JP2014048390A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】短時間での画像形成装置本体の立ち上げおよびプリント開始と、画像濃度の安定化を効率よく両立できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】感光ドラムと、一次帯電器と、露光装置と、現像装置と、感光ドラムに形成されたトナー像の濃度を検知する検知手段と、異なる複数の濃度レベルのパッチ画像を形成し、該パッチ画像の濃度に基づいて階調濃度を補正するモードを実行可能な画像形成装置において、露光装置による露光および現像装置による現像を行って形成されるデジタルパッチの濃度が第1の所定値以上乖離し、かつ、露光装置による露光を行わずに、現像電圧と感光ドラムの帯電電位との差を変更して現像装置により形成されるアナログパッチの濃度が第2の所定値以上乖離している場合は、モードを実行させる。
【選択図】図8

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものである。
トナーを摩擦帯電させて、感光体上に潜像を現像する画像形成装置において、帯電したトナーの帯電量は常に一定ではなく、画像形成装置本体を動作させずに放置しておくと、自然に除電されて、トナーの帯電量は低下していく。そのため、画像形成装置本体の電源を切ってから、ある程度の時間が経ってから画像形成装置本体を作動させると、トナーの帯電量が下がっているために、画像濃度が濃くなる。
そこで、従来の画像形成装置では、電源ON時に、中間転写体や感光体上に、所定のパッチ画像を形成して、光反射検知センサなどでその画像濃度を読み取って、所定以上乖離していた場合に、階調補正を実行する。具体的には、複数の濃度レベルからなるパッチを形成し、複数のパッチ画像の濃度に基づいて階調濃度を補正している。
画像濃度として、デジタルパッチによる濃度補正、アナログパッチによる濃度補正がある(特許文献1参照)。ここで、デジタルパッチとは、像担持体の帯電後、露光手段による露光および現像手段による現像を行って形成するパッチ画像をいう。アナログパッチとは、露光手段による露光を行わずに、現像手段による現像を現像電圧と像担持体の帯電電位の差を変更して行って形成するパッチ画像をいう。
特開2001−117297
感光体の潜像電位、特に明電位は、温度や耐久状態などによって変動する。このため、デジタルパッチによる画像濃度変化検知は、感光体の電位を測定できる電位センサが搭載されていれば、常に正確な現像コントラストでパッチ画像を形成でき、正確に濃度変動を検知できる。しかし、電位センサを搭載していない場合は、毎回多少異なる現像コントラストでパッチ画像を形成することになる。その結果、一時的には実際のデジタルパッチ濃度が変化していたとはしても、本質的には濃度が変わっていないのに濃度が変わったと検知してしまう虞がある。
アナログパッチによる画像濃度変化検知は、明電位が存在しない状態で濃度変化を検知するので、明電位の変動の影響を受けることなく、純粋にトナーの帯電量の変化による実濃度の変化を検知できる。しかし、一般的にアナログパッチを出力する際には、デジタル画像のコントラストよりも小さいコントラストで出力するため、機械的な変動による画像濃度ムラなども発生しやすい。そして、実際に画像を出力する際には、アナログではなくデジタルで所定のスクリーンに画像形成する。このため、実際にシートに出力される画像濃度変化とは異なってしまう虞がある。
このように、画像濃度の変化をデジタルおよびアナログのどちらで行うにしても、本当に濃度変化が発生していない場合にも、画像濃度が変化したと誤検知してしまい、画像濃度補正調整(階調補正)を行う場合がある。この画像濃度補正調整(階調補正)は、全濃度階調および全スクリーンパターンで行った場合、多くの時間とトナーを消費する。そのため、このような濃度変化の検知は、本当に濃度が変わったことを検知することが優先的に求められる。
