JP2007249808A - 機能拡張システム及び機能拡張機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】本体側の電力供給能力に応じて拡張機器自身がクロック周波数を切り替えるようにする。
【解決手段】拡張ボード101では、電源投入時、最低クロック周波数で立ち上がり、CPU102は、拡張I/F24を介して、印刷装置1から電力供給情報保持手段23の電力供給情報、及び、拡張機器接続情報保持手段25の拡張機器接続情報を取得する。そして、CPU102は、印刷装置1から取得した電力供給情報及び拡張機器接続情報から使用可能な電力を算出した上で、その算出された電力を周波数-消費電力対応情報保持手段125の周波数-消費電力対応情報に対比させ、印刷装置1が供給可能な電力で動作できる最大周波数を決定する。その後、周波数切り替え手段124がクロック周波数を切り替えて、リブートする。
【選択図】図1
【解決手段】拡張ボード101では、電源投入時、最低クロック周波数で立ち上がり、CPU102は、拡張I/F24を介して、印刷装置1から電力供給情報保持手段23の電力供給情報、及び、拡張機器接続情報保持手段25の拡張機器接続情報を取得する。そして、CPU102は、印刷装置1から取得した電力供給情報及び拡張機器接続情報から使用可能な電力を算出した上で、その算出された電力を周波数-消費電力対応情報保持手段125の周波数-消費電力対応情報に対比させ、印刷装置1が供給可能な電力で動作できる最大周波数を決定する。その後、周波数切り替え手段124がクロック周波数を切り替えて、リブートする。
【選択図】図1
Description
本発明は、電源供給側となる本体に機能拡張機器を接続した機能拡張システム、機能拡張機器、機能拡張システムにおける電力供給方法、及びコンピュータプログラムに関する。
印刷装置等の電源部は、最小限のマージンでパフォーマンスと低コストの両立を実現させるべく設計されており、印刷装置に接続される機能拡張機器(以下、「拡張機器」と称する)の電源容量もその設計範囲内に収められている。
ところで、近年では拡張機器の高性能化、細分化が進み、搭載される機能により消費電力の差が大きくなっている。また、通常、拡張機器が接続可能な電源供給側となる本体(以下、「本体」と称する)の機種は、単一でなく複数の機種であり、低速機から高速機までカバーされる。本体の印字速度の差は本体側の電源部の差になって現れたり、拡張機器用インタフェイス部のクロック周波数の差になって現れたりする。
拡張機器の機能の差と、本体側の電源部や拡張機器用インタフェイス部のクロック周波数の差を吸収し、拡張機器としてはより多くの本体機種との接続を可能とし、本体としてはより多くの拡張機器との接続を可能とすることが求められる。これにより、ユーザの選択肢が広がり、本体を含めた装置全体の商品としての訴求力の向上に繋がるからである。
この種の技術に関連して、例えば特許文献1には、多くの拡張機器と多くの本体機種の接続を可能にする方法として、本体側CPUが拡張機器の種類等の情報を取得し、拡張機器へ供給するクロック周波数や電圧を調整することが開示されている。しかし、複数の機器を同時に接続した場合については、記載されていない。
複数の拡張機器を同時に2台以上接続する場合、電源容量の小さい本体で、電源容量の制限から、低消費電力の拡機機器2台か、高性能で消費電力の大きい拡張機器1台を接続できるものはある。しかしながら、低消費電力の拡張機器1台と、高性能で消費電力の大きい拡張機器1台を接続するオプション設定ができなかった。
本体側で拡張機器向けの周波数を一律に下げると、もともと低消費電力の拡張機器まで、動作速度を下げることになり、すべての拡張機能のパフォーマンスが低下しシステムとしてのパフォーマンスに影響するおそれがある。個別に低消費電力動作をさせたい拡張機器だけ周波数を落とす場合、本体側に複雑なクロック制御回路の追加を必要としコストアップを誘発する。つまり、拡張機器側で周波数を調整する方が、本体側で調整すべき拡張機器のみにクロック周波数調整回路を設けるため、コストアップを少なくすることができる。
また、電圧を下げる場合、機器の設置場所によっては、電源事情が悪く電圧マージンを確保できなかったり、個別に電圧制御する場合に複雑な電圧制御回路を本体に設ける必要がありコストアップを誘発したりしていた。これも、拡張側で周波数調整することが設置場所の電源事情による影響や本体側のコストアップを誘発せずに低消費電力を実現する解となる。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、本体側の電力供給能力に応じて拡張機器自身がクロック周波数を切り替えるようにする。これにより、例えば低消費電力の拡機機器2台か、高性能で消費電力の大きい拡張機器1台を接続できる本体に、低消費電力の拡張機器1台と、高性能で消費電力の大きい拡張機器1台を接続するオプション設定が可能となるようにすることを目的とする。
