JP2014065105A - 部品供給システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易の構成で作業者の負担を軽減し円滑に生産ラインの部品組立工程に部品を供給することができる部品供給システムを提供する。
【解決手段】 生産ラインの部品組立工程Sに部品を供給する部品供給システム1であって、部品を積載して部品組立工程Sに部品を供給する搬送台車2と、搬送台車2を牽引して部品組立工程Sの搬送台車到着位置Paに搬送する自走式牽引台車3と、自走式牽引台車3により搬送台車到着位置Paに搬送された搬送台車2を部品組立工程Sの上流側Saに搬送する搬送台車供給装置4と、搬送台車供給装置4により部品組立工程Sの上流側Saに搬送された搬送台車2を車体搬送ラインLに沿って部品組立工程Sの下流側Sbに搬送する搬送台車移送装置5と、搬送台車移送装置5により部品組立工程Sの下流側Sbに搬送された搬送台車2を部品組立工程Sの搬送台車回収位置Pbに搬送する搬送台車排出装置6を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、生産ラインの部品組立工程に部品を供給する部品供給システムに関する。
従来、生産ラインでは、敷設された搬送コンベアに沿って複数の組立工程が配置され、搬送コンベアの上流で製品の構成部品となるワークを搬送パレットに積載し、この状態で搬送コンベアにより搬送パレットを下流へ搬送しながら、各組立工程で部品を組み付け、製品を完成させる構成が採用されている。
特許文献1には、部品を収納した部品箱を部品投入ステーションのチェーンコンベア上から駆動源を有する自走式搬送台車の部品搭載部に搭載して各作業ステーションに搬送し、搬入用ローラコンベアを介して部品箱支持台に搬送し、作業者が部品箱の部品を用いて組付作業を行い、部品箱の部品が無くなると空の部品箱を、搬出用ローラコンベアを介して作業用ステーションに到着した自走式搬送台車の空箱搭載部に移載し、空箱回収ステーションに搬送する構成が開示されている。
特許文献2には、部品格納庫の部品格納ユニットに格納された複数の部品をパレット台車の部品収納部に収納し、自走式の牽引搬送車にパレット台車を牽引させ、組付けステーションまで搬送し、予め設定された位置で牽引搬送車が自動停止すると、パレット台車を手動操作で分離し、組付けステーションの所定位置に配置し、次いで空のパレット台車を牽引搬送車に手動操作で連結し、走行スイッチを操作して部品格納庫に空のパレット台車を搬送する構成が開示されている。
特許文献3には、バッテリを搭載した部品搬送台車が、牽引車で牽引されて車体搬送ラインと平行に敷設された部品供給コンベアに直交して敷設された部品搬送コンベアの給排側に横付けされ、次いで部品搬送コンベア側に設置された駆動源により部品搬送台車の移載コンベアを作動させ、バッテリを部品搬送コンベアに移載した後に部品供給コンベアに供給する構成が開示されている。
特開平6−297276号公報 特開平8−168941号公報 特開平8−174342号公報
しかし、特許文献1に記載された構成では、自走式搬送台車を作業ステーションで停止させ、この状態で作業ステーションとの間で部品を収納した部品箱と、部品の組付けが完了し、空となった部品箱の給排を自走式搬送台車の駆動源を用いて行う構成となっている。そのため、自走式搬送台車の作業ステーションにおける待機時間が長くなり、他の作業ステーションへの部品の給排が遅延するため、自走式搬送台車の台数を増やす必要があり、コスト高となる。また、自走式搬送台車側に駆動源が必要となるため、自走式搬送台車が大型化し、搬送路が狭い場合には、自走式搬送台車の走行が困難となる問題がある。
