JP2014056176A - クリーニングユニット、プロセスカートリッジ、画像形成装置 - Google Patents

クリーニングユニット、プロセスカートリッジ、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】低コスト、かつトナーの封止性の高いクリーニングユニットを提供することを目的とする。
【解決手段】画像形成装置に用いられるクリーニングユニットにおいて、クリーニング枠体26と、回転可能な感光体ドラム4に先端が接触するようにクリーニング枠体26に支持され、感光体ドラム4上のトナーを除去するクリーニングブレード7と、長手方向における端部付近で、クリーニング枠体26とクリーニングブレード7との間に圧縮して設けられる、クリーニング枠体26に射出成型された縦シール部材46と、長手方向における端部付近で、クリーニングブレード7の先端に対向する位置で感光体ドラム4とクリーニング枠体26との間で圧縮して設けられる端部シール部材45と、を有し、縦シール部材46は、圧縮される前よりも圧縮された後の方が端部シール部材45に近接するように端部シール部材45に隣接して設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、クリーニングユニット、クリーニングユニットを備えるプロセスカートリッジ、クリーニングユニットを備える画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真プロセスを用いたプリンタ等の電子写真画像形成装置として、現像剤像としてのトナー像が形成される像担持体としての感光体ドラム上に残留した現像剤としてのトナーを除去するクリーニングユニットを備えるものが知られている。クリーニングユニットは、クリーニング枠体と、クリーニング枠体に支持され感光体ドラムに接触して設けられるクリーニングブレードと、を備えている。そして、クリーニングブレードによって除去された廃トナーは、廃トナー収容部に収容される。
ここで、図16を用いて、従来の廃トナー封止構成について説明する。図16(a)は、従来の廃トナー封止構成のクリーニングユニットの全体図である。図16(b)は、従来の廃トナー封止構成を示す概略断面図である。図16(c)は、図16(b)の拡大図である。なお、以下、感光体ドラム4の回転軸の軸線方向(図16(a)中矢印c方向)を長手方向と定義する。
図16(a)に示すように、クリーニングブレード7の長手方向の両端部付近には、クリーニングブレード縦シール部材(以下、単に、縦シール部材と称す)86R、86Lが設けられている。この縦シール部材86R、86Lは、クリーニング枠体26とクリーニングブレード7の間の隙間から廃トナーが漏れることを防止する。
また、クリーニングブレード7の長手方向の両端部付近には、クリーニングブレード端部シール部材(以下、単に、端部シール部材と称す)85R、85Lが設けられている。端部シール部材85R、85Lは、クリーニング枠体26と感光体ドラム4とクリーニングブレード7の隙間から廃トナーが漏れることを防止する。図16(a)に示すように、端部シール部材85Rと端部シール部材85Lは、長手方向中央に対して対称の同形状である。図16(c)に示すように、端部シール部材85Rは、縦シール部材86Rの上に配置される。
ここで、予め端部シール部材85Rをクリーニング枠体26に張り付けた後で、クリーニングブレード7をクリーニング枠体26に組み付ける時、端部シール部材85Rにクリーニングブレード7が乗り上げて組まれないようにする必要がある。そのため、端部シール部材85Rとクリーニングブレード7との間に隙間60を設ける必要があった。
そのため、図16(a)に示すように、突出部85aR、85aLを設けて端部シール部材85R、85Lの形状を略L字状にしている。このように突出部85aR、85aLを設けることによって、クリーニングブレード7の長手方向端面7fR、7fLからのトナー漏れを封止している。
特開2006−251485号公報
しかしながら、上記従来の廃トナー封止構成では、端部シール部材とクリーニングブレードとの隙間からトナーが漏れないようにするために、端部シール部材をクリーニング枠体に精度良く貼り付ける必要があった。同様に、端部シール部材とクリーニングブレードとの位置を精度良く組み付ける必要があった。そのため、クリーニングユニットの製造コストが増加する場合がある。
また、上記突出部85aをクリーニングブレード7の長手方向端面7fR、7fLからトナーが漏れないように十分な長さを確保する必要があり、その分端部シール部材85の材料のコストが増加してしまう。
また、特許文献1には、シール部材の表層に静電植毛を施し、廃トナー封止性能を向上させる方法が提案されている。しかしながら、このような構成においても、シール部材に静電植毛を施すことにより、コストが増加してしまう。
そこで本発明の目的は、低コスト、かつ現像剤の封止性の高いクリーニングユニットを提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置に用いられるクリーニングユニットは、
枠体と、
回転可能な像担持体に先端が接触するように前記枠体に支持され、前記像担持体上の現像剤を除去するクリーニングブレードと、
前記像担持体の回転軸の軸線方向における端部付近で、前記枠体と前記クリーニングブレードとの間に圧縮して設けられる、前記枠体に射出成形された第一封止部材と、
前記軸線方向における端部付近で、前記クリーニングブレードの先端に対向する位置で前記像担持体と前記枠体との間で圧縮して設けられる第二封止部材と、
を有し、
前記第一封止部材は、圧縮される前よりも圧縮された後の方が前記第二封止部材に近接するように前記第二封止部材に隣接して設けられていることを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジは、上記クリーニングユニットを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記クリーニングユニットを備えることを特徴とする。
本発明によれば、低コスト、かつ現像剤の封止性の高いクリーニングユニットを提供することができる。