本発明の機能拡張システムは、電源供給側となる本体に機能拡張機器を接続した機能拡張システムであって、前記本体は、電力供給情報を保持する電力供給情報保持手段を備え、前記機能拡張機器は、消費電力情報を保持する消費電力情報保持手段と、前記電力供給情報及び前記消費電力情報に応じてクロック周波数を切り替える周波数切り替え手段とを備える点に特徴を有する。
本発明の他の機能拡張システムは、電源供給側となる本体に機能拡張機器を接続した機能拡張システムであって、前記機能拡張機器は、消費電力情報を保持する消費電力情報保持手段と、クロック周波数を切り替える周波数切り替え手段とを備え、前記本体は、該本体の電力供給情報を保持する電力供給情報保持手段と、該本体に接続されている機能拡張機器の台数情報を保持する拡張機器接続情報保持手段とを備え、前記機能拡張機器は、前記本体から取得される、前記本体の電力供給情報、及び、前記本体に接続されている機能拡張機器の台数情報に基づいて、自機向けの供給電力を算出する算出手段と、前記算出手段により算出される供給電力、及び、前記消費電力情報に基づいて、前記周波数切り替え手段により切り替えるクロック周波数を決定する決定手段とを更に備える点に特徴を有する。
本発明の他の機能拡張システムは、電源供給側となる本体に機能拡張機器を接続した機能拡張システムであって、前記機能拡張機器は、性能情報を保持する性能情報保持手段と、消費電力情報を保持する消費電力情報保持手段と、クロック周波数を切り替える周波数切り替え手段とを備え、前記本体は、前記各機能拡張機器から取得される性能情報、及び、前記本体に接続されている機能拡張機器の台数情報に基づいて、各機能拡張機器向けの供給電力を算出する算出手段を備え、前記機能拡張機器は、前記算出手段により算出される供給電力、及び、前記消費電力情報に基づいて、前記周波数切り替え手段により切り替えるクロック周波数を決定する決定手段を更に備える点に特徴を有する。
本発明の機能拡張装置は、電源供給側となる本体に接続される機能拡張機器であって、消費電力情報を保持する消費電力情報保持手段と、クロック周波数を切り替える周波数切り替え手段と、前記本体から取得される、前記本体の電力供給情報、及び、前記本体に接続されている機能拡張機器の台数情報に基づいて、自機向けの供給電力を算出する算出手段と、前記算出手段により算出される供給電力、及び、前記消費電力情報に基づいて、前記周波数切り替え手段により切り替えるクロック周波数を決定する決定手段とを備える点に特徴を有する。
本発明の電力供給方法は、電源供給側となる本体に機能拡張機器を接続した機能拡張システムにおける電力供給方法であって、前記機能拡張機器は、消費電力情報を保持する消費電力情報保持手段と、クロック周波数を切り替える周波数切り替え手段とを備え、前記本体は、該本体の電力供給情報を保持する電力供給情報保持手段と、該本体に接続されている機能拡張機器の台数情報を保持する拡張機器接続情報保持手段とを備え、前記本体の電力供給情報、及び、前記本体に接続されている機能拡張機器の台数情報に基づいて、自機向けの供給電力を算出する算出手順と、前記算出手順により算出される供給電力、及び、前記消費電力情報に基づいて、前記周波数切り替え手段により切り替えるクロック周波数を決定する決定手順とを前記機能拡張機器に行わせる点に特徴を有する。
本発明の他の電力供給方法は、電源供給側となる本体に機能拡張機器を接続した機能拡張システムにおける電力供給方法であって、前記機能拡張機器は、性能情報を保持する性能情報保持手段と、消費電力情報を保持する消費電力情報保持手段と、クロック周波数を切り替える周波数切り替え手段とを備え、前記各機能拡張機器から取得される性能情報、及び、前記本体に接続されている機能拡張機器の台数情報に基づいて、各機能拡張機器向けの供給電力を算出する算出手順を前記本体に行わせ、前記算出手順により算出される供給電力、及び、前記消費電力情報に基づいて、前記周波数切り替え手段により切り替えるクロック周波数を決定する決定手順を前記機能拡張機器に行わせる点に特徴を有する。
本発明のコンピュータプログラムは、電源供給側となる本体に接続される機能拡張機器であって、消費電力情報を保持する消費電力情報保持手段と、クロック周波数を切り替える周波数切り替え手段とを備える機能拡張機器を制御するコンピュータプログラムであって、前記本体から取得される、前記本体の電力供給情報、及び、前記本体に接続されている機能拡張機器の台数情報に基づいて、自機向けの供給電力を算出する算出処理と、前記算出処理により算出される供給電力、及び、前記消費電力情報に基づいて、前記周波数切り替え手段により切り替えるクロック周波数を決定する決定処理とをコンピュータに実行させる点に特徴を有する。
本発明の他の機能拡張システムは、電源供給側となる本体に機能拡張機器を接続した機能拡張システムであって、前記機能拡張機器は、消費電力情報を保持する消費電力情報保持手段と、クロック周波数を切り替える周波数切り替え手段とを備え、前記本体は、該本体の電力供給情報を保持する電力供給情報保持手段と、該本体に接続されている機能拡張機器の台数情報を保持する拡張機器接続情報保持手段とを備え、前記機能拡張機器は、前記本体から取得される、前記本体の電力供給情報、及び、前記本体に接続されている機能拡張機器の台数情報に基づいて、自機向けの供給電力を算出する算出手段と、前記算出手段により算出される供給電力、及び、前記消費電力情報に基づいて、前記周波数切り替え手段により切り替えるクロック周波数を決定する決定手段とを更に備える点に特徴を有する。
