JP2014045751A - 畦塗り機 - Google Patents

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Abstract

【課題】盛土体カバーの内面に付着した土を容易に落すことができる畦塗り機を提供する。
【解決手段】畦塗り機1は、土を盛り上げる盛土体3と、この盛土体3による盛土を締め固めて畦を形成する畦形成体4とを備える。畦塗り機1は、盛土体3を覆う盛土体カバー8と、畦形成体4を覆う畦形成体カバー9とを備える。盛土体カバー8は、土落し用開口部35を形成したカバー本体36と、土落し用開口部35を開閉する開閉カバー体37とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、盛土体カバーの内面に付着した土を容易に落すことができる畦塗り機に関するものである。
従来、例えば特許文献1に記載された畦塗り機が知られている。
この従来の畦塗り機は、土を盛り上げる盛土体(前処理体)と、この盛土体にて盛り上げられた土を締め固めて畦を形成する畦形成体(整畦体)と、盛土体を覆う盛土体カバーとを備えている。
特開2000−41403号公報(図1)
しかしながら、上記従来の畦塗り機では、例えば圃場の土質等によっては、盛土体カバーの内面に多くの土が付着する場合があるが、このような場合に、その付着した土を盛土体カバーの内面から落しにくいという問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、盛土体カバーの内面に付着した土を容易に落すことができる畦塗り機を提供することを目的とする。
請求項1記載の畦塗り機は、土を盛り上げる盛土体と、この盛土体にて盛り上げられた土を締め固めて畦を形成する畦形成体と、前記盛土体を覆う盛土体カバーとを備え、前記盛土体カバーは、土落し用開口部が形成されたカバー本体と、前記土落し用開口部を開閉する開閉カバー体とを有するものである。
請求項2記載の畦塗り機は、請求項1記載の畦塗り機において、盛土体カバーは、盛土体の上方部を覆う上カバー板を有し、前記上カバー板の一部が、開閉カバー体にて構成されているものである。
請求項3記載の畦塗り機は、請求項1または2記載の畦塗り機において、開閉カバー体は、カバー本体に対して回動可能で、一方向への回動により土落し用開口部を開口させる開状態となり、他方向への回動により前記土落し用開口部を閉鎖する閉状態となるものである。
請求項4記載の畦塗り機は、請求項3記載の畦塗り機において、盛土体カバーは、カバー本体に設けられた係合ピンと、開閉カバー体に回動可能に設けられ、前記係合ピンと係脱可能に係合するロック体と、このロック体を前記開閉カバー体に対して解除可能に固定するための固定手段とを有し、前記係合ピンと係合した前記ロック体が、前記固定手段にて前記開閉カバー体に対して固定されることにより、前記開閉カバー体が閉状態にロックされるものである。
請求項5記載の畦塗り機は、請求項1または2記載の畦塗り機において、開閉カバー体が、カバー本体に脱着可能に設けられているものである。
本発明によれば、盛土体カバーの土落し用開口部を開口させることができるため、盛土体カバーの内面に付着した土を容易に落すことができる。
本発明の一実施の形態に係る畦塗り機の平面図である。 同上畦塗り機の側面図である。 同上畦塗り機の部分平面図である。 同上畦塗り機の開閉カバー体の閉状態を示す図であり、(a)が前方斜視図、(b)が前面図である。 同上開閉カバー体の開動作途中を示す図であり、(a)が前方斜視図、(b)が前面図である。 同上開閉カバー体の開状態を示す図であり、(a)が前方斜視図、(b)が前面図である。 本発明の他の形態に係る畦塗り機の盛土体カバーの平面図である。 同上盛土体カバーの前面図である。 同上盛土体カバーの土落し用開口部を開口させた状態の前面図である。
本発明の一実施の形態について図1ないし図6を参照して説明する。
図中の1は畦塗り機で、この畦塗り機1は、例えば走行車であるトラクタ(図示せず)の後部に脱着可能に連結され、トラクタの走行により圃場の畦に沿って進行方向(前進作業時には前方、後退作業時には後方)に移動しながら畦塗り作業(オフセット作業)をするものである。
畦塗り機1は、図1および図2等に示されるように、トラクタ(図示せず)の後部の3点リンク部(作業機昇降支持部)に脱着可能に連結された機体2と、機体2に回転可能に設けられ所定方向に回転しながら田面および畦(元畦)の土を耕耘して盛り上げる盛土体(ロータリ)3と、機体2に回転可能に設けられ所定方向に回転しながら盛土体3による盛土を締め固めて畦(新畦)を形成する畦形成体(ディスク)4とを備えている。
