消できるわけではなかった。一方、前記開閉装置mを有する濾過集水装置aによるときは、図39に示すように、該開閉装置mを動作させることによって、前記集水空所fに流入した水をフィルタ孔cを通して集水路e内に吹き上げることができるため、前記有孔の底面部dの全体に亘って目詰まりを解消できる利点はあったが、前記開閉装置mを動作させる電気系統で故障が生じやすい問題があった。
又、前記した吹出管jを具える目詰まり解消手段や、開閉装置mを具える目詰まり解消手段は、特別な装置を必要として設備の複雑化を招いて施工コストを上昇させる問題があったことに加え、頻繁にメンテナンスを行うことを要し、維持管理コストの上昇を招く問題もあった。
特開平8−24834号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みて開発されたものであり、水路の水位低下が生じた場合も取水板部上に水を集めることを可能とし、該取水板部上を流れる水の勢いによってゴミが、該取水板部のフィルタ孔に引っ掛かりにくくなし得、これによって効率的な濾過取水を可能とする、水路底における濾過取水装置の提供を課題とするものである。
前記課題を解決するため本発明は以下の手段を採用する。
即ち本発明に係る、水路底における濾過取水装置(以下濾過取水装置という)は、水路の一方の水路側縁側で、水路底に取水部が設けられると共に、該取水部は、フィルタ孔が設けられてなる取水板部が、その上面が該水路の底面と面一状態に設けられ、該取水板部の下側に、該フィルタ孔を通して濾過された水を取水する取水空所が設けられてなり、又、該取水板部の一方の取水板部側縁は前記一方の水路側縁に合致状態にある一方、前記取水板部の他方の取水板部側縁と、前記水路の他方の水路側縁との間に、該他方の取水板部側縁の全長に亘って、集水突出部が前記水路の底面で上方に突出する如く設けられており、該集水突出部の突出部上面は、該他方の取水板部側縁から前記他方の水路側縁に向かって上方に傾斜する傾斜面に形成されていることを特徴とするものである。
本発明に係る濾過取水装置の他の態様は、水路の幅方向の中間部分で、水路底に取水部が設けられると共に、該取水部は、フィルタ孔が設けられてなる取水板部が、その上面が該水路の底面と面一状態に設けられてなり、該取水板部の下側に、該フィルタ孔を通して濾過された水を取水する取水空所が設けられてなり、又、前記取水板部の一方の取水板部側縁と、前記水路の一方の水路側縁との間に、該一方の取水板部側縁の全長に亘って、集水突出部が前記水路の底面で上方に突出する如く設けられており、該集水突出部の突出部上面は、該一方の取水板部側縁から前記一方の水路側縁に向かって上方に傾斜する傾斜面に形成されており、又、該取水板部の他方の取水板部側縁と、前記水路の他方の水路側縁との間に、該他方の取水板部側縁の全長に亘って、集水突出部が前記水路の底面で上方に突出する如く設けられており、該集水突出部の突出部上面は、該他方の取水板部側縁から該他方の水路側縁に向かって上方に傾斜する傾斜面に形成されていることを特徴とするものである。
前記の各濾過取水装置において、前記フィルタ孔を直径が1mmの円形孔とし、該フィルタ孔の上端周縁を、上に突の円弧状周縁に形成するのがよい。
(1) 本発明は、水路底に設けた取水部を構成する取水板部の取水板部側縁と水路側縁との間に集水突出部を設ける構成を採用している。
従って本発明によるときは、水路水の水位変動によって、その水位が下がった場合は、前記集水突出部が、水路水を堰上げし且つ水路水の流れの幅を小さくして、前記取水板部の上面に水路水を集めるように作用する。
これにより、水路の水位が低くなっても、取水板部の上面での水位を極力高く設定でき、該上面における水の流れの勢いを所要に確保できる。従って、水路水に含まれているゴミが前記フィルタ孔に引っ掛かるのを極力防止しながら、即ち、フィルタ孔が目詰まりするのを極力防止しながら、取水部での取水を効果的に行うことができる。
かかることから本発明によるときは、効率的な濾過取水を安定的に行い得る利点がある。又、特許文献1、2におけるような、吹出管や開閉装置等の特別な目詰まり解消装置を必要としないために施工コストの低減を期し得ると共に工期の短縮も達成できる。又、従来におけるような電気系統が故障する等の恐れもない。なお、前記取水板部の上面での水位が比較的低い場合には、流水の勢いが弱いために前記フィルタ孔が幾らかは目詰まりするので、必要に応じて前記上面を掃除することにはなるが、特許文献1、2におけるような頻繁なメンテナンスは必要でない。かかることから、維持管理コストの低減を期し得ることとなる。
(2) 前記フィルタ孔を、直径が1mmの円形孔として形成すると共に、その上端周縁を上に突の円弧状面として構成する場合は、該フィルタ孔にゴミがより引っ掛かりにくくなし得て好ましい。