本発明の他の機能拡張システムは、電源供給側となる本体に機能拡張機器を接続した機能拡張システムであって、前記機能拡張機器は、性能情報を保持する性能情報保持手段と、消費電力情報を保持する消費電力情報保持手段と、クロック周波数を切り替える周波数切り替え手段とを備え、前記本体は、前記各機能拡張機器から取得される性能情報、及び、前記本体に接続されている機能拡張機器の台数情報に基づいて、各機能拡張機器向けの供給電力を算出する算出手段を備え、前記機能拡張機器は、前記算出手段により算出される供給電力、及び、前記消費電力情報に基づいて、前記周波数切り替え手段により切り替えるクロック周波数を決定する決定手段を更に備える点に特徴を有する。
本発明の機能拡張装置は、電源供給側となる本体に接続される機能拡張機器であって、消費電力情報を保持する消費電力情報保持手段と、クロック周波数を切り替える周波数切り替え手段と、前記本体から取得される、前記本体の電力供給情報、及び、前記本体に接続されている機能拡張機器の台数情報に基づいて、自機向けの供給電力を算出する算出手段と、前記算出手段により算出される供給電力、及び、前記消費電力情報に基づいて、前記周波数切り替え手段により切り替えるクロック周波数を決定する決定手段とを備える点に特徴を有する。
本発明の電力供給方法は、電源供給側となる本体に機能拡張機器を接続した機能拡張システムにおける電力供給方法であって、前記機能拡張機器は、消費電力情報を保持する消費電力情報保持手段と、クロック周波数を切り替える周波数切り替え手段とを備え、前記本体は、該本体の電力供給情報を保持する電力供給情報保持手段と、該本体に接続されている機能拡張機器の台数情報を保持する拡張機器接続情報保持手段とを備え、前記本体の電力供給情報、及び、前記本体に接続されている機能拡張機器の台数情報に基づいて、自機向けの供給電力を算出する算出手順と、前記算出手順により算出される供給電力、及び、前記消費電力情報に基づいて、前記周波数切り替え手段により切り替えるクロック周波数を決定する決定手順とを前記機能拡張機器に行わせる点に特徴を有する。
本発明の他の電力供給方法は、電源供給側となる本体に機能拡張機器を接続した機能拡張システムにおける電力供給方法であって、前記機能拡張機器は、性能情報を保持する性能情報保持手段と、消費電力情報を保持する消費電力情報保持手段と、クロック周波数を切り替える周波数切り替え手段とを備え、前記各機能拡張機器から取得される性能情報、及び、前記本体に接続されている機能拡張機器の台数情報に基づいて、各機能拡張機器向けの供給電力を算出する算出手順を前記本体に行わせ、前記算出手順により算出される供給電力、及び、前記消費電力情報に基づいて、前記周波数切り替え手段により切り替えるクロック周波数を決定する決定手順を前記機能拡張機器に行わせる点に特徴を有する。
本発明のコンピュータプログラムは、電源供給側となる本体に接続される機能拡張機器であって、消費電力情報を保持する消費電力情報保持手段と、クロック周波数を切り替える周波数切り替え手段とを備える機能拡張機器を制御するコンピュータプログラムであって、前記本体から取得される、前記本体の電力供給情報、及び、前記本体に接続されている機能拡張機器の台数情報に基づいて、自機向けの供給電力を算出する算出処理と、前記算出処理により算出される供給電力、及び、前記消費電力情報に基づいて、前記周波数切り替え手段により切り替えるクロック周波数を決定する決定処理とをコンピュータに実行させる点に特徴を有する。
本発明によれば、本体側の電力供給能力に応じて機能拡張機器自身がクロック周波数を切り替えることができる。これにより例えば低消費電力の拡機機器2台か、高性能で消費電力の大きい機能拡張機器1台を接続できる本体に、低消費電力の機能拡張機器1台と、高性能で消費電力の大きい機能拡張機器1台を接続するオプション設定が可能となる。従って、ユーザの選択肢が広がり、本体を含めた装置全体の商品としての訴求力の向上に繋がる。
さらに、各機能拡張機器の性能情報に基づいて各機能拡張機器への供給電力を割り振ることで、高性能な機能拡張機器のパフォーマンスを損なうことなく、機能拡張機器を動作させることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1に、本発明の第1の実施形態として、電源供給側となる本体である印刷装置1に拡張機器である拡張ボード101及び別の拡張機器301が接続された機能拡張システムの概略構成を示す。拡張ボード101は拡張I/F24を介して印刷装置1に接続され、印刷装置1の拡張機能であるUSBホスト機能やLAN機能を実現する。
(第1の実施形態)
図1に、本発明の第1の実施形態として、電源供給側となる本体である印刷装置1に拡張機器である拡張ボード101及び別の拡張機器301が接続された機能拡張システムの概略構成を示す。拡張ボード101は拡張I/F24を介して印刷装置1に接続され、印刷装置1の拡張機能であるUSBホスト機能やLAN機能を実現する。
