JP2014047120A - SiC単結晶の製造方法 - Google Patents

SiC単結晶の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】単結晶の質を向上させることができるSiC単結晶の製造方法を提供する。
【解決手段】溶液成長法によるSiC単結晶の製造方法であって、Si−C溶液15の原料が収容される坩堝14を準備する工程と、坩堝14内の原料を加熱により溶融して、Si−C溶液15を生成する工程と、Si−C溶液15にSiC種結晶32を接触させ、SiC単結晶を成長させる工程とを備える。Si−C溶液15は、Cと、式(1)を満たすSi及びTiとを含有し、さらに、Ni、Ag及びCuからなる群から選択される1種又は2種以上を、Cを除いたat%で、1%より多く、且つ、20%以下含有する。0.11≦Ti/Si≦0.33(1)(式中の各元素記号には、対応する元素の含有量がCを除いたat%で代入される)。
【選択図】図1

Description

本発明は、SiC単結晶の製造方法に関し、詳しくは、溶液成長法によるSiC単結晶の製造方法に関する。
SiC単結晶の製造方法として、溶液成長法がある。溶液成長法では、Si−C溶液中にSiC単結晶からなるSiC種結晶を接触させる。ここで、Si−C溶液とは、SiまたはSi合金の融液にカーボン(C)が溶解した溶液のことをいう。そして、Si−C溶液のうち、SiC種結晶の近傍部分を過冷却状態にして、SiC種結晶の表面にSiC単結晶を育成する。
SiC単結晶の質を向上させるために、例えば、Si−C溶液の化学組成を調整することが考えられる。
例えば、特開2004−2173号公報に記載の炭化珪素単結晶の製造方法では、合金の融液に種結晶基板を浸漬し、種結晶基板上に単結晶を成長させる。融液は、Siと、Cと、Tiとを含有する。SiとTiの原子比は、Si1−xTiで表した場合に、0.1≦x≦0.25である。上記製造方法によれば、Cの溶解度が向上する。そのため、結晶欠陥が少ない良質の炭化珪素バルク単結晶を実用的な成長温度と成長速度で安定して製造することができる。
また、特開2005−82435号公報に記載のSiC単結晶の製造方法では、Agを1〜30wt%添加したSi融液を用いる。この場合、平坦な成長表面を持つSiC単結晶を成長させることができる。
また、国際公開第2009/69564号に記載の炭化珪素単結晶の成長法では、Si−Cr−Ni−C融液を用いる。Crの含有量は、30〜70at%である。Niの含有量は、1〜25at%である。上記の成長法によれば、炭化珪素単結晶の表面のモフォロジーが向上するとともに、多結晶化が抑えられる。
特開2004−2173号公報 特開2005−82435号公報 国際公開第2009/69564号
しかしながら、近年では、SiC単結晶の質をさらに向上させることが要求されている。
本発明の目的は、SiC単結晶の質を向上させることができる、SiC単結晶の製造方法を提供することである。
本発明の実施の形態によるSiC単結晶の製造方法は、溶液成長法によりSiC単結晶を製造する製造方法である。製造方法は、Si−C溶液の原料が収容される坩堝を準備する工程と、坩堝内の原料を加熱により溶融して、Si−C溶液を生成する工程と、Si−C溶液にSiC種結晶を接触させ、SiC単結晶を成長させる工程とを備える。Si−C溶液は、Cと、式(1)を満たすSi及びTiとを含有し、さらに、Ni、Ag及びCuからなる群から選択される1種又は2種以上を、Cを除いたat%で、1%より多く、且つ、20%以下含有する。
0.11≦Ti/Si≦0.33 (1)
式(1)中の各元素記号には、対応する元素の含有量(Cを除いたat%)が代入される。
本発明の実施の形態によるSiC単結晶の製造方法は、SiC単結晶の質を向上させることができる。
図1は、本発明の実施形態によるSiC単結晶の製造方法に用いられる製造装置の模式図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。図中同一又は相当部分には、同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
