JP2014058342A - 緩衝波ケース、緩衝波ケース製造方法、緩衝波ケース製造装置、及び物品収容ケース - Google Patents
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Abstract
【課題】上下方向の衝撃により収納された物品が破損する可能性を低減できる緩衝波ケースを提供する。
【解決手段】筒部2Aを有した物品2が横並びに複数収容されるよう個々を仕切る物品仕切部31を有する物品仕切シート3Aと、それら物品2をその長手方向両端側から被う両端被覆部32を有する両端被覆シート3Bとを有すると共に、ケース体4の筒状空間40内に、それら物品2の並び方向に沿って挿入される緩衝波ケース3において、両端被覆シート3Bが、上記両端被覆部32と、物品仕切シート3Aが載置される載置面33aを有する載置部33と、載置部33よりも下方に突出してケース体4の底面上に立ち、かつ載置部33とケース体4の底面との間に空間5が形成される形で該載置部33を支持する2つの支持脚部34と、を有するよう1枚のシート材を折り曲げて形成された構造をなす。
【選択図】図2
【解決手段】筒部2Aを有した物品2が横並びに複数収容されるよう個々を仕切る物品仕切部31を有する物品仕切シート3Aと、それら物品2をその長手方向両端側から被う両端被覆部32を有する両端被覆シート3Bとを有すると共に、ケース体4の筒状空間40内に、それら物品2の並び方向に沿って挿入される緩衝波ケース3において、両端被覆シート3Bが、上記両端被覆部32と、物品仕切シート3Aが載置される載置面33aを有する載置部33と、載置部33よりも下方に突出してケース体4の底面上に立ち、かつ載置部33とケース体4の底面との間に空間5が形成される形で該載置部33を支持する2つの支持脚部34と、を有するよう1枚のシート材を折り曲げて形成された構造をなす。
【選択図】図2
Description
本発明は、緩衝波ケース及びその緩衝波ケースを有して物品を収容する物品収容ケース、さらにはそれらの製造方法及び製造装置に関する。
一般に、物品を収容するケースに必要とされる性能として、収納される物品を外部から与えられる衝撃から守ることがある。例えば医療用に使用されるアンプル等のように筒部を有した細長の容器は専用のケースに収納されて搬送される。ところが、コスト削減の目的もあって、こうしたケースには紙製の簡易な形態のものが用いられる場合がある。アンプルは元来破損しやすいものであるから、簡易な紙製の包装体のみでは搬送途中に受ける衝撃からアンプルを守ることは難しく、搬送途中に破損する恐れがある。
なお、収納された物品の破損を防止するケースは従来から提案されている。例えば、特許文献1には、アンプルの破損を防止するケース(包装容器)が開示されている。このケースでは、孔部や天蓋部、舌片部などの構造を設けて、アンプル等を確実に保持することが目指されている。
しかしながら、上記特許文献1のケースの構造は複雑であり、製作の手間とコストがかかる可能性があるという問題がある。このため、十分な衝撃吸収性を有しつつ構造の簡易化・低コスト化を実現したケースの登場が望まれている。
ケース内の収容物あるいはケースに加わる衝撃を緩和する目的のために、ケースに収納された物品に外部からの衝撃が直接伝わらないように工夫することが好適である。例えばアンプルなどを収納する際の緩衝材として、波形緩衝材(緩衝波ケース)と呼ばれるものがある。波形緩衝材とは波状の形状によってアンプルなどの物品を挟んで収納し、その収納状態のままケース内に収容されるものである。波形緩衝材の場合、低コストで作成できる等の利点があるが、従来の波形緩衝材では、外部からの衝撃により収納されたアンプル等が破損する不具合が完全には解消できていない。
特に従来の波形緩衝材では構造上、横方向からの衝撃は波状の構造により緩和できると考えられるが、それと比較して上下方向からの衝撃には弱いとみなされる。特に下方からの衝撃は直接アンプルなどの物品に伝わってしまう場合がある。
本発明が解決しようとする課題は、上下方向の衝撃により収納された物品が破損する可能性を低減できる緩衝波ケース及びその緩衝波ケースを有して物品を収容する物品収容ケース、さらにはそれらの製造方法及び製造装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明の緩衝波ケース(緩衝材)は、
筒部を有した物品が横並びに複数収容されるよう個々を仕切る物品仕切部を有する物品仕切シートと、それら物品をその長手方向両端側から被う両端被覆部を有する両端被覆シートとを有するとともに、ケース体の筒状空間内に、それら物品の並び方向に沿って挿入される緩衝波ケースであって、
両端被覆シートは、両端被覆部と、物品仕切シートが載置される載置面を有する載置部と、該載置部よりも下方に突出してケース体の底面上に立ち、かつ該載置部とケース体の底面との間に空間が形成されるようにして該載置部を支持する複数の支持脚部と、を有するよう1枚のシート材を折り曲げて形成された構造をなすことを特徴とする。
筒部を有した物品が横並びに複数収容されるよう個々を仕切る物品仕切部を有する物品仕切シートと、それら物品をその長手方向両端側から被う両端被覆部を有する両端被覆シートとを有するとともに、ケース体の筒状空間内に、それら物品の並び方向に沿って挿入される緩衝波ケースであって、
両端被覆シートは、両端被覆部と、物品仕切シートが載置される載置面を有する載置部と、該載置部よりも下方に突出してケース体の底面上に立ち、かつ該載置部とケース体の底面との間に空間が形成されるようにして該載置部を支持する複数の支持脚部と、を有するよう1枚のシート材を折り曲げて形成された構造をなすことを特徴とする。
上記本発明は、物品を収納する緩衝波ケースの直下に空間が形成されるため、物品の下方向から衝撃が加えられた場合には、その衝撃が物品に直接伝達される可能性が低減される。また、緩衝波ケースの直下の空間は、載置部の下方で複数の支持脚部に挟まれる空間であるから、上下方向からの衝撃を受けた場合には、緩衝波ケースはこの空間に向けて撓む弾性変形が可能となり、衝撃を効果的に吸収することができる。また、本発明の緩衝波ケースは、2つのシート材の組み合わせにより構成され、その一方は、1枚のシートの折り曲げにより形成することができるから、構造がシンプルで、低コストに製造可能となる。
なお、本発明において、1枚のシート材を折り曲げて形成された構造とは、完成した1つの緩衝波ケースを取り出したときに、その緩衝波ケースの両端被覆シートが1枚のシート材を折り曲げて形成された構造になっているという意味であり、緩衝波ケースの製造が折り曲げ工程のみからなるという意味ではなく、他の工程が入っても当然よいものとする。例えば、帯状のシート材に対し上記の折り曲げを施す工程とともに、その後、折り曲げがなされたシート材を所定長さ単位で切断する切断工程が入っていてもよい。この場合、完成した緩衝波ケースを見れば、1枚のシート材を折り曲げて形成された構造になっている。