印刷装置1において、2はCPUであり、印刷装置1を統括的に制御する。3はCPUバスであり、BUS C4に接続され、ROM5、RAM7、各種IO等を制御するためのコントロール信号、アドレス、データ信号が接続される。コントロール信号には、リードライトの方向やバースト、キャッシュ操作だけではなく、割り込みやパワーマネージメント等の必要なサイドバンド信号も含む。
4はBUSコントローラ(BUS C)であり、CPU2からのリードライトの入力に合わせてROM5、RAM7、各種IOへのアクセス信号を制御し、IO等からの割り込みやパワーマネージメント制御等にも対応する。また、印刷用の画像処理や圧縮伸張回転、さらには暗号化及び複合化等の処理を行うようにしても良い。ここでは、これら処理を行うものとする。
5はROMであり、CPU2が印刷装置1を制御するためのプログラムの一部又はすべてを格納する。ここでは一部を格納するものとする。ROM5は、書き換え可能であっても不能であってもどちらでもよく、CPU2のためのプログラムが格納できれば良い。6はROMインタフェイス(ROM I/F)であり、BUS C4とROM5を接続し、CPU2からのリードライトコマンドに合わせてROM5からデータをリードしたり、書き換え可能な部分に関しては書き換えたりする。
7はRAMであり、CPU2が印刷装置1を制御する上で、ワーク領域として使用しても、スタックとして使用してもよい。また、ROM5のプログラムをロードしてRAM7から動作する形態をとってもよく、CPU2が制御するメモリであればよい。8はRAMインタフェイス(RAM I/F)であり、BUS C4とRAM7を接続し、CPU2からのリードライトコマンドに合わせてRAM7からデータをリードしたり、RAM7へデータをライトしたりする。
9はNVRAMコントローラインタフェイス(NVRAM C I/F)であり、NVRAM C10とBUS C4を接続し、CPU2からのリードライトコマンドに合わせてNVRAM12へのリードライトを行うためのコマンド通信が可能である。10はNVRAMコントローラ(NVRAM C)であり、NVRAM12へのリードライト動作を制御する。
11はNVRAM C10とNVRAM12を接続するI/Fである。12はNVRAMであり、CPU2が制御して印刷装置1の各種設定情報等を格納するもので、電源OFF/ONでも情報を保持できる。
13はBUS C4とHDD C14を接続するI/Fである。14はHDDコントローラ(HDD C)であり、HDD16にCPU2からのリードライトコマンドを伝達し、HDD16へのデータの格納や読み出しを制御する。また、DMA等の付加機能を持たせ、より高速なデータ転送を行う機能があってもよい。ここではDMA機能があるとする。
15はHDD C14とHDD16を接続するI/Fである。16はHDDであり、HDD C14からのデータを格納したり、HDD C14へデータを送信したりする。なお、格納されるデータは、プログラムの一部や印刷データ等限られるものではない。
17はBUS C4と印刷部C18を接続するI/Fである。18は印刷部コントローラ(印刷部C)であり、BUS C4からの印刷データの送信や印刷用コマンドステータスの送信を行い、印刷部20から印刷出力を得ることができる。また、印刷用の画像処理や圧縮伸張回転、さらには暗号化及び複合化等の処理を行うようにしてもよい。ここでは、これら処理をBUS C4が行うので、ここでは行わないものとする。
21はBUS C4と拡張I/F C22を接続するI/Fである。22は拡張インタフェイスコントローラ(拡張I/F C)であり、拡張ボード101と接続でき、CPU2と拡張ボード101の通信を可能とする。
23は電力供給情報保持手段であり、電力供給情報として、印刷装置1の電力供給能力を保持する。電力供給情報保持手段23は、例えばROM5、NVRAM12、HDD16のいずれかにより構成されてもよく、本体のコストアップ無しに電力供給情報を保持できるようにするのが好適である。ここでは、ROM5により構成されているものとする。
24は拡張インタフェイス(拡張I/F)であり、印刷装置1の拡張I/F C22と拡張ボード101の拡張I/F C109を接続する。
25は拡張機器接続情報保持手段であり、接続されている拡張機器の台数情報を保持し、各拡張機器に通知する。
拡張ボード101において、102はCPUであり、拡張ボード101を統括的に制御する。103はCPU102とBUS C104を接続するI/Fであり、ROM105、RAM107、各種IO等を制御するためのコントロール信号、アドレス、データ信号が接続される。コントロール信号には、リードライトの方向やバースト、キャッシュ操作だけではなく、割り込みやパワーマネージメント等の必要なサイドバンド信号も含む。
104はBUS コントローラ(BUS C)であり、CPU102からのリードライトの入力に合わせてROM105、RAM107、各種IOへのアクセス信号を制御し、IO等からの割り込みやパワーマネージメント制御等にも対応する。また、印刷用の画像処理や圧縮伸張回転、さらには暗号化及び複合化等の処理を行うようにしてもよい。ここでは、これら処理を行うものとする。
