JP2003246436A - 組立ラインにおける部品供給システム - Google Patents

組立ラインにおける部品供給システム

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JP2003246436A
JP2003246436A JP2002051956A JP2002051956A JP2003246436A JP 2003246436 A JP2003246436 A JP 2003246436A JP 2002051956 A JP2002051956 A JP 2002051956A JP 2002051956 A JP2002051956 A JP 2002051956A JP 2003246436 A JP2003246436 A JP 2003246436A
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JP2002051956A
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English (en)
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Yoshinori Shimada
善則 島田
Korekimi Koashi
是王 小芦
Yoshitaka Inamasu
義隆 稲益
Takanori Ito
尊教 伊藤
Takeshi Sakamaki
剛 坂巻
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Araco Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Araco Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者への負担軽減と生産効率の向上を図
る。 【解決手段】 部品取出部11では部品台車40a(部
品収容体)から部品Pが取り出され、空になった部品台
車40aは回収部13へ送り出され、搬入部12で待機
している部品台車40cが部品取出部11へ送り込まれ
る。部品Pが収容された状態の部品台車40dを所定の
搬入位置(搬入部12)へ搬入すれば、空になった状態
の部品台車40aが所定の回収位置(回収部13)まで
自動的に移動するようになっているので、人手による部
品台車40aの移動作業が不要となり、部品台車40a
の移動作業のために組立ラインLにおける組立作業が中
断されることもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組立ラインにおけ
る部品供給システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンベアによって半製品を搬送しつつ、
その半製品に対して部品を順次に組み付けていくための
組立ラインにおいては、各部品の組み付け位置に部品を
供給することが不可欠である。部品が小さい場合には、
組立ラインの近くに大量に部品をプールさせておいて
も、そのスペースは小さくて済むのであるが、部品が嵩
張る場合には、組立ラインの近くに大量の部品をプール
しておこうとすると、組立ラインの近くに広いスペース
が必要となる。
【0003】そこで、部品が大きい場合は、比較的少数
の部品を収容する部品収容体を用意し、この部品収容体
を定期的に又は必要に応じて組立ライン近傍まで運び込
むことによって、部品を少数ずつ補給する方法がとられ
る。部品収容体に収容されている複数の部品は、所定の
部品取出し位置において部品収容体から取り出されて組
立ライン上の半製品に組み付けられる。そして、空にな
った部品収容体は適宜回収され、その後、部品を収容し
た状態で再び組立ラインへ運び込まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように部品収容
体を組立ライン近傍まで搬入して部品を少量ずつ補給す
る方法の場合、従来は、組立ラインの近傍まで運び込ま
れた部品収容体を所定の部品取出し位置まで移動させる
作業、及び、空になった部品収容体を部品取出し位置か
ら回収のための待機位置まで移動させる作業が、組立ラ
インで組立を行う作業者の手によって行われていた。そ
のため、作業者への負担が大きいだけでなく、部品収容
体を移動させる作業の間は組立ラインでの組立作業が中
断されることから生産効率の低下を来たすという問題が
あった。
【0005】本願発明は上記事情に鑑みて創案され、作
業者への負担軽減と生産効率の向上を図ることを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、部品
の収容及び収容した部品の取出しを可能とされた部品収
容体と、組立ラインの近傍に設けられた移送路とを備え
た組立ラインにおける部品供給システムであって、前記
移送路は、部品を収容した状態で前記移送路外から運ば
れた前記部品収容体が搬入される搬入部と、前記組立ラ
インに沿って設けられた部品取出部と、空の前記部品収
容体を前記移送路外への回収に備えて待機させる回収部
と、前記部品取出部における前記部品収容体の部品の収
容状態を検出する部品収容状態検出手段と、この部品収
容状態検出手段の検知に基づき、空になった前記部品収
容体を前記部品取出部から前記回収部へ移動させる回収
