JP6719597B2 - 駆動機モジュール - Google Patents

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Description

この発明は、駆動機モジュールに関する。
例えば、船舶等の海上設備において、空気やガス等の気体を圧縮する圧縮機等の負荷器と、負荷器を駆動させるモータやタービン等の駆動機とを、台板上に一体に設置した駆動機モジュールが使用されている。このような駆動機モジュールでは、駆動機の出力軸と負荷器の入力軸との間に、減速機又は増速機を構成するギヤ部が設けられている場合がある。
駆動機モジュールは、負荷器、駆動機、及びギヤ部で使用される潤滑油を回収して一時的に貯留する貯蔵タンクを備えている。例えば、特許文献1には、貯蔵タンクを、負荷器、駆動機、及びギヤ部が搭載された台板の外側面に配置した構成が開示されている。
米国特許出願公開第2016/0102581号明細書
ところで、上記したような駆動機モジュールは、その小型化を図ることが望まれている。しかしながら、特許文献1に開示された構成では、貯蔵タンクが、台板の外側面に配置されている、そのため、貯蔵タンクが側方に突出し、駆動機モジュールの小型化の妨げとなっている。
本発明は、小型化を図ることが可能な駆動機モジュールを提供する。
本発明の第一の態様に係る駆動機モジュールは、軸線回りに回転駆動される出力軸を有する駆動機と、前記出力軸と一体に回転する第一ギヤ、及び前記第一ギヤの回転が伝達され、駆動対象となる負荷器の入力軸と一体に回転する第二ギヤを少なくとも有するギヤ部と、前記ギヤ部の鉛直方向の下方に配置されて前記ギヤ部を支持し、前記駆動機及び前記ギヤ部で使用される潤滑油を貯蔵する貯蔵タンクと、前記駆動機及び前記貯蔵タンクを支持する台板と、前記貯蔵タンクに対し、前記鉛直方向に直交する水平方向に相対移動可能に前記ギヤ部を支持するギヤ支持部と、を備える。
このような構成によれば、貯蔵タンクをギヤ部の下方に配置したので、駆動機モジュールを小型化することができる。また、貯蔵タンクには、駆動機モジュールの作動中、ギヤの摩擦熱等によって温度上昇した潤滑油が流入する。その結果、貯蔵タンク自体が温度上昇し、貯蔵タンクは熱伸びを生じる。貯蔵タンクが熱伸びすると、貯蔵タンクの上方に設置されたギヤ部の機器の位置がずれてしまう可能性がある。しかしながら、温度上昇した潤滑油の流入によって貯蔵タンクが温度上昇して熱伸びが生じても、ギヤ支持部により、貯蔵タンクの変形とともにギヤ部が水平方向に移動することが抑えられる。
本発明の第二の態様に係る駆動機モジュールは、第一の態様において、前記ギヤ支持部は、前記ギヤ部及び前記貯蔵タンクの一方に設けられ、前記鉛直方向に延びるギヤキー部材と、前記ギヤ部及び前記貯蔵タンクの他方に形成され、前記ギヤキー部材が挿入されるギヤガイド溝と、を備え、前記ギヤガイド溝は、挿入された前記ギヤキー部材の前記水平方向への移動をガイドしてもよい。
このような構成によれば、貯蔵タンクが熱伸びによって水平方向に変形すると、ギヤキー部材がギヤガイド溝に沿ってスライドする。これにより、貯蔵タンクの熱伸びによって生じるギヤ部の位置ずれが抑えられる。
本発明の第三の態様に係る駆動機モジュールでは、第二の態様において、前記ギヤ支持部は、前記ギヤガイド溝が前記水平方向の第一方向に延びる第一ギヤ支持部と、前記ギヤガイド溝が前記水平方向において前記第一方向に直交する第二方向に延びる第二ギヤ支持部と、を備えていてもよい。
このような構成によれば、貯蔵タンクの変形を第一方向及び第二方向に分散させて逃がすことで、貯蔵タンクの熱伸びによって生じるギヤ部の位置ずれが安定して抑えられる。
本発明の第四の態様に係る駆動機モジュールでは、第三の態様において、前記第一ギヤ支持部は、前記鉛直方向の上方から見た際に、前記第一ギヤ及び前記第二ギヤのうち、高速回転するギヤの回転軸の延長線上に配置され、前記第一方向が前記回転軸の延びる軸線方向であってもよい。
このような構成によれば、第一ギヤ支持部によって、貯蔵タンクの変形を高速回転するギヤの回転軸の延長線に沿って逃がすことができる。したがって、貯蔵タンクの熱伸びによって、高速回転するギヤ周りの貯蔵タンクに対する位置関係が径方向にずれてしまうことが抑えられる。
本発明の第五の態様に係る駆動機モジュールでは、第三又第四の態様において、前記第二ギヤ支持部は、前記鉛直方向の上方から見た際に、前記第一ギヤ又は前記第二ギヤのギヤ幅方向の中心線の延長線上に配置され、前記第二方向が前記中心線の延びる方向と一致していてもよい。
このような構成によれば、第二ギヤ支持部によって、貯蔵タンクの変形を第一ギヤ及び第二ギヤの中心線の延長線に沿って逃がすことができる。このように第二ギヤ支持部によって位置のずれを効率良く吸収することで、第一ギヤ及び第二ギヤにかみ合わせに与える影響を抑えることができる。
本発明の第六の態様に係る駆動機モジュールでは、第二から第五の態様のいずれか一つにおいて、前記ギヤキー部材と前記ギヤガイド溝との間に配置され、前記ギヤキー部材よりも前記ギヤガイド溝に対する摩擦力の小さいギヤライナー部材を備えていてもよい。
