JP2014043810A - 電動機の支持構造及び圧縮機 - Google Patents

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敏礼 武富
Masabumi Hara
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Abstract

【課題】片持ち支持部に無理な力を与えることなく、振動を抑制することができる電動機の支持構造及び圧縮機の提供。
【解決手段】電動機本体11の軸方向における一端部13Aを固定し他端部13Bを自由にして支持する片持ち支持部21及び電動機本体11の他端部13Bを支持する支持面24を有する台座部22を備える基台20と、電動機本体11と台座部22との支持面24に平行で且つ軸方向と直交する直交方向への相対移動を拘束し、電動機本体11と台座部22との支持面24に対し垂直な垂直方向への相対移動を可能とするサポート部材30と、を有する、電動機の支持構造Aを採用する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動機の支持構造及び圧縮機に関するものである。
下記特許文献1には、軸端にブルギアが取り付けられた電動機を有し、このブルギアによってピニオンを具備するロータを回転させることで第1段圧縮機及び第2段圧縮機を駆動させるドライスクリュー圧縮機が開示されている。この圧縮機においては、ブルギアを収容する増速機ケーシングに対して、電動機本体が片持ち状に支持されている(例えば、特許文献1の図15参照)。
下記特許文献1には明示されていないが、片持ち状に支持された電動機の自由端側は、下から支える台座によってその自重だけを受ける構成とされている。すなわち、圧縮機を運転すると、流体の圧縮作用によってケーシング側が高温となる事から、当該熱源近くで電動機本体を片持ち支持する片持ち支持部と、当該熱源より離れて電動機本体を支える台座部との間で、熱膨張差が大きくなる。この状態で電動機本体の自由端側を垂直方向へ拘束してしまうと、片持ち支持部に無理な力をかけてしまう恐れがあるためである。
特許第4003378号公報
しかしながら、上記従来技術では、電動機の経年劣化等によりアンバランスが増えた場合など、電動機を元とした振動が大きくなると、電動機の自重だけを受ける支持構造では左右方向(水平方向)に振動が大きくなる、という問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、片持ち支持部に無理な力を与えることなく、振動を抑制することができる電動機の支持構造及び圧縮機の提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、電動機本体の軸方向における一端部を固定し他端部を自由にして支持する片持ち支持部及び前記電動機本体の他端部を支持する支持面を有する台座部を備える基台と、前記電動機本体と前記台座部との前記支持面に平行で且つ前記軸方向と直交する直交方向への相対移動を拘束し、前記電動機本体と前記台座部との前記支持面に対し垂直な垂直方向への相対移動を可能とする相対移動制御部材と、を有する、電動機の支持構造を採用する。
この構成を採用することによって、本発明では、相対移動制御部材を設け、電動機本体の自由端側が直交方向に拘束され、垂直方向には拘束されないようにする。直交方向は、台座部の支持面と平行であり、電動機本体の軸方向と直交する方向であるため、電動機のアンバランスに起因する軸ブレ振動を効果的に抑制することができる。また、垂直方向は、台座部の支持面に対し垂直な方向であるため、既存の上下の相対移動を可能として電動機に熱膨張差に起因する無理な力がかからないようにすることができる。
また、本発明においては、前記相対移動制御部材は、前記電動機本体の他端部及び前記基台に接続され、前記直交方向に延在する板状部材である、という構成を採用する。
この構成を採用することによって、本発明では、板状の部品を軸方向と直交する直交方向に延在して設置することにより、直交方向における剛性を高め、垂直方向には電動機本体の熱膨張を阻害するほどの剛性は持たせない安価な構造を形成することができ、当該剛性によって直交方向における相対移動を拘束し、垂直方向における相対移動を可能とすることができる。
また、本発明においては、前記板状部材は、前記垂直方向において変形自在なバネ性を有する、という構成を採用する。
この構成を採用することによって、本発明では、電動機本体の相対移動に追従して板状部材が自在に変形するため、垂直方向への相対移動を可能とすることができる。
また、本発明においては、前記板状部材は、前記電動機本体の他端部と前記基台との間において曲部を有する、という構成を採用する。
