JP2014059337A - 光走査装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】再利用時の再利用時に潜像担持体上で所定の光学特性を得るための調整作業を簡素化することができる光走査装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】光源46からポリゴンスキャナまでの光路上に、コリメートレンズ52、偏光子501、シリンドリカルレンズ53を配置し、光源46の直線偏光を、偏光子501に入射させることにより出射光の光強度を調整して光走査する書込ユニット4において、コリメートレンズ52と偏光子501とを中間部材120で保持した。
【選択図】図8

Description

本発明は、光走査装置および画像形成装置に関するものである。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置として、潜像担持体上に画像情報に応じた書込光を偏向走査することにより照射して潜像担持体上に潜像を形成し、この潜像を現像して画像を得るものが知られている。書込光を偏向走査する光走査装置は、一般に、光源から照射された光が、コリメートレンズ等の光学系部品等により所定の形状に成形されて回転多面鏡たるポリゴンミラーに入射する。ポリゴンミラーに入射した光は、偏向走査され、走査レンズ、反射ミラー等の光学系部品等を通って、潜像担持体上に照射される。
このような光走査装置では、潜像担持体上で所望の光学特性を得るよう、光学系部品の取り付け時に、被走査面上で光学特性をモニタしながら、光学系部品の配置位置・姿勢調整をおこなう。そして、光学特性を良好な状態に保ったまま、光学系部品をハウジングに接着固定している。しかし、光源や光学系部品の特性のばらつきによっては、このような調整を行っても潜像担持体上を走査する走査光を所望の光強度にできない場合がある。
光源として、LD(レーザーダイオード)、LDアレー等を用いた光走査装置では、ある程度のばらつきであれば、光源への電力を調整することで、潜像担持体上を走査する走査光を所望の光強度にすることができる。しかし、光源として面発光素子を用いた光走査装置では、LDやLDアレー等と比較する出力レンジが狭いため、光源への電力を調整しても潜像担持体上を走査する走査光を所望の光強度にすることが難しい。
そこで、光源から照射された光を光路上で減光手段により減光することにより、潜像担持体上を走査する走査光を所望の光強度に調整する構成が知られている。
例えば、特許文献1には、光源として面発光素子を用い、光透過率が互いに異なる複数のND(Neutral Density)フィルタ(減光フィルタ)を保持し、それらのいずれかをコリメートレンズとポリゴンミラーとの間の光路上に位置させるためのスライド機構を設けた光走査装置が記載されている。
また、特許文献2には、光源として面発光素子を用い、コリメートレンズとポリゴンミラーとの間の光路上に、偏光子を光軸回りに回転可能に設けた光走査装置が記載されている。
上記特許文献1の光走査装置では、スライド機構をスライドさせて、潜像担持体上を走査する走査光が所望の光強度となるようなNDフィルタを光路上に位置させることで、所望の光強度に調整する。かかる構成では、透過率の互いに異なる複数のNDフィルタを装置に搭載する必要がある。このため、部品点数の増大、部品管理の増大を招き、製造コストが高くなるという不具合が生じていた。
特許文献2の光走査装置では、偏光子を光軸回りに回転させて、偏光子の光学軸方向を調整して、偏光子を透過する光の光量を変化させることにより、潜像担持体上を走査する走査光を所望の光強度に調整する。偏光子に入射する光の振動方向と偏光子の光学軸とのなす角度をθとしたとき、偏光子から出射される偏光方向が変えられた光の光量(出射光量)は、入射光量のcosθとなる。このため、偏光子を回転させることで、偏光子に入射した光を回転角に応じた出射光量に調整することができる。
具体的には、偏光子はその外周を円形に加工しており、ハウジングに固定されたV字の溝を有する偏光子保持部材によって回転可能に保持されている。そして、光源より出射させた光を走査させながら、被走査面上で走査光の光強度を測定し、所望の光強度が得られるよう偏光子を光軸回りに回転させて、偏光子の光学軸方向を調整する。そして所望の光強度が得られた回転位置で、偏光子と偏光子保持部材とを接着することにより、偏光子をハウジングに固定する。かかる構成では、特許文献1の構成に較べて、部品点数の増大、部品管理の増大が抑制されるという点で優れている。
一方、近年、環境への影響を懸念し、リサイクル・リユースへの関心が強まっており、光走査装置を再利用するものが増えている。
例えば、寿命部品である光源のみを交換して光走査装置を再利用する場合は、光学系部品の再調整が必要である。また、上記偏光子を用いて潜像担持体上を走査する走査光の光強度を調整する構成は、光学系部品の再調整に加えて、偏光子の再調整も必要である。具体的には、光学系部品とハウジングとの固定を解除してから、光学系部品の配置位置・姿勢の調整をおこなってハウジングに接着固定する。次いで偏光子の固定を解除してから、偏光子を回転させて入射光の偏光方向と光学軸方向の調整をおこなって、偏光子保持部材に接着固定するという作業をおこなう。このため、光走査装置の再利用時の調整作業が煩雑になる。
また、光走査装置をユーザーから回収し、光学系部品と偏光子とを再利用する場合も、光学系部品と偏光子のそれぞれに対して、上記光源交換時と同様に、固定解除、および、調整・固定接着の作業が必要になる。このため、調整作業が煩雑になる。このように、特許文献2の偏光子を用いて光強度の調整をおこなう構成では、再利用時の調整作業が煩雑となるという不具合が生じていた。
なお、偏光子を用いて潜像担持体上を走査する走査光の光強度を調整する構成は、光源として面発光素子を用いた場合に限らず、LDやLDアレー等の他の光源を用いた場合においても適用でき、同様の課題が生じる。
本発明は以上の問題に鑑みなされたものであり、その目的は、光学系部品と偏光子との再利用時に潜像担持体上で所定の光学特性を得るための調整作業を簡素化することができる光走査装置および画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、光源と、該光源から照射対象物までの間の光路上に配置された光学系部品と、該光路上に配置され照射対象物上を走査する走査光の光強度を調整する偏光子と、該光源、該光学系部品、該偏光子を収納するハウジングとを備えた光走査装置において、上記光学系部品が光軸を中心に回転させても光学特性が変化しない光学素子であり、上記光学系部品と上記偏光子とを保持し、上記ハウジングに固定される保持部材を備えたことを特徴とするものである。