本発明の緩衝波ケースは、横並びに複数配置される筒部を有した物品を仕切る波形仕切部(物品仕切部)を有するよう1枚のシート材を折り曲げて形成された構造をなす波形緩衝シート(物品仕切シート)と、それら物品を長手方向両端側から被う両端被覆部を有するよう1枚のシート材を折り曲げて形成された構造をなす両端被覆シートとを有した構造とすることができる。この構成によれば、緩衝波ケースを、2枚のシートの折り曲げにより形成することができるから、構造がシンプルで、低コストに製造可能となる。
本発明の両端被覆シートは、平坦な前記載置部の第一側とその逆の第二側にそれぞれ複数の折り曲げ部を同数ずつ、さらには対称となる形で、前記両端被覆部と前記支持脚部とが形成される構造とすることができる。これにより、第一側と第二側でのバランスが取れるから、安定してケース体内に収容できる。
本発明の両端被覆シートは、平坦な前記載置部の第一側とその逆の第二側が第一の折目を形成する形で折り曲がり、さらにその先で該第一の折目とは異なる第二の折目を形成する形で折り曲がることにより、前記両端被覆部と前記支持脚部とが形成される構造とすることができる。これにより、シンプルな形で本発明の緩衝波ケースを形成でき、製造コストを抑えることができる。
具体的にいえば、本発明の両端被覆シートは、平坦な前記載置部から下方に折り曲がって上方に折り返す形で前記支持脚部が形成されるとともに、その上方に折り返された該支持脚部の先が前記載置部よりも上方に延出する形で前記両端被覆部が形成されるW型の構造とすることができる。また、本発明の前記両端被覆シートは、平坦な前記載置部から上方に折り曲がって下方に折り返す形で前記両端被覆部が形成されるとともに、その下方に折り返された該両端被覆部の先が前記載置部よりも下方に延出する形で前記支持脚部が形成されるM型の構造とすることができる。
本発明においては、両端被覆部において、平坦な前記載置部から折り曲がった内側部位と、そこから折り返された外側部位との間に隙間が形成されるようそれら内側部位と外側部位とが非接着とされるよう構成できる。これにより、内側部位と外側部位との間に隙間(空間)が形成されるから、衝撃吸収効果を追加できる。
他方、本発明においては、両端被覆部において、平坦な前記載置部から折り曲がった内側部位と、そこから折り返された外側部位とが互いに接着固定される構成としてもよい。これにより、緩衝波ケースの全体強度を増すことができ、ケース体内に安定して挿入・収容することができる。
本発明の緩衝波ケースの製造方法は、
帯状の第一シート材を、前記物品仕切部を有するよう曲げ加工して、帯状に続く物品仕切シート材を形成する物品仕切シート材形成工程と、
前記両端被覆シートのもととなる前記第一シート材とは異なる帯状の第二シート材の、前記載置面となる面と、前記物品仕切シート材の物品収容面とは逆の下面とを接着して、接着シート体を形成するシート接着工程と、
形成された接着シート体を予め定められた長さで順次切断する切断工程と、
切断された接着シート体の、切断前に前記第二シート材であった部分を、前記載置部と前記両端被覆部と前記支持脚部とを有するよう曲げ加工して、両端被覆シートを形成する両端被覆シート形成工程と、
を有することを特徴とする。
帯状の第一シート材を、前記物品仕切部を有するよう曲げ加工して、帯状に続く物品仕切シート材を形成する物品仕切シート材形成工程と、
前記両端被覆シートのもととなる前記第一シート材とは異なる帯状の第二シート材の、前記載置面となる面と、前記物品仕切シート材の物品収容面とは逆の下面とを接着して、接着シート体を形成するシート接着工程と、
形成された接着シート体を予め定められた長さで順次切断する切断工程と、
切断された接着シート体の、切断前に前記第二シート材であった部分を、前記載置部と前記両端被覆部と前記支持脚部とを有するよう曲げ加工して、両端被覆シートを形成する両端被覆シート形成工程と、
を有することを特徴とする。
上記本発明の緩衝波ケース製造方法によれば、2つのシート材への曲げ加工により、緩衝波ケースを容易に形成することができる。
本発明における両端被覆シート形成工程は、切断された接着シート体の、切断前に前記第二シート材であった部分に対し、その幅方向中央を前記載置部とし、前記幅方向の両側にそれぞれ、該載置部の側から外側に向けて順次折り曲げを行っていくものとできる。この構成によれば、折り曲げが内側から外側に順次なされていく。中心の載置部を動かすことなく、その外側部位だけに曲げを施すだけでよいので、より単純な折り曲げ工程になる。
本発明における前記両端被覆シート形成工程は、切断された接着シート体の、切断前に前記第二シート材であった部分に対し、その幅方向中央を前記載置部とし、前記幅方向の両側にそれぞれ第一の折目を形成する形で折り曲げる第一折り曲げ工程と、さらにその第一の折目よりも前記幅方向の外側となる位置にそれぞれ第二の折目を形成する形で第一折り曲げ工程とは逆に折り曲げる第二折り曲げ工程と、を有するものとできる。この構成によれば、2つの折り曲げによるシンプルな緩衝波ケースを製造することができる。
本発明においては、切断前の帯状の前記第二シート材における前記折目となる位置に対しそれぞれ、該折目に沿った折り曲げが容易となる曲げ容易化処理を行う曲げ容易化処理工程を、少なくとも前記切断工程より前に有するよう構成できる。この曲げ容易化処理工程は、前記折目となる位置に対し切込みを入れる切込み形成工程とすることができる。ケース体に収容される単位に切断されてから個別に折り曲げられるため、帯状の構造体に折り曲げを施すよりも、折り曲げを安定して行うことができる。
本発明の緩衝波ケース製造装置は、上記本発明の緩衝波ケース製造方法における各工程を実行する手段を有した装置とすることができ、これにより、上記効果を達成できる製造装置となる。
本発明の物品収容ケースは、上記本発明の緩衝波ケースが、ケース体の筒状空間内に、前記物品の並び方向に沿って挿入されているものとすることができ、これにより、上記効果を達成できる物品収容ケースとなる。
以下、本発明の緩衝波ケース(緩衝材)、及び該緩衝波ケースを内包する物品収容ケースの実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は本発明の第一実施形態をなす緩衝波ケース(緩衝材)の平面図であり、図2はその斜視図、図3はその正面図(前面図)である。図4は図1〜図3の緩衝波ケースを収容した物品収容ケース(以下、ケースと略する)の斜視図であり、図5は図1〜図3の緩衝波ケースをケース体に収容し、ケース体の蓋部を開状態としたときの正面図であり、図6は図1〜図3の緩衝波ケースをケース体に収容する過程を説明する図である。
物品収容ケース1は、図4,図5に示すように、筒部を有した物品2が横並びに複数収容される緩衝波ケース3と、内部に筒状空間40を有するケース体4と、を備えて構成される。本実施形態の物品2は、細長の容器で、内部に液体が封入された容器であり、ここではアンプルとされており、枝部(図1上側)2Aと筒部(図1下側)2Bとを有した形状をなす。
