JP2014049738A - パターン形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】露光装置の解像限界以下のサイズのパターンを形成することができるパターン形成方法を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、パターン形成方法は、第1の方向に延び、第1の方向に対して直交した第2の方向に配列された複数のラインパターン上に形成されたレジスト膜に、第1の方向及び第2の方向に対して傾いた第3の方向に延びる外形線または長軸をそれぞれが有する形状の千鳥配置された複数の第1の島状パターン像を露光転写し、第1の方向及び第2の方向に対して傾いた第4の方向に延びる外形線または長軸をそれぞれが有する形状の千鳥配置された複数の第2の島状パターン像を、第1の島状パターン像と一部を重ねて、第1の島状パターン像と第2の島状パターン像とが第1の方向に連なるように露光転写する工程を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、パターン形成方法に関する。
近年、例えば、半導体メモリデバイスに形成されるラインアンドスペースパターンの狭ピッチ化が進んでいる。また、リソグラフィ技術では、ラインアンドスペースパターンに比べてコンタクトホールパターンの微細化は難しく、狭ピッチラインアンドスペースパターンと同じピッチでコンタクトホールパターンを形成することが困難になってきている。
特開2006−294942号公報
本発明の実施形態は、露光装置の解像限界以下のサイズのパターンを形成することができるパターン形成方法を提供する。
実施形態によれば、パターン形成方法は、第1の方向に延び、前記第1の方向に対して直交した第2の方向に配列された複数のラインパターン上に形成されたレジスト膜に、前記第1の方向及び前記第2の方向に対して傾いた第3の方向に延びる外形線または長軸をそれぞれが有する形状の千鳥配置された複数の第1の島状パターン像を露光転写し、前記第1の方向及び前記第2の方向に対して傾いた第4の方向に延びる外形線または長軸をそれぞれが有する形状の千鳥配置された複数の第2の島状パターン像を、前記第1の島状パターン像と一部を重ねて、前記第1の島状パターン像と前記第2の島状パターン像とが前記第1の方向に連なるように露光転写する工程を備えている。また、実施形態によれば、パターン形成方法は、前記レジスト膜を現像し、前記第1の島状パターン像と前記第2の島状パターン像とが重なった領域にそれぞれ形成されて前記ラインパターン上に位置し、前記第2の方向のピッチが前記複数のラインパターンの前記第2の方向のピッチよりも大きい複数のホールを形成する工程を備えている。
第1実施形態のパターン形成方法を示す模式平面図。 第1実施形態のパターン形成方法を示す模式平面図。 第1実施形態のパターン形成方法を示す模式平面図。 第2実施形態のパターン形成方法を示す模式平面図。 第2実施形態のパターン形成方法を示す模式平面図。 第3実施形態のパターン形成方法を示す模式平面図。 第3実施形態のパターン形成方法を示す模式平面図。 第4実施形態のパターン形成方法を示す模式平面図。 第4実施形態のパターン形成方法を示す模式平面図。 第5実施形態のパターン形成方法を示す模式平面図。 第5実施形態のパターン形成方法を示す模式平面図。 第5実施形態のパターン形成方法を示す模式平面図。 第5実施形態のパターン形成方法を示す模式平面図。 第5実施形態のパターン形成方法を示す模式平面図。 第6実施形態のパターン形成方法を示す模式平面図。 第6実施形態のパターン形成方法を示す模式平面図。 第6実施形態のパターン形成方法を示す模式平面図。 実施形態のコンタクト部の形成方法を示す模式断面図。 半導体メモリデバイスにおけるビット線コンタクト領域の模式平面図。 比較例のパターン形成方法を示す模式平面図。
以下、図面を参照し、実施形態について説明する。なお、各図面中、同じ要素には同じ符号を付している。
図19(a)及び(b)は、半導体メモリデバイスにおけるビット線コンタクト領域の模式平面図である。
基板上に、X方向(第1の方向)に延び、X方向に対して直交するY方向(第2の方向)に配列された複数のアクティブ領域11がラインパターンとして形成されている。
アクティブ領域11上には、複数のアクティブ領域11を横切ってY方向に延び、X方向に配列された複数のワードラインパターンWLが形成されている。ワードラインパターンWLは、浮遊電極、トラップ絶縁膜などの電荷蓄積層と、制御電極とを含む。
ワードラインパターンWLとアクティブ領域11との交差部にメモリセルMCが設けられ、複数のメモリセルMCがマトリクス状に配列されている。
X方向に配列された複数のメモリセルMCは、アクティブ領域11を通じて直列接続されたセル列を形成する。X方向で隣り合うセル列の間には、それぞれのセル列に対応して一対の選択ゲートSGが形成されている。選択ゲートSGは、複数のアクティブ領域11を横切ってY方向に延びている。
図19(a)及び(b)に示す選択ゲートSGは、アクティブ領域11を図示しないビット線と接続させるためのビット線側選択ゲートSGである。図示しないが、セル列の他方の端部には、セル列をソース線と接続させるためのソース線側選択ゲートが形成されている。
一対の選択ゲートSG間の領域のそれぞれのアクティブ領域11上には、ビット線コンタクトCBが形成され、それぞれのアクティブ領域11はビット線コンタクトCBを通じて、図示しない上層の各ビット線と接続される。
近年、アクティブ領域11としては、例えば側壁転写プロセスの適用により、露光装置によるリソグラフィで可能な線幅よりも細く且つ狭ピッチのラインアンドスペースが形成されている。
しかしながら、露光装置の解像限界以下の線幅のアクティブ領域11上に、微小コンタクトホールを高精度に位置合わせして露光することは難しくなってきている。
すなわち、ビット線コンタクトCBのパターン形成においても、露光装置の解像限界を超える微小サイズが求められ、例えば2重露光法が提案されている。
以下、実施形態のパターン形成方法として、半導体メモリデバイスにおけるビット線コンタクトパターンの形成方法を説明する。
(第1実施形態)
図1(a)〜図3は、第1実施形態のパターン形成方法を示す模式平面図である。
図1(a)〜図3は、図19(a)、(b)における、選択ゲートSG間の領域を表す。
図1(a)に示すように、例えばシリコン基板である基板10上に、複数のアクティブ領域11がラインパターンとして形成される。アクティブ領域11は、基板10の表面、または基板10の表面に形成された半導体ウェル層の表面に形成され、メモリデバイスにおけるチャネル領域として機能する。
X方向(第1の方向)に延びる複数のアクティブ領域11が、X方向に対して直交するY方向(第2の方向)に配列されている。
複数のアクティブ領域11上には、図1(b)に示すように、レジスト膜14が形成される。