この構成を採用することによって、本発明では、電動機本体の他端部と基台との途中に変形が容易になる曲部を設けることによって、板状部材に垂直方向の剛性を持たせないようにすることができる。
また、本発明においては、前記板状部材は、前記電動機本体の他端部と前記基台との間において直線的に延在する延在部を有し、前記板状部材を前記電動機本体の他端部に固定する第1固定部及び前記板状部材を前記基台に固定する第2固定部の少なくともいずれか一方は、前記延在部の延長線上に支えを持たない、という構成を採用する。
この構成を採用することによって、本発明では、延在部が垂直方向において第1固定部及び第2固定部によって拘束されないため、板状部材に垂直方向には電動機本体の熱膨張を阻害するほどの剛性を持たせないようにすることができる。
また、本発明においては、電動機を有する圧縮機であって、前記電動機を支持する支持構造として、先に記載の電動機の支持構造を有する、という構成を採用する。
この構成を採用することによって、本発明では、電動機のアンバランスに起因する振動を効果的に抑制でき、電動機に熱膨張差に起因する無理な力がかからないようにできる圧縮機が得られる。
本発明によれば、片持ち支持部に無理な力を与えることなく、振動を抑制することができる電動機の支持構造及び圧縮機が得られる。
本発明の実施形態における電動機の支持構造を備える圧縮機を示す正面図及び右側面図である。 図1における要部拡大図である。 本発明の別実施形態におけるサポート部材の構成を示す要部拡大図である。 本発明の別実施形態における電動機の支持構造を備える圧縮機を示す右側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、本発明の電動機の支持構造を圧縮機に適用した場合を例示する。また、以下の説明では、XYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部材の位置関係について説明することがある。水平面内の所定方向をX軸方向、水平面内においてX軸方向と直交する方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向のそれぞれと直交する方向(すなわち鉛直方向)をZ軸方向とする。
図1(a)は、本発明の実施形態における電動機10の支持構造Aを備える圧縮機1を示す正面図である。また、図1(b)は、右側面図である。また、図2は、図1における要部拡大図である。
図1(a)に示すように、圧縮機1は、コンプレッサーインペラ2を回転させて空気等の流体を圧縮するターボ圧縮機である。
圧縮機1は、流体を圧縮する第1段圧縮機3(図1(b)参照)と、一段階圧縮された流体をさらに圧縮する第2段圧縮機4(図1(a)参照)と、を具備する2段圧縮機であり、第1段圧縮機3及び第2段圧縮機4を駆動させる電動機10と、電動機10を支持する支持構造Aと、を有する。第1段圧縮機3及び第2段圧縮機4には、それぞれコンプレッサーインペラ2が収容され、それらがロータ5で接続されている。
コンプレッサーインペラ2は、ラジアルインペラであり、軸方向で吸気したガスを半径方向に導出する不図示の3次元的ねじれを含むブレードを有する。コンプレッサーインペラ2の周りには、それぞれ不図示のディフューザ流路が設けられており、半径方向に導出したガスを、当該流路において圧縮・昇圧し、また、さらにその周りに設けられたスクロール流路によって次段の圧縮機に供給することができる。
第1段圧縮機3は、図1(b)に示すように、吸入管6を備えている。吸入管6は、電動機本体11の側方に平行に配置されている。吸入管6を通過したガスは、第1段圧縮機3に入力される。第1段圧縮機3で一段階目の圧縮が行われると、この圧縮ガスは不図示のインタークーラーを通って冷却され、第2段圧縮機4に入力される。第2段圧縮機4で二段階目の圧縮が行われると、この圧縮ガスは不図示のアフタークーラーを通って、圧縮機1に接続された不図示の産業用機械等に供給される。
電動機10は、図1(a)に示すように、ロータ12を水平方向(X軸方向)に延びる軸周りに回転させる不図示のステータを収容する円柱状の電動機本体11を有する。ロータ12は、軸カップリング7を介して、ブルギア8に接続されている。ブルギア8は、コンプレッサーインペラ2のロータ5に設けられた不図示のピニオンと噛合している。このため、ブルギア8が回転すると、第1段圧縮機3及び第2段圧縮機4が同期して駆動する。
支持構造Aは、図1(a)に示すように、ブルギア8を含む歯車装置等を収容する基台20を有する。基台20は、全体でL字状とされたケーシングであり、回転部や摺動部にオイルを供給するための不図示のオイルタンクや、上述した不図示のインタークーラー、その他不図示の各種配管や計測機器等が設けられている。基台20は、電動機本体11を片持ち支持する片持ち支持部21と、電動機本体11の下方を支える台座部22と、を有する。