本発明の実施の形態によるSiC単結晶の製造方法は、溶液成長法による。本製造方法は、準備工程と、生成工程と、成長工程とを備える。準備工程では、製造装置を準備する。生成工程では、Si−C溶液を生成する。成長工程では、SiC種結晶をSi−C溶液に接触させ、SiC単結晶を成長させる。以下、各工程の詳細を説明する。
[準備工程]
準備工程では、溶液成長法に用いられる製造装置を準備する。図1は、本発明の実施形態によるSiC単結晶の製造方法に用いられる製造装置10の模式図である。なお、図1に示す製造装置10は、溶液成長法に用いられる製造装置の一例である。したがって、溶液成長法に用いられる製造装置は、図1に示す製造装置10に限定されない。
製造装置10は、チャンバ12と、坩堝14と、断熱部材16と、加熱装置18と、回転装置20と、昇降装置22とを備える。
チャンバ12は、坩堝14を収容する。SiC単結晶を製造するとき、チャンバ12は冷却される。
坩堝14は、Si−C溶液15の原料を収容する。好ましくは、坩堝14は、炭素を含有する。この場合、坩堝14は、Si−C溶液15への炭素供給源になる。
断熱部材16は、断熱材からなり、坩堝14を取り囲む。
加熱装置18は、例えば高周波コイルであり、断熱部材16の側壁を取り囲む。加熱装置18は、坩堝14を誘導加熱し、Si−C溶液15を生成する。加熱装置18は、さらに、Si−C溶液15を結晶成長温度に維持する。結晶成長温度は、SiC単結晶を成長させるときのSi−C溶液15の温度である。結晶成長温度は、例えば、1600〜2000℃であり、好ましくは、1900〜2000℃である。
回転装置20は、回転軸24と、駆動源26とを備える。
回転軸24は、チャンバ12の高さ方向(図1の上下方向)に延びる。回転軸24の上端は、断熱部材16内に位置する。回転軸24の上端には、坩堝14が配置される。回転軸24の下端は、チャンバ12の外側に位置する。
駆動源26は、チャンバ12の下方に配置される。駆動源26は、回転軸24に連結される。駆動源26は、回転軸24の中心軸線周りに、回転軸24を回転させる。
昇降装置22は、シードシャフト28と、駆動源30とを備える。
シードシャフト28は、チャンバ12の高さ方向に延びる。シードシャフト28の上端は、チャンバ12の外側に位置する。シードシャフト28の下端面には、SiC種結晶32が取り付けられる。
駆動源30は、チャンバ12の上方に配置される。駆動源30は、シードシャフト28に連結される。駆動源30は、シードシャフト28を昇降する。駆動源30は、シードシャフト28の中心軸線周りに、シードシャフト28を回転させる。
準備工程では、さらに、SiC種結晶32を準備する。SiC種結晶32は、SiC単結晶からなる。好ましくはSiC種結晶32の結晶構造は、製造しようとするSiC単結晶の結晶構造と同じである。例えば、4H多形のSiC単結晶を製造する場合、4H多形のSiC種結晶32を用いる。4H多形のSiC種結晶32を用いる場合、結晶成長面は、(0001)面または(000−1)面であるか、又は、(0001)面または(000−1)面から8°以下の角度で傾斜した面であることが好ましい。この場合、SiC単結晶が安定して成長する。
製造装置10と、SiC種結晶32とを準備したら、SiC種結晶32をシードシャフト28の下端面に取り付ける。
次に、チャンバ12内の回転軸24上に、坩堝14を配置する。このとき、坩堝14は、Si−C溶液15の原料を収容している。
[生成工程]
次に、Si−C溶液15を生成する。先ず、チャンバ12内に不活性ガスを充填する。そして、加熱装置18により、坩堝14内のSi−C溶液15の原料を融点以上に加熱する。坩堝14が黒鉛からなる場合、坩堝14を加熱すると、坩堝14から炭素が融液に溶け込み、Si−C溶液15が生成される。坩堝14の炭素がSi−C溶液15に溶け込むと、Si−C溶液15内の炭素濃度は飽和濃度に近づく。Si−C溶液15の化学組成については、後述する。
[成長工程]
次に、駆動源30により、シードシャフト28を降下し、SiC種結晶32をSi−C溶液15に接触させる。このとき、SiC種結晶32をSi−C溶液15に浸漬してもよい。
SiC種結晶32をSi−C溶液15に接触させた後、加熱装置18により、Si−C溶液15を結晶成長温度に保持する。さらに、Si−C溶液15におけるSiC種結晶32の近傍を過冷却して、SiCを過飽和状態にする。