図18(a)は、図1(b)におけるA−A’線の模式拡大断面図である。
アクティブ領域11は基板10上にフィン状に形成され、Y方向で隣り合うアクティブ領域11は、例えばSTI(shallow trench isolation)構造の絶縁分離膜12によって絶縁分離されている。
アクティブ領域11上及び絶縁分離膜12上には層間膜13が形成され、その層間膜13上にレジスト膜14が形成される。レジスト膜14は、単層膜に限らず、複数膜構造であってもよい。
レジスト膜14に対しては、図示しないマスク(レチクル)を使ったリソグラフィにより、図2(a)に示すように、複数の第1の島状パターン像(潜像)21が露光転写される。
複数の第1の島状パターン像21は、Y方向に並んだ複数の第1の島状パターン像21の列を2列有し、互いの列はY方向の位置がずれている。すなわち、複数の第1の島状パターン像21は千鳥配置されている。
1つの第1の島状パターン像21は、矩形における対角位置にある2つの角をカットした形状を有し、X方向及びY方向に対して傾いた第3の方向に延びる外形線21aを有する。その外形線21aは、第1の島状パターン像21の外形を形成する複数本の直線の中で最も長い。
第1の島状パターン像21を露光転写した後、図2(b)に示すように、複数の第2の島状パターン像(潜像)22をレジスト膜14に露光転写する。
複数の第2の島状パターン像22は、Y方向に並んだ複数の第2の島状パターン像22の列を2列有し、互いの列はY方向の位置がずれている。すなわち、複数の第2の島状パターン像22は千鳥配置されている。
第2の島状パターン像22と第1の島状パターン像21とは合同図形である。したがって、第2の島状パターン像22も、矩形における対角位置にある2つの角をカットした形状を有し、X方向及びY方向に対して傾いた第4の方向に延びる外形線22aを有する。その外形線22aは、第2の島状パターン像22の外形を形成する複数本の直線の中で最も長い。
第1の島状パターン像21の外形線21aが延びる第3の方向と、第2の島状パターン像22の外形線22aが延びる第4の方向とは略平行である。
第2の島状パターン像22は、その一部を第1の島状パターン像21に重ねてレジスト膜14に露光転写される。第1の島状パターン像21の第3の方向の端部と、第2の島状パターン像22の第4の方向の端部とが重ねられる。このように、第1の島状パターン像21と第2の島状パターン像22とは、第3の方向または第4の方向につながっている。
図2(b)において、第1の島状パターン像21と第2の島状パターン像22とが重なった領域23を斜線で表す。
その領域23の下に位置するアクティブ領域11と、このアクティブ領域11をY方向に挟む2本のアクティブ領域11とを含む3本のアクティブ領域11のうち、Y方向の一方の側(図2(b)において左側)のアクティブ領域11の上に、一方の列に属する第1の島状パターン像21及び第2の島状パターン像22が重なり、Y方向の他方の側(図2(b)において右側)のアクティブ領域11の上に、他方の列に属する第1の島状パターン像21及び第2の島状パターン像22が重ねられる。すなわち、これら各列に属する第1の島状パターン像21及び第2の島状パターン像22は、X方向に連なる島状パターン像群として、3本のアクティブ領域11の上に重ねられる。
これに対し、Y方向で隣り合う第1の島状パターン像21の間には、1本のアクティブ領域11が位置し、Y方向で隣り合う第2の島状パターン像22の間には、1本のアクティブ領域11が位置する。したがって、図2(b)に示す平面視で、前述した3本のアクティブ領域11上に重ねられる島状パターン像群は、その隣の3本のアクティブ領域11上に重ねられる他の島状パターン像群とY方向に連なることはない。
また、第1の島状パターン像21の中心位置c1と、その第1の島状パターン像21に一部が重なった第2の島状パターン像22の中心位置c2とを結ぶ直線aに対して垂直な方向の距離が最大となる第2の島状パターン像22の外形上の点bは、X方向及びY方向に対して傾いた第4の方向に延びる外形線22a上に位置することになる。すなわち、点bは、前記第1の島状パターン像21に対してY方向で隣り合う他の第1の島状パターン像21から離れている。
レジスト膜14はネガ型レジスト膜である。
第1の島状パターン像21が露光転写された領域、および第2の島状パターン像22が露光転写された領域は、未露光領域である。したがって、第1の島状パターン像21と第2の島状パターン像22とが露光転写された後、図2(b)に示すレジスト膜14の領域において、未露光領域は、第1の島状パターン像21と第2の島状パターン像22とが重なった領域23のみとなる。
それぞれの領域23は、それぞれ異なるアクティブ領域11上に位置する。領域23のY方向のピッチは、アクティブ領域11のY方向のピッチよりも大きい。図2(b)に示す平面視で、Y方向で隣り合う2つの領域23間に、2本のアクティブ領域11が位置する。
第1の島状パターン像21及び第2の島状パターン像22を露光転写した後、例えば、基板10をホットプレート上に載せて、100℃でPEB(post exposure bake)する。
このPEBの後、例えば無極性有機溶媒を使用してレジスト膜14を現像する。この現像により、第1の島状パターン像21と第2の島状パターン像22とが重なり、未露光領域である領域23が選択的に除去され、図3に示すように、レジスト膜14に複数のホール24が形成される。
複数のホール24は、複数のホール24がY方向に並んだ列を3列有し、互いの列はY方向の位置がずれている。すなわち、複数のホール24が千鳥配置されている。それぞれのホール24は、それぞれ異なるアクティブ領域11の上に位置する。1つのホール24は、2本のアクティブ領域11にまたがって位置しない。ホール24のY方向のピッチは、アクティブ領域11のY方向のピッチよりも大きい。Y方向で隣り合うホール24の間の領域の下に、2本のアクティブ領域11が位置する。
レジスト膜14にホール24を形成した後、そのレジスト膜14をマスクにして下層をエッチングする。
図18(b)に示すように、レジスト膜14のホール24の下の層間膜13がエッチングされ、層間膜13に、アクティブ領域11に達するホール16が形成される。図18(b)は、図3におけるA−A’線拡大断面に対応する。
層間膜13に形成されたホール16には、図18(c)に示すように、メタル17が埋め込まれる。層間膜13上及びメタル17上には図示しないビット線が形成される。アクティブ領域11の本数に対応して複数本のビット線が形成され、各アクティブ領域11はメタル17を介して対応するビット線と電気的に接続可能となる。
以上説明した第1実施形態によれば、レジスト膜14にホール24を形成するためのパターン(第1の島状パターン像21と第2の島状パターン像22との重なり領域23)を2重露光法により転写することで、露光装置の解像限界以下の微小サイズのホール24を形成することができる。