本発明によれば、保持部材に上記光学系部品と偏光子とを保持することで、光学系部品と偏光子との再利用時の調整作業を簡素化することができる。具体的に再利用時の調整作業を説明すると、先ず、光学系部品と偏光子とを保持する保持部材とハウジングとの固定を解除してハウジングから取り外す。次に、再利用に用いられるハウジングにおいて、保持部材の配置位置・姿勢を調整して光学系部品の配置位置・姿勢を調整し、保持部材を光軸を中心に回転させることで、光軸に対する偏光子の光学軸方向を調整する。光学系部品は、光軸を中心に回転させても光学特性が変化しない光学素子であるので、光軸と偏光子の光学軸との関係を所望の関係に調整するために、保持部材と一体で光学系部品が光軸を中心に回転しても、光学特性が変化することはない。そして、光学系部品の位置関係・姿勢の調整と、偏光子の回転調整が終了したら、保持部材をハウジングに固定する。
このように、本発明においては、光学系部品と偏光子との再利用時の調整作業において、保持部材をハウジングから取り外すことで、光学系部品と偏光子とのハウジングに対する固定を解除することができる。これは、従来の光学系部品と偏光子とのそれぞれを、個別でハウジングと固定解除をする場合に比べて、作業を簡素化することができる。また、光源と光学系部品の位置関係・姿勢の調整と、偏光子の回転調整とが終了したら、保持部材をハウジングに固定することで、光学系部品のハウジングへの再固定と偏光子のハウジングの再固定とを行うことができる。これは、従来の光学系部品と偏光子とのそれぞれを、個別でハウジングに再固定する場合に比べて、調整作業を簡素化することができる。これらにより、光学系部品と偏光子との再利用時に潜像担持体上で所定の光学特性を得るための調整作業を簡素化することができる。
実施形態に係るプリンタの概略構成図。 同プリンタにおけるY用の作像ステーションを示す概略構成図。 同プリンタおける光書込ユニットを4つの感光体とともに示す概略構成図。 同光書込ユニットの構成を示す概略上面図。 同光書込ユニットの第1筐体の斜視図。 図5の光書込ユニットにおける光源からポリゴンスミラーまでの構成を示す模式図。 偏光子の特性の説明図。 コリメートレンズと偏光子とを保持した中間部材の斜視図。 コリメートレンズと偏光子とを保持した中間部材の断面図。 コリメートレンズと偏光子とを保持した中間部材を光軸方向出射面側から見た図。 中間部材をチャック部材で挟持する様子を説明する斜視図。 中間部材の第1筐体への取り付け方法を説明するため中間部材を光軸方向入射面側から見た図。 2回目の接着時における中間部材とコリメートレンズとを光軸方向入射面側から見た図。 中間部材を台座に装着する様子を説明する図。 コリメートレンズ搭載部を別の態様とした中間部材を光軸方向入射面側から見た図。 別の形態の中間部材を光軸方向入射面側から見た図。 図16の中間部材の断面図。 さらに別の形態の中間部材とコリメートレンズの斜視図。 図18の中間部材の断面図。 光源ユニットの概略斜視図。
以下、本発明を、電子写真方式のカラーレーザープリンタ(以下、単にプリンタという)に適用した実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るプリンタの概略構成図である。このプリンタは、筐体1と、この筐体1から引き出し可能な給紙カセット2とを備えている。筐体1の中央部には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)、黒(K)の各色のトナー像(可視像)を形成するための作像ステーション3Y,3C,3M,3Kを備えている。以下、各符号の添字Y、C、M、Kは、それぞれイエロー、シアン、マゼンダ、黒用の部材であることを示す。
図2は、イエロー(Y)用の作像ステーションを示す概略構成図である。なお、他の作像ステーションも同様の構成である。
図1及び図2に示すように、作像ステーション3Y,3C,3M,3Kは、図中矢印A方向に回転する潜像担持体としてのドラム状の感光体10Y,10C,10M,10Kを備えている。感光体10Y,10C,10M,10Kは、直径40[mm]のアルミニウム製の円筒状基体と、その表面を覆う、例えばOPC(有機光半導体)感光層とから構成されている。各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kは、それぞれ、感光体10Y,10C,10M,10Kの周囲に、感光体を帯電する帯電装置11Y,11C,11M,11Kを備えている。また、感光体に形成された潜像を現像する現像手段としての現像装置12Y,12C,12M,12K、感光体上の残留トナーをクリーニングするクリーニング装置13Y,13C,13M,13Kも感光体の周囲に備えている。
各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kの下方には、感光体10Y,10C,10M,10Kに対し、書込光Lによる光走査を行う光書込ユニット4を備えている。また、各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kの上方には、各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kによって形成されたトナー像が転写される中間転写ベルト20を具備する中間転写ユニット5を備えている。また、中間転写ベルト20に転写されたトナー像を転写体としての記録紙Pに定着せしめる定着ユニット6を備えている。また、筐体1の上部には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、黒(K)の各色のトナーを収容するトナーボトル7Y,7C,7M,7Kが装填されている。このトナーボトル7Y,7C,7M,7Kは、筐体1の上部に形成される排紙トレイ8を開くことにより、筐体1から脱着可能になっている。
光走査装置としての光書込ユニット4は光源を有しており、この光源から、回転駆動される正多角柱構造のポリゴンミラーに向けて光ビームとしての書込光Lを発射する。発射された書込光Lは、回転するポリゴンミラーの鏡面によって主走査方向に偏向せしめられながら反射する。そして、複数の反射鏡によって折り返された後、帯電装置11Y,11C,11M,11Kによって一様帯電せしめられた感光体10Y,10C,10M,10Kの周面を走査する。これにより、潜像担持体としての感光体10Y,10C,10M,10Kの周面に、それぞれY,C,M,K用の静電潜像が形成される。なお、光書込ユニット4の詳しい説明は後述する。
転写手段たる中間転写ユニット5の中間転写ベルト20は、駆動ローラ21、テンションローラ22及び従動ローラ23に掛け回されながら、所定タイミングで図中反時計回り方向に回転駆動される。また、中間転写ユニット5は、感光体10Y,10C,10M,10Kに形成されたトナー像を中間転写ベルト20に1次転写する1次転写ローラ24Y,24C,24M,24Kを備えている。また、中間転写ベルト20上に1次転写されたトナー像を記録紙Pに転写する2次転写ローラ25、記録紙P上に転写されなかった中間転写ベルト20上の転写残トナーをクリーニングするベルトクリーニング装置26も備えている。