緩衝波ケース3とは、図1及び図2に示すように、細長の物品2が横並びに複数収容されるようそれら物品個々を仕切る物品仕切部31を有する物品仕切シート3Aと、それら物品2をその長手方向両端側から被う両端被覆部32を有する両端被覆シート3Bとを有した構造をなす緩衝材である。本実施形態の緩衝波ケース3は、それら物品仕切シート3Aと両端被覆シート3Bとが接着により一体化されている。そして一体化された物品仕切シート3Aと両端被覆シート3Bとが緩衝波ケース3として、ケース体4の筒状空間40内に収納される。
物品仕切シート3Aは、図1及び図2に示すように、横並びに複数配置される物品2を仕切る物品仕切部31として波形仕切部を有しており、1枚のシート材を折り曲げて形成された構造をなす波形緩衝シートである。つまり、物品仕切シート3Aは、1枚の長方形状を有するシート状の部材が変形された形状となっており、物品仕切部31は、山部35と谷部36とを交互に有するよう波形に湾曲している。この物品仕切シート3Aは紙製であるから、紙が波形に湾曲変形されることにより物品仕切部31は弾性を有する。この弾性によって物品2は物品仕切部31内にて、横並び方向(以下、これを前後方向と称する)に安定して位置決めされ、ぐらつきが回避される。さらには、隣接する山部35が、谷部36に収容された物品2の上方にせり出してくるため、物品2は物品仕切部31内にて、山部35の弾性によって上方向に安定して位置決めされ、さらに谷部36の底面(物品収容面)36aによって、下方向に安定して位置決めされ、ぐらつきが回避される。
両端被覆シート3Bは、図3に示すように、上記の両端被覆部32と、物品仕切シート3Aが載置される載置面33aを有する載置部33と、該載置部33よりも下方に突出してケース体4の底面4b上に立ち、かつ該載置部33とケース体4の底面4bとの間に空間5が形成されるようにして該載置部33を支持する複数の支持脚部34と、を有しており、1枚のシート材を折り曲げて形成された構造をなす。この両端被覆シート3Bも紙製であるから、紙が折り曲げ折り返しの構造とされることにより両端被覆部32は弾性を有する。この弾性によって物品2は物品仕切部31内で安定して位置決めされ、ぐらつきが回避される。
なお、上述した、1枚のシート材を折り曲げて形成された構造とは、完成した1つの緩衝波ケース3を取り出したときに、その緩衝波ケース3に用いられているシート3A,3Bが、それぞれ1枚のシート材を折り曲げて形成された構造になっているという意味である。つまり、緩衝波ケース3の製造が折り曲げ工程のみからなるという意味ではなく、他の工程が入ってもよい。例えば、帯状のシート材に対し上記の折り曲げを施す工程とともに、その後、折り曲げがなされたシート材を所定長さ単位で切断する切断工程が入っていてもよい。切断後工程に、折り曲げが施されてもよい。どちらの場合でも、完成したものをみれば、1枚のシート材を折り曲げて形成された構造になっている。
本実施形態においては、図3に示すように、物品仕切シート3Aの谷部36の裏面(物品収容面36aとは逆の下面)36bが、両端被覆シート3Bの載置面33aに固着されることによって、双方のシート3A,3Bが一体化されている。ここでは、双方のシート3A,3B(谷部36の裏面36bと載置面33a)が、例えばホットメルト接着剤によって接着されている。
ホットメルトとは広く用いられている接着剤の一種であり、常温で固体の材料を加熱溶融化して流動化して塗布し、室温に冷却すると接着が完了する加工方法や、そうした加工方法で使用される材料を指す。ホットメルト接着剤の材質としては、EVA(エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂)等の熱可塑性樹脂を使用できる。
ところで、本実施形態の両端被覆シート3Bは、図3に示すように、平坦な載置部33の第一側とその逆の第二側にそれぞれ複数の折り曲げ部を同数ずつ形成する形で、両端被覆部32と支持脚部34とが形成されている。ここでの両端被覆シート3Bは、平坦な載置部33の第一側とその逆の第二側において対称となる形で、それら複数の折り曲げ部が形成されている。具体的にいえば、両端被覆シート3Bは、平坦な載置部33の第一側とその逆の第二側が第一の折目3B1を形成する形で折り曲がり、さらにその先で該第一の折目3B1とは異なる第二の折目3B2を形成する形で折り曲がることにより、両端被覆部32と支持脚部34とが形成されている。
即ち、本実施形態の両端被覆シート33は、図3に示すように、平坦な載置部33から下方に折り曲がって上方に折り返す形で支持脚部34,34が形成されるとともに、その上方に折り返された該支持脚部34,34の先が載置部33よりも上方に延出し、その先端部が両端被覆部32,32として形成されており、全体がW型をなす。
なお、両端被覆部32及び支持脚部34において、平坦な載置部33から折り曲がった内側部位38と、そこから折り返された外側部位39との間に隙間8が形成されるようそれらの部位38,39が非接着とされているが、例えばホットメルト接着剤によって接着固定されていてもよい。
上記した構造を有する本実施形態の緩衝波ケース3は、図6に示すように、ケース体4の筒状空間40内に、それら物品の並び方向に沿って、支持脚部34の先端及び両端被覆部32の先端を摺動させる形で挿入されている。ケース体4は、筒状空間40を内部に形成する外周面部45と、その前後端側の開口を被覆する蓋部42と、を有する。またここでは、図5に示すように、蓋部42は、外周面部45のうちケース体4の幅方向に広がる主面を有する主面部45a,45bのうち一方の主面部45aから続く形で設けられており、さらにその先端側に、他方の主面部45bの内側に差し込まれる差込部43が設けられている。本実施形態では、図6に示すように、内側の折り曲げ部として形成される支持脚部34,34側の主面部45bの内側に差込部43が差し込まれている。また、外周面部45のうちケース体4の厚み方向に広がる主面を有する左右側面部45c,45cには、それぞれの主面に沿って蓋部42側に延出するとともに蓋部42が閉じられたときにはその蓋部42の内側となるよう折り曲げられる折り曲げ部41,41が設けられている。
一方、図7は本発明の第二実施形態をなす緩衝波ケースの平面図である。図8は第二実施形態をなす緩衝波ケースの斜視図、図9はその正面図(前面図)である。図10は図7〜図9の緩衝波ケースを収容した物品収容ケース(以下、ケースと略する)の斜視図であり、図11は図7〜図9の緩衝波ケースをケース体に収容し、ケース体の蓋部を開状態としたときの正面図であり、図12は図7〜図9の緩衝波ケースをケース体に収容する過程を説明する図である。