前述した図19(a)に示す選択ゲートSG間のビット線コンタクト領域においては、ビット線コンタクトCBのY方向のピッチは、アクティブ領域11のY方向のピッチの2倍であり、X方向及びY方向に対して傾いた方向に、2つのビット線コンタクトCBが配列されている。
また、図19(b)に示す選択ゲートSG間のビット線コンタクト領域においては、ビット線コンタクトCBのY方向のピッチは、アクティブ領域11のY方向のピッチの4倍であり、X方向及びY方向に対して傾いた方向に、4つのビット線コンタクトCBが配列されている。
X方向及びY方向に対して傾いた方向に配列されたビット線コンタクトCBの数が増えるほど、ビット線コンタクトCBのY方向のピッチを大きくできるが、ビット線コンタクト領域のX方向のサイズが大きくなる。
X方向及びY方向に対して傾いた方向に配列されたビット線コンタクトCBの数を少なくすれば、ビット線コンタクト領域のX方向のサイズを縮小できるが、Y方向のビット線コンタクトCBのピッチが小さくなる。
ビット線コンタクトCBのY方向のピッチが小さくなると、図20(a)の比較例に示すように、ビット線コンタクトCBを形成するための第1の島状パターン像101と第2の島状パターン像102との間のY方向距離が小さくなり、図20(a)において斜線で表す領域103以外の望まない領域で第1の島状パターン像101と第2の島状パターン像102とが重なってしまう可能性が高くなる。
図20(a)の比較例においては、第1の島状パターン像101及び第2の島状パターン像102は、ともにX方向に延びる長辺とY方向に延びる短辺とを含む矩形状に形成されている。
所望のコンタクト領域以外でレジスト膜14が開口されてしまうと、リーク不良の原因となりうる。
これに対して、第1実施形態によれば、図2(a)及び(b)に示すように、第1の島状パターン像21及び第2の島状パターン像22の外形形状を適正化することで、第1の島状パターン像21どうし、第2の島状パターン像22どうし、および第1の島状パターン像21と第2の島状パターン像22とが、コンタクト領域以外で重なり合うことを防止できる。
具体的には、第1の島状パターン像21及び第2の島状パターン像22は、ホール24を位置決めする対象のアクティブ領域11が延びるX方向および複数のアクティブ領域11が配列されたY方向に対して傾いた方向に延びる外形線21a、22aをそれぞれ有する形状になっており、その外形線21a、22aのY方向への出っ張りが抑えられている。
第1の島状パターン像21と第2の島状パターン像22とは、X方向及びY方向に対して傾いた方向で、一部を重ねながらX方向に連なった群を複数形成し、それら複数の群間のY方向の間隔が十分に確保されている。
第1実施形態によれば、二重露光法におけるパターン潜像の不所望の重なりを防止しつつ、ホール24のY方向ピッチの縮小を図れる。ホール24のY方向ピッチを小さくすることで、X方向及びY方向に対して傾いた方向のホール24の配列数を低減して、ビット線コンタクト領域のX方向のサイズを縮小でき、ひいてはチップサイズの縮小を図れる。
なお、第1の島状パターン像21と第2の島状パターン像22とは、レジスト膜14に対してどちらを先に露光転写してもよい。
(第2実施形態)
図4(a)〜図5は、第2実施形態のパターン形成方法を示す模式平面図である。
図4(a)〜図5も、第1実施形態と同様、図19(a)、(b)における、選択ゲートSG間の領域を表す。
第1実施形態と同様、基板10上に複数のラインパターンとして複数のアクティブ領域11が形成され、アクティブ領域11上には層間膜13が形成され、その層間膜13上にレジスト膜14が形成される。
レジスト膜14に対しては、図示しないマスク(レチクル)を使ったリソグラフィにより、図4(a)に示すように、複数の第1の島状パターン像(潜像)31が露光転写される。
複数の第1の島状パターン像31は、Y方向に並んだ複数の第1の島状パターン像31の列を2列有し、互いの列はY方向の位置がずれている。すなわち、複数の第1の島状パターン像31は千鳥配置されている。
1つの第1の島状パターン像31は、平行四辺形に形成され、X方向及びY方向に対して傾いた第3の方向に延びる一対の平行な長辺側外形線31aを有する。
第1の島状パターン像31を露光転写した後、図4(b)に示すように、複数の第2の島状パターン像(潜像)32をレジスト膜14に露光転写する。
複数の第2の島状パターン像32は、Y方向に並んだ複数の第2の島状パターン像32の列を2列有し、互いの列はY方向の位置がずれている。すなわち、複数の第2の島状パターン像32は千鳥配置されている。
第2の島状パターン像32と第1の島状パターン像31とは合同図形である。したがって、第2の島状パターン像32も、平行四辺形に形成され、X方向及びY方向に対して傾いた第4の方向に延びる一対の平行な長辺外形線32aを有する。
第1の島状パターン像31の長辺側外形線31aが延びる第3の方向と、第2の島状パターン像32の長辺側外形線32aが延びる第4の方向とは略平行である。
第2の島状パターン像32は、その一部を第1の島状パターン像31に重ねてレジスト膜14に露光転写される。第1の島状パターン像31の第3の方向の端部と、第2の島状パターン像32の第4の方向の端部とが重ねられる。このように、第1の島状パターン像31と第2の島状パターン像32とは、第3の方向または第4の方向につながっている。
図4(b)において、第1の島状パターン像31と第2の島状パターン像32とが重なった領域33を斜線で表す。
その領域33の下に位置するアクティブ領域11と、このアクティブ領域11をY方向に挟む2本のアクティブ領域11とを含む3本のアクティブ領域11のうち、Y方向の一方の側(図4(b)において左側)のアクティブ領域11の上に、一方の列に属する第1の島状パターン像31及び第2の島状パターン像32が重なり、Y方向の他方の側(図4(b)において右側)のアクティブ領域11の上に、他方の列に属する第1の島状パターン像31及び第2の島状パターン像32が重ねられる。すなわち、これら各列に属する第1の島状パターン像31及び第2の島状パターン像32は、X方向に連なる島状パターン像群として、3本のアクティブ領域11の上に重ねられる。
これに対し、Y方向で隣り合う第1の島状パターン像31の間には、1本のアクティブ領域11が位置し、Y方向で隣り合う第2の島状パターン像32の間には、1本のアクティブ領域11が位置する。したがって、図4(b)に示す平面視で、前述した3本のアクティブ領域11上に重ねられる島状パターン像群は、その隣の3本のアクティブ領域11上に重ねられる他の島状パターン像群とY方向に連なることはない。
また、第1の島状パターン像31の中心位置c1と、その第1の島状パターン像31に一部が重なった第2の島状パターン像32の中心位置c2とを結ぶ直線aに対して垂直な方向の距離が最大となる第2の島状パターン像32の外形上の点bは、第1実施形態と同様、前記第1の島状パターン像31に対してY方向で隣り合う他の第1の島状パターン像31から離れている。
