JP2014047172A - エアゾール式泡状酸化染毛剤組成物 - Google Patents

エアゾール式泡状酸化染毛剤組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】乳化物安定性、粘度安定性、及び均染性に優れるエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物を提供すること。
【解決手段】粘度2000mPa・s以下であり、両性ポリマーとカチオン性ポリマーとを配合し乳化物であり、使用時に吐出するエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物。
【選択図】なし

Description

本願に係る発明は、酸化染毛剤組成物に関する。詳しくは、エアゾール式泡状酸化染毛剤組成物に関する。
従来、LPG等の噴射剤を用いて泡状に吐出するエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物が知られている。エアゾール式泡状酸化染毛剤組成物は、これを原液として噴射剤と共にエアゾール容器に収容される。
当該エアゾール式泡状酸化染毛剤組成物には、アルカリ剤を配合し空気による酸化を利用する1剤式、アルカリ剤を配合する第1剤と、酸化剤を配合する第2剤とを構成に含む2剤式等の複数剤式が存在する。噴射剤の力により吐出されると、噴射剤が膨張して泡が形成される。
エアゾール式泡状酸化染毛剤組成物は、使用の際、液状やクリーム状の剤型と比べて、エアゾール容器のボタンを押すだけで泡状に吐出可能と操作が簡便である。また、複数回に分けて使用可能とのメリットもある。
下記特許文献1に記載されるように、両性ポリマーをエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物に配合することは行われている。下記特許文献1に記載の発明は、刺激臭が抑制され、染毛又は脱色処理後の毛髪の手触りが良いエアゾール式泡沫状染毛・脱色剤組成物である。
また、下記特許文献2に開示されるエアゾール容器をはじめ、様々なエアゾール容器が知られている。下記特許文献2に開示されるエアゾール容器は同時混合吐出機構を備え、2本の缶とヘッド部とを構成に含み、アルカリ剤を配合する第1剤と酸化剤を配合する第2剤が噴射剤と共に別々の缶に収容されている。エアゾール容器のレバー30dを押圧することにより吐出部30cが外部に導通し、第1剤及び第2剤は、各缶30fから、それぞれステム30j、連通孔30lを経て、混合通路30mに至り、混合され、泡状の剤型で、吐出部30cから吐出される。
以上のエアゾール容器に関する技術は、1剤式のエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物を収容するエアゾール容器の技術を改良したものと捉えることができる。
特開2010−280579号公報 特開2002−284655号公報
上記特許文献1は、両性ポリマー、特定のアルカリ成分及びラノリンを必須成分とすることで、刺激臭が抑制され、染毛又は脱色処理後の毛髪の手触りが良いエアゾール式泡沫状染毛・脱色剤組成物としている。
しかし、別異の観点であるが、乳化物の安定性、粘度安定性、及び均染性に関しては改善の余地があった。特に第1剤において、これらの改善の要望が強かった。エアゾール式泡状酸化染毛剤組成物において、保存時の乳化物の安定性は重要である。特に複数回に分けて使用可能とのメリットを生かすために乳化物の安定性の向上が重要となる。
一般的な話であるが、複数剤式の酸化染毛剤組成物はアルカリ剤及び酸化剤の作用を利用するので、アルカリ剤を配合する第1剤と酸化剤を配合する第2剤が良好に混合できることは重要である。混合性は、エアゾール式泡状酸化染毛剤組成物でも重要である。
例えば2000mPa・s以下の低い粘度域において、粘度の安定性は酸化剤を配合する第2剤の方が優れる場合が多い。アルカリ剤を配合する第1剤は、塩の形態である成分を第2剤より多く含む場合があり、低い粘度域において安定的な粘度の維持が困難となる傾向にあった。当該第1剤が製造当初の粘度を維持できなくなってしまうと、第2剤の粘度との差が大きくなり混合性が低下してしまう。
上記アルカリ剤を配合する第1剤が乳化物である場合は、当該第1剤の粘度を低粘度とした場合、乳化を維持できず水溶性成分と油性成分とが分離してしまう場合もあった。1剤式のエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物でも同様であるが、乳化を維持できず分離すると均一に内容物を吐出できなくなってしまうおそれがある。
本願発明者は鋭意研究を重ねた結果、両性ポリマーに加えて更にカチオン性ポリマーを配合することで乳化物の安定性、粘度安定性、及び均染性を良好としうることを見出した。
よって、乳化物の安定性、粘度安定性、及び均染性に優れるエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物を提供することを、解決すべき課題とする。
(第1発明)
上記課題を解決するための本願第1発明の構成は、
粘度2000mPa・s以下であり、両性ポリマーとカチオン性ポリマーとを配合し乳化物であり、使用時に吐出するエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物である。
(第2発明)
上記課題を解決するための本願第2発明の構成は、
前記両性ポリマーと前記カチオン性ポリマーとの質量比が、両性ポリマー/カチオン性ポリマー=0.1〜20である第1発明に記載のエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物である。
(第3発明)
上記課題を解決するための本願第3発明の構成は、
レゾルシン及び糖類によるレゾルシン包接体から選ばれる1種又は2種以上を更に配合する第1発明又は第2発明に記載のエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物である。
(第4発明)
上記課題を解決するための本願第4発明の構成は、
前記レゾルシン及び糖類によるレゾルシン包接体から選ばれる1種又は2種以上の配合量が0.2〜1.0質量%である第3発明に記載のエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物である。
