JP2014056489A - 通信装置および通信装置の電源供給方法ならびにプログラマブルコントローラシステム - Google Patents

通信装置および通信装置の電源供給方法ならびにプログラマブルコントローラシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2014056489A
JP2014056489A JP2012201720A JP2012201720A JP2014056489A JP 2014056489 A JP2014056489 A JP 2014056489A JP 2012201720 A JP2012201720 A JP 2012201720A JP 2012201720 A JP2012201720 A JP 2012201720A JP 2014056489 A JP2014056489 A JP 2014056489A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
network
switching regulator
output voltage
power source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012201720A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Kawahara
規明 河原
Takashi Mitsui
崇 光井
Takayuki Shimokawa
孝幸 下川
Yuji Miyashita
裕史 宮下
Yosuke Uchida
洋輔 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2012201720A priority Critical patent/JP2014056489A/ja
Publication of JP2014056489A publication Critical patent/JP2014056489A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】ネットワーク電源の消費電力が省電力化され発熱も抑制し、動作信頼性も向上した、ネットワーク電源に対応する通信装置および通信装置の電源供給方法を提供する。
【解決手段】ネットワークを介して通信する通信部を有する通信装置であって、第1電源3を有し、第1電源の出力電圧を検出する電圧検出部22と、ネットワークを介して当該通信装置に供給される第2電源の電力を変換し出力する変換部26と、電圧検出部によって検出された第1電源の出力電圧が所定値以上の場合、第1電源の出力を通信部13に供給すると共に変換部の出力電圧を低下させ、第1電源の電圧が所定値未満の場合、変換部の出力を正規の電圧とし通信部に供給する供給部11をもつ通信装置。
【選択図】図3

Description

本発明は、マスター装置とスレーブ装置とがネットワークを介して通信する通信装置、および、当該通信装置の電源供給方法、ならびに、当該通信装置を含むプログラマブルコントローラシステムに関する。
従来から、LAN(Local Area Network)等のネットワークを用いて、各通信装置の間でマスタースレーブ関係を築き、各通信装置の間で通信する技術が知られており、当業者の間で広く利用されている。
特許文献1は、複数の電子機器に配電可能なネットワーク配電システムにおいて、電源の異常が発生しても機器に損傷を与えないネットワーク配電システムを開示している。
特開2000−353031号公報
ネットワークシステムでは当該ネットワークに接続される機器の主電源がダウンしたときでもその通信機能を維持させるために、ネットワークを介して各機器に電力を与えるネットワーク電源を設けることがある。前述機器は主電源が正常なときは主電源を利用して通信し、主電源がダウンしたときは前述ネットワーク電源を利用するように主電源とネットワーク電源を切り替える。しかし、前述機器は主電源が正常な場合でもネットワーク電源の電力を微小に消費しているため、前述機器がネットワークに多く接続されるとそれに伴ってネットワーク電源の消費電力が増大する。このため、ネットワーク電源の電力を不要に消費してしまうという問題がある。
これを解決するために、前述機器は主電源が正常のとき、ネットワーク電源から受けた電力供給ラインを物理的に遮断することにより(リレーなどの機械的スイッチを使用)、当該機器内部でのネットワーク電源の電力消費を無くすことが考えられる。しかし、機械的スイッチは物理的に大きく装置の小型化が困難であったり、瞬時に切り替えできないという問題がある。また、機械的スイッチはスイッチ接点の劣化も懸念され、切り替えが不安定になるという問題もある。
本発明は、上記問題を鑑みて考案され、その目的はネットワーク電源の省電力化とネットワークの動作安定を両立する通信装置および通信装置の電源供給方法ならびにプログラマブルコントローラシステムを提供することにある。
課題を解決するための請求項1記載の発明は、ネットワークを介して通信する通信部と、第1電源と、前記第1電源の出力電圧を検出する電圧検出部と、前記ネットワークを介して電力を取得し、当該取得した電力を変換して第2電圧を出力する変換部と、前記電圧検出部によって検出された前記第1電源の出力電圧が所定値以上のとき、前記第1電源の出力電圧を前記通信部に与えると共に前記変換部の出力電圧を前記第2電圧よりも低く出力するように前記変換部を制御し、前記第1電源の出力電圧が前記所定値未満のとき、前記変換部が出力する前記第2電圧を前記通信部に与える供給部と、を具備することを特徴とする通信装置である。