また、特許文献2に記載された構成では、パレット台車を自走式の牽引搬送車から手動で分離し、組付けステーションの所定位置に配置し、次いで空となったパレット台車を手動で牽引搬送車に連結する必要があり、作業者の負担が大きいという問題があった。
また、特許文献3に記載された構成では、特許文献1に記載された構成の問題に加えて、部品がウエザーストリップ、ドアモールなどのような可撓性部品、或いはルーフパネル、インナパネルなどのような平板状部品の場合には、組付けステーションにおける作業者に対する部品の向き或いは形状が搬送或いは移載途中で変化し、組付け作業がし難くなるという問題がある。また、ドアミラーなど表面に塗装を施した部品の場合には、搬送或いは移載時に擦り傷が付く虞がある。
本発明は、従来の技術が有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡易の構成で作業者の負担を軽減し円滑に生産ラインの部品組立工程に部品を供給することができる部品供給システムを提供しようとするものである。
上記課題を解決すべく請求項1に係る発明は、生産ラインの部品組立工程に部品を供給する部品供給システムであって、部品を積載して部品組立工程に部品を供給する搬送台車と、この搬送台車を牽引して部品組立工程の搬送台車到着位置に搬送する自走式牽引台車と、この自走式牽引台車により前記搬送台車到着位置に搬送された搬送台車を部品組立工程の上流側に搬送する搬送台車供給装置と、この搬送台車供給装置により部品組立工程の上流側に搬送された搬送台車を生産ラインに沿って部品組立工程の下流側に搬送する搬送台車移送装置と、この搬送台車移送装置により部品組立工程の下流側に搬送された搬送台車を部品組立工程の搬送台車回収位置に搬送する搬送台車排出装置を備えるものである。
また、前記搬送台車は、四隅に車輪を設けた基部と、この基部の上方に配設した部品積載部と、基部と部品積載部の間で両側部に設けた係合バーと、基部に設けたガイドバーを備え、前記搬送台車供給装置及び前記搬送台車排出装置は、略矩形状の枠体と、この枠体内に配設したロッドレスシリンダと、このロッドレスシリンダの摺動部に設けた昇降シリンダと、この昇降シリンダのロッドに配設した昇降プレートと、この昇降プレートに設けた前記搬送台車の両側部の係合バーに夫々係合する2組の爪部材を備え、前記搬送台車移送装置は、生産ラインに沿って枠体に配設したロッドレスシリンダと、このロッドレスシリンダの摺動部に設けた前記搬送台車のガイドバーに係合する爪部材を備えることができる。
また、前記搬送台車供給装置または前記搬送台車排出装置は、前記2組の爪部材の一方を前記搬送台車の一側に設けた係合バーに係合させて、前記ロッドレスシリンダを基端側から先端側まで作動させた後に前記爪部材と前記係合バーの係合を解除すると共に、前記ロッドレスシリンダを基端側に戻し、次いで前記2組の爪部材の他方を前記搬送台車の他側に設けた係合バーに係合させて、前記ロッドレスシリンダを基端側から先端側まで作動させて、前記搬送台車を部品組立工程の搬送台車到着位置部から部品組立工程の上流側に、または部品組立工程の下流側から部品組立工程の搬送台車回収位置に搬送することができる。
また、前記自走式牽引台車は、床面に敷設した磁気テープ及び部品組立工程の搬送台車到着位置部の床面に設けた停止マーカを検出するセンサと、前記搬送台車のガイドプレートに係合する出没自在な係合ピンを備え、この係合ピンを突出状態にして前記ガイドプレートに係合させて前記搬送台車を牽引すると共に、前記センサが前記磁気テープを検知しながら走行し、前記停止マーカを検出すると停止し、次いで前記係合ピンを没入状態にして前記搬送台車を離し、次いで前進しつつ前記係合ピンを突出状態にして部品組立工程の搬送台車回収位置で待機している搬送台車のガイドプレートに係合させて搬送台車を牽引することができる。
