JP3241782U - 自転車用ベルおよび自転車用ヘルメット保持具 - Google Patents
自転車用ベルおよび自転車用ヘルメット保持具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3241782U JP3241782U JP2023000642U JP2023000642U JP3241782U JP 3241782 U JP3241782 U JP 3241782U JP 2023000642 U JP2023000642 U JP 2023000642U JP 2023000642 U JP2023000642 U JP 2023000642U JP 3241782 U JP3241782 U JP 3241782U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bicycle
- bell
- helmet
- handle
- fixture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Abstract
【課題】ハンドルの限られたスペースに取り付け可能な自転車用ベルおよび、下車中には使用しないハンドルにヘルメットを保持することが可能なヘルメット保持具を提供する。
【解決手段】自転車用ベルは、ベル部21と、ハンドルHに装着された固定具4に連結される取り付け具2とを備えている。取り付け具2は、固定具4を構成するリング状のバンドの端部と端部との間に挿入されるとともに、当該バンドの端部と端部とを締結するためのボルトを挿通させる貫通孔を備えた連結部2aと、ベル部21が固定される保持部2bとを備えている。自転車用ヘルメット保持具は、固定具4に連結される連結部と、ヘルメットを保持するためのリングの係止部を備えた保持部2bとを備えている。
【選択図】図7
【解決手段】自転車用ベルは、ベル部21と、ハンドルHに装着された固定具4に連結される取り付け具2とを備えている。取り付け具2は、固定具4を構成するリング状のバンドの端部と端部との間に挿入されるとともに、当該バンドの端部と端部とを締結するためのボルトを挿通させる貫通孔を備えた連結部2aと、ベル部21が固定される保持部2bとを備えている。自転車用ヘルメット保持具は、固定具4に連結される連結部と、ヘルメットを保持するためのリングの係止部を備えた保持部2bとを備えている。
【選択図】図7
Description
本考案は自転車用ベルおよび自転車用ヘルメット保持具に関し、詳しくは自転車ハンドルに装着される自転車用ベルおよび、自転車ハンドルにヘルメットを保持させるための自転車用ヘルメット保持具に関する。
従来、自転車のハンドルの両端には運転者が握るグリップが設けられており、これらグリップの内側に隣接した位置には、変速機レバーや自転車用ベル(特許文献1など)が設けられ、運転者がグリップを握ったまま、これらの操作を行うことが可能となっている。
一方、運転者がヘルメットを装着する場合、買い物等、運転者が一時的に下車する際には、ヘルメットを所持せずに、ヘルメットを自転車に残したまま離車する場合がある。
一方、運転者がヘルメットを装着する場合、買い物等、運転者が一時的に下車する際には、ヘルメットを所持せずに、ヘルメットを自転車に残したまま離車する場合がある。
ここで、近年は自転車の電動化が進み、上記ハンドルには走行モードを変更するための箱状のスイッチパネルが設けられ、このスイッチパネルを操作するために、当該スイッチパネルはグリップに隣接した位置に設けられるようになっている。
このように、ハンドルのグリップに隣接した位置には、上記変速機レバーやスイッチパネルが設けられることから、グリップの近傍に自転車用ベルを配置するスペースを確保するのが困難になっていた。
また、自転車がスポーツ用のかごを備えないタイプや、かご等の収容部に代えて、自転車の前後に幼児用の座席が装着されているタイプなど、ヘルメットを保管する場所が確保されていない自転車があり、ヘルメットを自転車に残したまま離車するのが難しい場合があった。
このような問題に鑑み、本考案はハンドルの限られたスペースに取り付け可能な自転車用ベルを提供するとともに、ハンドルにヘルメットを保持させることが可能な自転車用ヘルメット保持具を提供するものである。
このように、ハンドルのグリップに隣接した位置には、上記変速機レバーやスイッチパネルが設けられることから、グリップの近傍に自転車用ベルを配置するスペースを確保するのが困難になっていた。
また、自転車がスポーツ用のかごを備えないタイプや、かご等の収容部に代えて、自転車の前後に幼児用の座席が装着されているタイプなど、ヘルメットを保管する場所が確保されていない自転車があり、ヘルメットを自転車に残したまま離車するのが難しい場合があった。