このような構成によれば、ギヤ支持部において、ギヤガイド溝に沿ったギヤキー部材の移動を円滑なものとすることができる。これにより、貯蔵タンクの熱伸びによる影響を、効率良く抑えることができる。
本発明の第七の態様に係る駆動機モジュールでは、第六の態様において、前記ギヤライナー部材と前記ギヤキー部材との間に配置され、前記ギヤガイド溝の内壁に前記ギヤライナー部材を押圧するギヤシム部材を備えていてもよい。
このような構成によれば、組立時に、ギヤシム部材の厚さを選定することで、加工や組立時に生じる寸法誤差を吸収し、ギヤガイド溝に対して移動可能な状態でギヤキー部材を容易に設置できる。
本発明の第八の態様に係る駆動機モジュールでは、第一から第七の態様のいずれか一つにおいて、前記台板に対し、前記水平方向に相対移動可能に前記貯蔵タンクを支持するタンク支持部を備えていてもよい。
このような構成によれば、貯蔵タンクが台板及びギヤ部に対して相対移動可能な状態となる。これによって、貯蔵タンクの熱伸びによって駆動機や負荷機に対するギヤ部の位置が水平方向にずれることを高い精度で抑えられる。したがって、貯蔵タンクの熱伸びの影響をより効果的に抑えることができる。
本発明の第九の態様に係る駆動機モジュールでは、第八の態様において、前記タンク支持部は、前記貯蔵タンク及び前記台板の一方に設けられ、前記鉛直方向に延びるタンクキー部材と、前記貯蔵タンク及び前記台板の他方に形成され、前記タンクキー部材が挿入されるタンクガイド溝と、を備え、前記タンクガイド溝は、挿入された前記タンクキー部材の前記水平方向への移動をガイドしてもよい。
このような構成によれば、貯蔵タンクが熱伸びによって水平方向に変形すると、タンクキー部材がタンクガイド溝に沿ってスライドする。これにより、貯蔵タンクの熱伸びによって生じる台板に対する位置ずれが抑えられる。
本発明の第十の態様に係る駆動機モジュールでは、第九の態様において、前記タンク支持部は、前記タンクガイド溝が前記水平方向の第一方向に延びる第一タンク支持部と、前記タンクガイド溝が前記水平方向において前記第一方向に直交する第二方向に延びる第二タンク支持部と、を備えていてもよい。
このような構成によれば、貯蔵タンクの変形を第一方向及び第二方向に分散させて逃がすことで、貯蔵タンクの熱伸びによる台板への影響を安定して抑えられる。
本発明の第十一の態様に係る駆動機モジュールでは、第十の態様において、前記第一タンク支持部は、前記鉛直方向の上方から見た際に、前記第一ギヤ及び前記第二ギヤのうち、高速回転するギヤの回転軸の延長線上に配置され、前記第一方向が前記回転軸の延びる軸線方向であってもよい。
このような構成によれば、第一タンク支持部によって、貯蔵タンクの変形を高速回転するギヤの回転軸の延長線に沿って逃がすことができる。したがって、貯蔵タンクの熱伸びによって、高速回転するギヤ周りの台板に対する位置関係が径方向にずれてしまうことが抑えられる。
本発明の第十二の態様に係る駆動機モジュールでは、第十または第十一の態様において、前記第二タンク支持部は、前記鉛直方向の上方から見た際に、前記第一ギヤ又は前記第二ギヤのギヤ幅方向の中心線の延長線上に配置され、前記第二方向が前記中心線の延びる方向と一致していてもよい。
このような構成によれば、第二タンク支持部によって、貯蔵タンクの変形を第一ギヤ及び第二ギヤの中心線の延長線に沿って逃がすことができる。このように第二タンク支持部によって位置のずれを効率良く吸収することで、第一ギヤ及び第二ギヤにかみ合わせに与える影響を抑えることができる。
本発明の第十三の態様に係る駆動機モジュールでは、第九から第十二の態様のいずれか一つにおいて、前記タンクキー部材と前記タンクガイド溝との間に配置され、前記タンクキー部材よりも前記タンクガイド溝に対する摩擦力の小さいタンクライナー部材を備えていてもよい。
このような構成によれば、タンク支持部において、タンクガイド溝に沿ったタンクキー部材の移動を円滑なものとすることができる。これにより、貯蔵タンクの熱伸びによる影響を、効率良く抑えることができる。
本発明の第十四の態様に係る駆動機モジュールでは、第十三の態様において、前記タンクライナー部材と前記タンクキー部材との間に配置され、前記タンクガイド溝の内壁に前記タンクライナー部材を押圧するタンクシム部材を備えていてもよい。
このような構成によれば、組立時に、タンクシム部材の厚さを選定することで、加工や組立時に生じる寸法誤差を吸収し、タンクガイド溝に対して移動可能な状態でタンクキー部材を容易に設置できる。
本発明の第十五の態様に係る駆動機モジュールでは、第一から第十四のいずれか一つの態様において、前記貯蔵タンクは、前記貯蔵タンクの上面と下面との間に、前記鉛直方向に延びて、前記貯蔵タンク内を仕切る仕切板を備え、前記ギヤ部は、前記仕切板の前記鉛直方向の上方に配置されていてもよい。
このような構成によれば、ギヤ部の荷重は、貯蔵タンク内の仕切板によっても支持されるため、ギヤ部を強固に支持することができる。
本発明の第十六の態様に係る駆動機モジュールでは、第一から第十五のいずれか一つの態様において、前記台板は、設置面上に3点で支持されていてもよい。
