JP2014054745A - インクジェットヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】印字品質の良いインクジェットヘッドを提供する。
【解決手段】実施形態によれば、インクジェットヘッドは、インク圧力室と、ノズル穴と、振動板と、アクチュエータと、電極とを有する。インク圧力室は、インクを収納する。ノズル穴は、インク圧力室内のインクを吐出する。振動板は、ノズル穴を囲んで形成する。アクチュエータは、振動板を駆動させる。電極は、ノズル穴に対して軸対称に形成し、アクチュエータを駆動させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、インクジェットヘッドに関する。
画像信号に従ってノズルからインク滴を吐出し、記録紙上にインク滴による画像を形成するオンデマンド型インクジェット記録方式として圧電素子(ピエゾ素子)型がある。圧電素子型のインクジェットヘッドは、圧電素子の変形を利用してインク室に貯蔵されたインクをノズルから吐出させる。圧電素子(ピエゾ素子)は、電圧を力に変換する素子である。圧電素子は、電界を加えると、伸張または剪断変形を起こす。このような圧電素子の変形により、インクがノズルから吐出される。印字品質を良好にするために、圧電素子は、インクの吐出方向が安定するように変形させる必要がある。
特開平10−58672号公報
本発明は、印字品質の良いインクジェットヘッドを提供することを目的とする。
実施形態によれば、インクジェットヘッドは、インク圧力室と、ノズル穴と、振動板と、アクチュエータと、電極とを有する。インク圧力室は、インクを収納する。ノズル穴は、インク圧力室内のインクを吐出する。振動板は、ノズル穴を囲んで形成する。アクチュエータは、振動板を駆動させる。電極は、ノズル穴に対して軸対称に形成し、アクチュエータを駆動させる。
実施形態に係るインクジェットヘッドの第1の構成例の分解斜視図。 実施形態に係るインクジェットヘッドの第2の構成例の分解斜視図。 実施形態に係るノズルプレートの第1の構成例を示す平面図。 実施形態に係る第1の構成例のノズルプレートを備えたインクジェットヘッドの断面図。 実施形態に係る第1の構成例のノズルプレートにおける個別電極および共有電極の変形例を示す図。 実施形態に係るノズルプレートの第2の構成例を示す平面図。 実施形態に係る第2の構成例のノズルプレートにおける個別電極および共有電極の変形例を示す図。 実施形態に係るノズルプレートの第3の構成例を示す平面図。 実施形態に係る第3の構成例のノズルプレートにおける個別電極および共有電極の変形例を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
まず、実施形態に係るインクジェットヘッドの全体的な構成について説明する。
図1は、第1の構成例のインクジェットヘッド1の分解斜視図である。
図1に示される第1の構成例のインクジェットヘッド1は、ノズルプレート100、インク圧力室構造体200、セパレートプレート300、インク供給路構造体400などにより構成されている。
ノズルプレート100は、ノズルプレート100の厚さ方向に貫通するインク吐出用の複数のノズル穴101(インク吐出孔)を有する。
インク圧力室構造体200は、複数のノズル穴101に対応する複数のインク圧力室201を有する。インク圧力室201とノズル穴101とは、1対1で設けられ、各インク圧力室201は、それぞれが対応するノズル穴101に繋げられている。
セパレートプレート300は、インク圧力室構造体200に形成されるインク圧力室201に繋がるインク絞り301(インク圧力室へのインク供給用開口)を有する。インク絞り301は、複数のノズル穴101とインク圧力室201とに対応して設けられる。複数のインク圧力室201は、それぞれに対応するインク絞り301を通してインク供給路402に繋がっている。
インク圧力室201は、画像形成のためのインクを保持する。インク圧力室201内のインクは、ノズルプレート100の変形によって発生する各インク圧力室201内の圧力変化によって、各ノズル穴101から吐出される。インクが吐出される場合、セパレートプレート300は、インク圧力室201内に発生した圧力を閉じ込めて、インク供給路402へ圧力が逃げることを防ぐ役割を果たす。そのため、インク絞り301の直径は、たとえば、インク圧力室201の直径に対して1/4以下の大きさである。