片持ち支持部21は、電動機本体11の軸方向(X軸方向)における一端部13Aを固定し、他端部13Bを自由にして支持するものである。片持ち支持部21は、基台20と一体で電動機本体11の一端部13Aと同径で椀状に形成されており、その開口縁のフランジ部23に対して電動機本体11の一端部13Aが接続されている。なお、フランジ部23と電動機本体11とは、X軸方向に延びる不図示の複数のロッドによって接続されている。片持ち支持部21は、電動機本体11を水平姿勢で支持する。
台座部22は、電動機本体11の自由端となる他端部13Bを支えて、その自重だけを受けるものである。台座部22は、支持面24を有する。支持面24には、電動機本体11の他端部13Bに設けられた脚部14が載置されるようになっている。脚部14は、図1(b)に示すように、電動機本体11の側底部において対となって設けられている。このため、本実施形態の台座部22は、脚部14に対応して基台20に2箇所設けられている。
台座部22は、図2に示すように、鉛直方向(Z軸方向)に立設するネジ軸25と、ネジ軸25の先端に設けられたパッド26と、を有する。パッド26は、平面視で円形状とされており、その円形の上向き面が支持面24となっている。なお、パッド26の支持面24には、必要に応じて防振ゴムが設けられる。支持面24は、水平面(X−Y平面)に延在している面である。台座部22は、電動機本体11に対して非接続とされ、支持面24の垂直方向(Z軸方向)における他端部13Bの上下の相対移動を拘束しないようになっている。
図1(a)に示すように、電動機10の支持構造Aは、サポート部材(相対移動制御部材)30を有する。サポート部材30は、後述する拘束力という観点から片持ち支持部21に対して台座部22よりも離れた位置に設けられている。サポート部材30は、電動機本体11と台座部22との支持面24に平行で且つ軸方向(X軸方向)と直交する直交方向(Y軸方向)への相対移動を拘束し、電動機本体11と台座部22との支持面24に対し垂直な垂直方向(Z軸方向)への相対移動を可能とするものである。
サポート部材30は、図2に示すように、電動機本体11の他端部13B及び基台20に接続されている。詳しくは、サポート部材30の上側は、他端部13Bに設けられた脚部14の下端を構成する接地部(第1固定部)15に対し、ボルト31で固定されている。また、サポート部材30の下側は、基台20に一体的に設けられた固定片(第2固定部)27に対し、ボルト32で固定されている。サポート部材30は、図1(b)に示すように、直交方向(Y軸方向)に延在しており、その上側が接地部15と直交方向両端で固定され、その下側が固定片27と直交方向全体に亘って複数箇所で固定されている。
サポート部材30は、厚みが薄い鋼や銅等の金属の一枚板を加工した板状部材である。サポート部材30は、図2において点線で示すように、支持面24に対し垂直な垂直方向(Z軸方向)において変形自在なバネ性を有する。サポート部材30は、電動機本体11の他端部13Bと基台20との間において曲部33を有する。本実施形態の曲部33における曲げ角度は、直角となっている。
曲部33は、サポート部材30に垂直方向(Z軸方向)へは剛性を持たせないようにするためのものである。本実施形態のサポート部材30には、曲部33の他に3箇所の曲げ(符号34、35、36で示す)が形成されており、略Z字状に形成されている。これらの曲げ(33、34、35、36)は、板状のサポート部材30の短辺方向において形成され、長辺方向においては形成されないようになっている。換言すると、板状のサポート部材30の短辺に沿っていくと曲げ(33、34、35、36)があって該短辺方向では屈曲するようになっているが、板状のサポート部材30の長辺に沿っていくと曲げがなく該長辺方向では直線状に延在するようになっている。このため、サポート部材30は、直交方向(Y軸方向)における剛性が高く、垂直方向(Z軸方向)における剛性が直交方向よりも低く、その垂直方向では剛性を殆ど持たない構造とされる。
サポート部材30は、電動機本体11の他端部13Bと基台20との間において垂直方向(Z軸方向)に直線的に延在する延在部37を有する。図2に示すように、サポート部材30を電動機本体11の他端部13Bに固定する接地部15及びサポート部材30を基台20に固定する固定片27の少なくともいずれか一方は、延在部37の延長線上に支えを持たない構成となっている。本実施形態では、下側に設けられた固定片27が延在部37の延長線上から退避して支えを持たない構成となっており、延在部37が上下で挟み込まれて拘束されないようにしている。