請求項2記載の発明は、前記変換部はスイッチングレギュレータを含み、前記供給部は、前記電圧検出部によって検出された前記第1電源の出力電圧が所定値以上のとき、前記スイッチングレギュレータを休止モードとすることを特徴とする請求項1記載の通信装置である。
請求項3記載の発明は、前記変換部はスイッチングレギュレータを含み、前記供給部は、前記電圧検出部によって検出された前記第1電源の出力電圧が所定値以上のとき、前記スイッチングレギュレータのスイッチングパルスの周波数を低下させて前記スイッチングレギュレータの出力電圧を低下させることを特徴とする請求項1記載の通信装置である。
請求項4記載の発明は、前記変換部はスイッチングレギュレータを含み、前記供給部は、前記電圧検出部によって検出された前記第1電源の出力電圧が所定値以上のとき、前記スイッチングレギュレータのスイッチングパルスのオンパルスを短くデューティ比を変更させて前記スイッチングレギュレータの出力電圧を低下させることを特徴とする請求項1記載の通信装置である。
請求項5記載の発明は、前記ネットワークは前記通信装置および前記ネットワークに制御指令を含む伝送フレームを発信するマスター通信装置をデイジーチェーン接続したリング状のネットワークであり、前記通信装置は、前記ネットワークから受信した前記伝送フレームを中継して前記伝送フレームを前記ネットワークに巡回させると共に、前記伝送フレームに自身に対する前記制御指令が含まれていれば当該制御指令を取り込み、取り込んだ制御指令に従って所定の機器を制御することを特徴とする請求項1〜4に記載の通信装置を含むプログラマブルコントローラシステムである。
請求項6記載の発明は、第1電源の出力電圧もしくはネットワークを介して供給される電力を変換して得る第2電圧の何れか一方を使って前記ネットワークを介して通信する通信装置の通信部への電源供給方法であって、前記第1電源の出力電圧を検出する検出ステップと、前記第1電源の出力電圧が所定値以上のとき、当該第1電源の出力電圧を前記通信部に与えると共に、前記第2電圧を低下させる制御ステップと、前記第1電源の出力電圧が所定値未満のとき、前記第2電圧を前記通信部に与えるステップと、を有することを特徴とする通信装置の通信部への電源供給方法である。
請求項7記載の発明は、前記第2電圧はスイッチングレギュレータによって生成され、前記制御ステップにおいて、前記第1電源の電圧が前記所定値以上のとき、前記スイッチングレギュレータを休止モードにするか、前記スイッチングレギュレータのスイッチングパルスの周波数を低下させるか、前記スイッチングレギュレータのスイッチングパルスのオンパルスを短くデューティ比を変更させるか、のいずれかにより、前記第2電圧を低下することを特徴とする請求項6記載の電源供給方法である。
本発明は、第1電源、およびネットワークを介して第2電源が供給される通信部を有する通信装置において、第1電源の電圧が所定値以上の場合、当該第1電源の出力を通信部に与えると共に、第2電源の出力電圧を低下させるように構成した。また、本発明は第1電源の出力電圧が所定値未満のとき、第2電源の出力電圧を通常の電圧とし通信部に与えるように構成した。よって、本発明は通常動作時にネットワーク電源の省電力化が図れ、かつ、第1電源(主電源)がダウンしてもネットワークの通信機能を維持させることができる高信頼なネットワークシステムを構築することができる。
本発明の一実施形態に係る通信システムの一例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る通信システムの一例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るスレーブ通信装置の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るスレーブ通信装置の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るスレーブ通信装置の一例を示すブロック図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。それぞれの図で同符号が付されたものは同じ機能を有するものとする。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの一例を示す説明図、図2は、本発明の一実施形態に係る通信システムの一例を示すブロック図である。
はじめに、図1および図2を用いて、本発明の一実施形態に係る通信システムの概要を説明する。通信システムSは、図1および図2に示すように、マスター通信装置Mと、このマスター通信装置Mとマスタースレーブ通信を行っている複数のスレーブ通信装置1と、複数のスレーブ通信装置1によりそれぞれ制御される複数の被制御機器2を有しており、相互にネットワークNにより接続されている。複数の被制御機器2は、一例としてモータがある。