そこで本発明は、短時間での画像形成装置本体の立ち上げおよびプリント開始と、画像濃度の安定化を効率よく両立できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電手段と、前記像担持体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像をトナーを用いてトナー像として現像する現像手段と、前記像担持体上に形成されたトナー像の濃度を検知する検知手段と、異なる複数の濃度レベルのパッチ画像を形成し、該パッチ画像の濃度に基づいて階調濃度を補正するモードを実行可能な画像形成装置において、前記露光手段による露光および前記現像手段による現像を行って形成されるデジタルパッチの濃度が第1の所定値以上乖離し、かつ、前記露光手段による露光を行わずに、現像電圧と前記像担持体の帯電電位との差を変更して前記現像手段により形成されるアナログパッチの濃度が第2の所定値以上乖離している場合は、前記モードを実行させる一方、前記デジタルパッチもしくは前記アナログパッチの少なくとも一方のパッチの濃度がそれぞれ前記第1の所定値以上及び前記第2の所定値以上乖離していない場合は、前記モードを実行しないように制御する制御部を有することを特徴とする。
本発明によれば、短時間での本体立ち上げおよびプリント開始と、画像濃度の安定化を効率よく両立できる。
第1実施形態に係る画像形成装置の構成図である。 本実施形態に係る現像装置と感光ドラムの模式図である。 現像工程を説明する模式図である。 濃度検知センサの構成図である。 従来の画像濃度補正のフローチャートである。 アナログ現像の原理を示す図である。 デジタル現像とアナログ現像のメリット、デメリットを示す図である。 第1実施形態の画像濃度補正のフローチャートである。 第1実施形態の効果を示す図である。 デジタルパッチ、アナログパッチの検知結果の組み合わせと、それに対する各制御を示す図である。 感光ドラムの温度と露光部電位の関係図である。 第2実施形態の画像濃度補正のフローチャートである。
[第1実施形態]
本発明に係る画像形成装置の第1実施形態について、図を用いて説明する。図1は本実施形態に係る画像形成装置の構成図である。
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置100において、感光ドラム(像担持体)10は一次帯電器(帯電手段)21により帯電され、画像情報に合わせて露光装置22によって露光され、像担持体上に静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、現像装置(現像手段)1によりトナー像として現像される。
現像されたトナー像は、転写帯電器23によって、シート搬送ベルト24によって搬送されてきたシート27に転写される。トナー像を転写されたシートは、定着装置25によって加熱加圧され、トナー像を定着される。転写後に感光ドラム10に残った転写残トナーは、クリーニング装置26により除去される。画像形成で消費された現像剤(トナー)はトナー補給槽20から補給される。
図2は本実施形態に係る現像装置1と感光ドラム10の模式図である。図2に示すように、現像装置1では、トナーとキャリアを含む2成分現像剤を用いている。キャリアとトナーが現像装置1内で摩擦帯電されることで、トナーが帯電する。帯電されたトナーを含む現像剤は、現像スリーブ(現像剤担持体)8によって、感光ドラム10近傍に搬送される。この時、現像スリーブ8には、感光体電位と同極性のバイアスが印加されており、この現像バイアスと感光ドラム上の電位差によって、帯電したトナーが感光ドラム9上の静電潜像にむかって飛翔することで現像される。
図3は現像工程を説明する模式図である。図3に示すように、感光ドラム10は負の感光体電位Vdに帯電しており、露光された個所は0V側へ除電され、露光部電位(潜像電位)VLとなる。ここでは、Vdを−700V、VLを−200Vとする。現像バイアスVdcは、VdとVLの間の電位であり、ここではVdcを−500Vとする。
上記状態であれば、感光ドラム10の露光部電位VLは、感光体電位Vdや現像バイアスVdcよりも、相対的に正電位に近い。そのため、負に帯電しているトナーは、感光ドラム10のVLに対してVdcと同電位になるまで飛翔する。
すなわち、現像バイアスVdcと露光部電位VLの差分である現像潜像電位Vcontと同等分のトナーが感光ドラム10上に載ることになる。このため、現像潜像電位Vcontを調整することで、画像濃度を調整できる。
図4は画像濃度検知センサの構成図である。図4に示すように、濃度検知センサ28によって、感光ドラム10上のトナー量が所望の画像濃度を得られるものになっているかどうかを判断する。濃度検知センサ28は、LED(発光素子)28aにより感光ドラムのトナー面を照射し、フォトダイオード(受光素子)28c、28dで受光した反射光を検知して、トナー濃度を検知している。