次に、本プリンタにおいて、カラー画像を得る工程について説明する。
まず、作像ステーション3Y,3C,3M,3Kにおいて、感光体10Y,10C,10M,10Kが帯電装置11Y,11C,11M,11Kによって一様に帯電される。その後、画像情報に基づいて生成された書込光Lによって走査露光されて、感光体10Y,10C,10M,10Kの表面に静電潜像が形成される。これらの静電潜像は、現像装置12Y,12C,12M,12Kの現像ローラ15Y,15C,15M,15K上に担持された各色のトナーによって現像されて、Y,C,M,Kトナー像となる。感光体10Y,10C,10M,10K上のY,C,M,Kトナー像は、各1次転写ローラ24Y,24C,24M,24Kの作用によって反時計回りに回転駆動する中間転写ベルト20上に順次重ねて1次転写される。このときの各色の作像動作は、そのトナー像が中間転写ベルト20上の同じ位置に重ねて転写されるように、中間転写ベルト20の移動方向上流側から下流側に向けてタイミングをずらして実行される。
1次転写終了後の感光体10Y,10C,10M,10Kは、クリーニング装置13Y,13C,13M,13Kのクリーニングブレード13aによってその表面がクリーニングされて、次の画像形成に備えられる。
トナーボトル7Y,7C,7M,7Kに充填されているトナーは、必要性に応じて図示しない搬送経路によって各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kの現像装置12Y,12C,12M,12Kに所定量補給される。
一方、上記給紙カセット2内の記録紙Pは、給紙カセット2の近傍に配設された給紙ローラ27によって、筐体1内に搬送され、レジストローラ対28によって所定のタイミングで2次転写部に搬送される。そして、2次転写部において、中間転写ベルト20上に形成されたトナー像が記録紙Pに転写される。トナー像が転写された記録紙Pは、定着ユニット6を通過することでトナー像が定着せしめられた後、排出ローラ29によって排紙トレイ8に排出される。感光体10と同様に、中間転写ベルト20上に残った転写残のトナーは、中間転写ベルト20に接触するベルトクリーニング装置26によってクリーニングされる。
次に、光書込ユニット4の構成について説明する。
図3は、本実施形態に係るプリンタおける光書込ユニット4を、4つの感光体とともに示す概略構成図である。
図4は、光書込ユニット4の構成を示す概略上面図であり、図5は、第1筐体70の概略斜視図である。
図3に示すように、光書込ユニット4は、回転偏向器たるポリゴンスキャナ50、各種の反射ミラー、各種のレンズ等の光学系部品を備えている。ポリゴンスキャナ50、各種の反射ミラーや各種のレンズ等の光学系部品は、光学ハウジング131に収納される。光学ハウジング131の上方の開口部を覆う筐体カバー107には、防塵ガラス48Y,48C,48M,48Kが設けられている。
ハウジング131は、図4に示すように、光源から走査レンズ43Y、43C、43M、43Kまでの間の光路上に設けられた光学系部品を収納する樹脂からなる第1筐体70と、走査レンズ43Y、43C、43M、43Kから感光体までの間の光路上に設けられた光学素子を収納する樹脂からなる第2筐体60とで構成されている。
図5に示すように、第1筐体70の略中央にポリゴンスキャナ50が取り付けられ、ポリゴンスキャナ50の回転中心を通り、ポリゴンスキャナ50の回転軸方向に対して直交するように引いた一本の対称線に関して、線対称となるように光源46、コリメートレンズ52、図示しないアパーチャ、シリンドリカルレンズ53、走査レンズ43Y、43M、43C,43Kなどが取り付けられている。
図5に示すように、ポリゴンスキャナ50は、正多角柱形状からなる2つの回転多面鏡たるポリゴンミラー41a、41bと、不図示のポリゴンモータと、ポリゴンモータの駆動を制御するための電子部品を搭載した回路基板150とで構成されている。これらポリゴンミラー41a,41bは、その6つの側面に反射鏡を有しており、互いに正多角柱の中心を重ねるようにして上下方向に接続されている。ポリゴンスキャナ50は、第1筐体70の防音壁55で囲ったポリゴンスキャナ取り付け部にネジによって締結されている。防音壁55の2箇所には切り欠きが設けられており、その切り欠きに防音ガラス42a、42bが取り付けられている。
光源46は、第1筐体70の側面70aに設けられた貫通孔70bに取り付けられている。
また、K色の走査レンズ43Kは、M色の走査レンズの真上に設けられており、Y色の走査レンズ43Yは、C色の走査レンズ43Cの真上に設けられている。走査レンズ43Y、43M、43C,43Kは、ポリゴンミラー41a,41bによりレーザ走査の等角度運動を等速直線運動へと変えるとともに、副走査方向にパワーを持ち(副走査方向に光を集光)、ポリゴンミラーの面倒れ補正を行う光学素子である。
図3に示すように、ポリゴンスキャナ50の図中右側には、M用の光学系と、K用の光学系とが配設されている。ポリゴンスキャナ50の図中左側には、Y用の光学系と、C用の光学系とが配設されている。
また、図4に示すように、第1筐体70は、ポリゴンスキャナ50が、光書込ユニット4の略中央にくるように、第2筐体60の略中央に取り付けられる。また、図3に示すように、蓋部材としての筐体カバー107の中央部は、開口しており、開口部からポリゴンスキャナ50側に延びて、下端が、防音ガラス42a,42bの上面と防音壁55の上面と当接する内壁部106が形成されている。そして、この筐体カバー107の開口部を覆うようにして蓋部材たる偏向器カバー105が取り付けられている。これにより、ポリゴンスキャナ50は、ハウジング131の底面、防音ガラス42a、42b、防音壁55、内壁部106、偏向器カバー105とにより密閉される。
図6は、図5のA−A断面図であり、光書込ユニット4における光源46からポリゴンミラー41までの構成を示す模式図である。
図6に示すように、光源46からポリゴンミラー41までの光路上には、コリメートレンズ52、偏光子501、シリンドリカルレンズ53が配置されている。偏光子501は、偏光子501に入射する直線偏光の偏光方向を変えることができる。図7に示すように、偏光子501に入射する光の振動方向と偏光子501の光学軸とのなす角度をθとしたとき、偏光子501から出射される偏光方向が変えられた光の光量は、入射光量のcosθとなる。つまり、直線偏光にて入射した光は、偏光子501を回転させることで、回転角に応じて出射光量の調整が可能となる。これにより、感光体10の表面を走査する走査光を所望の光強度にすることができる。
