JP2014053407A - ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの欠陥修正工程、より詳しくは、電子線を走査して転写パターンの修正後の形状を確認する工程において、欠損欠陥部以外の転写パターンの凸部上面(Top面)にまで修正材が堆積してしまう過剰デポジションの発生を防止しつつ、欠損欠陥が修正されたテンプレートを製造することが可能なナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法を提供することを目的とするものである。
【解決手段】 基板の主面上に形成したハードマスクパターンを残した形態で転写パターンの欠損欠陥部を修正し、前記転写パターンの欠損欠陥部の修正を確認した後に、前記ハードマスクパターンを除去することにより、上記課題を解決する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法に関するものである。
半導体デバイス製造においては、従来から、フォトマスクを使って縮小(例えば1/4縮小)露光するフォトリソグラフィの技術が用いられており、近年では、より解像度を向上させる技術として、位相シフトマスクを用いたフォトリソグラフィによって、超LSI等の微細なパターンを製造している。
しかしながら、さらなる微細化に対応するためには、露光波長の問題や製造コストの問題などから上記のフォトリソグラフィによる方式の限界が指摘されており、次世代のリソグラフィ技術として、反射型マスクを使うEUV(Extreme Ultra Violet)リソグラフィや、テンプレート(モールド、スタンパ、金型とも呼ばれる)を使うナノインプリントリソグラフィ(NIL:Nano Imprint Lithography)が提案されている。
特に、ナノインプリントリソグラフィは、フォトリソグラフィのような高額な露光装置(ステッパー)を用いないため、経済的にも有利であることから、注目を集めている。
上記のナノインプリントリソグラフィは、表面に微細な凹凸形状の転写パターンを形成したテンプレートを、半導体ウェハなどの被転写基板の上に形成された樹脂に密着させ、前記樹脂の表面側の形状を、前記テンプレートの転写パターンの凹凸形状に成型した後に前記テンプレートを離型し、次いで、ドライエッチング等により余分な樹脂部分(残膜部分)を除去することで、前記被転写基板の上の樹脂に前記テンプレートの転写パターンの凹凸形状(より詳しくは、凹凸反転形状)を転写させる技術である。
このナノインプリントリソグラフィに用いる方法には、熱可塑性樹脂を用いて、まず、前記樹脂をガラス転移温度以上に加熱して変形可能とし、この状態でテンプレートの転写パターンの凹凸形状に成型し、その後、ガラス転移温度以下に冷却することでテンプレートの転写パターンの凹凸形状を前記樹脂に転写する熱インプリント法や(例えば、特許文献1)、紫外線硬化性樹脂を用いて、硬化前の変形可能な樹脂をテンプレートの転写パターンの凹凸形状に成型し、その後、紫外線を照射して前記樹脂を硬化させて、テンプレートの転写パターンの凹凸形状を前記樹脂に転写する光インプリント法などが提案されている(例えば、特許文献2)。
上記のように、光インプリント法は、熱インプリント法のような加熱と冷却の工程が不要であり、室温でパターン転写できる。また、テンプレートや被転写基板が、熱によって寸法変化を生じてしまうリスクを低減できる。
それゆえ、一般的には、熱インプリント法よりも光インプリント法の方が、生産性、解像性、アライメント精度などの点で優れている。
上記の光インプリント法によるナノインプリントリソグラフィの理想モデルの一例を、図6に示す。
光インプリント法によるナノインプリントリソグラフィの技術を用いて所望の樹脂パターンを形成するには、例えば、図6(a)に示すように、まず、凹凸形状の転写パターンを設けたナノインプリントリソグラフィ用テンプレート100、および、紫外線硬化性の樹脂層322Aを設けた被転写基板310を準備する。
次に、テンプレート100を被転写基板310の上に設けた樹脂層322Aに接触させ、紫外線330を照射して樹脂層322Aの樹脂を硬化させて樹脂パターン322を形成し(図6(b))、その後、テンプレート100を離型する(図6(c))。
次いで、得られた樹脂パターン322に、例えば、酸素イオン等の反応性イオン340によるドライエッチングを施して(図6(d))、厚さT1の余分な残膜部分を除去し、テンプレート100の転写パターンとは凹凸形状が反転した所望の樹脂パターン323を形成する(図6(e))。
ここで、上述の残膜部分の厚さT1は、ナノインプリントリソグラフィにおいて、RLT(Residual Layer Thickness)と呼ばれるものである。このRLTの大きさは、転写パターンのサイズや樹脂材料等にもよるが、例えば、転写パターンの深さ(樹脂パターンの高さに相当)が50nm程度の場合、RLTの大きさは10nm程度である。そして、このRLTに対しては、膜厚均一性が厳しく求められている。
上記のようなナノインプリントリソグラフィ用テンプレート100を製造するには、例えば、図7(a)に示すように、まず、石英等から構成される基板110の主面上に、クロム(Cr)等から構成されるハードマスク層221Aを有する構造体(ブランクスと呼ぶ)を準備する。
次に、ハードマスク層221Aの上にレジスト層222Aを形成し(図7(b))、電子線描画等の製版技術によりレジストパターン222を形成する(図7(c))。
続いて、レジストパターン222から露出するハードマスク層221Aをエッチングしてハードマスクパターン221を形成する(図7(d))。
その後、レジストパターン222を除去し、次いで、ハードマスクパターン221から露出する基板110をエッチングして凹部110sを形成し(図7(e))、最後に、ハードマスクパターン221を除去して、所望の凹凸形状の転写パターンを有するテンプレート100を得る(図7(f))。
なお、図7(f)において、符号110sは転写パターンの凹部を示し、符号110tは転写パターンの凸部を示す。
ここで、従来のフォトマスクの製造においては、必要なマスクパターンの一部が失われた欠損欠陥(白欠陥とも呼ばれる)を生じることがあり、この欠損欠陥部に対して、例えば、電子線とデポジション用ガスを用いて修正材を堆積する工程を、欠損欠陥(白欠陥)の修正工程と呼んでいる(例えば、特許文献3)。