図2において、マスター通信装置Mは、電源部14と、ネットワークNを介して複数のスレーブ通信装置1に電力を供給するネットワーク電源部15を有する。また、マスター通信装置Mは、マスター通信装置Mの全体の動作を制御する制御部16と、ネットワークNを介して複数のスレーブ通信装置1と通信する通信部17を有している。
また、それぞれのスレーブ通信装置1は、主電源3から個々に電力を受けると共に、ネットワークN(N1)を介してネットワーク電源部15から電力を受け、制御部12や通信部13に電圧を与える電力供給部11を有する。制御部12は、スレーブ通信装置1全体の動作やモータ等の被制御機器2の動作を制御する。また、通信部13は、マスター通信装置Mや他のスレーブ通信装置1と通信するものである。
前述した通信システムSは、例えば、プログラマブルコントローラシステムに適用される。プログラマブルコントロールシステムは、マスターコントローラ(マスター通信装置M)と、複数のスレーブコントローラ(スレーブ通信装置1)と、1以上の被制御機器2とを含んで構成される。また、スレーブコントローラはネットワークNによって複数接続され、各スレーブコントローラには、それぞれに1以上の被制御機器2が接続されている。
ここで、マスターコントローラおよびスレーブコントローラは、いずれもプログラマブルコントローラ(PLC:Programmable Logic Controller)を構成し、被制御機器2は、FA(Factory Automation)分野において、様々な状態を検知するセンサ、そのセンサの検知結果に応じて動作するモータ、エンコーダ等の電気機器である。
マスターコントローラは、被制御機器2に対する制御プログラムを保持し、その制御プログラムに基づく制御指令を、適切なタイミングでスレーブコントローラに送信する。つまり、マスターコントローラは制御指令を含む伝送フレームを、ネットワークを介しスレーブコントローラに発信する。ここで、制御プログラムは、ラダー図等を通じて生成されたシーケンス制御のためのプログラムであってもよい。スレーブコントローラは、スレーブコントローラそれぞれに備わる機能に適した制御指令をマスターコントローラから受け、被制御機器2からのセンサ等の入力に応じて、被制御機器2を制御する。スレーブコントローラは、例えば、モータの回転制御を行うモータドライバや、信号線のオン/オフ制御を行う入出力ターミナルの機能を有する。
マスターコントローラとスレーブコントローラとは、ネットワークNによって接続され、マスターコントローラからスレーブコントローラにネットワーク電力および制御指令が伝達される。ネットワークNにおいて、ネットワーク電力を供給する電力線N1は、マスターコントローラのネットワーク電源15aから延設された主幹線を通じて各スレーブコントローラに配され、スレーブコントローラは、かかる主幹線から分岐線を通じてネットワーク電力の供給を受ける。
ここでは、ネットワーク電源部15がマスターコントローラに一体形成されている例を挙げて説明しているが、別体に設けられてもよい。また、スレーブコントローラは、個々に主電源3も有している。したがって、スレーブコントローラは、主電源3からの主電源と平行して、ネットワーク電源部15からのネットワーク電力も取得することになる。主電力は、上述したモータドライバや入出力ターミナルとして機能する主回路の動力源、および、ネットワークを動作させるために用いられ、ネットワーク電力は、主としてネットワークの通信動作維持のために用いられる。
また、ネットワークNにおいて、制御指令を伝送する信号線は、各コントローラ同士を従属接続するデイジーチェーン接続方式が採用され、マスターコントローラから発せられた制御指令(伝送フレーム)は、接続された全てのスレーブコントローラを巡回する。スレーブコントローラは、かかる制御指令におけるヘッダ等を解読し、ヘッダが自身に対する制御指令であることを示していれば、その制御指令を取り込んで、被接続機器2の制御処理に反映する。かかる信号線と前述した電力線N1とは平行に配設される。
前述したデイジーチェーン接続方式の利点は、その配線のシンプルさにある。本実施形態において、1台のマスターコントローラに対し1つのデイジーチェーン接続で、例えば256ものスレーブコントローラを接続することができる。すなわち、1のマスターコントローラで256のスレーブコントローラに一括して制御指令を発することが可能となる。
本実施形態では、デイジーチェーン接続を用いることで、単方向通信においては1本、双方向通信においては2本の信号線で、マスターコントローラと複数のスレーブコントローラとを全て接続することができる。かかる構成により、スレーブコントローラを増設したとしても、それによってデイジーチェーン接続における信号線の線数は変化せず、メンテナンス性、維持コスト、占有領域全てにおいて有利となる。
図3乃至図5は、本発明の一実施形態に係るスレーブ通信装置1の一例を示すブロック図である。図3はスイッチングレギュレータ26の動作を休止モード(シャットダウンモード、あるいはスリープモード)にすることによりネットワーク電源の省電力を行う場合の図(実施例1)である。また、図4はスイッチングレギュレータ26のスイッチング周波数を低下させることによりその出力電圧を下げ、ネットワーク電源の省電力を行う場合の図(実施例2)である。図5はスイッチングレギュレータ26のスイッチングパルスのオンの時間が短くなるようにデューティ比を変えることによりその出力電圧を下げ、ネットワーク電源の省電力を行う場合の図である(実施例3)。
(実施例1:休止モード)