本実施形態においては、高生産性、高画質化を目的とした画素密度を上げた高速機を実現するために、光源46として、面発光素子(VCSEL)を用いた。光源46をVCSELにすることによって、高解像度の印字が可能になる。一方、LD、LDアレーと比較すると、出力レンジが狭いため、光源への電力を調整することにより感光体10の表面を走査する走査光を所望の光強度にすることが難しい。しかし、本実施形態においては、上述したように、偏光子501を用いて、感光体10の表面を走査する走査光を所望の光強度にすることができる。これにより、高解像度の印字を実現しつつ、所定の光学特性を得ることができる。
なお、Y色の感光体10Y、C色の感光体10Cに光を照射するための光源46からポリゴンミラーまでの構成は、上述したK色の感光体10K、M色の感光体10Mに光を照射するための光源46からポリゴンミラーまでの構成と同じである。
各光源46から出射された書込光は、コリメートレンズ52により発散光束が平行光束に変換された後、偏光子501を通過することで光量が調整される。その後、シリンドリカルレンズ53Y,M,C,Kを透過することで、副走査方向(感光体表面上における感光体表面移動方向に相当する方向)に集光せしめられる。次いで、不図示のポリゴンモータによって高速回転される正六面体構造のポリゴンミラー41a,41bにおける6つの側面にそれぞれ形成された鏡面のうち、何れかで反射しながら主走査方向(感光体表面上における軸線方向に相当する方向)に偏向せしめられる。そして、走査レンズ43Y,M,C,Kによって、ポリゴンミラー41a,41bによって一定の角速度で主走査方向に偏向せしめられる光の偏向方向の移動速度を等速に変換されるとともに、副走査方向に集光して、ポリゴンミラー41a,41bの鏡面の倒れである所謂面倒れが補正される。
走査レンズ43Y,M,C,Kを透過したY,C,M,K用の書込光Ly,Lc,Lm,Lkは、Y,C,M,K用の反射光学系の各反射ミラーに向かう。例えば、走査レンズ43Yを透過したY用の書込光Lyは、第1反射ミラー44Y、第2反射ミラー45Yに反射することで、Y用の感光体10Yの表面に導かれていく。C,M,K用のレーザ光Lc,Lm,Lkも同様にしてそれぞれ第1反射ミラー、第2反射ミラーに反射されることで、C,M,K用の感光体10C,10M,10Kの表面に導かれていく。なお、第2反射ミラー45Y,C,M,Kの鏡面で反射したY,C,M,K用の書込光Ly,Lc,Lm,Lkは、筐体カバー107に設けられた防塵ガラス48Y,48C,48M,48Kを透過した後、感光体10Y,10M,10C,10Kの表面に到達する。
次に、本実施形態の特徴部について説明する。
上記構成の光書込ユニット4においては、偏光子501を回転させることにより、光源46から照射された直線偏光の光の振動方向(以下、光源偏光方向という)と、偏光子501の光学軸とがなす角度を調整することにより、出射光量の調整が可能である。これより、感光体10の表面を走査する走査光を所望の光強度にするように、偏光子501の回転調整が必要となる。以下、本実施形態では、偏光子501による光量調整の狙いを、NDフィルタの透過率仕様で、50%透過率と、70%透過率の2種類とする例で説明する。
光源46の寿命や故障により光源46を交換すると、光源46の特性誤差、光源46の取り付け誤差などにより、偏光子501への入射光の光強度が変化したり、光源偏光方向と偏光子501の光学軸との関係がずれたりする虞がある。このため、光源46が交換されたときは、第1筐体70に固定された偏光子501を第1筐体70から取り外し、感光体10の表面を走査する走査光を所望の光強度となるよう、偏光子501を回転調整して、再度、第1筐体70に固定するという調整作業が必要となる。
また、光源46が交換されると、コリメートレンズ52と光源46との位置関係が崩れてしまい、所定の光学特性が得られなくなってしまう。このため、所定の特性を得るために、コリメートレンズ52の姿勢や位置の再調整も必要となる。そのため、コリメートレンズ52を第1筐体70から取り外して位置や姿勢を調整して第1筐体70に再固定した後に、偏光子501を、第1筐体70から取り外して調整し、第1筐体に再固定する必要があり、光源46交換時の交換作業が煩雑になるという不具合があった。
本実施形態においては、コリメートレンズ52と偏光子501とを同一の保持部材としての中間部材120で保持し、中間部材120を介してコリメートレンズ52と偏光子501とが第1筐体70の台座701に接着固定されるよう構成した。以下、図面を用いて具体的に説明する。
図8は、コリメートレンズ52と偏光子501とを保持した中間部材120の斜視図である。図9は、コリメートレンズ52と偏光子501とを保持した中間部材120の断面図である。図10は、コリメートレンズ52と偏光子501とを保持した中間部材120を光軸方向出射面側から見た図である。
保持部材としての中間部材120は円筒形状であり、外周面に4箇所、外周から突出したハウジング接着部121a、121b、121c、121dを備えている。ハウジング接着部121aと121cとは、中心軸に対して点対称となる位置に配置されており、後述するように、偏光子501による光量調整が、NDフィルタの透過率仕様で50%の光量とする場合に用いられる。また、ハウジング接着部121bと121dとは、中心軸に対して点対称となる位置に配置されており、偏光子501による光量調整が、NDフィルタの透過率仕様で70%の光量とする場合に用いられる。中間部材120は、透明部材など紫外線を透過する部材で構成されている。
コリメートレンズ52は、中間部材120の内周面に接着剤122により接着固定される。また、図9に示すように中間部材120を円筒形状にして、中間部材120の内周面にコリメートレンズ52を固定したとき、中間部材120がコリメートレンズ52の入射面や出射面よりも光軸方向に延設するような構成としている。これにより、中間部材120を光書込ユニット4から取り外して、一旦、机などに置いたとき、コリメートレンズ52の光が入射する入射面や、光が出射する出射面が、机などに触れて、傷つくのを抑制することができる。図9は、中間部材120全体を光軸方向に延設させて、保護部としているが、少なくと一箇所、光軸方向に延設させて保護部としてもよい。このように、一箇所保護部を設けた構成でも、中間部材120を机などに置いたときに、この保護部の先端が、机に当接することにより、コリメートレンズ52の入射面や出射面が、机などに触れることはない。
コリメートレンズ52の中間部材120への固定は、コリメートレンズ52の光軸方向に平行な面であるコバ面を保持して中間部材120に挿入する。次いで、コリメートレンズ52と中間部材120との間の一部に紫外線硬化型の接着剤を充填し、光学部品接着層122に紫外線を照射し、コリメートレンズ52を中間部材120に接着固定する。中間部材120は、紫外線を透過する部材で構成しているので、中間部材120を介して接着剤122に紫外線を照射することができ、容易にコリメートレンズ52を中間部材120に接着固定することができる。