本発明に係る濾過取水装置を示す斜視図である。 その横断面図である。 その平面図である。 その縦断面図である。 取水部の上流側の構成とその作用を示す断面図である。 取水部の下流側の構成とその作用を説明する断面図である。 角筒状容体を示す斜視図である。 角筒状容体の構成を説明する分解斜視図である。 角筒状容体の上流端側の構成を示す斜視図である。 取水板部の構成を示す拡大断面図である。 河川水の水位が高い場合における濾過取水作用を説明する断面図である。 河川水の水位が下がった状態における濾過取水作用を説明する断面図である。 河川水の水位が更に下がった状態における濾過取水作用を説明する断面図である。 河川水の水位が更に下がった状態における濾過取水作用を説明する断面図である。 濾過取水装置の他の態様を示す斜視図である。 その横断面図である。 その平面図である。 その濾過取水装置における、集水部の上流側の構成と下流側の構成を示す断面図である。 河川水の水位が高い状態における濾過取水作用を説明する断面図である。 河川水の水位が下がった状態における濾過取水作用を説明する断面図である。 河川水の水位が更に下がった状態における濾過取水作用を説明する断面図である。 河川水の水位が更に下がった状態における濾過取水作用を説明する断面図である。 取水板部の両側縁部分に押え板を重ねて該側縁部分を支持片に固定した状態を示す斜視図と断面図である。 その場合の一例を示す平面図である。 その場合の他の例を示す平面図である。 その場合の構成を示す部分斜視図である。 取水板部を保護板で保護した場合の一例を示す斜視図と断面図である。 本発明が小規模の水路に応用された場合を示す断面図である。 取水部の周辺部分をコンクリート打設による平滑面に形成すると共に、集水突出部の端部に坂状傾斜面部を連設した場合の一例を示す平面図である。 その場合の他の例を示す平面図である。 その断面図である。 現場打ち施工によって取水部を構成した場合を示す斜視図である。 その断面図である。 河川がカーブしている箇所に設けられた濾過取水装置を示す平面図である。 取水部を構成する角筒状容体を、構成部材相互をボルト固定して構成する場合の部材相互のボルト固定状態の一例を示す断面図である。 従来の濾過集水装置の構成を示す一部欠切斜視図である。 その濾過取水装置における目詰まり解消作用を説明する縦断面図である。 従来の濾過集水装置の他の態様を説明する一部欠切斜視図である。 その濾過集水装置における目詰まり解消作用を説明する縦断面図である。
図1〜4において本発明に係る濾過取水装置1は、例えば河川2aとしての水路2の一方の水路側縁3側で、その川底5a(水路底5)に、該河川2aの延長方向に延長する取水部6が設けられている。該取水部6は、フィルタ孔7が設けられてなる取水板部9が、その上面14が川底面4a(水路の底面4)と面一状態に設けられ、図2に示すように、該取水板部9の下側に、該フィルタ孔7を通して濾過された水を取水する取水空所10が設けられている。そして、図5(A)、図6(A)に示すように、該取水板部9の上面14上を河川水8が流れている状態で、該取水空所10で河川水8が取水される如くなされている。前記取水板部9の一方の取水板部側縁11は前記一方の水路側縁3に合致状態にある。又、図1〜2に示すように、前記取水板部9の他方の取水板部側縁12と、前記水路2の他方の水路側縁13との間に、該他方の取水板部側縁12の全長に亘って、集水突出部15が前記水路の底面4で上方に突出する如く設けられており、該集水突出部15の突出部上面16は、該他方の取水板部側縁12から前記他方の水路側縁13に向かって上方に傾斜する傾斜面17として形成されている。以下これをより具体的に説明する。
前記河川2aは、本実施例においては図2に示すように、川底面4a(水路の底面4)の幅L1が3m程度に設定されると共に河川の深さ(水路の深さ)L2は2m程度に設定されている。
前記取水部6は、図1〜4に示すように、河川2aの前記一方の水路側縁3側で、その川底5aを、該河川2aの延長方向で見て一定幅で所要長さに掘削して形成した掘削空間部20に設けられており、その上面14は、川底面4a(水路の底面4)と面一状態に設けられている。ここに面一状態とは、基本的には面一であることを意味しているが、該上面14は、施工誤差によって、川底面4aより稍上に位置していたり或いは稍下に位置していることがある。
本実施例においては、該取水部6の幅L3(図3)は100cm程度で、その長さL4(図3)は600cm程度である。又、その深さL5(図4)は、上流側の400cm程度の長さ部分L6(図4、図7)では20cm程度に設定され、下流側の200cm程度の長さ部分L7(図4、図7)では30cm程度に設定されている。該取水部6における必要な取水量は、該取水部6の延長方向の長さを所要に設定することによって容易に確保できる。
該取水部6は、本実施例においては図4〜7に示すように、ステンレス板等の金属板を溶接等することによって形成され且つ両端が端面板21,21で覆われてなる角筒状容体22(図7)を用い、該角筒状容体22を前記掘削空間部20に埋設して構成されている。そして、その上面部分は、フィルタ孔7が設けられてなる前記取水板部9とされている。