また、畦塗り機1は、機体2に回転可能に設けられ所定方向に回転しながら畦(元畦)の上面を削る上面削り体(上面ロータリー)6と、この上面削り体6を覆う上面削り体カバー7と、盛土体3を覆う盛土体カバー8と、畦形成体4を覆う畦形成体カバー9とを備えている。これら各カバー7,8,9は、機体2に設けられている。なお、盛土体3、畦形成体4および上面削り体6にて、進行方向に移動しながら畦塗り作業をする畦塗り作業部10が構成されている。
機体2は、トラクタの3点リンク部に脱着可能に連結された機枠11を有している。この機枠11にはメインフレーム12およびサブフレーム13等を介して可動機枠14が連結され、この可動機枠14に盛土体3および畦形成体4等が設けられている。
機枠11は、軸保持部16を有しており、この軸保持部16には入力軸17が回転可能に設けられ、この入力軸17はトラクタのPTO軸にジョイント等を介して接続されている。そして、トラクタ側からの動力が入力軸17に入力されると、その動力が動力伝達手段を介して畦塗り作業部10に伝達され、この畦塗り作業部10が回転駆動して畦塗り作業をする。なお、畦塗り作業部10は、第1シリンダ18および第2シリンダ19によって、前進作業位置、格納位置および後退作業位置の各位置に適宜設定される。
盛土体3は、上面削り体6の進行方向後方で前後方向の軸線を中心として回転しながら盛土作業をするものである。盛土体3は、入力軸17側からの動力により回転する前後方向の回転軸21と、この回転軸21に取り付けられこの回転軸21と一体となって回転しながら田面および畦の土を耕耘して畦上に盛り上げる複数の盛土爪(耕耘爪)22とを有している。
畦形成体4は、盛土体3の進行方向後方で左右方向の軸線を中心として回転しながら畦形成作業をするものである。畦形成体4は、入力軸17側からの動力により回転する左右方向の回転軸23と、この回転軸23に取り付けられこの回転軸23と一体となって回転しながら盛土体3による盛土を締め固めて畦を形成する畦形成部材24とを有している。
畦形成部材24は、畦の傾斜状の側面、つまり田面側に向かって下り傾斜する畦側面を形成する円錐台状の畦側面形成部25と、畦の水平状の上面を形成する円筒状の畦上面形成部26とにて構成されている。畦側面形成部25は、畦上面形成部26側に向かって徐々に縮径する円錐台状に形成され、この畦側面形成部25に畦上面形成部26が設けられている。
盛土体カバー8は、盛土体3の盛土爪22にて耕耘された土が周囲に飛散するのを防止して、所定量の土が畦形成体4の進行方向前方に供給されるようにするものである。
そして、盛土体カバー8は、図3ないし図6等にも示されるように、可動機枠14に固設された主カバー部31と、この主カバー部31に脱着可能に設けられた補助カバー部32と、この補助カバー部32に設けられ盛土体3の一方の側方部(進行方向右側方部)を覆う鉛直面状のガイド板部33とにて構成されている。
なお、補助カバー部32は、主カバー部31に対して左右位置調整可能となっている。ガイド板部33は、補助カバー部32に対して上下位置調整可能となっている。主カバー部31は、前進作業時には機枠11側に近接して位置するようになっている。
主カバー部31は、上方に向かって開口する土落し用開口部35が形成されたカバー本体36と、このカバー本体36に前後方向(水平方向)の支軸(開閉カバー体回動支点)38を中心として上下方向に回動可能に設けられ土落し用開口部35を開閉する板状の開閉カバー体37とを有している。
そして、開閉カバー体37は、カバー本体36に対して開閉カバー体37の下端側の支軸38を中心として回動可能で、開方向である一方向への回動により土落し用開口部35を開口させる開状態となり、閉方向である他方向への回動により土落し用開口部35を閉鎖する閉状態となる。
また、主カバー部31は、カバー本体36の前後面に固定的に突設された1対の係合ピン41と、開閉カバー体37に前後方向(水平方向)の支軸(ロック体回動支点)40を中心として上下方向に回動可能に設けられ係合ピン41と係脱可能に係合するアーム状の1対の係合回動体であるロック体42と、このロック体42を開閉カバー体37に対して解除可能に固定するための1対の固定手段である固定ピン43とを有している。
そして、カバー本体36の土落し用開口部35の全体が開閉カバー体37にて閉鎖された状態で、係合ピン41と係合したロック体42が、取り付けた固定ピン43にて開閉カバー体37に対して固定されることにより、閉状態の開閉カバー体37がカバー本体36に対してその閉状態にロック(固定)される。
