JP2014057126A - 車両用交換アンテナ - Google Patents
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Abstract
【課題】ポールアンテナ101に替えてルーフパネル100に見栄え良く、かつ強固に装着できる車両用交換アンテナ10,40,50を提供することを目的とする。
【解決手段】アタッチメント30のボス用開口30aをボス103に嵌合し、両面接着テープ32でアタッチメント30をルーフパネル100に固定する。ボス用開口30aとボス103の嵌合によりアタッチメント30がボス103に対して位置決めでき、位置決めしたアタッチメント30にケーシング20のアタッチメント用開口20eを嵌合してケーシング20をアタッチメント30に固定するので、ケーシング20をボス103に対して位置決めできる。そのため、ケーシング20がルーフパネル100上の所定位置から前後にずれたり、左右に傾くのを防止できるので、ケーシング20を見栄え良くルーフパネル100に装着できる。
【選択図】図1
【解決手段】アタッチメント30のボス用開口30aをボス103に嵌合し、両面接着テープ32でアタッチメント30をルーフパネル100に固定する。ボス用開口30aとボス103の嵌合によりアタッチメント30がボス103に対して位置決めでき、位置決めしたアタッチメント30にケーシング20のアタッチメント用開口20eを嵌合してケーシング20をアタッチメント30に固定するので、ケーシング20をボス103に対して位置決めできる。そのため、ケーシング20がルーフパネル100上の所定位置から前後にずれたり、左右に傾くのを防止できるので、ケーシング20を見栄え良くルーフパネル100に装着できる。
【選択図】図1
Description
本発明は車両用交換アンテナに関し、より詳しくは車両のルーフパネルに設置されているポールアンテナに替えて取り付ける車両用交換アンテナに関する。
ポールアンテナをルーフパネルに立てたまま車両を洗車機で洗車したり、立体駐車場に入れると、ポールアンテナが破損したり、曲がるおそれがある。そのため車両を洗車機や立体駐車場に入れる前にポールアンテナをルーフパネルから取り外し、車両を洗車機や立体駐車場から出した後、再びポールアンテナを装着する必要があり、甚だ不便である。
かかる不便を解消するものとして、特許第4413974号及び特許第4798721号公報には、ポールアンテナと交換できる車両用交換アンテナが開示されている。
この車両用交換アンテナは底面に開口を形成した中空構造のケーシングを備えている。このケーシングはルーフパネルに設置したときルーフパネルに向かって先細りとなる外観を有し、アンテナ線が内蔵されている。
この車両用交換アンテナは底面に開口を形成した中空構造のケーシングを備えている。このケーシングはルーフパネルに設置したときルーフパネルに向かって先細りとなる外観を有し、アンテナ線が内蔵されている。
この車両用交換アンテナは車両のルーフパネルに設けられているポールアンテナ立設用のボスに被せ、底面開口の周縁部を両面接着テープでルーフパネルに接着して固定される。
車両用交換アンテナのケーシングは先細りの外観を有するので、ポールアンテナに替えてルーフパネルに装着すれば、洗車機や立体駐車場に入れても破損したり、曲がるおそれはない。また、この車両用交換アンテナは両面接着テープでルーフパネルに接着するので、ルーフパネルにアンテナ固定用の穴開加工等を施す必要がない。
車両用交換アンテナのケーシングは先細りの外観を有するので、ポールアンテナに替えてルーフパネルに装着すれば、洗車機や立体駐車場に入れても破損したり、曲がるおそれはない。また、この車両用交換アンテナは両面接着テープでルーフパネルに接着するので、ルーフパネルにアンテナ固定用の穴開加工等を施す必要がない。
上記した従来の車両用交換アンテナは、ケーシングをボスに被せて両面接着テープでルーフパネルに接着するので、接着時にケーシングがルーフパネル上の所定位置から前後にずれたり、左右に傾くことがある。そのためケーシングを固定したルーフパネルの見栄えが悪くなる。
本発明は係る問題点に鑑み、ルーフパネルに穴あけ等の加工を施すことなくポールアンテナに替えてルーフパネルに見栄え良く装着できる車両用交換アンテナを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、車両のルーフパネルに設けられたボスのネジ穴に着脱可能に装着されているポールアンテナに替えて取り付けられる車両用交換アンテナであって、
ボスが嵌合するボス用開口を形成したアタッチメントと、
前部が底面に向かって先細りとなる外観を有し、アンテナ線を内蔵し、底面にアタッチメントが嵌合するアタッチメント用開口を形成するとともに、両面接着テープを貼着したケーシングを備え、
アタッチメントのボス用開口をボスに嵌合することによりボスに対してアタッチメントを位置決めしてルーフパネに固定し、
アンテナ線をボスのネジ穴に接続し、
ケーシングのアタッチメント用開口をルーフパネルに固定したアタッチメントに嵌合させてケーシングを両面接着テープでルーフパネルに固定するようにしたことを特徴とする。
ボスが嵌合するボス用開口を形成したアタッチメントと、
前部が底面に向かって先細りとなる外観を有し、アンテナ線を内蔵し、底面にアタッチメントが嵌合するアタッチメント用開口を形成するとともに、両面接着テープを貼着したケーシングを備え、