物品2とケース体4と緩衝波ケース3の物品仕切シート3Aとの構成は、第一実施形態の物品収容ケース1と同様である。異なる部分は主に、緩衝波ケース3の両端被覆シート3Bである。第一実施形態と同様の構成については説明を略す。
第二実施形態における両端被覆シート3Bは、図9に示すように、平坦な載置部33の第一側とその逆の第二側にそれぞれ複数の折り曲げ部を同数ずつ形成する形で、両端被覆部32と支持脚部34とが形成されている。ここでの両端被覆シート3Bは、平坦な載置部33の第一側とその逆の第二側において対称となる形で、それら複数の折り曲げ部が形成されている。具体的にいえば、両端被覆シート3Bは、平坦な載置部33の第一側とその逆の第二側が第一の折目3B1を形成する形で折り曲がり、さらにその先で該第一の折目3B1とは異なる第二の折目3B2を形成する形で折り曲がることにより、両端被覆部32と支持脚部34とが形成されている。
即ち、本実施形態の両端被覆シート33は、図9に示すように、平坦な載置部33から上方に折り曲がって下方に折り返す形で両端被覆部32,32が形成されるとともに、その上方に折り返された該両端被覆部32,32の先が載置部33よりも上方に延出し、その先端部が支持脚部34,34として形成されており、全体がM型をなす。
なお、本実施形態においても、内側部位38と外側部位39との間に隙間8が形成されている。それらの部位38,39は非接着とされているが、接着固定されていてもよい。
上記した構造を有する本実施形態の緩衝波ケース3は、図12に示すように、ケース体4の筒状空間40内に、それら物品の並び方向に沿って挿入されている。ケース体4は、筒状空間40を内部に形成する外周面部45と、その前後端側の開口を被覆する蓋部42と、を有する。またここでは、図11に示すように、蓋部42は、外周面部45のうちケース体4の幅方向に広がる主面を有する主面部45a,45bのうち一方の主面部45aから続く形で設けられており、さらにその先端側に、他方の主面部45bの内側に差し込まれる差込部43が設けられている。本実施形態では、図12に示すように、内側の折り曲げ部として形成される支持脚部34,34側の主面部45bの内側に差込部43が差し込まれている。また、外周面部45のうちケース体4の厚み方向に広がる主面を有する左右側面部45c,45cには、それぞれの主面に沿って蓋部42側に延出するとともに蓋部42が閉じられたときにはその蓋部42の内側となるよう折り曲げられる折り曲げ部41,41が設けられている。
なお、上記双方の実施形態においては、図5及び図11に示すように、内側部位38と外側部位39の間の隙間8は、緩衝波ケース3がケース体5内に収容された場合にも隙間幅を縮める形で存在する。また、ケース体5の左右側面部45c,45cと、外側部位39との間にも隙間9が存在する。
以下、本発明の緩衝波ケース(緩衝材)、及び該緩衝波ケースを内包する物品収容ケースの製造方法及び製造装置の実施形態を、図面を参照して説明する。
図13は上記緩衝波ケース3の製造装置の一実施形態を簡略的に示す図である。その製造装置全体の中で、図16は物品仕切部31を形成する仕切部形成機構305及び2つのシート材を接着するシート材接着機構304を簡略的に示す図であり、図19はラベル未貼付の物品2’を供給する物品供給機構200を簡略的に示す図であり、図20はラベル未貼付の物品2’にラベル20を貼付するラベル貼付機構406及び物品仕切部31間に物品2を収容させる物品収容機構301を簡略的に示す図である。図21はラベル貼付機構406の拡大図である。図22及び図23は第一および第二実施形態の緩衝波ケース3の折り曲げ機構500による折り曲げ手順を簡略的に示す図である。
図13に示す緩衝波ケース製造装置100は、帯状の第一シート材300Aを、予め定められた第一搬送経路310に沿って送り出す第一シート送出機構(第一シート送出手段)311と、送り出された第一シート材300Aを、物品仕切部31を有するよう曲げ成形(ここでは波状に曲げ成形)して、物品仕切シート材300A’を形成する仕切部形成機構(物品仕切シート材形成手段:ここでは波状曲げ手段)305と、を有した物品仕切シート材形成ライン(物品仕切シート材形成工程)310と、第一シート材300Aとは異なる帯状の第二シート材300Bを、予め定められた第二搬送経路に沿って送り出す第二シート送出機構(第二シート送出手段)321と、送り出された第二シート材300Bにおいて後の折り曲げ処理によって折目3B1,3B2となる位置に対しそれぞれ、該折目3B1,3B2に沿った折り曲げが容易となる曲げ容易化処理を行う曲げ容易化処理手段330と、を有した両端被覆シート形成準備ライン320と、を有する。
第一及び第二シート送出機構311,312は、巻きつけられた帯状シート材300A,300Bを巻き出すシート巻出部を主として有するとともに、さらに、巻き出された帯状に続くシート材300A,300Bを各搬送経路310,320に沿った所定の送り方向へと送り出す搬送駆動手段(例えばシート材300A,300Bをドライブローラとフリーローラとで挟圧し、回転駆動源をなすモータ等の回転駆動によりドライブローラを回転させることにより挟圧されたシート材300A,300Bを所定方向に送り出す)と、送り出されるシート材300A,300Bが各搬送経路310,320に沿って送り出されるよう経路上の各地点でガイドする搬送ガイド手段(フリーローラ)と、巻き出された帯状に続くシート材300A,300Bを各搬送経路310,320に沿って送り出すための送出駆動手段(送出駆動部:モータ)と、送り出された帯状に続くシート材300A,300Bに対し一定の張力を保持させる張力付与手段(例えば上記フリーローラの1つを、シート接触面側に(シート搬送方向に対し垂直に)押し付けるように移動させるローラ往復動機構等)と、等を有して構成される。これらの駆動制御は、図示しないマイコン等の主制御手段によってなされる。
また、各搬送経路310,320には、搬送経路310,320上の所定位置においてシート材300A,300Bの有無を検知し、シート材300A,300Bが確実に送り出されているか否かを特定可能とするシート有無検知部312,322と、シート材300A,300Bが別のシート材に切り替わったときに生じるシート間のつなぎ目を検知するシートつなぎ目検知部312,322とが設けられており、それらの検知結果が上記主制御手段に入力される。ここでは、シート有無検知部とシートつなぎ目検知部とが兼用されたシート検知部312,322を有する。
また、搬送ライン310には、搬送経路310上の所定位置においてシート材300Aの所定面領域に所定間隔おきに印字処理を施す印字手段(例えば印字プリンタ)313と、印字処理が正常になされたか否かを検出する印字検査手段(例えばカメラ)314とが設けられており、印字検査の検査結果が上記主制御手段に入力される。