インク供給路402は、インク供給路構造体400にある。インク供給路構造体400には、インクジェットヘッドの外部からインクを供給するインク供給口401がある。インク供給路402は、全てのインク圧力室201にインクを供給できるように、複数のインク圧力室201をすべて囲んでいる。
たとえば、インク圧力室構造体200は、厚さ725μmのシリコンウエハで作成する。各インク圧力室201は、直径240μmの円筒形状で構成する。各インク圧力室201の円の中心にノズル穴101を有する。
また、セパレートプレート300は、たとえば、厚さ200μmのステンレスで構成し、インク絞り301の直径を100μm程度として形成して良い。インク絞り301は、それぞれのインク圧力室201へのインク流路抵抗がほぼ同程度になるように、インク絞り301の形状バラツキを抑制するように形成される。
インク供給路構造体400は、たとえば、厚さ4mmのステンレスで構成し、インク供給路402をステンレス表面から2mm程度の深さで形成して良い。インク供給口401はインク供給路402のほぼ中央にある。インク供給口401は各インク圧力室201へのインク流路抵抗がほぼ同程度になるように作られている。
また、ノズルプレート100は、インク圧力室構造体200の上に、後述する成膜プロセスにて形成された一体構造である。
インク圧力室構造体200、セパレートプレート300、インク供給路構造体400はノズル穴101、インク圧力室201が所定の位置関係を保つように、エポキシ接着剤で固定されている。
たとえば、インク圧力室構造体200は、シリコンウエハで形成し、セパレートプレート300およびインク供給路構造体400は、ステンレスで形成するが、これらの構造体200、300、400の材料は、シリコンウエハ、ステンレスに限定されない。構造体200、300、400は、ノズルプレート100の膨張係数との差を考慮して、インク吐出圧力発生に影響しない範囲で他の材料とすることも可能である。例えば、構造体200、300、400の材料は、セラミック材料としてアルミナセラミックス、ジルコニア、炭化ケイ素、窒化ケイ素、チタン酸バリウム、などの窒化物、酸化物を利用可能であり、樹脂材料として、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)、ポリアセタール、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリエーテルサルフォンなどのプラスチック材を利用することも可能である。また、構造体200、300、400の材料には、金属材料(合金)を用いることも可能であり、代表的な材料としては、アルミ、チタン、などの材料が挙げられる。
図2は、第2の構成例のインクジェットヘッド2の分解斜視図である。
図2に示す第2の構成例は、図1に示す第1の構成例とはインク供給路402内でインクを循環させる構成とした点が異なる。図2に示す第2の構成例においては、循環インク供給口403と循環インク排出口404とが、インク供給路402の両端付近に配置された構成となっている。なお、図2に示す第2の構成例のインクジェットヘッド2は、インクを循環させる構成以外は、第1の構成例のインクジェットヘッド1と同様な構成であって良い。
図2に示す第2の構成例のインクジェットヘッド2は、インクが循環することにより、インク供給路402内のインク温度を一定に保つことが容易となる。従って、図2に示す第2の構成例のインクジェットヘッドによれば、ノズルプレート100の変形などによって発生する熱によるインクジェットヘッド内の温度上昇をインクの循環によって抑制する効果がある。
なお、上記のような第1の構成例のインクジェットヘッド1および第2の構成例のインクジェットヘッドは、ノズルプレートとアクチュエータとを共用するため、低コストで作成することができる。
次に、ノズルプレート100の構成について説明する。
以下に説明するノズルプレート100(100A、100B、100C)の構成例は、第1の構成例のインクジェットヘッド1及び第2の構成例のインクジェットヘッド2の何れにも適用できる。
図3は、ノズルプレートの第1の構成例を示す図である。図3は、ノズルプレート100Aをインク吐出側から見た平面図である。図4は、図3におけるA−A´間の断面図である。
ノズルプレート100Aは、インク圧力室201内のインクを吐出させるノズル穴101を有する。ノズルプレート100Aにおいて、ノズル穴101の周囲には、ノズル穴101からインクを吐出させるための圧力を発生させるアクチュエータ102Aが構成される。