アタッチメントのボス用開口をボスに嵌合することによりボスに対してアタッチメントを位置決めしてルーフパネに固定し、
アンテナ線をボスのネジ穴に接続し、
ケーシングのアタッチメント用開口をルーフパネルに固定したアタッチメントに嵌合させてケーシングを両面接着テープでルーフパネルに固定するようにしたことを特徴とする。
そして、好ましくはアタッチメントの底面に両面接着テープを貼着し、
アタッチメントを両面接着テープでルーフパネルに固定する。
アタッチメントを両面接着テープでルーフパネルに固定する。
また、好ましくは、アタッチメントにボス用開口に達する止めネジ用ネジ穴を形成し、
止めネジ用ネジ穴に締め付けた止めネジの先端部をボスに圧接してアタッチメントをボスに固定する。
止めネジ用ネジ穴に締め付けた止めネジの先端部をボスに圧接してアタッチメントをボスに固定する。
さらにまた、好ましくは、ケーシングにビス用貫通穴を形成し、
アタッチメントにビス用ネジ穴を形成し、
アタッチメントのビス用ネジ穴にケーシングのビス用貫通穴を通してビスを締め付けてアタッチメントにケーシングを固定する。
アタッチメントにビス用ネジ穴を形成し、
アタッチメントのビス用ネジ穴にケーシングのビス用貫通穴を通してビスを締め付けてアタッチメントにケーシングを固定する。
また好ましくは、アタッチメントの前端面にテーパ面を形成し、
ケーシングのアタッチメント用開口の前端面にアタッチメントの前端面のテーパ面が食い込む逆のテーパ面を形成する。
ケーシングのアタッチメント用開口の前端面にアタッチメントの前端面のテーパ面が食い込む逆のテーパ面を形成する。
さらにまた、好ましくはアタッチメントの前端部にアタッチメント用開口の前端上部に係合する係合片を設け、
アタッチメントの後端部に前後方向に屈曲可能で後方屈曲時にアタッチメント用開口の後端上部に係合し、前方屈曲時にアタッチメント用開口の後端上部から離脱するロック片を設け、
ケーシングの後端部にピン挿通用貫通穴を形成し、
アタッチメントの係合片にアタッチメント用開口の前端上部を係合し、アタッチメントのロック片をアタッチメント用開口の後端上部に係合してアタッチメントにケーシングを固定し、ピン挿通用貫通穴にピンを挿通してロック片を前方に屈曲させて、ロック片をアタッチメント用開口の後端上部から離脱させるように構成する。
アタッチメントの後端部に前後方向に屈曲可能で後方屈曲時にアタッチメント用開口の後端上部に係合し、前方屈曲時にアタッチメント用開口の後端上部から離脱するロック片を設け、
ケーシングの後端部にピン挿通用貫通穴を形成し、
アタッチメントの係合片にアタッチメント用開口の前端上部を係合し、アタッチメントのロック片をアタッチメント用開口の後端上部に係合してアタッチメントにケーシングを固定し、ピン挿通用貫通穴にピンを挿通してロック片を前方に屈曲させて、ロック片をアタッチメント用開口の後端上部から離脱させるように構成する。
本発明によれば、アタッチメントのボス用開口をボスに嵌合することによりボスに対してアタッチメントを位置決めしてルーフパネに固定し、ケーシングのアタッチメント用開口をルーフパネルに固定したアタッチメントに嵌合させてケーシングを両面接着テープでルーフパネルに固定するので、ケーシングをボスに対して位置決めできる。そのため、ケーシングがルーフパネル上の所定位置から前後にずれたり、左右に傾くのを防止できるので、ケーシングを見栄え良くルーフパネルに装着できる。
以下に本発明を図面に基づき説明するに、図1及び図2には本発明の第1実施例に係る車両用交換アンテナ10が示されている。当該車両用交換アンテナ10は、図3に示すように、車両のルーフパネル100に装着されているポールアンテナ101に替えてルーフパネル100に装着される。このポールアンテナ101はルーフパネル100に設けたボス103に着脱可能に取り付けられている。このボス103は円錐台形の外観を有し、頂部に金属製の筒軸104が前後方向に回動可能に組み付けられている。この筒軸104の先端部にはネジ穴が形成され、ポールアンテナ101はこのネジ穴に着脱可能に取り付けることができる。このネジ穴は図示略の配線を介して車内のオーディオ機器に接続されている。
車両用交換アンテナ10はプラスチック成型品のケーシング20及びアタッチメント30を備えている。ケーシング20はプラスチックの成型品で、中空構造を有し、前部20aが底面20bに向かって先細りになる外観を有し、天面20cの中間部中央から後端部中央にかけてフィン20dが形成されている。ケーシング20の底面20bには長方形のアタッチメント用開口20eが形成されている。アタッチメント用開口20eは後述するアタッチメント30が嵌合するように所要の形状寸法に形成されている。ケーシング20の天面20cの内部にはコイルアンテナ21が取り付けられ、コイルアンテナ21にラグ端子22が接続されている。アタッチメント用開口20eの前端面は図2に示すように、後下がりのテーパ面20fが形成されている。ケーシング20の後端部20gの下部にビス用貫通穴20hが形成されている。また、アタッチメント用開口20eの前部には両面接着テープ23が貼着されている。
