JP2014058068A - インクジェット画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録ヘッドと記録媒体との接触(擦れ)による画像乱れを防止できるとともに、記録媒体と記録ヘッドとの間隔を一定にでき、画像品質の向上に寄与できるインクジェット画像形成装置を提供する。
【解決手段】記録ヘッド34に対向するプラテン18には、用紙幅方向に間隔をおいて配置された複数のリブからなる湾曲化部材20が設けられている。給紙部から給紙された記録用紙4は押さえ部材22によって湾曲化部材20に押さえ付けられ、例えば1つの凸形状に湾曲される。キャリッジ32に固定された記録ヘッド34は、ガイドレール30により記録用紙4の湾曲と同等の曲率でガイドされ、用紙幅方向に記録用紙4に対して平行に移動する。
【選択図】図1
【解決手段】記録ヘッド34に対向するプラテン18には、用紙幅方向に間隔をおいて配置された複数のリブからなる湾曲化部材20が設けられている。給紙部から給紙された記録用紙4は押さえ部材22によって湾曲化部材20に押さえ付けられ、例えば1つの凸形状に湾曲される。キャリッジ32に固定された記録ヘッド34は、ガイドレール30により記録用紙4の湾曲と同等の曲率でガイドされ、用紙幅方向に記録用紙4に対して平行に移動する。
【選択図】図1
Description
本発明は、搬送装置で搬送される記録媒体にインク滴を吐出して画像を形成するインクジェット画像形成装置に関する。
インクジェット方式を用いた画像形成装置は、記録用紙を副走査方向(用紙搬送方向)へ搬送する搬送装置と、インクを記録用紙へ吐出する記録ヘッドと、記録ヘッドを主査走査方向(用紙幅方向)へ往復移動させる構成を有している。
紙面と記録ヘッドとの間隔は、広すぎると画像が乱れるために、極力狭く設定されている。
紙面と記録ヘッドとの間隔は、広すぎると画像が乱れるために、極力狭く設定されている。
しかしながら、インクジェット記録方式ではインクを紙に吐出して画像を形成するため、紙が膨張して凹凸のシワが発生したり、搬送により用紙が浮いてしまうことがある。
これにより、紙面と記録ヘッドとの間隔が安定せずに、紙面が記録ヘッドに接触して画像が乱れたり、間隔が広すぎることによる問題があった。
これにより、紙面と記録ヘッドとの間隔が安定せずに、紙面が記録ヘッドに接触して画像が乱れたり、間隔が広すぎることによる問題があった。
特許文献1には、記録用紙へ印字する際に用紙にしわが発生して記録ヘッドと擦れてしまうのを防止するため、搬送方向と直交(交差)する用紙幅方向に波状の凹凸を形成する構成が記載されている。
具体的には、高さが一定で搬送方向に延びるリブを用紙幅方向に一定の間隔で複数配置し、リブで支持される部分を凸とし、リブ間を凹とする構成である。これにより、しわの発生を制御できる。
また、排紙する際に記録用紙を凹状に湾曲させる支持部材を設ける構成が記載されている。
具体的には、高さが一定で搬送方向に延びるリブを用紙幅方向に一定の間隔で複数配置し、リブで支持される部分を凸とし、リブ間を凹とする構成である。これにより、しわの発生を制御できる。
また、排紙する際に記録用紙を凹状に湾曲させる支持部材を設ける構成が記載されている。
しかしながら、単に凹凸形成部よりも搬送方向下流側に支持部材を配置するだけでは、凹凸形成部によって記録用紙に形成された凹凸が支持部材によって崩されてしまう。
その結果、記録ヘッドに対向する位置において、凸であるべき部分よりも凹であるべき部分で、記録ヘッドと記録用紙との間のギャップが小さくなってしまう現象が発生する。
その結果、記録ヘッドに対向する位置において、凸であるべき部分よりも凹であるべき部分で、記録ヘッドと記録用紙との間のギャップが小さくなってしまう現象が発生する。
