JP2014045947A - バドミントンラケットに用いられるシャフトを製造する方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】曲げ剛性及びねじれ剛性の両方を適切に向上させたシャフトを有するバドミントンラケットを提供する。
【解決手段】この方法は、マンドレルの中心軸に対して傾斜した方向に延びる第1強化繊維群及び第1強化繊維群に交差する方向に延びる第2強化繊維群に樹脂を含浸させたプリプレグシート20を、マンドレルの先端における巻回数をマンドレルの後端における巻回数よりも多くするように、マンドレルに巻回する第1巻回段階と、マンドレルの中心軸に略平行に延びる強化繊維群に樹脂を含浸させたプリプレグシート22を、マンドレルの先端における巻回数をマンドレルの後端における巻回数よりも少なくするように、マンドレルに巻回する第2巻回段階と、マンドレルに巻回されたプリプレグシート20、22を加熱して硬化させる段階と、を含む。
【選択図】図4

Description

本発明は、バドミントンラケットに用いられるシャフトを製造する方法に関する。
特開2001−137390号公報(特許文献1)は、一方向カーボン繊維強化樹脂を用いてバドミントンラケットのシャフトを形成することにより、シャフトの曲げ剛性を高めることを開示している。また、特許文献1は、一方向カーボン繊維強化樹脂をバイアス方向に巻くことにより、シャフトのねじれ剛性を高めることも開示している。
特開2001−137390号公報
一般的に、バドミントンラケットは、プレイヤが狙ったところにシャトルを飛ばせるようにするために、シャフトをねじれにくくしてフレーム面を安定化することができるものである必要がある。また、バドミントンラケットは、プレイヤがシャトルを強く打って遠くに飛ばせるようにするために、適度にしなり反発力を有するシャフトを備えるものである必要がある。このような要件は、特許文献1に記載されたように単に一方向カーボン繊維強化樹脂を何の工夫もなく用いるだけでは、満たされるものではない。
そこで、本発明の様々な実施形態により、曲げ剛性及びねじれ剛性の両方を適切に向上させたシャフトを有するバドミントンラケットを提供する。
本発明の一態様に係るバドミントンラケットに用いられるシャフトを製造する方法は、マンドレルの中心軸に対して傾斜した方向に延びる第1強化繊維群及び該第1強化繊維群に交差する方向に延びる第2強化繊維群に樹脂を含浸させたプリプレグシートを、前記マンドレルの先端における巻回数を該マンドレルの後端における巻回数よりも多くするように、前記マンドレルに巻回する第1巻回段階と、前記マンドレルの中心軸に略平行に延びる強化繊維群に樹脂を含浸させたプリプレグシートを、前記マンドレルの先端における巻回数を該マンドレルの後端における巻回数よりも少なくするように、前記マンドレルに巻回する第2巻回段階と、前記マンドレルに巻回された前記プリプレグシートを加熱して硬化させる段階と、を含む。
本発明の一態様に係るバドミントンラケットに用いられるシャフトであって、当該シャフトの中心軸に対して傾斜した方向に延びる第1強化繊維群及び該第1強化繊維群に交差する方向に延びる第2強化繊維群に樹脂を含浸させたプリプレグシートにより構成され、先端における厚みが後端における厚みよりも大きくなるように形成された、第1の筒状部材と、前記中心軸に略平行に延びる強化繊維群に樹脂を含浸させたプリプレグシートにより構成され、先端における厚みが後端における厚みよりも小さくなるように形成され、前記第1の筒状部材と同軸状に配置された、第2の筒状部材と、を具備する。
本発明の様々な実施形態により、曲げ剛性及びねじれ剛性の両方を適切に向上させたシャフトを有するバドミントンラケットを提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るバドミントンラケットの構成を示す模式図である。 図2は、本発明の一実施形態に係るバドミントンラケットのねじれ剛性を説明するための模式図である。 図3は、本発明の一実施形態に係るバドミントンラケットのシャフトが有する曲げ剛性及びねじれ剛性の一例を示す模式図である。 図4は、本発明の一実施形態に係るバドミントンラケットのシャフトに用いられるプリプレグシートの具体例を示す模式図である。 図5は、本発明の一実施形態に係るバドミントンラケットのシャフトに用いられるプリプレグシートの製造方法を示す模式図である。 図6は、本発明の一実施形態に係るバドミントンラケットのシャフトとフレームとを結合する方法を説明する模式図である。 図7は、本発明の一実施形態に係るバドミントンラケットのシャフトに用いられるプリプレグシートの構成を示す模式図である。