本発明によれば、部品を積載した搬送台車を自走式牽引台車と搬送台車供給装置と搬送台車移送装置により部品組立工程に自動供給し、空になった搬送台車を搬送台車排出装置と自走式牽引台車により自動回収するので、作業者の負担を軽減し、円滑に生産ラインの部品組立工程に部品を供給することができる。
本発明に係る部品供給システムを適用した生産ラインのレイアウト図 搬送台車の平面図 搬送台車の側面図 図3のA−A線断面図 自走式牽引台車の側面図 自走式牽引台車の平面図 搬送台車と自走式牽引台車の係合状態を示す正面図 搬送台車供給装置の平面図 搬送台車供給装置の側面図 搬送台車供給装置と搬送台車移送装置と搬送台車排出装置の配置図 搬送台車移送装置の側面図
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。本発明に係る部品供給システム1を適用した生産ラインは、図1に示すように、車体を搬送する車体搬送ラインLと、車体搬送ラインLの一側に設置された複数の部品組立工程Sと、部品組立工程Sの外側に設けられ部品組立工程Sに部品を供給する部品供給システム1と、部品を保管するラックビルRを設けている。Tは磁気テープ、Mは停止マーカ、Cは部品供給システム1を制御する制御装置である。
磁気テープTは、各種部品を一時保管するラックビルRから車体搬送ラインLの両サイドに設けられた複数の部品組立工程Sを通ってラックビルRに戻るよう床面にループ状に敷設されている。また、自走式牽引台車3により牽引された搬送台車2を各部品組立工程Sに引き込むために、自走式牽引台車3の停止位置を示す停止マーカMが床面に貼設されている。
部品供給システム1は、ラックビルRに保管している部品を積載して部品組立工程Sに供給する搬送台車2と、搬送台車2を牽引してラックビルRから部品組立工程Sの搬送台車到着位置Paに搬送したり、部品組立工程Sの搬送台車回収位置PbからラックビルRに搬送したりする自走式牽引台車3と、搬送台車到着位置Paに搬送された搬送台車2を部品組立工程Sの上流側Saに搬送する搬送台車供給装置4と、部品組立工程Sの上流側Saに搬送された搬送台車2を生産ラインに沿って部品組立工程Sの下流側(作業位置)Sbに搬送する搬送台車移送装置5と、部品組立工程Sの下流側(作業位置)Sbに搬送された搬送台車2を部品組立工程Sの搬送台車回収位置Pbに搬送する搬送台車排出装置6を備える。
車体搬送ラインLに沿って平行に設置された搬送台車移送装置5に対して、搬送台車供給装置4及び搬送台車移送装置5は、夫々直交して設置されている。
搬送台車2は、図2〜図4に示すように、4組のパイプ部材20により基部19を形成し、パイプ部材20は一対のパイプ20a,20bで構成されている。各パイプ部材20の一端下面にはフリーキャスタ21が取り付けられている。各パイプ部材20の上面には垂直方向にパイプ22が立設され、これらのパイプ22に水平方向のパイプ23を接続することにより部品保持枠24を形成している。
部品保持枠24の長さ方向で最も外側のパイプ23aの間には、部品支持用の複数の門形パイプ25が接続されている。また、基部19の四隅に立設したパイプ22の上端には、把持用パイプ26が横設されている。そして、パイプ部材20a,20bの他端上面に立設したパイプ27a,27bの間には、支持パイプ28a,28bが横設されている。更に、外側に立設されたパイプ27aの間で、支持パイプ28aの下方に搬送台車給排用バー29a,29bが搬送台車2の側面から突出して形成されている。
また、支持パイプ28a,28bの上には、夫々略L字形状プレート30が夫々の垂直面を内側で対向させて螺着され、略L字形状プレート30の両垂直面の下端には搬送台車2の長さ方向側面側に屈曲したガイドプレート31が配設されている。更に、部品保持枠24を形成する水平方向のパイプ23の内中央部に配設された2本のパイプ23cと最外側の2本のパイプ23aの間は補強パイプ32で連結されている。