特許文献1では、この問題を解消すべく、凹凸形成部によって波状の凹凸を持つように形成された記録用紙の凸部と対応する位置に、支持部材を配置している。
これにより、記録用紙に形成された本来「凹」であるべき部分が、支持部材の持上げ動作によって「凸」となってしまうことがないので、記録用紙が記録ヘッドに接触してしまうことを防止できる。
これにより、記録用紙に形成された本来「凹」であるべき部分が、支持部材の持上げ動作によって「凸」となってしまうことがないので、記録用紙が記録ヘッドに接触してしまうことを防止できる。
しかしながら、特許文献1等に記載の、波状の凹凸によるしわ制御構成では、記録用紙と記録ヘッドとの擦れは防止できるものの、紙面と記録ヘッドとの間隔が一定でないことによる問題は依然として解消されていない。
本発明は、このような状況に鑑みて創案されたもので、記録ヘッドと記録媒体との接触(擦れ)による画像乱れを防止できるとともに、記録媒体と記録ヘッドとの間隔を一定にでき、画像品質の向上に寄与できるインクジェット画像形成装置の提供を、その目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、記録媒体を搬送する搬送装置と、該搬送装置によって搬送される記録媒体にインク滴を吐出して画像を形成する記録ヘッドとを有するインクジェット画像形成装置において、
前記搬送装置は、搬送方向に交差する記録媒体幅方向で記録媒体を凸又は凹の1つの湾曲状態に維持しながら搬送する構成を有し、前記記録ヘッドは、湾曲した記録媒体に対して前記記録媒体幅方向に平行に移動し、あるいは前記記録媒体幅方向の全体に亘って湾曲した記録媒体に沿った形状を有していることを特徴とする。
前記搬送装置は、搬送方向に交差する記録媒体幅方向で記録媒体を凸又は凹の1つの湾曲状態に維持しながら搬送する構成を有し、前記記録ヘッドは、湾曲した記録媒体に対して前記記録媒体幅方向に平行に移動し、あるいは前記記録媒体幅方向の全体に亘って湾曲した記録媒体に沿った形状を有していることを特徴とする。
本発明によれば、記録ヘッドに記録媒体が接触することによる画像乱れを防止することができるとともに、記録ヘッドと記録媒体との間隔が一定でないことによる画像品質の低下を抑制することができる。
以下、本発明の一実施形態を図を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るインクジェット画像形成装置(以下、単に「画像形成装置」という)の構成を示す概要側面図である。
画像形成装置2は、記録媒体としての記録用紙4を給紙する図示しない給紙部と、記録用紙4を搬送する搬送装置6と、搬送装置6により搬送される記録用紙4に、画像データに基づいてインク滴を吐出して画像を形成(記録)する画像形成部8とを有している。
図1は、本実施形態に係るインクジェット画像形成装置(以下、単に「画像形成装置」という)の構成を示す概要側面図である。
画像形成装置2は、記録媒体としての記録用紙4を給紙する図示しない給紙部と、記録用紙4を搬送する搬送装置6と、搬送装置6により搬送される記録用紙4に、画像データに基づいてインク滴を吐出して画像を形成(記録)する画像形成部8とを有している。
搬送装置6は、記録用紙4を湾曲させて搬送する搬送部10と、画像が記録された記録用紙4を図示しない排紙トレイへ排出する排紙部12とを有している。
搬送部10は、不図示の駆動手段によって回転駆動される湾曲形成ローラ14と、湾曲形成ローラ14に従動する加圧コロ16とを有している。
加圧コロ16は、記録用紙4を湾曲形成ローラ14に押し付ける機能を有している。
搬送部10は、不図示の駆動手段によって回転駆動される湾曲形成ローラ14と、湾曲形成ローラ14に従動する加圧コロ16とを有している。
加圧コロ16は、記録用紙4を湾曲形成ローラ14に押し付ける機能を有している。