他方、搬送ライン320には、搬送経路320上の所定位置において折り曲げ機構330による折り曲げの前に、帯状の第二シート材300Bにおける折目3B1,3B2となる位置に対しそれぞれ、該折目3B1,3B2に沿った折り曲げが容易となる曲げ容易化処理を行う曲げ容易化処理機構303として、折目3B1,3B2となる位置に対し切込み(ハーフカット)を入れる切込み形成機構が設けられている。
本実施形態の切込み形成機構303は、帯状の第二シート材300Bの一方の主面を支持する支持面を有した支持部(フリーローラ)333,334と、その支持面上を通過する第二シート材300Bの主面に対し直交方向に刃が入り、第二シート材300Bがその支持面上を通過するに伴いその主面上に直線状の切込み(割線)3b1を形成する刃部(割線刃)331,直線状の切込み3b2を形成する刃部331,332とを有する。ここでの刃部331,332は、第二シート材300Bの搬送方向に直交する回転軸周りを回転可能に配置された円形状の回転刃である。なお、第一刃部331及び第一支持部333と、第二刃部322及び第二支持部334とは、刃部331が第二シート材300Bの第一側主面に切込み3b1,3b2を形成し、刃部332が第二シート材300Bの第一側主面とは逆の第二側主面に切込みを形成するよう、第二シート材300Bに対する双方の位置関係が逆とされている。また、切込み3b1及び3b2は、第二シート材300Bの主面の幅方向の両側にそれぞれ形成されるので、刃部331も平行に2つ配置され、同時に切込みが入れられる(曲げ容易化工程)。
図14は、上記第一実施形態の緩衝波ケース3となる第二シート材300Bに対し形成される切込み3b1,3b2を示す図であり、図15は、上記第二実施形態の緩衝波ケース3となる第二シート材に対し形成される切込み3b1,3b2を示す図である。符号33’は後に載置部33となる部位であり、符号34’は後に支持脚部34となる部位であり、符号32’は後に両端被覆部32となる部位である。符号300B’は、切込み3b1,3b2が形成された後の第二シート材300を示している。
なお、切込み形成機構303が形成する切込みは、第二シート材300への折り曲げ(折目)の数に応じて形成すればよいが、第二シート材300の外側から内側へと順に形成される。
搬送ライン310に戻る。第一シート材300Aは、印字処理及び印字検査後、仕切部形成機構305により物品仕切部31が連続形成された波形シート材300A’となる。本実施形態の仕切部形成機構305は、図16に示すように、外周面に所定間隔おきに凹部358が連続形成され、第一シート材300Aの搬送速度に合わせて回転する波形ドラム359と、波形成形ドラム359と回転速度を合わせて回転するとともにその外周側に径方向外向きに付勢された付勢押込み部351を所定間隔おきに連続して有した押込みドラム350とを、互いの一部の外周区間を近接対向するよう配置している。第一シート材300Aは、その近接対向区間において、波形ドラム359と押込みドラム350の間を通過する。
その近接対向区間を通過する第一シート材300Aは、押込みドラム350の付勢押込み部351により波形ドラム359の凹部358内に押し込まれ、押し込まれた状態のまま搬送されていく。これにより、波形の物品仕切部31の基本形状である山部35と谷部36とが湾曲形成される。その後、その近接対向区間を通過すると、第一シート材300Aの押し込み先は、押込みドラム350の外周側に設けられた外周側ガイド部357の内周面に引き継がれるが、そのガイド部357の内周面は、押込みドラム350の回転が進むに従い径方向内側に位置するよう滑らかに湾曲した形状を有しているため、徐々に付勢押込み部351が径方向内側に押し戻され、第一シート材300Aがガイド部357の内周面と付勢押込み部351との間で挟圧された状態となっていく。付勢押込み部351は、外周面が物品2と同様の円筒状をなすため、谷部36が物品2に対応する形状となる。
波形の物品仕切部31が形成された第一シート材300A’は、切込み3b1,3b2が形成された第二シート材300B’と互いの一方の主面を合わせる形で合流する。本実施形態においては、第一シート材300Aの谷部36の裏面36bが、第二シート材300Bの後の載置面33aに相当する面と接触するように合流し、その合流点において接着剤塗布部(シート接着手段)340により、接触するそれら両面のいずれか又は双方に接着剤を塗布して双方を接着し、接着シート体300Cを形成するように固着される(シート接着工程)。本実施形態においては、回転搬送部(フリーローラ)341の外周面に接触する形で送り出される第二シート材300B’が、押込みドラム350の付勢押込み部351により径方向外向きに押し込まれている第一シート材300A’と接触し、塗布された接着剤により互いが接着固定されて接着シート体300Cとなる。
図17は、上記第一実施形態の緩衝波ケース3となる接着シート体300Cを示す図であり、図18は、上記第二実施形態の緩衝波ケース3となる接着シート体300Cを示す図である。符号33’は後に載置部33となる部位であり、符号34’は後に支持脚部34となる部位であり、符号32’は後に両端被覆部32となる部位である。符号300A’は、波形の物品仕切部31が形成された第一シート材300Aであり、符号300B’は、切込み3b1,3b2が形成された後の第二シート材300である。
接着シート体300Cは、接着後、引き続き押込みドラム350によって回転搬送され、その後、押込みドラム350から離間して、第一シート材(物品仕切シート材)300A’に物品2を充填する物品充填機構(物品充填手段)301へと搬送される。
なお、物品仕切シート材形成ライン310と、両端被覆シート形成準備ライン320とは、第一シート材(物品仕切シート材)300A’と第二シート材(両端被覆シート材)300B’とが接着する前までであり、その後は、物品充填や検査などがなされる中間ライン330へと引き継がれる。
ここで、物品2の物品充填機構(物品充填手段)301への供給ラインについて、図19〜図21を用いて説明する。
図19は、ラベル非貼付の物品(ラベル貼付対象物)2’の供給ライン200である。物品2は、ここでは内容物が封入された状態でベルトコンベア201上に多数まとめて置かれる。ベルトコンベア201は、それら多数の物品2’が物品供給ドラム202に向けて移動するよう傾斜しており、その傾斜方向にベルトを回転駆動する。物品供給ドラム202は、自身の外周面に所定間隔おきに複数設けられた貼付対象保持部(凹部)52Aにて物品2’を保持し、保持した物品2’を所定区間まで回転搬送するとともに、その所定区間にて傾倒部材203により、回転搬送されている物品2’を、その搬送が進むに伴い滑らかに傾倒させて横転状態とする。そして、横転状態の物品2’を、一定間隔を隔てて搬送するローラコンベア204により、貼付ドラム206へと搬送される。具体的に言えば、ローラコンベア204により搬送された物品2’は、中間搬送ドラム205へと受け渡され、受け渡された物品2’がラベル貼付ドラム206へと受け渡される。ラベル貼付ドラム206は、中間搬送ドラム205から受け渡された物品2’を保持し、予め定められた貼付位置まで回転搬送する。