レジスト膜14はネガ型レジスト膜である。
第1の島状パターン像31が露光転写された領域、および第2の島状パターン像32が露光転写された領域は、未露光領域である。したがって、第1の島状パターン像31と第2の島状パターン像32とが露光転写された後、図4(b)に示すレジスト膜14の領域において、未露光領域は、第1の島状パターン像31と第2の島状パターン像32とが重なった領域33のみとなる。
それぞれの領域33は、それぞれ異なるアクティブ領域11上に位置する。領域33のY方向のピッチは、アクティブ領域11のY方向のピッチよりも大きい。図4(b)に示す平面視で、Y方向で隣り合う2つの領域33間に、2本のアクティブ領域11が位置する。
第1の島状パターン像31及び第2の島状パターン像32を露光転写した後、例えば、基板10をホットプレート上に載せて、100℃でPEB(post exposure bake)する。
このPEBの後、例えば無極性有機溶媒を使用してレジスト膜14を現像する。この現像により、第1の島状パターン像31と第2の島状パターン像32とが重なり、未露光領域である領域33が選択的に除去され、図5に示すように、レジスト膜14に複数のホール34が形成される。
複数のホール34は、複数のホール34がY方向に並んだ列を3列有し、互いの列はY方向の位置がずれている。すなわち、複数のホール34が千鳥配置されている。それぞれのホール34は、それぞれ異なるアクティブ領域11の上に位置する。1つのホール34は、2本のアクティブ領域11にまたがって位置しない。ホール34のY方向のピッチは、アクティブ領域11のY方向のピッチよりも大きい。Y方向で隣り合うホール34の間の領域の下に、2本のアクティブ領域11が位置する。
レジスト膜14にホール34を形成した後、そのレジスト膜14をマスクにして下層をエッチングする。
すなわち、第1実施形態と同様に、レジスト膜14のホール34の下の層間膜13がエッチングされ、層間膜13に、図18(b)に示すように、アクティブ領域11に達するホール16が形成される。
層間膜13に形成されたホール16には、図18(c)に示すように、メタル17が埋め込まれる。層間膜13上及びメタル17上には図示しないビット線が形成される。アクティブ領域11の本数に対応して複数本のビット線が形成され、各アクティブ領域11はメタル17を介して対応するビット線と電気的に接続可能となる。
以上説明した第2実施形態によれば、レジスト膜14にホール34を形成するためのパターン(第1の島状パターン像31と第2の島状パターン像32との重なり領域33)を2重露光法により転写することで、露光装置の解像限界以下の微小サイズのホール34を形成することができる。
また、第2実施形態においても、図4(a)及び(b)に示すように、第1の島状パターン像31及び第2の島状パターン像32の外形形状を適正化することで、第1の島状パターン像31どうし、第2の島状パターン像32どうし、および第1の島状パターン像31と第2の島状パターン像32とが、コンタクト領域以外で重なり合うことを防止できる。
具体的には、第1の島状パターン像31及び第2の島状パターン像32は、ホール34を位置決めする対象のアクティブ領域11が延びるX方向および複数のアクティブ領域11が配列されたY方向に対して傾いた方向に延びる長辺側外形線31a、32aをそれぞれ有する平行四辺形状になっており、その長辺側外形線31a、32aのY方向への出っ張りが抑えられている。
第1の島状パターン像31と第2の島状パターン像32とは、X方向及びY方向に対して傾いた方向で、一部を重ねながらX方向に連なった群を複数形成し、それら複数の群間のY方向の間隔が十分に確保されている。
第2実施形態においても、二重露光法におけるパターン潜像の不所望の重なりを防止しつつ、ホール34のY方向ピッチの縮小を図れる。ホール34のY方向ピッチを小さくすることで、X方向及びY方向に対して傾いた方向のホール34の配列数を低減して、ビット線コンタクト領域のX方向のサイズを縮小でき、ひいてはチップサイズの縮小を図れる。
なお、第1の島状パターン像31と第2の島状パターン像32とは、レジスト膜14に対してどちらを先に露光転写してもよい。
(第3実施形態)
図6(a)〜図7は、第3実施形態のパターン形成方法を示す模式平面図である。
図6(a)〜図7も、第1実施形態と同様、図19(a)、(b)における、選択ゲートSG間の領域を表す。
第1実施形態と同様、基板10上に複数のラインパターンとして複数のアクティブ領域11が形成され、アクティブ領域11上には層間膜13が形成され、その層間膜13上にレジスト膜14が形成される。
レジスト膜14に対しては、図示しないマスク(レチクル)を使ったリソグラフィにより、図6(a)に示すように、複数の第1の島状パターン像(潜像)41が露光転写される。
複数の第1の島状パターン像41は、Y方向に並んだ複数の第1の島状パターン像41の列を2列有し、互いの列はY方向の位置がずれている。すなわち、複数の第1の島状パターン像41は千鳥配置されている。
1つの第1の島状パターン像41は、楕円形に形成され、X方向及びY方向に対して傾いた第3の方向に延びる長軸41aを有する。
第1の島状パターン像41を露光転写した後、図6(b)に示すように、複数の第2の島状パターン像(潜像)42をレジスト膜14に露光転写する。
複数の第2の島状パターン像42は、Y方向に並んだ複数の第2の島状パターン像42の列を2列有し、互いの列はY方向の位置がずれている。すなわち、複数の第2の島状パターン像42は千鳥配置されている。
第2の島状パターン像42と第1の島状パターン像41とは合同図形である。したがって、第2の島状パターン像42も、楕円形に形成され、X方向及びY方向に対して傾いた第4の方向に延びる長軸42aを有する。
第1の島状パターン像41の長軸41aが延びる第3の方向と、第2の島状パターン像42の長軸42aが延びる第4の方向とは略平行である。
第2の島状パターン像42は、その一部を第1の島状パターン像41に重ねてレジスト膜14に露光転写される。第1の島状パターン像41の第3の方向の端部と、第2の島状パターン像42の第4の方向の端部とが重ねられる。このように、第1の島状パターン像41と第2の島状パターン像42とは、第3の方向または第4の方向につながっている。
図6(b)において、第1の島状パターン像41と第2の島状パターン像42とが重なった領域43を斜線で表す。
その領域43の下に位置するアクティブ領域11と、このアクティブ領域11をY方向に挟む2本のアクティブ領域11とを含む3本のアクティブ領域11のうち、Y方向の一方の側(図6(b)において左側)のアクティブ領域11の上に、一方の列に属する第1の島状パターン像41及び第2の島状パターン像42が重なり、Y方向の他方の側(図6(b)において右側)のアクティブ領域11の上に、他方の列に属する第1の島状パターン像41及び第2の島状パターン像42が重ねられる。すなわち、これら各列に属する第1の島状パターン像41及び第2の島状パターン像42は、X方向に連なる島状パターン像群として、3本のアクティブ領域11の上に重ねられる。