また、搬送部10は、画像形成部8に対向するプレートとしてのプラテン18と、プラテン18上に形成された湾曲化部材20と、記録用紙4を押さえて湾曲化部材20へ沿うように搬送させるための押さえ部材22とを有している。
加圧コロ16と押さえ部材22は加圧板24に支持されている。
記録用紙4は搬送部10によって記録ヘッド35に対向する位置に搬送される。
加圧コロ16と押さえ部材22は加圧板24に支持されている。
記録用紙4は搬送部10によって記録ヘッド35に対向する位置に搬送される。
排紙部12は、不図示の駆動手段によって回転駆動される湾曲保持ローラ26と、湾曲保持ローラ26に従動するとともに、記録用紙4を湾曲保持ローラ26に押し付ける加圧コロ28とを有している。
画像形成部8は、記録用紙4の搬送方向と直交(交差)する用紙幅方向に延びるガイド部材としてのガイドレール30と、ガイドレール30に支持されて用紙幅方向に移動するキャリッジ32と、キャリッジ32に設けられた記録ヘッド35とを有している。
記録ヘッド35は、搬送部10によって搬送された記録用紙14にインク滴を吐出して画像を記録するインクジェット記録方式のヘッドである。
記録ヘッド35は、搬送部10によって搬送された記録用紙14にインク滴を吐出して画像を記録するインクジェット記録方式のヘッドである。
図2に示すように、ガイドレール30の手前側と奥側には、プーリ34、36が取り付けられており、プーリ34、36には駆動伝達ベルト38が掛け回されている。
キャリッジ32は駆動伝達ベルト38の移動に同期して移動可能に設けられている。
キャリッジ32は駆動伝達ベルト38の移動に同期して移動可能に設けられている。
ガイドレール30には一方のプーリ34を回転駆動する駆動源(モータ)40が固定されている。
モータ40を駆動することにより、駆動伝達ベルト38が移動し、これに伴ってキャリッジ32が移動する。
キャリッジ32の移動により、記録ヘッド35が用紙幅方向(主走査方向)に往復移動する。副走査方向の移動は、記録用紙4の搬送によりなされる。
モータ40を駆動することにより、駆動伝達ベルト38が移動し、これに伴ってキャリッジ32が移動する。
キャリッジ32の移動により、記録ヘッド35が用紙幅方向(主走査方向)に往復移動する。副走査方向の移動は、記録用紙4の搬送によりなされる。
図3に示すように、プラテン18には用紙幅方向に約25mmの等間隔で複数の湾曲化部材20が設けられている。
各湾曲化部材20a〜20eは、用紙搬送方向の長さが等しく高さが異なるリブ状に形成されている。
リブは正面から見た場合、中心から左右対称に配置されており、中心のリブ20aの高さは両端のリブ20eの高さに対して3mm程度高くなっている。
その他のリブは中心のリブの頂点と両端のリブの頂点を通る円弧cに沿うように高さが設定されている。
各湾曲化部材20a〜20eは、用紙搬送方向の長さが等しく高さが異なるリブ状に形成されている。
リブは正面から見た場合、中心から左右対称に配置されており、中心のリブ20aの高さは両端のリブ20eの高さに対して3mm程度高くなっている。
その他のリブは中心のリブの頂点と両端のリブの頂点を通る円弧cに沿うように高さが設定されている。
図4に示すように、記録ヘッド35を搭載しているキャリッジ32は、ガイドレール30に沿って往復移動するが、ガイドレール30の上下のガイド面30a、39bは、前述した各リブの頂点を結んだ円弧cと等しい曲率の形状を持っている。
これにより、記録用紙4が搬送されたとき、記録ヘッド35は湾曲した記録用紙4に対して、用紙幅方向に一定間隔dで移動することができる。
これにより、記録用紙4が搬送されたとき、記録ヘッド35は湾曲した記録用紙4に対して、用紙幅方向に一定間隔dで移動することができる。
搬送部10の湾曲形成ローラ14は、図5に示すように、中央から両端に向って径が徐々に小さくなる太鼓形状を有している。
湾曲形成ローラ14の曲率は、湾曲化部材20が記録用紙4を湾曲させるのと同じ曲率である。