このような問題に鑑み、本考案はハンドルの限られたスペースに取り付け可能な自転車用ベルを提供するとともに、ハンドルにヘルメットを保持させることが可能な自転車用ヘルメット保持具を提供するものである。
すなわち請求項1の自転車用ベルは、自転車のハンドルに装着される自転車用ベルであって、
音響ワンおよび打撃部を備えたベル部と、上記ハンドルに装着された固定具に連結される取り付け具とを備え、
上記取り付け具は、上記固定具を構成するリング状のバンドの端部と端部との間に挿入されるとともに、当該バンドの端部と端部とを締結するためのボルトを挿通させる貫通孔を備えた連結部と、上記ベル部が固定される保持部とを備えていることを特徴としている。
また請求項3の自転車用ヘルメット保持具は、自転車のハンドルにヘルメットを保持させるための自転車用ヘルメット保持具であって、
上記ハンドルに設けられた固定具を構成するリング状のバンドの端部と端部との間に挿入されるとともに、当該バンドの端部と端部とを締結するためのボルトを挿通させる貫通孔を備えた連結部と、ヘルメットを保持するためのリング状の係止部を備えた保持部とを備えたことを特徴としている。
音響ワンおよび打撃部を備えたベル部と、上記ハンドルに装着された固定具に連結される取り付け具とを備え、
上記取り付け具は、上記固定具を構成するリング状のバンドの端部と端部との間に挿入されるとともに、当該バンドの端部と端部とを締結するためのボルトを挿通させる貫通孔を備えた連結部と、上記ベル部が固定される保持部とを備えていることを特徴としている。
また請求項3の自転車用ヘルメット保持具は、自転車のハンドルにヘルメットを保持させるための自転車用ヘルメット保持具であって、
上記ハンドルに設けられた固定具を構成するリング状のバンドの端部と端部との間に挿入されるとともに、当該バンドの端部と端部とを締結するためのボルトを挿通させる貫通孔を備えた連結部と、ヘルメットを保持するためのリング状の係止部を備えた保持部とを備えたことを特徴としている。
上記請求項1の考案にかかる自転車用ベルおよび請求項3の考案にかかる自転車用ヘルメット保持具は、上記連結部を用いることにより、すでにハンドルに装着されているスイッチパネル等を固定するための固定具に連結することが可能となっている。
このため、上記考案に係る自転車用ベルは、グリップに隣接した位置にスイッチパネルや変速機レバーが設けられていても、上記連結部を介して固定具に連結することにより、グリップに隣接した位置に設けることが可能となっている。
また上記考案に係るヘルメット保持具は、スイッチパネルや変速機レバーをハンドルに固定する固定具に上記連結部を連結することにより、容易にハンドルに装着することが可能であり、離車時には使用しないハンドルにヘルメットを保持させることができる。
このため、上記考案に係る自転車用ベルは、グリップに隣接した位置にスイッチパネルや変速機レバーが設けられていても、上記連結部を介して固定具に連結することにより、グリップに隣接した位置に設けることが可能となっている。
また上記考案に係るヘルメット保持具は、スイッチパネルや変速機レバーをハンドルに固定する固定具に上記連結部を連結することにより、容易にハンドルに装着することが可能であり、離車時には使用しないハンドルにヘルメットを保持させることができる。
以下図示実施形態について説明すると、図1~図4は本考案にかかる自転車用ベル1を説明する図となっており、図1は自転車のハンドルHに装着された自転車用ベル1を、自転車の前方斜め上方から見た斜視図、図2は上記自転車用ベル1をハンドルHに装着するための取り付け具2の斜視図、図3は自転車用ベル1のハンドルHを含めた断面図、図3は図1を後方斜め下方から見た斜視図を示している。
本実施形態において、上記自転車用ベル1が装着される自転車はいわゆる電動アシスト自転車となっており、上記ハンドルHには走行モード等を変更するための箱状のスイッチパネル3が設けられている。
図1は自転車のハンドルHを前方からみた状態を示しており、上記スイッチパネル3の図示右側に隣接した位置には、図示しないが左手側のグリップが設けられており、また当該スイッチパネル3は従来公知の構成を有する固定具4を用いてハンドルHに固定されている。
そして本実施形態の自転車用ベル1は、自転車の前方に設けられており、運転者は左手でグリップを握った状態で、例えば人差し指で自転車用ベル1の操作を行うようになっている。
本実施形態において、上記自転車用ベル1が装着される自転車はいわゆる電動アシスト自転車となっており、上記ハンドルHには走行モード等を変更するための箱状のスイッチパネル3が設けられている。