偏光子501は、中間部材120の偏光子取り付け部としてのポリゴンミラー側端面124に接着剤などにより固定されている。偏光子501を、光軸方向に対して垂直な面である中間部材120のポリゴンミラー側端面124に偏光子501を固定することで、偏光子501を、ポリゴンミラー側端面124に当接させるだけで、偏光子501を、中間部材120に対して位置決めすることができる。これにより、偏光子501の中間部材120に対する位置決めを容易に行うことができる。
また、図10に示すように、偏光子50は、光学軸Aが、ハウジング接着部121b、121dに対しては、光軸方向(図中X方向)回りにθ1回転した位置にくるように、中間部材120に取り付けられている。一方、ハウジング接着部121a、121cに対しては、光軸方向(図中X方向)回りにθ2回転した位置にくるように、中間部材120に取り付けられている。偏光子501による光量調整で、上記70%透過率を得るためには、光源偏光方向(図7参照)と偏光子501の光学軸Aとのなす角度θ1は、cos(θ1)=0.7を満足する、θ1=33.2°となる。また、上記50%透過率を得るためには、光源偏光方向と偏光子501の光学軸Aとのなす角度θ2は、cos(θ2)=0.5を満足するθ2=45°となる。
次に、中間部材120の第1筐体70の台座701への取り付けについて説明する。中間部材120の台座701への取り付けは、中間部材120をチャック部材140で挟持しておこなう。
先ず、中間部材120を回転させて、光源偏光方向に対して偏光子501の光学軸Aを、光軸(図中X軸方向)回りに調整する。具体的な調整は、被走査面上で光強度をモニタリングしながら、中間部材120を回転させる。
偏光子501は、ハウジング接着部121a、121cに対して、光源偏光方向が光軸方向回りに、cos(θ2)=0.5を満足するθ2=45°回転した位置にくるように、中間部材120に取り付けられている。また、ハウジング接着部121b、121dに対して、光源偏光方向が光軸方向回りに、cos(θ1)=0.7を満足するθ2=33.2°回転した位置にくるように、中間部材120に取り付けられている。このため、この光軸回りの調整により、50%透過率で所望の光量が得られる場合は、台座701にハウジング接着部121aまたはハウジング接着部121cが対向する。一方、70%の透過率で所望の光量が得られる場合は、台座701にハウジング接着部121bまたはハウジング接着部121dが対向する。
図11は、中間部材120をチャック部材140で挟持する様子を説明する斜視図であり、図12は、中間部材120の第1筐体70への取り付け方法を説明するため中間部材120を光軸方向入射面側から見た図である。
例えば、台座701に対してハウジング接着部121aが対向する場合は、チャック部材140は、ハウジング接着部121aと光軸方向に垂直な面上で直交する方向で、光軸に対して点対称な外周面130b、130dを挾持する。チャック部材140で挾持された状態で、中間部材120は、光軸方向(X方向)、副走査方向(第1筐体の台座面に対して垂直方向(Z方向)、主走査方向(光軸方向、副走査方向のいずれにも直交する方向:Y方向)に調整可能である。また、光軸方向回りにも調整可能となっている。
上記光軸回りの調整により、例えばハウジング接着部121aを対向させた後、光学特性をモニタリングしながら、走査光が感光体10上で所定の光学特性が得られるようにチャック部材140を動かして、配置位置、姿勢調整を行う。
さらに、中間部材120をわずかに(数度程度)光軸回りに回転させれば、光源偏光方向に対して偏光子501の光学軸方向を微調整することができる。
偏光子501の回転調整およびコリメートレンズ52の位置および姿勢調整が終了したら、ハウジング接着部121aと台座701との間に紫外線硬化型の接着剤123を充填した後、紫外線を照射し、中間部材120を台座701に接着固定する。上記では、コリメートレンズ52の位置および姿勢調整と偏光子501の回転調整を行った後に接着剤123を充填しているが、接着剤123を充填した後にコリメートレンズ52の位置および姿勢調整と偏光子501の回転調整を行ってもよい。
中間部材120は、紫外線を透過する部材で構成されているので、中間部材120を介して接着剤123に紫外線を照射することができ、容易に中間部材120を台座701に接着固定することができる。中間部材120を接着固定したら、チャック部材140を取り外す。
偏光子501による光量調整が50%透過率を狙いとなる場合は、上述のように、中間部材120を回転させて、ハウジング接着部121a、または、ハウジング接着部121cを台座701に対向させて、上記配置位置、姿勢調整作業及び、固定作業をおこなう。一方、偏光子501による光量調整が70%透過率を狙いとなる場合は、中間部材120を回転させて、ハウジング接着部121a、または、ハウジング接着部121cを台座701に対向させて、上記配置位置、姿勢調整作業及び、固定作業をおこなう。
このように本実施形態の中間部材120は、偏光子501の回転調整作業、および、コリメートレンズ52の位置および姿勢の調整作業、偏光子501の回転調整作業および中間部材120の固定作業を精度良く容易におこなうことができる。また、コリメートレンズ52と偏光子501を台座701に一括で接着固定することができる。これにより、コリメートレンズ52、偏光子501を個別に台座701に接着固定する場合に比べて、接着固定作業を簡素化することができる。
本実施形態においては、コリメートレンズ52と偏光子501とを中間部材120で保持し、一つのユニットとして構成することで、コリメートレンズ52と、偏光子501とを別々としたものに比べて、調整作業を簡素化することができる。
また、偏光子501の回転調整をした後に、コリメートレンズ52の位置および姿勢調整をするのが好ましい。これは、中間部材120の中心軸とコリメートレンズ52の中心軸とが、組付け誤差などによりずれる場合がある。このため、コリメートレンズ52の姿勢および位置を調整した後に、中間部材120を回転させて偏光子501の調整をおこなった場合、中間部材120の中心軸とコリメートレンズ52の中心軸とがずれていると、光軸とコリメートレンズの中心軸とがずれてしまい、所定の光学特性が得られなくなってしまうからである。
光源46に寿命などがきて交換された場合、光源46とコリメートレンズ52との位置関係が崩れてしまうため、コリメートレンズ52の位置や姿勢の再調整が必要となる。また、光源46の出力特性が変化して偏光子501への入射光の光強度が変化し、偏光子501の光学軸と光源偏光方向との関係も崩れてしまうため、偏光子の光軸方向回りの再調整が必要となる。