該角筒状容体22は、本実施例においては、図4、図7に示すように、幅が100cmで長さが200cm、深さが20cmの第1の容体22aの2本が、フィルタ孔7が設けられてなる上面33,33を面一にして直列に接合され且つその接合部24aが溶接されると共に、下流側の第1の容体22a1の端部に、幅が100cmで長さが200cm、深さが30cmの第2の容体22bが、その上面33,33を面一にして接合され且つその接合部24bが溶接されて、全体が一連状態に構成されている。そして、該第2の容体22bと前記下流側の第1の容体22a1との接合部分に生ずる段差面部は覆い板38(図7)で覆われている。又、かかる構成を有する角筒状容体22の下流端側の、前記一方の水路側縁3側の側面板(前記第2の容体22bの側面板)26aには、図6、図7に示すように、ジョイント管37を介して、例えば、内径が20cmの太径の2本の送水管35a,35aと、内径が5cmの細径の1本の送水管35bが、間隔を置いて連結されている。
前記角筒状容体22を構成する前記第1の容体22aと前記第2の容体22bは、図5(B)、図6(B)、図8〜9に示すように、前記河川2aの上流側から下流側に向けて延長する細長な長方形板状を呈する底面板23の長手両側縁25,25で、左右の側面板26,26が立設状態に屈曲形成されると共に、該左右の側面板26,26の上端を向き合う方向に水平に屈曲して左右の支持片27,27が形成されてなる容体枠44(図8)を有し、該左右の支持片27,27に前記取水板部9の左右の側縁部分29,29が固定される。かかる構成を有する容体枠44,44の端部相互が溶接により一体化されて長尺の容体枠が形成される。そして該取水板部9は、例えば1mm直径の前記フィルタ孔7が多数貫設されてなる1mm厚さのパンチングメタル板30を用いて形成されており、図9に示すように、その左右の側縁部分29,29が前記左右の支持片27,27に載置されると共に、該左右の側縁部分29,29が前記左右の支持片27,27に固定されることによって角筒体31(図9)が構成される。かかる構成を有する角筒体31の上流側の開放端28aと下流側の開放端28bが夫々、前記端面板21,21で覆われ且つ固定されると共に、前記段差面部は前記覆い板38で覆われ固定される。これらの固定は、溶接やビス止め、リベット止め等の所要の固定手段を用いて行うことができる。本実施例においては、前記取水板部9は、前記第1の容体22a,22a、前記第2の容体22bに対応させて3分割されているが、該取水板部9は長尺の一枚板であってもよい。図10は前記取水板部9の部分拡大図であり、前記フィルタ孔7は1mm径の円形孔で、該フィルタ孔7の上端周縁32は、上に突の円弧状周縁に形成されている。
前記取水部6を構成する前記取水板部9の上面14は、前記のように、前記川底面4aと面一状態を呈している。即ち、該取水板部9の上面14は、該川底面4aの傾斜に合わせて傾斜されている。そして、該取水板部9の下側に、該取水板部9の有する前記フィルタ孔7を通して濾過された河川水を取水する前記取水空所10(図4〜6)が設けられており、該上面33を河川水が流れている状態で、該取水空所10で河川水8が取水される如くなされている。
又図1〜2に示すように、前記水路2(河川2a)の他方の水路側縁13と、該取水板部9の前記他方の取水板部側縁12との間には、前記集水突出部15が、前記川底面4aで上方に突出する如く設けられている。該集水突出部15は本実施例においては、該他方の取水板部側縁12の全長に亘って、前記川底面5aに現場打ちコンクリートを打設して形成されている。そして本実施例においては、該集水突出部15の突出部上面16は、該他方の取水板部側縁12から前記他方の水路側縁13に向かって上方に傾斜する直線状の傾斜面17として形成されている。該傾斜面17の勾配は、前記河川2aの水位が一番低い時期(冬期等)を考慮して所要に設定する。この勾配の設定は、このように水位が一番低い場合であっても前記取水板部9の上面14に水を集中させることができ、該取水板部9上を流れる水の勢いによってゴミを流し去ることが可能となるように設定される。該取水板部9の上面14で、5cm程度は水深があるのが好ましい。本実施例においては、例えば3/100程度に設定される。従って本実施例においては、傾斜面上端39の前記川底面4aからの高さは60mm程度に設定される。本実施例においては、該集水突出部15の上流側の端部55と下流側の端部56は段差面57,59として形成されている。
かかる構成の濾過取水装置1によるときは、例えば図11に示すように、河川水8の水位が前記傾斜面上端39よりも高い場合は、前記取水板部9の上面14上を水が十分な水深で流れ、この状態で前記取水空所10で取水される。このような流れ状態にあっては、河川水に含まれているゴミがフィルタ孔7に引っ掛かる恐れがほとんどない。
一方河川水8の水位変動によってその水位が下がった場合は、前記集水突出部15が堰板として機能して河川水8が堰上げされることになる。該集水突出部15の突出部上面16は前記のような直線状の傾斜面17として形成されているため、該堰上げの程度に応じて該直線状の傾斜面17に、堰上げされた河川水と接する水際線34が生じ、前記取水板部9の上面14を、該水際線34の高さに水面を有した状態で河川水が下流側に向けて流れる。図12は、前記集水突出部15で堰上げされることによって、前記水際線34が前記傾斜面上端39に合致した状態を示している。この場合は、前記上面14における水面高さが前記傾斜面上端39に合致し、前記取水板部9の上面14での水深は例えば6cm程度である。図13は、河川水の水位が更に下がって前記水際線34が該傾斜面上端39から多少下がった状態を示している。この場合における、前記取水板部9の上面14での水深は例えば5cm程度である。図14は、河川水の水位が更に下がって前記水際線34がより下がった状態を示している。この場合における、前記取水板部9の上面14での水深は例えば4cm程度である。