用移動手段と、前記部品取出部において前記搬入部から
の前記部品収容体の進入が可能となったことを検出する
進入可否検出手段と、この進入可否検出手段の検知に基
づき、部品が収容された状態の前記部品収容体を前記搬
入部から前記部品取出部へ移動させる部品供給用移動手
段とを備えて構成されている。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記部品収容体には、複数の部品が、前記部品取出
部における前記部品収容体の移動方向と平行に並べら
れ、前記部品取出部には、前記部品収容体から各部品が
取り出されたことを個別に検出する部品センサと、この
部品センサからの検出信号に基づいて部品の並列ピッチ
と同じストロークずつ前記部品収容体を間欠的に移動さ
せる間欠移動手段とが設けられている構成とした。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、部品が収容された状態の前記部品収容
体を前記移送路外において前記搬入部まで移動させる搬
入用移動手段と、前記回収部から回収した空の前記部品
収容体を前記移送路外において移動させる回収用移動手
段とが設けられているものにおいて、前記移送路が、前
記搬入部の入口と前記回収部の出口を互いに同じ方向に
開口させたコ字形の形態とされ、前記搬入用移動手段の
移動経路と前記回収用移動手段の移動経路が、前記搬入
部の入口及び前記回収部の出口の開口方向に対して直交
する方向とされている構成とした。
【0009】
【発明の作用及び効果】[請求項1の発明]部品を収容
した状態で移送路外から運ばれてきた部品収容体は、搬
入部に搬入され、部品取出部を経て回収部に送られ、空
になった状態で移送路外へ回収され、この間、移送路内
では複数の部品収容体が移動する。即ち、部品取出部で
は部品収容体に収容されている部品が次々に取り出さ
れ、その部品収容体が空になったことが検出されると、
この空になった部品収容体は回収用移動手段によって部
品取出部から回収部へ送り出される。また、部品取出部
において搬入部から部品収容体が進入し得る状態になっ
たことが検出されると、部品が収容された状態で搬入部
で待機している部品収容体が、部品供給用移動手段によ
って部品取出部へ送り込まれる。
【0010】このように、本発明の部品供給システムに
よれば、部品が収容された状態の部品収容体を所定の搬
入位置(搬入部)へ搬入すれば、空になった状態の部品
収容体が所定の回収位置(回収部)まで自動的に移動す
るようになっている。したがって、組立ラインの近傍に
おいては人手による部品収容体の移動作業が不要とな
り、また、部品収容体の移動作業のために組立ラインに
おける組立作業が中断されることもなくなる。
【0011】尚、本発明において「収容」とは、箱状の
空間の中に部品全体を格納する形態や、溝状部分に部品
の一部を嵌める形態など、部品を搬送可能に保持する種
々の形態を意味する。 [請求項2の発明]部品収容体から部品を1個取り出す
度に、部品収容体がその部品の並列ピッチと同じストロ
ークだけ移動するので、部品収容体からの部品の取出し
位置は、常に一定の位置となる。これにより、部品の取
出しを人手で行う場合には、作業者は一定の位置で部品
の取り出しを行うことができるので、作業性が向上す
る。
【0012】[請求項3の発明]移送路を「コ」字形に
するとともに、搬入用移動手段と回収用移動手段の移動
経路を搬入部の入口及び回収部の出口の開口方向と直交
する方向としたので、搬入用移動手段と回収用移動手段
の移動経路を直線状に連続した経路とすることが可能と
なり、ひいては、搬入用移動手段と回収用移動手段とを
共通化することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1乃至図19を参照して説明す
る。 [組立ラインL]工場内に設けられた組立ラインLは、
直線状に延びたコンベアからなり、このコンベア上に置
かれた半製品Gが前方(図1における右方)へ搬送され
るようになっており、このコンベアの右側が所定の組立
位置となっている。この組立位置では、作業者Mが、移
送路10に供給された部品Pを1個ずつ部品台車40a
〜40eから取り出して、組立ラインL(コンベア)上
の半製品Gへの組み付けを行う。尚、以下の説明におい
ては、便宜上、前後方向については図1の右方を前方と
いうことにする。したがって、左右方向については図1
における下側が右側となる。
【0014】[移送路10]移送路10は、組立ライン
Lの右側であって作業者Mが立つ組立位置を挟んで組立
ラインLとは反対側に位置するとともに組立ラインLの
搬送方向と平行をなす部品取出部11と、この部品取出
部11の後端部から右方に突出する搬入部12と、部品
取出部11の前端部から右方に突出する回収部13とか
らなる。かかる、移送路10の平面視形状は、部品取出
部11に対して搬入部12と回収部13とが共に右方へ
突出するように設けられるとともに、搬入部12の入口
と回収部13の出口とが互いに同じ方向(右方)に開口
した形態の「コ」字形をなしている。
【0015】部品取出部11は、床面Fよりも高い位置
に設けた水平板14と、この水平板14の周縁から立ち
上がるとともに搬入部12及び回収部13に連なる領域
のみを切欠した形態のガイド壁15とを有し、水平板1
4の前後方向の長さは、部品台車40a〜40eの前後