図1は自転車のハンドルHを前方からみた状態を示しており、上記スイッチパネル3の図示右側に隣接した位置には、図示しないが左手側のグリップが設けられており、また当該スイッチパネル3は従来公知の構成を有する固定具4を用いてハンドルHに固定されている。
そして本実施形態の自転車用ベル1は、自転車の前方に設けられており、運転者は左手でグリップを握った状態で、例えば人差し指で自転車用ベル1の操作を行うようになっている。
まず、上記スイッチパネル3の固定具4について説明すると、上記固定具4は上記特許文献1にかかる自転車用ベル1をハンドルHに固定する際にも用いられているように従来公知の構成を有し、上記スイッチパネル3の他、例えば自転車用ベルや変速機レバーなどの器具をハンドルHに固定するために用いられている。
図3に示すように、上記固定具4は断面円形のハンドルHを囲繞するように設けられた樹脂製のバンド11と、ハンドルHの表面と当該バンド11との間に設けられたゴムシート12と、上記バンド11の端部11a同士を連結するボルト13およびナット14とから構成されている。
上記バンド11は、上記ハンドルHの径に合わせて略リング状に一体成型されており、樹脂を弾性変形させることによって端部11aを相互に離隔させることが可能となっている。
本実施形態において、バンド11の端部11aはハンドルHの前方、すなわち運転者に対して外側に位置しており、また上記バンド11の端部11aにはそれぞれ平坦面11bが形成され、ハンドルHに装着された際に上記平坦面11bが略平行に対向するようになっている。
上記バンド11の両端部11aのうち、上方側の端部11aにはナット14を収容する収容部11cが形成され、これに対し下方側の端部11aにはボルト13の頭部を回転可能に保持するための平坦面11dが形成されている。
そして上記バンド11の上部には、上記スイッチパネル3を連結するための連結構造11eが設けられ、従来公知の方法によってスイッチパネル3を着脱自在に連結することが可能となっている。
図3に示すように、上記固定具4は断面円形のハンドルHを囲繞するように設けられた樹脂製のバンド11と、ハンドルHの表面と当該バンド11との間に設けられたゴムシート12と、上記バンド11の端部11a同士を連結するボルト13およびナット14とから構成されている。
上記バンド11は、上記ハンドルHの径に合わせて略リング状に一体成型されており、樹脂を弾性変形させることによって端部11aを相互に離隔させることが可能となっている。
本実施形態において、バンド11の端部11aはハンドルHの前方、すなわち運転者に対して外側に位置しており、また上記バンド11の端部11aにはそれぞれ平坦面11bが形成され、ハンドルHに装着された際に上記平坦面11bが略平行に対向するようになっている。
上記バンド11の両端部11aのうち、上方側の端部11aにはナット14を収容する収容部11cが形成され、これに対し下方側の端部11aにはボルト13の頭部を回転可能に保持するための平坦面11dが形成されている。
そして上記バンド11の上部には、上記スイッチパネル3を連結するための連結構造11eが設けられ、従来公知の方法によってスイッチパネル3を着脱自在に連結することが可能となっている。
このような構成により、上記固定具4を用いてスイッチパネル3をハンドルHに装着する方法を説明すると、最初に、上記バンド11を弾性変形させて端部11aを相互に離隔させ、その状態で端部11aの間にハンドルHを挿入する。
その後、上記上方側の端部11aに形成された収容部11cにボルト13を収容し、これに対して下方側の端部11aよりボルト13を挿入して、これらボルト13とナット14とを螺合し、バンド11の端部11a同士を接近させることによりハンドルHに固定具4が固定されるようになっている。
そして、ハンドルHに固定された固定具4の上部に、上記連結構造11eを介してスイッチパネル3を連結するようになっている。
ここで、市販されている自転車のハンドルHの径は略一定に規定され、上記固定具4のバンド11をハンドルHに装着すると、端部11aと端部11aとの間に2mm程度の隙間が形成されるようになっている。
その後、上記上方側の端部11aに形成された収容部11cにボルト13を収容し、これに対して下方側の端部11aよりボルト13を挿入して、これらボルト13とナット14とを螺合し、バンド11の端部11a同士を接近させることによりハンドルHに固定具4が固定されるようになっている。
そして、ハンドルHに固定された固定具4の上部に、上記連結構造11eを介してスイッチパネル3を連結するようになっている。
ここで、市販されている自転車のハンドルHの径は略一定に規定され、上記固定具4のバンド11をハンドルHに装着すると、端部11aと端部11aとの間に2mm程度の隙間が形成されるようになっている。
