JP2014062629A - チューブ - Google Patents

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Takeshi Sunagawa
武司 砂川
Hiroshi Yasumoto
浩 保本
Genji Araki
源司 荒木
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Abstract

【課題】チューブの摺動箇所においてチューブが傷つき、破損する恐れを低減可能とするチューブを提供する。
【解決手段】可動部を有した装置に配設されるチューブであって、チューブが局所的にコーティングされた被覆部を有し、被覆部は、可動部の動作に応じてチューブが摺動することになる摺動箇所に対応する位置に設けられる、チューブが提供される。これにより、チューブの摺動箇所が被覆部によって保護されるため、チューブの摺動箇所においてチューブが破損するおそれを低減できる。
【選択図】図2

Description

本発明は流体が流れるチューブに関する。
産業機械や製造装置には水やエアといった各種の流体を用いるものが多い。例えば、半導体デバイスの製造工程において、半導体ウェーハを研削して薄化するグラインダと呼ばれる研削装置や、薄化された半導体ウェーハをチップ状に分割するダイサーと呼ばれる切削装置においては、装置の所要箇所にエアや加工液、吸引力等を伝達する配管が張り巡らされることが知られている(例えば、特許文献1、2参照。)。
より具体的には、切削装置は、少なくとも半導体ウェーハを吸引保持するチャックテーブルと、チャックテーブルに保持された半導体ウェーハを切削する切削ブレードを含むエアベアリング式のスピンドルユニットと、切削された半導体ウェーハを洗浄する洗浄装置とを備えている。
また、研削装置は、少なくとも半導体ウェーハを吸引保持するチャックテーブルと、チャックテーブルに保持された半導体ウェーハを研削する研削ホイールを含むエアベアリング式のスピンドルユニットと、研削された半導体ウェーハを洗浄する洗浄装置とを備えている。
更に、これらの切削装置や研削装置では、チャックテーブルに半導体ウェーハを吸引するための負圧を発生させるエア吸引源や、エアベアリングに高圧エアを供給するエア供給源、洗浄装置に洗浄液を供給する洗浄液供給源等を備えるとともに、流体の吸引源や供給源からそれぞれの作用箇所へ流体を導くための配管が設けられている。
このような切削装置や研削装置における各種流体の配管としては、直径数mm〜数十mm程度の柔軟性を有するチューブが一般的に用いられており、適切な長さに切断されたチューブが装置内の適所に接続されている。
そして、以上に説明した各種の加工装置において張り巡らされたチューブは、互いに絡み合うことが無いように、各チューブは複数の所定位置で互いに結束バンドにより結束されることや、例えば加工装置の骨組み(フレーム)等の所定位置に固定されることが行われている。
特開平10−321562号公報 特開昭55−112761号公報
加工装置に組み付けられたチューブにおいて、他の部材がチューブと接触して擦れるなどすると、チューブの表面が傷ついてして劣化し、劣化が進行して破損してしまうことも懸念される。
特に、チューブが加工装置の可動部に接続されており、可動部の動作にチューブが引きつられてチューブが他の部材と接触しながら摺動するような場合には、この摺動箇所においてチューブの表面が傷ついてしまうことが懸念される。
具体的には、例えば、複数のチューブが結束バンドにより結束される場合には、チューブが結束バンドによって擦られることや、チューブが加工装置の骨組み(フレーム)に固定される場合には、チューブが骨組みによって擦られることが懸念される。
さらに、チューブが擦れることによって、チューブの表面が剥離し、剥離したものが異物となって被加工物に付着してしまうなど、予期せぬ不具合が生じてしまうことも懸念される。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、チューブの摺動箇所においてチューブが傷つき、破損する恐れを低減可能とするチューブを提供することである。
請求項1に記載の発明によると、可動部を有した装置に配設されるチューブであって、チューブが局所的にコーティングされた被覆部を有し、被覆部は、可動部の動作に応じてチューブが摺動することになる摺動箇所に対応する位置に設けられる、チューブが提供される。
本発明によると、チューブの摺動箇所が被覆部によって保護されるため、チューブの摺動箇所においてチューブが破損するおそれを低減できる。
本発明を適用する切削装置の例について示す外観斜視図である。 第一のチューブ支持具の構成例について示す斜視図である。 本発明のチューブの原理を説明する図である。 本発明のチューブの他の実施形態について示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は配管に本発明のチューブを利用した切削装置1の外観斜視図を示している。この切削装置1は、ウェーハ等の被加工物を切削加工する装置であり、加工に際して移動可能な可動部として、被加工物を保持する保持手段2、及び、被加工物に切削加工を施す切削手段3を備えている。
保持手段2は、パルスモータ26によってX軸方向に移動する移動基台23上に配置されるチャックテーブル21を有して構成される。このチャックテーブル21により、粘着テープTを介してリング状のフレームFと一体となったウェーハW(被加工物)が吸引保持される。
切削手段3は、スピンドルハウジング30によって回転可能に支持されたスピンドル31の先端部に切削ブレード32が装着された構成となっている。スピンドルハウジング30は支持部33によって支持されており、支持部33は切り込み送り手段34によって切り込み方向(Z軸方向)に移動可能となっている。
切り込み送り手段34は、パルスモータ36によってY軸方向に移動する移動基台38に対し、パルスモータ35によってZ軸方向へと移動するように構成される。
そして、基台5上における移動基台23の近傍には、第一のチューブ支持具6aがX軸方向に伸びるように配設されている。図示の例では、第一のチューブ支持具6aの一端は基台5上の接続ボックス23aに固定され、他端は移動基台23上の接続ボックス23bに固定されている。