また、中央部に配設された2本のパイプ23cの搬送台車2の先頭側端部下面には、支持プレート33が配設され、更に支持プレート33の下面には略V字形状のガイドプレート34が配設されている。また、4組のパイプ部材20の搬送台車2の先頭側のパイプ部材20上には、ガイドバー35が外方に突出して形成されている。更に、パイプ部材20のパイプ20aの下側には、搬送台車供給装置4と搬送台車排出装置6に係合するガイドローラ36が設けられている。
自走式牽引台車3は、図5〜図7に示すように、台車本体40の下面前端に操舵輪41、その後方に駆動輪42、下面後端に従動輪43を取り付け、台車本体40の上面に開口44を形成し、係合ピン45を台車本体40に内蔵されたシリンダ(不図示)などにより開口44に出没自在に配設している。
また、台車本体40の後端下部の両側には、垂直軸に取り付けたガイドローラ46が回転自在に支持されている。また、台車本体40の前端下面には、搬送路に沿って敷設された磁気テープTを検知する搬送路センサ47が3つ設置されている。更に、台車本体40の前端には、障害物などを検知する障害物センサ48が設置されている。
搬送台車供給装置4は、図8と図9に示すように、平面視で略長方形状に枠体50を形成し、枠体50の長さ方向の両側面をガイド面50a,50bとして形成し、枠体50の一端(先端)の幅を他端(後端)の幅より短くしてガイド面50a,50bと連設するテーパ面51a,51bとして形成している。枠体50の上面の長さ方向軸線上には、スリット52が形成され、スリット52に沿ってロッドレスシリンダ53が枠体50内に設置されている。
ロッドレスシリンダ53の摺動部54には保持プレート55が螺着され、保持プレート55には昇降シリンダ56がそのロッド57を垂直にして螺着され、ロッド57はスリット52から突出している。また、保持プレート55には昇降シリンダ56の両側にガイドロッド58がその先端をスリット52から突出するように配設されている。
昇降シリンダ56のロッド57の先端及びガイドロッド58の先端には、昇降プレート59が螺着されている。そして、昇降プレート59のスリット52に沿う両側には、L字形の支持プレート60,60が螺着され、夫々の支持プレート60,60の両端には、爪部材61,62が螺着されている。爪部材61,62は、夫々爪61a,61bと爪62a,62bからなる。
搬送台車移送装置5は、図10と図11に示すように、横断面が略コ字形の枠体70を車体搬送ラインLに沿って配設し、枠体70内にロッドレスシリンダ71を設置している。ロッドレスシリンダ71の摺動部72には、爪部材73が内側に突出して螺着されている。
そして、枠体70の上面には、ロッドレスシリンダ71の摺動部72が基端側72aに居る時の爪部材73の存在を検出する近接スイッチ74が設置されている。また、ロッドレスシリンダ71の摺動部72が先端側72bに存在する時の爪部材73の突出部73aの位置を検出する近接スイッチ75が設置されている。
搬送台車排出装置6は、搬送台車供給装置4と同じ構成のものを、搬送台車移送装置5に対して逆向きに設置したものであるので、説明は省略する。
以上のように構成した本発明に係る部品供給システム1の動作について、図1と図10などに基づいて説明する。ラックビルRにおいて、保管している部品を搬送台車2の部品保持枠24で門形パイプ25の間に載置する。この時、図7に示すように、自走式牽引台車3の係合ピン45は突出状態にあり、搬送台車2と自走式牽引台車3は、搬送台車2のガイドプレート34と自走式牽引台車3の係合ピン45により係合状態にある。
次いで、搬送台車2に対する部品の積載が完了すると、作業者が遠隔操作により、または自走式牽引台車3の駆動モータ(不図示)を直接作動させることにより自走式牽引台車3が前進を開始する。すると、自走式牽引台車3は、搬送路センサ47が床面に敷設された磁気テープTを検知することにより磁気テープTに沿って搬送台車2を牽引して自走する。