上記した本願が開示するエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物は、両性ポリマーに加えて更にカチオン性ポリマーを配合するので、乳化物の安定性、粘度安定性、及び均染性に優れる。
両性ポリマーに加えて更にカチオン性ポリマーを配合したことで当該両ポリマーがコンプレックスを形成し、当該コンプレックスが上記効果に寄与していると本願発明者は推測している。
本願が開示するエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物が奏する効果の観点から、第2発明の構成が好ましい。
染料成分としてレゾルシンや糖類によるレゾルシン包接体を配合すると乳化物安定性がより向上する。即ち、レゾルシンや糖類によるレゾルシン包接体が乳化物の安定成分ともなりうることを本願発明者は見出した。即ち、本願発明者は、レゾルシンや糖類によるレゾルシン包接体を利用する乳化物の安定化方法をも見出した。
以下、本願が開示する発明の実施形態を、その最良の実施形態を含めて説明する。
まず、用語の説明をする。本明細書において「毛髪」とは、特に限定されないが、好ましくは頭に生えた状態の毛髪をいう。また、毛髪は、好ましくはヒトの毛髪である。
本明細書において「酸化染毛剤組成物」とは、便宜上、染料を配合する染毛剤組成物のみならず、染料を配合しない脱色剤組成物、脱染剤組成物をも含む概念である。噴射剤とともにエアゾール容器に収容し、泡状に吐出して使用するので、エアゾール式泡状酸化染毛剤組成物である。
本願が開示するエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物は1剤式であっても良いし、2剤式、3剤式等の複数剤式であっても良い。好ましくは、2剤式である。1剤式である場合、下記(A)条件を満たすアルカリ剤を配合する第1剤によって本願が開示するエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物が構成される。複数剤式である場合、エアゾール式泡状酸化染毛剤組成物を構成する複数剤の少なくとも1剤が下記(A)条件を満たす。説明の便宜上本明細書では、複数剤の1つが下記(A)条件を満たす場合であっても、当該(A)条件を満たす剤を「エアゾール式泡状酸化染毛剤組成物」と呼ぶことがある。
説明の便宜上、本願が開示する発明の説明において、エアゾール式泡状酸化染毛剤組成物を構成する各剤は噴射剤を含有しないものとして記載する。なお、後述する実施例では、噴射剤を含有しない当該各剤は「原液」と呼び、噴射剤を充填してエアゾール容器に封入される。噴射剤及びエアゾール容器については後述する。
本明細書において複数剤式のエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物の「混合物」とは、エアゾール式泡状酸化染毛剤組成物を構成する複数剤の混合物を指す。本願が開示するエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物は使用時にエアゾール容器から吐出されるため泡状である場合が多い。しかし、毛髪に適用した後の、破泡した組成物を指す場合もある。
粘度は25℃においてB型粘度計を用い、2号ローターで1分間、12rpm/minの測定条件で求めることができる。B型粘度計の具体例としては、例えばBL型粘度計VISCOMETER(東機産業株式会社製)を挙げることができる。
〔エアゾール式泡状酸化染毛剤組成物〕
本願が開示する、使用時に吐出するエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物は、下記(A)の条件を満たす。
(A)粘度2000mPa・s以下であり、両性ポリマーとカチオン性ポリマーとを配合し乳化物である。
当該(A)条件を満たすエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物は、複数剤式である場合はアルカリ剤を配合する第1剤に該当することが好ましい。しかし、酸化剤を配合する第2剤が該当してもよい。1剤式である場合は、下記のアルカリ剤を配合する第1剤が上記(A)条件を満たし、当該第1剤によってエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物が構成される。
−第1剤−
本願が開示するエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物は、アルカリ剤を配合する第1剤を構成に含む。当該第1剤は、上記(A)条件を満たすことが好ましい。更に、後述する条件の1つ又は2つ以上を満たすことがより好ましい。
第1剤におけるアルカリ剤の配合量は0.5〜20質量%であることが好ましい。また、第1剤のpHは8〜12であることが好ましい。
第1剤の剤型は限定されない。乳化物、可溶化物等を例示できる。好ましくは、乳化物である。第1剤が上記(A)条件を満たす場合は、第1剤の剤型は乳化物となる。
第1剤の粘度は2000mPa・s以下であることが好ましい。より好ましくは1〜1500mPa・s以下であり、更に好ましくは50〜1200mPa・s以下である。第1剤の粘度が2000mPa・sを超えると粘度安定性及び均染性が不十分である。一方、粘度を上記好ましい範囲内とすることで、均染性、塗布時の操作性が良好となる。第1剤が上記(A)条件を満たす場合は、第1剤の粘度は2000mPa・s以下となり、上記好ましい粘度を採用可能である。
第1剤が上記(A)条件を満たす場合、第1剤は両性ポリマーを配合する。当該両性ポリマーには、スルホン酸基やカルボキシル基などのアニオン性基を有するモノマーとアミノ基、アンモニウム基、又はアルキルアンモニウム基などのカチオン性基を有するモノマーとの共重合体、ベタイン型モノマーの重合体又は共重合体が該当する。なお、アニオン性基を有するモノマーに対するカチオン性基を有するモノマーの共重合体内のモル比が0.7〜1.5に限る。これらの1種又は2種以上を使用してよい。下記具体例も同様である。