ノズルプレート100Aは、アクチュエータ102Aを駆動するための信号を伝送する個別電極103と共有電極107とを有する。さらに、個別電極103は、配線部103aが個別電極端子部104に接続される。個別電極端子部104は、インクジェットヘッドの外部からインクジェットヘッドにおける個々のノズルを駆動する信号を受ける個別電極用の端子部である。共有電極端子部105は、共有電極の配線部に接続され、インクジェットヘッドを駆動する信号を受ける共有電極用の端子部である。
アクチュエータ102A、個別電極103、個別電極端子部104、共有電極107、共有電極端子部105、絶縁体109は、振動板106上に形成される。図4に示すように、アクチュエータ102A、個別電極103、共有電極107および絶縁体109は、少なくとも振動板106上のインク圧力室201に対応する領域EAにおいて、ノズル穴101に対して軸対称となるように構成する。
図3に示す構成例では、個別電極103の配線部103aと共有電極107の配線部とが直線上で向いあうように配置される。このため、図3では、インク圧力室201に対応する領域EAにおいて、共有電極107と個別電極103とがそれぞれノズル穴101に対して対称となっていることを示している。なお、図3は、平面図であるが、共有電極107と個別電極103とを図示しており、共有電極107と個別電極103とが重なっている部分、共有電極107と個別電極103と圧電体膜についても図示している。また、図4においても、振動板106上のインク圧力室201に対応する領域EAにおいて、アクチュエータ102A、個別電極103、共有電極107および絶縁体109が、ノズル穴101に対して軸対称となるように形成することを示している。
ノズル穴101は、ノズルプレート100の振動板106を貫通し、インク圧力室201に達している。例えば、インク圧力式が円筒形である場合、1つのインク圧力室201の円形断面の中心と対応するノズル穴101の中心とは一致するように構成される。各ノズル穴101には、対応するインク圧力室201からインクが供給される。振動板106は、ノズル穴101に対応するアクチュエータ102Aの動作によって変形し、インク圧力室201内に発生した圧力変化によって、ノズル穴101に供給されたインクを吐出する。各ノズル穴101は、それぞれが同様な作用構成を有する。なお、ノズル穴101も、円筒形状となっている。例えば、ノズル穴の円形断面の直径は20μmとなるように設計される。
アクチュエータ102Aは、圧電体膜で構成される。アクチュエータ102Aとしての圧電体膜は、圧電体膜を挟む2つの電極(個別電極103と共有電極107)により与えられる電界によって動作する。圧電体膜を成膜すると、圧電体膜の膜厚方向には分極が発生する。電極を介して分極の方向と同方向の電界を圧電体膜に印加すると、アクチュエータ102Aは、電界方向と直交する方向に伸縮する。この伸縮を利用して振動板106は、ノズルプレート100の厚み方向に変形し、インク圧力室201内のインクに圧力変化を発生させる。第1の構成例のノズルプレート100Aでは、各アクチュエータ102Aとしての圧電体膜の形状は、円形であるものとする。この場合、アクチュエータ102Aとしての圧電体膜は、ノズル穴101の吐出側開口と同心円にある。つまり、圧電体膜は、ノズル穴101の吐出側開口を囲むように形成する。円形の圧電体膜の直径は、例えば、170μmとする。
図3に示すノズルプレート100Aにおいて、高密度にノズル穴101を配置するために各ノズル穴101を中心に配置した複数のアクチュエータ102Aが千鳥状(互い違い)に配置される。図3に示す構成例では、複数のノズル穴101と各ノズル穴101を中心とするアクチュエータ102Aが、図3に示すX軸方向に、直線状に配置される。また、複数のノズル穴101と各ノズル穴101を中心とするアクチュエータ102Aとは、Y軸方向に直線状に2列並んで設けられる。X軸方向で隣接するノズル穴101の中心間距離は、例えば、340μmに設計される。この場合、Y軸方向においてノズル穴101の2列の配置間隔は、240μmに設計される。このように配置することにより、個別電極103は、X軸方向で2つのアクチュエータ102A間を通って形成される。
圧電体膜の材料は、たとえば、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)が用いられる。圧電体膜の他の材料としては、PTO(PbTiO3:チタン酸鉛)PMNT(Pb(Mg1/3Nb2/3)O3−PbTiO3)、PZNT(Pb(Zn1/3Nb2/3)O3−PbTiO3)、ZnO、AlNなどを用いることも可能である。