アタッチメント30はケーシング20のアタッチメント用開口20eに嵌合する長方形の外形を有し、ボス103に嵌合することができる長方形のボス用開口30aが中央部に形成されている。このボス用開口30aの前端面30e、後端面及び左右両側面はボス103に被せたとき、それぞれボス103の前面下部、背面下部、左右両側面下部の湾曲面に密接する湾曲面として形成されている。アタッチメント30の前端部にはケーシング20のアタッチメント用開口20eの前端部のテーパ面20fに食い込むことができる逆のテーパ面30bが形成されている。アタッチメント30の後端部にはビス用ネジ穴30dが形成されている。アタッチメントをボス103に被せたとき、ボス用開口30aの前端面30eが密接するボス103の前面下部の湾曲面103aには両面接着テープ105が貼着されている。また、アタッチメント30の底面の前後両端に両面接着テープ32が貼着されている。
ケーシング20及びアタッチメント30の構造は以上の通りであって、アタッチメント30の両面接着テープ32とボス103の両面接着テープ105の表紙を剥がし、アタッチメント30のボス用開口30aをボス103に被せてアタッチメント30をボス103に嵌合する。これによりアタッチメントがボスに対して位置決めされるので、両面接着テープ32でアタッチメント30をルーフパネル100に固定するとともに、両面接着テープ105をアタッチメント30の前端面30eに接着して、アタッチメント30をボス103に固定する。
コイルアンテナ21のラグ端子22をボス103の筒軸104のネジ穴に接続する。ついでケーシング20の両面接着テープ23の表紙を剥がし、アタッチメント30にケーシング20のアタッチメント用開口20eを嵌合する。そのとき、先にアタッチメント30の前端部のテーパ面30bにケーシング20のアタッチメント用開口20eの前端面の逆のテーパ面20fを食い込ませ、ついでアタッチメント用開口20eの後端面をアタッチメント30の後端面に嵌合する。続いて、ケーシング20のビス用貫通穴20hにビス32を挿通し、ビス32をアタッチメント30のビス用ネジ穴30dにねじ込んでアタッチメント30にケーシング20をビス32で固定し、両面接着テープ23でケーシング20の底面の前部をルーフパネル100に接着する。
第1実施例に係る車両用交換アンテナ10によれば、アタッチメント30のボス用開口30aをボス103に嵌合することにより、アタッチメント30がボス103に対して位置決めし、位置決めしたアタッチメント30にケーシング20のアタッチメント用開口20eを嵌合してケーシング20をルーフパネルに固定するので、ケーシング20をボス103に対して位置決めできる。そのため、ケーシング20がルーフパネル100上の所定位置から前後にずれたり、左右に傾くのを防止できるので、ケーシング20を見栄え良くルーフパネル100に装着できる。
また、ルーフパネル100とボス103に両面接着テープ32,105で固定したアタッチメント30にビス32でケーシング20を固定するので、ケーシング20をループパネル100に強固に固定できる。
ボス103に固定したアタッチメント30の前端部のテーパ面30bにケーシング20の逆のテーパ面20fを食い込ませた後、ビス32でケーシング20をアタッチメント30に固定できるので、ケーシング20のアタッチメント30への固定作業が容易になる。
本発明の第2実施例に係る車両用交換アンテナ40を図4〜図6に示す。第1実施例に係るアタッチメント30のボス用開口30aはボス103に被せたときボス103に密接に嵌合するように、その前端面30e、後端面及び左右両側面がそれぞれボス103の前面下部、背面下部、左右両側面下部の湾曲面に密接する湾曲面として形成されている。これに対し、第2実施例に係るアタッチメント30Aのボス用開口30aは、その前端面30eがボス103の前面下部103aの湾曲面にあわせた湾曲面に形成されているが、後端面及び左右両側面は垂直面に形成されている。そのため、アタッチメント30Aをボス103に被せたとき、ボス103とアタッチメント30Aのボス用開口30aとの間には若干のクリアランスが形成される。
アタッチメント30Aの左右両側面には止めネジ31をねじ込むことのできる止めネジ用ネジ穴30cが形成され、該ネジ穴30cがボス用開口30aに達している。
なお、第2実施例に係る車両用交換アンテナ40の他の構造は第1実施例に係る車両用交換アンテナ10と同じであるので、同一の構成要素に同一の符号を付して説明を省略する。
なお、第2実施例に係る車両用交換アンテナ40の他の構造は第1実施例に係る車両用交換アンテナ10と同じであるので、同一の構成要素に同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施例に係る車両用交換アンテナ40におけるケーシング20及びアタッチメント30の構造は以上の通りであって、アタッチメント30Aの両面接着テープ32とボス103の両面接着テープ105の表紙を剥がし、アタッチメント30Aのボス用開口30aをボス103に被せてアタッチメントAをボスに嵌め込み、両面接着テープ32でアタッチメント30Aをルーフパネル100に固定するとともに、止めネジ用ネジ穴30cに止めネジ31をねじ込んで、止めネジ31の先端部をボス103に圧接し、アタッチメント30Aをボス103に固定する。さらに両面接着テープ105でアタッチメント30Aをボス103に固定する。アタッチメント30Aを両面接着テープ32でルーフパネル100に固定するときアタッチメント30Aの位置や姿勢を調整する。