湾曲形成ローラ14には、複数の加圧コロ16が当接している。コロの幅(用紙幅方向の長さ)は約5mmで、約25mmの等間隔で設置されている。
湾曲形成ローラ14の曲率は、湾曲化部材20が記録用紙4を湾曲させるのと同じ曲率である。
湾曲形成ローラ14には、複数の加圧コロ16が当接している。コロの幅(用紙幅方向の長さ)は約5mmで、約25mmの等間隔で設置されている。
加圧コロ16は、中央から両端に向って径が徐々に大きくなる加圧コロ16a〜16dから構成されている。
加圧コロ16a〜16dの大きさは、記録用紙4を湾曲形成ローラ14の曲率に沿って加圧できるように設定されている。
本実施形態では、各加圧コロ16a〜16dはそれぞれ個別の回転軸を有し、加圧板24の図示しない凹部に個別に配置する構成としているが、1本の共通の回転軸で支持する構成としてもよい。
加圧コロ16a〜16dの大きさは、記録用紙4を湾曲形成ローラ14の曲率に沿って加圧できるように設定されている。
本実施形態では、各加圧コロ16a〜16dはそれぞれ個別の回転軸を有し、加圧板24の図示しない凹部に個別に配置する構成としているが、1本の共通の回転軸で支持する構成としてもよい。
押さえ部材22は、用紙幅方向に間隔をおいて複数設けられている。
図2に示すように、各押さえ部材22は各湾曲化部材20a〜20eと対応する位置に設けられている。
押さえ部材22は樹脂材料等により加圧板24に一体成形することができる。
図2に示すように、各押さえ部材22は各湾曲化部材20a〜20eと対応する位置に設けられている。
押さえ部材22は樹脂材料等により加圧板24に一体成形することができる。
図1に示すように、押さえ部材22は搬送されてくる記録用紙4に対して湾曲化部材20へ押さえ付ける向きに角度がついている。
各湾曲化部材20a〜20eの高さに合わせて各押さえ部材22の角度も変わっている。
図6に示すように、記録用紙4の幅方向の中心に位置する押さえ部材22の角度θは浅く(図6(a))、端へ行くほど角度θが深くなっている(図6(b))。
搬送されてきた記録用紙4は押さえ部材22によって湾曲化部材20に押さえ付けられ、湾曲化部材20に沿うことで全体として1つの凸形状に湾曲されながら搬送される。
各湾曲化部材20a〜20eの高さに合わせて各押さえ部材22の角度も変わっている。
図6に示すように、記録用紙4の幅方向の中心に位置する押さえ部材22の角度θは浅く(図6(a))、端へ行くほど角度θが深くなっている(図6(b))。
搬送されてきた記録用紙4は押さえ部材22によって湾曲化部材20に押さえ付けられ、湾曲化部材20に沿うことで全体として1つの凸形状に湾曲されながら搬送される。
湾曲によってコシができることで用紙の浮きがなくなり、記録ヘッド35と記録用紙42との間隔が一定に保たれる。
これにより、擦れによる画像乱れが防止されるとともに、間隔が不均一となることによる画質低下が抑制される。
すなわち、記録ヘッド35は湾曲化部材20の曲率に沿って記録用紙4に対して平行に移動するため、記録用紙4との間隔は一定に保たれ、インク吐出の位置を高精度に維持できる。
これにより、擦れによる画像乱れが防止されるとともに、間隔が不均一となることによる画質低下が抑制される。
すなわち、記録ヘッド35は湾曲化部材20の曲率に沿って記録用紙4に対して平行に移動するため、記録用紙4との間隔は一定に保たれ、インク吐出の位置を高精度に維持できる。
記録用紙4は、前述した排紙部12の湾曲保持ローラ26と加圧コロ28とで搬送され、図示しない排紙トレイへ、または装置外へ排出される。
図7に示すように、湾曲保持ローラ26は、湾曲形成ローラ14と同様に、記録用紙4の湾曲形状に沿うような太鼓形状を有している。
加圧コロ28も加圧コロ16と同様に、コロの幅(用紙幅方向の長さ)は約5mmで、約25mmの等間隔で湾曲保持ローラ26に当接するように設けられている。