好ましくは、両性ポリマーは、アクリルアミド/アクリル酸/塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体、アクリル酸/塩化メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム/メチルアクリレート共重合体、アクリル酸/アクリル酸/塩化メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム共重合体である。具体的には、ポリクオタニウム−39、ポリクオタニウム−47、ポリクオタニウム−53(何れもINCI名称)等を例示できる。アクリルアミド/アクリル酸/塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体の具体例としては、マーコートプラス3330(ルーブリゾール社)、マーコートプラス3331(ルーブリゾール社)等が例示でき、アクリル酸/塩化メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム/メチルアクリレート共重合体の具体例としては、マーコート2001(ルーブリゾール社)等を例示でき、アクリル酸/アクリル酸/塩化メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム共重合体の具体例としては、マーコート5300(ルーブリゾール社)等を例示できる。
第1剤が上記(A)条件を満たす場合、第1剤には両性ポリマーが配合される。第1剤における両性ポリマーの配合量は、好ましくは0.01〜1質量%であり、より好ましくは0.05〜0.5質量%である。
第1剤が上記(A)条件を満たす場合、第1剤はカチオン性ポリマーを配合する。当該カチオン性ポリマーには、カチオン化セルロース、カチオン性澱粉、カチオン化グアーガム等のカチオン化多糖、ジアリルジアルキルアンモニウム塩の重合体又は共重合体、ビニルピロリドンの第4級化共重合体、ポリクオタニウム−2、ポリクオタニウム−17、ポリクオタニウム−18、ポリクオタニウム−34が該当する。これらの1種又は2種以上を使用してよい。下記具体例も同様である。
カチオン化セルロースとしては、レオガードG、同GP(ライオン社)、ポリマーJR−125、同400、同30M(ダウ・ケミカル社)等として市販されているポリクオタニウム−10;カチナールHC100、同HC200、同LC100、同LC200(東邦化学工業)等として市販されているヒドロキシエチルセルロースジメチルジアリルアンモニウムクロリド(ポリクオタニウム−4)、塩化O−〔2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル〕ヒドロキシエチルセルロースが挙げられる。
カチオン化グアーガムとしては、ジャガーC−13S、同C−14S、C−17(ローディア社)等として市販されているグアーヒドロキシトリモニウムクロリドが挙げられる。
ジアリルジアルキルアンモニウム塩の重合体又は共重合体としては、ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム(マーコート100、ルーブリゾール社)等として市販されているポリジメチルジアリルアンモニウムクロリド(ポリクオタニウム−6);マーコート550(ルーブリゾール社)等として市販されているジメチルジアリルアンモニウムクロリド・アクリルアミド共重合体(ポリクオタニウム−7)、マーコート280、マーコート295(ルーブリゾール社)等として市販されているジメチルジアリルアンモニウムクロリド・アクリル酸共重合体(ポリクオタニム−22)が挙げられる。なお、ジアリルジアルキルアンモニウム等のカチオン性基を有するモノマーとアクリル酸等のアニオン性基を有するモノマーの共重合体である場合、アニオン性基を有するモノマーに対するカチオン性基を有するモノマーの共重合体内のモル比が1.6以上に限る。
ビニルピロリドンの第4級化共重合体としては、ガフカット734、同755、同755N(アイエスピー社)等として市販されているポリクオタニウム−11;ルビカットFC307、同FC550、同FC905(ビーエーエスエフ社)等として市販されているポリクオタニウム−16;ガフカットHS−100(アイエスピー社)等として市販されているポリクオタニウム−28が挙げられる。
カチオン性ポリマーは、好ましくは、カチオン化多糖、ジアリルジアルキルアンモニウム塩の重合体又は共重合体である。より好ましくは、ジアリルジアルキルアンモニウム塩の重合体又は共重合体である。
第1剤が上記(A)条件を満たす場合、第1剤にはカチオン性ポリマーが配合される。第1剤におけるカチオン性ポリマーの配合量は、好ましくは0.01〜1質量%であり、より好ましくは0.05〜0.5質量%である。
第1剤における、上記両性ポリマーとカチオン性ポリマーとの質量比「両性ポリマー/カチオン性ポリマー」は0.1〜20であることが好ましい。より好ましくは0.3〜12であり、更に好ましくは0.5〜10ある。当該比率がこれら好ましい範囲内であると乳化安定性と粘度安定性を両立できるという利点がある。第1剤が上記(A)条件を満たす場合は、第1剤は両性ポリマー及びカチオン性ポリマーを配合するので、当該比率の値が0となることはない。
第1剤は、レゾルシンおよびレゾルシンのシクロデキストリン等の糖類による包接体から選ばれる一種または二種以上を配合することが好ましい。より好ましくは、レゾルシンである。レゾルシンはカップラーでもあるが、両性ポリマー及びカチオン性ポリマーと併用することで、第1剤の乳化物の安定性がより向上する。即ち、本願は第1剤の剤型の安定方法、特に乳化物の安定方法をも提供する。
第1剤におけるレゾルシン及び糖類によるレゾルシン包接体から選ばれる1種又は2種以上の配合量は、好ましくは0.2〜1.0質量%である。より好ましくは、0.3〜0.8質量%である。これら好ましい範囲内であると、粘度安定性を確保しつつ、良好な乳化物の安定性及び均染性が得られる。
第1剤はアルカリ剤を配合する。アルカリ剤として、例えば、アンモニア、アンモニウム塩、アルカノールアミン、有機アミン類(2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、グアニジン等)、無機アルカリ(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等)、炭酸塩(炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム等)、塩基性アミノ酸(アルギニン、リジン等)及びそれらの塩等が挙げられる。アルカノールアミンの具体例としては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノプロパノールアミン、イソプロパノールアミン、ジプロパノールアミン、トリプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール等が挙げられる。これらの1種又は2種以上を使用できる。
