JP3883872B2 - 車載用オーディオ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、真空管を使用した車載用オーディオ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車載用オーディオ装置には真空管は使用されていないが、家庭用や業務用のオーディオ装置には、プレアンプやパワーアンプ等に真空管が使用されることがある。CDデッキを備えたオーディオ回路では、CDデッキからのアナログ信号を真空管を通すことにより音質を向上させる技術が知られている。このため、車載用オーディオ装置でもこの種の真空管を使用することが検討されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、真空管は断線による交換を前提に装置を設計する必要がある。一般のオーディオ装置では、真空管はシャーシ上のソケットに保持されているの交換は容易であるが、車載用オーディオ装置の場合は、装置がコンソール等の取付穴に収納されて固定されるので、一般のユーザが装置を取り外して真空管の交換を行うことは容易でない。また、真空管交換のためにディーラ等に修理を依頼すると、その間はユーザは車載用オーディオ装置を使用できないことになる。
【0004】
本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、真空管が断線した場合でも、装置本体を車両に取り付けたまま、真空管の交換を容易に行うことができる車載用オーディオ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の車載用オーディオ装置は、開口部が形成された装置本体の前面パネルと、前記開口部内に収納可能に設けられ、真空管が実装される基板と、前記開口部内の両側に設けられて前記基板の収納を案内するガイドレールと、前記開口部を塞ぐように前記前面パネルに取り外し可能に設けられたカバーとを備えたものである。この構成により、真空管が断線した場合でも、装置本体を車両に取り付けた状態のまま、カバーを外して基板を引き出すことにより、真空管の交換を容易に行うことができる。
【0006】
また、本発明の車載用オーディオ装置は、前記基板の後部に設けられて、前記装置本体側に設けられたコネクタに対して接続可能なコネクタを備えたことを特徴とするものである。この構成により、真空管交換の際に基板を引き出すことによりコネクタが外れ、基板を挿入することによりコネクタ同士を接続することができる。
【0007】
また、本発明の車載用オーディオ装置は、前記装置本体側に設けられて、前記カバーの前記前面パネルへの着脱に応じて前記基板への電源供給をオン、オフする電源スイッチを備えたことを特徴とするものである。この構成により、真空管交換のためにカバーを取り外した時は、基板への電源供給が自動的に停止されるので、真空管交換を安全に行うことができる。
【0008】
また、本発明の車載用オーディオ装置は、前記カバーの背面に設けられて、前記カバーを前記前面パネルに取り付けた時に、前記基板を押圧するパッドを備えたことを特徴とするものである。この構成により、基板への振動を緩和させることができ、真空管の寿命を延ばすことができる。
【0009】
また、本発明の車載用オーディオ装置は、前記開口部の内部が開放されていることを特徴とするものである。この構成により、真空管からの発熱を拡散することができ、真空管の寿命を延ばすことができる。
【0010】
また、本発明の車載用オーディオ装置は、前記カバーが透明窓を備えたことを特徴とするものである。この構成により、真空管の断線を装置の外側から確認できるとともに、夜間には装置動作中に真空管の輝きが見えるので見栄えが向上し、商品価値を高めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態における車載用オーディオ装置の主要部の分解斜視図である。装置本体1は、車両のコンソールに設けられた取付穴に取り付けるために2DINサイズを有し、CDデッキやチューナ等を備えている。装置本体1の前面には前面パネル2が設けられており、前面パネル2には、音量パワー等を可視化するアナログメータ3、液晶表示板4、および電源/音量つまみ5等の各種の操作つまみが設けられている。前面パネル2の中央部には、上部が半円形の開口部6が設けられており、開口部6内の両側には奥行き方向に向けてガイドレール7が設けられている。真空管基板8は、真空管9を着脱可能に保持するソケット10および電子部品11、そして後部にはコネクタ(雄型)12を備えている。真空管基板8は、両側のガイドレール7に摺動可能に保持される幅寸法を有し、奥行寸法は、真空管基板8が開口部6内に挿入されて、その後部のコネクタ12が装置本体内部のコネクタ(雌型)に接続された状態で、その前端部が開口部6の入口に位置するように設定されている。カバー13は、開口部6を覆う大きさを有し、中央部に透明ガラスを嵌め込んだ透明窓14を有し、4隅には取付ねじ16を挿入するための取付穴15を有する。取付穴15に対応する前面パネル2の位置には、ねじ穴17が形成されている。カバー13にはまた、その裏面右側にピン18が突設され、これに対応する前面パネル2の位置には、ピン穴19が形成され、その後方に真空管基板8への電源供給をオン、オフする電源スイッチ20が配置されている。さらにカバー13の背面下部には、真空管基板8を押えるパッド21が貼り付けられている。
【0012】