長の3倍よりも少し長い寸法に設定されている。搬入部
12は、床面Fから部品取出部11の水平板14に至る
上り勾配の傾斜板16と、搬入部12の前後両側縁から
立ち上がるガイド壁17とを有し、その前後方向の幅
は、部品台車40a〜40eの前後長よりも僅かに大き
い寸法とされ、左右方向の奥行きは部品台車40a〜4
0eの幅よりも僅かに大きい寸法とされている。回収部
13は、部品取出部11の水平板14から床面Fに至る
下り勾配の傾斜板18と回収部13の前後両側縁から立
ち上がるガイド壁19とを有し、その前後方向の幅は、
部品台車40a〜40eの前後長よりも僅かに大きい寸
法とされ、左右方向の奥行きは部品台車40a〜40e
の幅よりも僅かに大きい寸法とされている。部品台車4
0a〜40eは、搬入部12の入口から移送路10内に
送り込まれ、この搬入部12の傾斜板16を上りつつ部
品取出部11の水平板14の始端領域(後端部)に至
り、この水平板14の上を前方に移動し、水平板14の
終端領域(前端部)から回収部13の傾斜板18を下
る、という経路で移送路10内を移動する。この間、部
品台車40a〜40eは、その姿勢を変化させない。
【0016】搬入部12には、後述する搬送車両50
(本発明の構成要件である搬入用移動手段及び回収用移
動手段)から部品台車40a〜40eを搬入部12内に
引き込むための搬入用シリンダ20と、搬入部12内に
搬入されている部品台車40a〜40eを部品取出部1
1の始端領域(図1における左端領域)に送り込むため
の部品供給用シリンダ21(本発明の構成要件である部
品供給用移動手段)が設けられている。部品取出部11
には、部品取出部11において搬入部12から部品台車
40a〜40eが進入し得る状態となったことを検出す
る進入可否検出手段として、左側のガイド壁15に沿っ
て進入可否検出センサ22が設けられている。この進入
可否検出センサ22は、前後方向において搬入部12の
前端部と対応する位置にあり、部品取出部11の始端領
域に部品台車40a〜40eが引き込まれて空きスペー
スがなくなるとオンになり、この部品取出部11の始端
領域に搬入部12と対応する空きスペースが生じている
状態ではオフとなる。
【0017】また、部品取出部11の前後方向における
中央部(搬入部12及び回収部13とは非対応の領域)
は部品取出領域となっており、この部品取出領域を部品
台車40a〜40eが通過する間に、その部品台車40
a〜40eから部品Pが取り出される。そして、この部
品取出領域には、部品台車40a〜40eに収容されて
いる各部品Pが取り出されたことを個別に検出するため
の手段として、部品センサ23が設けられている。この
部品センサ23は、部品台車40a〜40eに収容され
ている部品Pがその部品センサ23と対応する位置にあ
る状態(部品センサ23が部品Pの存在を検出した状
態)ではオンとなり、このオン状態から部品Pが取り出
された状態(部品センサ23が部品Pが存在を検出しな
い状態)ではオフとなる。また、部品取出部11には、
部品センサ23からの検出信号に基づいて部品台車40
a〜40eを一定ストロークずつ間欠的に前方へ移動さ
せる間欠移動手段としての間欠移動用シリンダ24が設
けられている。また、部品取出部11には、部品センサ
23からの検出信号に基づいて部品台車40a〜40e
に収容されている部品Pを1つずつ組立ラインLの作業
者M側へ向けて左方へ押し出す部品プッシャ25が設け
られている。
【0018】同じく部品取出部11には、部品取出部1
1における部品台車40a〜40eの部品Pの収容状態
を検出する部品収容状態検出手段として、部品収容状態
検出センサ26が設けられている。この部品収容状態検
出センサ26は、部品台車40a〜40eが部品取出部
11を移動する過程で、その部品台車40a〜40eか
ら全ての部品Pが取り出された直後に、その部品台車4
0a〜40eの前端の位置を検出してオン状態となる。
そして、部品台車40a〜40eがこの検出位置から部
品取出部11の終端領域の前端位置(図1における最も
右端の位置)の間に存在する状態では、部品収容状態検
出センサ26は、常に、オン状態のままとなる。また、
部品取出部11には、部品収容状態検出センサ26によ
って検出された部品台車40a〜40eを、部品取出部
11の終端領域(回収部13と対応する前端位置)まで
移動させるための回収準備移動用シリンダ27が設けら
れている。
【0019】回収部13には、部品取出部11の終端領
域に位置する部品台車40a〜40eを回収部13へ引
き込むための回収用移動手段として、回収用シリンダ2
8が設けられている。同じく回収部13には、回収部1
3に引き込んだ部品台車40a〜40eを回収部13内
に保持して搬送車両50の移動経路側へ突出させるのを
防止するための保持用シリンダ29が設けられている。
尚、上記した各シリンダ20,21,24,27,2
8,29は油圧シリンダからなり、進退可能なロッド3
0aを有している。図9及びロッド30aの先端には、
部品台車40a〜40eに設けた係止部44,45に対
して係止する姿勢に付勢された揺動爪30bが設けられ
ている。この揺動爪30bは、付勢に抗して傾動するこ
とによって部品台車40a〜40eの係止部44,45
を通過することができ、通過後は、揺動爪30bが係止
姿勢に復帰して係止部44,45に係止するようになっ
ている。