第1剤は酸化染料及び/又は直接染料を配合しても良い。
酸化染料は、酸化重合によって発色可能な化合物である。酸化染料は特に限定されないが、例えば、染料中間体、カップラー、メラニン前駆物質等が挙げられる。
より具体的には、例えば、酸化染料として、フェニレンジアミン及びその誘導体、フェノール誘導体、アミノフェノール及びその誘導体、ジフェニルアミン及びその誘導体、ピリジン誘導体、ピリミジン誘導体、ピラゾール誘導体、ピロリジン誘導体、トルエン誘導体、インドール誘導体、ピロール誘導体、並びにイミダゾール誘導体等が挙げられる。
更に具体的には、例えば、染料中間体としては、フェニレンジアミン類(但し、メタフェニレンジアミンを除く。)、アミノフェノール類(但し、メタアミノフェノール、2,4−ジアミノフェノール及びパラメチルアミノフェノールを除く。)、トルイレンジアミン類(但し、トルエン−3,4−ジアミン及びトルエン−2,4−ジアミンを除く。)、ジフェニルアミン類、ジアミノフェニルアミン類、N−フェニルフェニレンジアミン類、ジアミノピリジン類(但し、2,6−ジアミノピリジンを除く)等が挙げられる。
カップラーとしては、ピロガロール、カテコール、メタアミノフェノール、メタフェニレンジアミン、2,4−ジアミノフェノール、1,2,4−ベンゼントリオール、トルエン−3,4−ジアミン、トルエン−2,4−ジアミン、ハイドロキノン、α−ナフトール、2,6−ジアミノピリジン、1,5−ジヒドロキシナフタレン、5−アミノオルトクレゾール、パラメチルアミノフェノール、2,4−ジアミノフェノキシエタノール、没食子酸、タンニン酸、没食子酸エチル、没食子酸メチル、没食子酸プロピル、五倍子、5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール等が挙げられる。
酸化染料は、酸化重合によって発色可能な化合物の塩を含む概念である。例えば、上記した各化合物の酸付加塩等が挙げられる。好ましくは、有機酸の付加塩、無機酸の付加塩等が挙げられる。
これら酸化染料は単独で配合しても良く、組み合わせて配合しても良い。
直接染料として、例えば、酸性染料、塩基性染料、天然染料、ニトロ染料、分散染料等がある。これら直接染料は単独で配合しても良く、組み合わせて配合しても良い。
上記酸性染料としては、赤色2号、赤色3号、赤色102号、赤色104号の(1)、赤色105号の(1)、赤色106号、赤色227号、赤色230号の(1)、黄色4号、黄色5号、黄色202号の(1)、黄色202号の(2)、黄色203号、だいだい色205号、だいだい色207号、だいだい色402号、緑色3号、緑色204号、緑色401号、紫色401号、青色1号、青色2号、青色202号、かっ色201号、黒色401号等を例示できる。
上記塩基性染料としては、Basic Blue 3、Basic Blue 6、Basic Blue 7、Basic Blue 9、Basic Blue 26、Basic Blue 41、Basic Blue 47、Basic Blue 99、Basic Brown 4、Basic Brown 16、Basic Brown 17、Basic Green 1、Basic Green 4、Basic Orange 1、Basic Orange 2、Basic Orange 31、Basic Red 1、Basic Red 2、Basic Red 22、Basic Red 46、Basic Red 51、Basic Red 76、Basic Red 118、Basic Violet 1、Basic Violet 3、Basic Violet 4、Basic Violet 10、Basic Violet11:1、Basic Violet 14、Basic Violet 16、Basic Yellow 11、Basic Yellow 28、Basic Yellow 57、Basic Yellow 87等を例示できる。
上記天然染料としては、クチナシ色素、ウコン色素、アナトー色素、銅クロロフィリンナトリウム、パプリカ色素、ラック色素等を例示できる。
上記ニトロ染料としては、4−ニトロ−o−フェニレンジアミン、2−ニトロ−p−フェニレンジアミン、2−アミノ−4−ニトロフェノール、2−アミノ−5−ニトロフェノール、ピクラミン酸、ピクリン酸、及びそれらの塩、HC Blue No.2、HC Blue No.5、HC Blue No.6、HC Blue No.9、HC Blue No.10、HC Blue No.11、HC Blue No.12、HC Blue No.13、HC Orange No.1、HC Orange No.2、HC Orange No.3、HC Red No.1、HC Red No.3、HC Red No.7、HC Red No.10、HC Red No.11、HC Red No.13、HC Red No.14、HC Violet No.1、HC Violet No.2、HC Yellow No.2、HC Yellow No.4、HC Yellow No.5、HC Yellow No.6、HC Yellow No.9、HC Yellow No.10、HC Yellow No.11、HC Yellow No.12、HC Yellow No.13、HC Yellow No.14、HC Yellow No.15等を例示できる。
上記分散染料としては、Disperse Black 9、Disperse Blue 1、Disperse Blue 3、Disperse Blue 7、Disperse Brown 4、Disperse Orange 3、Disperse Red 11、Disperse Red 15、Disperse Red 17、Disperse Violet 1、Disperse Violet 4、Disperse Violet 15等を例示できる。
第1剤は、高級アルコールを配合しても良い。高級アルコールとは、炭素数6以上の1価の高級アルコールを言う。当該高級アルコールは直鎖型及び分岐型の高級アルコールを含む概念である。また、飽和及び不飽和の高級アルコールを含む概念である。これらの1種又は2種以上を使用してよい。下記具体例も同様である。