上述したように、出力される画像の濃度は、現像潜像電位Vcontを埋めるトナー量で決まる。よって、トナーの帯電量が下がると、飛翔するトナー量は増えて画像濃度は増す。逆にトナーの帯電量が上がると、飛翔するトナー量は減って画像濃度は低下する。
一般的にトナーの帯電量は、過剰な摩擦により増加し、トナーやキャリアの劣化により減少し、湿度変化により増減し、長時間放置による除電で減少する。
一般的に、過剰な摩擦による帯電量増加、トナーやキャリアの劣化による帯電量減少は、長期に渡ってゆっくりと変動するパラメーターである。このため、現像剤のキャリアのトナーの割合であるTD比等によって、調整して、トナー帯電量を一定に保つことができる。
しかし、湿度変化や放置時間は、前者のパラメータに比べて短期間で変動するパラメーターであり、上述したTD比などでの調整は難しく、本体の電源が切れていて機械が停止していると、TD比などで調整することが当然できない。よって、電源ON時に何らかの手段で、感光ドラム10上に載っているトナー量を把握して、所定のトナー量から変化していれば、現像潜像電位Vcontを調整しなくてはならない。
(制御部)
図2に示すように、画像形成装置100は、CPU、メモリを有する制御部101を有している。制御部101は、現像装置1、露光装置22等を制御するとともに、定着温度、濃度検知センサ28で検知した画像濃度に基づいて、後述する画像濃度補正制御(階調補正)を行う。制御部101は、異なる複数の濃度レベルのパッチ画像を形成し、パッチ画像の濃度に基づいて階調濃度を補正するモードを実行可能である。
(従来の画像濃度補正)
図5は上述した短期間で変動する画像濃度変動に対する従来の画像濃度補正のフローチャートである。図5に示すように、まず、画像形成装置100の電源をONし(S1)、定着温度が所定温度以下(ここでは100度以下)になっているか否かを判断する(S2)。
S2で100℃以下の場合は、画像形成装置100の電源OFFからある程度の時間が経っていると判断し、感光ドラム10上に所定の現像潜像電位Vcontで濃度変化を検知するための濃度変化判断用のデジタルパッチを形成する(S3)。
形成したデジタルパッチの画像濃度を濃度検知センサ28で読み取り、所定の濃度から第1の所定値以上(0.1以上)乖離しているか否かを判断する(S4)。
S4で第1の所定値以上乖離している場合は、画像の濃度を補正する必要があると判断し、現像潜像電位Vcontを調整し、画像濃度(階調)を補正し(S5)、待機状態(スタンバイ)となる(S6)。S5における画像濃度(階調)の補正とは、本実施形態では、公知の階調濃度補正制御である。具体的には、制御部101により、異なる複数の濃度レベルのパッチを形成させ、このパッチを濃度検知センサ28で検知する。このときの検知結果に基づいて制御部101が所望の階調が得られるようにガンマルックアップテーブルを補正することを意味する。
S2で100℃より大きい場合、S4で第1の所定値以上乖離していない場合は、そのまま待機状態(スタンバイ)となる(S6)。
(デジタル現像、アナログ現像)
ここで、デジタルパッチとは、デジタル現像を用いて形成するパッチ画像をいう。デジタル現像とは、露光装置22、現像装置1を用いて感光ドラム10上に所定の現像潜像電位Vcontでトナーを飛翔させる方法をいう。
それに対して、アナログパッチとは、アナログ現像を用いて形成するパッチ画像をいう。アナログ現像とは、露光装置22を用いず、現像装置1による現像を現像電圧(現像バイアスVdc)と感光ドラム10の帯電電位(感光体電位Vd)の差を変更して現像する方法である。すなわち、露光装置22で感光ドラム10を露光せずに、感光体電位Vdと現像バイアスVdcの関係を通常の画像形成時とは異なる関係にすることで、感光ドラム10に対してトナーを飛翔させる手段をいう。
図6はアナログ現像の原理を示す図である。トナーは負に帯電しているため、相対的に現像スリーブ8よりも負電位が小さい場所へ移動する。図6に示すように、現像バイアスVdcが感光体電位Vdよりも、より負である場合、現像スリーブ8上のトナーは両者の電位差分だけ感光ドラム10へ飛翔する。
図7にデジタル現像とアナログ現像のそれぞれのメリット、デメリットを示す図である。図7に示すように、デジタル現像は、機械的な変動に強い。また、露光部電位VLは、感光ドラム10の温度や使用状況によって変化しやすい。このため、デジタル現像は、感光体電位Vdや露光部電位VLを検知する電位センサがあれば安定したトナー像を形成することができる。しかし、電位センサが無い場合は、感光ドラム10の露光部電位VLの変動を検知できないため、安定した現像潜像電位Vcontが得られない場合があり、形成したトナー像の濃度の信頼性が低い場合がある。