そして、上記のように必要なパターンの一部が失われた欠損欠陥は、ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造においても生じるものである。
図8は、ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの欠損欠陥の一例を示す説明図であり、(a)は概略平面図、(b)は(a)におけるA−A断面図である。
なお、図8に示す例において、符号100dはラインアンドスペース状の転写パターンの一部に欠損欠陥部を有するナノインプリントリソグラフィ用テンプレートを、符号110dは欠損欠陥部を、符号110tは転写パターンの凸部を、符号100sは転写パターンの凹部を、それぞれ示す。
上記のような欠損欠陥が、ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造において発生する例について、図9を用いて説明する。
例えば、図9(a)に示すように、ハードマスク層221Aに、一般にピンホールと呼ばれる欠損欠陥部221pが存在する場合、レジスト製版工程を経て形成されるハードマスクパターン221にも、前記欠損欠陥部221pの一部若しくは全てを含む欠損欠陥部221dが形成され(図9(d))、この欠損欠陥部221dを有するハードマスクパターン221をエッチングマスクに用いて形成されるテンプレート100dにも、欠損欠陥部221dに対応する欠損欠陥部110dが形成されてしまうことになる(図9(f))、
ここで、ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートは、従来のフォトマスクのような4倍マスクではなく、等倍の転写パターンを有するテンプレートであり、その転写パターンの寸法は、例えば、10nmレベルと非常に小さいため、ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造においては、転写パターンをエッチング形成するためのハードマスクパターンも極めて薄膜にする必要がある。例えば、ハードマスクパターンの膜厚は数nmレベルである。
このように、ハードマスクパターンが極めて薄膜であるため、転写パターンをエッチング形成する前の表面平坦な基板上に形成されたハードマスクパターンの欠損欠陥を、既存の欠陥検査装置で検出することは困難である。
それゆえ、ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造においては、例えば、図10に示すように、転写パターンの形成工程(S103)の後に、欠陥検査工程(S105)を行っている。通常、転写パターンは凸部の上面(Top面)と凹部の底面(Bottom面)の高さ位置の差が凹部の幅の2倍〜3倍程度のアスペクト比を有しているため、転写パターン形成後であれば、既存の欠陥検査装置を用いて欠損欠陥を検出することが容易になるからである。
すなわち、上記のような欠損欠陥を考慮したナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの現実的な製造工程は、例えば、図10に示すように、ブランクス準備工程(S101)、ハードマスクパターンの形成工程(S102)、転写パターンの形成工程(S103)、ハードマスクパターンの除去工程(S104)に続いて、欠陥検査工程(S105)、および欠陥修正工程(S106)を含めたものになる。
ここで、上記の欠陥修正工程(S106)では、従来の位相シフトマスクにおける透明基材(主に石英)の欠損欠陥部の修正技術を用いることができる。
例えば、上記の欠陥修正工程(S106)の詳細は、欠損欠陥を有するテンプレート100dを欠陥修正装置内に配置して、デポジション用ガスを供給しながら電子線を照射することにより、前記欠損欠陥部に修正材を堆積して、前記転写パターンを修正する工程、前記デポジション用ガスの排出工程、前記転写パターンの修正後の形状を電子線の走査により得られる二次電子等の検出像で確認する、転写パターンの確認工程、を順に施す一連の工程になる。
特表2004−504718号公報 特開2002−93748号公報 特開2004−294613号公報
上述のように、前記転写パターンの修正にはデポジション用ガスが用いられ、このデポジション用ガスは修正後には排出されるが、ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの表面に付着したデポジション用ガスを完全に排出することは困難である。
それゆえ、前記転写パターンの修正後の形状を確認する工程において、ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの表面を電子線で走査すると、その走査領域における欠損欠陥部以外の転写パターンにも修正材が堆積してしまうという過剰デポジションの問題がある。
そして、ナノインプリントリソグラフィは、上述のように、テンプレートの転写パターンを直に被転写基板の上の樹脂に接触させて、その凹凸形状(より詳しくは、凹凸反転形状)を等倍の大きさで前記樹脂に転写させる技術であるため、上記のような過剰デポジションにより転写パターンの形状が変化してしまうと、転写された樹脂のパターンもそのまま変化した形状になってしまう。
特に、ナノインプリントリソグラフィにおいては、上記のような過剰デポジションによって転写パターンの広範囲の凸部上面(Top面)の高さ位置が異なってしまうと、被転写基板上の樹脂パターンの残膜厚さ(RLT)が広範囲に及んで不均一になってしまい、広範囲に不良パターンが発生してしまうという問題がある。
上記の問題について、図11および図12を用いてより詳細に説明する。
ここで、図11は、従来の欠陥修正工程によってテンプレートの表面が広範囲に及んで過剰デポジションされる様子を示す説明図であり、図12は、上記のようにテンプレートの転写パターンの広範囲の凸部上面(Top面)が過剰デポジションされたテンプレートを用いてパターン転写した場合に、被転写基板上の樹脂パターンの残膜厚さ(RLT)が広範囲に及んで不均一になる様子を示す説明図である。
例えば、従来の方法で、図11(a)に示すナノインプリントリソグラフィ用テンプレート100dの欠損欠陥部110dを修正する場合、まず、テンプレート100dを欠陥修正装置内に配置し、欠陥検査工程において検出しておいた欠陥位置情報に基づいてテンプレート100dの表面を観察用の電子線130で走査して、修正用の電子線131を照射する位置および範囲を決める(図11(b))。