圧電体膜は、たとえば、RFマグネトロンスパッタリング法により基板温度350℃で成膜される。膜厚は、例えば、1μmに設計される。圧電体膜成膜後、圧電体膜に圧電性を付与するためには、たとえば、500℃で3時間熱処理する。これにより、良好な圧電性能を得ることが可能となる。圧電体膜の他の製法としては、CVD(化学的気相成長法)、ゾルゲル法、AD法(エアロゾルデポジション法)、水熱合成法などを用いることも可能である。また、圧電体膜の厚さは、圧電特性、絶縁破壊電圧などによって決定される。圧電体膜の厚さは、概ね0.1μmから5μmの範囲である。
各個別電極103は、第1の電極であり、それぞれが対応する各アクチュエータ102Aの圧電体膜に繋がる2つの電極のうちの一方の電極である。各個別電極103は、対応する各アクチュエータとしての圧電体膜を独立に動作させるための個別電極として作用する。各個別電極103は、対応する各アクチュエータ102Aの圧電体膜上(吐出側)に形成される上部電極(個別電極膜)103bを有する。つまり、各上部電極103bは、各圧電体膜に対して吐出側に個別に接触するように成膜される。上部電極103bは、個別電極103の配線部103aに接続部103cを介して接続される。
すなわち、各個別電極103は、個別電極端子部104に接続される配線部103aと、圧電体膜に接触する上部電極103bと、配線部103aと上部電極103bとを電気的に接続する接続部103cとで構成される。上部電極103bは、たとえば、ノズル穴101を中心とした円形の電極の中心に、ノズル穴101が形成されるため、ノズル穴101と同心円状に電極膜がない部分ができる。
個別電極103は、例えば、Pt(白金)薄膜で形成する。薄膜の成膜は、スパッタリング法を用いて、膜厚が0.5μmとなるように形成される。個別電極103の他の電極材料としては、Ni(ニッケル)、Cu(銅)、Al(アルミニウム)、Ti(チタン)、W(タンタル)、Mo(モリブデン)、Au(金)などを利用することも可能である。また、上部電極103bの他の成膜法としては、蒸着、鍍金を用いることも可能である。たとえば、各個別電極103の上部電極103bの膜厚は、0.01〜1μm程度である。
共有電極107は、第2の電極であり、アクチュエータ102Aとしての圧電体膜に繋がる2つの電極のうちの他方の電極である。共有電極107は、圧電体膜102Aに対してはインク圧力室201側に成膜される。共有電極107は、各アクチュエータ102Aとしての圧電体膜に共有して繋がり、共有電極として作用する。共有電極107は、圧電体膜に接触する電極部分(共有電極膜)とアクチュエータ102Aから個別電極配線部と反対方向に配置されノズルプレート100AのX軸方向両端で集結さる配線部とが、共有電極端子部105に接続された構成を有する。圧電体膜102Aに接触する円形の電極部分の中心には、ノズル穴101が形成されるため、個別電極の上部電極と同様に、ノズル穴101と同心円状に共有電極膜がない部分ができる。
共有電極107は、例えば、Pt(白金)/Ti(チタン)薄膜で形成される。薄膜の成膜は、スパッタリング法を用い、膜厚が0.5μmとなるように形成される。共有電極107の他の電極材料としては、Ni、Cu、Al、Ti、W、Mo、Auなどを利用することも可能である。他の成膜法として、蒸着、鍍金を用いることも可能である。共有電極107の膜厚は、例えば、0.01〜1μm程度である。
個別電極端子部104と共有電極端子部105とは、外部駆動回路からアクチュエータ102Aを駆動するための信号を受信するために設けられている。個別電極103と共有電極107とは、アクチュエータ102Aの間を通して配線する。個別電極103と共有電極107とは、たとえば、配線幅が80μm程度となる。
各個別電極端子部104の間隔は、ノズル穴101のX軸方向の間隔340μmに基づく大きさになるので、個別電極103の配線幅に比べて個別電極端子部104のX軸方向の幅を広くすることができる。このように構成することにより、外部駆動回路と各個別電極端子部104との接続は容易になっている。各個別電極103は、各アクチュエータ102Aを個別に駆動させる。
また、個別電極103及び共有電極107は、振動板106上のインク圧力室201の領域EAにおいて、ノズル穴101に対して軸対称であれば良い。たとえば、図3に示す構成例では、個別電極103の電線部と共有電極107の電線部とは、直線上で向かい合うように配置され、個別電極103の電線部と共有電極107の電線部とは、それぞれがノズル穴101に対して軸対称となるように構成されている。
