JP3102517U - フィンボックスに嵌るサーフボードのフィン - Google Patents

Abstract

【課題】 サーフボードのフィン、特にロングボードのフィンは、座金とネジを用いて、着脱していた。これは、非常に不便であり、使用時不使用時に一々取り外し、取り付けを行うので、極めて労力が要った。本発明はこれを手で簡単に行なえるものとする。
【解決手段】 ボックスをサーフボードに掘った溝に接着剤で固定し、ボックスの内側に、段差のある２つの溝を形成する。前部の長溝は、やや高い所にあり、フィンの一つのピンを挿入できる。後部のピンは、ボックスの後部のやや下に設けた数個のＬ字状の溝に挿入できる。フィンは、前部はやや高く、一つ段差を設け、後部はやや下にあるか前部と後部で各々１つ、計２つのピンを設ける。これにより、２つのピンを両溝に嵌めることにより、フィンを固定することができ、フィンの面倒な着脱を克服できる。
【選択図】 図２

Description

本考案は、フィンボックスに嵌るサーフボードのフィンに関する。

サーフボードのフィンは、使用時と不使用時に着脱する。不使用時はずさないと、運搬等に不便を来たすからである。従来この着脱はネジを用いて行なっていたが、大変不便であった。ロングボード用のものは、ボルトと座金を用いて着脱していた。
特記すべき先行文献なし。 サーフィンの雑誌等で取り上げられているものは全てネジによるものである。

本考案では、ネジや工具を一切使わない、手で簡単に着脱できるフィンを提供する。

本考案はフィンの基部前方やや上にピンを設け、後方やや下にもピンを設け、前者のピンがサーフボードに埋め込まれたボックスの内側の長溝に、後者のピンがボックスの内側のＬ字状の溝に嵌ることが可能なフィンボックスに嵌るサーフボードのフィンに関する。

本考案のサーフボードのフィンは、手で着脱できるので、今までのボルト、座金を用いたものより簡単に着脱が行える。フィンの位置を波の状況により、前後にワンタッチで移動出来る。この動作は、サーフィン中でも海の中で簡単に出来、サーフィンの醍醐味を更に引き出し、楽しむ事が出来る。

フィン１の基部の前方のやや上の方に小さな突起であるピン２を設ける。又、後方のやや下の方にもピン３を設ける。

ピン２は、サーフボードに埋め込まれたボックス４の内側の横方向に設けられた長溝５に挿入される。ピン３は、ボックス内側に設けられた数個のＬ字状の溝６に上から入り後へ動き、固定される。長溝５は、溝６よりやや上にある。

フィン１は、ボックス内側中央の縦溝７より入り、前後に動かすことにより、軽くたたくだけでそのピンは、長溝５とＬ字状の溝６に嵌り、固定される。はずす時はその逆の動作でスムーズに行える。Ｌ字状の溝６は数個あり、どの溝でもピン３を固定できる。
このようにして、フィンをサーフボードに着脱する。

サーフボードには３つのフィンがつくが、これをボルト、座金で行うと大変手間がかかる。本考案のフィンにより、簡単に手で行え、利用可能性は大である。

フィンの側面図である。 ボックスの側面図である。 ボックスの内側の斜視図である。

符号の説明

１ フィン
２ ピン
３ ピン
４ ボックス
５ 長溝
６ Ｌ字状の溝

Claims (1)

1. フィンの基部前方やや上にピンを設け、後方やや下にもピンを設け、前者のピンがサーフボードに嵌め込まれたボックスの内側の長溝に、後者のピンがボックスの内側のＬ字状の溝に嵌ることが可能なフィンボックスに嵌るサーフボードのフィン。

Images