次に、デポジション用ガス141を供給しながら、修正用の電子線131を照射することにより、欠損欠陥部110dに修正材を堆積して堆積部110rを形成する(図11(c))。
所定のデポジションが終了した後は、電子線131の照射を停止し、デポジション用ガス141を排出し(図11(d))、テンプレート100dの表面を観察用の電子線132で走査して、転写パターンの修正後の形状を確認するが(図11(e))、この確認工程における電子線132の走査によって、その走査領域の転写パターンが過剰デポジションされてしまう。
例えば、上記の修正工程を経て得られたテンプレート100eにおいては、図11(f)に示すように、電子線132の走査領域に相当する過剰デポジション領域110eの転写パターンの凸部110tの上面(Top面)は、当初の高さ位置からh3の高さ(厚さ)に過剰デポジションされており、同様に、過剰デポジション領域110eの転写パターンの凹部110sの底面(Bottom面)は、当初の深さからh4の高さ(厚さ)に過剰デポジションされている。
この過剰デポジションは、デポジション用ガス141の種類等の条件によって変化するものであるが、例えば、上記の過剰デポジションの高さ(厚さ)h3やh4の値は、数nm程度である。
しかしながら、上述のように、ナノインプリントリソグラフィにおいては、被転写基板上の樹脂パターンの残膜厚さ(RLT)に対しては、膜厚均一性が厳しく求められている。
それゆえ、例え図11(f)に示すテンプレート100eの過剰デポジションの高さ(厚さ)h3の値が数nm程度であっても、広範囲(例えば、1μm×1μm)の転写パターンの凸部上面(Top面)の高さ位置が異なってしまうと、転写される被転写基板上の樹脂パターンの残膜厚さ(RLT)も不均一になってしまい、広範囲に及んで不良パターンが発生してしまうという特有の問題がある。
この残膜厚さ(RLT)に係る問題について詳細に説明する。
例えば、図11(f)に示すテンプレート100eを用いて、上述の図6に示した工程と同様に、光インプリント法によるナノインプリントリソグラフィを行った場合には、図12(c)に示すように、形成された樹脂パターン322Eの残膜部分の厚さ(RLT)は不均一なものになる。
より具体的に述べると、図12(c)に示す例において、テンプレート100eの過剰デポジション領域110eとは異なる領域の転写パターンが転写された領域の樹脂パターン322Eの残膜部分の厚さ(RLT)はT2となるのに対し、テンプレート100eの過剰デポジション領域110eの転写パターンが転写された領域の樹脂パターン322Eの残膜部分の厚さ(RLT)はT3になる。ここで、厚さT3は、厚さT2からテンプレート100eの過剰デポジションの高さ(厚さ)h3を差し引いた値に相当する。
そして、図12(d)に示すように、この残膜部分の厚さ(RLT)が不均一な樹脂パターン322Eに対して反応性イオン340によるドライエッチングを施した場合には、例えば、図12(e)に示すように、残膜部分の厚さ(RLT)がT3であった領域においては、余分な残膜部分が除去された樹脂パターン323Bを得ることができるが、残膜部分の厚さ(RLT)がT2であった領域においては、厚さT4の残膜部分が残留した不良の樹脂パターン323Aが形成されてしまい、広範囲に不良パターンが発生してしまうことになる。
なお、厚さT4は、厚さT2から反応性イオン340によるドライエッチング量を差し引いた値に相当する。
以上、詳しく説明したように、ナノインプリントリソグラフィは、転写パターンを等倍転写する技術であるため、テンプレート表面のわずかな過剰デポジションであってもその影響は大きく、特に、テンプレートの転写パターンの凸部上面(Top面)が広範囲に過剰デポジションされて、転写パターンの凸部の上面(Top面)の高さ位置が異なってしまうと、その領域に対応する被転写基板上の樹脂パターンの残膜厚さ(RLT)も不均一になってしまい、広範囲に不良パターンが発生してしまうという特有の問題がある。
それゆえ、欠損欠陥部を修正しても、転写パターンの凸部上面(Top面)の高さ位置が広範囲に変化してしまうことを防ぐことが可能なナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法が求められている。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの欠陥修正工程、より詳しくは、電子線を走査して転写パターンの修正後の形状を確認する工程において、欠損欠陥部以外の転写パターンの凸部上面(Top面)にまで修正材が堆積してしまう過剰デポジションの発生を防止しつつ、欠損欠陥が修正されたテンプレートを製造することが可能なナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法を提供することを目的とする。
本発明者は、種々研究した結果、基板の主面上に形成したハードマスクパターンを残した形態で転写パターンの欠損欠陥部を修正し、前記転写パターンの欠損欠陥部の修正を確認した後に、前記ハードマスクパターンを除去することにより、上記課題を解決できることを見出して本発明を完成したものである。
すなわち、本発明の請求項1に係る発明は、基板の主面に凹凸形状の転写パターンを有するナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法であって、前記基板の主面上にハードマスクパターンを形成する工程と、前記ハードマスクパターンから露出する前記基板の主面をエッチングして凹凸形状の転写パターンを形成する工程と、前記ハードマスクパターンを残した形態で前記転写パターンの欠陥を検査する工程と、前記検査で検出された欠損欠陥部に、デポジション用ガスを供給しながら第1の電子線を照射することにより前記転写パターンの欠損欠陥部に修正材を堆積して、前記転写パターンを修正する工程と、前記デポジション用ガスを排出する工程と、前記転写パターンの修正後の形状を第2の電子線の走査により得られる検出像で確認する工程と、前記ハードマスクパターンを除去する工程と、を順に備えることを特徴とするナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法である。
また、本発明の請求項2に係る発明は、前記ハードマスクパターンがクロム(Cr)を含む材料から構成されており、前記ハードマスクパターンを除去する工程が、硝酸第2セリウムアンモニウムと過塩素酸を含む水溶液によるウェットエッチングであることを特徴とする請求項1に記載のナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法である。
