JP2021070107A - 可動配線配管接続装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】保持部を支持するステージの移動時にゴミが発生することを抑える。【解決手段】保持部2を切削位置P1に移動させる際、フラット配線配管51の湾曲部513が、+Z方向に膨らもうとする。この際、錘56が、上側被固定部511と湾曲部513との間の水平部514に配される。これにより、水平部514が錘56によって下方に引っ張られて、湾曲部513の膨らみが抑えられる。これにより、フラット配線配管51と蛇腹カバー45とが接触しにくくなるので、フラット配線配管51と蛇腹カバー45とが接触し、互いに擦れてゴミが発生することを、抑制することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、可動配線配管接続装置に関する。
特許文献1に記載のような加工装置は、並列に接着された配線および配管を含むフラットケーブルを備えている。フラットケーブルは、屈曲されて、その一端が、装置の基台に固定される。また、フラットケーブルの他端は、ターンテーブルに固定される。ターンテーブルの回動に伴って、フラットケーブルにおける屈曲部分が移動する。
このようなフラットケーブルにより、ターンテーブルに配設されている各チャックテーブルに流体を供給したり、各チャックテーブルを回転させるモータに電力を供給したりしている。
また、特許文献2および特許文献3に開示のフラットケーブルは、横向きのU字型になるように配置される。すなわち、フラットケーブルは、上下方向に重なるように屈曲される。そして、フラットケーブルの上側部分の一部が、水平方向(X軸方向)に移動するステージの下面に固定される。さらに、フラットケーブルの下側部分の一部が、ステージの下部の基台の上面に固定される。
特開2013−035113号公報 特開2013−079672号公報 特開平11−041775号公報
特許文献2および特許文献3に開示されている構成には、フラットケーブルにおける上側部分と下側部分との間隔を狭くしたい、という要求がある。しかし、この間隔が狭い場合には、フラットケーブルにおける屈曲部分によって形成される半円が大きいと、この間隔内に納まらなくなってしまう。このため、屈曲部分によって形成される半円が小さくなるように、フラットケーブルの上側部分を、ローラなどで押さえている。
しかし、ステージの移動に伴い、屈曲部分およびケーブルの上側部分が移動するため、フラットケーブルと、その上側部分を押さえているローラとが互いに擦れて、ゴミが発生することがある。
したがって、本発明の目的は、屈曲されたフラットケーブルにおける上側部分の一部を移動するステージに固定し、フラットケーブルにおける下側部分の一部を基台に固定している場合に、ステージの移動時にゴミが発生することを抑制することにある。
本発明の可動配線配管接続装置(本可動配線配管接続装置)は、被加工物を保持する保持部を下から支持するステージと、該ステージの下方に該ステージから離間されて配置され、該ステージを水平方向に移動させる水平方向移動手段が配設されている基台との間において、上下方向に重なるように湾曲されて配置されている配線配管を備えており、該配線配管は、該ステージに固定された上側被固定部と、該基台に固定された下側被固定部と、横向きのU字状に湾曲されている部分である湾曲部と、該上側被固定部と該湾曲部との間において水平方向に延びている部分である水平部と、を含んでおり、該湾曲部が膨らむときに該水平部に配される、該湾曲部の膨らみを抑えるための錘をさらに備えている。
本可動配線配管接続装置では、該配線配管は、並列に並んだ複数の配線配管を含むフラット配線配管であってもよい。
本可動配線配管接続装置では、保持部とともにステージを移動させる際、配線配管の湾曲部が膨らもうとする場合がある。これに関し、本可動配線配管接続装置では、湾曲部が膨らむときに、錘が、上側被固定部と湾曲部との間の水平部に配される。これにより、錘によって水平部が下方に引っ張られて、湾曲部の膨らみが抑えられる。
このように、本可動配線配管接続装置では、保持部とともにステージが移動される際に、配線配管の湾曲部が膨らむことを抑制することができる。これにより、配線配管と周囲の部材とが接触しにくくなるので、これらが互いに擦れてゴミが発生することを、抑制することができる。