これに対し、Y方向で隣り合う第1の島状パターン像41の間には、1本のアクティブ領域11が位置し、Y方向で隣り合う第2の島状パターン像42の間には、1本のアクティブ領域11が位置する。したがって、図6(b)に示す平面視で、前述した3本のアクティブ領域11上に重ねられる島状パターン像群は、その隣の3本のアクティブ領域11上に重ねられる他の島状パターン像群とY方向に連なることはない。
また、第1の島状パターン像41の中心位置c1と、その第1の島状パターン像41に一部が重なった第2の島状パターン像42の中心位置c2とを結ぶ直線aに対して垂直な方向の距離が最大となる第2の島状パターン像42の外形上の点bは、第1実施形態と同様、前記第1の島状パターン像41に対してY方向で隣り合う他の第1の島状パターン像41から離れている。
レジスト膜14はネガ型レジスト膜である。
第1の島状パターン像41が露光転写された領域、および第2の島状パターン像42が露光転写された領域は、未露光領域である。したがって、第1の島状パターン像41と第2の島状パターン像42とが露光転写された後、図6(b)に示すレジスト膜14の領域において、未露光領域は、第1の島状パターン像41と第2の島状パターン像42とが重なった領域43のみとなる。
それぞれの領域43は、それぞれ異なるアクティブ領域11上に位置する。領域43のY方向のピッチは、アクティブ領域11のY方向のピッチよりも大きい。図6(b)に示す平面視で、Y方向で隣り合う2つの領域43間に、2本のアクティブ領域11が位置する。
第1の島状パターン像41及び第2の島状パターン像42を露光転写した後、例えば、基板10をホットプレート上に載せて、100℃でPEB(post exposure bake)する。
このPEBの後、例えば無極性有機溶媒を使用してレジスト膜14を現像する。この現像により、第1の島状パターン像41と第2の島状パターン像42とが重なり、未露光領域である領域43が選択的に除去され、図7に示すように、レジスト膜14に複数のホール44が形成される。
複数のホール44は、複数のホール44がY方向に並んだ列を3列有し、互いの列はY方向の位置がずれている。すなわち、複数のホール44が千鳥配置されている。それぞれのホール44は、それぞれ異なるアクティブ領域11の上に位置する。1つのホール44は、2本のアクティブ領域11にまたがって位置しない。ホール44のY方向のピッチは、アクティブ領域11のY方向のピッチよりも大きい。Y方向で隣り合うホール44の間の領域の下に、2本のアクティブ領域11が位置する。
レジスト膜14にホール44を形成した後、そのレジスト膜14をマスクにして下層をエッチングする。
すなわち、第1実施形態と同様に、レジスト膜14のホール44の下の層間膜13がエッチングされ、層間膜13に、図18(b)に示すように、アクティブ領域11に達するホール16が形成される。
層間膜13に形成されたホール16には、図18(c)に示すように、メタル17が埋め込まれる。層間膜13上及びメタル17上には図示しないビット線が形成される。アクティブ領域11の本数に対応して複数本のビット線が形成され、各アクティブ領域11はメタル17を介して対応するビット線と電気的に接続可能となる。
以上説明した第3実施形態によれば、レジスト膜14にホール44を形成するためのパターン(第1の島状パターン像41と第2の島状パターン像42との重なり領域43)を2重露光法により転写することで、露光装置の解像限界以下の微小サイズのホール44を形成することができる。
また、第3実施形態においても、図6(a)及び(b)に示すように、第1の島状パターン像41及び第2の島状パターン像42の外形形状を適正化することで、第1の島状パターン像41どうし、第2の島状パターン像42どうし、および第1の島状パターン像41と第2の島状パターン像42とが、コンタクト領域以外で重なり合うことを防止できる。
具体的には、第1の島状パターン像41及び第2の島状パターン像42は、ホール44を位置決めする対象のアクティブ領域11が延びるX方向および複数のアクティブ領域11が配列されたY方向に対して傾いた方向に延びる長軸41a、42aをそれぞれ有する楕円形状になっており、外形線のY方向への出っ張りが抑えられている。
第1の島状パターン像41と第2の島状パターン像42とは、X方向及びY方向に対して傾いた方向で、一部を重ねながらX方向に連なった群を複数形成し、それら複数の群間のY方向の間隔が十分に確保されている。
第3実施形態においても、二重露光法におけるパターン潜像の不所望の重なりを防止しつつ、ホール44のY方向ピッチの縮小を図れる。ホール44のY方向ピッチを小さくすることで、X方向及びY方向に対して傾いた方向のホール44の配列数を低減して、ビット線コンタクト領域のX方向のサイズを縮小でき、ひいてはチップサイズの縮小を図れる。
なお、第1の島状パターン像41と第2の島状パターン像42とは、レジスト膜14に対してどちらを先に露光転写してもよい。
(第4実施形態)
図8(a)〜図9は、第4実施形態のパターン形成方法を示す模式平面図である。
図8(a)〜図9も、第1実施形態と同様、図19(a)、(b)における、選択ゲートSG間の領域を表す。
第1実施形態と同様、基板10上に複数のラインパターンとして複数のアクティブ領域11が形成され、アクティブ領域11上には層間膜13が形成され、その層間膜13上にレジスト膜14が形成される。
レジスト膜14に対しては、図示しないマスク(レチクル)を使ったリソグラフィにより、図8(a)に示すように、複数の第1の島状パターン像(潜像)51が露光転写される。
複数の第1の島状パターン像51は、Y方向に並んだ複数の第1の島状パターン像51の列を2列有し、互いの列はY方向の位置がずれている。すなわち、複数の第1の島状パターン像51は千鳥配置されている。
1つの第1の島状パターン像51は、X方向に対して平行な一対の外形線と、Y方向に対して平行な一対の外形線とを組み合わせた四角形状に形成されている。
第1の島状パターン像51を露光転写した後、図8(b)に示すように、複数の第2の島状パターン像(潜像)52をレジスト膜14に露光転写する。
複数の第2の島状パターン像52は、Y方向に一列のみ配列されている。
第2の島状パターン像52は、X方向の一方の端部に形成された2つの角部と、X方向の他方の端部に形成された2つの角部と、X方向及びY方向に対して傾いた方向に延び、互いに平行な一対の外形線52aとを含む。
第2の島状パターン像52は、4つの角部をそれぞれ異なる第1の島状パターン像51に重ねてレジスト膜14に露光転写される。
図8(b)において、第1の島状パターン像51と第2の島状パターン像52とが重なった領域53を斜線で表す。