【0020】[部品台車40a〜40e]部品台車40
a〜40eは、方形をなすフレーム41の四隅に鉛直軸
周りの自由回転を可能とされた車輪42を取付けるとと
もに、図9に示すように、フレーム41の上面に上下二
段に分かれた複数の部品収容空間43を設けた構成にな
る。部品収容空間43は、前後方向(即ち、部品取出部
11における部品台車40a〜40eの移動方向と平行
な方向)に一定ピッチで仕切られたものであって、その
部品収容空間43は、前後方向の寸法が小さく且つ上下
及び左右の寸法が比較的大きい形態とされていて、各部
品収容空間43の左右両側方は部品台車40a〜40e
の外方へ開放されている。そして、各部品収容空間43
内には、半製品G(本実施形態では自動車のドアパネ
ル)に組み付けられる板状をなす部品P(例えば、ドア
トリム)が、1つずつ立てた姿勢で収容されている。収
容された部品Pは、部品収容空間43の左方へ取り出す
ことができる。また、部品台車40a〜40eのフレー
ム41の下面側には、左右方向中央位置から下向きに突
出する複数の係止部44が、部品収容空間43の並列ピ
ッチと同一のピッチで前後方向に並んで設けられ、フレ
ーム41の左右両側縁には、下向きに突出する左右一対
の板状の係止部45が下向きに突出して形成されてい
る。
【0021】[搬送車両50]搬送車両50は、部品P
が収容された状態の部品台車40a〜40eを移送路1
0外において搬入部12まで移動させる搬入用移動手
段、及び回収部13から回収した空の部品台車40a〜
40eを移送路10外において移動させる回収用移動手
段として機能する。この搬送車両50の移動経路は、組
立ラインL及び移送路10の部品取出部11と平行(搬
入部12の入口及び回収部13の出口の開口方向に対し
て直交する方向)となっており、搬送車両50は、搬入
部12の入口と回収部13の出口とを通過するように直
線状に移動する。
【0022】かかる搬送車両50は、牽引車51と、こ
の牽引車51に牽引される2台の搬送台車52とから構
成される。尚、本実施形態では、移送路10に対する部
品台車40a〜40eの搬入及び移送路10からの部品
台車40a〜40eの回収は、前側の搬送台車52にお
いてのみ行われるので、後前側の搬送台車52について
の説明は便宜上省略する。牽引車51は、床面F上に敷
設した磁気テープからなる誘導路(図示せず)に従って
自走する電動車両からなり、その後端に搬送台車52が
連結されている。搬送台車52は、図4〜図9及び図1
9に示すように、平面視形状が「E」字形(図4〜図9
においては左右反転した形)をなしている。その「E」
字形を構成する前部フレーム53Fと中央フレーム53
Cとの間の空間、及び中央フレーム53Cと後部フレー
ム53Rとの間の空間が、夫々、部品台車40a〜40
eを収容するための台車収容部54F,54Rとなって
いる。この台車収容部54F,54Rは、その右方が右
側部フレーム53Sによって閉塞されているのに対し、
左方は移送路10側に向かって開放された開口部となっ
ている。そして、搬送台車52から移送路10への部品
台車40a〜40eの搬入、及び移送路10から搬送台
車52への部品台車40a〜40eの回収は、この開口
部において行われる。
【0023】また、搬送台車52における中央フレーム
53C及び後部フレーム53Rの左端部には、夫々、ロ
ック爪55が設けられている。このロック爪55は、常
には、復帰バネ59によりロック位置(台車収容部54
F,54Rに収容された部品台車40a〜40eのフレ
ーム41の左後角部に係止してその部品台車40a〜4
0eの搬送台車52外への離脱を規制する位置)に保持
されている。このロック爪55には、搬入部12及び回
収部13の開口方向(搬送車両50の移動方向に対して
直交する方向)に対して斜め方向のガイド縁部55aが
移送路10に面して形成されているとともに、ロック爪
55によるロック解除を行うためのロック解除用受け部
55bが形成されている。さらに、前部フレーム53
F、中央フレーム53C及び後部フレーム53Rの左端
部には、夫々、被検知部材56が設けられている。これ
らの被検知部材56は、搬送台車52の位置を検知する
ために機能する。また、前部フレーム53Fの左右両端
及び後部フレーム53Rの左右両端には、夫々、鉛直軸
周りの自由回転を可能とされた車輪57が設けられてい
るとともに、中央フレーム53Cの左右両端には鉛直軸
周りの回転を規制された車輪58が設けられている。
【0024】一方、移送路10においては、搬入部12
の入口の後側と回収部13の出口の後側とに、夫々、油
圧シリンダによって搬送車両50の移動方向と直交する
方向に進退駆動されるロック解除ピン60が設けられて
いる。また、搬入部12の入口の前側と回収部13の出
口の前側とには、夫々、油圧シリンダによって搬送車両
50の移動方向と直交する方向に進退駆動される前止ま
りバー61が設けられている。さらに、搬入部12の入
口の後側、搬入部12の入口の前側、回収部13の出口
の後側、回収部13の出口の前側には、夫々、第1〜第
4台車センサ62a,62b,62c,62dが設けら
れている。
【0025】[移送路10内における部品台車40a〜
40eの移動形態]移送路10に対して部品台車40a
〜40eの搬入と回収が行われた直後は、図1に示すよ
うに、搬入部12に1台の部品台車40c(部品Pが積