本考案にかかる自転車用ベル1は、ベル部21と、当該ベル部21を上記固定具4に連結するための取り付け具2とから構成されている。
上記ベル部21は、上記取り付け具2に固定されるベース部22と、当該ベース部22に固定された金属製の音響ワン部23と、上記音響ワン部23に衝突して警音を発生させる打撃部24とを備えている。
上記ベース部22の略中央には中空の支柱22aが設けられており、当該支柱22aの基端部はベース部22の底面まで貫通して設けられ、ボルト25により上記取り付け具2に固定されるようになっている。一方、上記支柱22aの先端には、ピン26を用いて音響ワン部23が固定されている
上記打撃部24は、上記ベース部22と音響ワン部23との間に設けられたリング状の保持部材24aと、当該保持部材24aに対して外側に突出した支持部24bと、当該支持部24bに揺動可能に設けられたレバー24cとから構成されている。
上記保持部材24aは上記ベース部22に対して回転可能に設けられており、上記レバー24cを上記音響ワン部23に沿って任意の位置に位置させることが可能となっている。本実施形態においては、図1に示すように上記レバー24cが図示右側、すなわち運転者に対して左側を向くようになっている。
なお、上記ベル部21については、以下に説明する上記取り付け具2との連結構造を除いて、特許文献1のような他の構成を有した自転車用ベル1の構成を流用してもよい。
上記ベル部21は、上記取り付け具2に固定されるベース部22と、当該ベース部22に固定された金属製の音響ワン部23と、上記音響ワン部23に衝突して警音を発生させる打撃部24とを備えている。
上記ベース部22の略中央には中空の支柱22aが設けられており、当該支柱22aの基端部はベース部22の底面まで貫通して設けられ、ボルト25により上記取り付け具2に固定されるようになっている。一方、上記支柱22aの先端には、ピン26を用いて音響ワン部23が固定されている
上記打撃部24は、上記ベース部22と音響ワン部23との間に設けられたリング状の保持部材24aと、当該保持部材24aに対して外側に突出した支持部24bと、当該支持部24bに揺動可能に設けられたレバー24cとから構成されている。
上記保持部材24aは上記ベース部22に対して回転可能に設けられており、上記レバー24cを上記音響ワン部23に沿って任意の位置に位置させることが可能となっている。本実施形態においては、図1に示すように上記レバー24cが図示右側、すなわち運転者に対して左側を向くようになっている。
なお、上記ベル部21については、以下に説明する上記取り付け具2との連結構造を除いて、特許文献1のような他の構成を有した自転車用ベル1の構成を流用してもよい。
次に、図2を用いて上記固定具4に装着される取り付け具2を説明すると、取り付け具2は厚さ2mm程度の金属板によって構成され、図3に示すように上部が略L字型に折り曲げられた形状を有している。
そして上記取り付け具2は、上部の折り曲げ部が上記固定具4に連結される連結部2aを構成し、正面の部分が上記ベル部21が連結される保持部2bを構成している。
上記連結部2aには貫通孔2cが形成されており、当該貫通孔2cは上記固定具4のバンド11の両端部11aを連結するボルト13が挿通可能な径を有している。
そして当該連結部2aは、図3に示すように上記バンド11の端部11aと端部11aとの間に挿入され、その状態で上記ボルト13によってバンド11の端部11aごと締結されるようになっている。
上述したように、自転車用ハンドルHの径は一定となっているため、取り付け具2の板厚は、予め測定した上記バンド11の端部11aと端部11aとの間に形成される隙間と同じか、それよりも若干薄い板厚に設定することが望ましい。
そして上記取り付け具2は、上部の折り曲げ部が上記固定具4に連結される連結部2aを構成し、正面の部分が上記ベル部21が連結される保持部2bを構成している。
上記連結部2aには貫通孔2cが形成されており、当該貫通孔2cは上記固定具4のバンド11の両端部11aを連結するボルト13が挿通可能な径を有している。
そして当該連結部2aは、図3に示すように上記バンド11の端部11aと端部11aとの間に挿入され、その状態で上記ボルト13によってバンド11の端部11aごと締結されるようになっている。
上述したように、自転車用ハンドルHの径は一定となっているため、取り付け具2の板厚は、予め測定した上記バンド11の端部11aと端部11aとの間に形成される隙間と同じか、それよりも若干薄い板厚に設定することが望ましい。
上記保持部2bは、上記連結部2aに対して略垂直方向下方に向けて折り曲げられた板状を有しており、上記保持部2b側を基端として、運転手の外側、ここでは図示右方に向けて略水平に設けられている。
