JP2014048647A - 画像表示装置 - Google Patents
画像表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014048647A JP2014048647A JP2012194328A JP2012194328A JP2014048647A JP 2014048647 A JP2014048647 A JP 2014048647A JP 2012194328 A JP2012194328 A JP 2012194328A JP 2012194328 A JP2012194328 A JP 2012194328A JP 2014048647 A JP2014048647 A JP 2014048647A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image display
- image
- image memory
- initialization
- initial setting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G3/00—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
- G09G3/20—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
- G09G3/34—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source
- G09G3/36—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source using liquid crystals
- G09G3/3611—Control of matrices with row and column drivers
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G2320/00—Control of display operating conditions
- G09G2320/02—Improving the quality of display appearance
- G09G2320/0252—Improving the response speed
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G2320/00—Control of display operating conditions
- G09G2320/06—Adjustment of display parameters
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G2330/00—Aspects of power supply; Aspects of display protection and defect management
- G09G2330/02—Details of power systems and of start or stop of display operation
- G09G2330/026—Arrangements or methods related to booting a display
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
Abstract
【課題】 画像表示装置の電源投入等から初期化完了までの所要時間を短くし、画像表示装置の制御を行うマイクロコンピュータのファームウェアの開発において、画像表示装置の初期化のためのルーチンの開発に要する労力を削減する。
【解決手段】 画像表示LSI1Aの初期設定回路103は、電源投入時または起動時に、画像メモリ3Aから初期化データを読み出し、この初期化データにより画像表示LSI1A内の各部の制御のため制御用レジスタの初期設定を行う。また、画像処理シーケンサ104は、初期設定回路103による初期設定完了後、画像メモリ3A内のマクロコマンドに従い、LCD表示器2に初期画面を表示させる。
【選択図】図1
【解決手段】 画像表示LSI1Aの初期設定回路103は、電源投入時または起動時に、画像メモリ3Aから初期化データを読み出し、この初期化データにより画像表示LSI1A内の各部の制御のため制御用レジスタの初期設定を行う。また、画像処理シーケンサ104は、初期設定回路103による初期設定完了後、画像メモリ3A内のマクロコマンドに従い、LCD表示器2に初期画面を表示させる。
【選択図】図1
Description
この発明は、LCD(Liquid Crystal Display;液晶表示器)等の表示器に画像を表示させる画像表示装置に関する。
図15は従来の画像表示装置の一例である画像表示LSI1を使用した画像表示システムの構成を示すブロック図である。この画像表示システムにおいて、画像表示LSI1は、マイクロコンピュータ10からの指示に従い、LCD表示器2に各種の画像を表示させるための画像処理を実行するLSIである。画像メモリ3は、フラッシュROM等の不揮発性メモリであり、LCD表示器2の表示対象となる各種の画像データを記憶している。マイクロコンピュータ10には、不揮発性メモリ20が接続されている。この不揮発性メモリ20には、画像表示LSI1を含む画像表示システム全体を初期化するための初期化用ファームウェアが記憶されている。マイクロコンピュータ10は、電源投入時またはシステム起動時に不揮発性メモリ20から初期化用ファームウェアを読み出して実行する。これにより画像表示LSI1が初期化される。以後、画像表示LSI1は、マイクロコンピュータ10からの指示に従って、画像メモリ3から画像データを読み出し、LCD表示器2に表示させる。なお、この種の画像表示システムに用いられる画像表示LSIは、例えば特許文献1に開示されている。