なお、土落し用開口部35を開口させる場合には、固定ピン43を取り外して固定ピン43による固定を解除した後、係合ピン41とロック体42との係合を解除してから、開閉カバー体37を開状態にする。
ここで、カバー本体36は、盛土体3の前方部を覆う鉛直面状の前板部46と、盛土体3の後方部を覆う鉛直面状の後板部47と、盛土体3の上方部を覆う水平面状の上板部48と、盛土体3の他方の側方部(進行方向左側方部)を覆う鉛直面状の側板部49とを有している。
そして、前板部46の端部と後板部47の端部と上板部48の端部と側板部49の端部との間に、これら板部46,47,48,49の内面に付着した土を落すための矩形状をなす土落し用開口部35が開口形成されており、この土落し用開口部35が開閉カバー体37によって開閉可能となっている。
なお、側板部49の上端部には、開閉カバー体37の回動支点である支軸38が固着されている。また、水平面状に位置する上板部48と、閉状態で傾斜面状に位置する開閉カバー体37とにて、盛土体3の上方部を覆う上カバー板45が構成されている。さらに、前板部46の前面における所定箇所に係合ピン41が固着され、後板部47の後面における所定箇所にも係合ピン41が固着されている。
開閉カバー体37は、土落し用開口部35を閉鎖する閉状態時には、上板部48の側端部と側板部49の上端部との間に傾斜面状に位置して盛土体3の上方部を覆うものである。開閉カバー体37は、土落し用開口部35の全体を覆ってこの土落し用開口部35を閉鎖する矩形状の本体板部51と、この本体板部51の前後端部に固設された長手状の1対の端板部52とを有している。
本体板部51は、例えば上板部48の幅寸法と同一(略同一を含む)の幅寸法を有した矩形状に形成されている。本体板部51は、開閉カバー体37の閉状態時に、上板部48の側端部のカール部50の上面に当接する断面く字状の当接部分53を上端部に有している。
端板部52は、例えばロック体42の長手方向寸法と同一(略同一を含む)の長手方向寸法を有したアーム状に形成されている。端板部52は、開閉カバー体37の閉状態時に、ロック体42の外側にこのロック体42と重なるように位置する。
端板部52の下端部には下軸用孔55が形成され、この下軸用孔55に下側の支軸38の端部が挿通されている。そして、開閉カバー体37は、支軸38を介してカバー本体36の側板部49の上端側に回動可能に設けられている。また、端板部52の上端部には上軸用孔56が形成され、この上軸用孔56およびロック体42の軸用孔57に上側の支軸40の端部が挿通されている。そして、ロック体42は、支軸40を介して開閉カバー体37の端板部52の上端側に回動可能に設けられている。
ロック体42は、開閉カバー体37の閉状態時に、閉カバー体37の開方向への回動を規制してこの閉カバー体37をカバー本体36に対して閉状態にロックするためのものである。前後に互いに離間対向する1対のロック体42は、作業者によって把持される棒状の把持部であるハンドル60によって一体に連結されている。ハンドル60の長手方向一端部が一方のロック体42の下端部に固定され、かつ、ハンドル60の長手方向他端部が他方のロック体42の下端部に固定されている。
ロック体42の下端部には、固定ピン43を挿入出可能なピン用孔61が形成されている。同様に、開閉カバー体37の端板部52の下端部にも、固定ピン43を挿入出可能なピン用孔62が形成されている。一方、ロック体42の上端部には、係合ピン41と係脱可能に係合する係合部である係合凹部(フック部)63が上方側に開口するように形成されている。
そして、係合凹部63が係合ピン41と係合したロック体42は、固定ピン43が両ピン用孔61,62に挿入されて取り付けられることによって、開閉カバー体37に対する回動が規制される。このため、ロック体42は、係合凹部63と係合ピン41とが互いに係合した状態のまま、開閉カバー体37に対して固定される。その結果、このロック体42の固定により、開閉カバー体37が閉状態にロックされる。
なお、開閉カバー体37を開状態にするには、固定ピン43を両ピン用孔61,62から挿出させて取り外すことにより、ロック体42を開閉カバー体37に対して回動可能な状態にする必要がある。
補助カバー部32は、盛土体3を覆うカバー体65と、このカバー体65の上面に固設され主カバー部31のパイプ取付部64に対してスライド可能なスライドパイプ66とを有している。