そして、目的とする部品組立工程Sには、床面に敷設された磁気テープTの両側に停止マーカMが貼設されており、自走式牽引台車3は搬送路センサ47が停止マーカMを検知することにより停止する。この停止位置は、自走式牽引台車3により牽引された搬送台車2の短辺方向の軸線と搬送台車供給装置4の軸線が一致する搬送台車供給装置4の先端側の位置で、搬送台車到着位置Paとする。
自走式牽引台車3が搬送台車到着位置Paで停止すると、次いで自走式牽引台車3の係合ピン45が台車本体40内に没入し、搬送台車2と自走式牽引台車3の係合状態が解除される。自走式牽引台車3の作動は、予め自走式牽引台車3の制御部(不図示)に入力されているプログラムにより実行される。更に、自走式牽引台車3の作動状況及び位置情報は無線で制御装置Cに送信される。
初期状態では、部品組立工程Sの上流側Sa及び部品組立工程Sの作業位置Sbに部品を積載した搬送台車2が存在し、部品組立工程Sの搬送台車回収位置Pbに空の搬送台車2が存在している。部品を積載した搬送台車2との係合状態が解除された自走式牽引台車3は、一定時間経過後、自動的に前進を開始し、更に一定時間経過後、係合ピン45を自動的に台車本体40から突出させる。
この状態で、更に前進することにより係合ピン45が搬送台車回収位置Pbに停止している空の搬送台車2のガイドプレート34に当接して係合し、空の搬送台車2は自走式牽引台車3に牽引されてラックビルRへ搬送され、ラックビルRで次の部品の積載が行われる。
一方、搬送台車排出装置6では、ロッドレスシリンダ83の摺動部84が基端側(搬送台車移送装置5側)84aに存在しており、昇降シリンダ86を上昇させることにより2つの爪部材91(爪91a,91b),91(爪91a,91b)を上昇させ、爪91a,91bの間に部品組立工程Sの作業位置Sbに存在する空の搬送台車2の搬送台車給排用バー29aに係合させる。
次いで、搬送台車排出装置6のロッドレスシリンダ83を基端側84aから先端側84bまで作動させると、搬送台車2は部品組立工程Sの作業位置Sbから排出中間位置Scまで移動する。この時、搬送台車2のフリーキャスタ21は床面と離れた状態にあり、搬送台車2は搬送台車排出装置6の枠体80に形成されたテーパ面81a,81bとガイド面80a,80bにガイドローラ36を係合させた状態で移動する。
次いで、昇降シリンダ86を下降させ、爪91a,91bと搬送台車給排用バー29aの係合状態を解除し、搬送台車2のフリーキャスタ21を床面に接地させる。次いで、ロッドレスシリンダ83を作動させて先端側84bから基端側84aまで移動させ、昇降シリンダ86を上昇させることにより2つの爪部材92(爪92a,92b),92(爪92a,92b)を上昇させ、爪92a,92bの間に排出中間位置Scに存在する空の搬送台車2の搬送台車給排用バー29bに係合させる。
次いで、ロッドレスシリンダ83を基端側84aから先端側84bまで作動させると、搬送台車2は排出中間位置Scから搬送台車回収位置Pbまで移動する。この時も、搬送台車2のフリーキャスタ21は床面と離れた状態にあり、搬送台車2は搬送台車排出装置6の枠体80に形成されたテーパ面81a,81bとガイド面80a,80bにガイドローラ36を係合させた状態で移動する。
次いで、昇降シリンダ86を下降させ、爪92a,92bと搬送台車給排用バー29bの係合状態を解除し、搬送台車2のフリーキャスタ21を床面に接地させた状態で待機する。
搬送台車2が排出中間位置Scまで移動した直後に、部品組立工程Sの上流側Saの位置に存在する搬送台車2のガイドバー35に、搬送台車移送装置5のロッドレスシリンダ71の摺動部72に螺着された爪部材73がロッドレスシリンダ71を作動させることにより係合し、部品組立工程Sの上流側Saの位置に存在する搬送台車2が部品組立工程Sの下流側(作業位置)Sbに搬送される。