次に真空管基板8の組立順序について説明する。真空管基板8のソケット10に真空管9を差し込み、真空管基板8をガイドレール7に沿って奥まで押し込むと、コネクタ12が装置本体1側のコネクタに差し込まれるとともに、ピン18が電源スイッチ20を押すことにより、その信号がマイコンに伝えられ、マイコンが電源回路を制御して真空管基板8の回路に電源を供給する。そして、カバー13を開口部6に被せて、取付ねじ16を取付穴15に挿入して前面パネル2のねじ穴17にねじ込むことにより、カバー13が前面パネル2に取り付けられる。この状態では、真空管基板8は、その後部がコネクタ12により固定され、両側がガイドレール7に支持され、その前部はカバー13のパッド21により押圧されているので、がたつきなく固定され、真空管9への振動を緩和することができる。また、開口部6の内部は開放されているので、真空管9からの発熱が放散され、真空管9の劣化を抑制することができる。
【0013】
図2は上記のようにして組み立てられた車載用オーディオ装置の斜視図であり、装置本体1が車両のコンソールの取付穴に取り付けられ、前面パネル2がコンソールの表面から少し出ている。カバー13の内側の真空管9は、装置の動作中にカバー13の透明窓14から見ることができ、夜間においては、真空管9のフィラメントが輝いて見えるので、装置の商品としての付加価値を高めることができ、さらに真空管9の後方にリフレクタが配置されているので一層輝いて見え、ゴージャスな印象を与えることができる。
【0014】
また、真空管9が断線した場合にはフィラメントが光らないので、透明窓14からそのことを確認することができ、ユーザが真空管9を交換することができる。真空管9は予備のものを保管しておくとよい。真空管9を交換する場合は、まずカバー13の4隅の取付ねじ16を外して、カバー13を前面パネル2から取り外すことにより、電源スイッチ20が真空管基板8への電源供給をオフするので、真空管基板8を安全に前方に引き出すことができる。これにより、コネクタ12が相手のコネクタから外れるので、真空基板8を前面パネル2から完全に分離することができる。そして、ソケット10から断線した真空管9を抜いて新しい真空管を差し込んで、上記とは逆の順番により装置を組み立てる。
【0015】
このように、本実施の形態によれば、真空管基板8を前面パネル2の開口部6からガイドレール7に沿って着脱可能に設け、その上から透明窓14を備えたカバー13を取付ねじ16により塞ぐようにしたので、真空管9が断線した場合でも、装置本体1を車両に取り付けた状態のまま、真空管の交換を容易に行うことができる。
【0016】
なお、上記の実施の形態においては、真空管基板8にコネクタ12を設けて装置本体1側のコネクタと接続するようにしたが、真空管基板8を開口部6から引き出せるように装置本体1側のコネクタに長目のリード線を接続してコネクタ12と接続してもよい。また、コネクタを用いずにリード線により直接装置本体1側の回路と真空管基板8の回路とを接続してもよい。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の車載用オーディオ装置は、開口部が形成された装置本体の前面パネルと、この開口部内に収納可能に設けられ、真空管が実装される基板と、開口部内の両側に設けられて基板の収納を案内するガイドレールと、開口部を塞ぐように前面パネルに取り外し可能に設けられたカバーとを備えているので、真空管が断線した場合でも、装置本体を車両に取り付けた状態のまま、カバーを外して基板を引き出すことにより、真空管の交換を容易に行うことができ、真空管を使用した車載用オーディオ装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における車載用オーディオ装置の要部分解斜視図
【図2】本発明の実施の形態における車載用オーディオ装置の組立斜視図
【符号の説明】
1 装置本体
2 前面パネル
3 アナログメータ
4 液晶表示板
5 電源/音量つまみ
6 開口部
7 ガイドレール
8 真空管基板
9 真空管
10 ソケット
11 電子部品
12 コネクタ
13 カバー
14 透明窓
15 取付穴
16 取付ねじ
17 ねじ穴
18 ピン
19 ピン穴
20 電源スイッチ
21 パッド

Claims (6)

  1. 開口部が形成された装置本体の前面パネルと、前記開口部内に収納可能に設けられ、真空管が実装される基板と、前記開口部内の両側に設けられて前記基板の収納を案内するガイドレールと、前記開口部を塞ぐように前記前面パネルに取り外し可能に設けられたカバーとを備えた車載用オーディオ装置。
  2. 前記基板の後部に設けられて、前記装置本体側に設けられたコネクタと接続可能なコネクタを備えたことを特徴とする請求項1記載の車載用オーディオ装置。
  3. 前記装置本体側に設けられて、前記カバーの前記前面パネルへの着脱に応じて前記基板への電源供給をオン、オフする電源スイッチを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の車載用オーディオ装置。
  4. 前記カバーの背面に設けられて、前記カバーを前記前面パネルに取り付けた時に、前記基板を押圧するパッドを備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の車載用オーディオ装置。
  5. 前記開口部の内部が開放されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の車載用オーディオ装置。
  6. 前記カバーが透明窓を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の車載用オーディオ装置。
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