図3を用いて上述した休止モードについて詳細に説明する。
図3において、スレーブ通信装置1は、電源供給部11と、制御部12と、通信部13とを含み構成される。電源供給部は11、スイッチングレギュレータ21と、主電源電圧検出部22と、ダイオード23と、ネットワーク電源制御部14−1と、ダイオード24とを有している。スイッチングレギュレータ21は、主電源3に接続され、その出力は、制御部12とダイオード23に接続される。主電源電圧検出部22は、スイッチングレギュレータ21の後段に接続され、スイッチングレギュレータ21の出力電圧を検出してネットワーク電源制御部14−1を制御する。なお、主電源電圧検出部22は、マスター通信装置Mのネットワーク電源部16からネットワークN(電力線N1)を介して電力の供給を受けて動作する。
ネットワーク電源制御部14−1は、スイッチングレギュレータ26(DC−DCコンバータ)と、トランジスタ27と、抵抗Ra,Rbからなる抵抗分圧回路とを有する。ネットワーク電源部15からネットワークN(電力線N1)を介して供給される電圧は、スイッチングレギュレータのDin端子(電源入力端子)に供給される。また、主電源電圧検出部22の出力は、トランジスタ27のベース端子に供給されており、このトランジスタ27のコレクタ端子出力は、RaとRbの抵抗分圧によりスイッチングレギュレータ26のnSDN端子に供給される。スイッチングレギュレータ26は、nSDN端子の電圧レベルにより動作モードを休止モードに設定する機能を持つ。
スイッチングレギュレータ26は、ネットワーク電源部15から供給される電圧24Vを5Vに変換し、ここで変換された電圧は、LC回路を経由してダイオード24に出力される。また、ダイオード24のカソードとダイオード23のカソードは互いに接続されており、その接続点に通信部に13に電力を供給するスイッチングレギュレータ25が接続されている。
スイッチングレギュレータ21の出力電圧はスイッチングレギュレータ26の出力電圧より高く設定されている。したがって、主電源3がオンであれば、スイッチングレギュレータ21の出力電圧が通信部13に供給される(言い換えれば、スイッチングレギュレータ26の出力電圧は通信部13に供給されない)。一方、主電源3がダウンすると、スイッチングレギュレータ26の出力電圧がスイッチングレギュレータ21の出力電圧よりも高くなる。よって、スイッチングレギュレータ26の出力電圧が通信部13に供給される。
これにより、通信部13が使用する電源は、主電源3がオンのときは主電源3であり、主電源3がダウンしているときはネットワーク電源(ネットワーク電源部15からネットワークN(電力線N1)を介して供給される)である。このため、主電源3がダウンし、制御部12への電圧供給が停止しても通信部13は継続して動作が可能である。したがって、通信部13は主電源3がダウンしても上流から来たデータを受け下流へ出力することが可能になり、システムSとしての通信機能を維持させることができる。すなわち本発明はシステムSのダメージを最小限にすることができる。
主電源電圧検出部22はスイッチングレギュレータ21の出力電圧を監視している。ここで検出された電圧が所定の閾値(例えば4.5V)以上のとき、主電源電圧検出部22はネットワーク電源制御部14−1に信号レベル’H’を与える。これを受けたトランジスタ27はオンしスイッチングレギュレータ26のnSDN端子を’L’にする。nSDN端子が’L’になると、スイッチングレギュレータ26は休止モードになり、その出力を停止する。すなわち、ネットワーク電源制御部14−1は、主電源3がオンされスイッチングレギュレータ21の出力電圧が所定の閾値以上であれば、スイッチングレギュレータ26を休止モードにしてネットワーク電源の消費電力を節約している。
一方で、スイッチングレギュレータ21の出力電圧が所定の閾値(例えば4.5V)未満のとき、主電源電圧検出部22はネットワーク電源制御部14−1に信号レベル’L’を与える。そうするとトランジスタ27はオフし、スイッチングレギュレータ26のnSDN端子は’H’になる。nSDN端子が’H’になると、スイッチングレギュレータ26は起動し、5Vを出力する。このようにして、ネットワーク電源制御部14−1は、主電源3がダウンしているときスイッチングレギュレータ26を起動して通信部の機能を維持させる。
このようにすることで、主電源3が正常に動作していればスイッチングレギュレータ26の消費電力を省電力化することができるので、ネットワーク電源15の消費電力を削減することができる。これは、ネットワークNにスレーブ通信装置1が複数接続されると顕著に現れる。
一方で主電源3がダウンした場合、本発明はスイッチングレギュレータ26の動作モードを休止モードから通常モードに直ちに変更することができる。よって、本発明は通信部13への電源の供給を途絶させることなく通信部13を継続動作させることができる。これにより、本発明はネットワークシステムSとしての通信機能を安定して継続させることができる。
付言すると、トランジスタ27がオフのとき、すなわち主電源3が正常に起動されているとき、スイッチングレギュレータ26のnSDN端子には、ネットワーク電源15の出力電圧を抵抗Raと抵抗Rbによる分圧比に応じた電圧が印加される。この分圧した電圧をスイッチングレギュレータ26のnSDN端子のスレッショルド電圧の近くに設定することにより、主電源電圧検出部22からの信号に基づいてスイッチングレギュレータ26の動作/休止の切り替えをすばやく行うことができる。