第2実施例に係る車両用交換アンテナ40では、ボス103に嵌合するとき、位置や姿勢を調整してルーフパネル100に固定し、固定したアタッチメント30Aにケーシング20を嵌合するので、ケーシング20がルーフパネル100上の所定位置から前後にずれたり、左右に傾くのを防止できる。そのため、ケーシング20を見栄え良くルーフパネル100に装着できる。また、アタッチメント30Aを止めネジ31でボス103に固定するので、アタッチメント30A及びケーシング20をルーフパネル100に強固に固定できる。
図6〜図8に本発明の第3実施例に係る車両用交換アンテナ50を示す。第2実施例に係る車両用交換アンテナ10のケーシング20に形成したアタッチメント用開口20eの前端面はテーパ面20fに形成されているが、第3実施例に係る車両用交換アンテナ50のアタッチメント用開口20eの前端面は垂直面に形成されている。一方、第2実施例に係るケーシング20の後端部20gの下部にはビス用貫通穴20hが形成されているが、第3実施例に係るケーシング20ではビス用貫通穴20hが省略され、ピン挿通用貫通穴20kが形成されている。
第3実施例に係る車両用交換アンテナ50のアタッチメント30Bの前端部にはアタッチメント用開口20eの前端上部に係合する係合片30fが設けられている。アタッチメント30の後端部には断面逆U字形で、前後方向に屈曲可能なロック片30gが設けられている。このロック片30gは後方屈曲時にアタッチメント用開口20eの後端上部に係合し、前方屈曲時にアタッチメント用開口20eの後端上部から離脱する。
なお、ケーシング20及びアタッチメント30Bの他の構成は第2実施例に係るケーシング20及びアタッチメント30Aと同じであるので、同一の構成要素に同一の符号を付して説明を省略する。
なお、ケーシング20及びアタッチメント30Bの他の構成は第2実施例に係るケーシング20及びアタッチメント30Aと同じであるので、同一の構成要素に同一の符号を付して説明を省略する。
第3実施例に係る車両用交換アンテナ50をルーフパネル100に装着するには、アタッチメント30Bを第2実施例に係るアタッチメント30Aと同様に、両面接着テープ32でルーフパネル100に固定するとともに、止めネジ31でボス103に固定する。ケーシング20のアタッチメント用開口20eをアタッチメント30Bに被せて、アタッチメント30Bの係合片30fをアタッチメント用開口20eの前端上部に係合する。つづいて、アタッチメント用開口20eの後端部をアタッチメント30の後端部に被せる。図7に示すように、アタッチメント用開口20eの後端部が上からロック片30gの先端部に当たり、ロック片30gが前方へ屈曲する。ロック片が前方へ屈曲してアタッチメント用開口20eの後端下部がロック片30gの先端部を通過すると、ロック片30gが後方へ屈曲してアタッチメント用開口20eの後端上部に係合し、アタッチメント30Bにケーシング20が固定される。
アタッチメント30Bからケーシング20を取りはずには、図8に示すように、ピン挿通用貫通穴20kにピン41を挿通してロック片30gを前方に屈曲させ、ロック片30gをアタッチメント用開口20eの後端上部から離脱させる。
アタッチメント30Bからケーシング20を取りはずには、図8に示すように、ピン挿通用貫通穴20kにピン41を挿通してロック片30gを前方に屈曲させ、ロック片30gをアタッチメント用開口20eの後端上部から離脱させる。
第3実施例にかかる車両用交換アンテナ50によれば、ボス103に固定したアタッチメント30Bの係合片30fにアタッチメント用開口20eの前端上部を係合し、アタッチメント30Bのロック片30gをアタッチメント用開口20eの後端上部に係合してアタッチメント30Bにケーシング20を固定できる。また、ピン挿通用貫通穴20kにピン41を挿通してロック片30gを前方に屈曲すれば、ロック片30gがアタッチメント用開口20eの後端上部から離脱してケーシング20をアタッチメント30から取り外すことができる。このため、ケーシング20のアタッチメント30Bへの着脱が簡単容易となる。
10,40,50…車両用交換アンテナ
20…ケーシング
20e…アタッチメント用開口
20h…ビス用貫通穴
20f…テーパ面
30,30A,30B…アタッチメント
30a…ボス用開口
30b…テーパ面
30c…止めネジ用ネジ穴
30d…ビス用ネジ穴
31…止めネジ
100…ルーフパネル
101…ポールアンテナ
103…ボス
104…筒軸
20…ケーシング
20e…アタッチメント用開口
20h…ビス用貫通穴
20f…テーパ面
30,30A,30B…アタッチメント
30a…ボス用開口
30b…テーパ面
30c…止めネジ用ネジ穴
30d…ビス用ネジ穴
31…止めネジ
100…ルーフパネル
101…ポールアンテナ
103…ボス
104…筒軸
本発明は車両用交換アンテナに関し、より詳しくは車両のルーフパネルに設置されているポールアンテナに替えて取り付ける車両用交換アンテナに関する。
ポールアンテナをルーフパネルに立てたまま車両を洗車機で洗車したり、立体駐車場に入れると、ポールアンテナが破損したり、曲がるおそれがある。そのため車両を洗車機や立体駐車場に入れる前にポールアンテナをルーフパネルから取り外し、車両を洗車機や立体駐車場から出した後、再びポールアンテナを装着する必要があり、甚だ不便である。