このように前記集水突出部15は、河川水を堰上げし且つ河川水の流れの幅を小さくして、前記取水板部9の上面14に河川水を集めるように作用するのである。
かかることから、河川の水位が低くても、該取水板部9の上面14での水位を極力高く設定でき、該上面14における水の流れの勢いを所要に確保できるので、河川水8に含まれているゴミが前記フィルタ孔7に引っ掛かるのを極力防止しながら(即ち、フィルタ孔7が目詰まりするのを極力防止しながら)、取水を効果的に行い得ることとなる。
もしも前記集水突出部15が設けられていないとすれば、河川水の水位が下がった場合は、河川水が河川幅の全体に分散してしまい、その結果、図12、図13、図14に一点鎖線Lで示すように、前記上面14での水位が小さくなり、河川水8に含まれているゴミがフィルタ孔7に引っ掛かりやすくなってしまう。前記集水突出部15の直線状の傾斜面17は、前記のように、かかる問題点を解消するのである。
図15〜17は、本発明に係る濾過取水装置1の他の実施例を示すものであり、例えば河川2aとしての水路2の幅方向の中間部分で、前記と同様にして、川底面4a(水路の底面4)に、該河川2a(水路2)の上流側から下流側に向けて延長する取水部6が設けられている。該取水部6は、フィルタ孔7が設けられてなる取水板部9が、前記川底面4a(水路の底面4)と面一状態に設けられ、該取水板部9の下側に、該フィルタ孔7を通して濾過された水を取水する取水空所10が設けられてなり、図18(A)(B)に示すように、該取水板部9上を水が流れている状態で、該取水空所10で取水される如くなされている。
そして、前記取水板部9の一方の取水板部側縁11と、これと向き合う前記水路2の一方の水路側縁3との間に、及び、前記取水板部9の他方の取水板部側縁12と、これと向き合う前記水路2の他方の水路側縁13との間に、該一方の取水板部側縁11の全長に亘って、又、該他方の取水板部側縁12の全長に亘って、前記水路の底面4で上方に突出する如く、前記と同様構成の集水突出部15,15が設けられている。該集水突出部15,15の突出部上面16,16は、取水板部側縁11から水路側縁に向かって上に傾斜する直線状の傾斜面17,17に形成されている。
かかる構成の濾過取水装置1によるときは、図19に示すように、河川水8の水位が左右の前記傾斜面上端39,39よりも高い場合は、前記取水板部9の上面14を水が十分な水位で流れ、この状態で前記取水空所10で取水される。このような流れ状態にあっては、河川水に含まれているゴミが前記フィルタ孔7に引っ掛かる恐れがほとんどない。
一方、河川水8の水位変動によってその水位が下がった場合は、前記と同様にして、前記集水突出部15,15は、河川水を堰上げし且つ河川水の流れの幅を小さくして、前記取水板部9の上面14に河川水を集めるように作用する。この作用は図20〜図22で説明されており、図12〜図14に基づいて説明したところと同様である。図12〜14におけると同様部分には同一の付号を付している。かかることから、河川の水位が低くなっても、取水板部9の上面14上の水位を極力高く設定でき、該上面14における水の流れの勢いを所要に確保できる。従って、河川水に含まれているゴミが前記フィルタ孔7に引っ掛かるのを極力防止しながら(即ち、フィルタ孔7が目詰まりするのを防止しながら)、取水を効果的に行い得ることとなる。
本発明は、前記実施例で示したものに限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内で種々の設計変更が可能であることはいうまでもない。その一例を挙げれば次のようである。
(1) 図23、図24〜25、図26は、前記取水板部9の両側縁部分29,29を前記左右の支持片27,27にビス63で固定する際、該両側縁部分29,29の上面60,60上に押え板61,61を重ね合わせると共に、該押え板61の上面62側からビス63を螺合し締め付けることによって該押え板61と該側縁部分29と該支持片27とを一体化した状態を示している。このように押え板61を重ね合わせてビス固定することにより、該側縁部分29を該支持片27により安定状態で密着させることができ、該側縁部分29と該支持片27との当接部分の端部66を通してゴミが取水空所10内に流入するのを確実に防止できる。
(2) 川底5aとしての水路底5に取水部6を設ける場合は、大水によって上流から流れてきた大きな石が取水板部9の上面14に載ってこれを損傷する恐れがある。これを防ぐために、例えば図27に示すように、大水時には該取水板部9の上面14にステンレス板等の保護板67を着脱可能に被せるのがよい。該保護板67は例えば3mm厚さであり且つ前記取水板9と同幅寸法のステンレス板を以て形成されている。該保護板67を固定するに際しては、図23における前記ビス63を取り外して前記押え板61を一旦取り外して後、図27に示すように、該保護板67を前記取水板9の上面14に重ね合わせる。その後、取り外した前記押え板61を該保護板67の両側縁部分69,69の上面70,70に重ね合わせ、該押え板61の上面側からビス63を螺合し締め付けることによって該押え板61と該保護板67の側縁部分69と前記取水板9の側縁部分29とを一体化する。なお、取水可能時には該保護板を取り外す。