第1剤における高級アルコールの配合量は、0.5質量%以上が好ましく、0.5〜5質量%がより好ましく、0.5〜3質量%が更に好ましい。これらの好ましい配合量の範囲内である場合、染毛性の向上、泡質の向上という利点が得られる。高級アルコールの配合量が0.5質量%以下であると泡が消泡しやすくなるおそれがあり、5質量%以上となると固い泡となり、操作性が低下するおそれがある。
高級アルコールとしては、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール(セタノール)、2−ヘキシルデカノール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、アラキルアルコール、2−オクチルドデカノール、ベヘニルアルコール、デシルテトラデカノール、ラノリンアルコール等を例示できる。
第1剤は界面活性剤を配合してもよい。界面活性剤として、非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤が挙げられる。これらの1種又は2種以上を使用できる。後述する具体例においても同様である。これらのうち、非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤を配合することが好ましい。
第1剤の界面活性剤の配合量は特に限定されないが、0.1〜10質量%であることが好ましく、0.5〜5質量%であることがより好ましい。
カチオン性界面活性剤は、置換基を有しても良い炭化水素基が窒素原子に結合している、という基本構造を有する。当該置換基どうしが結合して環構造を形成してもよい。通常、当該窒素原子は4級である。当該4級窒素原子はカチオン性であり、通常対イオンが存在する。当該対イオンとして塩化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン、アルキル硫酸イオン、サッカリンを例示できる。前記炭化水素基は直鎖型でも分岐型でもよい。
カチオン性界面活性剤として、アルキルトリメチルアンモニウム塩、アルケニルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、ジアルケニルジメチルアンモニウム塩、アルキロイルアミドプロピルジメチルアミン、アルキルピリジニウム塩、ベンザルコニウム塩を例示できる。
具体的には、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化イソステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化オクタデシルトリメチルアンモニウム、塩化ココイルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化イソステアリルラウリルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、塩化γ−グルコンアミドプロピルジメチルヒドロキシエチルアンモニウム、塩化ジ(ポリオキシエチレン)オレイルメチルアンモニウム、塩化ドデシルジメチルエチルアンモニウム、塩化オクチルジヒドロキシエチルメチルアンモニウム、塩化トリ(ポリオキシエチレン)ステアリルアンモニウム、塩化ポリオキシプロピレンメチルジエチルアンモニウム、塩化ラウリルジメチル(エチルベンジル)アンモニウム、塩化ベヘン酸アミドプロピル−N,N−ジメチル−N−(2,3−ジヒドロキシプロピル)アンモニウム、タロウジメチルアンモニオプロピルトリメチルアンモニウムジクロライド、塩化ベンザルコニウムを例示できる。
上記カチオン性界面活性剤として、起泡性向上の観点から、C16以下のアルキルトリメチルアンモニウム及びその塩が好ましい。具体的には、ラウリルトリメチルアンモニウム、セチルトリメチルアンモニウム及びこれらの塩を例示できる。これらの1種又は2種以上を使用できる。また、カチオン性界面活性剤におけるC16以下のアルキル基は飽和であることが好ましく、また、直鎖型であることが好ましく、また、ハロゲン元素や水酸基で修飾されていても良い。
非イオン性界面活性剤として、起泡性向上の観点から、C14以下のPOE(ポリオキシエチレン)アルキルエーテルが好ましい。具体的には、POEラウリルエーテル、POEミリスチルエーテルを例示できる。これらの1種又は2種を使用できる。当該ポリオキシエチレンの重合数は、2〜30であることが好ましい。非イオン性界面活性剤におけるC14以下のアルキル基は飽和であることが好ましく、また、直鎖型であることが好ましい。
上記C14以下のPOEアルキルエーテルと、C16以上のPOEアルキルエーテルを併用することがより好ましい。C16以上のPOEアルキルエーテルとして、POEセチルエーテル、POEオレイルエーテル、POEステアリルエーテル、POEイソステアリルエーテル、POEベヘニルエーテルを例示できる。これらの1種又は2種以上を使用できる。当該ポリオキシエチレンの重合数は、2〜50であることが好ましい。非イオン性界面活性剤におけるC16以上のアルキル基は飽和であることが好ましく、また、直鎖型であることが好ましい。
第1剤における、非イオン性界面活性剤の質量比「C16以上のPOEアルキルエーテル/C14以下のPOEアルキルエーテル」=0.1〜7とすることが好ましい。より好ましくは、0.5〜3である。これらの比率の範囲内であれば、起泡性がより向上する。
アニオン性界面活性剤として、アルキルエーテル硫酸塩、アルキル硫酸塩、アルケニルエーテル硫酸塩、アルケニル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、α−スルホン脂肪酸塩、N−アシルアミノ酸型界面活性剤、リン酸モノ又はジエステル型界面活性剤、スルホコハク酸エステルがある。
これらの界面活性剤のアニオン基の対イオンとしては、例えば、ナトリウムイオン、カリウムイオン、トリエタノールアミンを例示できる。
アルキル硫酸塩としては、ラウリル硫酸ナトリウム、セチル硫酸ナトリウムを例示できる。スルホコハク酸エステルとしては、スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、を例示できる。
両性界面活性剤として、カルボベタイン型、アミドベタイン型、スルホベタイン型、ヒドロキシスルホベタイン型、アミドスルホベタイン型、ホスホベタイン型、イミダゾリニウム型、アルキルベタイン型、アルキルアミドベタイン型、アミノ酸系両性界面活性剤型、アミンオキサイド型がある。これらの1種又は2種以上を使用可能である。好ましくは、アルキルベタイン型、アミドベタイン型、アルキルアミドベタイン型、イミダゾリニウム型である。