ところで、上述した従来技術は次の問題を有していた。まず、画像表示システムによっては、マイクロコンピュータ10が初期化用ファームウェアを実行する際の所要時間の長いものがある。この種の画像表示システムでは、電源投入またはシステム起動があってからLCD表示器2の画面表示が開始されるまでの時間が長くなり、ユーザに不安や不満を与える問題がある。また、画像表示LSI1の初期化処理は、手順やタイミングが複雑である。この複雑な初期化処理が、初期化用ファームウェアの作成を難しくし、開発期間を長期化させる原因となっている。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その第1の目的は、電源投入等から初期化完了までの所要時間を短くすることができる画像表示装置を提供することにある。また、この発明の第2の目的は、画像表示装置の制御を行うマイクロコンピュータのファームウェアの開発において、画像表示装置の初期化のためのルーチンの開発に要する労力を削減することにある。
この発明は、電源投入時または起動時に不揮発性メモリから初期化データを読み出し、前記初期化データにより画像表示装置内の各部の制御のため制御用レジスタの初期設定を行う初期設定回路を具備することを特徴とする画像表示装置を提供する。
かかる発明によれば、画像表示装置の初期設定回路は、電源投入時または起動時に、画像メモリから初期化データを読み出して制御用レジスタの初期設定を行うので、短時間のうちの初期設定を完了することができる。また、この発明によれば、画像表示装置の初期設定に必要な情報は初期化データとして画像メモリに格納されるので、画像メモリや画像表示装置の制御対象である表示器の仕様に変更が生じる場合でも画像表示装置を制御するマイクロコンピュータのファームウェアに変更が生じることはない。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態を説明する。
<第1実施形態>
図1はこの発明の一実施形態である画像表示LSI1Aを含む画像表示システムの構成を示すブロック図である。この例では、パネル状のLCD表示器2の裏面に制御基板(図示略)が設けられており、その制御基板に画像表示LSI1Aと画像メモリ3Aが搭載されている。そして、マイクロコンピュータ10は、この制御基板とは別の基板に搭載されている。
図1はこの発明の一実施形態である画像表示LSI1Aを含む画像表示システムの構成を示すブロック図である。この例では、パネル状のLCD表示器2の裏面に制御基板(図示略)が設けられており、その制御基板に画像表示LSI1Aと画像メモリ3Aが搭載されている。そして、マイクロコンピュータ10は、この制御基板とは別の基板に搭載されている。
画像表示LSI1Aは、PLL(Phase Locked Loop;位相同期ループ)101と初期設定回路103と画像処理シーケンサ104とを有している。また、画像表示LSI1Aには水晶発振子102が外付けされている。PLL101は、水晶発振子102から得られる入力クロックに周波数逓倍を施し、画像表示LSI1A内の各部のタイミング制御を行うためのシステムクロックを発生する回路である。初期設定回路103は、画像表示LSI1Aの電源投入時または起動時に画像表示LSI1A内の各部の状態を初期化する回路である。ここで、起動時とは、例えば画像表示LSI1Aに設けられた初期化端子(図示略)に対して初期化信号が与えられるタイミングを指す。画像処理シーケンサ104は、画像メモリ3Aに記憶されたマクロコマンドまたはマイクロコンピュータ10から与えられるマクロコマンドに従って画像メモリ3Aから画像データを読み出し、LCD表示器2に表示させる回路である。
画像メモリ3Aは、初期化データと、マクロコマンドと、画像データとを記憶している。ここで、初期化データは、画像表示LSI1Aの初期化に用いられるデータであり、例えばLCD表示器2の垂直方向の画素数、水平方向の画素数等、LCD表示器2に表示動作を行わせる制御に用いられる制御データ、PLL101の逓倍率、マイクロコンピュータ10に対する割り込み信号の発生条件に関する情報、画像メモリ3Aの通信モードを指定する情報等を含んでいる。画像データは、LCD表示器2に画像として表示されるデータである。
本実施形態における画像メモリ3Aは、SPI(Serial Peripheral Interface)フラッシュROMにより構成されており、通常のシリアル通信モードの他に、2線または4線を使用した双方向の高速通信モードを有している。そして、画像メモリ3Aには揮発性レジスタが設けられている。ここで、画像メモリ3Aは、電源投入時などに行われる初期化により、通常のシリアル通信モードで動作を開始する。また、画像メモリ3Aは、画像表示LSI1Aから与えられるコマンドに従い、通信モードの切り換えを行う。その際に通信モードの切り換えが成功に終わったか異常終了したかを示すステータスが揮発性レジスタに書き込まれる。画像表示LSI1Aは、この揮発性レジスタ内のステータスを読み出すポーリングを実施することが可能である。
本実施形態の特徴は、電源投入時または起動時に、画像表示LSI1Aが画像メモリ3Aに記憶された初期化データに基づいて各種の制御用レジスタの初期設定を行うスタンドアロン初期化機能にある。このスタンドアロン初期化機能を営むのが画像表示LSI1A内の初期設定回路103である。そして、画像表示LSI1A内の画像処理シーケンサ104は、このスタンドアロン初期化機能の働きにより初期設定された制御用レジスタの記憶内容に基づき、LCD表示器2の表示制御を行うための各種の制御信号を発生する。
図2は本実施形態におけるスタンドアロン初期化機能の動作を示すフローチャートである。画像表示LSI1Aの初期設定回路103は、電源投入または起動に応じて、まず、PLL初期化処理(ステップS1)を実行する。以下、図3〜図5を参照し、このPLL初期化処理(ステップS1)について説明する。
本実施形態において、PLL101に設定すべき逓倍率は初期化データの一部として画像メモリ3Aに記憶されている。しかし、画像表示LSI1Aの電源投入時または起動時の段階では、この逓倍率が画像メモリ3Aから読み出されていない。そこで、図4に示すように、水晶発振子102から与えられる入力クロックをシステムクロックとして使用することが考えられる。ここで、例えばシステムクロックの周波数が96[MHz]、水晶発振子102から得られる入力クロックの周波数が6[MHz]であるとすると、PLL101に設定すべき逓倍率は16倍となる。しかし、入力クロックをそのままシステムクロックとして使用した場合、システムクロックの周波数は本来必要な周波数96[MHz]の1/16となるので、16倍の逓倍率を設定した場合に比べて、画像表示LSI1Aを初期化するための所要時間は16倍になる。そこで、本実施形態では、画像メモリ3Aから逓倍率が読み出されていない状態において適切な逓倍率をPLL101に設定するために、画像表示LSI1Aに2ビットの逓倍率設定端子PCLKCTL1−0が設けられている。この逓倍率設定端子PCLKCTL1−0に与えるレベルは、水晶発振子102から画像表示LSI1Aに与えられる入力クロックの周波数に基づいて設定される。