105はROMであり、CPU102が拡張ボード101を制御するためのプログラムの一部又はすべてを格納する。ここでは一部を格納するものとする。ROM105は、書き換え可能であっても不能であってもどちらでもよく、CPU102のためのプログラムが格納できればよい。106はROMインタフェイス(ROM I/F)であり、BUS C104とROM105を接続し、CPU102からのリードライトコマンドに合わせてROM105からデータをリードしたり、書き換え可能な部分に関しては書き換えたりする。
107はRAMであり、CPU102が拡張ボード101を制御する上で、ワーク領域として使用しても、スタックとして使用してもよい。また、ROM105のプログラムをロードしてRAM107から動作する形態をとってもよく、CPU102が制御するメモリであればよい。108はRAMインタフェイス(RAM I/F)であり、BUS C104とRAM107を接続し、CPU102からのリードライトコマンドに合わせてRAM107からデータをリードしたり、RAM107へデータをライトしたりする。
109は拡張インタフェイスコントローラ(拡張I/F C)であり、印刷装置1からの通信内容を拡張バス110を介してBUS C104やUSBホスト C115へ伝達する。また、BUS C104やUSBホスト C115からの通信内容を拡張I/F24を介して印刷装置1に伝達する。また、NVRAM I/F111を介してNVRAM C112に接続され、NVRAM114へのリードライトも行うことができる。拡張I/F24と拡張バス110のクロックが非同期でも動作するものである。110は拡張バスであり、拡張I/F C109とBUS C104とUSBホスト C115を接続する。
111は拡張I/F C109とNVRAM C112を接続するI/Fである。112はNVRAMコントローラ(NVRAM C)112であり、NVRAM114へのリードライト動作を制御する。
113はNVRAM C112とNVRAM114を接続するI/Fである。114はNVRAMであり、NVRAM C112の制御で、拡張ボード101の各種設定情報等を格納するもので、電源OFF/ONでも情報を保持できる。また、印刷装置1からの設定に対しても情報保持可能に構成されている。
115はUSBホストコントローラ(USBホスト C)であり、USBホスト I/F117を制御し、拡張バス110を介して各種USBデバイスの制御をCPU102で行うことを可能としている。
116はUSBホスト C115とUSBホスト I/F117を接続するI/Fである。117はUSBホストインタフェイス(USBホスト I/F)であり、各種USBデバイスと接続し、CPU102の制御でUSBデバイスを動作させることができる。
118はBUS C104とLAN C119を接続するI/Fである。119はLANコントローラで(LAN C)であり、10BT/100BT/Giga等のLAN機能をPHY121、LAN123を制御して実現する。
120はLAN C119とPHY121を接続するI/Fである。121はPHYであり、LAN123を介してLAN信号の送受信を行う。
122はPHY120とLAN123を接続するI/Fである。123はLANのI/F部であり、LAN C119、PHY121の制御でネットワーク機能を実現する。
124は周波数切り替え手段であり、CPU102からの設定により、拡張ボード101のクロック周波数を変えることができる。125は周波数-消費電力対応情報保持手段であり、拡張ボード101のクロック周波数と消費電力の関係を対応付けて保持する。周波数-消費電力対応情報は、CPU102の制御で、印刷装置1の電力供給情報保持手段23からの情報に合わせ、周波数切り替え手段124に印刷装置1が供給できる電力で動作するクロック周波数を選択させるための情報である。
301は他の拡張機器であり、拡張ボード101と同様に拡張I/F24を介して印刷装置1に接続される。
ここで、周波数切り替え手段124の構成例を説明する。CPU102は、動作クロックをPLLによる逓倍で作り、動作している。この逓倍率を外部端子とROM105からリードされる1ビットの値で設定している。外部端子は3本あり、ROM105からリードした1ビットと合わせ、合計4ビットで設定される。
CPU102は、動作クロックの設定をLowアクティブのリセット信号の立ち上がり時の設定ピンの状態とROM105からリードされる1ビットの値で行う。ROM105内の1ビットは、CPU102がROM105の一部を書き換えることで変更する。この場合は、リブートが必要となる。
外部端子については、周波数切り替え手段124の中にラッチを設け、リセット中に設定された値に変化するものとする。これもCPU102が設定の変化を反映させるのにリブートが必要である。