上記のように、図3及び図4に示す第1の構成例のノズルプレート100Aにおいて、個別電極103の電線部と共有電極107の電線部とは、ノズル穴101を通る直線上に配置され、少なくとも領域EAにおいてノズル穴101に対して軸対称となるように配置される。これにより、図3及び図4に示す第1の構成例のノズルプレート100Aは、アクチュエータ102Aの動作もノズル穴101に対して軸対称となり、ノズル穴101からのインクの吐出方向が安定する。この結果として、第1の構成例のノズルプレート100Aを適用したインクジェットヘッドでは、印字品質が良い画像形成を実現できる。
次に、第1の構成例のノズルプレート100Aの変形例について説明する。
図5は、第1の構成例のノズルプレート100Aに配置される円形のアクチュエータ102Aに対する個別電極103と共有電極107との他の構成例(変形例)である。図5に示す構成例では、個別電極103の電線部と共有電極107の電線部とは、ノズル穴101を中心に直交するような方向で配置される。図5に示す構成であっても、個別電極103と共有電極107とは、振動板106上のインク圧力室201の領域EAにおいて、ノズル穴101に対して軸対称となっている。
これにより、第1の構成例のノズルプレート100Aは、図5に示す構成であっても、アクチュエータ102Aの動作がノズル穴101に対して軸対称となり、ノズル穴101からのインクの吐出方向が安定する。この結果として、図5に示す構成を有する第1の構成例のノズルプレート100Aを適用したインクジェットヘッドでは、ノズル穴からのインクの吐出方向が安定し、印字品質が良い画像形成を実現できる。
次に、ノズルプレートの第2の構成例について説明する。
図6は、第2の構成例のノズルプレート100Bを示す図である。
図6に示す第2の構成例のノズルプレート100Bは、図3に示す第1の構成例のノズルプレート100Aとは、アクチュエータの形状などが異なっている。すなわち、図6に示すノズルプレート100Bは、インク圧力室201が長方形の断面を有し、各ノズルのアクチュエータ102Bが長方形である構成例である。なお、アクチュエータ102Bおよびインク圧力室の形状以外は、第1の構成例と同様であるため、詳細な説明は省略する。
アクチュエータ102Bとしての圧電体膜は、長方形となっている。アクチュエータ102Bは、例えば、幅170μm、長さ340μmの長方形となっている。インク圧力室201の形状も、アクチュエータ102Bとしての圧電体膜の形状に合わせて、長方形となっており、振動板106上におけるインク圧力室の領域EBも長方形の領域となる。また、ノズル穴101は、例えば、直径が20μmに設計され、インク圧力室の領域EBの中心(例えば、領域EBの長方形の対角線の交点を中心する位置)に設けられる。
図6に示す第2の構成例のノズルプレート100Bは、個別電極103の電線部と共有電極107の電線部とは、ノズル穴101を通る直線上に配置され、少なくとも領域EBにおいてノズル穴101に対して軸対称となるように配置される。これにより、図6に示す第2の構成例のノズルプレート100Bは、アクチュエータ102Bの動作がノズル穴101に対して軸対称となり、ノズル穴101からのインクの吐出方向が安定する。この結果として、第2の構成例のノズルプレート100Bを適用したインクジェットヘッドでは、印字品質が良い画像形成を実現できる。
また、図6に示す第2の構成例のノズルプレート100Bは、アクチュエータ(圧電体膜)が円形である第1の構成例のノズルプレート100Aに比べ、アクチュエータ102Bが幅方向で170μmと小さくなる。すなわち、第2の構成例のノズルプレート100Bは、第1の構成例のノズルプレート100Aに比べ、個別電極103を通すための間隔が広がることにより、個別電極103の配線幅を広くすることができ、電気的な信頼性を向上できる。
次に、第2の構成例のノズルプレート100Bの変形例について説明する。
図7(a)及び(b)は、第2の構成例のノズルプレート100Bに配置される長方形のアクチュエータ102Bに対する個別電極103と共有電極107との他のパターンニング(変形例)を示す図である。
図7(a)に示す構成例において、個別電極103の電線部と共有電極107の電線部とは、ノズル穴101を中心に直交するような方向で配置される。すなわち、個別電極103の電線部は、ノズル穴101を通り、長方形のアクチュエータ102Bの長辺の中点を通るような直線上に配置し、共有電極107の電線部は、ノズル穴101を通り、長方形のアクチュエータ102Bの短辺の中点を通るような直線上に配置する。さらに、個別電極103の電線部と共有電極107の電線部とは、少なくとも領域EBにおいて、ノズル穴101に対して軸対称となるように配置される。