以下、様々な実施形態を適宜図面を参照して説明する。なお、図面における共通する構成要素には同一の参照符号が付されている。また、各図面は、便宜上、必ずしも同一の縮尺により示されているとは限らない。
図1は、本発明の一実施形態に係るバドミントンラケットの構成を示す模式図である。図1に示すように、本実施形態に係るバドミントンラケット(以下単に「ラケット」という。)10は、フレーム12と、フレーム12に結合されたシャフト14と、シャフト14に結合されたグリップ16と、を含む。
フレーム12とシャフト14とは一体で成形される。シャフト14とグリップ16とは、シャフト14の後端が、グリップ16の先端に形成された穴に挿入され接着されることにより、結合される。シャフト14の後端におけるグリップ16に挿入される部分の長さ(接着長さ)は、例えば約60〜約70mmである。
公式の試合で使用可能なラケットとしては、一般的には、フレーム12の全長は約280mm以内とされ、グリップ16の全長は約200mm以内とされ、ラケット10の全長は、約680mm以内とされる。このような制約条件を満たすために、シャフト14の全長は、概ね約300mm前後となる。
また、フレーム12とシャフト14との一体成形の際における制約を受け、ラケット10の振り抜き感及びバランスポイント(重心)を適正なものとするために、シャフト14の重量が約11〜約13gであり、シャフト14の内径及び外径がそれぞれ約3.5〜約4.0mm及び約7.0〜約8.0mmであることが標準とされる。
さらに、シャフト14は、本実施形態では、その外径が先端から後端にかけて略同一となるように形成される。これは、ラケット10の振り抜き感を向上させるためである。
ラケット10におけるシャフト14の役割としては、(ア)プレイヤが狙ったところにシャトルを飛ばすことができるようにコントロールすることができる、(イ)プレイヤが遠くにシャトルを飛ばすために強く打つことができる、(ウ)プレイヤが素早い反応をすることができる、といった役割が挙げられる。
役割(ア)については、フレーム面が安定していること、及び、シャフト14がねじれにくいことが必要とされる。役割(イ)及び役割(ウ)については、シャフト14が適度にしなり反発力を有するものであることが必要とされる。
しかしながら、シャフト14は、上述したように、その内径及び外径のサイズが制約を受けているものである。すなわち、シャフト14は、限られた肉厚の中でねじれ剛性及び曲げ剛性を設計する必要があるものである。
そこで、一実施形態では、「曲げ剛性」に関しては、シャフト14は、適度なしなり及び反発力を有するために、肉厚の制約から、厚みが約100μm以下であって樹脂含有率(RC)が約15〜約25%であるプリプレグシートを用いて形成される。具体的には、シャフト14は、例えば、先端において約5.38E+05という曲げ剛性(EI)を有し、後端において約6.48E+05という曲げ剛性を有し、先端から後端に向かって曲げ剛性が増加するように形成される。なお、シャフト14の曲げ剛性は、先端から後端に向かって連続的に増加するものであってもよいし、1又は複数の点において急激に増加するものであってもよい。
一方、シャフト14の「ねじれ剛性」は、例えば、次に説明する観点から設計することができるものである。
バドミントンにおけるスマッシュの速度に関する世界記録は421km/hであるが、一般レベルであれば、スマッシュの速度は、約200〜約300km/hであるといわれている。シャトルの重量は約5gであり、スマッシュにより打ち出されるシャトルに与えられる運動エネルギーは、次式(1)により求められる。
Figure 2014045947
この運動エネルギーは、シャフト14がしなり、ねじれるといった仕事量と略等しいと考えられる。しなり及びねじれがこの運動エネルギー(仕事量)を半分ずつ受け持つと仮定する。
図2に示すように、ラケット10の中心軸とフレーム12の端部との間の距離を0.1m、ねじれ角度を10°とすると、ねじれ量xは、次式(2)により求められる。
Figure 2014045947
スマッシュ時にラケット10に作用する力をFとすると、次式(3)及び次式(4)が得られる。
Figure 2014045947
Figure 2014045947
ここで、mは、シャトルの重量(≒5g)であり、vは、スマッシュ時に与えられるシャトルの速度(≒200km/h)であり、xは、ねじれ量(≒2π×0.1×10/300[m])である。
上式(4)に各数値を代入し、単位を合せると、F=2.3[kgf]が得られる。すなわち、約200km/h程度のスマッシュを打つ際にラケット10に作用する力は約2.3kgfとなる。