このような構成によれば、上記したような駆動機モジュールを、揺れが生じる船舶のデッキ等に好適に設置することができる。
本発明の第十七の態様に係る駆動機モジュールでは、第一から第十六の態様のいずれか一つにおいて、前記負荷器として、圧縮機を備えていてもよい。
このような構成によれば、圧縮機を一体に備えた駆動機モジュールにおいて、貯蔵タンクの熱伸びによる影響を抑え、駆動機と圧縮機とに対するギヤ部の位置ズレが発生するのを抑えることができる。
本発明によれば、小型化を図ることが可能となる。
この発明の実施形態における圧縮機モジュールの構成を示す側面図である。 この発明の実施形態における圧縮機モジュールの平面図である。 この発明の実施形態における圧縮機モジュールに設けられたギヤ支持部の構成を示す斜視図である。 この発明の実施形態における圧縮機モジュールに設けられたタンク支持部の構成を示す斜視図である。 この発明の実施形態における貯留タンクに設けられた仕切板を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の圧縮機モジュール1を説明する。
図1、図2に示すように、圧縮機モジュール(駆動機モジュール)1は、駆動機2と、圧縮機(負荷器)3と、変速機(ギヤ部)4と、台板5と、貯蔵タンク6と、を備えている。
駆動機2は、変速機4を介して圧縮機3に連結されている。駆動機2は、圧縮機3を駆動させる。本実施形態の駆動機2は、電動モータである。駆動機2は、第一軸線(軸線)C1回りに回転駆動される出力軸21を有する。駆動機2は、出力軸21を第一軸線C1回りに回転自在に支持する第一駆動軸受22A及び第二駆動軸受22Bを有する。
なお、本実施形態では、鉛直方向Dvと直交する方向を水平方向と称する。水平方向であって、第一軸線C1の延びる方向を軸線方向(第一方向)Daと称する。水平方向であって、軸線方向Da及び鉛直方向Dvと直交する方向を幅方向(第二方向)Dwと称する。
圧縮機3は、駆動機2によって駆動される駆動対象となる負荷器である。圧縮機3は、出力軸21の回転が変速機4を介して伝達される。圧縮機3は、変速機4と連結されたロータ(入力軸)31を有している。ロータ31は、第二軸線C2回りに回転される。圧縮機3は、ロータ31を第二軸線C2回りに回転自在に支持する第一圧縮軸受32A及び第二圧縮軸受32Bを有している。なお、本実施形態における第二軸線C2は、第一軸線C1と平行であって、第一軸線C1に対して幅方向Dwにずれた位置で延びている。
このような圧縮機3は、変速機4を介して出力軸21の回転がロータ31に伝達されることで駆動される。圧縮機3は、ロータ31が回転することで、取り込んだ作動流体を圧縮することで圧縮流体を生成する。なお、ここで、圧縮機3で生成する圧縮流体の用途については何ら限定するものではない。
変速機4は、駆動機2の回転を圧縮機3に伝達する。本実施形態の変速機4は、駆動機2の出力軸21の回転を増速してロータ31に伝達する増速機である。変速機4は、駆動機2と圧縮機3との軸線方向Daの間に挟まれるように配置されている。本実施形態の変速機4は、変速機入力軸41と、変速機出力軸42と、第一ギヤ43と、第二ギヤ44と、ギヤケース45と、を有している。
変速機入力軸41は、出力軸21と連結されている。変速機入力軸41は、出力軸21と一体に第一軸線C1回りに回転される。変速機出力軸42は、ロータ31と連結されている。変速機出力軸42は、ロータ31と一体に第二軸線C2回りに回転される。
第一ギヤ43は、変速機入力軸41と連結されている。第一ギヤ43は、変速機入力軸41を介して、出力軸21と一体に回転される。
第二ギヤ44は、変速機出力軸42と連結されている。第二ギヤ44は、変速機出力軸42を介して、ロータ31と一体に回転される。第二ギヤ44は、第一ギヤ43と噛み合っており、第一ギヤ43の回転が伝達される。本実施形態の変速機4が増速機であるために、第二ギヤ44は第一ギヤ43に比べて高速で回転している。
ギヤケース45は、直方体状をなしている。ギヤケース45は、その内部に、第一ギヤ43及び第二ギヤ44を収容している。また、ギヤケース45は、その内部に、第一ギヤ43が設けられた変速機入力軸41の端部と、第二ギヤ44が設けられた変速機出力軸42の端部とを収容している。
このような変速機4は、出力軸21と連結された変速機入力軸41から入力された回転を、第一ギヤ43及び第二ギヤ44を介して増速させ、変速機出力軸42と連結されたロータ31に伝達する。
台板5は、駆動機2、圧縮機3、変速機4、及び貯蔵タンク6を支持している。本実施形態の台板5は、複数の梁部52と、連結部材53と、を有している。
梁部52は、台板5の幅方向Dwに間隔をあけて複数本が設けられている。各梁部52は、台板5の軸線方向Daの全長にわたって、軸線方向Daに延びている。本実施形態の梁部52は、カーボンスチールで形成されている。
連結部材53は、幅方向Dwにおいて互いに間隔を空けて平行に並んだ複数の梁部52同士を連結している。各連結部材53は、幅方向Dwに延びている。連結部材53は、軸線方向Daに間隔をあけて複数本が設けられている。本実施形態の連結部材53は、カーボンスチールで形成されている。