なお、抵抗Rbについては省略することが可能である。このようにすることにより動作/休止モードの切り替えスピードは少し遅くなるが、抵抗Raをプルアップ抵抗として機能させ、抵抗Rbを省略することによりネットワーク電源15から抵抗Raおよび抵抗Rbを介して流れる電流を抑制することができる。
(実施例2:スイッチング周波数制御)
次に、図4を用い、実施例2について以下に詳細に説明する。実施例2は、主電源が正常に動作しているときにスイッチングレギュレータ26が持つスイッチング周波数の変更機能を利用して出力電圧を下げ、ネットワーク電源15の省電力化を図るものである。
実施例2は、前述した実施例1に対し、ネットワーク電源制御部14−2の構成が異なる。ネットワーク電源制御部14−2は、スイッチ28と、スイッチングレギュレータ26と、LC回路とを有する。
スイッチ28は、図4に示すように主電源電圧検出部22の出力信号に従って接点を切り換えるような構成となっており、例えばトランジスタやアナログスイッチなどで構成することができる。スイッチングレギュレータ26はFsetという端子を有し、ここに接続される抵抗値に基づきスイッチング周波数を変更することができる。スイッチング周波数を高くするとスイッチングレギュレータ26の変換効率が良くなり出力電圧のリプルを抑えるなどのメリットがある。しかし、自身の消費電流はスイッチング周波数の上昇に伴って増える。従って、スイッチングレギュレータ26の出力を使わないときにはスイッチング周波数を下げることが省電力化という観点では望ましい。
スイッチングレギュレータ26のFset端子には抵抗RfとRdが接続され、それぞれの抵抗の他端はスイッチ28を介していずれか一方が接地されるように構成されている。なお、スイッチングレギュレータのDin端子(電源入力端子)にはネットワークNの電力線N1経由でネットワーク電源部15から電力が供給されている。
図4において、主電源電圧検出部22の出力信号が‘H’であれば、スイッチ28は抵抗Rdを接地する。抵抗Rdが接地されるとスイッチングレギュレータ26はスイッチング周波数を低くし、これに伴い出力電圧が低下する。このため、スイッチングレギュレータ26は自身の消費電流を抑制することができ、かつ通常電圧(5V)を出力するときに比べてコンデンサCへのチャージ電流を抑制することができる、よって、ネットワーク電源の消費電力を省電力化させることができる。
一方、主電源電圧検出部22の出力信号が‘L’になれば、スイッチ28は抵抗Rfを接地する。抵抗Rfが接地されるとスイッチングレギュレータ26はスイッチング周波数を通常の周波数にして5Vを出力する。これにより、本発明は主電源3がダウンしても、通信部3の通信機能を維持するようにしている。
このように、実施例2において主電源が正常に動作しているときには、スイッチングレギュレータ26のスイッチング周波数を低下させてその出力電圧を低くすることによりネットワーク電源15の消費電力を省電力化することができる。一方、主電源3がダウンした場合はスイッチングレギュレータ26のスイッチング周波数を直ちに正常化させ正規の出力電圧を得ることができる。よって、通信部13への電源の供給が途絶えることなく安定して通信動作を継続させることができる。
(実施例3:デューティ比制御)
次に、図5を用い、実施例3について以下に詳細に説明する。実施例3は、主電源が正常に動作しているときにスイッチングレギュレータ26が持つフィードバック制御機能を利用して自身の出力電圧を下げ、ネットワーク電源15の省電力化を図るものである。
実施例3は、前述した実施例1,2に対し、ネットワーク電源制御部14−3の構成が異なる。
ネットワーク電源制御部14−3は、スイッチングレギュレータ26と、バイアス抵抗Rfと、LC回路と、抵抗R1,R2,R3と、トランジスタ29とを有する。スイッチングレギュレータ26のDin端子およびnSDN端子は、ネットワークNを介してネットワーク電源に接続されている。また、Fset端子はバイアス抵抗Rfが接続され、それを介して接地されている。また、トランジスタ29のベースには主電源電圧検出部22の出力が、コレクタには抵抗R3を介してスイッチングレギュレータ26の出力が接続されている。また、トランジスタ29のエミッタは、抵抗R1と抵抗R2との接続点に接続されると共にスイッチングレギュレータ26のFB端子に接続されている。スイッチングレギュレータ26は、FB端子に入力された電圧に基づき自身の出力電圧を制御しており、本発明では主電源が正常に動作している間、FB端子に入力する電圧を通常よりも上昇させることによりスイッチングレギュレータの出力電圧を下げ、その消費電力を抑制している。
スイッチングレギュレータ26は、例えばFB端子に2.5Vを与えれば5Vを出力するように動き、FB端子の電圧が2.5Vより上昇すると、出力電圧を下げるように動く。逆にFB端子の電圧が2.5Vより電圧が下がると、スイッチングレギュレータ26は、出力電圧を上げるように動く。
図5において、主電源電圧検出部22の出力信号が‘L’であれば(主電源3がオフ状態)、トランジスタ29はオフする。そうすると、スイッチングレギュレータ26のFB端子にはスイッチングレギュレータの出力電圧を抵抗R1とR2によって分圧した電圧が印加される。R1とR2を等しい値にすれば、FB端子には2.5Vが印加され、スイッチングレギュレータ26は5Vを出力する。従って、主電源3がオフの状態ではスイッチングレギュレータ26は通常の電圧(5V)を出力し、それを通信部に与えることになる。