(3) 本発明に係る濾過取水装置1は、水路幅が1m〜5mである水路に応用して好ましい。図28は、水路幅が1m程度である小規模の水路に応用された場合を示すものであり、前記と同様構成の集水突出部15による、水を集める作用によって、前記取水板部9の上面14での水深が所要に確保された状態(例えば5cm程度に確保された状態)が示されている。
(4) 図29、図30においては、前記取水部6の周辺部分の川底面4a(水路の底面4)を、コンクリートを打設して平滑面71に形成してなり、該平滑面71と前記取水板部9の上面14とは面一状態に形成されている。本実施例においては、該平滑面71は、該取水板部9の上流端縁72から上流に向けて200cm程度延長されると共に、該取水板部9の下流端縁73から下流に向けて200cm程度延長されている。
(5) 図1、図15においては、前記集水突出部15の上流側の端部55と下流側の端部56が共に段差面57,59として形成されている。図31は、前記集水突出部15の前記上流側の端部55と前記下流側の端部56に、上面75,76が川底面4a(水路の底面4)に向けて下方になだらかに傾斜する坂状傾斜面部77,79を連設した状態を示している。図29、図30において一点鎖線で囲んだ範囲が坂状傾斜面部77,79である。このように坂状傾斜面部77,79を設ける場合は、前記河川水が、集水突出部15の傾斜面17に静かに上昇できると共に該傾斜面17から川底面4a(水路の底面4)に向けて静かに流下できる。
(6) 図32〜33は、前記取水部6の他の構成を示すものであり、該取水部6は、川底5aを掘削して形成した掘削空間部に、現場打ち施工によってコンクリート製の横断面U字状構造部80を形成した場合を示す。該U字状構造部80の上流側の端部とその下流側の端部は、端面板部81,81で覆われており、左右の側壁部82,82の上端面83,83の内側部分に嵌め入れ凹部85,85が形成されている。そして、該嵌め入れ凹部85,85に、例えばパンチング板からなる取水板部9の左右の側縁部分29,29が嵌め入れられ、該側縁部分29,29が該嵌め入れ凹部85,85の上面86,86にボルト固定されている。なお、該側縁部分29,29は、図33(B)に示すように、前記と同様にして押え板61で押えられてもよい。これによって、該取水板部9の下側には、該取水板部9に設けられているフィルタ孔7を通して濾過された水を取水する取水空所10が設けられている。そして該取水空所10には、例えばその下流側の側壁部82aに、送水管35の端部89が連結される。
前記U字状構造部80は、コンクリート製のU字状ブロックを、連結状態にして前記掘削空間部に敷設すると共に、その上流側の端部とその下流側の端部を、プレキャストコンクリート板からなり或いは現場打ち施工によって形成された端面板で覆うことによって形成することもできる。そして前記と同様にして、左右の側壁部の上端面の内側に欠切した嵌め入れ凹部に取水板部9の左右の側縁部分を嵌め入れ、該側縁部分を該嵌め入れ凹部の上面にビス固定することによって前記取水部6を構成できる。
(7) 前記取水部6における取水量は、該取水部6の長さで確保するのがよい。
(8) 図34は、河川2a(水路2)がカーブしている箇所で、該河川の幅方向の中間部分に取水部6を設けることによって濾過取水装置1を構成した場合を示している。この場合は、集水突出部15,15の上端縁54が湾曲する。
(9) 本発明に係る濾過取水装置1において前記集水突出部15の前記突出部上面16は、取水板部側縁から水路側縁に向かって上方に傾斜する傾斜面17に形成されるものであるが、該集水突出部15が、水路水を堰上げし且つ水路水の流れの幅を小さくして前記取水板部9の上面14に水路水を集めるように作用できるものであれば、前記傾斜面17は、前記した直線状の傾斜面として構成されることの他、階段状を呈して全体として傾斜する傾斜面として構成されたり、凹面や突面からなる傾斜面や、これらの組み合わせからなる傾斜面として構成されてもよい。
(10)取水部を構成する前記角筒状容体22は、図35(A)(B)に示すように、ステンレス板等の金属板を折曲して構成した各種の構成部材90,90相互をボルト91、ナット92で固定して構成することもできる。
1 濾過取水装置
2 水路
2a 河川
3 一方の水路側縁
4 水路の底面
4a 川底面
5 水路底
5a 川底
6 取水部
7 フィルタ孔
9 取水板部
10 取水空所
11 一方の取水板部側縁
12 他方の取水板部側縁
13 他方の水路側縁
14 上面
15 集水突出部
16 突出部上面
17 傾斜面
22 角筒状容体
22a 第1の容体
22b 第2の容体
30 パンチングメタル板
33 上面
34 水際線
39 傾斜面上端
67 保護板