図7に示すように、湾曲保持ローラ26は、湾曲形成ローラ14と同様に、記録用紙4の湾曲形状に沿うような太鼓形状を有している。
加圧コロ28も加圧コロ16と同様に、コロの幅(用紙幅方向の長さ)は約5mmで、約25mmの等間隔で湾曲保持ローラ26に当接するように設けられている。
加圧コロ28は、中央から両端に向って径が徐々に大きくなる加圧コロ28a〜28dから構成されている。
加圧コロ28a〜28dの大きさは、記録用紙4を湾曲保持ローラ26の曲率に沿って加圧できるように設定されている。
加圧コロ16と同様に、1本の共通の回転軸で支持する構成としてもよい。図7では加圧コロ28を支持する部材(加圧板)は省略している。
加圧コロ28a〜28dの大きさは、記録用紙4を湾曲保持ローラ26の曲率に沿って加圧できるように設定されている。
加圧コロ16と同様に、1本の共通の回転軸で支持する構成としてもよい。図7では加圧コロ28を支持する部材(加圧板)は省略している。
以上説明したように、本実施形態では、プラテン18の湾曲化部材20によって記録用紙4を幅方向に1つの弧を形成するように湾曲させ、湾曲保持ローラ26と加圧コロ16とによって湾曲させたまま搬送する。
このため、その湾曲状態に沿って往復移動する記録ヘッド35と記録用紙4とが接触することを防止することができる。
また、記録ヘッド35と記録用紙4との間隔は用紙幅方向に亘って一定となる。
このため、その湾曲状態に沿って往復移動する記録ヘッド35と記録用紙4とが接触することを防止することができる。
また、記録ヘッド35と記録用紙4との間隔は用紙幅方向に亘って一定となる。
また、湾曲化部材20の搬送方向上流側には、記録用紙4の湾曲と同程度の曲率を持つ湾曲形成ローラ14と加圧コロ16とを設けているので、湾曲化部材20に当たる前に湾曲を形成することができる。
これにより、押さえ部材22と湾曲化部材20とで急に湾曲させることによる負荷を減らすことができる。
これにより、押さえ部材22と湾曲化部材20とで急に湾曲させることによる負荷を減らすことができる。
上記のように、湾曲化部材20の搬送方向下流側にも記録用紙4の湾曲と同程度の曲率を持つ湾曲保持ローラ26と加圧コロ28とを設けている。
このため、湾曲状態を維持したまま、すなわちコシを付けたまま記録用紙4の形状を崩さずに最後まで印字することができる。
このため、湾曲状態を維持したまま、すなわちコシを付けたまま記録用紙4の形状を崩さずに最後まで印字することができる。
本実施形態では、記録用紙4を用紙幅方向で凸状に湾曲させながら搬送する構成を例示したが、湾曲させる方向は凸もしくは凹のどちらの構成でもよい。
凸又は凹の湾曲形状に合わせて、湾曲を形成する部分の形状が変わる。
凸又は凹の湾曲形状に合わせて、湾曲を形成する部分の形状が変わる。
すなわち、凹状に湾曲させる場合には、湾曲形成ローラ14は鼓形状となり、加圧コロ16もこれに対応して中央のものが径が大きくなる。
湾曲化部材20は用紙幅方向中央部の高さが小さくなる。
湾曲保持ローラ26と加圧コロ28の関係も、湾曲形成ローラ14と加圧コロ16の形状と同様のものとなる。
湾曲化部材20は用紙幅方向中央部の高さが小さくなる。
湾曲保持ローラ26と加圧コロ28の関係も、湾曲形成ローラ14と加圧コロ16の形状と同様のものとなる。
また、上記実施形態では、画像形成部8における記録ヘッド35を用紙幅方向に移動させる構成としたが、フルライン型の記録ヘッドの場合には、ノズル面を記録用紙4の湾曲に沿う形状とすれば上記と同様の機能を得ることができる。
4 記録媒体としての記録用紙
6 搬送装置
14 ローラとしての湾曲形成ローラ
20 湾曲化部材
22 押さえ部材
26 ローラとしての湾曲保持ローラ
30 ガイド部材としてのガイドレール
35 記録ヘッド
6 搬送装置
14 ローラとしての湾曲形成ローラ