1つの第2の島状パターン像52の周辺には4つの第1の島状パターン像51が配置されている。1つの第2の島状パターン像52に対して、その周辺の4つの第1の島状パターン像51のそれぞれの角部が重ねられる。すなわち、各第1の島状パターン像51と第2の島状パターン像52とは、X方向及びY方向に連続的に連なるような配置となっている。
具体的には、各第2の島状パターン像52においてX方向の一方の端部に形成された2つの角部のそれぞれは、Y方向で隣り合う2つの第1の島状パターン像51のそれぞれの角部に重ねられる。各第2の島状パターン像52においてX方向の他方の端部に形成された2つの角部のそれぞれは、上記2つの第1の島状パターン像51と異なる列でY方向に隣り合う2つの第1の島状パターン像51のそれぞれの角部に重ねられる。
図8(b)に示す平面視で、1つの第1の島状パターン像51は、Y方向に並んだ3本のアクティブ領域11の上に重なり、Y方向で隣り合う第1の島状パターン像51の間には、1本のアクティブ領域11が位置する。
第1の島状パターン像51どうしはY方向で重なっておらず、第2の島状パターン像52どうしもY方向で重なっていない。
レジスト膜14はネガ型レジスト膜である。
第1の島状パターン像51が露光転写された領域、および第2の島状パターン像52が露光転写された領域は、未露光領域である。したがって、第1の島状パターン像51と第2の島状パターン像52とが露光転写された後、図8(b)に示すレジスト膜14の領域において、未露光領域は、第1の島状パターン像51と第2の島状パターン像52とが重なった領域53のみとなる。
それぞれの領域53は、それぞれ異なるアクティブ領域11上に位置する。領域53のY方向のピッチは、アクティブ領域11のY方向のピッチよりも大きい。図8(b)に示す平面視で、Y方向で隣り合う2つの領域53間に、1本のアクティブ領域11が位置する。
第1の島状パターン像51及び第2の島状パターン像52を露光転写した後、例えば、基板10をホットプレート上に載せて、100℃でPEB(post exposure bake)する。
このPEBの後、例えば無極性有機溶媒を使用してレジスト膜14を現像する。この現像により、第1の島状パターン像51と第2の島状パターン像52とが重なり、未露光領域である領域53が選択的に除去され、図9に示すように、レジスト膜14に複数のホール54が形成される。
複数のホール54は、複数のホール54がY方向に並んだ列を2列有し、互いの列はY方向の位置がずれている。すなわち、複数のホール54が千鳥配置されている。それぞれのホール54は、それぞれ異なるアクティブ領域11の上に位置する。1つのホール54は、2本のアクティブ領域11にまたがって位置しない。ホール54のY方向のピッチは、アクティブ領域11のY方向のピッチよりも大きい。Y方向で隣り合うホール54の間の領域の下に、1本のアクティブ領域11が位置する。
レジスト膜14にホール54を形成した後、そのレジスト膜14をマスクにして下層をエッチングする。
すなわち、第1実施形態と同様に、レジスト膜14のホール54の下の層間膜13がエッチングされ、層間膜13に、図18(b)に示すように、アクティブ領域11に達するホール16が形成される。
層間膜13に形成されたホール16には、図18(c)に示すように、メタル17が埋め込まれる。層間膜13上及びメタル17上には図示しないビット線が形成される。アクティブ領域11の本数に対応して複数本のビット線が形成され、各アクティブ領域11はメタル17を介して対応するビット線と電気的に接続可能となる。
以上説明した第4実施形態によれば、レジスト膜14にホール54を形成するためのパターン(第1の島状パターン像51と第2の島状パターン像52との重なり領域53)を2重露光法により転写することで、露光装置の解像限界以下の微小サイズのホール54を形成することができる。
また、第4実施形態によれば、X方向及びY方向に対して傾いた方向に配列されたホール54の数は2つであることから、ビット線コンタクト領域のX方向サイズの縮小に有利である。
ここで、図20(b)は、X方向及びY方向に対して傾いた方向に2つのホールが配列されるパターンを形成するための、比較例による2重露光法を示す。
X方向及びY方向に対して傾いた方向に配列されるホール数が少なくなると、ホールのY方向のピッチが小さくなる。
X方向及びY方向に対して傾いた方向に2つのホールを配列する場合、X方向及びY方向に対して傾いた方向に3つのホールを配列する図20(a)の場合よりも、第1の島状パターン像101どうしのY方向の間隔、第2の島状パターン像102どうしのY方向の間隔、および第1の島状パターン像101と第2の島状パターン像102との間のY方向の間隔が狭くなり、図20(b)において領域103以外の望まない領域104で第1の島状パターン像101と第2の島状パターン像102とが重なってしまう可能性が高くなる。さらに、領域103と領域104とがY方向につながり、Y方向につながったホールが形成されてしまう可能性もある。
例えば側壁転写法などで形成され、露光装置の解像限界以下の線幅及びピッチを有するアクティブ領域11に対して、X方向及びY方向に対して傾いた方向に2つのホールを配列する場合、第1の島状パターン像101と第2の島状パターン像102とがY方向で重ならないようにすることは困難である。
そこで、第4実施形態によれば、図8(b)に示すように、第1の島状パターン像51及び第2の島状パターン像52の外形形状、Y方向の幅、および配置を適正化することで、第1の島状パターン像51と第2の島状パターン像52とをY方向につなげつつも、第1の島状パターン像51と第2の島状パターン像52とが重なった領域53がY方向でつながってしまうのを防止することができる。
したがって、第4実施形態によれば、二重露光法におけるパターン潜像の不所望の重なりを防止しつつ、ホール54のY方向ピッチの縮小を図れる。ホール54のY方向ピッチを小さくすることで、X方向及びY方向に対して傾いた方向のホール54の配列数を低減して、ビット線コンタクト領域のX方向のサイズを縮小でき、ひいてはチップサイズの縮小を図れる。
なお、第1の島状パターン像51と第2の島状パターン像52とは、レジスト膜14に対してどちらを先に露光転写してもよい。
(第5実施形態)
図10〜14は、第5実施形態のパターン形成方法を示す模式平面図である。
第5実施形態では、図10に示すマスク(レチクル)60を使って、前述した第1実施形態の第1のパターン像21と第2のパターン像22とを、レジスト膜14に露光転写する。
図10に示すように、マスク60には、複数の第1の島状パターン61と、複数の第2の島状パターン62が形成されている。
第1の島状パターン61は、第1の島状パターン像21を露光転写するためのパターンであり、第2の島状パターン62は、第2の島状パターン像22を露光転写するためのパターンである。すなわち、第1の島状パターン像21を露光転写するためのパターン61と、第2の島状パターン像22を露光転写するためのパターン62とが同じマスク60に形成されている。