そして、スライドパイプ66は、主カバー部31のパイプ取付部64に挿入された状態で、図示しない取付手段にてそのパイプ取付部64に脱着可能に取り付けられている。また、スライドパイプ66のパイプ取付部64に対するスライドにより、補助カバー部32の左右位置が調整可能である。
次に、畦塗り機1の作用等を説明する。
畦塗り機1をトラクタの後部に連結した状態で、トラクタを走行させて畦塗り機1を進行方向前方に移動させると、上面削り体6が畦の上面を削り、盛土体3が田面および畦を耕耘してその耕耘土を盛り上げ、畦形成体4がその盛り上げられた盛土を締め固めて畦を形成する。こうして、畦塗り作業部10によって畦塗り作業が行われる。
ここで、畦塗り作業の終了後、盛土体カバー8の主カバー部31の内面に付着している土を除去する場合について、図4ないし図6を参照して説明する。
図4(a)および(b)に示す状態では、カバー本体36の土落し用開口部35が、閉状態の開閉カバー体37によって閉鎖されているとともに、この開閉カバー体37が、固定ピン43で固定されたロック体42によって閉状態にロックされている。このため、畦塗り作業時において、開閉カバー体37が開方向に回動して土落し用開口部35が開口するようなことはない。
そして、畦塗り作業の終了後、盛土体カバー8の主カバー部31の内側に付着して詰まった土を落す際には、作業者は、まず、図示しないRピン(抜止めピン)を固定ピン43から取り外し、続いて、固定ピン43を両ピン用孔61,62から挿出して取り外し、ロックアームであるロック体42を開閉カバー体37に対して回動可能な状態にする。
次いで、作業者は、図5(a)および(b)に示すように、ハンドル60を把持して、両ロック体42を開閉カバー体37に対して支軸40を中心に上方に向けてそのロック体42が水平姿勢(略水平姿勢を含む)になるまで回動させることによって、係合凹部63と係合ピン41との係合を解除する。
このとき、開閉カバー体37は、両ロック体42にて持ち上げられる形で、カバー本体36に対して支軸38を中心に開方向に向けて若干量だけ回動する。
すなわち例えば、土が付着して固まったり、或いは、カバー本体36や開閉カバー体37が土圧で変形したりすること等により、開閉カバー体37が開方向に回動しにくくなっていたとしても、ロック体42の回動操作に基づくロック体42の係合ピン41に対するてこの動きで、開閉カバー体37が閉状態から上方に向けて若干量だけ確実に回動する。その結果、開閉カバー体37の本体板部51の当接部分53が、カバー本体36の上板部48のカール部50の上面から離れる。
次いで、作業者は、図6(a)および(b)に示すように、ハンドル60を把持したまま、両ロック体42を側方へ引っ張るようにして、開閉カバー体37をカバー本体36に対して支軸38を中心に開方向に向けて略90度回動させる。つまり、開閉カバー体37を下端側の支軸38を中心として上端側がカバー本体36の上板部48から離れるように回動させる。
その結果、開閉カバー体37が所定の開状態となり、カバー本体36の土落し用開口部35の全体が、上方に向かって開口する。
そして、作業者は、例えば図示しない棒状の部材を土落し用開口部35を通してカバー本体36内に挿入し、カバー本体36の内面に付着した土を容易に落すことが可能である。また、開閉カバー体37の開状態時では、開閉カバー体37の内面が上方を向いているため、作業者は、開閉カバー体37の内面に付着した土を容易に落すことが可能である。
なお、土落し用開口部35を閉じる場合、作業者は、開閉カバー体37を閉方向に向けて略90度回動させた後、ロック体42を下方回動させて係合凹部63と係合ピン41とを互いに係合させる。
このとき、前記開動作の場合と同様、ロック体42の回動操作に基づくロック体42の係合ピン41に対するてこの動きで、開閉カバー体37が下方に向けて若干量だけ確実に回動する。その結果、開閉カバー体37の本体板部51の当接部分53が、カバー本体36の上板部48のカール部50の上面に当接する。
その後、固定ピン43を両ピン用孔61,62に挿入して取り付けてから、その固定ピン43に図示しないRピンを装着することにより、開閉カバー体37をロック体42によって所定の閉状態にロックする。
そして、このような畦塗り機1によれば、開閉カバー体37を閉状態から開状態になるまで回動させることで、盛土体カバー8の土落し用開口部35を開口させることができるため、盛土体カバー8の内面に付着した土を容易に落すことができ、よって、効率良く土落し作業ができる。