20 湾曲化部材
22 押さえ部材
26 ローラとしての湾曲保持ローラ
30 ガイド部材としてのガイドレール
35 記録ヘッド
Claims (6)
- 記録媒体を搬送する搬送装置と、該搬送装置によって搬送される記録媒体にインク滴を吐出して画像を形成する記録ヘッドとを有するインクジェット画像形成装置において、
前記搬送装置は、搬送方向に交差する記録媒体幅方向で記録媒体を凸又は凹の1つの湾曲状態に維持しながら搬送する構成を有し、
前記記録ヘッドは、湾曲した記録媒体に対して前記記録媒体幅方向に平行に移動し、あるいは前記記録媒体幅方向の全体に亘って湾曲した記録媒体に沿った形状を有していることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載のインクジェット画像形成装置において、
前記搬送装置は、記録媒体に当接して記録媒体を湾曲させるための湾曲化部材と、記録媒体を前記湾曲化部材へ押さえ付ける押さえ部材とを有していることを特徴とするインクジェット画像形成装置。 - 請求項2に記載のインクジェット画像形成装置において、
前記湾曲化部材は、前記記録媒体幅方向に間隔をおいて複数設けられ、同方向における中央部と両端部とで高さが異なることを特徴とするインクジェット画像形成装置。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載のインクジェット画像形成装置において、
前記搬送装置は、前記湾曲化部材の搬送方向上流側に、記録媒体に前記湾曲化部材と同等の湾曲を付与するローラを有していることを特徴とするインクジェット画像形成装置。 - 請求項1〜4のいずれか1つに記載のインクジェット画像形成装置において、
前記搬送装置は、前記湾曲化部材の搬送方向下流側に、前記湾曲化部材によって付与された記録媒体の湾曲を保持するローラを有していることを特徴とするインクジェット画像形成装置。 - 請求項1〜5のいずれか1つに記載のインクジェット画像形成装置において、
前記記録ヘッドを支持するガイド部材と、前記記録ヘッドを前記記録媒体幅方向に移動させる駆動源とを有し、前記ガイド部材は記録媒体に付与される湾曲と同じ曲率で移動させる形状を有していることを特徴とするインクジェット画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012203318A JP2014058068A (ja) | 2012-09-14 | 2012-09-14 | インクジェット画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012203318A JP2014058068A (ja) | 2012-09-14 | 2012-09-14 | インクジェット画像形成装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014058068A true JP2014058068A (ja) | 2014-04-03 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7335035B2 (ja) | 2016-06-13 | 2023-08-29 | 日本電気株式会社 | リチウムイオン二次電池 |
-
2012
- 2012-09-14 JP JP2012203318A patent/JP2014058068A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7335035B2 (ja) | 2016-06-13 | 2023-08-29 | 日本電気株式会社 | リチウムイオン二次電池 |
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