実施例1における長手方向端部のシール構成を示す図 実施例1に係る画像形成装置を示す概略断面図 実施例1に係るプロセスカートリッジを示す図 カートリッジトレイが装置本体から引き出された状態を示す概略断面図 カートリッジのカートリッジトレイへの着脱動作を示した概略断面図 実施例1に係るクリーニングブレードの分解斜視図 実施例1に係るクリーニングブレードの外観斜視図 実施例1に係る端部シール部材の外観斜視図 実施例1における長手方向端部のシール構成を示す図 実施例2における長手方向端部のシール構成を示す図 実施例2における長手方向端部のシール構成を示す図 実施例2における長手方向端部のシール構成を示す図 実施例2における長手方向端部のシール構成を示す図 実施例1における長手方向端部のシール構成を示す図 実施例2における長手方向端部のシール構成を示す図 従来のクリーニングユニットを示す図
以下、図面を参照して本発明の実施例の形態を例示する。ただし、本実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明の範囲を以下の実施形態に限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
実施例1においては、電子写真画像形成装置(以下、単に、画像形成装置と称す)として、4個のプロセスカートリッジ(以下、単に、カートリッジと称す)が着脱可能なフルカラー電子写真画像形成装置を例示する。しかしながら、画像形成装置に装着するカートリッジの個数はこれに限定されるものではなく、必要に応じて適宜設定されるものである。例えば、モノクロの画像を形成する場合には、画像形成装置に装着されるカートリッジの個数は1個でよい。また、実施例1においては、画像形成装置の一形態として電子写真プロセスを用いた4色フルカラーレーザプリンタを例示したが、これに限定されるものではなく、例えば、複写機、ファクシミリ装置、又はこれらの機能を組み合わせた他の画像形成装置でもよい。
<画像形成装置の概略構成>
まず、図2、図3を用いて、実施例1に係る画像形成装置の概略構成について説明する。図2は、実施例1に係る画像形成装置を示す概略断面図である。図3(a)は、実施例1に係るプロセスカートリッジの外観斜視図であり、図3(b)は、実施例1に係るプロセスカートリッジの概略断面図である。この画像形成装置1は、電子写真プロセスを用いた4色フルカラーレーザプリンタであり、記録媒体Sにカラー画像形成を行う。画像形成装置1はプロセスカートリッジ方式であり、プロセスカートリッジP(PY・PM・PC・PK)(以下、カートリッジと称す)を装置本体2に取り外し可能に装着して、記録媒体Sにカラー画像を形成するものである。
ここで、画像形成装置1に関して、装置開閉ドア3を設けた側を正面(前面)、正面と反対側の面を背面(後面)とする。また、画像形成装置1を正面から見て右側を駆動側、左側を非駆動側とする。図2は、画像形成装置1を非駆動側から見た断面図であり、紙面手前側が画像形成装置1の非駆動側、紙面右側が画像形成装置1の正面、紙面奥側が画像形成装置1の駆動側となる。
図2に示すように、装置本体2には第1のカートリッジPY、第2のカートリッジPM、第3のカートリッジPC、第4のカートリッジPKの4つのカートリッジP(PY・PM・PC・PK)が水平方向に配置されている。第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)は、それぞれ同様の電子写真プロセス機構を有しており、トナーの色が各々異なるものである。第1〜第4のカートリッジP(PY・PM・PC・PK)には装置本体2の駆動出力部(不図示)から回転駆動力が伝達される。また、第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)には装置本体2からバイアス電圧(帯電バイアス、現像バイアス等、不図示)が供給される。
図3(a)に示すように、実施例1の第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)は、像担持体としての感光体ドラム4と、感光体ドラム4に作用するプロセス手段としての帯電手段及びクリーニング手段を備えたクリーニングユニット8を有する。また、第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)は、感光体ドラム4上の静電潜像を現像する現像手段を備えた現像装置9を有する。クリーニングユニット8と現像装置9は互いに結合されている。また、帯電手段としては帯電ローラ5、クリーニン
グ手段としてはクリーニングブレード7、現像手段としては現像剤担持体としての現像ローラ6を用いている。
第1のカートリッジPYは、現像枠体29内にイエロー(Y)のトナーを収容しており、感光体ドラム4の表面にイエロー色のトナー像を形成する。第2のカートリッジPMは、現像枠体29内にマゼンタ(M)のトナーを収容してあり、感光体ドラム4の表面にマゼンタ色のトナー像を形成する。第3のカートリッジPCは、現像枠体29内にシアン(C)のトナーを収容してあり、感光体ドラム4の表面にシアン色のトナー像を形成する。第4のカートリッジPKは、現像枠体29内にブラック(K)のトナーを収容しており、感光体ドラム4の表面にブラック色のトナー像を形成する。
図2に示すように、第1〜第4のカートリッジP(PY・PM・PC・PK)の上方には、露光手段としてのレーザスキャナユニットLBが設けられている。このレーザスキャナユニットLBは、画像情報に対応してレーザ光Zを出力する。そして、レーザ光Zは、カートリッジPの露光窓部10を通過して感光体ドラム4の表面を走査露光する。
また、図2に示すように、第1〜第4のカートリッジP(PY・PM・PC・PK)の下方には、転写部材としての中間転写ベルトユニット11が設けられている。この中間転写ベルトユニット11は、駆動ローラ13、ターンローラ14、テンションローラ15を有し、可撓性を有する転写ベルト12を掛け渡している。転写ベルト12は、図2中矢印C方向に回転可能に設けられている。
第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)の感光体ドラム4は、その下面が転写ベルト12の上面に接している。その接触部が1次転写部である。転写ベルト12の内側には、感光体ドラム4に対向させて1次転写ローラ16を設けている。ターンローラ14には転写ベルト12を介して2次転写ローラ17を当接させている。転写ベルト12と2次転写ローラ17の接触部が2次転写部である。
また、図2に示すように、中間転写ベルトユニット11の下方には、給送ユニット18が設けられている。この給送ユニット18は、紙等の記録媒体Sを積載して収容した給紙トレイ19、給紙ローラ20を有する。さらに、図2における装置本体2内の左上方には、定着ユニット21と、排出ユニット22が設けられている。そして、装置本体2の上面は排出トレイ23となっている。記録媒体Sは定着ユニット21に設けられた定着手段によりトナー像が定着され、排出トレイ23へ排出される。
なお、実施例1に係る画像形成装置1は、感光体ドラム4と帯電手段及びクリーニング手段を備えたクリーニングユニット8を有する着脱可能なカートリッジPで画像を形成する構成であるが、それ以外の構成でもよい。例えば、画像形成装置1は、少なくとも、1つ以上の感光体ドラム4及び帯電手段を装置本体2に備え、クリーニング手段を備えたクリーニングユニットを有する着脱可能なカートリッジPで画像を形成する構成でも良い。
<画像形成動作>
次に、図2、図3を参照して、実施例1に係る画像形成装置の画像形成動作について説明する。まず、第1〜第4の各カートリッジP(PY・PM・PC・PK)の感光体ドラム4が所定の速度で回転駆動される(図2中反時計回り、図3(b)中矢印D方向)。そして、レーザスキャナユニットLBも駆動される。レーザスキャナユニットLBの駆動に同期して、各カートリッジPにおいて、帯電ローラ5が、感光体ドラム4の表面を所定の極性、電位に一様に帯電する。レーザスキャナユニットLBは、各感光体ドラム4の表面を各色の画像信号に応じてレーザ光Zで走査露光する。これにより、各感光体ドラム4の表面に対応色の画像信号に応じた静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、所定の
速度で回転駆動(図2中時計回り、図3(b)中矢印E方向)される現像ローラ6により現像される。
上記のような電子写真画像形成プロセス動作により、第1のカートリッジPYの感光体ドラム4にはフルカラー画像のイエロー成分に対応するイエロー色のトナー像が形成される。そして、そのトナー像が転写ベルト12上に1次転写される。同様に第2のカートリッジPMの感光体ドラム4にはフルカラー画像のマゼンタ成分に対応するマゼンタ色トナー像が形成される。そして、そのトナー像が、転写ベルト12上にすでに転写されているイエロー色のトナー像に重畳されて1次転写される。同様に第3のカートリッジPCの感光体ドラム4にはフルカラー画像のシアン成分に対応するシアン色トナー像が形成される。そして、そのトナー像が、転写ベルト12上にすでに転写されているイエロー色、マゼンタ色のトナー像に重畳されて1次転写される。同様に第4のカートリッジPKの感光体ドラム4にはフルカラー画像のブラック成分に対応するブラック色トナー像が形成される。そして、そのトナー像が、転写ベルト12上にすでに転写されているイエロー色、マゼンタ色、シアン色のトナー像に重畳されて1次転写される。
このようにして、転写ベルト12上にイエロー色、マゼンタ色、シアン色、ブラック色の4色フルカラーの未定着トナー像が形成される。一方、所定の制御タイミングで紙等の記録媒体Sが、給紙ローラ20によって、給紙トレイ19から1枚ずつ分離されて給送される。その記録媒体Sは、所定の制御タイミングで2次転写ローラ17と転写ベルト12との当接部である2次転写部に導入される。これにより、記録媒体Sが2次転写部へ搬送されていく過程で、転写ベルト12上の4色重畳のトナー像が記録媒体Sの面に順次に一括転写される。
その後、4色重畳のトナー像が転写された記録媒体Sは、定着ユニット21に搬送され、加圧、加熱されることによって、トナー像が定着される。そして、トナー像が定着された記録媒体Sは、排出ユニット22によって排出トレイ23へ排出される。以上のような一連の動作によって画像形成が終了する。
<カートリッジの構成>
図3(a)に示すように、各カートリッジPは、感光体ドラム4の回転軸の軸線aの方向(軸線方向)を長手方向とする横長の形状であり、クリーニングユニット8と、現像装置9と、駆動側カバー部材24、非駆動側カバー部材25を有する。
<カートリッジの着脱構成>
次に、図4、図5を用いて、カートリッジP(PY・PM・PC・PK)の装置本体2への着脱動作について説明する。図4は、カートリッジトレイが装置本体から引き出され、カートリッジが着脱可能な状態を示した概略断面図である。図5は、カートリッジのカートリッジトレイへの着脱動作を示した概略断面図である。
図4、図5に示すように、装置本体2内にはカートリッジPを装着可能なカートリッジトレイ43が設けられている。カートリッジトレイ43は、図4に示すように装置本体2に対して実質的に水平方向であるG1、G2方向に直線移動(押し込み/引き出し)可能に構成されている。そして、カートリッジトレイ43は、装置本体2内の装着位置と、装着位置から引き出された引き出し位置と、をとりうる。
カートリッジP(PY・PM・PC・PK)の装置本体2への装着動作について説明する。装置開閉ドア3を開け、カートリッジトレイ43を図4中矢印G1方向に移動させることで、カートリッジトレイ43は引き出し位置に移動する。この状態において、カートリッジPは、図5中矢印H1方向に向かってカートリッジトレイ43に装着され、保持さ
れる。カートリッジPを保持したカートリッジトレイ43を図4中矢印G2方向に移動させ、カートリッジトレイ43は装置本体2内の装着位置に移動する。そして、装置開閉ドア3を閉めることで、カートリッジPの装置本体2への装着動作が完了する。
次に、カートリッジPの装置本体2からの取り出しについて説明する。前述したカートリッジPの装置本体2への装着動作と同様にして、カートリッジトレイ43を引き出し位置に移動させる。この状態において、カートリッジPが図5中矢印H2方向に取り出され、カートリッジPの装置本体2からの取り出し動作が完了する。以上の動作により、カートリッジPは装置本体2に着脱可能となっている。
<クリーニングユニットの構成>
次に、クリーニングユニットの構成を図3及び図6を用いて説明する。図6は、実施例1に係るクリーニングユニットの分解斜視図である。図3(b)に示すように、クリーニングユニット8は、感光体ドラム4と、帯電ローラ5と、クリーニングブレード7を支持するクリーニング枠体26により構成される。
図3(a)に示すように、感光体ドラム4は、駆動側カバー部材24、非駆動側カバー部材25によって回転可能に支持されている。そして、ドラム駆動カップリング4aから装置本体2のモータ(不図示)の駆動力を得て回転駆動する(図3(b)矢印D方向)。
帯電ローラ5は、図6に示すクリーニング枠体26の非駆動側の帯電ローラ軸受27Rと駆動側の帯電ローラ軸受け27L(不図示)によって両端部を回転可能に支持されている。帯電ローラ5は、感光体ドラム4の表面に接触して従動回転し、帯電バイアスの供給を受けて感光体ドラム4の表面を帯電させる。このとき、表面を均一に帯電させるため、帯電ローラ5の両端部は加圧バネ28R、及び28L(不図示)によって感光体ドラム4の表面にそれぞれ加圧されている。
クリーニングブレード7は、図6に示すクリーニング枠体26の支持面26bに固定され、先端を感光体ドラム4の回転方向(図3(b)矢印D方向)に対してカウンター方向に当接させて設けられている。このクリーニングブレード7は、画像形成時に、感光体ドラム4上(像担持体上)に残留した転写残トナーを除去して(掻きとって)感光体ドラム4の表面をクリーニングする。このとき、転写残トナーを完全に除去する(掻き取る)ためにクリーニングブレード7の先端は感光体ドラム4の表面に対して所定の圧をもって当接している。
クリーニングブレード7によって感光体ドラム4の表面から掻き取られた転写残トナーは、廃トナーとしてクリーニング枠体26の廃トナー収容部(収容部)26aに収容される。図4に示すように、クリーニング枠体26は、廃トナー収容部26aに収容された廃トナー漏洩を防止するため、廃トナー回収シート部材44を有する。さらに、長手方向の端部付近に第二封止部材としての端部シール部材45R、45L、第一封止部材としての縦シール部材46R、46Lをそれぞれ有する。なお、クリーニング枠体26は、廃トナー収容部26aを必ずしも有するわけではない。クリーニングユニット8に廃トナーを搬送する機構を設けて、クリーニング枠体26外部にある廃トナー収容部に廃トナーを収容する構成にしても良い。なお、廃トナー封止構成詳細については後述する。
<クリーニングブレードの詳細構成>
次に、図7を用いて、実施例1に係るクリーニングブレードの構成について説明する。図7は、実施例1に係るクリーニングブレードの外観斜視図である。
図7に示すように、クリーニングブレード7は、弾性ブレード部7aと、弾性ブレード
部7aを支持する支持部材7bを有する。ここで、クリーニングブレード7の各部位の名称を以下のように定義する。クリーニングブレード7が感光体ドラム4に接触する面を天面7dとする。クリーニングブレード7が感光体ドラム4に当接する側をブレード先端側とし、クリーニングブレード7の先端側にあって天面7dと垂直な面を先端面7eとする。クリーニングブレード7の長手方向両端部で、天面7dと垂直な面をそれぞれ長手端面7fR、7fLとする。天面7dと対向する面で、縦シール部材46R、46Lが接触する側を底面7gとする。また、天面7dに並行で長手方向に対し直交する方向を短手方向(図7中矢印d方向)とする。
弾性ブレード部7aは、感光体ドラム4に当接する弾性体で形成され、支持部材7bに対して接着または一体成形により固定される。この弾性ブレード部7aは、先端側を感光体ドラム4に長手方向に当接させ、感光体ドラム4から転写残トナーを除去する。なお、弾性ブレード部7aの材質は、天然ゴムやウレタンといった合成ゴムなどが挙げられる。
支持部材7bは、0.5〜2.0mmの鋼板(例えば、鉄製の板金)で形成され、クリーニング枠体26の支持面26b(図6参照)にビスで固定される。また、支持部材7bは、クリーニングブレード7の長手方向の撓みを減少させるため、短手方向への曲げ部7cを有し、その長手方向曲げ剛性を増加させている。なお、支持部材7bの剛性が十分にあれば、曲げ部7cは不要である。支持部材7bは、例えば、厚みを更に増加させたり、材質をステンレス材といった強固な材質にすることで、その剛性を増加させることができる。
<現像装置の構成>
次に、図3(b)を参照して、実施例1に係る現像装置の構成について説明する。図3(b)に示すように、現像装置9は、現像手段としての現像ローラ6の回転軸方向を長手方向に延びた横長の形状である。現像装置9は、現像ローラ6の他に、現像枠体29、現像ブレード31、現像剤供給ローラ33、可撓性シート部材35によって構成される。現像枠体29は、トナーを収容するトナー収容部29cを有し、トナー収容部29cから外部へトナーを排出するための開口部29bを有している。現像ローラ6、及び現像剤供給ローラ33は、現像枠体29の開口部に配置され、現像ローラ6、現像剤供給ローラ33の軸両端部はそれぞれ現像枠体29の両側面に組み付けられた軸受け部材(不図示)によって回転自在に支持されている。
現像ブレードユニット30は、現像ブレード31が支持板金32上に固定されたユニットであり、支持板金32は現像枠体29にビスで固定されている。現像ブレード31は、厚み0.1mm程度の弾性を有する金属薄板であり、現像ブレード31の短手方向の自由端は現像ローラ6の回転方向(図3(b)における矢印E方向)に対してカウンター方向に当接している。
また、可撓性シート部材35は、現像枠体29における現像ブレード31と対向する側の側面に現像ローラ6と当接するように配置され、現像枠体29と現像ローラ6との隙間からのトナー漏れを防止している。
現像装置9は、図3(a)に示した揺動中心(軸線b)を中心に現像ローラ6が感光体ドラム4に接触する方向(図3(b)矢印G方向)に加圧バネ(不図示)によって常に付勢されており、現像ローラ6が感光体ドラム4に当接している。画像形成時には、駆動により現像剤供給ローラ33と現像ローラ6が回転して摺擦することでトナーが現像ローラ6上に担持される。現像ブレード31は、現像ローラ6の周面に形成されるトナー層の厚みを規制すると共に、現像ブレード31の当接圧により現像ローラ6との間で摩擦帯電による電荷をトナーに付与する。そして、現像ローラ6と感光体ドラム4の接触部で現像ロ
ーラ6上の電荷を帯びたトナーが感光体ドラム4上の静電潜像に付着し、潜像が現像されている。また、現像枠体29と現像ブレード31の間には、シール部材36が設けられており、現像枠体29と現像ブレード31の隙間からトナーが漏れるのを防止している。
<端部シール部材の詳細構成>
次に、図8を用いて、実施例1に係る第二封止部材としての端部シール部材の構成について説明する。図8に示すように、実施例1において、端部シール部材45Rは、長さLの突出部45aRを有した略L字状を成し、表層45eR、接着層45fR、中間層45gR、貼付層45hRで構成される。突出部45aRは、クリーニングユニットに取り付けられた時、長手方向におけるクリーニングユニット8の長手端面7fRより外側に突出し、そこからさらにクリーニングブレード7の先端側から基端側に向かう方向に延びる構成である。このように、端部シール部材45が突出部45aRを有することで、クリーニング枠体26からの廃トナー漏れを防止することができる。なお、図8に端部シール部材45の一例の構成を示したが、突出部45aの長さは図6に示すものより短くても良いし、また、封止性が十分であれば突出部45aは必ずしも必要ではない。
表層45eRは、基布と、基布から起毛しているパイル糸から成るもの、または、基布のみによって構成される。表層45eRは、中間層45gRの表面に両面テープや接着剤といった接着層45fRを介して接合される。基布は、縦糸と横糸を織りこんで作られる織物、糸を編んで作られる編物、繊維同士を結合させる不織布がある。不織布には、加熱蒸気を吹き付けて繊維を結合させる方式や、熱で溶融させて繊維を結合させる方式、高圧水流を使用し繊維を絡み合わせる方式などがある。起毛したパイル糸は、ループ状のものや、ループがカットされて一本ずつ立毛した状態のものがある。また、基布のみの構成の場合でも、糸が基布に対して静電植毛加工がなされ、起毛した基布であったりする。
表層45eRの材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン、アクリル樹脂が挙げられる。さらに、ポリエチレンテレフタレートといった合成繊維、レーヨンといった半合成繊維綿、コットン等の天然繊維等、または、これらの組み合わせや撚糸加工を施したものが挙げられる。また、表層45eRには、シリコーン樹脂やステアリン亜鉛酸といった潤滑材を塗布したものを使用してもよい。表層45eRには耐熱性、耐久性、耐摩耗性が良く、接着層45fRとの接着強度が十分に保たれるものであれば、他の材料を使用しても良い。
中間層45gRは、弾性体で形成されるクッション層である。中間層45gRの材料として、ポリウレタン等の合成樹脂の発泡体、その他には合成ゴム、天然ゴム、熱可塑性エラストマ等が用いられる。なお、中間層45gRには、耐熱性、耐久性が良く、接着層45fR及び貼付層45hRとの接着強度が十分に保たれるのであれば、他の材料でも良い。
貼付層45hRは、中間層45gRの裏面にあり、両面テープや感圧接着剤などによって形成される。貼付層45hRには、柔軟性を有し中間層45gRへの接着強度が十分に保たれるのであれば、他の材料を使用しても良い。
また、実施例1においては、表層45eR、接着層45fR、中間層45gR、貼付層45hRの四層構成の端部シール部材45Rを一例として挙げたが、表層45eと貼付層45hRの二層構成としても良い。その際には、表層45eの構成は、基布45eRの材質に不織布を用いたりして、ある程度の厚みを持ったものにする必要がある。なお、端部シール部材45L(図6参照)は、端部シール部材45Rの対称形状で、構成も同じであるためその説明は省略する。
<廃トナー収容部のシール構成>
次に、図6を参照して、廃トナー収容部のシール構成について説明する。クリーニング枠体26は、廃トナー収容部26aに収容された廃トナー漏洩を防止するため、廃トナー回収シート部材44、第二封止部材としての端部シール部材45R、45L、第一封止部材としての縦シール部材46R、46Lを備えている。
廃トナー回収シート部材44は、クリーニング枠体26と感光体ドラム4との短手方向隙間からの廃トナー漏れを防止する可撓性のシート部材である。廃トナー回収シート部材44は、クリーニング枠体26の感光体ドラム4におけるクリーニングブレード7と対向する側の長手方向側面に感光体ドラム4と当接するように配置される。
図6に示す縦シール部材46R、46Lは、射出成形(注型成型)でクリーニング枠体26に形成された樹脂材料である熱可塑性エラストマである。縦シール部材46R、46Lの長手方向位置は、クリーニングブレード7の長手端面7fR、7fLよりも長手方向0〜10mm程度中央側にある。そして、縦シール部材46R、46Lは、クリーニングブレード7の長手方向両端とクリーニング枠体26との隙間からの廃トナー漏れを防止している。
端部シール部材45R、45Lは、クリーニングブレード7の長手方向両端の位置で、クリーニングブレード7と感光体ドラム4と縦シール部材46R、46Lにそれぞれ接触するように配置される。そして、端部シール部材45R、45Lは、クリーニングブレード7と感光体ドラム4と縦シール部材46R、46Lとクリーニング枠体26との隙間からの廃トナー漏れを防止している。
<トナーシール構成>
次に、図1及び図9を用いて、実施例1におけるクリーニングブレード7長手方向両端部の廃トナーシール構成を組み立て順に沿って詳細に説明する。図1は、実施例1におけるクリーニングブレード長手方向端部のシール構成を示す図である。図1(a)は、クリーニング枠体の支持面に対して垂直方向から見た図であって、クリーニングブレードが取り付けられた状態を示す図である。図1(b)は、クリーニング枠体内側から外側(右側)方向を見た図であって、クリーニングブレードが取り付けられた状態を示す図である。また、図9は、クリーニングブレード長手方向端部のシール構成を示す図である。そして、図9(a)は、クリーニング枠体の支持面に対して垂直方向から見た図であって、クリーニングブレードが取り付けられる前の状態を示す図である。図9(b)は、クリーニング枠体内側から外側(右側)方向を見た図であって、クリーニングブレードが取り付けられる前の状態を示す図である。なお、図1(b)には、感光体ドラム4を仮想線(一点鎖線)で示している。また、長手方向をX方向、短手方向をY方向、X方向とY方向に垂直な方向をZ方向とする(それぞれ図中矢印方向を正とする)。
まず、縦シール部材46Rがクリーニング枠体26に成型される。図9(a)に示すように、縦シール部材46Rは、Y方向への一本のリブ形状である。図9(b)で示すように、Y方向前方の面である縦シール部材46Rの前端面46bRは、端部シール部材45Rと接触する接触面46b1Rと、クリーニング枠体26の前方密着部26dRと密着する枠体密着部46b2Rで構成される。
また、図1(b)に示すように、接触面46b1Rは、Y方向において、クリーニングブレード7の先端面7eとほぼ同一面になるよう成型される。図9(b)に示すように、Y方向後方の面である縦シール部材46Rの後端面46cRは、クリーニング枠体26の後方密着部26eRに密着するように成型される。また、図9(b)に示すように、クリーニングブレード7の組付け前の縦シール部材46Rは、上面46dRがクリーニング枠
体26の支持面26bよりもZ方向側へJだけ大きくなるよう成型される。
図1(b)に示すように、端部シール部材45Rは、端部シール部材45Rの突き当て部45bR(図8も含め参照)が縦シール部材46Rの接触面46b1Rに突き当たり配置される。さらに、クリーニングブレード7がクリーニング枠体26の支持面26bへ組付けられる。なお、端部シール部材45Rとクリーニングブレード7の組付け順序は逆でもよい。最後に、感光体ドラム4が組付けられる。このとき、端部シール部材45Rは、突き当て部45bRがクリーニングブレード7の先端面7eに接触し、表層45eRが感光体ドラム4と接触する。そして、端部シール部材45Rは、縦シール部材46Rとクリーニングブレード7と感光体ドラム4とクリーニング枠体26の長手方向隙間を封止し、廃トナー漏洩を防止している。
また、図1(a)に示すように、端部シール部材45Rは、クリーニングブレード7の長手端面7fR外側において、Y方向へ長さL突出する突出部45aRを有している。クリーニングブレード7は、長手端面7fRが端部シール部材45の突出部45aの内側端面45cRに接触又は接近するように配置される。
ここで、クリーニングブレード7と縦シール部材46Rとの間の廃トナー封止について説明する。図1(b)に示すように、縦シール部材46Rは、上面46dRが支持面26bよりもJだけ大きく成型されているので、クリーニングブレード7の底面7gに接触し潰される。縦シール部材46Rは、弾性体であるため、圧縮荷重により、クリーニングブレード7の底面7g形状に沿って変形する。そのため、クリーニングブレード7との隙間は発生しない。また、熱可塑性エラストマである縦シール部材46Rには粘着性があり、クリーニングブレード7へ貼り付く。よって、縦シール部材46Rとクリーニングブレード7との密閉性は高く保たれる。以上より、クリーニングブレード7と縦シール部材46Rとの廃トナー封止性は、とても高い状態になっている。
次に、図14を用いて、実施例1におけるクリーニングブレード7と端部シール部材45Rと縦シール部材との間に生じる隙間の封止について説明する。図14は、実施例1における長手方向端部のシール構成について示す図である。そして、図14(a)は、クリーニングブレードと端部シール部材と縦シール部材との間に生じる隙間について示す図であって、図14(b)は、図14(a)で示される円領域DT1内部の拡大図である。
ここで、縦シール部材46Rの材料が熱可塑性エラストマであることによる、端部シール部材45Rと縦シール部材46Rの封止性について説明する。実施例1における縦シール部材46は、圧縮される前よりも圧縮された後の方が端部シール部材45に近接するように端部シール部材45に隣接して設けられている。具体的には、図14(b)に示すように、縦シール部材46Rは、クリーニングブレード7に潰されたとき、縦シール部材46Rの接触面46b1RはY方向へΔn1だけ膨らむように変形する。その変形量Δn1により、隙間47が小さくなり、封止性が高くなる。
一方、従来構成のように縦シール部材が合成樹脂の発泡体であった場合は、前述の変形量Δn1はほとんど発生しない。発泡体であるが故、クリーニングブレード7に潰されても、シール内部の気泡が埋まるだけで、Y方向の変形がほとんど発生しない。そのため、端部シール部材と縦シール部材は接触するのみで密閉性は低く、また、隙間が発生した場合に封止することが難しい。すなわち、縦シール部材の材料が合成樹脂の発泡体であった場合、縦シール部材に端部シール部材を付き当てる構成は難しいことになる。
実施例1においては、縦シール部材46Rに熱可塑性エラストマを用いて、縦シール部材46Rに端部シール部材45Rを付き当てて配置する。すると、縦シール部材46Rと
端部シール部材45Rとクリーニングブレード7と間に隙間が発生しにくく、廃トナー封止性は向上する。そのため、端部シール部材45Rの突出部45aRの長さLを短くしても廃トナー封止状態が保たれる。故に、端部シール部材45Rのサイズが小さくなるので、コストを低減する事ができる。
また、縦シール部材46Rの材料である熱可塑性エラストマの材料費は、これまで一般的に用いられてきた合成樹脂の発泡体と比較して、ほとんど変わらない。そのため、縦シール部材46Rのコストも上昇することなく、クリーニングユニット8を低コストで構成できる。尚、クリーニングブレード7の長手方向駆動側端部の廃トナー封止構成については、ここまでに説明したクリーニングブレード7の長手方向非駆動側端部の廃トナー封止構成と同様であるため、省略する。
上述したように、実施例1においては、クリーニングブレード7、感光体ドラム4を組み付けることにより、縦シール部材46が圧縮されて端部シール部材45に近接するように変形する。その結果、縦シール部材46と端部シール部材45との間に隙間が発生することを抑制することができ、封止性が向上する。また、実施例1の構成においては、端部シール部材45が縦シール部材46に乗り上げて設けられることがないため、端部シール部材45に反りが生じない。そのため、端部シール部材45とクリーニングブレード7の先端の間に隙間が発生することを抑制することができ、封止性が向上する。
(実施例2)
実施例2について、図10〜図13を用いて説明する。図10は、実施例2における長手方向端部のシール構成を示す図である。図10(a)は、クリーニング枠体の支持面に対して垂直方向から見た図であって、クリーニングブレードが取り付けられた状態を示す図である。図10(b)は、クリーニング枠体内側から外側(右側)方向を見た図であって、クリーニングブレードが取り付けられた状態を示す図である。図11は、実施例2における長方向端部のシール構成を示す図である。図11(a)は、クリーニング枠体の支持面に対して垂直方向から見た図であって、クリーニングブレードが取り付けられる前の状態を示す図である。図11(b)は、クリーニング枠体内側から外側(右側)方向を見た図であって、クリーニングブレードが取り付けられる前の状態を示す図である。図12は、実施例2の変形例について示す図であって、クリーニング枠体の支持面に対して垂直方向から見た図である。図13は、実施例2における長手方向端部のシール構成を示す図である。また、長手方向をX方向、7短手方向をY方向、X方向とY方向に垂直な方向をZ方向とする(それぞれ図中矢印方向を正とする)。なお、実施例1と内容が重複する部分は、その説明を省略する。
<廃トナー収容部のシール構成>
図10〜図12を用いて、実施例2におけるクリーニングブレード7の長手方向両端部の廃トナーシール構成を組み立て順に沿って詳細に説明する。
まず、縦シール部材46Rがクリーニング枠体26に成型される。図11(a)に示すように、実施例2における縦シール部材46Rは、Y方向への一本のリブ形状である。図11(b)に示すように、Y方向前方の端である縦シール部材46Rの先端46eR側は、クリーニング枠体26のうち端部シール部材45Rが貼り付けられる貼付面26cRに乗り上がり接触した突出部46aRを有して形成される。この縦シール部材46Rの突出部46aRは、クリーニング枠体26と端部シール部材45Rとの間に挟まれるように設けられる。そして、実施例2における縦シール部材46は、圧縮される前よりも圧縮された後の方が端部シール部材45に近接するように端部シール部材45に隣接して設けられている。また、実施例1と同様に、クリーニング枠体26の前方密着部26dRと密着する枠体密着部46b2Rを持つ。Y方向後方の面である縦シール部材46Rの後端面46
cRも、クリーニング枠体26の後方密着部26eRに密着するように成型される。
図10(b)で示すように、突出部46aRは、Y方向において、始点稜線46d1Rから先端46eR側に向かって、−Z方向に上面46dRが傾斜した斜面46d2R(図11も含め参照)をもつ形状である。また、実施例1と同様に、クリーニングブレード7組付け前の縦シール部材46Rは、上面46dRがクリーニング枠体26の支持面26bよりもZ方向側へJだけ大きくなるように成型される。
また、図10に示すように、突出部46aRにおいて、クリーニングブレード7の先端面7eのY方向位置Y7eから先端46eRまでの距離を侵入距離Kとする。なお、本実施例の縦シール部材46Rの形状は、Y方向において、斜面を形成した突出部46aRを持つ一本のリブ形状としているが、それ以外でも良い。例えば、図12に示すように、突出部46aRを形成するリブのX方向幅を第1の幅w1とし、突出部46aR以外を形成するリブのX方向幅を第2の幅w2とする。このとき、縦シール部材46Rは、第1の幅w1が第2の幅w2よりも大きくなる(w1>w2)形状であっても良い。つまり、縦シール部材46Rは、クリーニング枠体26の端部シール部材45Rの貼付面26cRに乗り上がり接触する突出部46aRを有する形状であれば、どのような形態であってもよい。
図10(b)に示すように、端部シール部材45Rは、Y方向において、突き当て部45bRがクリーニングブレード7の先端面7eに接触するような位置に配置される。このとき、端部シール部材45Rは、Y方向において、突き当て面45bRから侵入距離Kだけ縦シール部材46Rの突出部46aRに乗り上がり接触する。この端部シール部材45Rの縦シール部材46Rの突出部46aRに乗り上がる部分を乗り上げ部45eRとする。端部シール部材45Rが乗り上げ部45eRを縦シール部材46Rの突出部46aRに接触させて端部シール部材45Rと縦シール部材46Rとの隙間を封止しているが、これについては後述する。
次に、クリーニングブレード7がクリーニング枠体26の支持面26bへ組付けられる。最後に、感光体ドラム4が組付けられる。このとき、端部シール部材45Rは、突き当て部45bRがクリーニングブレード7の先端面7eに接触し、表層45eRが感光体ドラム4と接触する。そして、端部シール部材45Rは、縦シール部材46Rとクリーニングブレード7と感光体ドラム4とクリーニング枠体26の長手方向隙間を封止し、廃トナー漏洩を防止している。また、実施例1と同様に、図10(a)に示すように、端部シール部材45Rは、クリーニングブレード7の長手端面7fR外側において、Y方向へ長さL突出する突出部45aRを有している。クリーニングブレード7は、長手端面7fRが端部シール部材45Rの突出部45aRの内側端面45cRに接触又は接近するように配置される。なお、端部シール部材45Rとクリーニングブレード7の組付け順序は逆でもよい。
ここで、実施例2におけるクリーニングブレード7と縦シール部材46Rとの間の廃トナー封止について説明する。図10(b)に示すように、縦シール部材46Rは、上面46dRが支持面26bよりもJだけ大きく成型されているので、クリーニングブレード7の底面7gに接触し潰される。縦シール部材46Rは、弾性体であるため、圧縮荷重により、クリーニングブレード7の底面7gの形状に沿って変形する。そのため、クリーニングブレード7との隙間は発生しにくい。また、熱可塑性エラストマである縦シール部材46Rには粘着性があり、クリーニングブレード7へ貼り付く。よって、縦シール部材46Rとクリーニングブレード7との密閉性は高く保たれる。以上より、クリーニングブレード7と縦シール部材46Rとの廃トナー封止性は、とても高い状態になっている。
次に、クリーニングブレード7と端部シール部材45Rとの間に生じる隙間について説明する。実施例2では、端部シール部材45Rが縦シール部材46の突出部46aRに乗り上がって配置されるため端部シール部材45Rの反りが発生する場合がある。しかし、突出部46aRの形状は斜面であるため、乗り上がる量が少なく、端部シール部材45Rが反る量は発生してもわずかである。よって、クリーニングブレード7の先端面7eと端部シール部材45Rの突き当て部45bRとの間に隙間は、発生しにくい。そのため、端部シール部材45Rの突出部45aRの長さLを短くしても廃トナー封止状態が保たれる。故に、端部シール部材45Rのサイズが小さくなるので、コストを低減する事ができる。
また、このような突出部46aRが斜面といった形状は、射出成形で作るため、容易に形成することが出来る。一方、従来のように縦シール部材46Rの材料として合成樹脂の発泡体を用いた場合、突出部46aRの形状を斜面として形成するのは加工上困難であるため、端部シール部材45Rの反りを抑制する突出部46aRの形成は難しい。
また、縦シール部材46Rの材料である熱可塑性エラストマの材料費は、これまで一般的に用いられてきた合成樹脂の発泡体と比較して、ほとんど変わらない。そのため、縦シール部材46Rのコストも上昇することなく、クリーニングユニット8を低コストで構成できる。
さらに、図13を参照して、実施例2における追加効果について説明する。図13に示すように、実施例2において、クリーニング枠体26の端部シール部材45Rの貼付面26cRから感光体ドラム4の表面までの距離を一定の距離mとなるように設定している。その距離mより厚い端部シール部材45Rが貼り付けられることで、感光体ドラム4とクリーニング枠体26との隙間からの廃トナー漏れを防止する。
ここで、縦シール部材46Rの突出部46aRが貼付面26cRに乗り上がり侵入する。これにより、端部シール部材45Rの貼付面26cRの高さは、端部シール部材45Rの乗り上げ部45eRにおいて、斜面46d2Rの高さΔm増加する。つまり、貼付面26cRと感光体ドラム4の表面までの距離mは狭くなり、端部シール部材45Rは、乗り上げ部45eRにおいて、潰される量が大きくなる。弾性体である端部シール部材45Rは、潰される量が大きいほど感光体ドラム4への当接圧が増加する。さらに、縦シール部材46Rの突出部46aRが圧縮変形し、隣接して設けられる端部シール部材45へと近接する。そして、突出部46aRは、端部シール部材45を感光体ドラム4へ押す方向に膨らむ。その結果、端部シール部材45の感光体ドラム4に対する当接圧が増加することとなる。よって、感光体ドラム4と端部シール部材45Rとの密閉性が増加して、実施例1と比較して、端部シール部材45Rの感光体ドラム4との廃トナー封止性が向上する。
次に、図14に示す実施例1の構成と比較しつつ、図15を用いて実施例2における別の追加効果について説明する。図15は、実施例2における長手方向端部のシール構成について示す図である。そして、図15(a)は、クリーニングブレードと端部シール部材と縦シール部材との間に生じる隙間について示す図であって、図15(b)は、図15(a)で示される円領域DT2内部の拡大図である。
実施例1では、図14(a)に示すように、縦シール部材46Rは、クリーニングブレード7の先端面7eと縦シール部材46Rの接触面46b2RのY方向位置がほぼ同一面になるように配置される。しかしながら、図14(a)、図14(b)で示すように、公差のバラツキによっては、Y方向において、クリーニングブレード7の先端面7eが縦シール部材46Rの端部シール部材突き当て面46b1RよりもΔnだけ突出する。その結果、端部シール部材45Rは、突き当て部45bRが縦シール部材46Rの端部シール突
き当て面46b1Rに接触する前にクリーニングブレード7の先端面7eに接触する。そのため、Z方向に幅ΔNの隙間47がクリーニング枠体26とクリーニングブレード7と端部シール部材45Rと縦シール部材46Rに生じる。
ただし、図14(b)点線で示すように、縦シール部材46Rは、弾性体であるため、クリーニングブレード7に潰されたとき、Y方向へΔn1だけ膨らむような変形部46fRを有する。同様に、端部シール部材45Rは、感光体ドラム4に潰されたとき、−Y方向へΔn2だけ膨らむような変形部45fRする。変形部45fR、46fRによって、縦シール部材46Rと端部シール部材45Rは、隙間47を封止している((Δn1+Δn2)≧Δn)。しかし、変形する量Δn1及びΔn2には限界があるので、部品公差や組み立て公差を厳しく設定する必要があり、コストが増加してしまう可能性がある。
一方、実施例2では、図15(a)に示すように、縦シール部材46Rは、クリーニングブレード7の先端面7eよりもY方向へ突出するような斜面形状の突出部46aRを有する。図15(a)、図15(b)は、クリーニング枠体26に縦シール部材46Rとクリーニングブレード7と端部シール部材45Rを組付けた状態を示している。また、図15(a)、図15(b)は、クリーニングブレード7の先端面7eが縦シール部材46Rの上面46dRの始点稜線46d1RよりもY方向へqだけ突出した状態である。
図15(b)で示されるように、感光体ドラム4を組付ける前は、公差のバラツキにより、Y方向へΔqの隙間48がクリーニングブレード7と縦シール部材46Rと端部シール部材45Rの間で発生する場合がある。しかし、縦シール部材46Rは、斜面形状の突出部46aRを有し、かつ、始点稜線46d1Rがクリーニングブレード7の底面7gに密着した位置にある。そして、斜面46d2Rとクリーニングブレード7の底面7gとのZ方向への距離ΔQは、小さい。
ここで、図15(b)の点線で示されるように、感光体ドラム4(図10(b)等参照)に当接したクリーニングブレード7は、−Z方向にΔRだけ撓む。距離ΔQがクリーニングブレード7の撓み量ΔRよりも十分小さいため、クリーニングブレード7は、撓みにより微小な隙間48を封止することができる。よって、実施例2において、感光体ドラム4を組付ければ前述したような隙間48は、発生しない。なお、クリーニングブレード7の長手方向駆動側端部の廃トナー封止構成については、ここまでに説明したクリーニングブレード7の長手方向非駆動側端部の廃トナー封止構成と同様であるため、省略する。
上述したように、実施例2においては、クリーニングブレード7、感光体ドラム4を組み付けることにより、縦シール部材46が圧縮されて、隣接して設けられる端部シール部材45に近接するように変形する。その結果、縦シール部材46と端部シール部材45との間に隙間が発生することを抑制することができ、封止性が向上する。また、縦シール部材46の突出部46aが圧縮変形し、隣接して設けられる端部シール部材45へと近接することにより、端部シール部材45が感光体ドラム4を押すこととなり感光体ドラム4に対する当接圧が増加することとなる。その結果、端部シール部材45と感光体ドラム4との封止性が向上する。さらに、突出部46aの端部シール部材45が設けられる部分が斜面46d2Rとなっているため、乗り上げによる端部シール部材45の反り量を抑制することができる。そのため、端部シール部材45の突出部45aの長さを短くでき、端部シール部材45のコストの増加をすることなく、端部シール部材45とクリーニングブレード7との間の封止性を保つことが可能となる。
感光体ドラム…4、クリーニングブレード…7、クリーニング枠体(枠体)…26、端部シール部材(第二封止部材)…45、縦シール部材(第一封止部材)…46

Claims (6)

  1. 画像形成装置に用いられるクリーニングユニットにおいて、
    枠体と、
    回転可能な像担持体に先端が接触するように前記枠体に支持され、前記像担持体上の現像剤を除去するクリーニングブレードと、
    前記像担持体の回転軸の軸線方向における端部付近で、前記枠体と前記クリーニングブレードとの間に圧縮して設けられる、前記枠体に射出成形された第一封止部材と、
    前記軸線方向における端部付近で、前記クリーニングブレードの先端に対向する位置で前記像担持体と前記枠体との間で圧縮して設けられる第二封止部材と、
    を有し、
    前記第一封止部材は、圧縮される前よりも圧縮された後の方が前記第二封止部材に近接するように前記第二封止部材に隣接して設けられていることを特徴とするクリーニングユニット。
  2. 前記第一封止部材は、前記枠体と前記第二封止部材との間に挟まれる部分であって、圧縮されることにより前記第二封止部材を前記像担持体に押す方向に膨らむことができる部分を有することを特徴とする請求項1に記載のクリーニングユニット。
  3. 前記第二封止部材は、前記軸線方向における前記クリーニングブレードの端面より外側に突出し、そこからさらに前記クリーニングブレードの先端側から基端側に向かう方向に延びるL字状の突出部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のクリーニングユニット。
  4. 前記枠体は、前記クリーニングブレードによって除去された現像剤を収容する収容部を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のクリーニングユニット。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のクリーニングユニットを有することを特徴とする、前記画像形成装置の装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のクリーニングユニットを有することを特徴とする画像形成装置。
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