そして、画像表示LSI1Aは、ステップS1において、図3に示すように、逓倍率設定端子PCLKCTL1−0の状態に応じて、PLL101に逓倍率を設定する。図3に示す例では、入力クロックの周波数が6〜40[MHz]の範囲をとり得ることを想定し、この入力クロックから50MHz以上の周波数のシステムクロックを得ることを目標にして、PLL101に設定する逓倍率が決定されている。そして、図3に示すように、逓倍率設定端子PCLKCTL1−0に与えられる2ビットの値が「0」である場合は周波数逓倍なし(すなわち、入力クロックをシステムクロックとして使用)、「1」である場合は10倍、「2」である場合は5倍、「3」である場合は2.5倍の逓倍率が選択されるようになっている。
図5に示す例では、水晶発振子102からの入力クロックの周波数が6[MHz]である場合において、逓倍率設定端子PCLKCTL1−0に設定された2ビットが「1」を示しているため、逓倍率=10倍がPLL101に設定され、60MHzのシステムクロックがPLL101から出力されている。
逓倍率設定端子PCLKCTL1−0に設定する2ビットの内容は、画像表示LSI1Aを搭載する制御基板の設計時に決定される。すなわち、図3において、PLL101から出力されるシステムクロックの周波数が許容範囲の上限付近になるような逓倍率が選択され、その逓倍率を指定する2ビットが逓倍率設定端子PCLKCTL1−0に与えられるように画像表示LSI1Aが実装される制御基板の設計を行うのである。
以上が図2におけるステップS1のPLL初期化処理の詳細である。
以上が図2におけるステップS1のPLL初期化処理の詳細である。
次に画像表示LSI1Aの初期設定回路103は、同画像表示LSI1Aに設けられたSTALNE端子のレベルがHレベルであるか否かを判定する(ステップS2)。この判定結果が「NO」である場合は処理が終了する。この場合、画像表示LSI1Aはマイクロコンピュータ10による初期化を待つことになる。一方、STALNE端子がHレベルである場合(ステップS2=「YES」)、ステップS3〜S7の各処理が実行される。
まず、ステップS3において、画像表示LSI1Aの初期設定回路103は、画像メモリ3Aからの初期化データの読み出しを開始する。その際、初期設定回路103は、画像表示LSI1Aに設けられたバイト数設定端子TBYTEのレベルを判定する。その理由は次の通りである。
本実施形態において、画像メモリ3Aとして使用されるSPIフラッシュROMは、その記憶容量によりアクセス方法を変える必要がある。さらに詳述すると、画像メモリ3Aが128Mbitよりも記憶容量の小さなSPIフラッシュROMである場合、初期設定回路103は、図6に示すようにアドレス3byteモードでのデータ読み出しをする必要がある。すなわち、1byteのコマンドに続けて、アクセス先を指定する3byteのアドレスaddress1〜3をシリアルデータDATAinとしてSPIフラッシュROMに供給し、アクセス先からの読み出しデータdata1、data2、…をシリアルデータDATAoutとして受け取る。一方、画像メモリ3Aが128Mbit以上の記憶容量のSPIフラッシュROMである場合、初期設定回路103は、図7に示すように、アドレス4byteモードでのデータ読み出しをする必要がある。すなわち、1byteのコマンドに続けて、アクセス先を指定する4byteのアドレスaddress1〜4をシリアルデータDATAinとしてSPIフラッシュROMに供給し、アクセス先からの読み出しデータdata1、data2、…をシリアルデータDATAoutとして受け取るのである。
このように本実施形態では、SPIフラッシュROMを画像メモリ3Aとして使用しているため、画像メモリ3Aに対するアクセスの際には、アドレス3byteモードまたはアドレス4byteモードのうちいずれか適切な読み出しモードを選択する必要がある。そこで、本実施形態では、画像表示LSI1Aにバイト数設定端子TBYTEを設け、このバイト数設定端子TBYTEのレベル設定によりアドレス3byteモードまたはアドレス4byteモードのうちの適切な読み出しモードを画像表示LSI1Aに指示するようにしているのである。
図2に示すステップS3において、初期設定回路103は、このバイト数設定端子TBYTEのレベルに基づき、アドレス3byteモードまたはアドレス4byteモードのうちの一方を選択し、選択した読み出しモードで画像メモリ3Aからの初期化データの読み出しを開始する。
図8はステップS3の実行時における画像表示LSI1Aの内部状態を示している。この例では、PLL101がステップS1において設定された逓倍率10倍での周波数逓倍を入力クロックに施しており、画像表示LSI1A内の初期設定回路103にはPLL101から得られる60[MHz]のシステムクロックが与えられる。初期設定回路103は、このシステムクロックに同期して、画像メモリ3Aの所定の記憶領域から初期化データを読み出す。その際、初期設定回路103は、通常のシリアル通信モードにより、画像メモリ3Aから初期化データを読み出す。本実施形態において、画像メモリ3Aは、電源投入時などの初期状態において、通常のシリアル通信モードで動作するからである。
図2において、ステップS4〜S6までの各処理は初期設定回路103が画像メモリ3Aから初期化データを読み出しつつ実行する処理である。ここで、画像メモリ3Aから読み出される初期化データには、PLL101の逓倍率、マイクロコンピュータ10に対する割り込み信号の発生条件を示す情報、画像メモリ3Aの通信モードを指定する情報等が含まれている。初期化データとして逓倍率が読み出されたとき、初期設定回路103はこの逓倍率をPLL101内の分周器の分周比を設定するための制御用レジスタに設定する(ステップS4)。次に、初期化データとして、マイクロコンピュータ10に対する割り込み信号の発生条件を示す情報が読み出されたとき、初期設定回路103は、この情報を割り込み信号の発生制御に使用される制御用レジスタに設定する(ステップS5)。