また、第一のチューブ支持具6aは、接続ボックス23a,23bの間を結ぶような屈曲可能なシート部材60aを有して構成されており、シート部材60aに対し、結束バンド62aや、ベルト部材62bによって、複数のチューブ11が括り付けられるようになっている。
そして、移動基台23がX軸方向に移動すると、移動基台23の移動に引きつられてシート部材60aが変形し、このシート部材60aの変形に伴ってチューブ11が適宜撓むことで、移動基台23のX軸方向の移動が許容されるようになっている。
同様に、基台5上における移動基台38の近傍には、第二のチューブ支持具6bがY軸方向に伸びるように配設されている。図示の例では、第二のチューブ支持具6bの一端は基台5上の接続ボックス38aに固定され、他端は移動基台38の側部の接続ボックス38bに固定されている。
また、第二のチューブ支持具6bは、接続ボックス38a,38bの間を結ぶような屈曲可能なシート部材60bを有して構成されており、シート部材60bに対し、結束バンド62aや、ベルト部材62bによって、複数のチューブ11が括り付けられるようになっている。
そして、移動基台38がY軸方向に移動すると、移動基台38の移動に引きつられてシート部材60bが変形し、このシート部材60bの変形に伴ってチューブ11が適宜撓むことで、移動基台38のY軸方向の移動が許容されるようになっている。
次に、本発明の特徴的な構成について説明する。図2に示すように、第一のチューブ支持具6aにおいては、シート部材60aに対し、複数本のチューブ11が括り付けられる構成としている。
また、各チューブ11,11は、接続ボックス23bに近い部位において、結束バンド62aによって複数本が束ねられた状態となっている。図2の例では、3つの束が形成されるようになっている。
さらに、シート部材60aには、複数箇所にベルト部材62bがアーチ状に設けられており、ベルト部材62bとシート部材60aによって囲んだ空間内に全てのチューブ11,11が通されるようになっている。
そして、上述した移動基台23の移動に伴って各チューブ11が変形すると、各チューブ11は、結束バンド62a、或いは、ベルト部材62bに対して摺動する、つまりは、擦れ合うことになる。そして、擦れ合うことによってチューブ11の表面が傷つき、破損することが懸念される。
このため、本実施形態では、各チューブ11において結束バンド62a、或いは、ベルト部材62bに対して摺動する摺動箇所13,13のそれぞれにおいて、チューブ11の表面を保護するための被覆部15が形成されることとしている。
より具体的には、図3に示すように、チューブ11の表面において、結束バンド62a、或いは、ベルト部材62bなどの他の部材と接触することが予定される摺動箇所13において、チューブ11の表面を保護するためのコーティングを施した被覆部15を形成するものである。
被覆部15を形成するためのコーティングに用いるコーティング剤については特に限定するものではないが、例えば合成樹脂からなるコーティング剤を用いる場合には、耐摩耗性を呈しつつ、強い耐水性を呈することが好ましく、更には、擦れた際に異物が発生し難いものが好ましい。
また、コーティングの形態については特に限定するものではないが、例えば、インクジェット方式によってチューブ11の表面に塗布する形態や、シート状のシールなどを貼付する形態などが考えられる。
また、被覆部15は、チューブ11の外周方向の全周に設けられることとするほか、摺動が予想される一部の部位(例えば、チューブ11の外周方向の360度の範囲において、180度の範囲(半分の範囲))にのみ設けられることとしてもよい。
さらに、図4に示すように、例えば、結束バンド62aに対して結束される部位を表示する結束位置表示17がチューブ11に表示される。この結束位置表示17により、結束バンド62aによってチューブ11を束ねる作業を容易にすることができる。
なお、この結束位置表示17は、例えば、インクジェット方式や、レーザービーム照射によってチューブ11上に表示することが考えられる。また、この結束位置表示17が見えるように、被覆部15は透明、或いは、半透明とすることが好ましい。
以上のようにして、本発明を実施することができる。
即ち、可動部となる移動基台23を有した装置に配設されるチューブ11であって、チューブ11が局所的にコーティングされた被覆部15を有し、被覆部15は、可動部となる移動基台23の動作に応じてチューブ11が摺動することになる摺動箇所13,13に対応する位置に設けられる、チューブが構成される。
これにより、チューブ11の摺動箇所13が被覆部15によって保護されるため、チューブ11の摺動箇所13においてチューブ11が破損するおそれを低減できる。
なお、上述した実施形態では、本発明のチューブを切削装置の配管に適用した例について説明したが、本発明のチューブの使用はこれに限定されるものではなく、例えば研削装置、研磨装置等の他の加工装置の配管にも同様に適用である。
6a 第一のチューブ支持具
6b 第二のチューブ支持具
11 チューブ
13 摺動箇所
15 被覆部
17 結束位置表示
23 移動基台
60a シート部材
62a 結束バンド
62a 移動結束バンド
62b ベルト部材

Claims (1)

  1. 可動部を有した装置に配設されるチューブであって、
    該チューブが局所的にコーティングされた被覆部を有し、
    該被覆部は、該可動部の動作に応じて該チューブが摺動することになる摺動箇所に対応する位置に設けられる、チューブ。

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11325324A (ja) * 1998-05-15 1999-11-26 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd ホース配設方法、ホース配設装置およびホース保護体

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11325324A (ja) * 1998-05-15 1999-11-26 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd ホース配設方法、ホース配設装置およびホース保護体

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