かかる不便を解消するものとして、特許第4413974号及び特許第4798721号公報には、ポールアンテナと交換できる車両用交換アンテナが開示されている。
この車両用交換アンテナは底面に開口を形成した中空構造のケーシングを備えている。このケーシングはルーフパネルに設置したときルーフパネルに向かって先細りとなる外観を有し、アンテナ線が内蔵されている。
この車両用交換アンテナは底面に開口を形成した中空構造のケーシングを備えている。このケーシングはルーフパネルに設置したときルーフパネルに向かって先細りとなる外観を有し、アンテナ線が内蔵されている。
この車両用交換アンテナは車両のルーフパネルに設けられているポールアンテナ立設用のボスに被せ、底面開口の周縁部を両面接着テープでルーフパネルに接着して固定される。
車両用交換アンテナのケーシングは先細りの外観を有するので、ポールアンテナに替えてルーフパネルに装着すれば、洗車機や立体駐車場に入れても破損したり、曲がるおそれはない。また、この車両用交換アンテナは両面接着テープでルーフパネルに接着するので、ルーフパネルにアンテナ固定用の穴開加工等を施す必要がない。
車両用交換アンテナのケーシングは先細りの外観を有するので、ポールアンテナに替えてルーフパネルに装着すれば、洗車機や立体駐車場に入れても破損したり、曲がるおそれはない。また、この車両用交換アンテナは両面接着テープでルーフパネルに接着するので、ルーフパネルにアンテナ固定用の穴開加工等を施す必要がない。
上記した従来の車両用交換アンテナは、ケーシングをボスに被せて両面接着テープでルーフパネルに接着するので、接着時にケーシングがルーフパネル上の所定位置から前後にずれたり、左右に傾くことがある。そのためケーシングを固定したルーフパネルの見栄えが悪くなる。
本発明は係る問題点に鑑み、ルーフパネルに穴あけ等の加工を施すことなくポールアンテナに替えてルーフパネルに見栄え良く装着できる車両用交換アンテナを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、車両のルーフパネルに設けられたボスのネジ穴に着脱可能に装着されているポールアンテナに替えて取り付けられる車両用交換アンテナであって、
ボスが嵌合するボス用開口を形成したアタッチメントと、
前部が底面に向かって先細りとなる外観を有し、アンテナ線を内蔵し、底面にアタッチメントが嵌合するアタッチメント用開口を形成するとともに、両面接着テープを貼着したケーシングを備え、
アタッチメントのボス用開口をボスに嵌合することによりボスに対してアタッチメントを位置決めしてルーフパネルに固定し、
アンテナ線をボスのネジ穴に接続し、
ケーシングのアタッチメント用開口をルーフパネルに固定したアタッチメントに嵌合させてケーシングを両面接着テープでルーフパネルに固定するようにしたことを特徴とする。
ボスが嵌合するボス用開口を形成したアタッチメントと、
前部が底面に向かって先細りとなる外観を有し、アンテナ線を内蔵し、底面にアタッチメントが嵌合するアタッチメント用開口を形成するとともに、両面接着テープを貼着したケーシングを備え、
アタッチメントのボス用開口をボスに嵌合することによりボスに対してアタッチメントを位置決めしてルーフパネルに固定し、
アンテナ線をボスのネジ穴に接続し、
ケーシングのアタッチメント用開口をルーフパネルに固定したアタッチメントに嵌合させてケーシングを両面接着テープでルーフパネルに固定するようにしたことを特徴とする。
そして、好ましくはアタッチメントの底面に両面接着テープを貼着し、
アタッチメントを両面接着テープでルーフパネルに固定する。
アタッチメントを両面接着テープでルーフパネルに固定する。
また、好ましくは、アタッチメントにボス用開口に達する止めネジ用ネジ穴を形成し、
止めネジ用ネジ穴に締め付けた止めネジの先端部をボスに圧接してアタッチメントをボスに固定する。
止めネジ用ネジ穴に締め付けた止めネジの先端部をボスに圧接してアタッチメントをボスに固定する。
さらにまた、好ましくは、ケーシングにビス用貫通穴を形成し、
アタッチメントにビス用ネジ穴を形成し、
アタッチメントのビス用ネジ穴にケーシングのビス用貫通穴を通してビスを締め付けてアタッチメントにケーシングを固定する。
アタッチメントにビス用ネジ穴を形成し、
アタッチメントのビス用ネジ穴にケーシングのビス用貫通穴を通してビスを締め付けてアタッチメントにケーシングを固定する。
また好ましくは、アタッチメントの前端面にテーパ面を形成し、
ケーシングのアタッチメント用開口の前端面にアタッチメントの前端面のテーパ面が食い込む逆のテーパ面を形成する。
ケーシングのアタッチメント用開口の前端面にアタッチメントの前端面のテーパ面が食い込む逆のテーパ面を形成する。
さらにまた、好ましくはアタッチメントの前端部にアタッチメント用開口の前端上部に係合する係合片を設け、
アタッチメントの後端部に前後方向に屈曲可能で後方屈曲時にアタッチメント用開口の後端上部に係合し、前方屈曲時にアタッチメント用開口の後端上部から離脱するロック片を設け、
ケーシングの後端部にピン挿通用貫通穴を形成し、
アタッチメントの係合片にアタッチメント用開口の前端上部を係合し、アタッチメントのロック片をアタッチメント用開口の後端上部に係合してアタッチメントにケーシングを固定し、ピン挿通用貫通穴にピンを挿通してロック片を前方に屈曲させて、ロック片をアタッチメント用開口の後端上部から離脱させるように構成する。