Claims (3)

  1. 水路の一方の水路側縁側で、水路底に取水部が設けられると共に、該取水部は、フィルタ孔が設けられてなる取水板部が、その上面が該水路の底面と面一状態に設けられ、該取水板部の下側に、該フィルタ孔を通して濾過された水を取水する取水空所が設けられてなり、又、該取水板部の一方の取水板部側縁は前記一方の水路側縁に合致状態にある一方、前記取水板部の他方の取水板部側縁と、前記水路の他方の水路側縁との間に、該他方の取水板部側縁の全長に亘って、集水突出部が前記水路の底面で上方に突出する如く設けられており、該集水突出部の突出部上面は、該他方の取水板部側縁から前記他方の水路側縁に向かって上方に傾斜する傾斜面に形成されていることを特徴とする水路底における濾過取水装置。
  2. 水路の幅方向の中間部分で、水路底に取水部が設けられると共に、該取水部は、フィルタ孔が設けられてなる取水板部が、その上面が該水路の底面と面一状態に設けられてなり、該取水板部の下側に、該フィルタ孔を通して濾過された水を取水する取水空所が設けられてなり、又、前記取水板部の一方の取水板部側縁と、前記水路の一方の水路側縁との間に、該一方の取水板部側縁の全長に亘って、集水突出部が前記水路の底面で上方に突出する如く設けられており、該集水突出部の突出部上面は、該一方の取水板部側縁から前記一方の水路側縁に向かって上方に傾斜する傾斜面に形成されており、又、該取水板部の他方の取水板部側縁と、前記水路の他方の水路側縁との間に、該他方の取水板部側縁の全長に亘って、集水突出部が前記水路の底面で上方に突出する如く設けられており、該集水突出部の突出部上面は、該他方の取水板部側縁から該他方の水路側縁に向かって上方に傾斜する傾斜面に形成されていることを特徴とする水路底における濾過取水装置。
  3. 前記フィルタ孔は直径が1mmの円形孔であって、該フィルタ孔の上端周縁が上に突の円弧状周縁に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の水路底における濾過取水装置。
JP2012212819A 2012-09-26 2012-09-26 水路底における濾過取水装置 Active JP5775500B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012212819A JP5775500B2 (ja) 2012-09-26 2012-09-26 水路底における濾過取水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012212819A JP5775500B2 (ja) 2012-09-26 2012-09-26 水路底における濾過取水装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014066085A true JP2014066085A (ja) 2014-04-17
JP2014066085A5 JP2014066085A5 (ja) 2014-12-11
JP5775500B2 JP5775500B2 (ja) 2015-09-09