より具体的には、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジメチルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ウンデシノイル−カルボキシメトキシエチルカルボキシメチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ウンデシルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ウンデシル−N−ヒドロキシエチル−N−カルボキシメチルイミダゾリニウムベタイン、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン、ステアリルジヒドロキシエチルベタイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルベタインナトリウム液、ビス(ステアリル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリン)クロル酢酸錯体、ヤシ油アルキル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ヤシ油アルキル−N−カルボキシエトキシエチル−N−カルボキシエチルイミダゾリニウムジナトリウムヒドロキシド、ヤシ油アルキル−N−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシエチルイミダゾリニウムジナトリウムヒドロキシド、ヤシ油アルキル−N−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシエチルイミダゾリニウムジナトリウムラウリル硫酸、ヤシ油アルキルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸−N−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ラウリルアミノプロピオン酸トリエタノールアミン、β−ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、ラウリルN−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシメチルイミダゾリニウムジナトリウムドデカノイルサルコシン、ラウリルジアミノエチルグリシンナトリウム、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸等を例示できる。好ましくは、ラウリルジメチルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインである。
第1剤は、溶剤を配合しても良い。溶剤として、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール等の炭素数5以下の1価の低級アルコール、ポリオール類やその低級アルキルエーテル類が挙げられる。ポリオール類としては、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、イソプレングリコール、ソルビトール等が挙げられる。ポリオールの低級アルキルエーテル類としては、前述のポリオールのモノ低級アルキルエーテルやポリ低級アルキルエーテル(例えば、ジ低級アルキルエーテル)などが挙げられる。
第1剤における溶剤の配合量は10質量%以下とすることが好ましく、0.01〜8質量%とすることがより好ましい。これらの好ましい範囲内とすることで、染毛性が向上し、第1剤を乳化状にしやすくなる。
第1剤は、上述した成分の他、任意の成分を配合しても良い。例えば、水、脂肪酸、ヒドロキシエチルセルロースを含む増粘剤、塩基性アミノ酸を除くアミノ酸類、油脂、ロウ類、シリコーン類、流動パラフィンを含む炭化水素、ソルビトール、マルトース等の糖類、多糖類、パラベン、安息香酸ナトリウム等の防腐成分、EDTA−2Na等のキレート成分、フェナセチン、8−ヒドロキシキノリン、アセトアニリド、ピロリン酸ナトリウム、バルビツール酸、尿酸、タンニン酸等の安定成分、pH調整成分、植物又は生薬抽出物、アスコルビン酸類を含むビタミン類、香料等から選ばれる1種以上を配合しても良い。また、例えば、「医薬部外品原料規格2006」(薬事日報社)に収載されるものから選ばれる少なくとも一種を配合してもよい。
複数剤式で構成される場合であって、第1剤が上記(A)条件を満たさない場合は、本願発明の効果が発揮されることを条件に、上述の成分を含め第1剤は適宜の成分を配合可能である。また、上述の好ましい条件も適宜採用できる。
−第2剤−
エアゾール式泡状酸化染毛剤組成物が複数剤式である場合は、上記第1剤の他、酸化剤を配合する第2剤が構成に含まれる。当該第2剤は、上記(A)条件を満たしてもよい。また、後述する条件の1つ又は2つ以上を満たすことが好ましい。
第2剤における酸化剤の配合量は0.1〜15質量%であることが好ましい。また、第2剤のpHは1〜5であることが好ましい。
第2剤の粘度は、好ましくは2000mPa・s以下であり、より好ましくは50〜1500mPa・sである。第2剤の粘度がこれらの好ましい範囲内であれば、塗布時の操作性の向上という利点がある。第2剤が上記(A)条件を満たす場合、当該第2剤の粘度は2000mPa・s以下となり、上記好ましい粘度を採用可能である。
第2剤の剤型は、好ましくは乳化物、可溶化物である。より好ましくは、乳化物である。第2剤が上記(A)条件を満たす場合、当該第2剤の剤型は乳化物となる。
第2剤は酸化剤を配合する。酸化剤として、例えば、過酸化水素、過酸化尿素、過酸化メラミン、過炭酸ナトリウム、過炭酸カリウム、過ホウ酸ナトリウム、過ホウ酸カリウム、過酸化ナトリウム、過酸化カリウム、過酸化マグネシウム、過酸化バリウム、過酸化カルシウム、過酸化ストロンチウム、硫酸塩の過酸化水素付加物、リン酸塩の過酸化水素付加物、ピロリン酸塩の過酸化水素付加物等が挙げられる。これらの酸化剤は単独で配合してもよく、二種以上を組み合わせて配合してもよい。これらの酸化剤の中でも、メラニンの分解に優れることから、好ましくは過酸化水素である。