アタッチメントの後端部に前後方向に屈曲可能で後方屈曲時にアタッチメント用開口の後端上部に係合し、前方屈曲時にアタッチメント用開口の後端上部から離脱するロック片を設け、
ケーシングの後端部にピン挿通用貫通穴を形成し、
アタッチメントの係合片にアタッチメント用開口の前端上部を係合し、アタッチメントのロック片をアタッチメント用開口の後端上部に係合してアタッチメントにケーシングを固定し、ピン挿通用貫通穴にピンを挿通してロック片を前方に屈曲させて、ロック片をアタッチメント用開口の後端上部から離脱させるように構成する。
本発明によれば、アタッチメントのボス用開口をボスに嵌合することによりボスに対してアタッチメントを位置決めしてルーフパネルに固定し、ケーシングのアタッチメント用開口をルーフパネルに固定したアタッチメントに嵌合させてケーシングを両面接着テープでルーフパネルに固定するので、ケーシングをボスに対して位置決めできる。そのため、ケーシングがルーフパネル上の所定位置から前後にずれたり、左右に傾くのを防止できるので、ケーシングを見栄え良くルーフパネルに装着できる。
以下に本発明を図面に基づき説明するに、図1及び図2には本発明の第1実施例に係る車両用交換アンテナ10が示されている。当該車両用交換アンテナ10は、図3に示すように、車両のルーフパネル100に装着されているポールアンテナ101に替えてルーフパネル100に装着される。このポールアンテナ101はルーフパネル100に設けたボス103に着脱可能に取り付けられている。このボス103は円錐台形の外観を有し、頂部に金属製の筒軸104が前後方向に回動可能に組み付けられている。この筒軸104の先端部にはネジ穴が形成され、ポールアンテナ101はこのネジ穴に着脱可能に取り付けることができる。このネジ穴は図示略の配線を介して車内のオーディオ機器に接続されている。
車両用交換アンテナ10はプラスチック成型品のケーシング20及びアタッチメント30を備えている。ケーシング20はプラスチックの成型品で、中空構造を有し、前部20aが底面20bに向かって先細りになる外観を有し、天面20cの中間部中央から後端部中央にかけてフィン20dが形成されている。ケーシング20の底面20bには長方形のアタッチメント用開口20eが形成されている。アタッチメント用開口20eは後述するアタッチメント30が嵌合するように所要の形状寸法に形成されている。ケーシング20の天面20cの内部にはコイルアンテナ21が取り付けられ、コイルアンテナ21にラグ端子22が接続されている。アタッチメント用開口20eの前端面は図2に示すように、後下がりのテーパ面20fが形成されている。ケーシング20の後端部20gの下部にビス用貫通穴20hが形成されている。また、アタッチメント用開口20eの前部には両面接着テープ23が貼着されている。
アタッチメント30はケーシング20のアタッチメント用開口20eに嵌合する長方形の外形を有し、ボス103に嵌合することができる長方形のボス用開口30aが中央部に形成されている。このボス用開口30aの前端面30e、後端面及び左右両側面はボス103に被せたとき、それぞれボス103の前面下部、背面下部、左右両側面下部の湾曲面に密接する湾曲面として形成されている。アタッチメント30の前端部にはケーシング20のアタッチメント用開口20eの前端部のテーパ面20fに食い込むことができる逆のテーパ面30bが形成されている。アタッチメント30の後端部にはビス用ネジ穴30dが形成されている。アタッチメント30をボス103に被せたとき、ボス用開口30aの前端面30eが密接するボス103の前面下部の湾曲面103aには両面接着テープ105が貼着されている。また、アタッチメント30の底面の前後両端に両面接着テープ32が貼着されている。
ケーシング20及びアタッチメント30の構造は以上の通りであって、アタッチメント30の両面接着テープ32とボス103の両面接着テープ105の表紙を剥がし、アタッチメント30のボス用開口30aをボス103に被せてアタッチメント30をボス103に嵌合する。これによりアタッチメント30がボス103に対して位置決めされるので、両面接着テープ32でアタッチメント30をルーフパネル100に固定するとともに、両面接着テープ105をアタッチメント30の前端面30eに接着して、アタッチメント30をボス103に固定する。
コイルアンテナ21のラグ端子22をボス103の筒軸104のネジ穴に接続する。ついでケーシング20の両面接着テープ23の表紙を剥がし、アタッチメント30にケーシング20のアタッチメント用開口20eを嵌合する。そのとき、先にアタッチメント30の前端部のテーパ面30bにケーシング20のアタッチメント用開口20eの前端面の逆のテーパ面20fを食い込ませ、ついでアタッチメント用開口20eの後端面をアタッチメント30の後端面に嵌合する。続いて、ケーシング20のビス用貫通穴20hにビス33を挿通し、ビス33をアタッチメント30のビス用ネジ穴30dにねじ込んでアタッチメント30にケーシング20をビス33で固定し、両面接着テープ23でケーシング20の底面の前部をルーフパネル100に接着する。