実施形態にかかる切削装置の構成を示す斜視図である。 可動配線配管接続装置の構成を示す説明図である。 可動配線配管接続装置の構成を示す説明図である。 実施形態にかかる保護部材剥離装置の構成を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態にかかる切削装置1は、被加工物であるウェーハWに対して、切削加工を実施する。
ウェーハWは、概略円形状を有し、分割予定ラインLが形成されている。分割予定ラインLによって区画された各領域には、各種デバイス(図示せず)が形成されている。ウェーハWの裏面には、ダイシングテープTが貼着されている。ダイシングテープTの外周には、リングフレームFが貼着されている。このように、ウェーハWは、ダイシングテープTを介してリングフレームFに支持されたワークセットW1の状態で、切削装置1において加工される。
切削装置1では、このようなウェーハWを、保持部であるチャックテーブル20によって保持し、切削手段6を用いて、分割予定ラインLに沿った切削加工を施す。
切削装置1は、基台10、および、基台10に立設された門型コラム14を備えている。
基台10上には、X軸方向送り手段40が配設されている。X軸方向送り手段40は、水平方向移動手段の一例であり、チャックテーブル20と切削手段6とを、相対的に、チャックテーブル20の保持面20aに平行な水平方向(加工送り方向;X軸方向)に沿って移動させる。本実施形態では、X軸方向送り手段40は、X軸テーブル43をX軸方向に移動させるように構成されている。
このように、基台10は、X軸テーブル43の下方に、X軸テーブル43から離間されて配置されている。そして、基台10には、X軸テーブル43を水平方向に移動させるX軸方向送り手段40が配設されている。
X軸方向送り手段40は、X軸方向に延びる一対のガイドレール41、ガイドレール41に載置されたX軸テーブル43、ガイドレール41と平行に延びるボールネジ44、および、ボールネジ44を回転させるモータ42を含んでいる。
一対のガイドレール41は、X軸方向に平行に、基台10の上面に配置されている。
X軸テーブル43は、ウェーハWを保持する保持部2を下から支持するステージの一例である。X軸テーブル43は、一対のガイドレール41上に、これらのガイドレール41に沿ってスライド可能に設置されている。X軸テーブル43上には、保持部2が載置されている。
ボールネジ44は、X軸テーブル43の下面側に設けられたナット部(図示せず)に螺合されている。モータ42は、ボールネジ44の一端部に連結されており、ボールネジ44を回転駆動する。ボールネジ44が回転駆動されることで、X軸テーブル43および保持部2が、ガイドレール41に沿って、加工送り方向であるX軸方向に沿って移動する。
保持部2は、ウェーハWを保持するチャックテーブル20を有している。さらに、保持部2は、チャックテーブル20を支持して回転させるθテーブル26を有している。
チャックテーブル20は、図1に示したウェーハWを吸着保持するための部材であり、円板状に形成されている。チャックテーブル20は、ポーラス材を含む保持面20aを備えている。保持面20aは、図示しない吸引源に連通されている。チャックテーブル20は、この保持面20aによって、ウェーハWを吸引保持する。
チャックテーブル20の周囲には、4つのクランプ27が設けられている。各クランプ27によって、ワークセットW1のリングフレームFが、四方から挟持固定される。
チャックテーブル20は、チャックテーブル20の底面側に配設されたθテーブル26に支持されている。θテーブル26は、X軸テーブル43の上面に、XY平面内で回転可能に設けられている。したがって、θテーブル26は、チャックテーブル20を支持するとともに、チャックテーブル20をXY平面内で回転駆動することができる。
基台10上の後方側(−X方向側)には、門型コラム14が、X軸方向送り手段40を跨ぐように立設されている。門型コラム14の前面(+X方向側の面)には、左右一対の切削手段6、ならびに、各切削手段6を移動させる、互いに同様の構造を有する第1切削手段移動機構31および第2切削手段移動機構33が設けられている。第1切削手段移動機構31および第2切削手段移動機構33は、切削手段6を、Z軸方向に切込み送りする。また、門型コラム14の前面には、Y軸方向移動手段35が備えられている。Y軸方向移動手段35は、切削手段6を保持する第1切削手段移動機構31および第2切削手段移動機構33を、Y軸方向に沿って移動させる。