次に、初期化データとして、画像メモリ3Aの通信モードを指定する情報が読み出されたとき、初期設定回路103は、この読み出しデータに従って画像メモリ3Aの通信モードを切り換える(ステップS6)。さらに詳述すると、初期設定回路103は、初期化データの読み出しを一旦中断し、初期化データにより指示された通信モードを画像表示LSI1A内の通信制御のための制御用レジスタに設定するとともに、その通信モードへの切り換えを指示するコマンドを画像メモリ3Aに与える。これにより画像メモリ3Aでは、初期設定回路103からのコマンドにより指示された通信モードが設定される。また、画像メモリ3Aでは、通信モードの切り換えが正常終了したか異常終了したかを示すステータスが内蔵の揮発性レジスタに書き込まれる。そこで、初期設定回路103は、通信モードの切り換え指示後、画像メモリ3Aの揮発性レジスタからステータスを読み出すポーリングを繰り返し、正常終了を示すステータスが読み出された時点で、中断していた初期化データの読み出しを再開する。
図9はこのステップS6の実行後における画像表示LSI1Aの内部状態を例示するものである。図9に示す例では、画像メモリ3Aから読み出された初期化データに基づいて、逓倍率=16倍がPLL101に設定され(ステップS4)、96MHzのシステムクロックがPLL101により発生されている。また、画像メモリ3Aとの通信モードとして、双方向の4線を使用した高速伝送モードが設定されている(ステップS6)。
初期設定回路103は、画像メモリ3Aから全ての初期化データを読み出し、その制御用レジスタへの格納を終えると、図2に示すマクロコマンド実行(ステップS7)を画像処理シーケンサ104に指示する。これにより画像処理シーケンサ104は、画像メモリ3A内において初期化データの後に続けて記憶された一連のマクロコマンドを読み出して実行する。この一連のマクロコマンドは、LCD表示器2にアニメーションによる初期画面を表示させるためのマクロコマンドであり、アニメーション表示に使用する画像データを指定する情報を含んでいる。画像処理シーケンサ104は、このマクロコマンドにより指定された画像データを画像メモリ3Aから読み出してLCD表示器2に供給し、アニメーションを表示させる。
これによりスタンドアロン初期化機能による画像表示LSI1Aの初期化が完了する。その後、マイクロコンピュータ10による画像表示LSI1Aの制御が開始され、画像表示LSI1Aはマイクロコンピュータ10からのコマンドに従い、LCD表示器2の表示制御を行う。
そして、画像表示LSI1Aの動作が停止し、その後、電源投入または起動が行われたときには、画像表示LSI1Aは、図2のステップS3において、通常のシリアル通信モードにより画像メモリ3Aから初期化データを読み出す。
以上が本実施形態の詳細である。
以上が本実施形態の詳細である。
本実施形態によれば次の効果が得られる。
(1)上述した従来の技術では、マイクロコンピュータ10が初期化用ファームウェアに従って画像表示LSI1の初期化処理を行った(図15参照)。この初期化用ファームウェアは、多数のインストラクションの集合体である。従来技術の下では、マイクロコンピュータ10がこの初期化用ファームウェアを構成する各インストラクションを解釈して実行することにより画像表示LSI1の初期化処理を進めた。このため、画像表示LSI1の初期化が完了するまでの所要時間が長くなった。
(1)上述した従来の技術では、マイクロコンピュータ10が初期化用ファームウェアに従って画像表示LSI1の初期化処理を行った(図15参照)。この初期化用ファームウェアは、多数のインストラクションの集合体である。従来技術の下では、マイクロコンピュータ10がこの初期化用ファームウェアを構成する各インストラクションを解釈して実行することにより画像表示LSI1の初期化処理を進めた。このため、画像表示LSI1の初期化が完了するまでの所要時間が長くなった。
これに対し、本実施形態では、このような初期化用ファームウェアによる画像表示LSI1Aの初期化処理は行われない。本実施形態における画像表示LSI1Aは、電源投入等が行われると、システムクロックに同期して、画像メモリ3Aの所定の記憶領域から初期化データを読み出して内蔵の制御用レジスタに格納する初期設定回路103を有している。この初期設定回路103の働きにより、初期化に必要な全ての初期化データが画像表示LSI1A内の制御用レジスタに格納される。従って、本実施形態によれば、従来技術に比べて、より短時間のうちに画像表示LSI1Aの初期化を完了することができる。
(2)初期設定前は画像表示LSI1Aの端子の設定により適切な逓倍率がPLL101に設定され、逓倍率を指定する初期化データが画像メモリ3Aから読み出されることによりその逓倍率がPLL101に設定される。従って、PLL101が発生するシステムクロックに同期して高速に初期化データを画像メモリ3Aから読み出して制御用レジスタに設定することができる。
(3)画像表示システムに使用する画像メモリ3Aの仕様が変更になる場合がある。しかし、本実施形態において画像メモリ3Aの仕様に関連した初期化データは画像メモリ3Aに記憶され、画像表示LSI1Aはこの画像メモリ3A内の初期化データに従って、画像メモリ3Aの仕様に関連した初期設定を行う。従って、本実施形態では、画像メモリ3Aの仕様が変更になったとしても、マイクロコンピュータ10が実行するファームウェアの内容変更は不要である。
(4)画像メモリ3Aに用いるSPIフラッシュROMは、メーカ・品番によってアドレス指定のバイト数が異なる。しかし、本実施形態では、このアドレス指定のバイト数に関する情報を画像表示LSI1Aの端子設定により指示することができるため、マイクロコンピュータ10からの制御によることなく画像表示LSI1Aが適切なバイト数を選択してSPIフラッシュROMへのアクセスを行うことができる。
(5)画像メモリ3A内の初期化データを用いた初期設定により画像メモリ3Aの通信モードを通常のシリアル通信モードから4線を用いた双方向の高速通信モードに切り換えることができる。従って、初期設定を高速に進めることができる。
<第2実施形態>
上記第1実施形態では、画像メモリ3Aの初期状態における通信モードを通常のシリアル通信モードに固定した。これに対し、本実施形態では、画像メモリ3Aの初期状態における通信モードを固定しない。本実施形態では、図2のステップS3において、初期設定回路103が画像メモリ3Aから初期化データを読み出そうとする際、画像メモリ3Aの通信モードは不明である。そこで、本実施形態では、次のようにして初期設定回路103に適切な通信モードを選択させている。