一方、アナログ現像では、露光部電位VLを用いないために、電位センサが無くとも、安定した電位でトナー像を作成できる。しかし、デジタル現像と違って、所定の位置に露光して潜像を作ることができず、感光ドラム10の長手方向全域にトナーを飛翔させる構成となっている。また、通常、パッチ画像はセンサの感度の観点からハーフトーンで形成することが多い。このとき、デジタルパッチは細い線やDotの集まりでハーフトーン画像を形成する一方、アナログパッチは全面ベタ状態で載り量だけを変えて濃度を調整する。このため、アナログ現像の方がデジタル現像よりもコントラストの感度が大きくなる。そのため、アナログ現像の場合、デジタル現像と同じ濃度を出力するには、小さな現像コントラストを用いることになる。その結果、感光ドラム10に対してトナーが静電的に付着する力が弱くなってしまうため、機械的な変動などによるムラの影響を受けやすい。
よって、電位センサを搭載していればデジタル現像による濃度変化判断が最も信頼性の高い手段となっており、商業印刷などを視野にいれた大型の画像形成装置等では、電位センサを搭載してデジタルパッチによる判断が用いられている。
しかし、画像形成装置が小型な場合は、電位センサを設ける場所が無いため、電位センサを設けることができない。また、コストアップにも繋がるため、容易には搭載できない背景がある。
このような場合、一般的には、デジタルとアナログの精度は同程度で、画像濃度の変化を、どちらかの方法で判断をして、電源ON時の画像濃度補正制御を実施するトリガーとしている。しかし、どちらの手段を用いても、濃度変化の判断が確実ではないため、濃度調整制御が必要ではないのに、濃度調整制御を実施している可能性がある。この無駄な制御は、トナーを無駄に消費することになり、起動から短時間で画像形成を行うことが困難となる。
そこで、本実施形態では、上記のような無駄な制御が入らない画像濃度補正制御を行っている。
(本実施形態の画像濃度補正)
図8は本実施形態における本体起動時の画像濃度補正のフローチャートである。図8に示すように、本実施形態のト画像濃度補正のフローは、図5に示す上記従来の画像濃度補正のフローのS4とS5の間に、S11、S12のフローを入れたものである。
つまり、まず、画像形成装置100の電源をONする(S1)。そして、画像濃度変化の判断が必要性、ここでは定着温度が所定温度以下(ここでは100度以下)になっているか否かを判断する(S2)。
S2で100℃以下の場合は、画像形成装置100の電源OFFからある程度の時間が経っており、画像濃度変化の判断が必要と判断する。そして、感光ドラム10上に所定の現像潜像電位Vcontで濃度変化を検知するための濃度変化判断用のデジタルパッチを形成する(S3)。
形成したデジタルパッチの画像濃度を濃度検知センサ28で読み取り、所定の濃度から第1の所定値以上(ここでは0.1以上)乖離しているか否かを判断する(S4)。
S4で第1の所定値以上乖離している場合は、アナログパッチを形成する(S11)。形成したアナログパッチの画像濃度を濃度検知センサ28で読み取り、所定の濃度から第2の所定値以上(ここでは0.1以上)乖離しているか否かを判断する(S12)。
S12で第2の所定値以上乖離している場合は、デジタル現像でもアナログ現像でも画像濃度がずれていることとなるので、様々な変動を考慮してもほぼ確実にトナー濃度が変化していると判断される。そこで、画像の濃度を補正する必要があると判断し、画像濃度(階調)を補正し(S5)、待機状態(スタンバイ)となる(S6)。尚、S5における画像濃度(階調)の補正とは、異なる複数の濃度レベルのパッチを形成して所望の階調が得られるようにガンマルックアップテーブルを補正することを意味する。このように、階調補正制御は、複数の濃度レベルのパッチを形成して濃度補正するため、トナー消費及び制御時間が長くなるが、階調濃度を確実に適正化することができる。
S2で100℃より大きい場合、S4、S12で所定値以上乖離していない場合は、そのまま待機状態(スタンバイ)となる(S6)。即ち、デジタルパッチとアナログパッチの少なくとも一方の濃度が、それぞれ予め設定された濃度から所定値以上乖離していなかった場合は、S5で実行される階調濃度補正を行わない。このため、無駄なトナー消費やダウンタイムを抑制することができる。