周波数切り替え手段124は、外部端子設定用のラッチとブート時の周波数設定に関わる1ビットの設定を行うプログラムにより構成される。なお、周波数切り替え手段124は、本実施形態の方式に限定されるものではなく、拡張機器側のCPUの制御下で、本体側の電力供給能力に応じてクロック周波数を可変にできれば良い。
以下、印刷装置1が低速機であった場合のクロック周波数の設定動作について説明する。図2のフローチャートに示すように、印刷装置1では、例えば定期的に拡張機器の接続状態をチェックし(ステップS21)、拡張機器接続情報保持手段25の拡張機器接続情報を更新する(ステップS22)。
図3のフローチャートに示すように、拡張ボード101では、電源投入時、最低クロック周波数で立ち上がる(ステップS31)。周波数切り替え手段124のラッチは「001」で、ROM105の中のブート時の周波数情報用ビットは「0」である。
この例での周波数-消費電力対応情報は、以下のとおりである。外部端子のラッチ部3ビットとROMの1ビットで、CPU102の動作周波数とROM105/RAM107のバス周波数と拡張バス周波数と、USBホスト I/F117の動作周波数、LAN123の通信ポート周波数等を可変としている。この例では、2.2Wの消費電力となるクロック周波数で立ち上がることになる。
CPU102は、拡張I/F24を介して、印刷装置1から電力供給情報保持手段23の電力供給情報を取得する。また、印刷装置1から拡張機器接続情報保持手段25の拡張機器接続情報、この例では拡張機器301が装着されているため2台の接続であることを取得する(ステップS32)。拡張I/F C109は、拡張I/F24と拡張バス110のクロックが非同期でも動作し、拡張ボード101からの通信が遅くても電力供給情報及び拡張機器接続情報を取得できる。
CPU102は、印刷装置1から取得した電力供給情報及び拡張機器接続情報から使用可能な電力を算出する。そして、算出された電力を周波数-消費電力対応情報保持手段125の周波数-消費電力対応情報に対比させ、印刷装置1が供給可能な電力で動作できる最大周波数を決定する(ステップS33、S34)。
その後、クロック周波数を変更する必要があるか否かを判定し(ステップS35)、変更する必要があれば、周波数切り替え手段124がクロック周波数を切り替えて、リブートする(ステップS36)。
例えば電力供給情報が5Wである場合、拡張機器接続情報が2台であることから、拡張ボード101で使用可能な電力は2.5Wである。この場合、表1の周波数-消費電力対応情報に示すように、消費電力が2.4Wとなるクロック周波数を決定することになる。すなわち、CPU102は、周波数切り替え手段124のラッチには切り替えをせず、ROM105の周波数用の1ビットに「1」を書き込む。
リブートは、不図示のリセットICのリセット入力端子にアクティブな信号を入れて行う。ただし、リブートの方法は限定されるものではなく、周波数の切り替えのできるリブートが行えれば、専用のASICでリブート用のリセット信号を出力するしくみを持たせてもいいし、印刷装置1からリセット入力を行わせても良い。
リブート時のリセット信号が立ち上がると、外部端子のラッチ部は「001」で変わらないが、ROM105の1ビットは「0」から「1」に変化している。したがって、拡張バスの動作周波数が66MHzとなって立ち上がり、印刷装置1との通信は最初の状態よりも早くなる。
次に、印刷装置1が高速機であった場合のクロック周波数の設定動作について説明する。低速機の場合と同様に、立ち上がり時は、周波数切り替え手段124のラッチは「001」で、ROM105の中のブート時の周波数情報用ビットは「0」である。
例えば電力供給情報が9Wである場合、拡張機器接続情報が2台であることから、拡張ボード101が使用可能な電力は4.5Wである。この場合、表1の周波数-消費電力対応情報に示すように、全項目を最大周波数に設定しても拡張ボード101の消費電力が印刷装置1の供給電力を上回ることがない。したがって、CPU102は、周波数切り替え手段124のラッチを「111」に設定し、ROM105の周波数用の1ビットに「1」を書き込んだ後、リブートする。
リブート時のリセット信号が立ち上がると、外部端子のラッチ部は「111」、ROM105の1ビットが「1」に変化している。したがって、CPU動作周波数266MHz、ROM/RAMのバス周波数66MHz、拡張バス周波数66MHz、USBホスト I/Fの動作周波数480MHz、LANの通信ポート周波数1Gとなって立ち上がる。
以上説明したように、本体側の印刷装置1にはコストアップとなる機構を持たせることなく、本体側の電力供給能力に応じて拡張ボード101自身がクロック周波数を設定することができる。
(第2の実施形態)
上記第1の実施形態では、拡張機器の台数に応じて、印刷装置1からの供給電力を均等に分配するようにした。ただし、拡張機器側で均等分割された供給電力に合うように動作周波数を下げて動作した場合、高性能が要求される拡張機器への供給電力が小さくなって、その性能が低下してしまうことがある。
上記第1の実施形態では、拡張機器の台数に応じて、印刷装置1からの供給電力を均等に分配するようにした。ただし、拡張機器側で均等分割された供給電力に合うように動作周波数を下げて動作した場合、高性能が要求される拡張機器への供給電力が小さくなって、その性能が低下してしまうことがある。
