JP2014052590A - 筒状シュリンクラベル、ラベル付き容器、及びラベル付き容器の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ラベル付き容器10は、容器20と、容器20に装着された筒状シュリンクラベル30とを備える。筒状シュリンクラベル30は、容器20の外周面23の全体を被覆し、ラベルの軸方向一端であるラベル上端31が上面24の周縁に、ラベルの軸方向他端であるラベル下端32が下面25の周縁にそれぞれ位置した状態で装着されている。そして、上面被覆部35に形成された切り欠き37を有する。切り欠き37は、ラベルの熱収縮過程における撓みを抑制して、上面被覆部35に収縮しきらない部分が発生することを防止する。
【選択図】図1
Description
当該構成によれば、例えば、切り欠きが形成された部分の形状変化が緩やかとなり、角立ちの発生をさらに防止し易くなる。
なお、実施形態において参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された構成要素の寸法等は、現物と異なる場合がある。具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。
また、容器の上面及び下面は、筒状シュリンクラベルの装着状態において上記軸方向に向いた面を意味する。上面は、通常の使用態様で鉛直上方を向く面、下面は、通常の使用態様で鉛直下方を向く面を意味するが、本発明の構成上、両者が明確に区別できなくてもよい。
また、容器の外周面は、筒状シュリンクラベルが主に装着される面であって、少なくとも一部が上記軸方向に沿っている。
なお、外周面と上面又は下面との境界線がない場合に、当該境界部分を明らかにする必要があるときには、容器面の接線と軸方向に沿った仮想線とが上方に向かってなす角度が45°を超える面が上面、容器面の接線と軸方向に沿った仮想線とが下方に向かってなす角度が45°を超える面が下面と定義される。
図1〜図9を参照しながら、本発明の第1実施形態であるラベル付き容器10、及び筒状シュリンクラベル30xについて以下詳細に説明する。
まず、図1〜図3を参照する。図1は、ラベル付き容器10を示す斜視図(下面25は、これを抜き出して平面図として示す)であり、図2,3は、ラベル付き容器10を構成する筒状シュリンクラベル30xを示す図である(以下、熱収縮後の状態を「筒状シュリンクラベル30」、熱収縮前の状態を「筒状シュリンクラベル30x」とする)。
図2,3に示すように、筒状シュリンクラベル30xには、ラベル上端31xからラベル下端32xに亘って、軸方向に沿った2本の折り目線33xが形成されている。各折り目線33xは、筒状体の径方向に対向して形成されており、筒状シュリンクラベル30xは各折り目線33xで折り畳まれる。筒状シュリンクラベル30xは、折り畳まれた状態で運搬・保管され、また後述するように切り欠き37xが形成される。
図4に示す例では、下面被覆部36となる部分である下面被覆部36xに凸状部40xが形成されている。凸状部40xの形状は、凹状部である切り欠き37xに対応しており、ラベル下端32xは、各折り目線33xとの交点Pにおいて最も突出している。かかる筒状シュリンクラベル30xを容器20に装着させると、図5に示すように、凸状部40が最大曲率部27に近接して配置される。
図10,11を参照しながら、第2実施形態であるラベル付き容器50、及び筒状シュリンクラベル60について詳説する。以下では、上記実施形態との相違点を主に説明し、重複する説明は省略する。
図12を参照しながら、第3実施形態であるラベル付き容器70について詳説する。
図12に例示するようなトリガー容器に、胴部のみならず、首部及びノズルヘッドを含めてラベルを装着する(所謂フルシュリンク)場合、従来、異形容器形状に起因して必要収縮量の差が大きいため、高収縮(例えば、80%)の熱収縮性フィルムが必要であり、フィルム特性にかなりの制限があった。しかし、本発明のラベル付き容器によれば、熱収縮過程でラベルに撓みが発生し易い部分を予め切り欠いて容器に追従しやすくしているので、適用できるフィルム特性にある程度幅を持たせることができ、材料選定の幅も広がる。
Claims (7)
- ラベル基材の主収縮方向が周方向となる筒状体に成形され、
外周面、上面、及び下面を含む容器に対して、前記外周面を覆うように外嵌され、前記筒状体の軸方向端部が少なくとも前記上面又は前記下面の位置を超えて延出した状態で熱収縮されることにより、前記外周面及び少なくとも前記上面又は前記下面の周縁を被覆して装着される筒状シュリンクラベルであって、