搬送台車移送装置5のロッドレスシリンダ71の摺動部72が基端側72aに存在する時に、爪部材73の存在を検出する近接スイッチ74が設置され、ロッドレスシリンダ71の摺動部72が先端側72bに存在する時の爪部材73の突出部73aの位置を検出する近接スイッチ75が設置されているので、近接スイッチ74が爪部材73の存在を検出し、次いでロッドレスシリンダ71の作動により爪部材73が移動し、爪部材73の突出部73aを近接スイッチ75が検出後、爪部材73が原位置に復帰したことを近接スイッチ74が検出しないと、搬送台車移送装置5の作動不良として警報が発せられる。
搬送台車移送装置5により、部品組立工程Sの上流側Saから部品組立工程Sの作業位置Sbに搬送台車2が搬送されると同時に、搬送台車供給装置4が作動する。
すると、搬送台車供給装置4の先端側(磁気テープM側)54bに存在する2つの爪部材61(爪61a,61b),61(爪61a,61b)が昇降シリンダ56の上昇により上昇する。これにより爪61a,61bの間に搬送台車到着位置Paに存在する搬送台車2の搬送台車給排用バー29bが係合される。
次いで、搬送台車供給装置4のロッドレスシリンダ53を先端側54bから基端側54aまで作動させると、搬送台車2は搬送台車到着位置Paから供給中間位置Sdまで移動する。この時、搬送台車2のフリーキャスタ21は床面と離れた状態にあり、搬送台車2は搬送台車供給装置4の枠体50に形成されたテーパ面51a,51bとガイド面50a,50bにガイドローラ36を係合させた状態で移動する。
次いで、昇降シリンダ56を下降させ、爪61a,61bと搬送台車給排用バー29bの係合状態を解除し、搬送台車2のフリーキャスタ21を床面に接地させる。次いで、ロッドレスシリンダ53を作動させて基端側54aから先端側54bまで移動させ、昇降シリンダ56を上昇させることにより2つの爪部材62(爪62a,62b),62(爪62a,62b)を上昇させ、爪62a,62bの間に供給中間位置Sdに存在する搬送台車2の搬送台車給排用バー29aに係合させる。
次いで、ロッドレスシリンダ53を先端側54bから基端側54aまで作動させると、搬送台車2は供給中間位置Sdから部品組立工程Sの上流側Saまで移動する。この時も、搬送台車2のフリーキャスタ21は床面と離れた状態にあり、搬送台車2は搬送台車供給装置4の枠体50に形成されたテーパ面51a,51bとガイド面50a,50bにガイドローラ36を係合させた状態で移動する。
次いで、昇降シリンダ56を下降させ、爪62a,62bと搬送台車給排用バー29aの係合状態を解除し、搬送台車2のフリーキャスタ21を床面に接地させる。この時、搬送台車2のガイドバー35が搬送台車移送装置5の枠体70上に位置する。これで、搬送台車2の搬送の1サイクルが終了する。自走式牽引台車3により搬送台車2が部品組立工程Sの作業位置Sbに搬送される毎に上記サイクルが繰り返し行われる。
搬送台車回収位置Pbに搬送台車2が存在しない場合は、自走式牽引台車3の障害物センサ48が、この状態を検出して停止して待機状態となり、障害物センサ48が搬送台車2を検出した段階で、自走式牽引台車3が前進して搬送台車2と係合状態になる。
本発明によれば、簡易の構成で作業者の負担を軽減し円滑に生産ラインの部品組立工程に部品を供給する部品供給システムを提供することができる。