また、ハンドル60を把持してロック体42を回動操作することによって、開閉カバー体37をカバー本体36に対して容易かつ確実に回動させることができ、よって、盛土体カバー8の土落し用開口部35を適切に開口させることができる。
さらに、係合ピン41と係合したロック体42が固定ピン43にて開閉カバー体37に対して固定されることにより、開閉カバー体37がカバー本体36に対して閉状態にロックされるため、開閉カバー体37の閉状態を適切に維持できる。
なお、上記実施の形態では、開閉カバー体37がカバー本体36に回動可能に設けられた構成について説明したが、例えば図7ないし図9に示すように、開閉カバー体37がカバー本体36に脱着可能に設けられた構成でもよい。
この構成では、脱着カバー体である開閉カバー体37の端板部52には、止めピン71を挿入出可能な複数のピン用孔72が形成されている。また、カバー本体36の前板部46および後板部47にも、止めピン71を挿入出可能な複数のピン用孔73が形成されている。
そして、止めピン71が両ピン用孔72,73に挿入され、この挿入された止めピン71にRピン70が装着されることにより、開閉カバー体37がカバー本体36に取り付けられて土落し用開口部35を閉鎖している(図8参照)。
また、Rピン70を外してすべての止めピン71を両ピン用孔72,73から挿出させることにより、開閉カバー体37をカバー本体36から取り外して土落し用開口部35を開口させることができ(図9参照)、盛土体カバー8の内面に付着した土を容易に落すことができる。なお、例えば複数の止めピン71のうち、一部の止めピン71(例えば上側左右の止めピン71)を残して、この残した止めピン71を回動支点にして開閉カバー体37を上方に回動させて土落し用開口部35を開口させることも可能である。
なお、開閉カバー体37が回動可能な構成や開閉カバー体37が脱着可能な構成には限定されず、例えば開閉カバー体37がカバー本体36にこのカバー本体36に沿ってスライド可能に設けられた構成等でもよい。
また、屈曲可能な開閉カバー体37が屈曲して土落し用開口部35が開口する構成や、シート状の開閉カバー体37が巻取軸に巻き取られて土落し用開口部35が開口する構成等でもよい。
さらに、土落し用開口部35がカバー本体36の上面に形成された構成には限定されず、土落し用開口部35がカバー本体36の前面、後面や側面等に形成された構成でもよい。
また、ロック体42を開閉カバー体37に対して解除可能に固定するための固定手段は、脱着可能な固定ピン43からなるものには限定されず、例えばボルトおよびナットを用いた螺合固定や、爪を用いた嵌合固定等でもよい。
1 畦塗り機
3 盛土体
4 畦形成体
8 盛土体カバー
35 土落し用開口部
36 カバー本体
37 開閉カバー体
41 係合ピン
42 ロック体
43 固定手段である固定ピン
45 上カバー板

Claims (5)

  1. 土を盛り上げる盛土体と、
    この盛土体にて盛り上げられた土を締め固めて畦を形成する畦形成体と、
    前記盛土体を覆う盛土体カバーとを備え、
    前記盛土体カバーは、
    土落し用開口部が形成されたカバー本体と、
    前記土落し用開口部を開閉する開閉カバー体とを有する
    ことを特徴とする畦塗り機。
  2. 盛土体カバーは、盛土体の上方部を覆う上カバー板を有し、
    前記上カバー板の一部が、開閉カバー体にて構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の畦塗り機。
  3. 開閉カバー体は、カバー本体に対して回動可能で、一方向への回動により土落し用開口部を開口させる開状態となり、他方向への回動により前記土落し用開口部を閉鎖する閉状態となる
    ことを特徴とする請求項1または2記載の畦塗り機。
  4. 盛土体カバーは、
    カバー本体に設けられた係合ピンと、
    開閉カバー体に回動可能に設けられ、前記係合ピンと係脱可能に係合するロック体と、
    このロック体を前記開閉カバー体に対して解除可能に固定するための固定手段とを有し、
    前記係合ピンと係合した前記ロック体が、前記固定手段にて前記開閉カバー体に対して固定されることにより、前記開閉カバー体が閉状態にロックされる
    ことを特徴とする請求項3記載の畦塗り機。
  5. 開閉カバー体が、カバー本体に脱着可能に設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の畦塗り機。
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