これら梁部52と連結部材53とを有した台板5は、駆動機2及び圧縮機3を鉛直方向Dvの下方から直接支持している。また、台板5は、複数の梁部52と、複数の連結部材53とに囲まれた台板5の内側の空間内に貯蔵タンク6を収容している。台板5は、後述するタンク支持部90を介して、梁部52及び連結部材53に対して貯蔵タンク6を間接的に支持している。
台板5は、船舶のデッキ等の設置面100上に設置される。台板5は、その下面に、3つの脚部材55を有している。本実施形態では、脚部材55として、第一脚部材55Aと、第二脚部材55Bと、第三脚部材55Cとを有している。
第一脚部材55Aは、台板5に固定されている。第二脚部材55Bは、幅方向Dwにおいてスライド可能に設けられている。第三脚部材55Cは、軸線方向Daにおいてスライド可能に設けられている。これにより、デッキ等の設置面100に、波や風による船舶の揺れによる歪み、温度変化による熱伸び、駆動機2や圧縮機3の作動時に発生する振動等が発生した場合に、脚部材55は、その影響が台板5に及ぶことを抑えている。
貯蔵タンク6は、駆動機2、変速機4、及び圧縮機3で使用される潤滑油を貯蔵する。貯蔵タンク6は、中空の直方体状をなしている。潤滑油は、例えば、駆動機2の第一駆動軸受22A及び第二駆動軸受22B、変速機4の内部、及び圧縮機の第一圧縮軸受32A及び第二圧縮軸受32Bで使用される。本実施形態の貯蔵タンク6は、配管(図示無し)を通して、駆動機2の第一駆動軸受22A及び第二駆動軸受22B、変速機4の内部、及び圧縮機の第一圧縮軸受32A及び第二圧縮軸受32Bにそれぞれ繋がれている。
貯蔵タンク6内に貯蔵された潤滑油は、送給ポンプ(図示無し)によって、配管(図示無し)を通して駆動機2、変速機4、及び圧縮機3に向かって圧送される。配管(図示無し)には、送給ポンプから送られた潤滑油を冷却するオイルクーラ、オイルクーラから送られてきた潤滑油に紛れたゴミ等の異物を除去するオイルフィルタ等が設けられている。
この貯蔵タンク6は、変速機4の鉛直方向Dvの下方に配置されて、変速機4を支持している。貯蔵タンク6は、鉛直方向Dvの上方から見た際に、変速機4よりも大きな形状を有している。したがって、変速機4は、貯蔵タンク6の上面6a上に収まるように設けられている。本実施形態の変速機4は、貯蔵タンク6の上面6aに、後述するギヤ支持部80を介して間接的に取り付けられている。
ギヤ支持部80は、貯蔵タンク6に対して、鉛直方向Dvに直交する水平方向に相対移動可能に変速機4を支持する。図3に示すように、ギヤ支持部80は、ギヤブラケット81と、ギヤキー部材82と、ギヤガイド溝83と、を備えている。
ギヤブラケット81は、変速機4のギヤケース45の側面45sに取り付けられている。ギヤブラケット81は、ギヤケース45の側面45sに固定されたギヤベース部81aと、ギヤベース部81aから水平方向に沿って側面45sから離間する方向に突出するギヤ延出部81bと、を一体に有している。
ギヤ延出部81bには、ギヤケース45の側面45sに直交する方向に連続する長孔81hが複数(本実施形態では二つ)形成されている。本実施形態の長孔81hは、ギヤケース45の側面45sから離間する方向に延びるように長く形成されている。ギヤブラケット81のギヤ延出部81bは、長孔81hに挿通させたボルト84によって、貯蔵タンク6の上面6aに連結されている。ここで、各ボルト84は、その頭部84aとギヤ延出部81bとの間に僅かな隙間が形成されるように取り付けられる。これによって、ボルト84が連結された貯蔵タンク6に対して、長孔81hの延びる方向へギヤブラケット81が移動可能とされている。その結果、貯蔵タンク6が変速機4に対して長孔81hが延びる方向に変位することが許容されている。また、ギヤ延出部81bの上面には、直方体状のギヤブロック部81cが設けられている。ギヤブロック部81cには、外側の端面から窪んで、鉛直方向Dvに延びるギヤ収容溝81mが形成されている。
ギヤキー部材82は、変速機4及び貯蔵タンク6の一方に設けられている。本実施形態のギヤキー部材82は、変速機4に設けられている。ギヤキー部材82は、ギヤ延出部81bから鉛直方向Dvの下方に突出するよう設けられている。本実施形態のギヤキー部材82は、ギヤブラケット81とは別の部材である。ギヤキー部材82は、鉛直方向Dvに延びる直方体状をなしている。ギヤキー部材82は、その上部が、ギヤ収容溝81mに収容された状態で固定ネジ85によってギヤブロック部81cに固定されている。ギヤキー部材82は、その下端部82bが、ギヤ延出部81bから鉛直方向Dvの下方に突出している。
ギヤガイド溝83は、変速機4及び貯蔵タンク6の他方に形成されている。本実施形態のギヤガイド溝83は、変速機4にギヤキー部材82が設けられているために、ギヤキー部材82が設けられていない貯蔵タンク6に形成されている。具体的には、ギヤガイド溝83は、貯蔵タンク6の上面6aに形成されている。ギヤガイド溝83は、水平方向に沿って延びるよう形成されている。ギヤガイド溝83の内側には、ギヤキー部材82が挿入可能とされている。ギヤガイド溝83は、挿入されたギヤキー部材82の水平方向への移動をガイドしている。