上記第1実施形態では、画像メモリ3Aの初期状態における通信モードを通常のシリアル通信モードに固定した。これに対し、本実施形態では、画像メモリ3Aの初期状態における通信モードを固定しない。本実施形態では、図2のステップS3において、初期設定回路103が画像メモリ3Aから初期化データを読み出そうとする際、画像メモリ3Aの通信モードは不明である。そこで、本実施形態では、次のようにして初期設定回路103に適切な通信モードを選択させている。
まず、画像メモリ3Aの例えばアドレス0には図10に示すように既知の試験値8’h55(16進表記により55と表すことができる8ビットのデータを意味する。以下、同様。)が格納されている。この試験値は、画像メモリ3Aからの読み出しが正常に行われるか否かを判定するために画像メモリ3Aから読み出されるデータである。通常、画像メモリ3Aにおいて読み出しエラーが生じる場合、読み出しデータは8’h00または8’hFFとなる。このため、8’h00または8’hFF以外のデータが試験値として用いられる。
そして、初期設定回路103は、図2のステップS3において、まず、図10に示すように通常のシリアル通信モードにより画像メモリ3Aのアドレス0のデータを読み出す。さらに詳述すると、画像メモリ3Aに対するチップセレクト信号CSをアクティブレベルとし、クロックCLKに同期させて、読み出しコマンドとアドレス0とを表すシリアルデータDATAinを画像メモリ3Aに供給する。そして、初期設定回路103は、画像メモリ3AからシリアルデータDATAoutを受信し、このシリアルデータDATAoutから読み出しデータを取得する。次に初期設定回路103は、読み出しデータを予め内蔵のROMに記憶した期待値8’h55と比較し、両者が一致していれば第1のフラグをONとし、不一致であれば第1のフラグをOFFとする。
次に初期設定回路103は、図11に示すように、4線を用いた双方向の高速通信モードにより画像メモリ3Aのアドレス0からデータを読み出す。そして、読み出しデータを予め内蔵のROMに記憶した期待値8’h55と比較し、両者が一致していれば第2のフラグをONとし、不一致であれば第2のフラグをOFFとする。
次に初期設定回路103は、第1および第2のフラグのON/OFFに基づき、画像メモリ3Aとの間の通信モードを選択する。すなわち、初期設定回路103は、第1のフラグがONであれば通常のシリアル通信モードを画像メモリ3Aとの間の通信モードとして選択し、第2のフラグがONであれば4線の高速通信モードを選択するのである。
なお、以上の動作において、通常のシリアル通信モードにより画像メモリ3Aからアドレス0のデータを読み出し、その読み出しデータが期待値と一致した場合に、4線の高速通信モードによる試験値の読み出しを行うことなく、通常のシリアル通信モードにより画像メモリ3Aから初期化データを読み出す動作を初期設定回路103に開始させてもよい。
本実施形態によれば、画像メモリ3Aの通信モードが不明である場合においても、画像メモリ3Aの通信モードを判定し、適切な通信モードで画像表示LSI1Aから画像メモリ3Aへのアクセスを行うことができる。本実施形態は、画像メモリ3Aの初期状態での通信モードを固定する必要がないという利点がある。
<第3実施形態>
上記第1実施形態の画像メモリ設定(図2のステップS6)において、初期設定回路103から画像メモリ3Aに通常のシリアル通信モードから4線を用いた双方向の高速通信モードへの切り換え指示を行った場合に、モード切り換えが失敗に終わる場合がある。その場合、初期設定回路103は、正しい初期化データを画像メモリ3Aから読み出すことができない。このような不都合を回避するため、本実施形態における初期設定回路103は、画像メモリ3Aの通信モードの切り換え前後に次のことを行う。
上記第1実施形態の画像メモリ設定(図2のステップS6)において、初期設定回路103から画像メモリ3Aに通常のシリアル通信モードから4線を用いた双方向の高速通信モードへの切り換え指示を行った場合に、モード切り換えが失敗に終わる場合がある。その場合、初期設定回路103は、正しい初期化データを画像メモリ3Aから読み出すことができない。このような不都合を回避するため、本実施形態における初期設定回路103は、画像メモリ3Aの通信モードの切り換え前後に次のことを行う。
まず、初期設定回路103は、通信モードの切り換え前、図12に示すように、シリアル通信モードにより、画像メモリ3Aの所定のアドレス(この例ではアドレス0、1)に予め記憶された試験値8’hA5および8’h5Aを読み出し、内蔵のレジスタに保持する。
次に、初期設定回路103は、シリアル通信モードから4線の高速通信モードへの切り換え指示を行った後、図13に示すように、画像メモリ3Aの同じアドレス(この例ではアドレス0、1)から試験値8’hA5および8’h5Aを読み出し、内蔵のレジスタに保持したデータと比較し、両者が一致したらフラグをONとし、不一致ならばフラグをOFFとする。
そして、初期設定回路103は、フラグがONならば、シリアル通信モードから4線の高速通信モードへの切り換えが正常に完了したとみなし、画像メモリ3Aからの初期化データの読み出しを開始する。
一方、フラグがOFFである場合、初期設定回路103は、シリアル通信モードから4線の高速通信モードへの切り換えが失敗したとみなし、再度、シリアル通信モードから4線の高速通信モードへの切り換えを画像メモリ3Aに対して指示する。そして、再び画像メモリ3Aの同じアドレスから試験値8’hA5および8’h5Aを読み出し、同様な判断を繰り返すのである。
本実施形態によれば、画像メモリ3Aの通信モードの切り換えが失敗に終わった場合に、それを検知して通信モードの切り換えを再度実行することができる。従って、画像表示LSI1Aによる画像メモリ3Aへのアクセスの信頼性を高めることができる。
<第4実施形態>
本実施形態による画像表示システムには、図14に示すように、2個の画像メモリ3A1および3A2が設けられている。本実施形態は、このような複数個の画像メモリを備えた画像表示システムに上記第3実施形態を適用したものである。
本実施形態による画像表示システムには、図14に示すように、2個の画像メモリ3A1および3A2が設けられている。本実施形態は、このような複数個の画像メモリを備えた画像表示システムに上記第3実施形態を適用したものである。