一方、スマッシュをラケット10の中心軸から約10cm程度ずれたフレーム12の端で打った(スマッシュを約10cm程度オフセンターで打った)場合には、ねじれ剛性を約5.18E+05〜約5.61E+05とすれば、ねじれ角を約8°前後(約7.9〜約8.6°)に抑えることが可能となる。
ここで、シャフト14のねじれ角は、フレーム12との接合部において最大となり、グリップ16との接合部において0となり、シャフト14の先端から後端に向かって一次的(線形的)に減少する。
一実施形態として、シャフト14において、シャトルのコントロール(フレーム面の安定性)に大きな影響を及ぼすフレーム接合部(先端)と、この先端から後端に向かってL/3(Lはシャフト14の全長)だけ進んだ部分と、の間の部分におけるねじれ剛性を約8.00E+05とすることにより、ねじれ角を約5°程度に抑えることができる。
以上の点を考慮して、一実施形態では、肉厚の制約から、厚みが約30〜約100μm以下であって樹脂含有率(RC)が約20〜約30%であるプリプレグシートを用いて形成される。具体的には、シャフト14は、例えば、先端において約8.00E+05というねじれ剛性(GI)を有し、後端において約5.18E+05というねじれ剛性を有し、先端から後端に向かってねじれ剛性が減少するように形成される。なお、シャフト14のねじれ剛性は、先端から後端に向かって連続的に減少するものであってもよいし、1又は複数の点において急激に減少するものであってもよい。
図3は、本発明の一実施形態に係るバドミントンラケットのシャフトが有する曲げ剛性及びねじれ剛性の一例を示す模式図である。図3に示すように、一実施形態に係るラケット10のシャフト14は、先端及び後端においてそれぞれ約5.00E+05及び約7.00E+05という曲げ剛性を有し、先端から後端に向かって増加する曲げ剛性を有する。また、シャフト14は、先端及び後端においてそれぞれ約8.00E+05及び約5.00E+05というねじれ剛性を有し、先端から後端に向かって減少するねじれ剛性を有する。
次に、本実施形態に係るラケット10を製造する方法を説明する。
まず、シャフト14を製造する方法を図4を参照して説明する。図4は、本発明の一実施形態に係るバドミントンラケットのシャフトに用いられるプリプレグシートの具体例を示す模式図である。図4は、シャフト14に用いられるプリプレグシートの具体例として具体例1〜具体例3をそれぞれ上段、中段及び下段に示す。
(具体例1)
具体例1に着目すると、プリプレグシート20(プリプレグシート(1))及びプリプレグシート22(プリプレグシート(2))が用いられる。
プリプレグシート20(プリプレグシート(1))は、マンドレルの先端から後端まで延びる長さ(図4中左右方向)を有する。なお、マンドレルは、図4には示されていないが、図4中左右方向に延び、先端から後端まで略同一の外径を有する円柱状に形成されたものである。プリプレグシート20は、マンドレルの中心軸に対して傾斜した方向に延びる第1強化繊維群に樹脂を含浸させたプリプレグシートと、第1強化繊維群の延設方向に交差する方向に延びる第2強化繊維群に樹脂を含浸させたプリプレグシートと、を重ね合わせることにより形成されたプリプレグシートである。第1強化繊維群に含まれる各強化繊維は、マンドレルの中心軸に対して例えば約45°の角度を成すように配置され、第2強化繊維群に含まれる各強化繊維は、例えば第1強化繊維群に含まれる各強化繊維の延設方向に対して例えば約90°の角度を成すように配置されたものとすることができる。プリプレグシート20は、最終的に得られるシャフト14に対してねじれ剛性を付与するものとして機能する。
プリプレグシート20は、例えば、図5に示すように形成される。まず、図5(a)に示すように、マンドレルの中心軸に対して例えば約45°の角度を成す方向に延びるように配置された第1強化繊維群に樹脂を含浸させたプリプレグシート20a、及び、第1強化繊維群の延設方向に対して例えば約90°の角度を成す方向に延びるように配置された第2強化繊維群に樹脂を含浸させたプリプレグシート20bが用意される。プリプレグシート20a及びプリプレグシート20bは、略同一の形状(矩形状)を有するものである。プリプレグシート20aの裏面とプリプレグシート20bの表面とが接着剤を用いて張り合わせられる。このように張り合わせられたプリプレグシートが所望の形状となるように図5(b)に示すようにカットされる(三角形状の部分20cがカットされる)。これにより、図4に示した台形状のプリプレグシート20が形成される。なお、後述する具体例におけるプリプレグシート(3)、(5)、(6)も同様の手法により形成される。