複数の第1の島状パターン61は、Y方向に並んだ複数の第1の島状パターン61の列を3列有し、互いの列はY方向の位置がずれている。すなわち、複数の第1の島状パターン61は千鳥配置されている。
複数の第2の島状パターン62は、Y方向に並んだ複数の第2の島状パターン62の列を2列有し、互いの列はY方向の位置がずれている。すなわち、複数の第2の島状パターン62は千鳥配置されている。
なお、図10では、第1の島状パターン61の形状および第2の島状パターン62の形状を、それぞれの転写像である第1の島状パターン像21および第2の島状パターン像22の形状に合わせた形状に模式的に表しているが、厳密にはOPC(optical proximity correction)などにより、マスク60上でのパターン形状は適正化される。
図11は、レジスト膜14に対する1回目の露光工程を表す。
マスク60に形成された第1の島状パターン61は第1の島状パターン像21としてレジスト膜14に露光転写され、同じマスク60に形成された第2の島状パターン62は第2の島状パターン像22としてレジスト膜14に露光転写される。
複数の第1の島状パターン像21は、Y方向に並んだ複数の第1の島状パターン像21の列を3列有し、互いの列はY方向の位置がずれている。すなわち、複数の第1の島状パターン像21は千鳥配置されている。
複数の第2の島状パターン像22は、Y方向に並んだ複数の第2の島状パターン像22の列を2列有し、互いの列はY方向の位置がずれている。すなわち、複数の第2の島状パターン像22は千鳥配置されている。
この1回目の露光では、第1の島状パターン像21と第2の島状パターン像22とは重なっていない。
次に、1回目の露光位置から、マスク60を、図12に示すように、X方向(図12において上方向)に、レジスト膜14に対して相対的にスライドさせて、マスク60に形成された第2の島状パターン62を第2の島状パターン像22として、1回目に露光転写された第1の島状パターン像21の一部に重ねて、レジスト膜14に露光転写する。
図13において、第1の島状パターン像21と第2の島状パターン像22とが重なった領域23を斜線で表す。
第1実施形態と同様に、第1の島状パターン像21どうしはY方向で重なっていない。第2の島状パターン像22どうしはY方向で重なっていない。第1の島状パターン像21と第2の島状パターン像22とは、X方向及びY方向に対して傾いた方向で一部を重ねながらX方向に連なっている。
第1の島状パターン像21が露光転写された領域、および第2の島状パターン像22が露光転写された領域は、未露光領域である。図11に示す1回目の露光で転写された第2の島状パターン像22による未露光領域を含む領域は、図12に示す2回目の露光で全面が露光される。また、図11に示す1回目の露光で転写された第1の島状パターン像21による未露光領域においては、図13に示す2回目の露光で、第2の島状パターン像22との重なり領域23以外の領域が露光される。
したがって、2回の露光が終了した後、図13に示すレジスト膜14の領域において、未露光領域は、第1の島状パターン像21と第2の島状パターン像22とが重なった領域23のみとなる。
それぞれの領域23は、それぞれ異なるアクティブ領域11上に位置する。領域23のY方向のピッチは、アクティブ領域11のY方向のピッチよりも大きい。
以降、第1実施形態と同様に工程が進められ、PEB(post exposure bake)の後、例えば無極性有機溶媒を使用してレジスト膜14を現像する。
この現像により、第1の島状パターン像21と第2の島状パターン像22とが重なり、未露光領域である領域23が選択的に除去され、図3に示すように、レジスト膜14に複数のホール24が形成される。
第5実施形態によれば、第1の島状パターン像21と第2の島状パターン像22とが重なった領域23を形成するための2回の露光転写を行うにあたり、1枚の共通のマスク60を用いる。
さらに、1回目の露光の後、マスク60をレジスト膜14に対して一方向(X方向)のみに相対的にスライドさせることで、2回目の露光の位置決めをすることができるため、第1の島状パターン像21と第2の島状パターン像22との重ね合わせ位置精度を高くできる。
したがって、第5実施形態によれば、それぞれ別々のマスク(レチクル)を使って第1の島状パターン像21と第2の島状パターン像22との2重露光を行うよりも、マスク作成のコスト、およびTAT(turn around time)を削減することが可能となる。
なお、以上では3列の複数の第1の島状パターン像21をレジスト膜14に露光転写する場合を示したが、第1実施形態と同様に2列の複数の第1の島状パターン像21をレジスト膜14に転写するようなパターンがマスク60に形成されてもよい。また、第2実施形態や第3実施形態と同様のパターン像がマスク60をスライドさせることでレジスト膜14に転写されるようなパターンを、1枚のマスク60の上下に作りこむこともできる。
(第6実施形態)
図15〜17は、第6実施形態のパターン形成方法を示す模式平面図である。
第6実施形態では、図15に示すマスク(レチクル)70を使って、前述した第4実施形態の第1のパターン像51と第2のパターン像52とを、レジスト膜14に露光転写する。
図15に示すように、マスク70には、複数の第1の島状パターン71と、複数の第2の島状パターン72が形成されている。
第1の島状パターン71は、第1の島状パターン像51を露光転写するためのパターンであり、第2の島状パターン72は、第2の島状パターン像52を露光転写するためのパターンである。すなわち、第1の島状パターン像51を露光転写するためのパターン71と、第2の島状パターン像52を露光転写するためのパターン72とが同じマスク70に形成されている。
複数の第1の島状パターン71は、Y方向に並んだ複数の第1の島状パターン71の列を2列有し、互いの列はY方向の位置がずれている。すなわち、複数の第1の島状パターン71は千鳥配置されている。
複数の第2の島状パターン72は、Y方向に一列のみ配列されている。
なお、図15では、第1の島状パターン71の形状および第2の島状パターン72の形状を、それぞれの転写像である第1の島状パターン像51および第2の島状パターン像52の形状に合わせた形状に模式的に表しているが、厳密にはOPC(optical proximity correction)などにより、マスク70上でのパターン形状は適正化される。
図16は、レジスト膜14に対する1回目の露光工程を表す。
マスク70に形成された第1の島状パターン71は第1の島状パターン像51としてレジスト膜14に露光転写され、同じマスク70に形成された第2の島状パターン72は第2の島状パターン像52としてレジスト膜14に露光転写される。
複数の第1の島状パターン像51は、Y方向に並んだ複数の第1の島状パターン像51の列を2列有し、互いの列はY方向の位置がずれている。すなわち、複数の第1の島状パターン像51は千鳥配置されている。