このときは、中間部材120を掴んで、力を加えることで、台座701から中間部材120を剥離する。このように、コリメートレンズ52と偏光子501を第1筐体70から一度に取り外すことができる。これにより、コリメートレンズ52と偏光子501とを個別に取り外す場合に比べて、光源交換時の調整作業を簡素化することができる。また、コリメートレンズ52や偏光子501を直接掴むことがない。よって、コリメートレンズ52や偏光子501の光の入射面や、出射面に指などが触れるのを抑制することができ、コリメートレンズ52や偏光子501の入射面や、出射面が傷つくのを抑制することができる。また、台座701から剥離するとき、コリメートレンズ52や偏光子501にストレスが加わることもない。その結果、コリメートレンズ52や偏光子501を第1筐体から取り外すときにコリメートレンズ52や偏光子501の特性が変化するのを抑制することができる。
また、光書込ユニット4がユーザーから回収され、コリメートレンズ52と偏光子501とをリサイクルする場合にも、本実施形態は有利である。
光書込ユニット4がユーザーから回収され、コリメートレンズ52と偏光子501とをリサイクルする場合も、中間部材120を掴んで、力を加えることで、台座701から中間部材120を剥離し、使用済みの光書込ユニット4から回収する。このとき、上述したように、偏光子501やコリメートレンズ52が傷ついたり、ストレスが加わったりすることがない。そして、別の光書込ユニット4に用いるときは、前回とは、異なるハウジング接着部121b、121c、121dのいずれか一つを、台座701に対向させて、接着固定する。
本実施形態においては、中間部材120は、偏光子501による光量調整が50%透過率とする場合に用いるハウジング接着部として、ハウジング接着部121a、121cの2つを備えている。また、偏光子501による光量調整が70%透過率とする場合に用いるハウジング接着部として、ハウジング接着部121b、121dの2つを備えている。
このため、コリメートレンズ52と偏光子501とを再利用するときや光書込ユニット4に再接着するときは、接着剤などが付着していないハウジング接着部をハウジングとの接着固定に用いることができる。これにより、ハウジング接着部121を台座701に強固に接着固定することができる。一方、接着剤123が付着したハウジング接着部121aを再度使用した場合、接着層123によりハウジング接着部121aと台座701との間の隙間がほとんどなくなり、接着に十分な接着剤を充填させることができず、中間部材120を台座701に強固に固定することができない。その結果、振動などによって、市場で中間部材120が台座701から剥離するおそれがある。また、接着層123が副走査方向(第1筐体70の台座面に対して垂直方向)の調整を阻害し、精度のよい調整を行うことができない。
また、ハウジング接着部121bを台座701へ取り付ける際、外周部のハウジング接着部121bと光軸方向と垂直な面上で直交する方向で、光軸に対して点対称な外周面からなる挾持部130a、130cをチャック部材140で挾持して、上記調整作業および接着固定作業をおこなう。
また、中間部材120の挾持部は、リング形状の中間部材の外周面を形成する曲面であったが、リング形状の曲面の一部をカットして平面としてもよい。このように挾持部130a、130b、130c、130d0を平面で形成することにより、曲面で形成した場合に較べて、さらに安定して中間部材120を挾持することができる。
また、挾持部は上述の形態に限らず、中間部材120の外周面上で、外周面上に配置されるハウジング接着部121a、121b、121c、121dと光軸方向に関して異なる位置に配置される面であれば構わない。例えば、中間部材120の外周面上で、外周面上に配置されるハウジング接着部121a、121b、121c、121dと光軸方向に関して異なる位置に配置される突起形状でも構わない。また、上述のように外周部のハウジング接着部121と光軸方向と垂直な面上で直交する方向に配置された挾持部を挾持することでさらに安定した挾持を可能としているが、直交する方向に配置されたものに限らない。また、上述のように、光軸に対して点対称となるよう外周面上に設けられた挾持部130を挾持することによりさらに安定した挾持を可能としているが、点対称となるものに限らない。
さらに、中間部材120は、リング状で、外周面に、偏光子501による光量調整が50%透過率を達成する位置にハウジング接着部121a、121cを設け、70%透過率を達成する位置に、ハウジング接着部121b、121dを設けたもので説明したが、上記形状に限らない。
また、光源46交換時におけるコリメートレンズの再調整と偏光子501の再調整をするために中間部材120を台座701から剥離したとき、接着剤123が台座701に残ると、再度、中間部材120を台座701に接着固定できなくなり、光書込ユニット4として再利用できなくなる。このため、本実施形態においては、中間部材120を筐体70から剥離したとき、接着剤123が中間部材120に付着するように構成している。具体的には、図14に示すようにハウジング接着部121の接着面を凹凸にして、台座701の接着座面よりも表面積を大きくする。これにより、中間部材120を台座701から剥離したとき、接着剤123が中間部材120側に付着し、台座701に接着剤123を残さないようにすることができる。
また、図9に示すように、コリメートレンズ52を中間部材120のリング形状の内周面に直接、接着固定する方法の他、以下のものが挙げられる。
図15は、中間部材120の内周面にコリメートレンズ52を固定する機構の他の例であり、中間部材120を光軸方向入射面側から見た図である。
図15に示すように、中間部材120の内周面にコリメートレンズ52を接着固定するために、内周面から突出した光学系部品接着部(突起部)124を設けてもよい。これにより、接着剤122の厚みを厚くすることなくなく、中間部材120の中心と、コリメートレンズ52の中心とを近づけることができる。その結果、中間部材120とコリメートレンズとの間の接着剤122(以下、光学系部品接着層という)の熱膨張による光学特性の変動を抑えることができる。ここで、中間部材120とコリメートレンズ52との中心とを近づけることによる、効果を説明する。例えば、コリメートレンズの中心が、あるハウジング接着部側に寄っていた場合、このハウジング接着部を接着固定に用いると、位置調整後におけるハウジング接着部と台座701との距離が、中間部材120の中心とコリメートレンズ52の中心とが合っていた場合に比べて離れる。その結果、ハウジング接着部と台座701との間に多くの接着剤を充填する必要があり、ハウジング接着部と台座701との間の接着剤123(以下、ハウジング接着層という)が厚くなってしまう。ハウジング接着層123が厚くなると、ハウジング接着層123の熱膨張量が多くなり、光書込ユニット4温度上昇時の光学特性の変動が大きくなってしまう。一方、中間部材120とコリメートレンズ52との中心とを近づけることで、いずれのハウジング接着部121を、接着固定にもちいても、ハウジング接着部121と台座701との隙間が大きくなることがなく、ハウジング接着層123が厚くなるのを抑制することができる。