第1強化繊維群及び第2強化繊維群のそれぞれに含まれる強化繊維は、例えば、炭素繊維、金属繊維、ガラス繊維及びアラミド繊維等を含む様々な強化繊維を含む。強化繊維に含浸させる樹脂としては、熱硬化性樹脂及び熱可塑性樹脂のいずれを用いてもよい。利用可能な熱硬化性樹脂は、例えば、エポキシ、ピスマレイミド、ポリイミド及びフェノール等を含む。利用可能な熱可塑性樹脂は、例えば、ポリエーテールエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルサルホン(PES)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリアミド(PA)及びポリプロピレン(PP)等を含む。なお、後述する具体例2及び具体例3においても、プリプレグシートを構成する強化繊維及び樹脂として、具体例1におけるものと同様の強化繊維及び樹脂を用いることができる。
図4に戻り、プリプレグシート20は、先端20T(マンドレルの先端に対応する)から後端20B(マンドレルの後端に対応する)に向かって減少する幅を有する。一例として、プリプレグシート20は、先端20Tから後端20Bに向かって線形的に減少する幅を有する。プリプレグシート20は、先端20Tにおいては、マンドレルの先端に対して例えば約8回巻回される程度の幅を有し、後端20Bにおいては、マンドレルの後端に対して例えば約6回巻回される程度の幅を有する。この巻回回数は、用いられる強化繊維及び樹脂、最終的に得られるシャフト14の肉厚(内径及び外径)、重量及び長さ等を考慮して、図3に示したねじれ剛性をもたらすように、決定されうる。
プリプレグシート22(プリプレグシート(2))は、プリプレグシート20と同様に、マンドレルの先端から後端まで延びる長さ(図4中左右方向)を有する。プリプレグシート22は、マンドレルの中心軸に略平行に延びる強化繊維群に樹脂を含浸させたプリプレグシートである。プリプレグシート22は、最終的に得られるシャフト14に対して曲げ剛性を付与するものとして機能する。強化繊維群に含まれる各強化繊維及び強化繊維群に含浸させる樹脂としては、プリプレグシート20に用いられるものと同様のものを用いることができる。
プリプレグシート22は、先端22T(マンドレルの先端に対応する)から後端22B(マンドレルの後端に対応する)に向かって増加する幅を有する。一例として、プリプレグシート22は、先端22Tから後端22Bに向かって線形的に増加する幅を有する。プリプレグシート22は、先端22Tにおいては、マンドレルの先端に対して例えば約3回巻回される程度の幅を有し、後端22Bにおいては、マンドレルの後端に対して例えば約5回巻回される程度の幅を有する。この巻回回数は、用いられる強化繊維及び樹脂、最終的に得られるシャフト14の肉厚(内径及び外径)、重量及び長さ等を考慮して、図3に示した曲げ剛性をもたらすように、決定されうる。
マンドレルに対してプリプレグシート20が巻回された後(第1巻回段階)、マンドレルに対してプリプレグシート22が巻回される(第2巻回段階)。マンドレルの先端には、プリプレグシート20が8回巻回され、プリプレグシート22が3回巻回されるので、2種類のプリプレグシートが合計11回巻回されることになる。マンドレルの後端には、プリプレグシート20が6回巻回され、プリプレグシート22が5回巻回されるので、2種類のプリプレグシートが合計11回巻回されることになる。このように、マンドレルの先端及び後端においては、ともに巻回回数が同一の11回となるので、プリプレグシート20の厚みとプリプレグシート22の厚みが略同一であれば、形成されるシャフト14における先端及び後端における厚みは略同一となる。シャフト14の先端及び後端だけでなく、シャフト14の先端から後端まで略同一の厚みが維持されるように、プリプレグシート20の先端20Tから後端20Bまでの幅及びプリプレグシート22の先端22Tから後端22Bまでの幅が調整される。これにより、形成されるシャフト14は、先端から後端まで略同一の外径を有するものとされる。
(具体例2)
具体例2に着目すると、プリプレグシート24(プリプレグシート(3))及びプリプレグシート26(プリプレグシート(4))が用いられる。これらのプリプレグシート24、26が上述したプリプレグシート20、22と相違する点のみについて説明する。
プリプレグシート24(プリプレグシート(3))は、先端24Tから後端24Bに向かって減少する幅を有する。一例として、プリプレグシート24は、それぞれ異なる幅を有する複数の矩形状部分(ここでは、3つの矩形状部分24a、24b、24c)を含むものとされている。矩形状部分24aが最も大きい幅を有し、矩形状部分24cが最も小さい幅を有し、矩形状部分24bが矩形状部分24aの幅と矩形状部分24cの幅との間にある幅を有する。