載されたもの)が位置するとともに、部品取出部11の
始端領域と部品取出領域とに夫々1台ずつの部品台車4
0b,aが位置している。尚、図1において、部品取出
領域に位置する部品台車40aを1号台車40a、始端
領域に位置する部品台車40bを2号台車40b、搬入
部12に位置する部品台車40cを3号台車40cと便
宜上呼ぶことにする。
【0026】図1の状態では、1号台車40aの最も前
端に位置する部品収容空間43の部品Pが、部品プッシ
ャ25により組立ラインL側へ押し出され、作業者Mは
その部品Pを取り出して組立ラインL上の半製品Gに組
み付ける。このとき、図9に示すように、始端領域の2
号台車40bの係止部44には間欠移動用シリンダ24
の揺動爪30bが係止し、その2号台車40bは1号台
車40aの後端に当接した状態となっている。また、部
品センサ23は、前から2番目の部品収容空間43内の
部品Pの存在を検出してオン状態となっており、この部
品センサ23からの信号に基づき、部品プッシャ25が
戻った後に、間欠移動用シリンダ24が作動して1号台
車40aと2号台車40bを、部品収容空間43の並列
ピッチと同じストロークだけ一体的に移動させる。する
と、部品センサ23は、前から3番目の部品収容空間4
3内の部品Pを検出し、その検出信号に基づいて部品プ
ッシャ25が移動し、部品Pを押し出す。後は、上記の
動作が繰り返される。
【0027】そして、1号台車40aの部品Pが全て取
り出されると、この空になった1号台車40aのフレー
ム41の前端が、部品収容状態検出センサ26により検
出され、この部品収容状態検出センサ26がオフ状態か
らオン状態に切り替わる。このセンサ26の検出信号に
基づき、回収準備移動用シリンダ27が作動して1号台
車40aのみを部品取出部11の終端領域まで移動させ
る(図2を参照)。尚、このとき、2号台車40bにお
いては部品Pの取出しが行われている。
【0028】このように1号台車40aが部品取出領域
から終端領域へ引き込まれた時点では、2号台車40b
が始端領域を通過して部品取出領域内に移動し、これに
伴って進入可否検出センサ22がオン状態からオフ状態
に切り替わることで、部品取出部11の始端領域に搬入
部12内の3号台車40cを進入させることのできる空
きスペースが生じたことが検出される。そして、この進
入可否検出センサ22の検出信号に基づき、部品供給用
シリンダ21が作動し、部品Pを積載した状態で搬入部
12で待機している3号台車40cを部品取出部11の
始端領域へ引き上げる(図2を参照)。
【0029】この後、上記した部品収容状態検出センサ
26の検出に基づき、回収準備移動用シリンダ27の作
動から所定のタイムラグの後、回収準備移動用シリンダ
27が作動し、終端領域に移動された空の1号台車40
aが回収部13内に引き込まれる(図3を参照)。この
回収部13は下り勾配となっているのであるが、保持用
シリンダ29が、1号台車40aの右側の係止部45に
係止することによってその1号台車40aの自由走行を
規制するため、1号台車40aは、搬送車両50の移動
経路上へ進出することなく、回収部13内で停止する。
【0030】この後は、間欠移動用シリンダ24により
3号台車40cが2号台車40bの後端に当接する状態
とされるとともに、上述と同様に2号台車40bから部
品Pが取り出される度に、2号台車40bと3号台車4
0cが一体となって間欠移動する。そして、2号台車4
0bの部品Pが全て取り出されると、上述のように部品
収容状態検出センサ26の検出により、2号台車40b
が終端領域に引き込まれる(図4を参照)。尚、回収部
13には1号台車40aが待機しているので、2号台車
40bは終端領域に留まったままで待機する。
【0031】また、この後は、搬送車両50によって2
台の部品台車40d,40eが新たに搬入されて部品P
の補給が行われるととともに、空になった1号台車40
aと2号台車40bが同じく搬送車両50によって回収
されるのであるが、それまでの間、3号台車40cにお
いては部品Pの取出しと、3号台車40cのみの間欠移
動とが行われる。 [部品台車40d,40eの搬入工程]この状態から、
搬送車両50が後方から移送路10の搬入部12に接近
すると、図15に示すように搬入部12の第1台車セン
サ62aが搬送台車52の前部フレーム53Fの被検知
部材56を検出し、この第1台車センサ62aの信号に
基づき、図16に示すように搬入部12の前止まりバー
61が搬送車両50の移動経路上へ進出する。尚、この
とき、搬入部12のロック解除ピン60は突出した状態
となっている。
【0032】この後、搬送車両50がさらに前へ進み、
前側の台車収容部54Fが搬入部12の入口と対応する
状態になると、図17に示すように、搬送台車52の前
部フレーム53Fが前止まりバー61が突き当たること
によって搬送車両50が停止するとともに、第2台車セ
ンサ62bが前部フレーム53Fの被検知部材56を検
出することによって搬入用シリンダ20が作動を開始し
(図4及び図10を参照)、前側の台車収容部54Fに
収容されている台車(便宜上、4号台車40dという)
を搬入部12へ引き込む。尚、このとき、ロック爪55
は、そのロック解除用受け部55bをロック解除ピン6
0に当接させることによってロック解除状態(図17及
び図18を参照)となっているので、4号台車40dの
搬入部12への移動に支障はない。