また、コリメートレンズ52を中間部材120の内周部に軽圧入する方法では、コリメートレンズ52のレンズ面に微細加工などが施されている場合、軽圧入による微細の歪みなどが発生する可能性がある。また、軽圧入する方法では、コリメートレンズ52のレンズ面を傷つけないよう加工するために、工数、及び、設備が必要となる。
図16は、中間部材120の内周面にコリメートレンズ52を固定する機構の他の例であり、光軸方向入射面側から見た図である。また、図17は、中間部材120の内周面にコリメートレンズ52を固定する機構の他の例であり、光軸方向に平行な断面図である。
図16に示すように、中間部材120の内周面には光学系部品挾持部(突起部)125が2箇所(125a、125b)設けられている。また、2箇所の光学系部品挾持部(突起部)125a,125bは、光学素子の円周上で、かつ、光軸中心を通る弦(円周上の二点を結ぶ線分)に対して片側(図15では下側)の円周上に配置されている。この2箇所の光学系部品挾持部(突起部)125a、125bで形成される円弧の中点Aに対して、光軸中心として点対称となる位置Bの中間部材120の内周部を、コリメートレンズ52に押し当てることができる押し当て手段としてのバネ形状126に形成する。この構成では、2箇所の光学系部品挾持部(突起部)125a、125bと、バネ形状126とがコリメートレンズ52にコバ面に当接して、コリメートレンズ52を挾持固定する。コリメートレンズ52を挾持する3点のうちのひとつをこのようなバネ形状126で挾持することにより、中間部材120の中心軸と光軸とを、より精度よく一致させることができることに加え、コリメートレンズ52のレンズ面を傷つけることなく、中間部材120に組付することが可能となる。
また、中間部材120のコリメートレンズ52の位置決め部材を設けた構成としてもよい。図18は、位置決め部材を設けた中間部材120とコリメートレンズ52との斜視図であり、図19は、位置決め部材を設けた中間部材120とコリメートレンズ52と偏光子501の光軸方向に平行な断面図である。図18、図19に示すように中間部材120は、コリメートレンズ52の位置決め部材として、光軸方向受面127を設けたものである。
図18に示すように、光軸方向受面127は、中間部材120の光軸方向に対して垂直な側面から中間部材120の径の中心に向かって延設されており、円周方向3箇所に配置されている。そして、コリメートレンズ52の光軸方向に対して垂直面である出射面または入射面をこの光軸方向受面127に当接させて、コリメートレンズ52を中間部材120に保持させる。これにより、コリメートレンズ52が、主走査方向(Y軸方向)回り、副走査方向(Z軸方向)回りに位置決めされる。
中間部材120に保持されたコリメートレンズ52が、光軸方向受面127により、主走査方向(Y軸方向)回りおよび副走査方向(Z軸方向)回りに位置決めされることにより、次の効果を得ることができる。すなわち、コリメートレンズ52を保持した中間部材120の筐体70の接着座面701への取り付けの際のY軸方向回り、Z軸方向回りの調整範囲を狭めることができる。これにより、中間部材120に保持されたコリメートレンズ52の調整を容易に行うことができるという効果である。
また、図20に示すように、光源46とコリメートレンズ52と偏光子501とを備えた光源ユニット200のリサイクルにも、本発明を適用することができる。この光源ユニット200は、筒状部201が形成されており、この筒状部201を光書込ユニット4のハウジング側面に設けられた貫通孔に嵌合せることで、ハウジングに取り付けられる。また、この光源ユニット200は、不図示の調整ネジが取り付けられる調整部202を有しており、調整ネジでハウジングに対する光源ユニット200の姿勢を調整できるようになっている。コリメートレンズ52と偏光子501とを保持した中間部材120は、光源ユニット200の筒状部201を仕切っている仕切り壁203に設けられた取り付け部203aに接着固定される(図20(b)参照)。
光源46に寿命などがきて交換された場合、上述と同様、中間部材120を取り付け部203aから剥離し、前回とは異なるハウジング固定用接着座面を取り付け部203aに対向させ、コリメートレンズ52の位置及び姿勢調整と偏光子501の回転調整とを行った後、中間部材120を取り付け部203aに接着固定する。これにより、光源ユニット200を再利用することができる。また、仕様変更などによりこの光源ユニット200が使用できる機種がなくなってしまった場合でも、この光源ユニット200から中間部材120ごとコリメートレンズ52と偏光子501とを取り外し、違う光書込ユニット4に用いることができる。
上述では、光源46として面発光素子(VCSEL)を用いた実施形態について説明したが、光源46としてLD(レーザーダイオード)や多チャンネルのLDアレーを用いてもよい。光源46としてLD(レーザーダイオード)や多チャンネルのLDアレーを用いた場合でも、偏光子501と光分割素子502とを設けることで、高価な面発光素子(VCSEL)を用いた場合に比べれば効果を減少するが、光源数を低減でき、装置を安価にできるという効果が得られる。
上述では、コリメートレンズ52と偏光子とを同一の中間部材120に保持した実施形態について説明したが、例えば、温度補償レンズなど光軸を中心にして回転させても光学特性に変動のない光学系部品と偏光子とを同一の中間部材120に保持した実施形態でも上述と同様な効果を得ることができる。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
光源46と、光源46から感光体などの照射対象物までの間の光路上に配置された光学系部品および偏光子501と、光源46、光学系部品、偏光子を収納する第1筐体70などのハウジングとを備えた光書込ユニット4などの光走査装置において、光学系部品が光軸を中心に回転させても光学特性が変化しないコリメートレンズ52などの光学素子であり、光学系部品と偏光子とを保持し、ハウジングに固定される中間部材120などの保持部材を備えた。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、再利用時の調整作業を簡素化することができる。
(態様B)
(態様A)において、光源46として、面発光素子を用いた。かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、高解像度の印字が可能になるとともに、潜像担持体表面を走査する走査光を所望の光強度にすることができる。
(態様C)
(態様A)または(態様B)において、上記保持部材はリング形状であり、内周面から突出し、上記光学系部品が接着固定される光学系部品接着部を備えた。