一方、主電源電圧検出部22の出力信号が‘H’であれば(主電源3がオン状態)、トランジスタ29はオンする。トランジスタ29がオンすると、抵抗R1とR3が並列接続される。こうなると、スイッチングレギュレータ26のFB端子には、R1とR3との合成抵抗と、抵抗R2とで分圧した電圧が印加される。本発明ではR1とR3との合成抵抗値が、抵抗R1の抵抗値より小さくなるように抵抗R3の乗数を設定している。従って、トランジスタ29がオンしたときのFB端子の電圧は、トランジスタ29がオフのときの2.5Vに比べて上昇することになる。これによりスイッチングレギュレータ26は、自身の出力電圧を下げる。具体的には、スイッチングレギュレータ26はスイッチングパルスのオンの時間が短くなるようにスイッチングパルスのデューティ比を変え、出力電圧を低下させる。
このようにしてスイッチングレギュレータ26の出力電圧を低下させることで、通常電圧(5V)を出力するときに比べてコンデンサCにチャージする電流を減らすことができる。よってスイッチングレギュレータ26の出力電流が抑制されるため、ネットワーク電源の消費電力を節約することができる。
以上のように実施例3によれば、主電源が正常に動作しているとき、すなわち主電源電圧検出部22の出力信号が‘H’であれば、ネットワーク電源制御部14−3は、通常動作時に与える電圧よりも高い電圧をスイッチングレギュレータ26のFB端子に与える。こうすることによりスイッチングレギュレータ26は、その出力電圧を下げるように作用する。これにより、本発明はスイッチングレギュレータ26の出力電流が抑制できるため、ネットワーク電源の消費電力の省電力化が可能になる。
一方、主電源電圧検出部22の出力信号が‘L’になれば、トランジスタ29はオフする。そうすると、抵抗R1に抵抗R3が合成されなくなるため、スイッチングレギュレータ26のFB端子の電圧は、トランジスタ29がオンしていたときの電圧に比べて低下する。これに伴いスイッチングレギュレータ26は出力電圧を上昇させ、通常の電圧(5V)に戻していく。具体的に、スイッチングレギュレータ26はスイッチングパルスのデューティ比を通常比に戻すことで出力電圧を通常の電圧に戻す。これにより、本発明は主電源3がダウンしても、通信部3の動作が維持できる。
言い換えれば、実施例3において主電源が正常に動作しているとき、本発明はスイッチングレギュレータ26のスイッチングパルスのオンパルスを短くするようにデューティ比を変更させ、スイッチングレギュレータの出力電圧を低下させる。一方、主電源3がダウンした場合はスイッチングレギュレータ26のスイッチングパルスのデューティ比を直ちに戻し、正規の出力電圧を得る。このように構成した本発明はネットワーク電源を省電力化すると共に、主電源3がダウンした場合でも通信部13への電源の供給が途絶えることがない。よって、省電力でかつ安定して通信動作を継続させることができる高信頼なネットワークシステムを構築することができる。
S…通信システム、M…マスター通信装置、1…スレーブ通信装置、N…ネットワーク、2…被制御機器、3…主電源、11…電源供給部、12…制御部、13…通信部、21…電源部、22…ネットワーク電源部、23…制御部、24…通信部。

Claims (7)

  1. ネットワークを介して通信する通信部と、
    第1電源と、
    前記第1電源の出力電圧を検出する電圧検出部と、
    前記ネットワークを介して電力を取得し、当該取得した電力を変換して第2電圧を出力する変換部と、
    前記電圧検出部によって検出された前記第1電源の出力電圧が所定値以上のとき、前記第1電源の出力電圧を前記通信部に与えると共に前記変換部の出力電圧を前記第2電圧よりも低く出力するように前記変換部を制御し、
    前記第1電源の出力電圧が前記所定値未満のとき、前記変換部が出力する前記第2電圧を前記通信部に与える供給部と、を具備することを特徴とする通信装置。
  2. 前記変換部はスイッチングレギュレータを含み、
    前記供給部は、前記電圧検出部によって検出された前記第1電源の出力電圧が所定値以上のとき、前記スイッチングレギュレータを休止モードとすることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記変換部はスイッチングレギュレータを含み、
    前記供給部は、前記電圧検出部によって検出された前記第1電源の出力電圧が所定値以上のとき、前記スイッチングレギュレータのスイッチングパルスの周波数を低下させて前記スイッチングレギュレータの出力電圧を低下させることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  4. 前記変換部はスイッチングレギュレータを含み、
    前記供給部は、前記電圧検出部によって検出された前記第1電源の出力電圧が所定値以上のとき、前記スイッチングレギュレータのスイッチングパルスのオンパルスを短くデューティ比を変更させて前記スイッチングレギュレータの出力電圧を低下させることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  5. 請求項1〜4に記載の通信装置を含むプログラマブルコントローラシステムであって、