プリプレグシート26(プリプレグシート(4))は、先端26Tから後端26Bに向かって増加する幅を有する。一例として、プリプレグシート26は、それぞれ異なる幅を有する複数の矩形状部分(ここでは、3つの矩形状部分26a、26b、26c)を含むものとされている。矩形状部分26aが最も大きい幅を有し、矩形状部分26cが最も小さい幅を有し、矩形状部分26bが矩形状部分26aの幅と矩形状部分26cの幅との間にある幅を有する。
プリプレグシート24及びプリプレグシート26のそれぞれの矩形状部分の幅は、両方のプリプレグシートをマンドレルに巻回して形成されるシャフト14の厚みが、先端から後端まで略同一の外径を有するように、適宜決定されうる。例えば、矩形状部分24a、24b、24cがマンドレルにそれぞれ8回、6回及び4回巻回される場合には、矩形状部分26a、26b、26cは、マンドレルにそれぞれ3回、5回及び7回巻回されるようにすれば、マンドレルのいずれの部分においても、プリプレグシートの巻回回数が合計11回となる。よって、プリプレグシート24及びプリプレグシート26の厚みが略同一であれば、得られるシャフト14の厚みも先端から後端まで略同一となる。
(具体例3)
具体例3に着目すると、プリプレグシート30(プリプレグシート(5))、プリプレグシート32(プリプレグシート(6))、及び、プリプレグシート34(プリプレグシート(8))が用いられる。これらのプリプレグシートが上述したプリプレグシート20、22と相違する点のみについて説明する。
プリプレグシート30(プリプレグシート(5))は、先端30Tから後端30Bまで略同一の幅を有する点において、上述したプリプレグシート20(プリプレグシート(1))と相違する。
プリプレグシート32(プリプレグシート(6))は、上述したプリプレグシート20(プリプレグシート(1))より短い長さを有する。具体的には、プリプレグシート32は、マンドレルの全長の例えば約1/3に相当する長さを有する。また、プリプレグシート32は、先端32Tから後端32Bまで略同一の幅を有する。なお、プリプレグシート32は、後端32Bにおいて、線形的に減少する幅を有するものであってもよい。
これら2種類のプリプレグシートをマンドレルに巻回することにより、得られるシャフト14は、先端と先端から後端に向かって約1/3進んだ部分との間における部分におけるねじれ剛性を、その他の部分(残り約2/3の部分)におけるねじれ剛性より大きくしたものとなる。なお、その他の部分(残り約2/3の部分)におけるねじれ剛性は、その延設方向に沿って略一定となる。
プリプレグシート34(プリプレグシート(7))は、先端34Tから後端34Bまで略同一の幅を有する点において、上述したプリプレグシート22(プリプレグシート(2))と相違する。
プリプレグシート36(プリプレグシート(8))は、上述したプリプレグシート22(プリプレグシート(2))より短い長さを有する。具体的には、プリプレグシート26は、マンドレルの全長の例えば約1/3に相当する長さを有する。また、プリプレグシート36は、先端36Tから後端36Bまで略同一の幅を有する。なお、プリプレグシート36は、先端36Tにおいて、線形的に増加する幅を有するものであってもよい。
これら2種類のプリプレグシートをマンドレルに巻回することにより、得られるシャフト14は、後端と後端から先端に向かって約1/3進んだ部分との間における部分における曲げ剛性を、その他の部分(残り約2/3の部分)における曲げ剛性より大きくしたものとなる。なお、その他の部分(残り約2/3の部分)における曲げ剛性は、その延設方向に沿って略一定となる。
なお、上述した具体例1〜具体例3において、用いられるプリプレグシートは、約30〜約100μmの範囲にある厚み、約15〜約25%の範囲にある樹脂含有率、及び、約24〜約26トンの範囲にある弾性率を有するものであることが好ましい。
また、各具体例において、複数のプリプレグシートをマンドレルに巻回する順序には限定はない。例えば、具体例1においては、プリプレグシート20をマンドレルに巻回した後に、プリプレグシート22をマンドレルに巻回してもよいし、逆の順序で両方のプリプレグシートをマンドレルに巻回してもよい。このことは、他の具体例にも当てはまることである。したがって、特許請求の範囲に係る発明の技術的範囲は、第1巻回段階が実行された後に第2巻回段階が実行される場合、及び、第2巻回段階が実行された後に第1巻回段階が実行される場合の両方を含むことを意図して記載されていることに留意されたい。