また、図7(b)に示す構成例において、個別電極103の電線部と共有電極107の電線部とは、ノズル穴101を中心に直交するような方向で配置される。すなわち、個別電極103の電線部は、ノズル穴101を通り、長方形のアクチュエータ102Bにおける一方の対角線を通るような直線上に配置し、共有電極107の電線部は、ノズル穴101を通り、長方形のアクチュエータ102Bにおける他方の対角線を通るような直線上に配置する。さらに、個別電極103の電線部と共有電極107の電線部とは、少なくとも領域EBにおいて、ノズル穴101に対して軸対称となるように配置される。
図7(a)及び図7(b)に示す構成において、個別電極103と共有電極107とは、振動板106上のインク圧力室201の領域EBにおいて、ノズル穴101に対して軸対称となる。これにより、第2の構成例のノズルプレート100Bは、図7(a)及び図7(b)に示す構成であっても、アクチュエータ102Bの動作がノズル穴101に対して軸対称となり、ノズル穴101からのインクの吐出方向が安定する。この結果として、図7(a)及び図7(b)に示す構成を有する第2の構成例のノズルプレート100Bを適用したインクジェットヘッドでは、ノズル穴からのインクの吐出方向が安定し、印字品質が良い画像形成を実現できる。
次に、ノズルプレートの第3の構成例について説明する。
図8は、第3の構成例のノズルプレート100Cを示す図である。
図8に示す第3の構成例のノズルプレート100Cは、図3に示す第1の構成例のノズルプレート100Aとは、アクチュエータの形状などが異なっている。図8に示すノズルプレート100Cは、インク圧力室201が菱形の断面を有し、各ノズルのアクチュエータ102Cが菱形である構成例である。なお、第3の構成例のノズルプレート100Cは、アクチュエータ102Cおよびインク圧力室の形状以外は第1の構成例と同様なもので実現できるため、詳細な説明は省略するものとする。
アクチュエータ102Cは、例えば、幅300μm、長さ300μmの菱形となっている。インク圧力室201の形状も、アクチュエータ102Cとしての圧電体膜の形状に合わせて、菱形となっており、振動板106上におけるインク圧力室の領域ECも菱形の領域となる。また、ノズル穴101は、例えば、直径が20μmに設計され、インク圧力室の領域ECの中心(例えば、領域ECの菱形の対角線の交点を中心する位置)に設けられる。
図8に示す第3の構成例のノズルプレート100Cは、個別電極103の電線部と共有電極107の電線部とは、ノズル穴101を通る直線上に配置され、少なくとも領域ECにおいてノズル穴101に対して軸対称となるように配置される。これにより、図8に示す第3の構成例のノズルプレート100Cは、アクチュエータ102Cの動作もノズル穴101に対して軸対称となり、ノズル穴101からのインクの吐出方向が安定する。この結果として、第3の構成例のノズルプレート100Cを適用したインクジェットヘッドでは、印字品質が良い画像形成を実現できる。
また、図8に示す第3の構成例のノズルプレート100Cは、アクチュエータ(圧電体膜)が円形である第1の構成例のノズルプレート100Aに比べ、各ノズルとしてのアクチュエータ102Cを高密度に配置することができる。すなわち、第3の構成例のノズルプレート100Cは、第1の構成例のノズルプレート100Aに比べ、アクチュエータ102Cが高密度で配置できるため、インクを吐出するノズルを高密度に配置したインクジェットヘッドを実現できる。
次に、第3の構成例のノズルプレート100Cの変形例について説明する。
図9(a)及び(b)は、第3の構成例のノズルプレート100Cに配置される菱形のアクチュエータ102Cに対する個別電極103と共有電極107との他のパターンニング(変形例)を示す図である。
図9(a)に示す構成例において、個別電極103の電線部と共有電極107の電線部とは、ノズル穴101を中心に直交するような方向で配置される。すなわち、個別電極103の電線部は、ノズル穴101を通り、菱形のアクチュエータ102Cにおける一方の対角線を通るような直線上に配置し、共有電極107の電線部は、ノズル穴101を通り、菱形のアクチュエータ102Cにおける他方の対角線を通るような直線上に配置する。さらに、個別電極103の電線部と共有電極107の電線部とは、少なくとも領域ECにおいて、ノズル穴101に対して軸対称となるように配置される。