また保持部2bの中央部には、略水平方向に長孔2dが形成されており、当該長孔2dには上記ベル部21を取り付け具2に固定するための上記ボルト25が挿通されるようになっている。上記取り付け具2にベル部21を取り付ける際には、この長孔2dに沿ってベル部21のベース部22の位置を調整することが可能となっている(図4参照)。
また、図3に示すように、上記ベル部21のベース部22には、上記保持部2bの下辺に係合する段差22bが形成され、これによりベル部21をがたつくことなく保持部2bに連結することが可能となっている。
また保持部2bの中央部には、略水平方向に長孔2dが形成されており、当該長孔2dには上記ベル部21を取り付け具2に固定するための上記ボルト25が挿通されるようになっている。上記取り付け具2にベル部21を取り付ける際には、この長孔2dに沿ってベル部21のベース部22の位置を調整することが可能となっている(図4参照)。
また、図3に示すように、上記ベル部21のベース部22には、上記保持部2bの下辺に係合する段差22bが形成され、これによりベル部21をがたつくことなく保持部2bに連結することが可能となっている。
今日、自転車のハンドルHのグリップに隣接した位置には、変速機の変速機レバーや、上記電動アシスト自転車の走行モードを変更するためのスイッチパネル3が設けられており、運転者が運転中に操作可能な範囲に、自転車用ベル1を配置することが困難となっていた。
本実施形態の自転車用ベル1は、上記スイッチパネル3をハンドルHに固定するための固定具4に連結することが可能となっており、自転車用ベル1を上記スイッチパネル3と同じ位置に設けることができることから、運転者はグリップを保持したまま自転車用ベル1を操作することが可能となっている。
そして当該自転車用ベル1を自転車に装着する際には、上記取り付け具2の連結部2aを上記固定具4を構成するバンド11の両端部11aの間に位置させ、これをボルト13によって締結するだけでよく、簡易な構成によって自転車用ベル1をハンドルHに装着することが可能となっている。
また、上記取り付け具2の保持部2bに、略水平方向に長孔2dを設けているため、固定具4の位置に合わせてベル部21の保持位置を水平方向に移動させることが可能であり、運転者の操作可能な範囲にベル部21のレバー24cを位置させることができる。
本実施形態の自転車用ベル1は、上記スイッチパネル3をハンドルHに固定するための固定具4に連結することが可能となっており、自転車用ベル1を上記スイッチパネル3と同じ位置に設けることができることから、運転者はグリップを保持したまま自転車用ベル1を操作することが可能となっている。
そして当該自転車用ベル1を自転車に装着する際には、上記取り付け具2の連結部2aを上記固定具4を構成するバンド11の両端部11aの間に位置させ、これをボルト13によって締結するだけでよく、簡易な構成によって自転車用ベル1をハンドルHに装着することが可能となっている。
また、上記取り付け具2の保持部2bに、略水平方向に長孔2dを設けているため、固定具4の位置に合わせてベル部21の保持位置を水平方向に移動させることが可能であり、運転者の操作可能な範囲にベル部21のレバー24cを位置させることができる。
図5、図6は本考案にかかる自転車用ヘルメット保持具31を説明する図となっており、図5は自転車のハンドルHに装着された状態のヘルメット保持具31を自転車の前方斜め上方から見た斜視図、図6は上記ヘルメット保持具31の斜視図を示している。
本実施形態において、ヘルメット保持具31は自転車のハンドルHに装着された自転車用ベル32に連結されるようになっている。なお、自転車用ベル32に代えて、上記実施形態において説明した電動アシスト自転車用のスイッチパネル3に連結してもよい。
上記自転車用ベル32は、図3に示すスイッチパネル3の固定具4と同様の構成を有する固定具4によってハンドルHに固定されている。つまり自転車用ベル32の固定具4においても、バンド11の端部11aはハンドルHの前方、すなわち運転者に対して外側に位置しており、ボルト13によって連結されたバンド11の端部11aと端部11aとの間には隙間が形成されるようになっている。
本実施形態において、ヘルメット保持具31は自転車のハンドルHに装着された自転車用ベル32に連結されるようになっている。なお、自転車用ベル32に代えて、上記実施形態において説明した電動アシスト自転車用のスイッチパネル3に連結してもよい。