1…部品供給システム、2…搬送台車、3…自走式牽引台車、4…搬送台車供給装置、5…搬送台車移送装置、6…搬送台車排出装置、19…基部、21…フリーキャスタ(車輪)、22…、24…部品保持枠(部品積載部)、29a,29b…搬送台車給排用バー(係合バー)、34…ガイドプレート、35…ガイドバー、45…係合ピン、47…搬送路センサ、48…障害物センサ、50,70,80…枠体、53,71,83…ロッドレスシリンダ、54,72,84…摺動部、54a,72a,84a…基端側、54b,72b,84b…先端側、56,86…昇降シリンダ、57,87…ロッド、59,89…昇降プレート、61,62,73,91,92…爪部材、74,75…近接スイッチ、C…制御装置、L…車体搬送ライン、M…停止マーカ、Pa…搬送台車到着位置、Pb…搬送台車回収位置、R…ラックビル、S…部品組立工程、Sa…上流側、Sb…下流側(作業位置)、T…磁気テープ。

Claims (4)

  1. 生産ラインの部品組立工程に部品を供給する部品供給システムであって、部品を積載して部品組立工程に部品を供給する搬送台車と、この搬送台車を牽引して部品組立工程の搬送台車到着位置に搬送する自走式牽引台車と、この自走式牽引台車により前記搬送台車到着位置に搬送された搬送台車を部品組立工程の上流側に搬送する搬送台車供給装置と、この搬送台車供給装置により部品組立工程の上流側に搬送された搬送台車を生産ラインに沿って部品組立工程の下流側に搬送する搬送台車移送装置と、この搬送台車移送装置により部品組立工程の下流側に搬送された搬送台車を部品組立工程の搬送台車回収位置に搬送する搬送台車排出装置を備えることを特徴とする部品供給システム。
  2. 請求項1に記載の部品供給システムにおいて、前記搬送台車は、四隅に車輪を設けた基部と、この基部の上方に配設した部品積載部と、基部と部品積載部の間で両側部に設けた係合バーと、基部に設けたガイドバーを備え、前記搬送台車供給装置及び前記搬送台車排出装置は、略矩形状の枠体と、この枠体内に配設したロッドレスシリンダと、このロッドレスシリンダの摺動部に設けた昇降シリンダと、この昇降シリンダのロッドに配設した昇降プレートと、この昇降プレートに設けた前記搬送台車の両側部の係合バーに夫々係合する2組の爪部材を備え、前記搬送台車移送装置は、生産ラインに沿って枠体に配設したロッドレスシリンダと、このロッドレスシリンダの摺動部に設けた前記搬送台車のガイドバーに係合する爪部材を備えたことを特徴とする部品供給システム。
  3. 請求項2に記載の部品供給システムにおいて、前記搬送台車供給装置または前記搬送台車排出装置は、前記2組の爪部材の一方を前記搬送台車の一側に設けた係合バーに係合させて、前記ロッドレスシリンダを基端側から先端側まで作動させた後に前記爪部材と前記係合バーの係合を解除すると共に、前記ロッドレスシリンダを基端側に戻し、次いで前記2組の爪部材の他方を前記搬送台車の他側に設けた係合バーに係合させて、前記ロッドレスシリンダを基端側から先端側まで作動させて、前記搬送台車を部品組立工程の搬送台車到着位置部から部品組立工程の上流側に、または部品組立工程の下流側から部品組立工程の搬送台車回収位置に搬送することを特徴とする部品供給システム。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の部品供給システムにおいて、前記自走式牽引台車は、床面に敷設した磁気テープ及び部品組立工程の搬送台車到着位置部の床面に設けた停止マーカを検出するセンサと、前記搬送台車のガイドプレートに係合する出没自在な係合ピンを備え、この係合ピンを突出状態にして前記ガイドプレートに係合させて前記搬送台車を牽引すると共に、前記センサが前記磁気テープを検知しながら走行し、前記停止マーカを検出すると停止し、次いで前記係合ピンを没入状態にして前記搬送台車を離し、次いで前進しつつ前記係合ピンを突出状態にして部品組立工程の搬送台車回収位置で待機している搬送台車のガイドプレートに係合させて搬送台車を牽引することを特徴とする部品供給システム。
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