    前記ネットワークは前記通信装置および前記ネットワークに制御指令を含む伝送フレームを発信するマスター通信装置をデイジーチェーン接続したリング状のネットワークであり、
    前記通信装置は、前記ネットワークから受信した前記伝送フレームを中継して前記伝送フレームを前記ネットワークに巡回させると共に、前記伝送フレームに自身に対する前記制御指令が含まれていれば当該制御指令を取り込み、取り込んだ制御指令に従って所定の機器を制御することを特徴とするプログラマブルコントローラシステム。
  6. 第1電源の出力電圧もしくはネットワークを介して供給される電力を変換して得る第2電圧の何れか一方を使って前記ネットワークを介して通信する通信装置の通信部への電源供給方法であって、
    前記第1電源の出力電圧を検出する検出ステップと、
    前記第1電源の出力電圧が所定値以上のとき、当該第1電源の出力電圧を前記通信部に与えると共に、前記第2電圧を低下させる制御ステップと、
    前記第1電源の出力電圧が所定値未満のとき、前記第2電圧を前記通信部に与えるステップと、 を有することを特徴とする通信装置の通信部への電源供給方法。
  7. 前記第2電圧はスイッチングレギュレータによって生成され、
    前記制御ステップにおいて、
    前記第1電源の電圧が前記所定値以上のとき、前記スイッチングレギュレータを休止モードにするか、前記スイッチングレギュレータのスイッチングパルスの周波数を低下させるか、前記スイッチングレギュレータのスイッチングパルスのオンパルスを短くデューティ比を変更させるか、のいずれかにより、前記第2電圧を低下することを特徴とする請求項6記載の電源供給方法。
JP2012201720A 2012-09-13 2012-09-13 通信装置および通信装置の電源供給方法ならびにプログラマブルコントローラシステム Pending JP2014056489A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012201720A JP2014056489A (ja) 2012-09-13 2012-09-13 通信装置および通信装置の電源供給方法ならびにプログラマブルコントローラシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012201720A JP2014056489A (ja) 2012-09-13 2012-09-13 通信装置および通信装置の電源供給方法ならびにプログラマブルコントローラシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014056489A true JP2014056489A (ja) 2014-03-27

Family

ID=50613736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012201720A Pending JP2014056489A (ja) 2012-09-13 2012-09-13 通信装置および通信装置の電源供給方法ならびにプログラマブルコントローラシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014056489A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017151646A (ja) * 2016-02-23 2017-08-31 富士電機株式会社 制御システム、上位のコントローラ、および、下位のコントローラの着脱方法
CN111835062A (zh) * 2014-08-29 2020-10-27 柏思科技有限公司 用于移动路由器从多个电源接收电力的设备和方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001166854A (ja) * 1999-12-10 2001-06-22 Aiwa Co Ltd 電力供給方法及び電源回路
JP2003339125A (ja) * 2002-05-22 2003-11-28 Nec Access Technica Ltd バックアップ電源制御回路
US20040201931A1 (en) * 2002-10-14 2004-10-14 Dror Korcharz Configurable multiple power source system
JP2008186426A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Matsushita Electric Works Ltd ユニット増設システム
JP2009278713A (ja) * 2008-05-12 2009-11-26 Ricoh Co Ltd スイッチングレギュレータ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001166854A (ja) * 1999-12-10 2001-06-22 Aiwa Co Ltd 電力供給方法及び電源回路
JP2003339125A (ja) * 2002-05-22 2003-11-28 Nec Access Technica Ltd バックアップ電源制御回路