Family

ID=50742728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012212819A Active JP5775500B2 (ja) 2012-09-26 2012-09-26 水路底における濾過取水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5775500B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2647322C1 (ru) * 2017-04-20 2018-03-15 Федеральное государственное бюджетное научное учреждение "Российский научно-исследовательский институт проблем мелиорации" (ФГБНУ "РосНИИПМ") Устройство для обводнения элементов гидрографической сети из каналов
RU2728352C1 (ru) * 2019-08-06 2020-07-29 Федеральное государственное бюджетное научное учреждение "Российский научно-исследовательский институт проблем мелиорации" (ФГБНУ "РосНИИПМ") Водозаборное сооружение низконапорной системы капельного орошения
RU2730579C1 (ru) * 2019-09-23 2020-08-24 Федеральное государственное бюджетное научное учреждение "Российский научно-исследовательский институт проблем мелиорации" (ФГБНУ "РосНИИПМ") Водовыпуск из канала для подачи воды в капельную систему орошения
CN112796368A (zh) * 2020-12-31 2021-05-14 中国电力工程顾问集团中南电力设计院有限公司 一种大直径取水头顶盖修复方法
JP2023016569A (ja) * 2021-07-21 2023-02-02 新那須温泉供給株式会社 取水口構造物および取水口設備