ギヤキー部材82は、ギヤガイド溝83に挿入された状態で、案内されることで、ギヤガイド溝83が延びている水平方向のみにスライド移動可能となっている。すなわち、ギヤキー部材82が固定されたギヤブラケット81が設けられた変速機4は、貯蔵タンク6に対し、水平方向のうち、ギヤガイド溝83が延びる方向のみに相対的に移動可能とされ、かつギヤガイド溝83の溝幅方向への移動が規制されている。
また、ギヤ支持部80は、ギヤライナー部材86と、ギヤシム部材87とをさらに備えている。
ギヤライナー部材86は、ギヤキー部材82とギヤガイド溝83との間に配置されている。本実施形態のギヤライナー部材86は、ギヤキー部材82に対して、ギヤガイド溝83の溝幅方向両側に設けられている。ギヤライナー部材86は、ギヤガイド溝83の溝幅方向側方の溝側面(内壁)83sに摺接するよう配置されている。ギヤライナー部材86は、ギヤキー部材82よりもギヤガイド溝83に対する摩擦力の小さい材料で形成されている。ギヤライナー部材86は、ギヤキー部材82がギヤガイド溝83に沿って相対移動するときに生じる溝側面83sとギヤキー部材82との摩擦力を低減している。
ギヤシム部材87は、ギヤライナー部材86とギヤキー部材82との間に配置されている。本実施形態のギヤシム部材87は、ギヤキー部材82に対して、ギヤガイド溝83の溝幅方向両側に設けられている。したがって、ギヤシム部材87は、ギヤガイド溝83の溝幅方向側方の溝側面83sに対向するギヤライナー部材86とギヤキー部材82との間に介在している。これにより、ギヤシム部材87は、ギヤガイド溝83の溝側面83sにギヤライナー部材86を押圧している。ギヤシム部材87は、その厚さや枚数を調整することで、ギヤライナー部材86と溝側面83sとの隙間を調整可能とされている。
図2に示すように、上記したようなギヤ支持部80は、変速機4のギヤケース45に対し、軸線方向Daの両側と、幅方向Dwの両側とに、それぞれ設けられている。
ここで、ギヤケース45の軸線方向Daの両側にそれぞれ設けられたギヤ支持部80を第一ギヤ支持部80Aと称する。第一ギヤ支持部80Aでは、ギヤ延出部81bがギヤケース45の側面45sから軸線方向Daに延出している。したがって、第一ギヤ支持部80Aでは、長孔81hも軸線方向Daに長く延びている。また、第一ギヤ支持部80Aでは、ギヤガイド溝83が、軸線方向Daに延びるよう配置されている。さらに、第一ギヤ支持部80Aは、鉛直方向Dvから見た際に、第二ギヤ44の回転中心である第二軸線C2に重なるように配置されている。より具体的には、第一ギヤ支持部80Aは、ギヤガイド溝83の溝幅方向の中心が第二軸線C2に重なるように配置されている。
また、ギヤケース45の幅方向Dwの両側にそれぞれ設けられたギヤ支持部80を第二ギヤ支持部80Bと称する。第二ギヤ支持部80Bでは、ギヤ延出部81bがギヤケース45の側面45sから幅方向Dwに延出している。したがって、第二ギヤ支持部80Bでは、長孔81hも幅方向Dwに長く延びている。また、第二ギヤ支持部80Bでは、ギヤガイド溝83が、幅方向Dwに延びるよう配置されている。さらに、第二ギヤ支持部80Bは、鉛直方向Dvから見た際に、第二ギヤ44のギヤ幅方向の中心線Cgに重なるように配置され、幅方向Dwが中心線Cgの延びる方向と一致している。より具体的には、第二ギヤ支持部80Bは、ギヤガイド溝83の溝幅方向の中心が中心線Cgに重なるように配置されている。
変速機4を支持する貯蔵タンク6は、台板5の梁部52の間に収まった状態で、タンク支持部90を介して梁部52及び連結部材53に取り付けられている。タンク支持部90は、台板5に対し、鉛直方向Dvに直交する水平方向に相対移動可能に貯蔵タンク6を支持する。本実施形態のタンク支持部90は、ギヤ支持部80と同一の構造で構成されている。図4に示すように、タンク支持部90は、タンクブラケット91と、タンクキー部材92と、タンクガイド溝93と、を備えている。
タンクブラケット91は、貯蔵タンク6の側面6sに取り付けられている。タンクブラケット91は、貯蔵タンク6の側面6sに固定されたタンクベース部91aと、タンクベース部91aから水平方向に沿って側面6sから離間する方向に突出するタンク延出部91bと、を一体に有している。
タンク延出部91bには、側面6sに直交する方向に連続する長孔91hが複数(本実施形態では二つ)形成されている。本実施形態の長孔91hは、側面6sから離間する方向に延びるように長く形成されている。タンク延出部91bは、長孔91hに挿通させたボルト94によって、台板5の梁部52上に連結されている。ここで、各ボルト94は、その頭部94aとタンク延出部91bとの間に僅かな隙間が形成されるように取り付けられる。これによって、ボルト94が連結された梁部52に対して、長孔91hの延びる方向へタンクブラケット91が移動可能とされている。その結果、台板5が貯蔵タンク6に対して長孔91hが延びる方向に変位することが許容されている。また、タンク延出部91bの上面には、直方体状のタンクブロック部91cが設けられている。タンクブロック部91cには、外側の端面から窪んで、鉛直方向Dvに延びるタンク収容溝91mが形成されている。