また、本実施形態の切削装置1では、図1および図2に示すように、X軸方向送り手段40におけるX軸テーブル43と基台10との間に、X軸テーブル43と基台10とを接続するように、可動配線配管接続装置50が設けられている。
なお、図2および図3では、X軸方向送り手段40の図示を省略している。
また、図2に示すように、X軸テーブル43の下面におけるX軸方向の両端部には、基台10におけるX軸テーブル43のX軸方向の両側を覆うように、蛇腹カバー45が取り付けられている。
蛇腹カバー45は、X軸テーブル43における−X方向側の端部および+X方向側の端部と、切削装置1の筐体(図示せず)に設けられた第1取付部61および第2取付部62との間に、伸縮自在に設けられている。すなわち、X軸方向送り手段40(図2では不図示)によってX軸テーブル43が移動された場合、蛇腹カバー45が、X軸テーブル43の移動に応じて伸縮する。このようにして、蛇腹カバー45は、X軸テーブル43の位置に関わらず、基台10上のX軸方向送り手段40および可動配線配管接続装置50を覆って保護することができる。
また、X軸テーブル43は、その底面に、配線固定部材431を備えている。配線固定部材431は、蛇腹カバー45よりも下方に配されており、X軸テーブル43とともに移動する。
可動配線配管接続装置50は、フラット配線配管51、ならびに、フラット配線配管51を固定するための第1の固定具53および第2の固定具55を含んでいる。
フラット配線配管51は、複数の配線配管52を含んでいる。配線配管52は、切削装置1のいずれかの部材に接続されている配線または配管である。配線配管52は、たとえば、信号線および電力線を含む配線、ならびに、気体あるいは液体を供給あるいは吸引するための配管のいずれかである。フラット配線配管51では、これら複数の配線配管52が、結束部材54によって、互いに並列に並ぶように束ねられている。このため、フラット配線配管51は、略帯状を有している(図1参照)。
フラット配線配管51は、隣同士の配線配管52を接着剤で接着させ、結束部材54を用いないものでもよい(図2参照)。
結束バンドなどの結束部材54で束ねられた配線配管52の場合は、X軸テーブル43が移動した際に隣同士の配線配管52が擦れ配線配管52の外壁が削れることがある。
接着剤で接着した配線配管52の場合は、上記のような擦れは発生しない。しかし、湾曲部513の半径が大きくなる。
このような構成を有するフラット配線配管51は、X軸テーブル43と基台10との間において、上下方向に重なるように、二つ折りに湾曲されて配置されている。
また、図2に示すように、第1の固定具53は、フラット配線配管51における上側の部分の一部である上側被固定部511を、X軸テーブル43における配線固定部材431に固定している。また、第2の固定具55は、フラット配線配管51の下側の部分の一部ある下側被固定部512を、基台10の上面に固定している。
さらに、フラット配線配管51は、横向きのU字状に湾曲されている部分である湾曲部513と、水平部514とを含んでいる。水平部514は、上側被固定部511と湾曲部513との間において、水平方向に延びている部分である。
また、図2に示すように、可動配線配管接続装置50は、フラット配線配管51における上側被固定部511と下側被固定部512との間に、湾曲部513の膨らみを抑えるための錘56を有している。
このような構成を有する切削装置1では、図3に示すように、保持部2におけるチャックテーブル20の保持面20a(図1参照)にウェーハWを載置する際には、保持部2は、X軸方向送り手段40によって、X軸テーブル43とともに、+X方向側の載置位置P2に配置される。また、ウェーハWを切削する際には、図2に示すように、保持部2は、X軸方向送り手段40によって、X軸テーブル43とともに、−X方向側の切削位置P1に配置される。
このように、切削位置P1と載置位置P2との間で、X軸方向に沿って、保持部2およびX軸テーブル43が移動されると、可動配線配管接続装置50では、図2および図3に示すように、X軸テーブル43(配線固定部材431)に固定されているフラット配線配管51における上側被固定部511が、X軸テーブル43とともにX軸方向に沿って移動される。