(他の具体例)
プリプレグシート(1)と(4)との組み合わせ、プリプレグシート(2)と(3)との組み合わせ、プリプレグシート(1)と(7)と(8)との組み合わせ、プリプレグシート(1)と(6)と(2)と(8)との組み合わせ、及び、プリプレグシート(3)と(6)と(4)と(8)との組み合わせのいずれを用いてシャフト14を構成することも可能である。
以上のようにして製造されたシャフト14は、次のように表現することが可能なものである。すなわち、シャフト14は、このシャフトの中心軸に対して(例えば約45°)傾斜した方向に延びる第1強化繊維群及び該第1強化繊維群に交差する(例えば直交する)方向に延びる第2強化繊維群に樹脂を含浸させたプリプレグシートにより構成され、先端(フレーム側の端部)における厚みが後端(グリップ側の端部)における厚みよりも大きくなるように形成された、第1の筒状部材を備える。さらに、シャフト14は、このシャフトの中心軸に略平行に延びる強化繊維群に樹脂を含浸させたプリプレグシートにより構成され、先端(フレーム側の端部)における厚みが後端(グリップ側の端部)における厚みよりも小さくなるように形成され、第1の筒状部材と同軸状に配置された、第2の筒状部材を備える。第1の筒状部材が第2の筒状部材の上に配置されるようにしてもよいし、第2の筒状部材が第1の筒状部材の上に配置されるようにしてもよい。
これに加えて、得られるシャフト14の耐衝撃性を向上させるために、付加的な最外層を形成してもよい。付加的な最外層は、マンドレルの中心軸に略垂直に延びる強化繊維群に樹脂を含浸させたプリプレグシートにより形成される。強化繊維群に含まれる強化繊維及び強化繊維群に含浸させる樹脂としては、上述したものを用いることができる。
強化繊維としてガラス繊維を用いることも可能であるが、この場合、最終的に得られるラケット10の打感が鈍くなる可能性がある。よって、強化繊維として炭素繊維を用いることがより好ましい。
この付加的な最外層は、図4を参照して説明したプリプレグシートが巻かれた後に、プリプレグシートに巻かれる。この最外層は、例えば、マンドレルの先端から後端まで延びる長さを有し、先端から後端まで略同一の幅を有するものである。これにより、得られるシャフト14は、先端から後端まで略同一の外径を維持したものとなる。
この後、テーピング処理が行われる。マンドレル(正確には、図4に示したプリプレグシート、又は、付加的な最外層)の外周面にポリエステル等の成形テープが螺旋状に巻回される。このテーピング処理により、各プリプレグシートの間に生じていた隙間が極力除去される。
次に、テーピング処理により成形テープが巻回されたマンドレルは、釜に収容され焼成され(焼成処理)、硬化される(硬化処理)。この後、マンドレルの上に形成された積層構造体からマンドレルが引き抜かれる。この積層構造体は、さらに必要に応じて切断処理や研磨処理が施されることにより、シャフト14とされる。
なお、上述した付加的な最外層が設けられた場合には、この最外層に対して研磨処理が施されると、この最外層が設けられない場合に比べて、シャフト14の耐衝撃力を増加させることができる。具体的には、付加的な最外層は、マンドレルの中心軸に略垂直に延びる強化繊維群を有するものである。微視的に考えると、隣り合う強化繊維群の間には、微小な間隙が生じている。この間隙に外力が加えられると、付加的な最外層が損傷を受けることがある。そこで、この付加的な最外層に研磨処理を施すことにより、複数の強化繊維のうちの少なくとも一部分が分断され、マンドレルの中心軸に対して略垂直に延びていた状態からマンドレルの中心軸に対して傾斜して延びる状態に変位する。これにより、付加的な最外層は、長繊維の分散材のような組織を形成することになる。すなわち、付加的な最外層は、マンドレルの中心軸に略垂直に延びる強化繊維とマンドレルの中心軸に対して傾斜して延びる強化繊維とが混在した組織を形成することになる。これにより、隣り合う強化繊維の間に生ずる間隙を抑えることができるので、シャフト14の耐衝撃力を増加させることができる。
なお、最外層としては、例えば、約30〜約80μmの範囲にある厚みを有するものをマンドレルに約6回巻回して、上述したテーピング処理及び焼成処理を実行した後に、約6回の巻回数に相当する厚みから約3回の巻回数に相当する厚みまで減少する程度まで、研磨処理を実行することが好ましい。
次に、このように製造されたシャフト14とフレーム12とを結合する方法を図6を参照して説明する。図6は、本発明の一実施形態に係るバドミントンラケットのシャフトとフレームとを結合する方法を説明する模式図である。