タンクキー部材92は、貯蔵タンク6及び台板5の一方に設けられている。本実施形態のタンクキー部材92は、貯蔵タンク6に設けられている。タンクキー部材92は、タンク延出部91bから鉛直方向Dvの下方に突出するよう設けられている。本実施形態のタンクキー部材92は、タンクブラケット91とは別の部材である。タンクキー部材92は、鉛直方向Dvに延びる直方体状をなしている。タンクキー部材92は、その上部が、タンク収容溝91mに収容された状態で固定ネジ95によってタンクブロック部91cに固定されている。タンクキー部材92は、その下端部92bが、タンク延出部91bから鉛直方向Dvの下方に突出している。
タンクガイド溝93は、貯蔵タンク6及び台板5の他方に形成されている。本実施形態のタンクガイド溝93は、貯蔵タンク6にタンクキー部材92が設けられているために、タンクキー部材92が設けられていない台板5に形成されている。具体的には、タンクガイド溝93は、台板5の梁部52や連結部材53の上面に形成されている。タンクガイド溝93は、水平方向に沿って延びるよう形成されている。タンクガイド溝93の内側には、タンクキー部材92が挿入可能とされている。タンクガイド溝93は、挿入されたタンクキー部材92の水平方向への移動をガイドしている。
タンクキー部材92は、タンクガイド溝93に挿入された状態で、案内されることで、タンクガイド溝93が延びている水平方向のみにスライド移動可能となっている。すなわち、タンクキー部材92を有するタンクブラケット91が固定された貯蔵タンク6は、台板5に対し、水平方向のうち、タンクガイド溝93が延びる方向のみに相対的に移動可能とされ、かつタンクガイド溝93の溝幅方向への移動が規制されている。
また、タンク支持部90は、タンクライナー部材96と、タンクシム部材97とをさらに備えている。
タンクライナー部材96は、タンクキー部材92とタンクガイド溝93との間に配置されている。本実施形態のタンクライナー部材96は、タンクキー部材92に対して、タンクガイド溝93の溝幅方向両側に設けられている。タンクライナー部材96は、タンクガイド溝93の溝幅方向側方の溝側面(内壁)93sに摺接するよう配置されている。タンクライナー部材96は、タンクキー部材92よりもタンクガイド溝93に対する摩擦力の小さい材料で形成されている。タンクライナー部材96は、タンクキー部材92がタンクガイド溝93に沿って相対移動するときに生じる溝側面93sとタンクキー部材92との摩擦力を低減している。
タンクシム部材97は、タンクライナー部材96とタンクキー部材92との間に配置されている。本実施形態のタンクシム部材97は、タンクキー部材92に対して、タンクガイド溝93の溝幅方向両側に設けられている。したがって、タンクシム部材97は、タンクガイド溝93の溝幅方向側方の溝側面93sに対向するタンクライナー部材96とタンクキー部材92との間に介在している。これにより、タンクシム部材97は、タンクガイド溝93の溝側面93sにタンクライナー部材96を押圧している。タンクシム部材97は、その厚さや枚数を調整することで、タンクライナー部材96と、溝側面93sとの隙間を調整可能とされている。
図2に示したように、上記したようなタンク支持部90は、貯蔵タンク6に対し、軸線方向Daの両側と、幅方向Dwの両側とに、それぞれ設けられている。
ここで、貯蔵タンク6の軸線方向Daの両側にそれぞれ設けられたタンク支持部90を第一タンク支持部90Aと称する。第一タンク支持部90Aでは、タンク延出部91bが貯蔵タンク6の側面6sから軸線方向Daに延出している。したがって、第一タンク支持部90Aでは、長孔91hも軸線方向Daに長く延びている。また、第一タンク支持部90Aでは、タンクガイド溝93が、軸線方向Daに延びるよう配置されている。さらに、第一タンク支持部90Aは、鉛直方向Dvから見た際に、第二ギヤ44の回転中心である第二軸線C2に重なるように配置されている。より具体的には、第一タンク支持部90Aは、タンクガイド溝93の溝幅方向の中心が第二軸線C2に重なるように配置されている。
また、貯蔵タンク6の幅方向Dwの両側にそれぞれ設けられたタンク支持部90を第二タンク支持部90Bと称する。第二タンク支持部90Bでは、タンク延出部91bが貯蔵タンク6の側面6sから幅方向Dwに延出している。したがって、第二タンク支持部90Bでは、長孔91hも幅方向Dwに長く延びている。また、第二タンク支持部90Bでは、タンクガイド溝93が、幅方向Dwに延びるよう配置されている。さらに、第二タンク支持部90Bは、鉛直方向Dvから見た際に、第二ギヤ44のギヤ幅方向の中心線Cgに重なるように配置され、幅方向Dwが中心線Cgの延びる方向と一致している。より具体的には、第二タンク支持部90Bは、タンクガイド溝93の溝幅方向の中心が中心線Cgに重なるように配置されている。
このようにして、第一ギヤ支持部80Aにおける変速機4の貯蔵タンク6に対する相対移動可能な方向と、第一タンク支持部90Aにおける貯蔵タンク6の台板5に対する相対移動可能な方向とが、鉛直方向Dvから見た際に、同一直線上に配置されている。同様に、第二ギヤ支持部80Bにおける変速機4の貯蔵タンク6に対する相対移動可能な方向と、第二タンク支持部90Bにおける貯蔵タンク6の台板5に対する相対移動可能な方向とが、鉛直方向Dvから見た際に、同一直線上に配置されている。