また、本発明の請求項3に係る発明は、前記転写パターンの欠損欠陥部に、デポジション用ガスを供給しながら第1の電子線を照射することにより前記転写パターンの欠損欠陥部に修正材を堆積して、前記転写パターンを修正する工程と、前記デポジション用ガスを排出する工程と、前記転写パターンの修正後の形状を第2の電子線の走査により得られる検出像で確認する工程、の一連の工程を複数回繰り返すことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法である。
また、本発明の請求項4に係る発明は、前記第1の電子線を照射する領域が、前記転写パターンの欠損欠陥部が存在する領域と重複し、前記第2の電子線を走査する領域が、前記転写パターンの欠損欠陥部に修正材を堆積した領域を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法である。
また、本発明の請求項5に係る発明は、前記基板が酸化ケイ素(SiOX)を含む材料から構成されており、前記デポジション用ガスが、テトラエトキシシラン(TEOS)を含むガスであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法である。
本発明によれば、欠損欠陥部以外の転写パターンの凸部上面(Top面)に修正材が堆積することによって、前記転写パターンの凸部上面(Top面)の高さ位置が広範囲に及んで異なってしまうことを防止しつつ、前記欠損欠陥部を修正することが可能なナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法を提供することができる。
本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法の一例を示すフローチャートである。 本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの欠陥修正工程の一例を示すフローチャートである。 本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法の一例を示す概略工程図である。 図3に続く本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法の一例を示す概略工程図である。 本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法により製造されたテンプレートを用いてパターン転写された樹脂パターンの形態を示す説明図である。 ナノインプリントリソグラフィの一例を示す概略工程図である。 ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法の一例を示す概略工程図である。 ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの欠損欠陥の一例を示す説明図であり、(a)は概略平面図、(b)は(a)におけるA−A断面図である。 ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの欠損欠陥が発生する一例を示す説明図である。 従来の欠陥修正工程を含むナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法の一例を示すフローチャートである。 従来の欠陥修正工程によってテンプレートの表面の広範囲に修正材が堆積する様子を示す説明図である。 従来の欠陥修正を施したテンプレートを用いてパターン転写した場合の課題を示す説明図である。
以下、本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法について、図面を用いて詳細に説明する。
本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法は、基板の主面に凹凸形状の転写パターンを有するナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法であって、前記基板の主面上にハードマスクパターンを形成する工程と、前記ハードマスクパターンから露出する前記基板の主面をエッチングして凹凸形状の転写パターンを形成する工程と、前記ハードマスクパターンを残した形態で前記転写パターンの欠陥を検査する工程と、前記検査で検出された欠損欠陥部に、デポジション用ガスを供給しながら第1の電子線を照射することにより前記転写パターンの欠損欠陥部に修正材を堆積して、前記転写パターンを修正する工程と、前記デポジション用ガスを排出する工程と、前記転写パターンの修正後の形状を第2の電子線の走査により得られる検出像で確認する工程と、前記ハードマスクパターンを除去する工程と、を順に備えるものである。
まず、本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法の概要について、図1および図2を用いて説明する。
ここで、図1は、本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法の一例を示すフローチャートであり、図2は、本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの欠陥修正工程の一例を示すフローチャートである。
従来のナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法においては、上述の図10に示したように、ハードマスクパターンの除去工程(S104)の後に、欠陥修正工程(S106)を行う流れになっていた。
一方、本発明においては、例えば、図1に示すように、欠陥修正工程(S5)の後に、ハードマスクパターンの除去工程(S6)を行う流れになっている。そして、その欠陥修正工程(S5)は、例えば、図2に示すように、転写パターンの修正工程(S11)、デポジション用ガスの排出工程(S12)、転写パターンの修正確認工程(S13)で構成されている。
次に、本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法の詳細について、図3〜図4を用いて説明する。