上記自転車用ベル32は、図3に示すスイッチパネル3の固定具4と同様の構成を有する固定具4によってハンドルHに固定されている。つまり自転車用ベル32の固定具4においても、バンド11の端部11aはハンドルHの前方、すなわち運転者に対して外側に位置しており、ボルト13によって連結されたバンド11の端部11aと端部11aとの間には隙間が形成されるようになっている。
次に、図6を用いてヘルメット保持具31を説明すると、ヘルメット保持具31は厚さ2mm程度の金属板によって構成され、上部が略L字型に折り曲げられた形状を有している。
そして上記ヘルメット保持具31は、上部の折り曲げ部が上記固定具4に連結される連結部31aを構成し、正面の部分が上記ヘルメットを保持する保持部31bを構成している。
上記連結部31aには貫通孔31cが形成されており、当該貫通孔31cは上記固定具4のバンド11の端部11aを連結するボルト13が挿通可能な径を有している。
そして当該連結部31aは、図5に示すように上記バンド11の端部11aと端部11aとの間に挿入され、その状態で上記ボルト13によってバンド11の端部11aごと締結されるようになっている。
本実施形態においても、自転車用ハンドルHの径は一定となっているため、ヘルメット保持具31の板厚は、予め測定した上記バンド11の端部11aと端部11aとの間に形成される隙間と同じか、それよりも若干薄い程度に設定することが望ましい。
そして上記保持部31bには、ヘルメットを保持するためのリング状の係止部31dが設けられており、具体的には保持部31bに穿設した円形の貫通孔によって構成されている。上記係止部31dには、ヘルメットのストラップや、盗難防止のためにワイヤーチェーンを用いてヘルメットを保持させることが可能となっている。
そして上記ヘルメット保持具31は、上部の折り曲げ部が上記固定具4に連結される連結部31aを構成し、正面の部分が上記ヘルメットを保持する保持部31bを構成している。
上記連結部31aには貫通孔31cが形成されており、当該貫通孔31cは上記固定具4のバンド11の端部11aを連結するボルト13が挿通可能な径を有している。
そして当該連結部31aは、図5に示すように上記バンド11の端部11aと端部11aとの間に挿入され、その状態で上記ボルト13によってバンド11の端部11aごと締結されるようになっている。
本実施形態においても、自転車用ハンドルHの径は一定となっているため、ヘルメット保持具31の板厚は、予め測定した上記バンド11の端部11aと端部11aとの間に形成される隙間と同じか、それよりも若干薄い程度に設定することが望ましい。
そして上記保持部31bには、ヘルメットを保持するためのリング状の係止部31dが設けられており、具体的には保持部31bに穿設した円形の貫通孔によって構成されている。上記係止部31dには、ヘルメットのストラップや、盗難防止のためにワイヤーチェーンを用いてヘルメットを保持させることが可能となっている。
上記構成を有するヘルメット保持具31によれば、当該ヘルメット保持具31を自転車用ベル32が設けられているハンドルHに設けることが可能であり、運転者が下車中には使用しないスペースを利用してヘルメットを保持することができる。逆に、乗車中は運転者がヘルメットを被るため、ヘルメットが運転に支障を及ぼすことがない。
そして上記ヘルメット保持具31を自転車に装着する際には、上記連結部31aを上記固定具4を構成するバンド11の両端部11aの間に位置させ、これをボルト13によって締結するだけでよく、簡易な構成によってヘルメット保持具31をハンドルHに装着することが可能となっている。
そして上記ヘルメット保持具31を自転車に装着する際には、上記連結部31aを上記固定具4を構成するバンド11の両端部11aの間に位置させ、これをボルト13によって締結するだけでよく、簡易な構成によってヘルメット保持具31をハンドルHに装着することが可能となっている。
図7、図8は、図1に示す自転車用ベル1に、図5に示すヘルメット保持具31を組合わせた、自転車用ベル1兼、ヘルメット保持具31を示している。なお、以下の説明においては自転車用ベル41として説明する。
本実施形態の自転車用ベル41は、図8に示すように、図1に示した自転車用ベル1と同様の構成を有する上記取り付け具2を備えており、当該取り付け具2には、上記ベル部21の反対側となる位置に、図5に示すヘルメット保持具31の保持部31bと同様、上記係止部2eを設けたものとなっている。
本実施形態の自転車用ベル41も、上記スイッチパネル3の固定具4を構成するバンド11の端部11aと端部11aとの間に連結部2aを挿入して、ボルト13によってバンド11の端部11aごと締結することにより、ハンドルHに装着することが可能となっている。
本実施形態の自転車用ベル41によれば、電動自転車のスイッチパネル3の固定具4に装着することで、グリップの近傍にベル部21を位置させることができ、かつ、運転者が下車中には、使用しないハンドルHを利用してヘルメットを保持することができる。