前記周縁を被覆する周縁被覆部となる部分に切り欠きが形成されており、
前記切り欠きによって前記軸方向端部の少なくとも一部が凹んでいることを特徴とする筒状シュリンクラベル。 - 請求項1に記載の筒状シュリンクラベルにおいて、
前記切り欠きは、前記軸方向端部が凸となるように湾曲した凸状カット部により形成されていることを特徴とする筒状シュリンクラベル。 - 請求項1に記載の筒状シュリンクラベルにおいて、
前記切り欠きは、
前記軸方向端部が凸となるように湾曲した凸状カット部と、
前記軸方向端部が凹となるように湾曲した凹状カット部と、
により形成され、
前記凸状カット部は、前記凹状カット部の両側に形成されていることを特徴とする筒状シュリンクラベル。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の筒状シュリンクラベルと、
少なくとも前記上面又は前記下面の前記周縁を被覆する前記周縁被覆部が形成されるように、前記筒状シュリンクラベルが装着された前記容器と、
を備えたラベル付き容器であって、
前記筒状シュリンクラベルの前記切り欠きは、少なくとも該切り欠きが存在しない場合に必要な熱収縮量が最大となる部分に配置されていることを特徴とするラベル付き容器。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の筒状シュリンクラベルと、
少なくとも前記上面又は前記下面の前記周縁を被覆する前記周縁被覆部が形成されるように、前記筒状シュリンクラベルが装着された前記容器と、
を備えたラベル付き容器であって、
前記筒状シュリンクラベルの前記切り欠きは、少なくとも前記外周面と前記上面又は前記下面との境界部分における曲率が最大となる部分に対応して配置されていることを特徴とするラベル付き容器。 - 請求項4又は5に記載のラベル付き容器において、
前記容器は、
縮径した首部が形成された胴部と、
前記首部に取り付けられたキャップ部と、
を有し、
前記キャップ部は、
前記胴部内に充填された内容液を噴出するノズルヘッドと、
前記ノズルヘッドから前記胴部側に延びたレバーと、
を含み、前記筒状シュリンクラベルは前記ノズルヘッドの上面の周縁を被覆して装着されていることを特徴とするラベル付き容器。 - ラベル基材の主収縮方向が周方向となる筒状体を成形し、前記ラベル基材に切り欠きを形成して、前記筒状体の軸方向端部の少なくとも一部を凹ませた筒状シュリンクラベルの製造工程と、
容器外周面を覆うように前記筒状シュリンクラベルを前記容器に外嵌し、該ラベルの前記軸方向端部が少なくとも容器上面又は容器下面の位置を超えて延出した状態で熱収縮させることにより、前記容器外周面及び少なくとも前記容器上面又は前記容器下面の周縁が被覆されるように前記筒状シュリンクラベルを前記容器に装着する装着工程と、
を備え、
前記装着工程では、前記筒状シュリンクラベルの前記切り欠きを、少なくとも該切り欠きが存在しない場合に必要な熱収縮量が最大となる部分に配置して熱収縮させることを特徴とするラベル付き容器の製造方法。
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---|---|---|---|---|
JP2017056943A (ja) * | 2015-09-14 | 2017-03-23 | 凸版印刷株式会社 | シュリンクフィルム付台紙、包装方法 |
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JPS54120683A (en) * | 1978-03-14 | 1979-09-19 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | Covering method |
JPH0647811A (ja) * | 1992-07-31 | 1994-02-22 | Nissha Printing Co Ltd | 筒状シュリンクフィルム |
JPH06270954A (ja) * | 1993-03-15 | 1994-09-27 | Osaka Aerosol Ind Corp | シュリンク包装材、その製造方法およびその包装材を用いた包装体 |
JP2009154964A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-16 | Kao Corp | 包装体及びその製造方法 |
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