ここで、図3〜図4は、本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法の一例を示す一連の概略工程図である。
本発明の製造方法により、欠損欠陥部が修正されたナノインプリントリソグラフィ用テンプレート1を製造するには、例えば、図3(a)に示すように、まず、基板10の主面上にハードマスク層21Aを有する構造体(ブランクス)を準備する。
本発明において、基板10の材料は、ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの基板として使用できる材料であれば用いることができる。例えば、基板10の材料は、酸化ケイ素(SiOx)を含む材料とすることができる。
また、本発明において、ハードマスク層21Aの材料は、基板10のエッチングマスクとして使用できる材料であれば用いることができる。例えば、ハードマスク層21Aの材料は、クロム(Cr)を含む材料とすることができる。
なお、図3〜図4に示す例において、前記ハードマスク層21Aには、欠損欠陥部(ピンホール)21pが存在するものとする。
次に、ハードマスク層21Aの上にレジスト層22Aを形成し(図3(b))、電子線描画等の製版技術によりレジストパターン22を形成する(図3(c))。
続いて、レジストパターン22から露出するハードマスク層21Aをエッチングしてハードマスクパターン21を形成する(図3(d))。なお、本工程で形成されるハードマスクパターン21は、前記欠損欠陥部(ピンホール)21pの一部若しくは全てを含む欠損欠陥部21dを有することになる。
その後、前記レジストパターン22を除去し(図3(e))、次いで、欠損欠陥部21dを含むハードマスクパターン21から露出する基板10をエッチングして転写パターンの凹部10sを形成し、転写パターンの凸部の上面(Top面)にはハードマスクパターン21を有する構造体11dを得る(図3(f))。なお、この工程において、転写パターンの欠損欠陥部10dがハードマスクパターン21の欠損欠陥部21dの下の位置に形成される。
ここまでの工程、すなわち図3(a)〜(f)に示す工程が、図1に示すS1〜S3の工程に相当する。
続いて、図1に示すS4の欠陥検査工程、S5の欠陥修正工程を行うが、本発明においては、ハードマスクパターン21を残した形態で転写パターンの欠損欠陥を検査し、この欠陥検査工程において検出した欠陥位置情報に基づいて、転写パターンを修正し(図2のS11〜S13)、その後、図1に示すS6のハードマスクパターンの除去工程を行う。
上記の転写パターンの修正について、以下、詳細に説明する。
本発明において、前記転写パターンの欠損欠陥部10dを修正するには、例えば、前記構造体11dを欠陥修正装置内に配置し、前記欠陥検査工程において検出しておいた欠陥位置情報に基づいて構造体11dの表面を観察用の電子線30で走査して、得られる検出像から修正用の電子線(第1の電子線)31を照射する位置および範囲を決める(図4(g))。
次に、デポジション用ガス41を供給しながら、修正用の電子線(第1の電子線)31を照射することにより、前記転写パターンの欠損欠陥部10dに修正材を堆積する(図4(h))。
本発明において、デポジション用ガス41には、ナノインプリントリソグラフィ用テンプレートを被転写基板上の樹脂に押し付けても変形しない強度を有する修正材であって、前記樹脂と反応しない修正材を堆積できるガスであれば用いることができ、前記転写パターンを構成する材料等に応じて適宜選択される。また、デポジション用ガス41は、単一成分のガスのみならず、複数種の成分を含む混合ガスであっても良い。例えば、デポジション用ガス41には、テトラエトキシシラン(TEOS)、フェナントレン、タングステンカルボニル(W(CO)6)、フッ化タングステン(WF6)等を含むガスを用いることができる。
中でも、前記転写パターンが酸化ケイ素(SiOx)を含む材料から構成されている場合、すなわち、前記基板10が酸化ケイ素(SiOx)を含む材料から構成されている場合には、デポジション用ガス41として、テトラエトキシシラン(TEOS)を含むガスを好適に用いることができる。この場合、前記修正工程により形成される堆積部10rはシリコン系の材料から構成されることになるからである。
図4(h)に示す所定のデポジションが終了した後は、修正用の電子線(第1の電子線)31の照射を停止し、デポジション用ガス41を排出し(図4(i))、構造体11dの表面を観察用の電子線(第2の電子線)32で走査し、得られる検出像で前記転写パターンの修正後の形状を確認する(図4(j))。
なお、前記転写パターンの欠損欠陥部10dが残留している場合には、図2に示すように、前記転写パターンの欠損欠陥部に、デポジション用ガス41を供給しながら第1の電子線を照射することにより前記転写パターンの欠損欠陥部に修正材を堆積して、前記転写パターンを修正する工程(S11)と、前記デポジション用ガス41を排出する工程(S12)と、前記転写パターンの修正後の形状を第2の電子線の走査により得られる検出像で確認する工程(S13)と、を前記転写パターンの欠損欠陥部10dが消失したことを確認するまで複数回繰り返す。
ここで、前記第1の電子線31を照射する領域は、前記転写パターンの欠損欠陥部10dが存在する領域と重複し、前記第2の電子線32を走査する領域は、前記転写パターンの欠損欠陥部10dに修正材を堆積した領域を含むものである。
すなわち、前記第1の電子線31の照射領域は、正常な転写パターンの部分にも修正材を堆積してしまうことを防止するために、前記転写パターンの欠損欠陥部10dが存在する領域に限定される。一方、修正後の形状を確認するためには周囲との比較が必要なことから、前記第2の電子線32の走査領域は、前記転写パターンの欠損欠陥部10dに修正材を堆積した領域のみならず、その周囲も含むものである。
上記の確認工程により、前記転写パターンの欠損欠陥部10dが消失したことを確認したら、最後に、ハードマスクパターン21を除去して、欠損欠陥部が修正されたテンプレート1を得る(図4(k))。なお、図4(k)において、符号10sは転写パターンの凹部を示し、符号10tは転写パターンの凸部を示す。
ここで、従来の方法では、転写パターンの修正確認工程における電子線の走査によって、その走査領域の転写パターンの凸部の上面(Top面)にも修正材が堆積してしまうという過剰デポジションの問題があった(図11(f))。
一方、本発明においては、図4(i)に示すように、転写パターンの修正確認工程の段階では、転写パターンの凸部上面(Top面)はハードマスクパターン21で被覆されている。