続いて、上記構成の電動機10の支持構造Aによる作用について説明する。
図1(a)に示す圧縮機1が運転する場合、電動機10を駆動させることとなる。電動機10は、ブルギア8を回転させ、コンプレッサーインペラ2が接続されたロータ5を回転させる。コンプレッサーインペラ2が回転すると、取り込まれたガスが圧縮・昇圧する。当該ガスの圧縮により、第1段圧縮機3及び第2段圧縮機4は高温となる。
第1段圧縮機3及び第2段圧縮機4は、基台20に支持されており、その熱の少なくとも一部は基台20に伝熱される。基台20は、電動機10を片持ち支持することで、熱に弱い電動機本体11を当該熱源から離すように構成されている。ここで、当該熱源近くで電動機本体11を片持ち支持する片持ち支持部21と、当該熱源より離れて電動機本体11を支える台座部22との間で、熱膨張差が大きくなる。
この状態で仮に、電動機本体11の自由端側を垂直方向へ拘束してしまうと、片持ち支持部21に無理な力をかけてしまう恐れがあるが、支持構造Aは、電動機本体11の他端部13Bの下側を台座部22によって支えて荷重を受けるだけにすることで、当該無理な力がかからないようにしている。しかしながら、電動機10の経年劣化等によりアンバランスが増えた場合など、電動機10を元とした震動が大きくなると、支持面24と平行な方向には支えがないため、左右方向(水平方向)における振動が大きくなってしまう。
本実施形態の支持構造Aは、図2に示すように、サポート部材30を有し、電動機本体11と台座部22との支持面24に平行で且つ軸方向と直交する直交方向(Y軸方向)への相対移動を拘束し、電動機本体11と台座部22との支持面24に対し垂直な垂直方向(Z軸方向)への相対移動を殆ど拘束しない非拘束としている。
ここで、直交方向は、台座部22の支持面24と平行であり、電動機本体11の軸方向と直交する方向であるため、電動機10のアンバランスに起因する振動が大きくなる方向である。サポート部材30は、この直交方向における相対移動を拘束することで、電動機10のアンバランスに起因する軸ブレ振動を効果的に抑制する。
また、垂直方向は、台座部22の支持面24に対し垂直な方向であるため、既存の熱膨張による電動機本体11と台座部22との上下の相対移動が行われる方向である。サポート部材30は、この垂直方向における相対移動を可能とすることで、既存の相対移動を維持し、電動機10に熱膨張差に起因する無理な力がかからないようにする。
このように、本実施形態の支持構造Aによれば、電動機10の振動の抑制と、電動機10の無理のない固定とを両立させることができる。
本実施形態のサポート部材30は、電動機本体11の他端部13B及び基台20に接続され、直交方向に延在する板状部材である。図1(b)に示すように、このような板状部材を軸方向と直交する直交方向に延在して設置することにより、直交方向における剛性を高め、垂直方向には電動機本体の熱膨張を阻害するほどの剛性は持たせない安価な構造を確立することができる。このように、板状のサポート部材30の剛性によって、電動機本体11と台座部22との相対移動を制御することによって、コスト増を招くことなく、電動機10の振動を効果的に抑制することができる。
また、サポート部材30は、図2に示すように、電動機本体11の他端部13Bと基台20との間において曲部33を有する。この構成によれば、電動機本体11の他端部13Bと基台20との途中に変形が容易となる曲部33を設けることによって、サポート部材30に垂直方向には電動機本体の熱膨張を阻害するほどの剛性を持たせないようにすることができる。また一方で、曲部33により、サポート部材30の直交方向における剛性が高くなるため、電動機10のアンバランスに起因する軸ブレ振動をより効果的に抑制することができる。
また、サポート部材30は、電動機本体11の他端部13Bと基台20との間において垂直方向に延在する延在部37を有し、サポート部材30を基台20に固定する固定片27は、延在部37の延長線上に支えを持たないため、例えば延在部37が垂直方向において接地部15及び固定片27に挟まれて拘束されることがなく、サポート部材30に垂直方向には電動機本体の熱膨張を阻害するほどの剛性を持たせないようにすることができる。このため、電動機本体11と台座部22との上下の相対移動では、図2において点線で示すように、板状のサポート部材30が柔軟に曲がることで拘束力を持たせないようにすることができる。