【0033】搬入部12に引き込まれた4号台車40d
は、引き続いて部品供給用シリンダ21の作動によって
部品取出部11の始端領域まで引き込まれる(図5及び
図12を参照)。始端領域に引き込まれた4号台車40
dは、進入可否検出センサ22により検出される。4号
台車40dの引きこみが完了した後は、この進入可否検
出センサ22の検出信号に基づき、ロック解除ピン60
が後退することによってロック爪55がロック位置(図
18に想像線で示す)に復帰するとともに、前止まりバ
ー61が後退して搬送台車52から解離する。この後、
搬送車両50の前進移動が再開され、一旦退避したロッ
ク解除ピン60と前止まりバー61は、後側の台車収容
部54Rが搬入部12に到達するより前に、搬送車両5
0の移動経路側へ進出する。
【0034】そして、後側の台車収容部54Rが搬入部
12に到達すると、図6に示すように、中央フレーム5
3Cが前止まりバー61に当接することによって搬送車
両50が停止するとともに、後部フレーム53Rのロッ
ク爪55がロック解除され、第2台車センサ62bが中
央の被検知部材56を検出することによって搬入用シリ
ンダ20が作動を開始して、後側の台車収容部54Rに
収容されている台車(便宜上、5号台車40eという)
を搬入部12へ引き込む。このとき、部品取出部11の
始端領域には4号台車40dが位置しているため、部品
供給用シリンダ21は作動せず、したがって、5号台車
40eは搬入部12内に留まったままとなる。また、搬
入部12は上り勾配となっているのであるが、搬入用シ
リンダ20の揺動爪30bが5号台車40eの係止部4
5に係止したままとなっているので、5号台車40eが
搬送車両50の移動経路上へ戻ることはない。5号台車
40eの搬入が済んだら、ロック解除ピン60と前止ま
りバー61が退避し、搬送車両50が前進移動を開始す
る。
【0035】[部品台車40a,40bの回収工程]こ
の後、前側の台車収容部54Fが回収部13に接近する
と、上記搬入部12の場合と同様に、前部フレーム53
Fの被検知部材56が第3台車センサ62cにより検出
され、回収部13の前止まりバー61が進出し、この前
止まりバー61に前部フレーム53Fが当接することに
よって搬送車両50が停止するとともに、第4台車セン
サ62dが前部フレーム53Fの被検知部材56を検出
することにより、保持用シリンダ29が作動して回収部
13内で待機していた1号台車40aを前側の台車収容
部54F内に送り込む(図7を参照)。このとき、ロッ
ク爪55はロック解除ピン60によってロック解除位置
にあるので、1号台車40aの回収は円滑に行われるの
であるが、ロック爪55にはガイド縁部55aが形成さ
れているので、このガイド縁部55aに1号台車40a
のフレーム41を当接させることにより、ロック爪55
を強制的にロック解除位置へ退避させるようにしてもよ
い。
【0036】1号台車40aが前側の台車収容部54F
内に回収された後は、前止まりバー61とロック解除ピ
ン60が後退し、搬送車両50が前進を開始し、搬入部
12の場合と同様に、一旦退避したロック解除ピン60
と前止まりバー61が搬送車両50の移動経路側へ進出
する。そして、後側の台車収容部54Rが回収部13に
到達すると、図8に示すように、中央フレーム53Cが
前止まりバー61に当接することによって搬送車両50
が停止するとともに、後部フレーム53Rのロック爪5
5がロック解除され、第4台車センサ62dが中央の被
検知部材56を検出することによって回収用シリンダ2
8と保持用シリンダ29が作動を開始し、これにより、
部品取出部11の終端領域で待機していた2号台車40
bが、回収部13を経て後側の台車収容部54Rに送り
込まれる(図8を参照)。
【0037】以上により、1号台車40a及び2号台車
40bの回収と,4号台車40d及び5号台車40eの
搬入が完了し、移送路10内には3号〜5号台車40
c,40d,40eが残り、この3台の部品台車40
c,40d,40eが上述の説明における1号〜3号台
車40a,40b,40cと同様に移動しつつ、部品P
の取出しが行われ、さらに、3号台車40c及び4号台
車40dの回収と新たな部品台車の搬入とが行われる。
【0038】[本実施形態の効果]上述のように本実施
形態の部品供給システムによれば、部品Pが収容された
状態の部品台車40a〜40eを移送路10の搬入部1
2へ搬入すれば、空になった状態の部品台車40a〜4
0eが所定の回収部13まで自動的に移動するようにな
っている。したがって、組立ラインLの近傍においては
人手による部品台車40a〜40eの移動作業が不要と
なり、また、部品台車40a〜40eの移動作業のため
に組立ラインLにおける組立作業が中断されることもな
くなる。
【0039】また、部品台車40a〜40eから部品P
を1個取り出す度に、部品台車40a〜40eがその部
品Pの並列ピッチと同じストロークだけ移動するので、
部品台車40a〜40eからの部品Pの取出し位置は、
常に一定の位置となる。これにより、作業者Mは一定の
位置で部品Pの取り出しを行うことができるので、作業
性が向上する。また、移送路10を「コ」字形にすると
ともに、搬送車両50の移動経路を搬入部12の入口及
び回収部13の出口の開口方向と直交する方向としたの
で、搬送車両50の移動経路を直線状に連続した経路に