それゆえ、例えデポジション用ガス41が残留しており、第2の電子線32の走査によって修正材が堆積してしまったとしても(図4(j))、その後、転写パターンの凸部の上面(Top面)を被覆するハードマスクパターン21を除去することにより、前記ハードマスクパターン21の上に堆積した修正材も共に除去されるため、前記転写パターンの凸部上面(Top面)が過剰デポジションされてしまうということは生じない。
上記のように、前記ハードマスクパターン21の上に堆積した修正材も共に除去するために、前記ハードマスクパターン21を除去する工程は、ウェットエッチングであることが好ましい。
中でも、前記ハードマスクパターンがクロム(Cr)を含む材料から構成されている場合には、前記ハードマスクパターン21を除去する工程は、硝酸第2セリウムアンモニウムと過塩素酸を含む水溶液によるウェットエッチングであることが好ましい。前記水溶液であれば、クロム(Cr)を含む材料から構成されている前記ハードマスクパターンを良好に除去できるからである。
なお、本発明においても、第2の電子線32の走査領域における転写パターンの凹部の底面(Bottom面)には、過剰デポジションが生じる。例えば、図4(j)に示すように、第2の電子線32の走査領域10eにおける転写パターンの凹部10sの底面(Bottom面)には、当初の高さ位置からh1の高さまで修正材が堆積する。
しかしながら、上述のナノインプリントリソグラフィにおける残膜厚さ(RLT)は、テンプレートの転写パターンの凸部上面(Top面)の高さに応じて変化するものであるため、例え、テンプレートの転写パターンの凹部の底面(Bottom面)に過剰デポジションが生じたとしても、転写された樹脂パターンは、その過剰デポジションされた領域において凸部の高さ(厚さ)が他の領域よりもh1だけ低く(薄く)なるものの、被転写基板上の樹脂パターンの残膜厚さ(RLT)が広範囲に及んで不均一になってしまうということはなく、それゆえ、広範囲に不良パターンが発生してしまうという問題が生じることは無い。
上記について、図5を用いてより詳細に説明する。図5は、本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法により製造されたテンプレートを用いてパターン転写された樹脂パターンの形態を示す説明図である。
例えば、図4(k)に示す本発明の製造方法により製造されたテンプレート1を用いて、上述の図6に示した工程と同様に、光インプリント法によるナノインプリントリソグラフィを行った場合、図5(c)に示すように、テンプレート1の転写パターンの凹部の底面(Bottom面)の深さに応じて、樹脂パターン322の凸部の高さは不均一(高低差h1)になるものの、テンプレート1の転写パターンの凸部上面(Top面)の高さ位置は、欠損欠陥部10dに修正材を堆積して形成した堆積部10rの領域を除いて同じであるため、樹脂パターン322の残膜部分の厚さ(RLT)も、前記堆積部10rに対応する領域を除いて均一なもの(厚さT1)になる。
そして、図5(d)に示すように、この樹脂パターン322に対して反応性イオン340によるドライエッチングを施した場合、図5(e)に示すように、樹脂パターン323の高さは不均一(高低差h1)になるものの、前記樹脂パターン322の残膜部分は、前記堆積部10rに対応する領域を除いて厚さが均一なため、いずれの箇所においても除去されることになる。
それゆえ、本発明の製造方法により製造されたテンプレートを用いてナノインプリントリソグラフィを行った場合には、従来のような、残膜部分が広範囲に残留することにより広範囲に不良パターンが発生してしまうという問題を生じることは無い。
ここで、本発明においては、前記転写パターンの欠損欠陥部に修正材を堆積した領域には、前記第2の電子線32の走査によって過剰デポジションが生じる。
例えば、図4(k)に示すように、欠損欠陥部10dに修正材を堆積して形成した堆積部10rの上面(Top面)には、過剰デポジションによって、さらにh2の高さ(厚さ)の修正材が堆積する。
しかしながら、前記高さh2の修正材が堆積する領域は、修正前の欠損欠陥部10dの領域と同程度の面積であり、上述の第2の電子線32の走査領域に比べて著しく小さい領域でしかない。例えば、テンプレート1における転写パターンの凹部10sの幅が20nm程度、凸部10tの幅が20nm程度の場合、前記欠損欠陥部の領域の幅は10nm程度であるのに対し、上述の第2の電子線32の走査領域の幅は1.5μm程度である。
それゆえ、例え上記のように、テンプレート1の転写パターンの欠損欠陥部10dに形成した堆積部10rの上面(Top面)が、前記第2の電子線32の走査によって過剰デポジションされたとしても、図5(c)に示すように、転写された樹脂パターンの残膜部分は、その限られた小さな領域において他の領域よりもh2だけ厚みが薄くなるものの、被転写基板上の樹脂パターンの残膜厚さ(RLT)が広範囲に及んで不均一になってしまうということはなく、それゆえ、広範囲に不良パターンが発生してしまうという問題が生じることも無い。
また、前記堆積部10rの上面(Top面)の過剰デポジションに対応する領域の樹脂パターン322の残膜部分の厚さは、他の領域の残膜部分の厚さ(T1)よりもh2だけ厚みが薄くなることから、図5(d)に示すように、反応性イオン340によるドライエッチングを施した場合には、図5(e)に示すように、他の領域の残膜部分と同様に除去され、不要な残膜を残すことにはならない。すなわち、前記堆積部10rの上面(Top面)の過剰デポジションに対応する領域の樹脂パターンも、不良になることは無い。
なお、本発明においては、前記過剰デポジションによって堆積する修正材の高さ(厚さ)を考慮して、欠損欠陥部に形成する堆積部の高さ(厚さ)を低め(薄め)に形成しても良い。
例えば、図4に示す例において、前記転写パターンの欠損欠陥部10dに形成する堆積部10rの高さ(厚さ)の値を、前記転写パターンの凹部10sの深さの値から、過剰デポジションによって堆積する修正材の高さ(厚さ)の値h2を差し引いた値に調整しても良い。
この場合は、形成した堆積部10rの上面(Top面)に、上記の過剰デポジションによって、さらにh2の高さ(厚さ)の修正材が堆積しても、最終的に得られるテンプレート1の転写パターンの凸部の上面(Top面)の高さは均一となり、被転写基板上の樹脂パターンの残膜厚さ(RLT)が不均一になってしまうということはい。