かかる構成によれば、上記実施形態について説明したように、保持部材に光学系部品を接着固定した状態で調整を行うことが可能となる。
(態様D)
(態様A)、(態様B)または(態様C)の何れかにおいて、上記保持部材はリング形状であり、内周面から突出し、上記光学系部品の外周面に当接して該光学系部品を挟持する複数の光学系部品挾持部を備え、上記光学系部品挾持部は、上記光学素子の光軸中心を通る弦に対して片側となる円周上の2箇所に配置され、かつ、2箇所の光学系部品挾持部で形成される円弧の中点に対して光軸中心として点対称の位置に光学素子に押し当てるバネ形状126などの押し当て手段を設けた。
かかる構成によれば、上記実施形態について説明したように、保持部材の中心軸と光軸とが、より精度よく一致させることができる。また、光学素子のレンズ面を傷つけることなく、保持部材に組付けることが可能となる。
(態様E)
(態様A)、(態様B)、(態様C)または(態様D)の何れかにおいて、上記保持部材は、上記偏光子が取り付けられるポリゴンミラー側端面124としての偏光子取り付け部を備え、偏光子取り付け部は、光軸方向に対して垂直な面である。
かかる構成によれば、上記実施形態で説明したように、偏光子を保持部材に組み付ける際に、光軸方向の位置決めを容易に行うことができる。
(態様F)
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)または(態様E)の何れかにおいて、上記保持部材は、上記光学系部品の光軸方向の長さよりも長い部分を備えた。
かかる構成によれば、上記実施形態で説明したように、中間部材120を光書込ユニット4から取り外して、一旦、机などに置いたとき、コリメートレンズ52を保護する保護部として機能させることができる。
(態様G)
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)または(態様F)の何れかにおいて、上記保持部材の上記ハウジング接着部の表面積を、ハウジング接着部121が接着されるハウジング側の接着面の表面積よりも大きくした。
かかる構成によれば、上記実施形態に説明したように、保持部材をハウジングから剥離させたとき、保持部材のハウジング接着部121に接着剤を付着させることができる。よって、光源46を交換した後、ハウジングから保持部材を剥離して、コリメートレンズ52などの光学系部品の位置や姿勢の調整および偏光子の回転調整をした後、保持部材の前回とは異なる接着剤が付着していないハウジング接着部121をハウジングに接着固定するとき、ハウジングの保持部材が接着固定される接着座面701等の箇所には、前回の接着剤が付着していない。これにより、良好に、保持部材をハウジングに接着固定することができ、光書込ユニット4などの光走査装置の再利用を容易に行うことができる。
(態様H)
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)、(態様F)または(態様G)の何れかにおいて、上記保持部材を、紫外線透過率の高い材質で形成した。
かかる構成とすることで、保持部材を介して紫外線硬化型の接着剤に紫外線を照射することができ、容易に保持部材を筐体に固定することができる。
(態様I)
潜像を担持する感光体10などの潜像担持体と、光走査によって潜像担持体の表面に潜像を形成する光書込ユニット4などの光走査手段と、潜像担持体に担持された潜像を現像する現像装置12などの現像手段とを備える画像形成装置において、上記光走査手段として、上記(態様A)乃至(態様H)いずれかに記載の態様の光走査装置を用いた。
かかる構成を備えることで、リサイクル・リユース性の高い画像形成装置を提供することができる。
4:光書込ユニット
10:感光体
12:現像装置
41:ポリゴンミラー
46:光源
52:コリメートレンズ
53:シリンドリカルレンズ
70:第1筐体
120:中間部材
121:ハウジング接着部
124:ポリゴンミラー側端面
126:バネ形状
130:挾持部
140:チャック部材
501:偏光子
701:台座
特開2010−176118号公報 特開平9−288244号公報

Claims (9)

  1. 光源と、該光源から照射対象物までの間の光路上に配置された光学系部品および偏光子と、該光源、該光学系部品、該偏光子を収納するハウジングとを備えた光走査装置において、
    上記光学系部品が光軸を中心に回転させても光学特性が変化しない光学素子であり、上記光学系部品と上記偏光子とを保持し、上記ハウジングに固定される保持部材を備えたことを特徴とする光走査装置。
  2. 請求項1の光走査装置において、上記光源として面発光素子を用いたことを特徴とする光走査装置。
  3. 請求項1または2のいずれかの光走査装置において、上記保持部材はリング形状であり、内周面から突出し、上記光学系部品が接着固定される光学系部品接着部を備えたことを特徴とする光走査装置。
  4. 請求項1、2または3のいずれかの光走査装置において、上記保持部材はリング形状であり、内周面から突出し、上記光学系部品の外周面に当接して該光学系部品を挟持する複数の光学系部品挾持部を備え、上記光学系部品挾持部は、上記光学素子の光軸中心を通る弦に対して片側となる円周上の2箇所に配置され、かつ、2箇所の光学系部品挾持部で形成される円弧の中点に対して光軸中心として点対称の位置に該光学素子に押し当てる押し当て手段を備えたことを特徴とする光走査装置。
  5. 請求項1、2、3または4のいずれかの光走査装置において、上記保持部材は、上記偏光子が取り付けられる偏光子取り付け部を備え、前記偏光子取り付け部は、光軸方向に対して垂直な面であることを特徴とする光走査装置。
  6. 請求項1、2、3、4または5のいずれかの光走査装置において、上記保持部材は、上記光学系部品の光軸方向の長さよりも長い部分を備えたことを特徴とする光走査装置。
  7. 請求項1、2、3、4、5または6のいずれかの光走査装置において、上記保持部材の上記ハウジング接着部の表面積を、該ハウジング接着部が接着されるハウジング側の接着面の表面積よりも大きくしたことを特徴とする光走査装置。
  8. 請求項1、2、3、4、5または6のいずれかの光走査装置において、上記保持部材を、紫外線透過率の高い材質で形成したことを特徴とする光走査装置。
  9. 潜像を担持する潜像担持体と、光走査によって該潜像担持体の表面に潜像を形成する光走査手段と、該潜像担持体に担持された潜像を現像する現像手段とを備える画像形成装置において、
    上記光走査手段として、請求項1乃至8のいずれかの光走査装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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