この本実施形態の画像濃度補正のフローにより、電位センサを搭載していない画像形成装置であっても、確実に濃度が変動した際のみ、トナー濃度補正の制御を実施することができ、起動時に余計な時間とトナーを使用することを抑制できる。
図9は本実施形態の効果を示す図である。デジタルとアナログのパッチ濃度変化に対する実際の画像濃度の変化を示している。
図9に示すように、デジタルもしくはアナログのどちらか一方しか濃度変化を検知していない場合は、実際のトナー濃度はほぼ変化していない。また、どちらも濃度変化していない場合は、当然実際のトナー濃度も変化していない。逆に、デジタルとアナログのどちらも変化している場合は実際のトナー濃度も変化していることが分かる。
以上のようにして、デジタルパッチとアナログパッチの両方を併用することで、濃度の変化を確実に判断することができ、無駄な制御時間やトナー消費を抑えることができる。
また、本実施形態のように、デジタルパッチをアナログパッチよりも先に実施することで時間の短縮を図ることができる。なぜなら、通常の画像形成状態と同じ帯電および現像電位であるデジタルパッチであれば、濃度変化が無ければ、そのままプリント動作に移行することができる。しかし、通常の画像形成動作とは異なる帯電および現像電位のアナログパッチだと、濃度変化が無いと判断したあとに、帯電および現像高圧を通常の画像形成状態の関係に戻す時間が必要となるためである。
以上より、短時間での本体立ち上げおよびプリント開始と、画像濃度の安定化を効率よく両立できる。
なお、本実施形態では、感光ドラム10のトナーを直接シートに転写する構成について説明したが、本発明はかかる構成に限定されるものではない。たとえば、中間転写体を用いて、一旦中間転写体で転写したトナー像をシートに転写する構成であってもよい。また、濃度変動の閾値を濃度0.1としたが、それ限りではない。
[第2実施形態]
次に本発明に係る画像形成装置の第2実施形態について図を用いて説明する。上記第1実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の画像形成装置は、上記第1実施形態の画像濃度補正に加えて、デジタルパッチ、アナログパッチの検知結果の組み合わせによって、様々な異常状態を検知し、次に行う制御の有無と種類を判断して、適切な制御を行うものである。
図10は上記第1実施形態の図8のフローチャートで検知されたデジタルパッチ、アナログパッチの検知結果の組み合わせと、それに対する各制御を示す図である。
図8に示すように、(1)デジタルパッチ、アナログパッチの両方とも濃度変化が見られた場合は、上記第1実施形態と同様に、濃度補正制御を行う。
(2)アナログパッチのみで濃度変化が見られた場合は、機械的な変動によるムラが発生している可能性が高い。そのため、そのムラを補正する制御を行う。ムラを補正する制御として、例えば、アナログパッチの信号結果からムラの周期を割り出して、実際の画像形成もそのムラに対応するように画像の濃度に強弱をつける。その他に、メンテナンスを促す警告を表示するなどし、メンテナンスにより機械的な変動の原因を取り除いてもよい。
(3)デジタルパッチのみで濃度変化が見られた場合は、感光ドラム10の温度変化による感光ドラム10の露光部電位VL変動が疑われる。そのため、現在の感光ドラム10周辺の温度を検知して、基準となる温度からの差分を求めて、露光部電位VLを調整する。
図11は感光体電位Vdが−700V時の感光ドラム10の温度と露光部電位VLの関係図である。図11に示すように、感光ドラム10の温度が高いほど、露光部電位VLは感光体電位Vd側へシフトしている。この近似曲線から、現在の温度だとどれだけ基準の露光部電位VLからずれているかを計算し、実際の画像作成にフィードバックする。例えば、20℃が基準だとすれば、感光ドラム10温度が40℃の時は露光部電位VLが基準の温度時に対して30V上がっている。よって、感光ドラム10が40℃の際は露光の出力を上げて、露光部電位VLが−130Vになるようにする。
(4)デジタルパッチ、アナログパッチのどちらも濃度変化が無い場合は、特に制御は行わない。
図12は第2実施形態の画像濃度補正のフローチャートである。図12に示すように、本実施形態の画像濃度補正のフローは、図8に示す上記第1実施形態の画像濃度補正のフローに、S21〜S24のフローを追加したものである。