そして、載置位置P2(図3参照)にある保持部2を、切削位置P1(図2参照)に移動させる際、フラット配線配管51の湾曲部513が、+Z方向に膨らもうとする。これに関し、本実施形態にかかる可動配線配管接続装置50では、図2に示すように、錘56が、湾曲部513が膨らむとき(膨らもうとするとき)に、上側被固定部511と湾曲部513との間の水平部514に配される。これにより、水平部514が錘56によって下方に引っ張られて、湾曲部513の膨らみが抑えられる。
このように、本実施形態では、保持部2がX軸テーブル43とともに切削位置P1に移動される際に、錘56によって、フラット配線配管51の湾曲部513が膨らむことを抑制することができる。これにより、フラット配線配管51と蛇腹カバー45とが接触しにくくなる。その結果、フラット配線配管51と蛇腹カバー45とが接触し、互いに擦れてゴミが発生することを、抑制することができる。
なお、本実施形態では、ウェーハWを加工する加工装置として、ウェーハWを切削加工する切削装置1を例示している。しかし、本実施形態の可動配線配管接続装置50は、このような切削装置1に限らず、基台に対して移動するステージを備えた加工装置であれば、どのような装置に設けられてもよい。たとえば、可動配線配管接続装置50は、図4に示すような保護部材剥離装置101に設けられてもよい。
保護部材剥離装置101に取り扱われるワークセットW2は、図1に示したワークセットW1の構成において、ウェーハWの表面に保護部材Sを備えている。保護部材剥離装置101は、ウェーハWから、この保護部材Sを剥離するためのものである。
図4に示すように、保護部材剥離装置101は、基台110上に、図1に示したX軸方向送り手段40と同様の構成を有する、水平方向移動手段としてのX軸方向送り手段70を備えている。
X軸方向送り手段70は、X軸テーブル73を水平方向であるX軸方向に移動させる移動手段である。X軸方向送り手段70は、X軸方向に延びる一対のガイドレール71、ガイドレール71に載置されたX軸テーブル73、ガイドレール71と平行に延びるボールネジ74、および、ボールネジ74を回転させるモータ72を含んでいる。
X軸テーブル73は、ウェーハWを保持する保持部80を下から支持するステージの一例である。X軸方向送り手段70でも、X軸方向送り手段40と同様に、モータ72によってボールネジ74が回転駆動されることで、X軸テーブル73および保持部80が、ガイドレール71に沿って、加工送り方向であるX軸方向に沿って移動する。
保持部80は、ウェーハWを保持するチャックテーブル82を有している。チャックテーブル82は、図示しない吸引源に連通される、ポーラス材を含む保持面82aを備えており、ウェーハWを吸引保持する。保持部80では、チャックテーブル82は、支持台86を介して、X軸テーブル73の上面に配されている。
保持部80の上方には、+X方向から−X方向に向けて、剥離用テープ供給手段92、テープ切断手段90、テープ押付手段94および挟持手段91が、この順に備えられている。
剥離用テープ供給手段92は、テープロールRから剥離用テープVを引き出し、チャックテーブル82に保持されているウェーハW上の保護部材Sに供給する。テープ押付手段94は、剥離用テープVを保護部材Sに貼着する。テープ切断手段90は、保護部材Sに貼着された剥離用テープVを、所定の長さに切断する。挟持手段91は、保護部材Sに貼着された剥離用テープVの一端を挟持する。剥離用テープVを挟持した挟持手段91が、移動手段96によって+X方向に移動されることによって、剥離用テープVに貼着された保護部材Sが、ウェーハWから剥離され、回収ボックスBに回収される。
このような構成を有する保護部材剥離装置101も、図4、図2および図3に示すように、図1に示した切削装置1に備えられているものと同様の可動配線配管接続装置50を備えることができる。なお、図2および図3では、保護部材剥離装置101の構成に関する符号を、カッコ書きで示している。
すなわち、保護部材剥離装置101でも、図2に示すように、X軸方向送り手段70におけるX軸テーブル73と基台110との間に、X軸テーブル73と基台110とを接続するように、可動配線配管接続装置50が配置されている。また、X軸テーブル73の下面におけるX軸方向の両端部には、基台110におけるX軸テーブル73のX軸方向の両側を覆うように、上述した蛇腹カバー45と同様の構成および機能を有する蛇腹カバー75が取り付けられている。