シャフト14とフレーム12とは、内圧成形法を用いて結合することができる。この内圧成形法は、当業者により知られた方法であるので、この方法を簡単に説明する。
図6に示すように、金型40の内部には、フレーム12を形成するための環状に延びる領域42と、この領域42に連通し、シャフト14を形成するための直線状に延びる領域44と、が形成されている。領域44の内径は、領域44の一端から他端まで略同一となるように形成されている。
領域42には、中空管状に配置した未硬化のプリプレグ(後にフレーム12となるので、便宜上、「フレーム12」という。)が配置される。領域44には、上述した焼成処理及び硬化処理が施されたシャフト14が配置される。フレーム12とシャフト14との結合部50には、帯状のプリプレグシートが必要回数巻回される。シャフト14の内部及びフレーム12の内部には、膨張性を有するチューブ52が挿入される。
次に、圧縮空気等を用いてチューブ52を膨らませ、プリプレグの内側から圧力をかけてプリプレグを金型の内壁面に押し付け、この状態でプリプレグを加熱及び硬化させる。これにより、ラケット10が形成される。
このように、本発明の様々な実施形態によれば、シャフトの先端から後端に向かってねじれ剛性が減少するようにシャフトが形成されることにより、フレーム面がシャトルの打撃時にねじれにくく安定したものとなる。また、シャフトの先端から後端に向かって曲げ剛性が増加するようにシャフトが形成されることにより、先端付近において適切にシャフトがしなって反発力を生じさせるので、フレーム面に打撃されたシャトルが遠くに飛ばされる。
これに加えて、シャフトの先端から後端に向かってねじれ剛性を減少させるために、先端から後端に向かって「減少する幅」を有するプリプレグシートを用いる一方、シャフトの先端から後端に向かって曲げ剛性を増加させるために、先端から後端に向かって「増加する幅」を有するプリプレグシートを用いることにより、最終的に得られるシャフトの外径を先端から後端にかけて略一定に維持することができる。これにより、フレーム面の安定化及びシャフトの反発力を高めつつ、振り抜き感を向上させることもできる。
次に、右回しと左回しとで異なる捻じれ方向トルクを有するシャフトについて、図7を参照して説明する。図7は、本発明の一実施形態に係るバドミントンラケットのシャフトに用いられるプリプレグシートの構成を示す模式図である。
バドミントンというスポーツにおいては、シャトルを打つ瞬間にグリップを捻じる動作がプレイヤにより行われることがある。このような捻じる動作に耐えられるラケットを製造するために、シャフトに次のような工夫を施すことができる。
ここでは、一例として、図4の具体例1に示したプリプレグシート20に改良を加えたプリプレグシート20’を用いる場合について説明する。なお、プリプレグシート20’の構成のうちプリプレグシート20と同様の構成については、その詳細な説明を省略する。
図7(b)に示すプリプレグシート20’は、図7(a)に示すように、台形状のプリプレグシート20’aと台形状のプリプレグシート20’bとを貼り合わせることにより形成されたものである。プリプレグシート20’aに含まれた強化繊維群とプリプレグシート20’bに含まれた強化繊維群とは、交差(例えば直交)している。
プリプレグシート20’aの幅は、プリプレグシート20’bの幅に比べて、マンドレルに対する巻回数につき例えば1巻回分だけ多くなるように、大きく形成される。これにより、プリプレグシート20’を備えたシャフトにおいては、方向Dの捻じれ方向トルクが、方向Dの捻じれ方向トルクよりも大きくなる。このようなシャフトは、右利きのプレイヤがシャトルを打つ瞬間にグリップを下方向に捻じる動作に適合したものとなる。
これとは反対に、プリプレグシート20’aの幅は、プリプレグシート20’bの幅に比べて、マンドレルに対する巻回数につき例えば1巻回分だけ少なくなるように、小さく形成されるようにしてもよい。この場合、プリプレグシート20’を備えたシャフトにおいては、方向Dの捻じれ方向トルクが、方向Dの捻じれ方向トルクよりも大きくなる。このようなシャフトは、左利きのプレイヤがシャトルを打つ瞬間にグリップを下方向に捻じる動作に適合したものとなる。
このような手法は、上述した具体例2及び具体例3のそれぞれに用いられるプリプレグシート(3)及びプリプレグシート(5)、(6)に対しても同様に適用可能なものである。
10 バドミントンラケット
12 フレーム(フレーム面)
14 シャフト
16 グリップ

Claims (14)

  1. バドミントンラケットに用いられるシャフトを製造する方法であって、