したがって、上述の本実施形態によれば、電動機本体11の軸方向における一端部13Aを固定し他端部13Bを自由にして支持する片持ち支持部21及び電動機本体11の他端部13Bを支持する支持面24を有する台座部22を備える基台20と、電動機本体11と台座部22との支持面24に平行で且つ軸方向と直交する直交方向への相対移動を拘束し、電動機本体11と台座部22との支持面24に対し垂直な垂直方向への相対移動を可能とするサポート部材30と、を有する、電動機の支持構造Aを採用することによって、片持ち支持部21に無理な力を与えることなく、振動を抑制することが可能となる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、本発明は、図4及び図5に示すような変形例においても上記実施形態と同様の作用効果を奏することが可能である。以下の説明においては、上述の実施形態と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図3(a)に示す別実施形態のサポート部材30は、曲部33の曲げ角度が鈍角であり、延在部37が斜めになっている。また、接地部15は、延在部37の延長線上に支えを持たない構成となっている。
図3(b)に示す別実施形態のサポート部材30は、湾曲する曲部33を有している。
図3(c)に示す別実施形態のサポート部材30は、延在部37の途中に曲部33を有している。また、接地部15及び固定片27は、延在部37の延長線上に支えを持つ構成となっている。
図3(d)に示す別実施形態のサポート部材30は、電動機本体11の他端部13Bと基台20との間において曲げを有しない平板状となっている。
また、電動機10の振動を抑制する意味では、サポート部材30は、電動機本体11の一端部13Aが接続されたフランジ部23から遠いほど有効である。このため以下の構成を採用してもよい。
図4(a)に示す別実施形態における電動機の支持構造Aにおいては、サポート部材30の上側が電動機本体11の他端部13Bの端面に接続されている。
また、図4(b)に示す別実施形態における電動機の支持構造Aにおいては、サポート部材30の上側が電動機本体11の他端部13Bの端面に接続されており、サポート部材30の下側が基台20とは別体で設けられたアタッチメント台としての固定片27に接続されている。この構成によれば、圧縮機1の構造が設計変形できない場合であっても、当該構成を追加することで容易に振動対策が有効になる。
また、例えば、上記実施形態では、電動機の支持構造をターボ圧縮機に適用した場合を例示したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、例えばスクリュー圧縮機にも適用することができ、さらに電動機によって駆動するポンプ装置等にも適用することができる。
A…電動機の支持構造、1…圧縮機、10…電動機、11…電動機本体、13A…一端部、13B…他端部、15…接地部(第1固定部)、20…基台、21…片持ち支持部、22…台座部、24…支持面、27…固定片(第2固定部)、30…サポート部材(相対移動制御部材、板状部材)、33…曲部、37…延在部

Claims (6)

  1. 電動機本体の軸方向における一端部を固定し他端部を自由にして支持する片持ち支持部及び前記電動機本体の他端部を支持する支持面を有する台座部を備える基台と、
    前記電動機本体と前記台座部との前記支持面に平行で且つ前記軸方向と直交する直交方向への相対移動を拘束し、前記電動機本体と前記台座部との前記支持面に対し垂直な垂直方向への相対移動を可能とする相対移動制御部材と、を有する、
    ことを特徴とする電動機の支持構造。
  2. 前記相対移動制御部材は、前記電動機本体の他端部及び前記基台に接続され、前記直交方向に延在する板状部材である、ことを特徴とする請求項1に記載の電動機の支持構造。
  3. 前記板状部材は、前記垂直方向において変形自在なバネ性を有する、ことを特徴とする請求項2に記載の電動機の支持構造。
  4. 前記板状部材は、前記電動機本体の他端部と前記基台との間において曲部を有する、ことを特徴とする請求項2または3に記載の電動機の支持構造。
  5. 前記板状部材は、前記電動機本体の他端部と前記基台との間において直線的に延在する延在部を有し、
    前記板状部材を前記電動機本体の他端部に固定する第1固定部及び前記板状部材を前記基台に固定する第2固定部の少なくともいずれか一方は、前記延在部の延長線上に支えを持たない、ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の電動機の支持構造。
  6. 電動機を有する圧縮機であって、
    前記電動機を支持する支持構造として、請求項1〜5のいずれか一項に記載の電動機の支持構造を有する、ことを特徴とする圧縮機。
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