なお、本発明においても、樹脂パターン323の高さは不均一(高低差h1)になる(図5(e))。
しかしながら、樹脂パターン323の設計値の高さに比べて上記h1の値は著しく小さいため、例え樹脂パターン323の高さがh1の高低差を有していても、下地の被転写基板をエッチング加工する際に、特に問題は生じない。
例えば、樹脂パターン323の設計値の高さが50nm程度であるのに対し、h1の値は数nm程度である。
以上、本発明に係るナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法についてそれぞれの実施形態を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と、実質的に同一の構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなる場合であっても本発明の技術的範囲に包含される。
以下、実施例を用いて、本発明をさらに具体的に説明する。
(実施例1)
まず、基板10の主面上に、ハードマスク層21Aを有する構造体(ブランクス)を準備し、次に、ハードマスク層21Aの上にレジスト層22Aを形成し、電子線描画を用いた製版技術によりレジストパターン22を形成し、続いて、レジストパターン22から露出するハードマスク層21Aをドライエッチングしてハードマスクパターン21を形成した。
その後、レジストパターン22を除去し、次いで、ハードマスクパターン21から露出する基板10をエッチングして転写パターンの凹部10sを形成し、転写パターンの凸部の上面(Top面)にハードマスクパターン21を有する構造体11dを得た。
なお、上記の基板10には、縦152mm、横152mm、厚さ0.25インチの合成石英基板を用い、ハードマスク層21Aには、厚さ5nmのCrスパッタ層を用いた。
また、上記の転写パターンは、凹部10sの深さが50nm、凹部10sの幅が20nm、凸部10tの幅が20nmのラインアンドスペースパターンとした。
次に、ハードマスクパターン21を残した形態で前記構造体11の転写パターンの欠損欠陥を、レーザーテック社のフォトマスク欠陥検査装置(MATRICS X700)を用いて検査し、次いで、前記構造体11dをカールツアイス社の欠陥修正装置(MeRiT HR32)に配置し、前記欠陥検査工程において検出しておいた欠陥位置情報に基づいて、構造体11dの表面を観察用の電子線30で走査して、修正用の電子線(第1の電子線)31を照射する位置および範囲を決めた。
次に、デポジション用ガス41として、テトラエトキシシラン(TEOS)を含むガスを供給しながら、修正用の電子線(第1の電子線)31を照射することにより、前記転写パターンの欠損欠陥部10dに修正材を堆積した。
その後、第1の電子線31の照射を停止し、デポジション用ガス41を排出し、構造体11dの表面を観察用の電子線(第2の電子線)32で走査して、得られる検出像で転写パターンの修正後の形状を確認した。なお、上記の第2の電子線32の走査領域はX方向1.5μm、Y方向1.5μmとした。
前記転写パターンの欠損欠陥部10dが修正されたことを確認後、欠陥修正装置から前記構造体11dを取り出し、ハードマスクパターン21を硝酸第2セリウムアンモニウムと過塩素酸を含む水溶液を用いたウェットエッチングで除去して、ナノインプリントリソグラフィ用テンプレート1を得た。
上記のテンプレート1の欠陥検査をした結果、欠損欠陥は検出されなかった。なお、上記の欠陥検査には、レーザーテック社のフォトマスク欠陥検査装置(MATRICS X700)を用いた。
次に、上記の構造体11dの欠陥検査において検出しておいた欠陥位置情報に基づいて、テンプレート1の表面をエスアイアイ・ナノテクノロジー社の原子間力顕微鏡(L−trace)で検査したところ、前記欠損欠陥部に修正材を堆積した領域を除いて、上記第2の電子線32の走査領域とそれ以外の領域とで、転写パターンの凸部上面(Top面)に高さの違いは検出されなかった。
一方、前記欠損欠陥部に修正材を堆積した領域は、概ねX方向5nm、Y方向5nmであり、周囲の転写パターンの凸部上面(Top面)の高さよりも0.6nm〜2.0nm高かった。
なお、原子間力顕微鏡による検査領域は、上記の構造体11dの欠陥検査において検出しておいた欠陥位置を中心に、X方向3μm、Y方向3μmの領域とした。
また、上記のテンプレート1を用いて、光インプリント法により被転写基板上の樹脂にパターン転写したところ、前記欠損欠陥部に修正材を堆積した領域を除いて、上記の第2の電子線32の走査領域に相当する領域と、それ以外の領域のいずれの領域においても残膜部分の厚さ(RLT)が均一な樹脂パターン322を得ることができた。
さらに、前記樹脂パターン322に対し、反応性イオン340として酸素イオンを用いたドライエッチングにより所定の残膜除去工程を施したところ、前記欠損欠陥部に修正材を堆積した領域も含めて、上記の第2の電子線32の走査領域に相当する領域と、それ以外の領域のいずれの領域においても残膜部分が除去された良好な樹脂パターン323を得ることができた。
(比較例1)
基板110の主面上に、ハードマスク層221Aを有する構造体(ブランクス)を準備し、次に、ハードマスク層221Aの上に、電子線描画を用いた製版技術によりレジストパターン222を形成し、続いて、レジストパターン222から露出するハードマスク層221Aをドライエッチングしてハードマスクパターン221を形成した。
その後、レジストパターン222を除去し、次いで、ハードマスクパターン221から露出する基板110をエッチングして転写パターンの凹部110sを形成し、最後に、ハードマスクパターン221を除去して、テンプレート100dを得た。
なお、上記の基板110には、縦152mm、横152mm、厚さ0.25インチの合成石英基板を用い、ハードマスク層221Aには、厚さ5nmのCrスパッタ層を用いた。また、上記の転写パターンは、凹部110sの深さが50nm、凹部110sの幅が20nm、凸部110tの幅が20nmのラインアンドスペースパターンとした。
次に、前記テンプレート100dの転写パターンの欠損欠陥を、レーザーテック社のフォトマスク欠陥検査装置(MATRICS X700)を用いて検査し、次いで、前記テンプレート100dをカールツアイス社の欠陥修正装置(MeRiT HR32)に配置し、前記欠陥検査工程において検出しておいた欠陥位置情報に基づいて、テンプレート100dの表面を観察用の電子線130で走査して、修正用の電子線131を照射する位置および範囲を決めた。