図12に示すように、上記第1実施形態と同様のS4で第1の所定値以上乖離していない場合は、アナログパッチを形成する(S21)。形成したアナログパッチの画像濃度を濃度検知センサ28で読み取り、所定の濃度から第2の所定値以上(ここでは0.1以上)乖離しているか否かを判断する(S22)。S22で第2の所定値以上乖離している場合は、アナログパッチのみで濃度が変化しているので、機械的な変動によるムラが発生していると判断し、そのムラを補正を行い(S23)、待機状態(スタンバイ)もしくはプリントを開始する(S6)。
S22で第2の所定値以上乖離していない場合は、デジタルパッチ、アナログパッチのどちらも濃度変化が無いので、そのまま待機状態(スタンバイ)もしくはプリントを開始する(S6)。
上記第1実施形態と同様のS12で第2の所定値以上乖離していない場合は、デジタルパッチのみで濃度が変化しているので、感光ドラム10の温度変化により感光ドラム10の露光部電位VLが変動したと判断する。そして、現在の感光ドラム10周辺の温度を検知して、基準となる温度からの差分を求めて、露光部電位VLを補正し(S24)、待機状態(スタンバイ)もしくはプリントを開始する(S6)。
本実施形態によれば、上記第1実施形態のように濃度変化を検知するだけでなく、デジタルパッチとアナログパッチの組み合わせから諸問題を想定し、自動で改善したり、ユーザーやサービスマンにメンテナンスを喚起することができる。
VL …露光部電位
Vd …感光体電位
Vdc …現像バイアス
1 …現像装置(現像手段)
8 …現像スリーブ(現像剤担持体)
10 …感光ドラム(像担持体)
20 …トナー補給槽
21 …一次帯電器(帯電手段)
22 …露光装置(露光手段)
23 …転写帯電器
24 …シート搬送ベルト
25 …定着装置
26 …クリーニング装置
27 …シート
28 …濃度検知センサ
28a …LED
28b …フォトダイオード
28c …フォトダイオード
100 …画像形成装置
101 …制御部

Claims (4)

  1. 像担持体と、
    前記像担持体を帯電する帯電手段と、
    前記像担持体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、
    前記静電潜像をトナーを用いてトナー像として現像する現像手段と、
    前記像担持体上に形成されたトナー像の濃度を検知する検知手段と、
    異なる複数の濃度レベルのパッチ画像を形成し、該パッチ画像の濃度に基づいて階調濃度を補正するモードを実行可能な画像形成装置において、
    前記露光手段による露光および前記現像手段による現像を行って形成されるデジタルパッチの濃度が第1の所定値以上乖離し、かつ、前記露光手段による露光を行わずに、現像電圧と前記像担持体の帯電電位との差を変更して前記現像手段により形成されるアナログパッチの濃度が第2の所定値以上乖離している場合は、前記モードを実行させる一方、前記デジタルパッチもしくは前記アナログパッチの少なくとも一方のパッチの濃度がそれぞれ前記第1の所定値以上及び前記第2の所定値以上乖離していない場合は、前記モードを実行しないように制御する制御部を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記デジタルパッチの濃度検知は、前記アナログパッチの濃度検知より先に行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記検知手段により検知した前記デジタルパッチの濃度が第1の所定値以上乖離いるか否かと、前記検知手段により検知した前記アナログパッチの濃度が第2の所定値以上乖離しているか否かを検知し、前記検知結果の組み合わせにより、実施する制御の種類を判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記デジタルパッチの濃度が第1の所定値以上乖離しており、かつ前記アナログパッチの濃度が第2の所定値以上乖離していない場合に、前記露光手段により露光した前記像担持体の露光部電位の温度による変動を補正し、
    前記デジタルパッチの濃度が第1の所定値以上乖離しておらず、かつ前記アナログパッチの濃度が第2の所定値以上乖離している場合に、機械的な変動によるムラを補正し、
    前記デジタルパッチの濃度が第1の所定値以上乖離しておらず、かつ前記アナログパッチの濃度が第2の所定値以上乖離していない場合に、制御を行わないことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
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