第1実施例に係る車両用交換アンテナ10によれば、アタッチメント30のボス用開口30aをボス103に嵌合することにより、アタッチメント30がボス103に対して位置決めし、位置決めしたアタッチメント30にケーシング20のアタッチメント用開口20eを嵌合してケーシング20をルーフパネルに固定するので、ケーシング20をボス103に対して位置決めできる。そのため、ケーシング20がルーフパネル100上の所定位置から前後にずれたり、左右に傾くのを防止できるので、ケーシング20を見栄え良くルーフパネル100に装着できる。
また、ルーフパネル100とボス103に両面接着テープ32,105で固定したアタッチメント30にビス33でケーシング20を固定するので、ケーシング20をルーフパネル100に強固に固定できる。
ボス103に固定したアタッチメント30の前端部のテーパ面30bにケーシング20の逆のテーパ面20fを食い込ませた後、ビス33でケーシング20をアタッチメント30に固定できるので、ケーシング20のアタッチメント30への固定作業が容易になる。
本発明の第2実施例に係る車両用交換アンテナ40を図4〜図6に示す。第1実施例に係るアタッチメント30のボス用開口30aはボス103に被せたときボス103に密接に嵌合するように、その前端面30e、後端面及び左右両側面がそれぞれボス103の前面下部、背面下部、左右両側面下部の湾曲面に密接する湾曲面として形成されている。これに対し、第2実施例に係るアタッチメント30Aのボス用開口30aは、その前端面30eがボス103の前面下部103aの湾曲面にあわせた湾曲面に形成されているが、後端面及び左右両側面は垂直面に形成されている。そのため、アタッチメント30Aをボス103に被せたとき、ボス103とアタッチメント30Aのボス用開口30aとの間には若干のクリアランスが形成される。
アタッチメント30Aの左右両側面には止めネジ31をねじ込むことのできる止めネジ用ネジ穴30cが形成され、該ネジ穴30cがボス用開口30aに達している。
なお、第2実施例に係る車両用交換アンテナ40の他の構造は第1実施例に係る車両用交換アンテナ10と同じであるので、同一の構成要素に同一の符号を付して説明を省略する。
なお、第2実施例に係る車両用交換アンテナ40の他の構造は第1実施例に係る車両用交換アンテナ10と同じであるので、同一の構成要素に同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施例に係る車両用交換アンテナ40におけるケーシング20及びアタッチメント30Aの構造は以上の通りであって、アタッチメント30Aの両面接着テープ32とボス103の両面接着テープ105の表紙を剥がし、アタッチメント30Aのボス用開口30aをボス103に被せてアタッチメント30Aをボス103に嵌め込み、両面接着テープ32でアタッチメント30Aをルーフパネル100に固定するとともに、止めネジ用ネジ穴30cに止めネジ31をねじ込んで、止めネジ31の先端部をボス103に圧接し、アタッチメント30Aをボス103に固定する。さらに両面接着テープ105でアタッチメント30Aをボス103に固定する。アタッチメント30Aを両面接着テープ32でルーフパネル100に固定するときアタッチメント30Aの位置や姿勢を調整する。
第2実施例に係る車両用交換アンテナ40では、ボス103に嵌合するとき、位置や姿勢を調整してルーフパネル100に固定し、固定したアタッチメント30Aにケーシング20を嵌合するので、ケーシング20がルーフパネル100上の所定位置から前後にずれたり、左右に傾くのを防止できる。そのため、ケーシング20を見栄え良くルーフパネル100に装着できる。また、アタッチメント30Aを止めネジ31でボス103に固定するので、アタッチメント30A及びケーシング20をルーフパネル100に強固に固定できる。
図6〜図8に本発明の第3実施例に係る車両用交換アンテナ50を示す。第2実施例に係る車両用交換アンテナ10のケーシング20に形成したアタッチメント用開口20eの前端面はテーパ面20fに形成されているが、第3実施例に係る車両用交換アンテナ50のアタッチメント用開口20eの前端面は垂直面に形成されている。一方、第2実施例に係るケーシング20の後端部20gの下部にはビス用貫通穴20hが形成されているが、第3実施例に係るケーシング20ではビス用貫通穴20hが省略され、ピン挿通用貫通穴20kが形成されている。
第3実施例に係る車両用交換アンテナ50のアタッチメント30Bの前端部にはアタッチメント用開口20eの前端上部に係合する係合片30fが設けられている。アタッチメント30Bの後端部には断面逆U字形で、前後方向に屈曲可能なロック片30gが設けられている。このロック片30gは後方屈曲時にアタッチメント用開口20eの後端上部に係合し、前方屈曲時にアタッチメント用開口20eの後端上部から離脱する。
なお、ケーシング20及びアタッチメント30Bの他の構成は第2実施例に係るケーシング20及びアタッチメント30Aと同じであるので、同一の構成要素に同一の符号を付して説明を省略する。
なお、ケーシング20及びアタッチメント30Bの他の構成は第2実施例に係るケーシング20及びアタッチメント30Aと同じであるので、同一の構成要素に同一の符号を付して説明を省略する。