次に、デポジション用ガス141として、テトラエトキシシラン(TEOS)を含むガスを供給しながら、修正用の電子線131を照射することにより、転写パターンの欠損欠陥部110dに修正材を堆積した。
その後、電子線131の照射を停止し、デポジション用ガス141を排出し、テンプレート100dの表面を観察用の電子線132で走査して、得られる検出像で前記転写パターンの修正後の形状を確認した。なお、上記の電子線132の走査領域はX方向1.5μm、Y方向1.5μmとした。
前記転写パターンの欠損欠陥部110dが修正されたことを確認後、欠陥修正装置から修正後のテンプレート100eを取り出し、欠陥検査をした結果、欠損欠陥は検出されなかった。なお、上記の欠陥検査には、レーザーテック社のフォトマスク欠陥検査装置(MATRICS X700)を用いた。
次に、上記のテンプレート100eの欠陥検査において検出しておいた欠陥位置情報に基づいて、テンプレート100eの表面をエスアイアイ・ナノテクノロジー社の原子間力顕微鏡(L−trace)で検査したところ、上記の電子線132の走査領域における転写パターンの凸部上面(Top面)の高さは、他の領域(非走査領域)の転写パターンの凸部上面(Top面)の高さよりも、0.6nm〜2.0nm高いことが判明した。
なお、原子間力顕微鏡による検査領域は、上記の欠陥検査において検出しておいた欠陥位置を中心に、X方向3μm、Y方向3μmの領域とした。
また、上記のテンプレート100eを用いて、光インプリント法により被転写基板上の樹脂にパターン転写したところ、得られた樹脂パターン322Eは、上記の電子線132の走査領域に相当する領域の残膜部分の厚さ(RLT)が、他の領域(非走査領域)の残膜部分の厚さ(RLT)よりも、0.6nm〜2.0nm薄いものであった。
さらに、前記樹脂パターン322Eに対し、反応性イオン340として酸素イオンを用いたドライエッチングにより残膜除去工程を施したところ、得られた樹脂パターンにおいては、上記の電子線132の走査領域に相当する領域以外の領域の残膜部分が残留してしまい、広範囲に不良パターン323Aが発生してしまっていた。
1・・・ナノインプリントリソグラフィ用テンプレート
10・・・基板
10d・・・・欠損欠陥部
10e・・・走査領域
10r・・・・堆積部
10s・・・凹部
10t・・・凸部
11d・・・構造体
21・・・ハードマスクパターン
21A・・・ハードマスク層
21d・・・欠損欠陥部
21p・・・欠損欠陥部
22・・・レジストパターン
22A・・・レジスト層
22d・・・欠損欠陥部
30・・・電子線
31・・・第1の電子線
32・・・第2の電子線
41・・・デポジション用ガス
100、100d、100e・・・ナノインプリントリソグラフィ用テンプレート
110・・・基板
110d・・・欠損欠陥部
110e・・・過剰デポジション領域
110r・・・堆積部
110s・・・凹部
110t・・・凸部
130、131、132・・・電子線
141・・・デポジション用ガス
221・・・ハードマスクパターン
221A・・・ハードマスク層
221d・・・欠損欠陥部
221p・・・欠損欠陥部
222・・・レジストパターン
222A・・・レジスト層
222d・・・欠損欠陥部
230・・・異物
310・・・被転写基板
322・・・樹脂パターン
322A・・・樹脂層
322E・・・樹脂パターン
323・・・樹脂パターン
323A、323B・・・樹脂パターン
330・・・紫外線
340・・・反応性イオン

Claims (5)

  1. 基板の主面に凹凸形状の転写パターンを有するナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法であって、
    前記基板の主面上にハードマスクパターンを形成する工程と、
    前記ハードマスクパターンから露出する前記基板の主面をエッチングして凹凸形状の転写パターンを形成する工程と、
    前記ハードマスクパターンを残した形態で前記転写パターンの欠陥を検査する工程と、
    前記検査で検出された欠損欠陥部に、デポジション用ガスを供給しながら第1の電子線を照射することにより前記転写パターンの欠損欠陥部に修正材を堆積して、前記転写パターンを修正する工程と、
    前記デポジション用ガスを排出する工程と、
    前記転写パターンの修正後の形状を第2の電子線の走査により得られる検出像で確認する工程と、
    前記ハードマスクパターンを除去する工程と、
    を順に備えることを特徴とするナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法。
  2. 前記ハードマスクパターンがクロム(Cr)を含む材料から構成されており、前記ハードマスクパターンを除去する工程が、硝酸第2セリウムアンモニウムと過塩素酸を含む水溶液によるウェットエッチングであることを特徴とする請求項1に記載のナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法。
  3. 前記転写パターンの欠損欠陥部に、デポジション用ガスを供給しながら第1の電子線を照射することにより前記転写パターンの欠損欠陥部に修正材を堆積して、前記転写パターンを修正する工程と、
    前記デポジション用ガスを排出する工程と、
    前記転写パターンの修正後の形状を第2の電子線の走査により得られる検出像で確認する工程、
    の一連の工程を複数回繰り返すことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法。
  4. 前記第1の電子線を照射する領域が、前記転写パターンの欠損欠陥部が存在する領域と重複し、前記第2の電子線を走査する領域が、前記転写パターンの欠損欠陥部に修正材を堆積した領域を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法。
  5. 前記基板が酸化ケイ素(SiOX)を含む材料から構成されており、前記デポジション用ガスが、テトラエトキシシラン(TEOS)を含むガスであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のナノインプリントリソグラフィ用テンプレートの製造方法。
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