他方、物品2’に貼付されるラベル20は、帯状(テープ状)の台紙400’に剥離可能な形で所定間隔おきに複数付着されており、それらラベル20が付着した台紙が巻き取られてなるラベルロール400として用意される。ラベルロール400は、その長手方向へと予め定められた搬送経路に沿って搬送され、印字手段403と、印字検査手段404,405と、剥離手段11と等を有したラベル搬送ライン410を形成する。
ラベルロール400は、巻出軸部402から巻き出され、巻取軸部401にて巻き取るよう、予め定められた搬送経路410に沿って搬送され、図示しないドライブローラによって送り出される(押し出される)。巻取軸部401には、台紙400’を一定の張力を付与しつつ巻き取るための回転駆動部(トルクモータ)を有する。他方、巻出軸部402はフリー回転する軸部である。
印字手段403は、所定の印刷がなされたラベル20上の所定領域に対し、日付などを印字処理するレーザーマーカーである。
印字検査手段404は、ラベル表面への表示形成が正しくなされているか否かを検査する。ここでは、印字手段403による印字処理により、ラベル2上に正しく印字がなされたか否かを判定する。ここではカメラ等の撮影手段により撮影されたラベル画像を、印字検査手段404の制御部の所定記憶部に格納されている基準画像と比較する形で画像一致率を算出し、これが基準一致率(例えば97%等)を上回るか否かにより印刷不良・外形欠陥・貼付位置欠陥等の不良の有無を判定する。
印字検査手段405は、ラベル20のバーコードやQRコード(登録商標)といった情報画像を読み出して、読み出した情報(誤データが書き込まれている等)の不良を判定する。ここでは読取装置がラベル20上に印刷された情報画像からの情報の読み出しを試み、情報が得られるか否か、得られたならばその情報が予め決められている情報に一致するか否かを判定する。
なお、印字検査手段404,405での判定結果は、上記主制御手段に送信され、記憶・蓄積される。
剥離手段406は、図20及び図21に示すように、ラベル搬送ライン410上の予め定められた剥離位置にて、搬送されてくる台紙400’(ラベルロール400)からラベル20を剥離するとともに、剥離したラベル20を、上述したラベル貼付ドラム206により貼付位置まで回転搬送された物品2’の表面に向けて送り出す。
本実施形態の剥離手段406は、搬送ライン410上において、図21に示すように、ラベル20の表面を外向きにした状態で台紙400’を鋭角に折り返す鋭角区間を形成する鋭角区間形成部406Aを有する。台紙400’が当該鋭角区間の先端部にて鋭角に折り返す際に、ラベル20は、送り出される自身2の先頭側が鋭角に折り返す際の屈曲に耐えかねて、鋭角に折り返されていく台紙400’上から剥離する。さらに順次送り出されてくるラベル20の残余の部分も、送り出されていくに伴い該台紙400から剥離していく。
剥離したラベル20は、ラベル貼付ドラム206に保持された物品2’の表面に接触するよう、ラベル貼付ドラム206の外周側から押付部406Cにより押し付けられる。この押付部406Cは、ラベル貼付ドラム206の貼付位置において、ラベル貼付ドラム206の物品搬送方向(剥離したラベル20の送り出し方向)へと回転するベルト406Bを表面に有する。他方、ラベル貼付ドラム206は、物品2’を2つのフリーローラで挟持する形で位置保持しつつ吸引により吸着保持している。ラベル20が物品2’の表面に接触する際には、押付部406Cのベルト406Bが回転するため、押付部406Cは、ラベル20を物品2’の表面に押し付けて貼付しつつ物品2’をフリーローラ上で回転させることになり、ラベル20を物品2’の外周表面に完全に貼付する。このように、剥離手段406と、ラベル貼付ドラム206と、ベルト406Bを回転させる押付部406Cとを有する形でラベル貼付機構が構成されている。
ラベル20が貼付された物品2は、ラベル貼付ドラム206から物品充填ドラム302へと受け渡され、物品充填ドラム302から、上述の接着シート体300Cの隣接する物品仕切部31間へと順次充填される。物品2が充填された接着シート体300Cは、中間ライン330の下流へと搬送され、検査手段307による検査を受け、その後、切断手段308により予め定められた長さで順次切断されて、接着シート体300Dとなる(切断工程)。
検査手段307は、ラベル20及び物品2’に対する最終検査を実施する。ここでは、カメラ等の撮影手段による撮影画像から、ラベル20の不良(破損や未貼付等)、物品2’の不良(破損や欠品)を判定する。判定結果は、上記主制御手段に送信され、記憶・蓄積される。
切断手段308は、上記のケース体4内に収納可能で、かつ所定収納数の物品2が収納されるよう定められた基準長さで、送り出されてくる接着シート体300Cを順次切断する。ここでは、接着シート体300Cに充填される物品2が、所定収納数だけ連続で充填された後に1つの未充填とされるので、その未充填部分が中央で切断される。また、精度よく切断するために、切断手段308は、送り出されてくる接着シート体300Cを追従するよう追従駆動する駆動部を有し、接着シート体300Cと相対速度を合わせた上で狙いの位置を切断するように構成されている。なお、この切断により、接着シート体300Dにおける第一シート材300A’であったシート部分は、上述した物品仕切りシート3Aとなり、第二シート材300B’であったシート部分は、切込み3b1,3b2を有するものの曲げが生じていない平坦シート3B’となる。
切断された接着シート体300Dは、最終ライン340の両端被覆シート形成手段500により、平坦シート3B’が、載置部33と両端被覆部32と支持脚部34とを有するよう折り曲げられて、上述した両端被覆シート3Bが形成され、緩衝波ケース3が完成する(両端被覆シート形成工程)。
本実施形態における両端被覆シート形成手段500は、平坦シート3B’に対し、その幅方向中央を載置部33とし、その幅方向の両側にそれぞれ、該載置部33の側(内側)から外側に向けて順次折り曲げを行っていくものであり、順次逆向きに折り返す形で折り曲げられていく。具体的に言えば、両端被覆シート形成手段500は、平坦シート3B’に対し、その幅方向中央を載置部33とし、その幅方向の両側にそれぞれ第一の折目3B1を形成する形で折り曲げる第一折り曲げ手段510と、さらにその第一の折目3B1よりも該幅方向の外側となる位置にそれぞれ第二の折目3B2を形成する形で第一折り曲げ手段510とは逆に折り曲げる第二折り曲げ手段520と、を有する。なお、各折り曲げは、切込み3b1,3b2に沿って、切込み3b1,3b2とは逆側に屈曲するよう折り曲げられる。
図22は、上記第一実施形態の緩衝波ケース3となる切断後の接着シート体300Dに対する両端被覆シート形成手段500による折り曲げを順に説明する図である。