することが実現されている。これにより、移送路10外
において部品Pが収容された状態の部品台車40a〜4
0eを搬入部12まで移動させる搬入用移動手段と、回
収部13から回収した空の部品台車40a〜40eを移
送路10外において移動させる回収用移動手段とを、共
通の搬送車両50とすることが実現されている。
【0040】[他の実施形態]本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では部品収容体(部品台車)を移送
路まで移動させる搬入用移動手段及び回収した部品収容
体を移送路外で移動させる回収用移動手段として、搬送
車両を用いたが、本発明によれば、移送路外における部
品収容体の移動を手作業やコンベアによって行うように
してもよい。
【0041】(2)上記実施形態では移送路外において
部品収容体を移動させる手段として、部品収容体に車輪
を設け、その車輪によって部品収容体を搬送車両と共に
自走させるようにしたが、本発明によれば、部品収容体
に車輪を設けず、部品収容体を搬送車両に載置して運ぶ
ようにしてもよい。 (3)上記実施形態では搬入用移動手段と回収用移動手
段の移動経路同士を連続させてそこに共通の搬送車両を
走行させるうにしたが、本発明によれば、搬入用移動手
段と回収用移動手段の移動経路を互いに独立した経路と
してもよい。
【0042】(4)上記実施形態では移送路内において
部品収容体を移動させる手段として、部品収容体に車輪
を設け、その車輪によって部品収容体を自走させるよう
にしたが、本発明によれば、移送路にコンベアを設け、
このコンベアに部品収容体を載置して移動させるように
してもよい。 (5)上記実施形態では移送路を「コ」字形としたが、
本発明によれば、「I」字形、「L」字形、「C」字形
などの他の形態としてもよい。
【0043】(6)上記実施形態では搬入部の入口の開
口方向と搬入用移動手段の移動経路とを互いに直交する
方向としたが、本発明によれば、双方を同じ方向として
もよい。 (7)上記実施形態では回収部の出口の開口方向と回収
用移動手段の移動経路とを互いに直交する方向とした
が、本発明によれば、双方を同じ方向としてもよい。 (8)上記実施形態では部品取出部において部品を1つ
取り出す毎に部品収容体を間欠的に移動させるようにし
たが、本発明によれば、部品収容体を低速で移動させ続
けるようにしてもよい。
【0044】(9)上記実施形態では部品取出部におい
て部品が取り出される間、部品収容体を移動させるよう
にしたが、本発明によれば、部品収容体を停止させたま
まで部品の取出しを行うようにしてもよい。 (10)上記実施形態では部品取出部において先行する
部品台車と後続の部品台車とが一体的に間欠移動するよ
うにしたが、本発明によれば、先行の部品台車が空にな
った後に、後続の部品台車が部品取り出し位置まで移動
するようにしてもよい。
【0045】(11)上記実施形態では部品収容体から
の部品の取り出しと組立ラインにおける組み付けを作業
者の手によって行う場合について説明したが、本発明
は、部品収容体からの部品の取り出しと組立ラインにお
ける組み付けを自動機(ロボット)によって行う場合に
も適用することができる。 (12)上記実施形態では搬入部で待機させる部品収容
体の数を1台だけとしたが、本発明によれば、搬入部で
待機させる部品収容体の数は2台以上としてもよい。
【0046】(13)上記実施形態では部品取出部内に
位置させる部品収容体の最大数を3台としたが、本発明
によれば、部被取出部内に位置させる部品収容体の最大
数は2台以下としてもよい。 (14)上記実施形態では回収部内で待機させる空の部
品収容体の数を1台としたが、本発明によれば、回収部
内で待機させる部品収容体の数は2台以上とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1において部品台車(部品収容体)か
らの部品の取出しが開始された状態をあらわす平面図
【図2】部品台車からの部品の取出しが進んだ状態をあ
らわす平面図
【図3】空になった商用体が回収部へ移動した状態をあ
らわす平面図
【図4】搬送車両が1台目の部品台車を搬入部へ搬入す
る位置で停止している状態をあらわす平面図
【図5】搬送車両から1台目の部品台車が搬入部に搬入
された状態をあらわす平面図
【図6】搬送車両から2台目の部品台車を搬入部へ搬入
する位置で停止している状態をあらわす平面図
【図7】空になった1台目の部品台車が搬送車両に回収
された状態をあらわす平面図
【図8】搬送車両が空になった2台目の部品台車を回収
する位置で停止している状態をあらわす平面図
【図9】搬入部及び部品取出部において間欠移動手段に
より部品台車を間欠移動させる様子をあらわす図1のA
−A断面図
【図10】搬送車両から搬入部への部品台車の搬入を開
始した状態をあらわす図4のB−B断面図
【図11】部品台車が搬入部の途中まで搬入された状態
をあらわす図1のC−C断面図
【図12】部品台車が搬入部の奥まで搬入された状態を
あらわす図5のD−D断面図
【図13】部品取出部から回収部へ部品台車が移動する
状態をあらわす図7のE−E断面図
【図14】部品台車が搬送台車と一体的に走行するよう
にロックされた状態をあらわす一部切欠側面図
【図15】搬送台車が搬入部の近傍位置に達したことを
検知した状態をあらわす部分拡大平面図
【図16】1台目の部品台車が搬入部の入口の直前まで