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6042310U (ja) * 1983-08-30 1985-03-25 山添 善広 簡易水道急速ろ過装置
JPH0355309A (ja) * 1989-07-21 1991-03-11 Tohoku Electric Power Co Inc 河床埋設型取水装置
JPH0824834A (ja) * 1994-07-14 1996-01-30 Sogo Setsubi:Kk 目詰まり解消機能を具えた濾過集水装置
JP2002173957A (ja) * 2000-12-06 2002-06-21 Toyo Screen Kogyo Kk 床止め工に傾斜取水スクリーンを設置した河川表流水の取水構造
JP2003064639A (ja) * 2001-08-24 2003-03-05 Maeda Setsubi Kogyo Kk 取水装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6042310U (ja) * 1983-08-30 1985-03-25 山添 善広 簡易水道急速ろ過装置
JPH0355309A (ja) * 1989-07-21 1991-03-11 Tohoku Electric Power Co Inc 河床埋設型取水装置
JPH0824834A (ja) * 1994-07-14 1996-01-30 Sogo Setsubi:Kk 目詰まり解消機能を具えた濾過集水装置
JP2002173957A (ja) * 2000-12-06 2002-06-21 Toyo Screen Kogyo Kk 床止め工に傾斜取水スクリーンを設置した河川表流水の取水構造
JP2003064639A (ja) * 2001-08-24 2003-03-05 Maeda Setsubi Kogyo Kk 取水装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2647322C1 (ru) * 2017-04-20 2018-03-15 Федеральное государственное бюджетное научное учреждение "Российский научно-исследовательский институт проблем мелиорации" (ФГБНУ "РосНИИПМ") Устройство для обводнения элементов гидрографической сети из каналов
RU2728352C1 (ru) * 2019-08-06 2020-07-29 Федеральное государственное бюджетное научное учреждение "Российский научно-исследовательский институт проблем мелиорации" (ФГБНУ "РосНИИПМ") Водозаборное сооружение низконапорной системы капельного орошения
RU2730579C1 (ru) * 2019-09-23 2020-08-24 Федеральное государственное бюджетное научное учреждение "Российский научно-исследовательский институт проблем мелиорации" (ФГБНУ "РосНИИПМ") Водовыпуск из канала для подачи воды в капельную систему орошения
CN112796368A (zh) * 2020-12-31 2021-05-14 中国电力工程顾问集团中南电力设计院有限公司 一种大直径取水头顶盖修复方法
CN112796368B (zh) * 2020-12-31 2023-08-18 中国电力工程顾问集团中南电力设计院有限公司 一种大直径取水头顶盖修复方法
JP2023016569A (ja) * 2021-07-21 2023-02-02 新那須温泉供給株式会社 取水口構造物および取水口設備

Also Published As

Publication number Publication date
JP5775500B2 (ja) 2015-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5775500B2 (ja) 水路底における濾過取水装置
JP5775499B2 (ja) 水路側部における濾過取水装置及び水路側部における濾過取水方法
JP5149485B2 (ja) 塵芥除去装置
KR101255641B1 (ko) 이중 집수구조를 갖는 우수배출장치
JP4729589B2 (ja) 分離装置
CN208702462U (zh) 一种隧道施工用过断层破碎带排水装置
KR101533930B1 (ko) 교량용 선배수 시스템
KR20060118044A (ko) 오물수거가 가능한 집수구
KR100762981B1 (ko) 도수로의 비점오염 저감장치
KR100946004B1 (ko) 집진 필터 구조
JP4738130B2 (ja) 除塵システム
CN208183913U (zh) 一种环境工程用便于清淤的污水排水管
JP2007224682A (ja) 水力発電所用給水設備及びこの設備の水槽内に配置された塵芥捕捉スクリーンからの除塵方法
KR101275723B1 (ko) 와류형성장치 및 이를 이용한 초기우수처리장치
KR102098234B1 (ko) 보 우회 구조의 하천의 수질개선장치 및 이를 이용한 하천의 수질개선구조물
KR20160004190A (ko) 교량용 선배수 시스템
KR101236215B1 (ko) 하천정화장치
JP5200156B1 (ja) 取水用除塵装置及び水力発電装置
JP2006328817A (ja) 汚水中継ポンプ設備
KR100499612B1 (ko) 스크린 수로를 이용한 고형물 분리와 여과수 확보방법 및장치
KR100683123B1 (ko) 교량용 배수관의 오물수거장치
JP2006104851A (ja) 雨水分離集水装置
KR200363156Y1 (ko) 수직배관용 스트레이너
US10184235B2 (en) Directional fluid inlet
JP3195658U (ja) 阻集器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141017

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141017

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20141017

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141107

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20141205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141211

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150323

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150403

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150603

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150703

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5775500

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250