また、図9(b)に示す構成例において、個別電極103の電線部と共有電極107の電線部とは、ノズル穴101で交差するような直線上に配置される。すなわち、個別電極103の電線部は、ノズル穴101を通り、菱形のアクチュエータ102Cにおいて対向する2辺の中点を通るような直線上に配置し、共有電極107の電線部は、ノズル穴101を通り、菱形のアクチュエータ102Cにおける別の2辺の中点を通るような直線上に配置する。さらに、個別電極103の電線部と共有電極107の電線部とは、少なくとも領域ECにおいて、ノズル穴101に対して軸対称となるように配置される。
図9(a)及び図9(b)に示す構成において、個別電極103と共有電極107とは、振動板106上のインク圧力室201上の領域ECにおいて、ノズル穴101に対して軸対称となっている。すなわち、第3の構成例のノズルプレート100Cは、図9(a)及び図9(b)に示す構成であっても、アクチュエータ102Cの動作が軸対称となり、ノズル穴101からのインクの吐出方向が安定する。この結果として、図9(a)及び図9(b)に示す構成の第3の構成例のノズルプレート100Cを適用したインクジェットヘッドでは、各ノズル穴からのインクの吐出方向が安定し、印字品質を良い画像形成を実現できる。
上記のように、本実施の形態に係るインクジェットヘッドは、アクチュエータの変形によりインク圧力室から供給されたインクを吐出するノズル穴を有し、少なくともインク圧力室に対応する領域において、ノズル穴に対して軸対称な形状となるように電極を形成する。これにより、本実施の形態に係るインクジェットヘッドによれば、アクチュエータの動作がノズル穴に対して軸対称になる。この結果、インクの吐出方向が安定し、ミスディレクションの発生を防止でき、印字品質を向上できる。
以上の実施例は、圧電体膜102Aに対してインク圧力室201側に成膜される電極を共有電極とし、圧電体膜102Aに対してインク圧力室201と反対側に成膜される電極を個別電極としたが、圧電体膜102Aに対してインク圧力室201側に成膜される電極を個別電極とし、圧電体膜102Aに対してインク圧力室201と反対側に成膜される電極を共有電極とすることも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
EA、EB、EC…領域、1、2…インクジェットヘッド、100(100A、100B、100C)…ノズルプレート、101…ノズル穴、102(102A、102B、102C)…アクチュエータ(圧電体膜)、103…個別電極、103a…配線部、103b…上部電極、103c…接続部、104…個別電極端子部、105…共有電極端子部、106…振動板、107…共有電極、109…絶縁体、200…インク圧力室構造体、201…インク圧力室。

Claims (5)

  1. インクを収納するインク圧力室と、
    前記インク圧力室内のインクを吐出するノズル穴と、
    前記ノズル穴を囲んで形成する振動板と、
    前記振動板を駆動させるアクチュエータと、
    前記ノズル穴に対して軸対称に形成し、前記アクチュエータを駆動させる電極と、
    を有することを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. 前記電極は、前記アクチュエータを挟持する第1の電極と第2の電極とである、
    前記請求項1記載のインクジェットヘッド。
  3. 前記第1の電極は、前記第2の電極とで前記アクチュエータを挟むように設けた上部電極と、前記上部電極に接続され、前記振動板上の前記インク圧力室に対応する領域では前記ノズル穴に対して軸対称に形成される配線部と、を有する電極であり、
    前記第2の電極は、前記振動板上に設けた電極である、
    前記請求項2に記載のインクジェットヘッド。
  4. さらに、前記第1の電極と前記第2の電極とを絶縁する絶縁膜を有し、
    前記第1の電極、前記第2の電極、前記アクチュエータおよび前記絶縁膜は、前記振動板上の前記インク圧力室に対応する領域では前記ノズル穴に対して軸対称になるように形成される、
    前記請求項2又は3の何れか1項に記載のインクジェットヘッド。
  5. 複数のインク圧力室を有するインク圧力室構造体と、
    前記ノズル穴と前記アクチュエータと前記電極とを備えた複数のノズルをそれぞれインク圧力室に対向して設けたプレートと、を有する、
    前記請求項1乃至4の何れか1項に記載のインクジェットヘッド。
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