US20040201931A1 (en) * 2002-10-14 2004-10-14 Dror Korcharz Configurable multiple power source system
JP2008186426A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Matsushita Electric Works Ltd ユニット増設システム
JP2009278713A (ja) * 2008-05-12 2009-11-26 Ricoh Co Ltd スイッチングレギュレータ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111835062A (zh) * 2014-08-29 2020-10-27 柏思科技有限公司 用于移动路由器从多个电源接收电力的设备和方法
CN111835062B (zh) * 2014-08-29 2023-12-15 柏思科技有限公司 用于移动路由器从多个电源接收电力的设备和方法
JP2017151646A (ja) * 2016-02-23 2017-08-31 富士電機株式会社 制御システム、上位のコントローラ、および、下位のコントローラの着脱方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8400092B2 (en) Motor drive component verification system and method
US11472354B2 (en) Vehicle controller
US8032771B2 (en) Systems and methods for controlling power consumption of power supply of electronic devices by switching between modes based on control signals
US9966881B2 (en) Bluetooth motor controller, brushless direct current motor, and multi-motor system comprising the same
US10860075B2 (en) Intelligent power tap with zone control and safety zone control
CN110462970B (zh) 用于运行具有多个电负载的电力设施的方法、供电单元和电力运行设施
JP2014056489A (ja) 通信装置および通信装置の電源供給方法ならびにプログラマブルコントローラシステム
US10289135B2 (en) Control electronics for a process device and method for operation therefor
JP6119224B2 (ja) 診断装置、プログラマブルコントローラシステム、診断方法。
JP5043356B2 (ja) プログラマブルコントローラの起動方法およびプログラマブルコントローラ
EP3273324B1 (en) Power tap with adjustable configuration
US20130124880A1 (en) Power supply device for central processing unit
JP2014200161A (ja) 制御装置の電源回路
US20210350695A1 (en) Electric apparatus, communication device, and communication system
CN207601560U (zh) 一种家电控制器
JP5737029B2 (ja) プログラマブルコントローラ
JP5822297B2 (ja) 電源システム、サーバシステム、及び電源システムの電力制御方法
JPWO2012042588A1 (ja) プログラマブルコントローラシステム
JP5540724B2 (ja) エレベーター制御装置
CN107728532A (zh) 一种家电控制器及降低待机功耗的控制方法
TWI587116B (zh) 電壓調節晶片
CN215871256U (zh) 功率驱动控制电路及系统
JP2017151646A (ja) 制御システム、上位のコントローラ、および、下位のコントローラの着脱方法
JP6103954B2 (ja) 自動販売機
Hesse Using PMBus™ for Improved System-Level Power Management

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150812

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20151005

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20151005

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160719

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170131