また、図5に示すように、貯蔵タンク6は、貯蔵タンク6の上面6aと下面6bとの間に、鉛直方向Dvに延びて、貯蔵タンク6内を仕切る仕切板65を備えている。この仕切板65は、例えば、貯蔵タンク6内における潤滑油の揺れ、消泡等を図るために、貯蔵タンク6の内部に潤滑油が流通する流路を形成している。このような貯蔵タンク6に対し、変速機4は、仕切板65の鉛直方向Dv上方に配置されている。
上述した実施形態の圧縮機モジュール1によれば、貯蔵タンク6を変速機4の下方に配置したことで、貯蔵タンク6によって幅方向Dw及び軸線方向Daに圧縮機モジュール1全体の大きさが大きくなってしまうことが抑えられる。その結果、圧縮機モジュール1を小型化することができる。
また、貯蔵タンク6には、駆動機モジュール1の作動中、ギヤの摩擦熱等によって温度上昇した潤滑油が流入する。その結果、貯蔵タンク6自体が温度上昇し、貯蔵タンク6は熱伸びを生じる。貯蔵タンク6が熱伸びすると、貯蔵タンク6の上方に設置された変速機4の位置がずれてしまう可能性がある。しかしながら、温度上昇した潤滑油の流入によって貯蔵タンク6が温度上昇して熱伸びが生じても、ギヤ支持部80によって、貯蔵タンク6の変形と共に変速機4が水平方向に移動することが抑えられる。これによって、貯蔵タンク6の熱伸びによって変速機4の位置がずれることを抑え、駆動機2と圧縮機3とに対する変速機4の位置ズレの発生を抑えることが可能となる。したがって、圧縮機モジュール1の小型化を図りながら、貯蔵タンク6の熱伸びの影響を抑えることができる。
また、貯蔵タンク6が熱伸びによって水平方向に変形すると、ギヤガイド溝83の位置が移動するが、ギヤキー部材82はギヤガイド溝83内でスライドする。そのため、ギヤキー部材82とギヤブラケット81と介して接続されている変速機4の位置がほとんど移動しない。これにより、貯蔵タンク6が変形に伴って、駆動機2や圧縮機3に対する変速機4の位置がずれてしまうことが抑えられる。したがって、貯蔵タンク6の熱伸びによって生じる変速機4の位置ずれが抑えられる。
また、ギヤ支持部80は、軸線方向Daに延びるギヤガイド溝83を有した第一ギヤ支持部80Aと、幅方向Dwに延びるギヤガイド溝83を有した第二ギヤ支持部80Bと、を備えている。このような構成によれば、熱伸びによる貯蔵タンク6の水平方向の変形の影響を、第一ギヤ支持部80Aによって軸線方向Daに逃がしつつ、第二ギヤ支持部80Bによって幅方向Dwに逃がすことができる。したがって、貯蔵タンク6の変形を軸線方向Da及び幅方向Dwに分散させて逃がすことで、貯蔵タンク6の熱伸びによって生じる変速機4の位置ずれが安定して抑えられる。
また、第一ギヤ支持部80Aは、鉛直方向Dvから見た際に、第二ギヤ44の回転中心である第二軸線C2上に配置されている。そのため、第一ギヤ支持部80Aによって、貯蔵タンク6の変形を第二軸線C2の延長線に沿って逃がすことができる。したがって、貯蔵タンク6の熱伸びによって、変速機出力軸42及びロータ31の位置関係がその回転軸の径方向にずれてしまうことが抑えられる。高速回転している変速機出力軸42及びロータ31では僅かな位置のずれも問題となるが、本実施形態によれば、第一ギヤ支持部80Aによって位置のずれを効率良く吸収することができる。したがって、駆動対象となる圧縮機3のロータ31に、貯蔵タンク6の熱伸びによる影響が及ぶことを効果的に抑えることができる。
また、第二ギヤ支持部80Bは、鉛直方向Dvから見た際に、第一ギヤ43及び第二ギヤ44のギヤ幅方向の中心線Cg上に配置されている。そのため、第二ギヤ支持部80Bによって、貯蔵タンク6の変形を中心線Cgの延長線に沿って逃がすことができる。したがって、貯蔵タンク6の熱伸びによって、第一ギヤ43及び第二ギヤ44の位置関係が軸線方向Daにずれてしまうことが抑えられる。したがって、第二ギヤ支持部80Bによって位置のずれを効率良く吸収することで、第一ギヤ43及び第二ギヤ44にかみ合わせに与える影響を抑えることができる。
また、ギヤ支持部80は、ギヤライナー部材86を備えている。そのため、ギヤ支持部80において、ギヤガイド溝83に沿ったギヤキー部材82の移動を円滑なものとすることができる。これにより、貯蔵タンク6の熱伸びによる影響を、効率良く抑えることができる。
また、ギヤ支持部80は、ギヤシム部材87をさらに備えている。そのため、圧縮機モジュール1の組立時に、ギヤシム部材87の厚さを選定することで、加工や組立時に生じる寸法誤差を吸収し、ギヤガイド溝83に対して移動可能な状態でギヤキー部材82を容易に設置できる。
また、貯蔵タンク6が熱伸びして変形しても、タンク支持部90によって台板5に対して貯蔵タンク6を移動させることで、貯蔵タンク6の変形によって台板5に応力が生じることを抑えることができる。また、ギヤ支持部80だけでなく、タンク支持部90を有することで、貯蔵タンク6が台板5及び変速機4に対して相対移動可能な状態となる。これによって、貯蔵タンク6の熱伸びによって駆動機2や圧縮機3に対する変速機4の位置が水平方向にずれることを高い精度で抑えられる。したがって、貯蔵タンク6の熱伸びの影響をより効果的に抑えることができる。