Si−C溶液15におけるSiC種結晶32の近傍を過冷却する方法は特に限定されない。例えば、加熱装置18を制御して、Si−C溶液15におけるSiC種結晶32の近傍領域の温度を他の領域の温度よりも低くする。また、Si−C溶液15におけるSiC種結晶32の近傍を冷媒により冷却してもよい。具体的には、シードシャフト28の内部に冷媒を循環させる。冷媒は例えば、ヘリウム(He)やアルゴン(Ar)等の不活性ガスである。シードシャフト28内に冷媒を循環させれば、SiC種結晶32が冷却される。SiC種結晶32が冷えれば、Si−C溶液15におけるSiC種結晶32の近傍も冷える。
Si−C溶液15におけるSiC種結晶32の近傍領域のSiCを過飽和状態にしたまま、SiC種結晶32とSi−C溶液15(坩堝14)とを回転する。シードシャフト28を回転することにより、SiC種結晶32が回転する。回転軸24を回転することにより、坩堝14が回転する。SiC種結晶32の回転方向は、坩堝14の回転方向と逆方向でも良いし、同じ方向でも良い。また、回転速度は一定であっても良いし、変動しても良い。シードシャフト28は、回転しながら、徐々に上昇する。このとき、Si−C溶液15に浸漬されたSiC種結晶32の結晶成長面にSiC単結晶が生成し、成長する。なお、シードシャフト28は、上昇せずに回転しても良い。さらに、シードシャフト28は、上昇も回転もしなくても良い。
[Si−C溶液の化学組成]
上記製造方法に用いられるSi−C溶液15の化学組成について、説明する。Si−C溶液15は、Cと、式(1)を満たすSi及びTiとを含有し、さらに、Ni、Ag及びCuからなる群から選択される1種又は2種以上を、Cを除いたat%で、1%より多く、且つ、20%以下含有する。
0.11≦Ti/Si≦0.33 (1)
式(1)中の各元素記号には、対応する元素の含有量(Cを除いたat%)が代入される。
ここで、「Cを除いたat%」とは、Si−C溶液15の化学組成中、Cを除いた残りの化学組成におけるat%を意味する。
本実施形態によるSiC単結晶の製造方法では、使用するSi−C溶液が式(1)を満たすことにより、Cの溶解度が向上し、SiC単結晶を生成し易くなる。さらに、Si−C溶液中にNi、Ag及びCuからなる群から選択される1種又は2種以上を上述の範囲内で含有することにより、SiC単結晶の質を向上することができる。以下、これらの点について詳述する。
[式(1)について]
式(1)を満たす場合、Cの溶解度が向上する。Ti/Siが式(1)の下限よりも小さい場合、Cの溶解度が低下する。Ti/Siが式(1)の上限よりも大きい場合、SiC種結晶32にTi含有層(例えば、TiC)が形成され易くなる。その結果、SiC単結晶の成長が阻害される可能性が高くなる。したがって、Ti/Siは、式(1)を満たす。
[Ni、Ag及びCuについて]
式(1)を満たすことにより、Si−C溶液15のCの溶解度を高めることができ、Si−C溶液15中においてSiC溶質を増やすことができる。ここで、SiC溶質とは、SiとCとが結合したもの(例えば、SiC)である。しかしながら、SiC溶質が増えると、SiC溶質が凝集し易くなる。
SiC溶質が凝集すると、例えばSiCのダイマーが生成される。また、SiCのダイマーが凝集することもあり得る。SiCのダイマーが凝集すると、SiC溶質のサイズが大きくなる。
SiC溶質のサイズが大きくなると、SiC単結晶の質が低下する。この点について、以下に説明する。
SiC単結晶は、ステップフロー成長をする。ステップフロー成長では、上段ステップの成長が下段ステップの成長に追いつくと、ステップバンチングが発生する。ステップバンチングが進行すると、Si−C溶液の取り込み等により、インクルージョンが発生する。その結果、生成されるSiC単結晶の質が低下する。したがって、SiC単結晶の質を向上させるためには、ステップバンチングを抑制する必要がある。
ここで、SiC溶質のサイズが大きいと、上段ステップのテラスから下段ステップのテラスへSiC溶質が供給され易くなる。そのため、上段ステップの成長が下段ステップの成長に追いつきやすくなる。その結果、ステップバンチングが発生し易くなる。
一方、SiC溶質のサイズが小さいと、上段ステップのテラスから下段ステップのテラスへSiC溶質が供給され難くなる。そのため、上段ステップの成長が下段ステップの成長に追いつき難くなる。その結果、ステップバンチングが抑制される。