第3実施例に係る車両用交換アンテナ50をルーフパネル100に装着するには、アタッチメント30Bを第2実施例に係るアタッチメント30Aと同様に、両面接着テープ32でルーフパネル100に固定するとともに、止めネジ31でボス103に固定する。ケーシング20のアタッチメント用開口20eをアタッチメント30Bに被せて、アタッチメント30Bの係合片30fをアタッチメント用開口20eの前端上部に係合する。つづいて、アタッチメント用開口20eの後端部をアタッチメント30Bの後端部に被せる。図7に示すように、アタッチメント用開口20eの後端部が上からロック片30gの先端部に当たり、ロック片30gが前方へ屈曲する。ロック片30gが前方へ屈曲してアタッチメント用開口20eの後端下部がロック片30gの先端部を通過すると、ロック片30gが後方へ屈曲してアタッチメント用開口20eの後端上部に係合し、アタッチメント30Bにケーシング20が固定される。
アタッチメント30Bからケーシング20を取り外すには、図8に示すように、ピン挿通用貫通穴20kにピン41を挿通してロック片30gを前方に屈曲させ、ロック片30gをアタッチメント用開口20eの後端上部から離脱させる。
アタッチメント30Bからケーシング20を取り外すには、図8に示すように、ピン挿通用貫通穴20kにピン41を挿通してロック片30gを前方に屈曲させ、ロック片30gをアタッチメント用開口20eの後端上部から離脱させる。
第3実施例にかかる車両用交換アンテナ50によれば、ボス103に固定したアタッチメント30Bの係合片30fにアタッチメント用開口20eの前端上部を係合し、アタッチメント30Bのロック片30gをアタッチメント用開口20eの後端上部に係合してアタッチメント30Bにケーシング20を固定できる。また、ピン挿通用貫通穴20kにピン41を挿通してロック片30gを前方に屈曲すれば、ロック片30gがアタッチメント用開口20eの後端上部から離脱してケーシング20をアタッチメント30Bから取り外すことができる。このため、ケーシング20のアタッチメント30Bへの着脱が簡単容易となる。
10,40,50…車両用交換アンテナ
20…ケーシング
20e…アタッチメント用開口
20h…ビス用貫通穴
20f…テーパ面
20k…ピン挿通用貫通穴
23,32,105…両面接着テープ
30,30A,30B…アタッチメント
30a…ボス用開口
30b…テーパ面
30c…止めネジ用ネジ穴
30d…ビス用ネジ穴
30f…係合片
30g…ロック片
31…止めネジ
33…ビス
41…ピン
100…ルーフパネル
101…ポールアンテナ
103…ボス
104…筒軸
20…ケーシング
20e…アタッチメント用開口
20h…ビス用貫通穴
20f…テーパ面
20k…ピン挿通用貫通穴
23,32,105…両面接着テープ
30,30A,30B…アタッチメント
30a…ボス用開口
30b…テーパ面
30c…止めネジ用ネジ穴
30d…ビス用ネジ穴
30f…係合片
30g…ロック片
31…止めネジ
33…ビス
41…ピン
100…ルーフパネル
101…ポールアンテナ
103…ボス
104…筒軸
Claims (6)
- 車両のルーフパネルに設けられたボスのネジ穴に着脱可能に装着されているポールアンテナに替えて取り付けられる車両用交換アンテナであって、
ボスが嵌合するボス用開口を形成したアタッチメントと、
前部が底面に向かって先細りとなる外観を有し、アンテナ線を内蔵し、底面にアタッチメントが嵌合するアタッチメント用開口を形成するとともに、両面接着テープを貼着したケーシングを備え、
アタッチメントのボス用開口をボスに嵌合することによりボスに対してアタッチメントを位置決めしてルーフパネに固定し、
アンテナ線をボスのネジ穴に接続し、
ケーシングのアタッチメント用開口をルーフパネルに固定したアタッチメントに嵌合させてケーシングを両面接着テープでルーフパネルに固定するようにしたことを特徴とする車両用交換アンテナ。 - アタッチメントの底面に両面接着テープを貼着し、
アタッチメントを両面接着テープでルーフパネルに固定することを特徴とする請求項1に記載の車両用交換アンテナ。 - アタッチメントにボス用開口に達する止めネジ用ネジ穴を形成し、
止めネジ用ネジ穴に締め付けた止めネジの先端部をボスに圧接してアタッチメントをボスに固定する請求項1に記載の車両用交換アンテナ。 - ケーシングにビス用貫通穴を形成し、
アタッチメントにビス用ネジ穴を形成し、
アタッチメントのビス用ネジ穴にケーシングのビス用貫通穴を通してビスを締め付けてアタッチメントにケーシングを固定することを特徴とする請求項1に記載の車両用交換アンテナ。 - アタッチメントの前端面にテーパ面を形成し、
ケーシングのアタッチメント用開口の前端面にアタッチメントの前端面のテーパ面が食い込む逆のテーパ面を形成する請求項1に記載の車両用交換アンテナ。 - アタッチメントの前端部にアタッチメント用開口の前端上部に係合する係合片を設け、
アタッチメントの後端部に前後方向に屈曲可能で後方屈曲時にアタッチメント用開口の後端上部に係合し、前方屈曲時にアタッチメント用開口の後端上部から離脱するロック片を設け、
ケーシングの後端部にピン挿通用貫通穴を形成し、
アタッチメントの係合片にアタッチメント用開口の前端上部を係合し、アタッチメントのロック片をアタッチメント用開口の後端上部に係合してアタッチメントにケーシングを固定し、ピン挿通用貫通穴にピンを挿通してロック片を前方に屈曲させて、ロック片をアタッチメント用開口の後端上部から離脱させるように構成することを特徴とする請求項1に記載の車両用交換アンテナ。
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