本実施形態において、画像メモリ3A1のアドレス0、1には、画像メモリ3A1からのデータ読み出しが正常に行われているか否かを判定するために読み出される試験値8’hA5および8’h5Aが記憶されている。また、画像メモリ3A2のアドレス0、1には、画像メモリ3A2からのデータ読み出しが正常に行われているか否かを判定するために読み出される試験値8’hAAおよび8’h55が記憶されている。さらに画像メモリ3A1のアドレス2、3には、画像メモリ3A2に記憶されているものと同じ試験値8’hAAおよび8’h55が記憶されている。
本実施形態において、初期設定回路103は、画像メモリ3A1および3A2の通信モードをシリアル通信モードから2線の双方向の高速通信モードに切り換える前後に次のことを行う。
まず、初期設定回路103は、通信モードの切り換え前、画像メモリ3A1に対するチップセレクト信号CS1をアクティブレベルとし、シリアル通信モードにより、画像メモリ3A1のアドレス0、1、2、3から画像メモリ3A1用の試験値8’hA5および8’h5Aと画像メモリ3A2用の試験値8’hAAおよび8’h55とを読み出し、内蔵のレジスタに保持する。
まず、初期設定回路103は、通信モードの切り換え前、画像メモリ3A1に対するチップセレクト信号CS1をアクティブレベルとし、シリアル通信モードにより、画像メモリ3A1のアドレス0、1、2、3から画像メモリ3A1用の試験値8’hA5および8’h5Aと画像メモリ3A2用の試験値8’hAAおよび8’h55とを読み出し、内蔵のレジスタに保持する。
次に、初期設定回路103は、シリアル通信モードから2線の高速通信モードへの切り換え指示を画像メモリ3A1および3A2に対して行う。
次に、初期設定回路103は、画像メモリ3A1に対するチップセレクト信号CS1をアクティブレベルとし、2線の高速通信モードにより、画像メモリ3A1のアドレス0、1から画像メモリ3A1用の試験値8’hA5および8’h5Aを読み出し、内蔵のレジスタに記憶した画像メモリ3A1用の試験値8’hA5および8’h5Aと比較する。この比較の結果、両者が一致していれば第1のフラグをONとし、不一致であれば第1のフラグをOFFとする。
次に、初期設定回路103は、画像メモリ3A2に対するチップセレクト信号CS2をアクティブレベルとし、2線の高速通信モードにより、画像メモリ3A2のアドレス0、1から画像メモリ3A2用の試験値8’hAAおよび8’h55を読み出し、内蔵のレジスタに記憶した画像メモリ3A2用の試験値8’hAAおよび8’h55と比較する。この比較の結果、両者が一致していれば第2のフラグをONとし、不一致であれば第2のフラグをOFFとする。
次に、初期設定回路103は、第1および第2のフラグを判定する。第1および第2のフラグの両方がONである場合、初期設定回路103は、シリアル通信モードから2線の高速通信モードへの切り換えが正常に完了したとみなし、画像メモリ3Aからの初期化データの読み出しを開始する。
一方、第1または第2のフラグのいずれかがOFFである場合、初期設定回路103は、シリアル通信モードから2線の高速通信モードへの切り換えが失敗したとみなし、再度、モード切り換えを行い、同様の判断を繰り返す。
以上、2個の画像メモリ3A1および3A2を使用する場合を例に説明したが、3個以上の画像メモリ3Aを使用する場合も同様である。
以上、2個の画像メモリ3A1および3A2を使用する場合を例に説明したが、3個以上の画像メモリ3Aを使用する場合も同様である。
本実施形態によれば、画像メモリ3Aが複数設けられている場合でも、それらの通信モードの切り換えをまとめて行うことができ、通信モードの切り換え制御が容易になるという効果が得られる。
<他の実施形態>
以上、この発明の第1〜第4実施形態を説明したが、この発明には他にも実施形態が考えられる。例えば次の通りである。
以上、この発明の第1〜第4実施形態を説明したが、この発明には他にも実施形態が考えられる。例えば次の通りである。
(1)上記第1実施形態において、初期設定回路103は、画像メモリ3Aの通信モードの切り換えの際、切り換えが正常終了したことを示すステータスが画像メモリ3Aの揮発性レジスタから読み出されるまで画像メモリ3Aに対するポーリングを繰り返した。しかし、ポーリングにより常に異常終了を示すステータスが読み出されると、初期化データの読み出し処理が固着する。そこで、この問題の回避するために、初期設定回路103にタイマを設けて、ポーリングの開始後にタイムアウトが発生した場合には、再度、初期設定回路103から画像メモリ3Aに通信モードの切り換え指示を送るように構成してもよい。
(2)上記第1実施形態では、画像表示LSI1Aにバイト数設定端子TBYTEを設けた。しかし、そのようにする代わりに、画像メモリ3Aの所定のアドレスに既知の試験値を記憶させ、初期設定回路103が図2のステップS3において、アドレス3byteモードでの試験値の読み出しと、アドレス4byteモードでの試験値の読み出しとを行い、既知の試験値を正常に読み出すことができたモードを選択して初期化データの読み出しを開始するようにしてもよい。この態様によれば、画像表示LSI1Aにバイト数設定端子TBYTEを設ける必要がなく、画像表示LSI1Aの端子数を削減することができる。
(3)スタンドアロン初期設定機能による動作が終了したか否か、エラーはないかどうかを示す各フラグを画像表示LSI1Aに設け、マイクロコンピュータ10がこれらのフラグを読み出せるように構成してもよい。この場合、マイクロコンピュータ10は、画像表示LSI1Aの制御を開始しようとするときに、これらのフラグを参照し、例えばエラーが発生した場合にはエラー箇所を復旧する処理を行ってから画像表示LSI1Aの制御を開始する、といった適切な対応を採ることができる。あるいはスタンドアロン初期設定機能による動作が異常終了した場合にその異常終了を告げる割り込み信号を画像表示LSI1Aからマイクロコンピュータ10に出力するようにしてもよい。
(4)マイクロコンピュータ10から書き込むことが可能な強制終了用レジスタを画像表示LSI1Aに設けてもよい。初期設定回路103がスタンドアロン初期設定機能による処理(図2参照)を実行している間に、マイクロコンピュータ10から強制終了用レジスタに強制終了を命じるコマンドが書き込まれると、初期設定回路103は処理を中止するのである。この態様によれば、スタンドアロン初期設定機能が制御不能に陥らないように、マイクロコンピュータ10側からの強制終了コマンドにより画像表示LSI1Aの動作を停止させることができる。