到達した状態をあらわす部分拡大平面図
【図17】1台目の部品台車が搬入部の入口に到達した
状態をあらわす部分拡大平面図
【図18】部品台車を搬送台車と一体的に走行させるた
めのロックが解除された状態をあらわす部分拡大平面図
【図19】搬送台車の斜視図
【符号の説明】
L…組立ライン P…部品 10…移送路 11…部品取出部 12…搬入部 13…回収部 21…部品供給用シリンダ(部品供給用移動手段) 22…進入可否検出センサ(進入可否検出手段) 23…部品センサ 24…間欠移動用シリンダ(間欠移動手段) 26…部品収容状態検出センサ(部品収容状態検出手
段) 28…回収用シリンダ(回収用移動手段) 40a,40b,40c,40d,40e…部品台車
(部品収容体) 50…搬送車両(搬入用移動手段、回収用移動手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小芦 是王 愛知県豊田市吉原町上藤池25番地 アラコ 株式会社内 (72)発明者 稲益 義隆 愛知県豊田市吉原町上藤池25番地 アラコ 株式会社内 (72)発明者 伊藤 尊教 愛知県豊田市吉原町上藤池25番地 アラコ 株式会社内 (72)発明者 坂巻 剛 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3C030 AA11 AA19 DA01 DA08 DA17 DA21 DA31 3F030 CA03 CB03 3F080 AA38 BA04 BA05 CE01 CG14 EA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品の収容及び収容した部品の取出しを
    可能とされた部品収容体と、組立ラインの近傍に設けら
    れた移送路とを備えた組立ラインにおける部品供給シス
    テムであって、 前記移送路は、 部品を収容した状態で前記移送路外から運ばれた前記部
    品収容体が搬入される搬入部と、 前記組立ラインに沿って設けられた部品取出部と、 空の前記部品収容体を前記移送路外への回収に備えて待
    機させる回収部と、 前記部品取出部における前記部品収容体の部品の収容状
    態を検出する部品収容状態検出手段と、 この部品収容状態検出手段の検知に基づき、空になった
    前記部品収容体を前記部品取出部から前記回収部へ移動
    させる回収用移動手段と、 前記部品取出部において前記搬入部からの前記部品収容
    体の進入が可能となったことを検出する進入可否検出手
    段と、 この進入可否検出手段の検知に基づき、部品が収容され
    た状態の前記部品収容体を前記搬入部から前記部品取出
    部へ移動させる部品供給用移動手段とを備えて構成され
    ていることを特徴とする組立ラインにおける部品供給シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記部品収容体には、複数の部品が、前
    記部品取出部における前記部品収容体の移動方向と平行
    に並べられ、 前記部品取出部には、前記部品収容体から各部品が取り
    出されたことを個別に検出する部品センサと、この部品
    センサからの検出信号に基づいて部品の並列ピッチと同
    じストロークずつ前記部品収容体を間欠的に移動させる
    間欠移動手段とが設けられていることを特徴とする請求
    項1記載の組立ラインにおける部品供給システム。
  3. 【請求項3】 部品が収容された状態の前記部品収容体
    を前記移送路外において前記搬入部まで移動させる搬入
    用移動手段と、 前記回収部から回収した空の前記部品収容体を前記移送
    路外において移動させる回収用移動手段とが設けられて
    いるものにおいて、 前記移送路が、前記搬入部の入口と前記回収部の出口を
    互いに同じ方向に開口させたコ字形の形態とされ、 前記搬入用移動手段の移動経路と前記回収用移動手段の
    移動経路が、前記搬入部の入口及び前記回収部の出口の
    開口方向に対して直交する方向とされていることを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の組立ラインにおける
    部品供給システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100666105B1 (ko) * 2005-05-23 2007-01-09 현대자동차주식회사 자동차 생산 공정의 부품 투입장치 및 그 투입공정
KR100666249B1 (ko) * 2005-05-17 2007-01-09 현대자동차주식회사 자동차용 부품 물류 장치 및 방법
JP2008212902A (ja) * 2007-03-07 2008-09-18 Yanmar Co Ltd 青果物選別装置
KR200451609Y1 (ko) 2008-10-23 2010-12-28 한일이화주식회사 자동차 내장트림 부품조립장치
JP2014065105A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Honda Motor Co Ltd 部品供給システム

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