そこで、本実施形態では、拡張機器の性能情報に基づいて供給電力を割り振ることで、より高性能な拡張機器のパフォーマンスを損なうことなく、拡張機器を動作させるようにする。
図4に、本発明の第2の実施形態として、電源供給側となる本体である印刷装置1に拡張機器である拡張ボード101及び別の拡張機器301が接続されている機能拡張システムの概略構成を示す。なお、第1の実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
拡張ボード201において、204はBUS Cであり、CPU102からのリードライトの入力に合わせてROM105、RAM107、各種IOへのアクセス信号を制御し、IO等からの割り込みやパワーマネージメント制御等にも対応する。
209拡張I/F Cであり、印刷装置1からの通信内容をBUS C204やUSBホスト C115へ伝達する。また、BUS C204やUSBホスト C115からの通信内容を拡張I/F24を介して印刷装置1に伝達する。また、NVRAM I/F111を介してNVRAM C112に接続され、NVRAM114へのリードライトも行うことができる。
210はUSBホスト C115とBUS C204のI/Fである。
224は周波数切り替え手段であり、CPU102からの設定により、拡張ボード201のクロック周波数を変えることができる。
本実施形態では、拡張I/F C209、周波数切り替え手段224がBUS C204内に構成されている。
225は拡張機器性能情報保持手段であり、拡張機器の性能を1〜10の数値で示し、要求する電力量を印刷装置1に算出させるための拡張機器性能情報を保持する。なお、拡張機器の性能を1〜10の数値で示すものに限定するものではなく、印刷装置1で供給する電力の算出が適切にできればどのようなものであってもよい。例えば1〜100で示してもよいし、0〜10で示してもよい。
上記第1の実施形態では、電力供給情報保持手段25に、電力供給情報として、印刷装置1の電力供給能力が保持されていた。それに対して、第2の実施形態では、電力供給情報として、印刷装置1の電力供給能力に加えて、後述するように各拡張機器の性能情報に基づいて供給電力を割り振られる各拡張機器への供給電力が更新可能に保持される。
拡張ボード201は、低速動作で起動し、印刷装置1へ拡張機器性能情報を送出する。この例で、拡張ボード201の拡張機器性能情報は8であったとする。
また、拡張機器301も、印刷装置1へ拡張機器性能情報を送出する。この例で、拡張機器301の拡張機器性能情報は3であったとする。
印刷装置1は、拡張ボード201や拡張機器301から拡張機器性能情報を受け取ると、その性能情報に基づいて電力を割り振り、拡張ボード201や拡張機器301向けの電力供給情報を更新して送信する。例えば印刷装置1の拡張機器用の電力供給情報が5Wである場合、拡張ボード201向けの電力供給情報は3.6W(=5W×8/(8+3))、拡張機器301向けの電力供給情報は1.3W(=5W×3/(8+3))となる。
拡張ボード201は、3.6Wに合わせたクロック周波数に設定し、リブートして該周波数で立ち上がる。
なお、本発明の目的は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
1 印刷装置
23 電力供給情報保持手段
25 拡張機器接続情報保持手段
101 機能拡張ボード
124 周波数切り替え手段
125 周波数-消費電力対応情報保持手段
201 拡張ボード
224 周波数切り替え手段
301 拡張機器
23 電力供給情報保持手段
25 拡張機器接続情報保持手段
101 機能拡張ボード
124 周波数切り替え手段
125 周波数-消費電力対応情報保持手段
201 拡張ボード
224 周波数切り替え手段
301 拡張機器
Claims (10)
- 電源供給側となる本体に機能拡張機器を接続した機能拡張システムであって、
前記本体は、電力供給情報を保持する電力供給情報保持手段を備え、
前記機能拡張機器は、消費電力情報を保持する消費電力情報保持手段と、前記電力供給情報及び前記消費電力情報に応じてクロック周波数を切り替える周波数切り替え手段とを備えることを特徴とする機能拡張システム。 - 電源供給側となる本体に機能拡張機器を接続した機能拡張システムであって、
前記機能拡張機器は、消費電力情報を保持する消費電力情報保持手段と、クロック周波数を切り替える周波数切り替え手段とを備え、
前記本体は、該本体の電力供給情報を保持する電力供給情報保持手段と、該本体に接続されている機能拡張機器の台数情報を保持する拡張機器接続情報保持手段とを備え、
前記機能拡張機器は、前記本体から取得される、前記本体の電力供給情報、及び、前記本体に接続されている機能拡張機器の台数情報に基づいて、自機向けの供給電力を算出する算出手段と、前記算出手段により算出される供給電力、及び、前記消費電力情報に基づいて、前記周波数切り替え手段により切り替えるクロック周波数を決定する決定手段とを更に備えることを特徴とする機能拡張システム。 - 電源供給側となる本体に機能拡張機器を接続した機能拡張システムであって、