(5)上記各実施形態では、通常、画像表示LSI1Aの画像処理シーケンサ104が画像メモリ3A内のマクロコマンドに従って初期画面をLCD表示器2に表示させている間に、マイクロコンピュータ10が画像表示LSI1Aの制御を開始することとなる。その場合、画像表示LSI1Aの制御を開始したマイクロコンピュータ10が、引き続き初期画面をLCD表示器2に表示させることができるようにした方が好ましい。そこで、画像処理シーケンサ104が初期画面の表示のために実行しているマクロコマンドのアドレスをレジスタに格納するようにしてもよい。マイクロコンピュータ10が画像表示LSI1Aの制御を開始するときに、このレジスタ内のアドレスにより指定されたマクロコマンドの実行を画像処理シーケンサ104に指示するのである。このようにすることで、初期画面の表示を継続することができる。
1A……画像表示LSI、101……PLL、103……初期設定回路、104……画像処理シーケンサ、102……水晶発振子、10……マイクロコンピュータ、3A……画像メモリ、2……LCD表示器。
Claims (5)
- 電源投入時または起動時に不揮発性メモリから初期化データを読み出し、前記初期化データにより画像表示装置内の各部の制御のため制御用レジスタの初期設定を行う初期設定回路を具備することを特徴とする画像表示装置。
- 前記初期設定回路による前記制御用レジスタの初期設定後、前記画像メモリに記憶された画像データを用いて表示器に初期画面を表示させる画像処理手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
- 入力クロックに周波数逓倍を施して前記画像表示装置のシステムクロックを発生するクロック発生手段を具備し、
前記初期設定回路は、前記初期化データにより、前記クロック発生手段が行う周波数逓倍の逓倍率を指定する制御用レジスタの初期設定を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。 - 前記初期設定回路は、前記画像メモリに予め記憶された既知の試験値を複数種類の通信態様で読み出して期待値と比較し、読み出した試験値が期待値と一致する通信態様を選択して、前記画像メモリから初期化データを読み出すことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1の請求項に記載の画像表示装置。
- 前記初期設定回路は、前記初期化データにより、前記画像メモリの通信態様を設定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1の請求項に記載の画像表示装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012194328A JP2014048647A (ja) | 2012-09-04 | 2012-09-04 | 画像表示装置 |
US14/014,705 US20140063035A1 (en) | 2012-09-04 | 2013-08-30 | Image Display Apparatus and Method for Displaying Image on Display Device |
CN201310397859.6A CN103680464B (zh) | 2012-09-04 | 2013-09-04 | 图像显示设备和用于在显示装置上显示图像的方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012194328A JP2014048647A (ja) | 2012-09-04 | 2012-09-04 | 画像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014048647A true JP2014048647A (ja) | 2014-03-17 |
Family
ID=50186918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012194328A Pending JP2014048647A (ja) | 2012-09-04 | 2012-09-04 | 画像表示装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20140063035A1 (ja) |
JP (1) | JP2014048647A (ja) |
CN (1) | CN103680464B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105469768A (zh) * | 2016-01-15 | 2016-04-06 | 京东方科技集团股份有限公司 | 显示模组的控制装置及控制方法、显示装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10594718B1 (en) | 2018-08-21 | 2020-03-17 | Extrahop Networks, Inc. | Managing incident response operations based on monitored network activity |
CN113515253B (zh) * | 2021-07-14 | 2024-05-14 | 摩尔线程智能科技(北京)有限责任公司 | 显示适配器的工作方法、显示适配器和电子设备 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003337567A (ja) * | 2002-03-13 | 2003-11-28 | Sony Corp | 始動回路および表示装置の始動方法、並びに表示装置 |
KR20080015201A (ko) * | 2006-08-14 | 2008-02-19 | 삼성전자주식회사 | 데이터 로컬리제이션을 이용하여 초기화를 수행하는전자기기 및 그 방법 |
CN101256290B (zh) * | 2007-02-28 | 2010-05-26 | 群康科技(深圳)有限公司 | 液晶显示器及其驱动方法 |