第2剤は、上述した酸化剤の他、任意の成分を配合しても良い。例えば、水、水溶性ポリマー、高級アルコール、溶剤、界面活性剤、脂肪酸、増粘剤、アミノ酸類、油脂、ロウ類、シリコーン類、炭化水素、ソルビトール、マルトース等の糖類、多糖類、パラベン、安息香酸ナトリウム等の防腐成分、EDTA−2Na等のキレート成分、フェナセチン、8−ヒドロキシキノリン、アセトアニリド、フェノキシエタノール、ピロリン酸ナトリウム、バルビツール酸、尿酸、タンニン酸等の安定成分、pH調整成分、植物又は生薬抽出物、アスコルビン酸類を含むビタミン類、香料等から選ばれる1種以上を配合しても良い。また、例えば、「医薬部外品原料規格2006」(薬事日報社)に収載されるものから選ばれる少なくとも一種を配合してもよい。
第2剤が上記(A)条件を満たす場合、両性ポリマー及びカチオン性ポリマーついて、上記第1剤で説明した成分・配合量・質量比等の条件の1つ又は2つ以上を適宜採用可能である。
また、第2剤は、界面活性剤、高級アルコール、及び溶剤について、上記第1剤で説明した成分・配合量・質量比等の条件の1つ又は2つ以上を適宜採用可能である。
−複数剤式である場合の各剤の混合比−
エアゾール式泡状酸化染毛剤組成物が複数剤式で構成される場合、前記第1剤及び第2剤を含む複数剤の混合比は適宜決定可能である。前記第1剤と第2剤の混合比は、第1剤:第2剤=1:5〜5:1が好ましい。また、混合物のpHは7〜12であることが好ましい。
〔噴射剤〕
上記(A)条件を満たすエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物には、周知の噴射剤を使用できる。例えば、LPG、ジメチルエーテル等の液化ガス、炭酸ガス、窒素ガス等の圧縮ガスを例示できる。これらの中でも液化ガスが好ましい。これらの1種又は2種以上を使用できる。
エアゾール容器に収容するエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物と噴射剤との質量比は、90:10〜98:2であることが好ましい。
複数剤式で構成される場合は、上記(A)条件を満たさない他の剤においても、上述のように噴射剤を利用できる。
上記(A)条件を満たすエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物は乳化物であり、製造の工程から考えて、これは噴射剤を含まない原液の段階においても、噴射剤が充填された後においても、乳化物である。即ち、噴射剤充填後に乳化物であれば、原液も乳化物であったと合理的に推定できる。
〔エアゾール容器〕
本願が開示するエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物は、周知のエアゾール容器に収容可能である。複数剤式である場合は、通常、アルカリ剤を配合する第1剤と酸化剤を配合する第2剤とを別々に収容する。
例えば、上記特許文献2に開示されたエアゾール容器を使用できる。当該エアゾール容器は第1剤と第2剤を別々の容器に収容し、ヘッド部から泡状の酸化染毛剤組成物を吐出する。後述する実施例では、このタイプのエアゾール容器を使用する。
また、例えば、1本の缶の中に2つのパウチ及び連結部材を収容し、混合物を泡状に吐出するエアゾール容器も使用できる。内袋を有するエアゾール容器において、内袋の中に各剤と噴射剤(発泡用)を収容し、内袋の外に噴射剤(押出し用)を収容するエアゾール容器も使用できる。
エアゾール容器の材質や内圧は、アルカリ剤、酸化剤、噴射剤の種類やエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物の収容方法に合わせて適宜決定可能である。
エアゾール式泡状酸化染毛剤組成物は、従来の方法により使用できる。例えば、いったん手やブラシに取った後、あるいは直接、毛髪に適用することが好ましい。ここで手を用いる場合は、手袋を装着することが好ましい。泡を適用する範囲は、毛髪全体であってもよく、特定の部分のみであってもよい。
複数剤式で構成される場合は、アルカリ剤を配合する第1剤と酸化剤を配合する第2剤とを含む複数剤を使用直前に混合して染毛処理を行う。本願が開示する発明において当該複数剤の混合方法と毛髪への適用方法は特に限定されないが、好ましくは、
(1)複数剤をエアゾール容器から別々に吐出させた後、毛髪に適用する前に混合する、
(2)複数剤をエアゾール容器から別々に吐出させた後、毛髪に適用する際に混合する、
(3)複数剤をエアゾール容器から別々に吐出させた後、毛髪に適用後に毛髪上で混合する、
(4)エアゾール容器内やヘッド部において複数剤を混合するようにし、当該混合物をエアゾール容器から吐出させた後、毛髪に適用する、
のいずれかである。
以上の通り、本願はエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物を用いる染毛方法をも開示する。
また、エアゾール式泡状酸化染毛剤、並びに噴射剤及びエアゾール容器を構成に含む製品をも本願は開示する。
以下、実施例について記載する。本願が開示するエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物の技術的範囲は、以下の実施例に限定されない。全実施例及び比較例で共通の第2剤を使用するので、評価結果は表1〜表5に記載した。
<エアゾール式泡状酸化染毛剤組成物の調製>
〔実施例1〜38〕
表1〜表4及び表6に示される各成分を配合することにより、実施例1〜38の第1剤用原液及び第2剤用原液を乳化物として調製した。なお、表1〜表4及び表6の配合量を示す数値の単位は、質量%である。また、実施例中の精製水の「残量」とは、各実施例の第1剤用原液及び第2剤用原液をそれぞれ100質量%として、その残量を意味する。
更に、各実施例の第1剤用原液及び第2剤用原液を同時混合吐出機構を備えたエアゾール容器に充填し、それぞれ表1〜表4及び表6に示される質量比で噴射剤(LPG)を充填して、各実施例の第1剤及び第2剤を調製した。
このエアゾール容器より各実施例の第1剤及び第2剤を吐出させて、実施例1〜38のエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物を得た。
なお、各実施例の第1剤及び第2剤は乳化物である。
〔比較例1〜4〕