また、X軸テーブル73は、その底面に、配線固定部材731を備えている。配線固定部材731は、蛇腹カバー75よりも下方に配されており、X軸テーブル73とともに移動する。この配線固定部材731に、フラット配線配管51の上側被固定部511が、第1の固定具53によって固定されている。すなわち、上側被固定部511が、配線固定部材731および第1の固定具53を介して、X軸テーブル73に固定されている。
また、フラット配線配管51の下側被固定部512が、第2の固定具55を介して、基台110の上面に固定されている。
そして、保護部材剥離装置101でも、切削装置1の場合と同様に、フラット配線配管51は、X軸テーブル73と基台110との間において、上下方向に重なるように、二つ折りに湾曲されて配置されている。
保護部材剥離装置101では、図2に示すように、保持部2におけるチャックテーブル82の保持面82a(図4参照)にウェーハWを載置する際には、保持部80は、X軸方向送り手段70によって、X軸テーブル73とともに、−X方向側の載置位置P3に配置される。また、ウェーハWから保護部材Sを剥離する際には、図3に示すように、保持部2は、X軸方向送り手段70によって、X軸テーブル73とともに、+X方向側の剥離位置P4に配置される。
そして、保護部材剥離装置101では、剥離位置P4(図3参照)にある保持部80を、載置位置P3(図2参照)に移動させる際、フラット配線配管51の湾曲部513が、+Z方向に膨らもうとする。これに関し、保護部材剥離装置101でも、図2に示すように、錘56が、湾曲部513が膨らむときに水平部514に配される。これにより、水平部514が、錘56によって下方に引っ張られて、湾曲部513の膨らみが抑えられる。したがって、保護部材剥離装置101でも、フラット配線配管51と蛇腹カバー75とが接触しにくくなる。その結果、フラット配線配管51と蛇腹カバー75とが接触し、互いに擦れてゴミが発生することを、抑制することができる。
なお、錘56は、湾曲部513の近くに配されるとよい。
また、上述した実施形態では、可動配線配管接続装置50が、1つの錘56を有している。これに限らず、可動配線配管接続装置50は、複数の錘56を有していてもよい。この場合、可動配線配管接続装置50では、保持部2(X軸テーブル43)におけるX軸方向での位置によらず、フラット配線配管51における上側被固定部511と湾曲部513との間の部分である水平部514に、常に、いずれかの錘56が配置されるように構成されていてもよい。
また、上述した実施形態では、被加工物(ウェーハW)を保持する保持部として、チャックテーブルを例示している。これに代えて、保持部は、被加工物を上あるいは下から保持する搬送パッドであってもよい。
1:切削装置、10:基台、14:門型コラム、
2:保持部、20:チャックテーブル、20a:保持面、
40:X軸方向送り手段、
41:ガイドレール、42:モータ、43:X軸テーブル、
44:ボールネジ、45:蛇腹カバー、
50:可動配線配管接続装置、
51:フラット配線配管、52:配線配管、
53:第1の固定具、55:第2の固定具、56:錘、
511:上側被固定部、512:下側被固定部、513:湾曲部、514:水平部、
101:保護部材剥離装置、110:基台、
80:保持部、82:チャックテーブル、82a:保持面、
70:X軸方向送り手段、
71:ガイドレール、72:モータ、73:X軸テーブル、
74:ボールネジ、75:蛇腹カバー、
W:ウェーハ、W1,W2:ワークセット、

Claims (2)

  1. 被加工物を保持する保持部を下から支持するステージと、該ステージの下方に該ステージから離間されて配置され、該ステージを水平方向に移動させる水平方向移動手段が配設されている基台との間において、上下方向に重なるように湾曲されて配置されている配線配管を備えており、
    該配線配管は、該ステージに固定された上側被固定部と、該基台に固定された下側被固定部と、横向きのU字状に湾曲されている部分である湾曲部と、該上側被固定部と該湾曲部との間において水平方向に延びている部分である水平部と、を含んでおり、
    該湾曲部が膨らむときに該水平部に配される、該湾曲部の膨らみを抑えるための錘をさらに備えている、
    可動配線配管接続装置。
  2. 該配線配管は、並列に並んだ複数の配線配管を含むフラット配線配管である、
    請求項1記載の可動配線配管接続装置。
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