US7542365B2 (en) * | 2007-09-27 | 2009-06-02 | Freescale Semiconductor, Inc. | Apparatus and method for accessing a synchronous serial memory having unknown address bit field size |
KR20090076711A (ko) * | 2008-01-09 | 2009-07-13 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 멀티미디어 장치에서 초기영상을 지원하는 칩셋 |
WO2009094021A1 (en) * | 2008-01-23 | 2009-07-30 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Bios graphical setup engine |
CN101551751A (zh) * | 2008-04-02 | 2009-10-07 | 纬创资通股份有限公司 | 开机画面模块化的装置和方法 |
JP5757097B2 (ja) * | 2011-02-03 | 2015-07-29 | 横河電機株式会社 | ビットマップフォント表示装置 |
-
2012
- 2012-09-04 JP JP2012194328A patent/JP2014048647A/ja active Pending
-
2013
- 2013-08-30 US US14/014,705 patent/US20140063035A1/en not_active Abandoned
- 2013-09-04 CN CN201310397859.6A patent/CN103680464B/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105469768A (zh) * | 2016-01-15 | 2016-04-06 | 京东方科技集团股份有限公司 | 显示模组的控制装置及控制方法、显示装置 |
US10714045B2 (en) | 2016-01-15 | 2020-07-14 | Boe Technology Group Co., Ltd. | Control device and control method for display module, and display device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN103680464B (zh) | 2016-08-24 |
US20140063035A1 (en) | 2014-03-06 |
CN103680464A (zh) | 2014-03-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102371906B1 (ko) | 디스플레이 장치, 이를 포함하는 모바일 장치 및 디스플레이 장치의 동작 방법 | |
WO2016101411A1 (zh) | 一种服务器显示方法及装置 | |
US8982158B2 (en) | Computer screen image displaying method, computer having a vertical display device, and computer program product | |
CN112506745B (zh) | 内存温度读取方法、装置及计算机可读存储介质 | |
US9965291B2 (en) | Information processing apparatus enabling high-speed start-up, control method therefor, and storage medium storing control program therefor | |
JP2014048647A (ja) | 画像表示装置 | |
CN113704104A (zh) | 程序调试方法、设备、系统、电子设备和存储介质 | |
JP2006048190A (ja) | 情報処理装置および電力制御方法 | |
US9071718B2 (en) | Information processing apparatus, image forming apparatus, non-transitory computer readable medium storing program, and information processing method | |
JP4732091B2 (ja) | タイミングコントローラ及び画像表示装置 | |
US9883067B2 (en) | Memory reset control apparatus, method for controlling the control apparatus, and storage medium | |
JPH10254425A (ja) | タイミング調整回路 | |
JP6690375B2 (ja) | 車載表示装置 | |
JP2007249808A (ja) | 機能拡張システム及び機能拡張機器 | |
JP2006243550A (ja) | 画像表示処理装置 | |
JP4261453B2 (ja) | メモリ制御装置 | |
JP5251353B2 (ja) | 情報処理装置 | |
JP2020088490A (ja) | ソフトウェアの改ざんを検知することが可能な情報処理装置 | |
JP2002222024A (ja) | マイクロコンピュータ | |
CN109801660A (zh) | 显示面板的读写操作控制方法、存储器及显示面板 | |
KR101181813B1 (ko) | 선택된 lcd 패널에 따라 부팅 화면을 출력할 수 있는 산업용 임베디드 컴퓨터 시스템 | |
EP4099566A1 (en) | Integrated circuit, and control method and system | |
JP2012002838A (ja) | パネル駆動処理装置 | |
JP2006048570A (ja) | 情報処理装置および電源投入方法 | |
JP5257300B2 (ja) | データ処理装置 |