また、表5及び表6に示される各成分を配合することにより、比較例1〜4の第1剤用原液及び第2剤用原液を乳化物として調製した。なお、表5及び表6の配合量を示す数値の単位は、質量%である。また、比較例中の精製水の「残量」とは、各比較例の第1剤用原液及び第2剤用原液をそれぞれ100質量%として、その残量を意味する。
更に、各比較例の第1剤用原液及び第2剤用原液を同時混合吐出機構を備えたエアゾール容器に充填し、それぞれ表5及び表6に示される質量比で噴射剤(LPG)を充填して、各比較例の第1剤及び第2剤を調製した。
このエアゾール容器より各比較例の第1剤及び第2剤を吐出させて、比較例1〜4のエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物を得た。
なお、各比較例の第1剤及び第2剤は乳化物である。
(乳化物の安定性試験)
試験方法:各例の第1剤用原液を60℃の恒温槽にて保存した。
評価方法:目視にて乳化物が分離しているか否かを確認し、乳化物が分離するまでに要した日数により評価した。
評価基準:分離するまでの日数が、1週間以上であった場合には「5」、3日以上1週間未満であった場合には「4」、1日以上3日未満であった場合には「3」、12時間以上1日未満であった場合には「2」、12時間未満であった場合には「1」と評価した。
上記した試験は加速試験である。よって、加速試験の結果が良好であれば、噴射剤を充填した第1剤をエアゾール容器内・常温で保管した場合でも良好な効果が得られると合理的に推定される。
(粘度安定性試験)
試験方法:各例の第1剤用原液を調製し、50℃の恒温層で1ヶ月保存した。調製直後の第1剤用原液、及び1ヶ月保存後の第1剤用原液の粘度をB型粘度計にて、ローターNo.2、回転数12rpm、25℃、1分間の条件で測定した。表中の「粘度」欄には、調製直後の測定結果を記載してある。
評価方法:調製直後の第1剤用原液の粘度及び1ヶ月保存後の第1剤用原液の粘度から粘度比率(粘度比率=1ヶ月保存後の粘度/調製直後の粘度)を算出した。この粘度比率は、1に近いほど、保存時における粘度の安定性に優れることを示している。
評価基準:粘度比率が0.80以上1.20未満であった場合には「5」、粘度比率が0.60以上0.80未満又は1.2以上2.0未満であった場合には「4」、粘度比率が0.40以上0.60未満又は2.0以上3.0未満であった場合には「3」、粘度比率が0.20以上0.40未満又は3.0以上4.0未満であった場合には「2」、粘度比率が0.20未満又は4.0以上であった場合には「1」と評価した。
上記した試験は加速試験である。よって、加速試験の結果が良好であれば、噴射剤を充填した第1剤をエアゾール容器内・常温で保管した場合でも良好な効果が得られると合理的に推定される。
(均染性試験)
実施例1〜38及び比較例1〜4の各組成物を上記エアゾール容器より合計10g吐出し、30cmの長さの白毛の人毛毛束(以下、単に「毛束」という)3gを先端から末端方向へ10回、手を用いてコーミングし、その毛束を恒温槽(30℃)で30分間放置した。次いで、毛束に付着した前記組成物を水洗し、その後、毛束をシャンプー及びリンス(コンディショナー)で、それぞれ1回処理した。続いて、その毛束を温風で乾燥した。このようにして、前記組成物を用いて毛束に染毛処理を施した。当該毛束の色ムラの程度をパネラー10人の目視にて観察し、均染性が良いか否かを評価(官能評価)した。具体的には、「ムラなく染まっている」場合を「5」、「ほぼムラなく染まっている」場合を「4」、「あまりムラなく染まっている」場合を「3」、「ムラが多い」場合を「2」、「ムラが非常に多い」場合を「1」とした。こうして得られた各評価対象ごとの10名のパネラーの評価の平均点を算出し、平均点に少数点以下の数値がある場合には四捨五入を行って評価を決定した。評価結果は、表1〜5に示した。
(起泡性試験)
実施例1〜38及び比較例1〜4の各組成物を25℃の条件下、平らな板上に上記エアゾール容器より3g吐出した。この吐出直後に泡の嵩高さ(起泡性)をパネラー10名が目視で評価(官能評価)した。
実施例1〜38はいずれも良好な起泡力を発揮した。実施例7は他の実施例と比べて「嵩高い」と評価したパネラーが多く、より優れた起泡性を発揮した。
表の記載方式の説明をする。括弧書中に「マーコートXX」と製品名を記載している成分は、その成分の配合量を表中に記載した。例えば、マーコート100に関しては、「ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム」の配合量を質量%で表中に記載した。高級アルコールの右側に記載した括弧書は当該高級アルコールの炭素数を示す。非イオン性界面活性剤のPOEに続く括弧書はPOEの重合数を示す。「28%アンモニア」は28%アンモニア水を表す。アンモニア水、過酸化水素水は%(w/w)である。原液と噴射剤の比は質量比である。「両性ポリマー/カチオン性ポリマー」は両性ポリマーとカチオン性ポリマーとの質量比を意味する。「ポリマー量」は第1剤における両性ポリマー及びカチオン性ポリマーの総量を意味する。
〔表1〕
〔表2〕
〔表3〕
〔表4〕
〔表5〕
〔表6〕
両性ポリマーに加えて更にカチオン性ポリマーを配合し、乳化物安定性、粘度安定性、及び均染性に優れたエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物が提供される。

Claims (4)

  1. 粘度2000mPa・s以下であり、両性ポリマーとカチオン性ポリマーとを配合し乳化物であり、使用時に吐出するエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物。
  2. 前記両性ポリマーと前記カチオン性ポリマーとの質量比が、両性ポリマー/カチオン性ポリマー=0.1〜20である請求項1に記載のエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物。
  3. レゾルシン及び糖類によるレゾルシン包接体から選ばれる1種又は2種以上を更に配合する請求項1又は請求項2に記載のエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物。
  4. 前記レゾルシン及び糖類によるレゾルシン包接体から選ばれる1種又は2種以上の配合量が0.2〜1.0質量%である請求項3に記載のエアゾール式泡状酸化染毛剤組成物。
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