本実施形態の自転車用ベル41は、図8に示すように、図1に示した自転車用ベル1と同様の構成を有する上記取り付け具2を備えており、当該取り付け具2には、上記ベル部21の反対側となる位置に、図5に示すヘルメット保持具31の保持部31bと同様、上記係止部2eを設けたものとなっている。
本実施形態の自転車用ベル41も、上記スイッチパネル3の固定具4を構成するバンド11の端部11aと端部11aとの間に連結部2aを挿入して、ボルト13によってバンド11の端部11aごと締結することにより、ハンドルHに装着することが可能となっている。
本実施形態の自転車用ベル41によれば、電動自転車のスイッチパネル3の固定具4に装着することで、グリップの近傍にベル部21を位置させることができ、かつ、運転者が下車中には、使用しないハンドルHを利用してヘルメットを保持することができる。
なお、上記各実施形態において、上記スイッチパネル3や自転車用ベル32はそれぞれハンドルHの左側に固定されており、またこれらをハンドルHに固定する固定具4は、上記バンド11の端部11aが自転車の前方、すなわち運転者に対して外側に位置している。
一方、上記スイッチパネル3や自転車用ベル32をハンドルHの右側に固定したり、上記固定具4のバンド11の端部11aを自転車の後方、すなわち運転者側に位置させる場合もある。
例えば図1に対し、上記スイッチパネル3がハンドルHの右側に設けられている場合には、上記取り付け具2の保持部2bを運転者に対して右方に向けて設けて、上記長孔2dによってベル部21を右手のグリップに接近するようにし、また上記ベル部21の打撃部24を右方に向けて設ければ、右手で操作することができる。
また、固定具4のバンド11の端部11aが運転者側に位置している場合には、上記取り付け具2やヘルメット保持具31を上記端部11aと端部11aとの間に挿入する必要があることから、自転車用ベル1、41およびヘルメット保持具31はハンドルHに対して運転者側に装着されることとなる。
一方、上記スイッチパネル3や自転車用ベル32をハンドルHの右側に固定したり、上記固定具4のバンド11の端部11aを自転車の後方、すなわち運転者側に位置させる場合もある。
例えば図1に対し、上記スイッチパネル3がハンドルHの右側に設けられている場合には、上記取り付け具2の保持部2bを運転者に対して右方に向けて設けて、上記長孔2dによってベル部21を右手のグリップに接近するようにし、また上記ベル部21の打撃部24を右方に向けて設ければ、右手で操作することができる。
また、固定具4のバンド11の端部11aが運転者側に位置している場合には、上記取り付け具2やヘルメット保持具31を上記端部11aと端部11aとの間に挿入する必要があることから、自転車用ベル1、41およびヘルメット保持具31はハンドルHに対して運転者側に装着されることとなる。
1、41 自転車用ベル 2 取り付け具
2a 連結部 2b 保持部
2c 貫通孔 2d 長孔
3 スイッチパネル 4 固定具
11 バンド 11a 端部
13 ボルト 21 ベル部
31 ヘルメット保持具 31a 連結部
31b 保持部 31c 貫通孔
2e、31d 係止部 H ハンドル
2a 連結部 2b 保持部
2c 貫通孔 2d 長孔
3 スイッチパネル 4 固定具
11 バンド 11a 端部
13 ボルト 21 ベル部
31 ヘルメット保持具 31a 連結部
31b 保持部 31c 貫通孔
2e、31d 係止部 H ハンドル
Claims (4)
- 自転車のハンドルに装着される自転車用ベルにおいて、
音響ワンおよび打撃部を備えたベル部と、上記ハンドルに装着された固定具に連結される取り付け具とを備え、
上記取り付け具は、上記固定具を構成するリング状のバンドの端部と端部との間に挿入されるとともに、当該バンドの端部と端部とを締結するためのボルトを挿通させる貫通孔を備えた連結部と、上記ベル部が固定される保持部とを備えていることを特徴とする自転車用ベル。 - 上記保持部に、ヘルメットを保持させるためのリング状の係止部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の自転車用ベル。
- 自転車のハンドルにヘルメットを保持させるための自転車用ヘルメット保持具であって、