したがって、ステップバンチングを抑えて、SiC単結晶の質を向上させるためには、SiC溶質のサイズを小さくすることが効果的である。
ここで、Si−C溶液15は、Ni、Ag及びCuからなる群から選択される1種又は2種以上を、Cを除いたat%で、1%より多く、且つ、20%以下の範囲内で含有する。2種以上の元素を含有する場合には、総量が上記範囲内であればよい。
Ni、Ag及びCuは何れも、Cとの親和力が低い。そのため、これらの元素がSi−C溶液中に存在すると、凝集されたSiC溶質において、炭素間の結合が弱められる。そのため、SiC溶質の凝集が解け(たとえばSiCのダイマーの凝集が解け)SiC溶質のサイズが小さくなる。その結果、ステップバンチングが抑制され、SiC単結晶の質が向上する。
総含有量が少なすぎれば、上記効果が有効に得られない。一方、総含有量が高すぎれば、TiCが生成されやすくなる。その結果、SiC単結晶が成長しにくくなり、SiC単結晶の質が低下する。
Ni、Ag及Cuからなる群から選択される1種又は2種以上の含有量が上記範囲内であれば、ステップバンチングを抑えて、SiC単結晶の質を向上させることができる。
種々の化学組成を有するSi−C溶液を製造し、各Si−C溶液でSiC単結晶を製造した。そして、製造されたSiC単結晶の質を評価した。
[試験方法]
Cを除いた残りの化学組成が表1に示す化学組成であるSi−C溶液を製造した。
Figure 2014047120
実施例1〜4のSi−C溶液の化学組成(Cを除いた残りの化学組成)は、本発明の範囲内であった。比較例1,2のSi−C溶液の化学組成(Cを除いた残りの化学組成)は、本発明の範囲外であった。
上述のSi−C溶液を用いて、SiC単結晶を製造した。SiC種結晶の結晶構造は、4H多形であった。SiC種結晶の結晶成長面は、(000−1)面、つまり、C面であった。結晶成長温度は表1に示す温度であり、ほぼ同様の温度であった。
[評価方法]
製造されたSiC単結晶の表面を、光学顕微鏡を用いて倍率50倍で観察し、ステップバンチングに伴うマクロな表面段差や段差へのインクルージョンの侵入が明瞭に認められない場合には、ステップバンチングが抑制されて、SiC単結晶の質が向上していると判断した。なお、目視によりSiC単結晶の表面が観察できない場合には、SiC単結晶の質が向上していないと判断した。
実施例1〜4のSi−C溶液の化学組成(Cを除いた残りの化学組成)は適正であった。そのため、SiC単結晶の質が高かった。これは、Ni、Ag及びCuが、SiC溶質内の炭素間の結合を弱めて、SiC溶質のサイズが小さくなったため、ステップバンチングが抑制されたと考えられる。
一方、比較例1,2のSi−C溶液を用いた場合には、SiC単結晶の質が向上しなかった。比較例1の原料では、Ni含有量が少なすぎた。そのため、SiC単結晶の質が低かった。一方、比較例2の原料では、Ni含有量が高すぎた。そのため、SiC単結晶が成長せず、SiC単結晶の表面が観察できなかった。
以上、本発明の実施形態について、詳述してきたが、これらはあくまでも例示であって、本発明は、上述の実施形態によって、何等、限定されない。
10:製造装置、14:坩堝、15:Si−C溶液、32:SiC種結晶

Claims (1)

  1. 溶液成長法によりSiC単結晶を製造する製造方法であって、
    Si−C溶液の原料が収容される坩堝を準備する工程と、
    前記坩堝内の原料を加熱により溶融して、前記Si−C溶液を生成する工程と、
    前記Si−C溶液に前記SiC種結晶を接触させ、SiC単結晶を成長させる工程とを備え、
    前記Si−C溶液は、
    Cと、
    式(1)を満たすSi及びTiとを含有し、さらに
    Ni、
    Ag及び
    Cuからなる群から選択される1種又は2種以上を、前記Cを除いたat%で、1%より多く、且つ、20%以下含有する、SiC単結晶の製造方法。
    0.11≦Ti/Si≦0.33 (1)
    式(1)中の各元素記号には、対応する元素の含有量(前記Cを除いたat%)が代入される。
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