切断後の接着シート体300Dは、物品仕切りシート3Aの両側から平坦シート3B’が広がる形状をなしており、その広がり部分が平坦な摺動面530上を摺動する形で搬送されてくる。
第一折り曲げ手段510は、物品仕切りシート3Aの下側となる平坦シート3B’の中央部を、上記摺動面530から続く形で下側から支持する平坦な摺動面530を有する一方で、物品仕切りシート3Aの幅方向両側(外側)となる位置で、かつその平坦な摺動面530よりも上方の位置から、下方を臨む外縁部511がシート体搬送方向に向けて摺動面530よりも下方となる所定位置へと滑らかに下方延出する下方折り曲げ部511を有する。平坦シート3B’が搬送されてくると、上記広がり部分がこの外縁部511上を摺動して下方に押し下げられることにより、切込み3b1に沿って折れ曲がっていく。さらに第一折り曲げ手段510は、下方折り曲げ部511の下端縁位置まで達するとそこからさらに滑らかに続く形で、その外縁部511の下端縁位置がシート体搬送方向に向けてその高さが保持されたまま内側に寄っていき、最終的に物品仕切りシート3Aの幅方向両端縁位置まで到達する垂直折り曲げ部512を有する。これにより、下方に押し下げられた上記広がり部分がシート体搬送方向(載置面33a)に対し垂直となるまで押し下げられる。
第二折り曲げ手段520は、物品仕切りシート3Aの下側となる平坦シート3B’の中央部を、上記摺動面530から続く形で下側から支持する平坦な摺動面530を有する一方で、垂直折り曲げ部512の一部にオーバーラップする位置から始まり、まずは物品仕切りシート3Aの幅方向両端よりも内となる位置で、かつ垂直に折り曲がった上記広がり部分の下端縁位置よりも上方で切れ目3b2よりも下方の位置から、外側を臨む内縁部521の外端縁位置がシート体搬送方向に向けてその高さが保持されたまま外側へと広がっていく第一上方折り曲げ部521を有する。これにより、平坦シート3B’が搬送されてくると、垂直下方に押し下げられた上記広がり部分のうち、切込み3b2よりも外側となる外側部分が、切込み3b2に沿って上方に折り曲げられる。さらに第二折り曲げ手段520は、第一上方折り曲げ部521の外端縁位置まで達するとそこからさらに滑らかに続く形で、その外縁部522の外端縁位置がシート体搬送方向に向けてその幅方向における位置が保持されたまま滑らかに上方に延出していき、最終的に平坦シート3Bの切込み3b2よりも上方となる位置まで到達する第二折り曲げ部522を有する。これにより、切込み3b2よりも外側となる外側部分が、切込み3b2に沿ってさらに上方に折り曲げられる。さらに第二折り曲げ手段520は、第二折り曲げ部522の上端縁位置まで達するとそこからさらに滑らかに続く形で、その上端縁位置がシート体搬送方向に向けてその高さが保持されたまま、その上端縁位置において内側を臨む内縁部523の内端縁位置が内側へと寄っていき、最終的に物品仕切りシート3Aの幅方向両端縁位置まで到達させる垂直折り曲げ部523を有する。これにより、上方に押し下げられた上記広がり部分の切込み3b2よりも外側となる外側部分が、シート体搬送方向(載置面33a)に対し垂直となるまで押し上げられる。これにより、第一実施形態のW型の緩衝波ケース3(物品2を収容済)が形成される。
図23は、上記第二実施形態の緩衝波ケース3となる切断後の接着シート体300Dに対する両端被覆シート形成手段500による折り曲げを順に説明する図である。
切断後の接着シート体300Dは、物品仕切りシート3Aの両側から平坦シート3B’が広がる形状をなしており、その広がり部分が平坦な摺動面530上を摺動する形で搬送されてくる。
第一折り曲げ手段510は、物品仕切りシート3Aの下側となる平坦シート3B’の中央部を、上記摺動面530から続く形で下側から支持する平坦な摺動面530を有する一方で、物品仕切りシート3Aの幅方向両側(外側)となる位置で、かつその平坦な摺動面530よりも下方の位置から、上方を臨む外縁部511がシート体搬送方向に向けて摺動面530よりも上方となる所定位置へと滑らかに上方延出する上方折り曲げ部511を有する。平坦シート3B’が搬送されてくると、上記広がり部分がこの外縁部511上を摺動して上方に押し上げられることにより、切込み3b1に沿って折れ曲がっていく。さらに第一折り曲げ手段510は、上方折り曲げ部511の上端縁位置まで達するとそこからさらに滑らかに続く形で、その外縁部511の下端縁位置がシート体搬送方向に向けてその高さが保持されたまま内側に寄っていき、最終的に物品仕切りシート3Aの幅方向両端縁位置まで到達する垂直折り曲げ部512を有する。これにより、上方に押し上げられた上記広がり部分がシート体搬送方向(載置面33a)に対し垂直となるまで押し上げられる。
第二折り曲げ手段520は、物品仕切りシート3Aの下側となる平坦シート3B’の中央部を、上記摺動面530から続く形で下側から支持する平坦な摺動面530を有する一方で、垂直折り曲げ部512の一部にオーバーラップする位置から始まり、まずは物品仕切りシート3Aの幅方向両端よりも内となる位置で、かつ垂直に折り曲がった上記広がり部分の上端縁位置よりも下方で切れ目3b2よりも上方の位置から、外側を臨む内縁部521の外端縁位置がシート体搬送方向に向けてその高さが保持されたまま外側へと広がっていく第一下方折り曲げ部521を有する。これにより、平坦シート3B’が搬送されてくると、垂直上方に押し上げられた上記広がり部分のうち、切込み3b2よりも外側となる外側部分が、切込み3b2に沿って下方に折り曲げられる。さらに第二折り曲げ手段520は、第一下方折り曲げ部521の外端縁位置まで達するとそこからさらに滑らかに続く形で、その外縁部522の外端縁位置がシート体搬送方向に向けてその幅方向における位置が保持されたまま滑らかに下方に延出していき、最終的に平坦シート3Bの切込み3b2よりも下方となる位置まで到達する第二折り曲げ部522を有する。これにより、切込み3b2よりも外側となる外側部分が、切込み3b2に沿ってさらに下方に折り曲げられる。さらに第二折り曲げ手段520は、第二折り曲げ部522の下端縁位置まで達するとそこからさらに滑らかに続く形で、その下端縁位置がシート体搬送方向に向けてその高さが保持されたまま、その下端縁位置において内側を臨む内縁部423の内端縁位置が内側へと寄っていき、最終的に物品仕切りシート3Aの幅方向両端縁位置まで到達させる垂直折り曲げ部523を有する。これにより、下方に押し下げられた上記広がり部分の切込み3b2よりも外側となる外側部分が、シート体搬送方向(載置面33a)に対し垂直となるまで押し下げられる。これにより、第一実施形態のM型の緩衝波ケース3(物品2を収容済)が形成される。
なお、本実施形態の最終ライン340は、検査手段307による検査の結果、不良と判定された物品2を収容する緩衝波ケース3を不良品として排出する不良品排出手段540を有する。本実施形態の不良品排出手段540は、図24に示すように、両端被覆シート形成手段500において接着シート体300Dを下方から支持する支持部540を下方に開くことにより、支持していた接着シート体300Dを下方に排出するよう構成されている。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、これはあくまでも例示にすぎず、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
上記実施形態の緩衝波ケース製造装置100は、最終ライン340を緩衝波ケース搬送ラインとして、その下流に、緩衝波ケース搬送ライン340から順次送り出されてくる、物品2が充填された緩衝波ケース3を、ケース体4の筒状空間40内に、それら物品2の並び方向に沿って挿入して収容する収容手段を設けた物品収容ケース1の製造装置としてもよい。
この場合、図25及び図26に示すように、収容手段は、物品2が充填された緩衝波ケース3を、それら物品2の並び方向に沿ってケース体4の筒状空間40内に挿入する緩衝波ケース挿入手段と、その挿入の際に両端被覆シートに形成された折り曲げ部すべてを、前記載置部側に向けて外側から押し付けて、緩衝波ケース3がケース体4の筒状空間40内に挿入可能となるよう当該折り曲げ部の折り曲げ角度を減じる押付手段700と、を備えて構成できる。
1 物品収容ケース、2 物品、3 緩衝波ケース、3A 物品仕切りシート、3B 両端被覆シート、31 物品仕切部、32 両端被覆部、33 載置部、34 支持脚部、5 空間。
Claims (14)
- 筒部を有した物品が横並びに複数収容されるよう個々を仕切る物品仕切部を有する物品仕切シートと、それら物品をその長手方向両端側から被う両端被覆部を有する両端被覆シートとを有するとともに、ケース体の筒状空間内に、それら物品の並び方向に沿って挿入される緩衝波ケースであって、
前記両端被覆シートは、前記両端被覆部と、前記物品仕切シートが載置される載置面を有する載置部と、該載置部よりも下方に突出して前記ケース体の底面上に立ち、かつ該載置部と前記ケース体の底面との間に空間が形成されるようにして該載置部を支持する複数の支持脚部と、を有するよう1枚のシート材を折り曲げて形成された構造をなすことを特徴とする緩衝波ケース。 - 前記両端被覆シートは、平坦な前記載置部の第一側とその逆の第二側にそれぞれ複数の折り曲げ部を同数ずつ形成する形で、前記両端被覆部と前記支持脚部とが形成されている請求項1に記載の緩衝波ケース。
- 前記両端被覆シートは、平坦な前記載置部の第一側とその逆の第二側が第一の折目を形成する形で折り曲がり、さらにその先で該第一の折目とは異なる第二の折目を形成する形で折り曲がることにより、前記両端被覆部と前記支持脚部とが形成されている請求項2に記載の緩衝波ケース。
- 前記両端被覆シートは、平坦な前記載置部から下方に折り曲がって上方に折り返す形で前記支持脚部が形成されるとともに、その上方に折り返された該支持脚部の先が前記載置部よりも上方に延出する形で前記両端被覆部が形成されている請求項3に記載の緩衝波ケース。
- 前記両端被覆シートは、平坦な前記載置部から上方に折り曲がって下方に折り返す形で前記両端被覆部が形成されるとともに、その下方に折り返された該両端被覆部の先が前記載置部よりも下方に延出する形で前記支持脚部が形成されている請求項3に記載の緩衝波ケース。
- 前記両端被覆部において、平坦な前記載置部から折り曲がった内側部位と、そこから折り返された外側部位との間に隙間が形成されるようそれら内側部位と外側部位とが非接着とされている請求項3ないし請求項5のいずれか1項に記載の緩衝波ケース。
- 前記両端被覆部において、平坦な前記載置部から折り曲がった内側部位と、そこから折り返された外側部位とが互いに接着固定されている請求項3ないし請求項5のいずれか1項に記載の緩衝波ケース。
- 請求項1に記載の緩衝波ケースの製造方法であって、
帯状の第一シート材を、前記物品仕切部を有するよう曲げ加工して、帯状に続く物品仕切シート材を形成する物品仕切シート材形成工程と、
前記両端被覆シートのもととなる前記第一シート材とは異なる帯状の第二シート材の、前記載置面となる面と、前記物品仕切シート材の物品収容面とは逆の下面とを接着して、接着シート体を形成するシート接着工程と、
形成された接着シート体を予め定められた長さで順次切断する切断工程と、
切断された接着シート体の、切断前に前記第二シート材であった部分を、前記載置部と前記両端被覆部と前記支持脚部とを有するよう曲げ加工して、両端被覆シートを形成する両端被覆シート形成工程と、
を有することを特徴とする緩衝波ケース製造方法。 - 前記両端被覆シート形成工程は、切断された接着シート体の、切断前に前記第二シート材であった部分に対し、その幅方向中央を前記載置部とし、前記幅方向の両側にそれぞれ、該載置部の側から外側に向けて順次折り曲げを行っていくものである請求項8に記載の緩衝波ケース製造方法。
- 前記両端被覆シート形成工程は、切断された接着シート体の、切断前に前記第二シート材であった部分に対し、その幅方向中央を前記載置部とし、前記幅方向の両側にそれぞれ第一の折目を形成する形で折り曲げる第一折り曲げ工程と、さらにその第一の折目よりも前記幅方向の外側となる位置にそれぞれ第二の折目を形成する形で第一折り曲げ工程とは逆に折り曲げる第二折り曲げ工程と、を有する請求項8又は請求項9に記載の緩衝波ケース製造方法。
- 切断前の帯状の前記第二シート材における前記折目となる位置に対しそれぞれ、該折目に沿った折り曲げが容易となる曲げ容易化処理を行う曲げ容易化処理工程を、少なくとも前記切断工程より前に有する請求項8ないし請求項10のいずれか1項に記載の緩衝波ケース製造方法。
- 前記曲げ容易化処理工程は、前記折目となる位置に対し切込みを入れる切込み形成工程である請求項11に記載の緩衝波ケース製造方法。
- 請求項8ないし請求項12のいずれか1項に記載の緩衝波ケース製造方法における各工程を実行する手段を有した緩衝波ケース製造装置。
- 請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の緩衝波ケースが、ケース体の筒状空間内に、前記物品の並び方向に沿って挿入されていることを特徴とする物品収容ケース。
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JP2016182964A (ja) * | 2015-03-25 | 2016-10-20 | 富士ゼロックス株式会社 | 折り曲げ組立仕切り部材の展開板と仕切り部材 |
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-
2012
- 2012-09-19 JP JP2012205522A patent/JP2014058342A/ja active Pending
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