    マンドレルの中心軸に対して傾斜した方向に延びる第1強化繊維群及び該第1強化繊維群に交差する方向に延びる第2強化繊維群に樹脂を含浸させたプリプレグシートを、前記マンドレルの先端における巻回数を該マンドレルの後端における巻回数よりも多くするように、前記マンドレルに巻回する第1巻回段階と、
    前記マンドレルの中心軸に略平行に延びる強化繊維群に樹脂を含浸させたプリプレグシートを、前記マンドレルの先端における巻回数を該マンドレルの後端における巻回数よりも少なくするように、前記マンドレルに巻回する第2巻回段階と、
    前記マンドレルに巻回された前記プリプレグシートを加熱して硬化させる段階と、
    を含む方法。
  2. 前記第1巻回段階は、前記マンドレルの先端から後端まで延びる長さを有し、該先端から該後端に向かう方向に沿って減少する幅を有するプリプレグシートを、前記マンドレルに巻回する段階を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1巻回段階は、
    前記マンドレルの先端から後端まで延びる長さを有し、該先端から該後端に向かう方向に沿って略同一の幅を有する第1プリプレグシートを、前記マンドレルに巻回する段階と、
    前記第1プリプレグシートより短い長さを有し、前記先端から前記後端に向かう方向に沿って略同一の幅を有する第2プリプレグシートを、前記マンドレルの前記先端に巻回する段階と、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2巻回段階は、前記マンドレルの先端から後端まで延びる長さを有し、該先端から該後端に向かって増加する幅を有するプリプレグシートを前記マンドレルに巻回する段階を含む、請求項1から請求項3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記第2巻回段階は、
    前記マンドレルの先端から後端まで延びる長さを有し、該先端から該後端に向かう方向に沿って略同一の幅を有する第3プリプレグシートを、前記マンドレルに巻回する段階と、
    前記第3プリプレグシートより短い長さを有し、前記先端から前記後端に向かう方向に沿って略同一の幅を有する第4プリプレグシートを、前記マンドレルの前記後端に巻回する段階と、
    を含む、請求項1から請求項3のいずれかに記載の方法。
  6. 前記マンドレルの中心軸に略垂直に延びる強化繊維群に樹脂を含浸させたプリプレグシートを最外層として前記マンドレルに巻回する段階、を含む、請求項1から請求項5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記最外層を研磨する段階、を含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1巻回段階及び前記第2巻回段階において用いられるプリプレグシートは、約30〜約100μmの範囲にある厚み、及び、約15〜約25%の範囲にある樹脂含有率を有するものである、請求項1から請求項7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記第1巻回段階は、前記第2巻回段階が実行される前に行われる、請求項1から請求項8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記第1巻回段階は、前記第2巻回段階が実行された後に行われる、請求項1から請求項8のいずれかに記載の方法。
  11. バドミントンラケットに用いられるシャフトであって、
    当該シャフトの中心軸に対して傾斜した方向に延びる第1強化繊維群及び該第1強化繊維群に交差する方向に延びる第2強化繊維群に樹脂を含浸させたプリプレグシートにより構成され、先端における厚みが後端における厚みよりも大きくなるように形成された、第1の筒状部材と、
    前記中心軸に略平行に延びる強化繊維群に樹脂を含浸させたプリプレグシートにより構成され、先端における厚みが後端における厚みよりも小さくなるように形成され、前記第1の筒状部材と同軸状に配置された、第2の筒状部材と、
    を具備するシャフト。
  12. 前記第2の筒状部材が前記第1の筒状部材の上に配置されている、請求項11に記載のシャフト。
  13. 前記第1の筒状部材が前記第2の筒状部材の上に配置されている、請求項11に記載のシャフト。
  14. 先端から後端にわたって略同一の外径を維持する、請求項11から請求項13のいずれかに記載のシャフト。
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