複数の第2の島状パターン像52は、Y方向に一列のみ配列されている。
この1回目の露光では、第1の島状パターン像51と第2の島状パターン像52とは重なっていない。
次に、1回目の露光位置から、マスク70を、X方向に、レジスト膜14に対して相対的にスライドさせて、マスク70に形成された第2の島状パターン72を第2の島状パターン像52として、1回目に露光転写された第1の島状パターン像51の一部に重ねて、レジスト膜14に露光転写する。
図17において、第1の島状パターン像51と第2の島状パターン像52とが重なった領域53を斜線で表す。
第4実施形態と同様に、1つの第2の島状パターン像52の周辺には4つの第1の島状パターン像51が配置され、1つの第2の島状パターン像52に対して、その周辺の4つの第1の島状パターン像51のそれぞれの角部が重ねられる。具体的には、各第2の島状パターン像52においてX方向の一方の端部に形成された2つの角部のそれぞれは、Y方向で隣り合う2つの第1の島状パターン像51のそれぞれの角部に重ねられる。各第2の島状パターン像52においてX方向の他方の端部に形成された2つの角部のそれぞれは、上記2つの第1の島状パターン像51と異なる列でY方向に隣り合う2つの第1の島状パターン像51のそれぞれの角部に重ねられる。
第1の島状パターン像51が露光転写された領域、および第2の島状パターン像52が露光転写された領域は、未露光領域である。図16に示す1回目の露光で転写された第2の島状パターン像52による未露光領域を含む領域は、図17に示す2回目の露光で全面が露光される。また、図16に示す1回目の露光で転写された第1の島状パターン像51による未露光領域においては、図17に示す2回目の露光で、第2の島状パターン像52との重なり領域53以外の領域が露光される。
したがって、2回の露光が終了した後、図17に示すレジスト膜14の領域において、未露光領域は、第1の島状パターン像51と第2の島状パターン像52とが重なった領域53のみとなる。
それぞれの領域53は、それぞれ異なるアクティブ領域11上に位置する。領域53のY方向のピッチは、アクティブ領域11のY方向のピッチよりも大きい。
以降、第4実施形態と同様に工程が進められ、PEB(post exposure bake)の後、例えば無極性有機溶媒を使用してレジスト膜14を現像する。
この現像により、第1の島状パターン像51と第2の島状パターン像52とが重なり、未露光領域である領域53が選択的に除去され、図9に示すように、レジスト膜14に複数のホール54が形成される。
第6実施形態によれば、第1の島状パターン像51と第2の島状パターン像52とが重なった領域53を形成するための2回の露光転写を行うにあたり、1枚の共通のマスク70を用いる。
さらに、1回目の露光の後、マスク70をレジスト膜14に対して一方向(X方向)のみに相対的にスライドさせることで、2回目の露光の位置決めをすることができるため、第1の島状パターン像51と第2の島状パターン像52との重ね合わせ位置精度を高くできる。
したがって、第6実施形態によれば、それぞれ別々のマスク(レチクル)を使って第1の島状パターン像51と第2の島状パターン像52との2重露光を行うよりも、マスク作成のコスト、およびTAT(turn around time)を削減することが可能となる。
前述した各実施形態において、レジスト膜14はネガ型に限らず、ポジ型のレジスト膜14を使うこともでき、また、第1の島状パターン像21、31、41、51と、第2の島状パターン像22、32、42、52は、未露光領域ではなく、露光領域であってもよい。この場合、第1の島状パターン像21、31、41、51と、第2の島状パターン像22、32、42、52とが重なり、2回の露光を受けた領域23、33、43、53のみが現像液に対して溶解するように、1回目の露光量と2回目の露光量とが制御される。
また、以上説明した各実施形態のパターン形成方法は、半導体デバイスの製造に限らず、例えば液晶表示装置の製造にも適用可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…アクティブ領域(ラインパターン)、14…レジスト膜、21,31,41,51…第1の島状パターン像、22,32,42,52…第2の島状パターン像、24,34,44,54…ホール、60,70…マスク、61,71…第1の島状パターン、62,72…第2の島状パターン

Claims (5)

  1. 第1の方向に延び、前記第1の方向に対して直交した第2の方向に配列された複数のラインパターン上に形成されたレジスト膜に、前記第1の方向及び前記第2の方向に対して傾いた第3の方向に延びる外形線または長軸をそれぞれが有する形状の千鳥配置された複数の第1の島状パターン像を露光転写し、前記第1の方向及び前記第2の方向に対して傾いた第4の方向に延びる外形線または長軸をそれぞれが有する形状の千鳥配置された複数の第2の島状パターン像を、前記第1の島状パターン像と一部を重ねて、前記第1の島状パターン像と前記第2の島状パターン像とが前記第1の方向に連なるように露光転写する工程と、
    前記レジスト膜を現像し、前記第1の島状パターン像と前記第2の島状パターン像とが重なった領域にそれぞれ形成されて前記ラインパターン上に位置し、前記第2の方向のピッチが前記複数のラインパターンの前記第2の方向のピッチよりも大きい複数のホールを形成する工程と、
    を備えたパターン形成方法。
  2. 前記第1の島状パターン像の前記第3の方向の端部と、前記第2の島状パターン像の前記第4の方向の端部とが重ねられる請求項1記載のパターン形成方法。
  3. 第1の方向に延び、前記第1の方向に対して直交した第2の方向に配列された複数のラインパターン上に形成されたレジスト膜に、千鳥配置された複数の第1の島状パターン像を露光転写し、前記第2の方向に配列された複数の第2の島状パターン像を、各第2の島状パターン像を前記第2の方向で隣り合う一対の前記第1の島状パターン像のそれぞれと一部を重ねて、前記第1の島状パターン像と前記第2の島状パターン像とが前記第1の方向及び前記第2の方向に連なるように露光転写する工程と、
    前記レジスト膜を現像し、前記第1の島状パターン像と前記第2の島状パターン像とが重なった領域にそれぞれ形成されて前記ラインパターン上に位置し、前記第2の方向のピッチが前記複数のラインパターンの前記第2の方向のピッチよりも大きい複数のホールを形成する工程と、
    を備えたパターン形成方法。
  4. 1つの前記第2の島状パターン像に対して、前記第2の島状パターン像の周辺の4つの異なる前記第1の島状パターン像のそれぞれの一部が重ねられる請求項3記載のパターン形成方法。
  5. 前記第2の島状パターン像は、前記第1の方向及び前記第2の方向に対して傾いた方向に延びる外形線を有する請求項3記載のパターン形成方法。
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