上記ハンドルに設けられた固定具を構成するリング状のバンドの端部と端部との間に挿入されるとともに、当該バンドの端部と端部とを締結するためのボルトを挿通させる貫通孔を備えた連結部と、ヘルメットを保持するためのリングの係止部を備えた保持部とを備えたことを特徴とする自転車用ヘルメット保持具。 - 上記保持部に、音響ワンおよび打撃部を備えたベル部を設けたことを特徴とする請求項3に記載の自転車用ヘルメット保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023000642U JP3241782U (ja) | 2023-03-02 | 2023-03-02 | 自転車用ベルおよび自転車用ヘルメット保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023000642U JP3241782U (ja) | 2023-03-02 | 2023-03-02 | 自転車用ベルおよび自転車用ヘルメット保持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3241782U true JP3241782U (ja) | 2023-04-28 |
Family
ID=86054388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023000642U Active JP3241782U (ja) | 2023-03-02 | 2023-03-02 | 自転車用ベルおよび自転車用ヘルメット保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3241782U (ja) |
-
2023
- 2023-03-02 JP JP2023000642U patent/JP3241782U/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6588297B1 (en) | Integrated rider control system for handlebar steered vehicles | |
US20020020249A1 (en) | Integrated rider control system for handlebar steered vehicles | |
US7424863B2 (en) | Bell and brake lever combination for bicycle | |
JP2009023511A (ja) | 鞍乗型車両 | |
EP3050785A1 (en) | Motorcycle | |
US20030106974A1 (en) | Apparatus and method for mounting accessories to a motorcycle | |
TWI725293B (zh) | 支持構件及包含其之車輛 | |
JP3241782U (ja) | 自転車用ベルおよび自転車用ヘルメット保持具 | |
JP5596358B2 (ja) | ハンドルカバー | |
JP3464747B2 (ja) | 自動二輪車における付属品取付構造 | |
TWI808427B (zh) | 自行車用手把組及其配件結構 | |
US6805023B2 (en) | Integrated rider control system for handlebar steered vehicles | |
KR20090003149U (ko) | 속도계를 내장한 자전거용 핸들스템 | |
JP6363445B2 (ja) | 自動二輪車の後部構造 | |
EP2719612B1 (en) | Saddle-straddling type motor vehicle | |
JP6995798B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
CN220332830U (zh) | 自行车铃 | |
JP4883782B2 (ja) | ハンドルバー用スイッチ装置 | |
JP3079175U (ja) | 携帯電話機のホルダー | |
JP2021183442A (ja) | 自転車用バッテリーホルダー、自転車用バッテリーおよびこれを備えた自転車 | |
JP2011073655A (ja) | 自動二輪車の配線装置 | |
KR100990281B1 (ko) | 자전거의 핸들 프레임 회동 장치 | |
JP2000006872A (ja) | 車両における操向ハンドル装置 | |
JP3567372B2 (ja) | 自転車用多連アウターガイド装置 | |
CN211995982U (zh) | 操控组件和载具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3241782 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |