JP2014055562A - ディーゼルエンジン - Google Patents

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Hideyuki Koyama
秀行 小山
Takahito Hamazaki
貴人 濱崎
Hiroshi Kuwasaki
寛 鍬崎
Eiji Matsukawa
英次 松川
Hideyuki Goto
英之 後藤
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Abstract

【課題】 エンジン騒音を低減することができるディーゼルエンジンを提供する。
【解決手段】 シリンダヘッド1の上面2に取り付けられたシリンダヘッドカバー3と、シリンダヘッドカバー3内に収容されたロッカアーム4と、シリンダヘッドカバー3の外側で、シリンダヘッド1の上面2から燃焼室5に差し込まれた燃料噴射ノズル6とを備えた、ディーゼルエンジンにおいて、シリンダヘッドカバー3の外側に設けられた防音カバー7を備え、この防音カバー7はシリンダヘッドカバー3に支持され、シリンダヘッドカバー3外の燃料噴射ノズル6とシリンダヘッド1の上面2の一部がその上方から防音カバー7で覆われている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ディーゼルエンジンに関し、詳しくは、エンジン騒音を低減することができるディーゼルエンジンに関する。
従来、シリンダヘッドの上面に取り付けられたシリンダヘッドカバーと、シリンダヘッドカバー内に収容されたロッカアームと、シリンダヘッドカバーの外側で、シリンダヘッドの上面から燃焼室に差し込まれた燃料噴射ノズルとを備えたディーゼルエンジンがある(例えば、特許文献1参照)。
この種のディーゼルエンジンによれば、ロッカアームと燃料噴射ノズルとの干渉を避けることができる利点がある。
しかし、この従来技術では、燃料噴射ノズルやシリンダヘッドの上面の一部がヘッドカバーの外側で露出しているため、問題がある。
特開平5−118219号公報(図2参照)
《問題》 エンジン騒音が大きい。
燃料噴射ノズルやシリンダヘッドの上面の一部がヘッドカバーの外側で露出しているため、燃料噴射ノズルの弁着座音や燃焼室の燃焼音がシリンダヘッドの上方に放出され、エンジン騒音が大きい。
本発明の課題は、エンジン騒音を低減することができるディーゼルエンジン を提供することにある。
請求項1に係る発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1に例示するように、シリンダヘッド(1)の上面(2)に取り付けられたシリンダヘッドカバー(3)と、シリンダヘッドカバー(3)内に収容されたロッカアーム(4)と、シリンダヘッドカバー(3)の外側で、シリンダヘッド(1)の上面(2)から燃焼室(5)に差し込まれた燃料噴射ノズル(6)とを備えた、ディーゼルエンジンにおいて、
図1に例示するように、シリンダヘッドカバー(3)の外側に設けられた防音カバー(7)を備え、この防音カバー(7)はシリンダヘッドカバー(3)に支持され、シリンダヘッドカバー(3)外の燃料噴射ノズル(6)とシリンダヘッド(1)の上面(2)の一部がその上方から防音カバー(7)で覆われている、ことを特徴とするディーゼルエンジン。
(請求項1に係る発明)
請求項1に係る発明は、次の効果を奏する。
《効果》 エンジン騒音を低減することができる。
図1に例示するように、シリンダヘッドカバー(3)外の燃料噴射ノズル(6)とシリンダヘッド(1)の上面(2)の一部がその上方から防音カバー(7)で覆われているため、シリンダヘッド(1)の上方に放出された燃料噴射ノズル(6)の弁着座音や燃焼室(5)での燃焼音が遮音カバー(7)で遮られ、エンジン騒音を低減することができる。
(請求項2に係る発明)
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 エンジン騒音を低減する機能が高い。
図1に例示するように、吸気管(8)も防音カバー(7)で覆われているため、吸気管(8)から放出された吸気脈動音や吸気弁の着座音が遮音カバー(7)で遮られ、エンジン騒音を低減する機能が高い。
(請求項3に係る発明)
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 エンジン騒音を低減する機能が高い。
図1に例示するように、防音カバー(7)内に吸音材(9)が設けられているため、エンジン騒音が吸音材(9)に吸収され、エンジン騒音を低減する機能が高い。
(請求項4に係る発明)
請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 防音カバーを軽量化することができる。
吸音材(9)が発泡金属で構成されているので、防音カバー(7)を軽量化することができる。
《効果》 エンジン騒音を低減する機能が高い。
吸音材(9)が発泡金属で構成されているので、吸音材(9)の空洞がホルムヘルツ共鳴の共鳴室となり、エンジン騒音を低減する機能が高い。
(請求項5に係る発明)
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項4のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 エンジン騒音を低減する機能が高い。
図1及び図2に例示するように、防音カバー(7)の外表面に放熱フィン(10)が設けられているため、防音カバー(7)の剛性が高まり、防音カバー(7)の振動が抑制され、エンジン騒音を低減する機能が高い。
《効果》 燃料噴射ノズルの熱損傷を抑制することができる。
図1及び図2に例示するように、防音カバー(7)の外表面に放熱フィン(10)が設けられているので、防音カバー(7)の放熱性が高まり、防音カバー(7)で覆われた燃料噴射ノズル(6)の過熱が抑制され、燃料噴射ノズル(6)の熱損傷を抑制することができる。
(請求項6に係る発明)
請求項6に係る発明は、請求項1から請求項5のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 燃料噴射ノズルの熱損傷を抑制する機能が高い。
図2に例示するように、防音カバー(7)内をエンジン冷却風(11)が通過するように構成されているため、防音カバー(7)内に熱がこもらず、燃料噴射ノズル(6)の熱損傷を抑制する機能が高い。
(請求項7に係る発明)
請求項7に係る発明は、請求項1から請求項6のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 防音カバーをオイルクーラとして利用することができる。
図1及び図2に例示するように、防音カバー(7)内にオイル通路(12)が設けられ、このオイル通路(12)を通過するエンジンオイル(13)の熱が防音カバー(7)から放熱されるようにしたので、防音カバー(7)をオイルクーラとして利用することができる。
本発明の実施形態に係るディーゼルエンジンの上部の縦断正面図である。 図1のエンジンで用いる防音カバーの平面図である。
エンジンの概要
図1〜図2は本発明の実施形態に係るディーゼルエンジンを説明する図であり、この実施形態では、立形の直列多気筒ディーゼルエンジンについて説明する。
このエンジンの構成は、次の通りである。
図1に示すように、シリンダブロック(14)の上部にシリンダヘッド(1)が組み付けられ、シリンダヘッド(1)の上部にシリンダヘッドカバー(2)が組み付けられている。シリンダブロック(14)の横一側には燃料噴射ポンプ室(15)が形成され、ここに燃料噴射ポンプ(16)と燃料噴射カム軸(17)とが収容されている。シリンダブロック(14)の横他側には動弁カム室(18)が形成され、ここに動弁カム軸(19)とタペット(20)とが収容されている。シリンダヘッド(1)の横一側には吸気管(8)が配置されている。
図1に示すように、シリンダヘッド(1)の上面(2)に取り付けられたシリンダヘッドカバー(3)と、シリンダヘッドカバー(3)内に収容されたロッカアーム(4)と、シリンダヘッドカバー(3)の外側で、シリンダヘッド(1)の上面(2)から燃焼室(5)に差し込まれた燃料噴射ノズル(6)とを備えている。
図1に示すように、ロッカアーム(4)はロッカアームブラケット(21)に取り付けられ、ロッカアーム(4)とタペット(20)との間にはプッシュロッド(22)が設けられ、プッシュロッド(22)はシリンダヘッド(1)に設けられたプッシュロッド室(23)に挿通されている。
燃焼室(5)はシリンダ(24)内の主燃焼室(25)とシリンダヘッド(1)内の渦室(26)とで構成される渦室式燃焼室で、燃料噴射ノズル(6)は渦室(26)に差し込まれている。渦室(26)には、シリンダヘッドカバー(3)の外側で、シリンダヘッド(1)の上面(2)から、グロープラグ(40)も差し込まれている。
図1に示すように、シリンダヘッドカバー(3)の外側に設けられた防音カバー(7)を備え、この防音カバー(7)はシリンダヘッドカバー(3)に支持され、シリンダヘッドカバー(3)外の燃料噴射ノズル(6)とシリンダヘッド(1)の上面(2)の一部がその上方から防音カバー(7)で覆われている。
図1に示すように、シリンダヘッドカバー(3)の上部にはブリーザ室(27)が設けられている。シリンダヘッドカバー(3)は締結部(34)でシリンダヘッド(1)に取り付けられている。防音カバー(7)は、水平な天井部(28)と天井部(28)の先端縁部から下向きに垂設された垂直な側壁部(29)とで構成され、天井部(28)の基端縁部がブリーザ室(27)の上部に配置されている。
防音カバー(7)は、シリンダヘッドカバー(3)と一体成型されている。図2に示すように、防音カバー(7)には挿通孔(30)が設けられ、この挿通孔(30)を介してシリンダヘッドカバー(3)に対する締結部(34)の着脱が行われる。挿通孔(30)にはプラグ(41)が着脱自在に嵌合されている。
図1に示すように、吸気管(8)も防音カバー(7)で覆われている。
防音カバー(7)内に吸音材(9)が設けられている。
吸音材(9)が発泡金属で構成されている。
図1に示すように、吸気管(8)は吸気マニホルドであり、コレクタ部(31)と、コレクタ部(31)の横側に設けられた吸気入口管(32)と、コレクタ部(31)から分岐されたブランチ部(33)とを備え、吸気入口管(32)は防音カバー(7)の側壁部(29)に設けられた挿通部(31)に挿通され、吸気入口管(32)の先端部は防音カバー(7)の外側に突出され、図示しないが、吸気入口管(32)の先端部にエアクリーナから導出された吸気パイプの導出端部が接続される。
吸音材(9)を構成する発泡金属は、小さな空間を多量に有するアルミニウムを主とする金属のセル状の構造物である。吸音材(9)にはグラスウールを用いることもできる。
図1及び図2に示すように、防音カバー(7)の外表面に放熱フィン(10)が設けられている。
図2に示すように、防音カバー(7)内をエンジン冷却風(11)が通過するように構成されている。
図1及び図2に示すように、防音カバー(7)内にオイル通路(12)が設けられ、このオイル通路(12)を通過するエンジンオイル(13)の熱が防音カバー(7)から放熱されるようにしている。
図1及び図2に示すように、クランク軸の架設方向を前後方向として、放熱フィン(10)は前後方向に長く形成され、防音カバー(7)の天井部(28)に横方向に所定間隔を保持して多数並設されている。
図示しないが、エンジンの前部にはエンジン冷却ファンが配置され、エンジン冷却ファンで起こしたエンジン冷却風(11)が防音カバー(7)内を通過する。
オイル通路(12)は防音カバー(7)の天井部(28)に設けられ、天井部(28)の前端部から後端部までジクザグに形成されている。オイル通路(12)の始端部(35)にはオイルポンプ(36)からオイルパン(38)内のエンジンオイル(13)が供給され、オイル通路の終端部(37)はシリンダヘッドカバー(3)内で開口されている。オイル通路(12)を通過したエンジンオイル(13)はシリンダヘッドカバー(3)からプッシュロッド室(23)を介してオイルパン(38)に戻される。
(1) シリンダヘッド
(2) 上面
(3) シリンダヘッドカバー
(4) ロッカアーム
(5) 燃焼室
(6) 燃料噴射ノズル
(7) 防音カバー
(8) 吸気管
(9) 吸音材
(10) 放熱フィン
(11) エンジン冷却風
(12) オイル通路
(13) エンジンオイル

Claims (7)

  1. シリンダヘッド(1)の上面(2)に取り付けられたシリンダヘッドカバー(3)と、シリンダヘッドカバー(3)内に収容されたロッカアーム(4)と、シリンダヘッドカバー(3)の外側で、シリンダヘッド(1)の上面(2)から燃焼室(5)に差し込まれた燃料噴射ノズル(6)とを備えた、ディーゼルエンジンにおいて、
    シリンダヘッドカバー(3)の外側に設けられた防音カバー(7)を備え、この防音カバー(7)はシリンダヘッドカバー(3)に支持され、シリンダヘッドカバー(3)外の燃料噴射ノズル(6)とシリンダヘッド(1)の上面(2)の一部がその上方から防音カバー(7)で覆われている、ことを特徴とするディーゼルエンジン。
  2. 請求項1に記載したディーゼルエンジンにおいて、
    吸気管(8)も防音カバー(7)で覆われている、ことを特徴とするディーゼルエンジン。
  3. 請求項1または請求項2に記載したディーゼルエンジンにおいて、
    防音カバー(7)内に吸音材(9)が設けられている、ことを特徴とするディーゼルエンジン。
  4. 請求項3に記載したディーゼルエンジンにおいて、
    吸音材(9)が発泡金属で構成されている、ことを特徴とするディーゼルエンジン。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載したディーゼルエンジンにおいて、
    防音カバー(7)の外表面に放熱フィン(10)が設けられている、ことを特徴とするディーゼルエンジン。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載したディーゼルエンジンにおいて、
    防音カバー(7)内をエンジン冷却風(11)が通過するように構成されている、ことを特徴とするディーゼルエンジン。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載したディーゼルエンジンにおいて、
    防音カバー(7)内にオイル通路(12)が設けられ、このオイル通路(12)を通過するエンジンオイル(13)の熱が防音カバー(7)から放熱されるようにした、ことを特徴とするディーゼルエンジン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021113526A (ja) * 2020-01-20 2021-08-05 株式会社クボタ エンジン

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