前記機能拡張機器は、性能情報を保持する性能情報保持手段と、消費電力情報を保持する消費電力情報保持手段と、クロック周波数を切り替える周波数切り替え手段とを備え、
前記本体は、前記各機能拡張機器から取得される性能情報、及び、前記本体に接続されている機能拡張機器の台数情報に基づいて、各機能拡張機器向けの供給電力を算出する算出手段を備え、
前記機能拡張機器は、前記算出手段により算出される供給電力、及び、前記消費電力情報に基づいて、前記周波数切り替え手段により切り替えるクロック周波数を決定する決定手段を更に備えることを特徴とする機能拡張システム。 - 前記本体は印刷装置であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の機能拡張システム。
- 電源供給側となる本体に接続される機能拡張機器であって、
消費電力情報を保持する消費電力情報保持手段と、
クロック周波数を切り替える周波数切り替え手段と、
前記本体から取得される、前記本体の電力供給情報、及び、前記本体に接続されている機能拡張機器の台数情報に基づいて、自機向けの供給電力を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出される供給電力、及び、前記消費電力情報に基づいて、前記周波数切り替え手段により切り替えるクロック周波数を決定する決定手段とを備えることを特徴とする機能拡張機器。 - 前記消費電力情報として、クロック周波数と消費電力とを対応させた周波数-消費電力対応情報を保持することを特徴とする請求項5に記載の機能拡張機器。
- 電源投入時に最低クロック周波数で起動することを特徴とする請求項5又は6に記載の機能拡張機器。
- 電源供給側となる本体に機能拡張機器を接続した機能拡張システムにおける電力供給方法であって、
前記機能拡張機器は、消費電力情報を保持する消費電力情報保持手段と、クロック周波数を切り替える周波数切り替え手段とを備え、前記本体は、該本体の電力供給情報を保持する電力供給情報保持手段と、該本体に接続されている機能拡張機器の台数情報を保持する拡張機器接続情報保持手段とを備え、
前記本体の電力供給情報、及び、前記本体に接続されている機能拡張機器の台数情報に基づいて、自機向けの供給電力を算出する算出手順と、前記算出手順により算出される供給電力、及び、前記消費電力情報に基づいて、前記周波数切り替え手段により切り替えるクロック周波数を決定する決定手順とを前記機能拡張機器に行わせることを特徴とする機能拡張システムにおける電力供給方法。 - 電源供給側となる本体に機能拡張機器を接続した機能拡張システムにおける電力供給方法であって、
前記機能拡張機器は、性能情報を保持する性能情報保持手段と、消費電力情報を保持する消費電力情報保持手段と、クロック周波数を切り替える周波数切り替え手段とを備え、
前記各機能拡張機器から取得される性能情報、及び、前記本体に接続されている機能拡張機器の台数情報に基づいて、各機能拡張機器向けの供給電力を算出する算出手順を前記本体に行わせ、
前記算出手順により算出される供給電力、及び、前記消費電力情報に基づいて、前記周波数切り替え手段により切り替えるクロック周波数を決定する決定手順を前記機能拡張機器に行わせることを特徴とする機能拡張システムにおける電力供給方法。 - 電源供給側となる本体に接続される機能拡張機器であって、消費電力情報を保持する消費電力情報保持手段と、クロック周波数を切り替える周波数切り替え手段とを備える機能拡張機器を制御するコンピュータプログラムであって、
前記本体から取得される、前記本体の電力供給情報、及び、前記本体に接続されている機能拡張機器の台数情報に基づいて、自機向けの供給電力を算出する算出処理と、
前記算出処理により算出される供給電力、及び、前記消費電力情報に基づいて、前記周波数切り替え手段により切り替えるクロック周波数を決定する決定処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006074941A JP2007249808A (ja) | 2006-03-17 | 2006-03-17 | 機能拡張システム及び機能拡張機器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010003039A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Koyo Electronics Ind Co Ltd | Cpu動作クロック同調式plcバスシステム |
JP2013527546A (ja) * | 2010-06-01 | 2013-06-27 | インテル コーポレイション | プロセッサ及び入出力ハブの統合 |
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-
2006
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