また、貯蔵タンク6が熱伸びによって水平方向に変形すると、タンクキー部材92の位置が移動するが、タンクガイド溝93内でタンクキー部材92はスライドする。そのため、台板5の位置は変わらずに、タンクキー部材92とタンクブラケット91と介して接続されている貯蔵タンク6が移動する。これにより、貯蔵タンク6が変形に伴って、タンクガイド溝93が形成された梁部52には負荷がかかることもなく、駆動機2や圧縮機3に対する変速機4の位置がずれてしまうことも抑えられる。したがって、貯蔵タンク6の熱伸びによる影響が台板5及び変速機4に伝わることが抑えられる。
また、タンク支持部90は、軸線方向Daに延びるタンクガイド溝93を有した第一タンク支持部90Aと、幅方向Dwに延びるタンクガイド溝93を有した第二タンク支持部90Bと、を備えている。このような構成によれば、熱伸びによる貯蔵タンク6の水平方向の変形の影響を、第一タンク支持部90Aによって軸線方向Daに逃がし、第二タンク支持部90Bによって幅方向Dwに逃がすことができる。したがって、貯蔵タンク6の変形を軸線方向Da及び幅方向Dwに分散させて逃がすことで、貯蔵タンク6の熱伸びによる台板5及び変速機4への影響を安定して抑えられる。
また、第一タンク支持部90Aは、鉛直方向Dvから見た際に、第二ギヤ44の回転中心である第二軸線C2上に配置されている。そのため、第一タンク支持部90Aによって、貯蔵タンク6の変形を第二軸線C2の延長線に沿って逃がすことができる。したがって、貯蔵タンク6の熱伸びによって、変速機出力軸42及びロータ31の位置関係がその回転軸の径方向にずれてしまうことが抑えられる。第一ギヤ支持部80Aだけでなく第一タンク支持部90Aによって位置のずれを効率良く吸収することで、駆動対象となる圧縮機3のロータ31に、貯蔵タンク6の熱伸びによる影響が及ぶことをより効果的に抑えることができる。
また、第二タンク支持部90Bは、鉛直方向Dvから見た際に、第一ギヤ43及び第二ギヤ44のギヤ幅方向の中心線Cg上に配置されている。そのため、第二タンク支持部90Bによって、貯蔵タンク6の変形を中心線Cgの延長線に沿って逃がすことができる。したがって、貯蔵タンク6の熱伸びによって、第一ギヤ43及び第二ギヤ44の位置関係が軸線方向Daにずれてしまうことが抑えられる。したがって、第二ギヤ支持部80Bだけでなく、第二タンク支持部90Bによって位置のずれを効率良く吸収することで、第一ギヤ43及び第二ギヤ44にかみ合わせに与える影響を高い精度で抑えることができる。
また、タンク支持部90は、タンクライナー部材96を備えている。そのため、タンク支持部90において、タンクガイド溝93に沿ったタンクキー部材92の移動を円滑なものとすることができる。これにより、貯蔵タンク6の熱伸びによる影響を、効率良く抑えることができる。
また、タンク支持部90は、タンクシム部材97をさらに備えている。そのため、圧縮機モジュール1の組立時に、タンクシム部材97の厚さを選定することで、加工や組立時に生じる寸法誤差を吸収し、タンクガイド溝93に対して移動可能な状態でタンクキー部材92を容易に設置できる。
また、第一ギヤ支持部80A及び第一タンク支持部90Aと、第二ギヤ支持部80B及び第二タンク支持部90Bとが、鉛直方向Dvの上方から見た際に、同一直線上で重なるように配置されている。このような構成によれば、貯蔵タンク6が熱伸びした場合に、ギヤ支持部80とタンク支持部90とで生じる相対変位方向がそれぞれ合致し、貯蔵タンク6に想定外の応力等が生じるのを抑えることができる。また、台板5に対する変速機4の位置のずれを抑えることができる。
また、変速機4は、貯蔵タンク6に設けられた仕切板65の鉛直方向Dvの上方に配置されている。このような構成によれば、変速機4の荷重は、貯蔵タンク6内の仕切板65によっても支持されるため、変速機4を強固に支持することができる。
また、第一脚部材55A、第二脚部材55B、及び第三脚部材55Cによって三点で台板5を支持することで、圧縮機モジュール1を、揺れが生じる船舶のデッキ等に好適に設置することができる。
また、圧縮機3を一体に備えた圧縮機モジュール1において、貯蔵タンク6の熱伸びによる変形が周囲の機器に影響を及ぼすことを抑え、駆動機2と圧縮機3とに対する変速機4の位置ズレを抑えることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態によって限定されることはなく、特許請求の範囲によってのみ限定される。
例えば、変速機4は、第一ギヤ43と第二ギヤ44とを備えるようにしたが、3以上のギヤを組み合わせてギヤ部を構成することもできる。
また、ギヤキー部材82を変速機4に設け、ギヤガイド溝83を貯蔵タンク6に設けるようにしたが、このような構成に限定されるものではない。圧縮機モジュール1は、ギヤガイド溝83を変速機4に設け、ギヤキー部材82を貯蔵タンク6に設けてもよい。
また、タンクキー部材92を貯蔵タンク6に設け、タンクガイド溝93を台板5に設けるようにしたが、タンクガイド溝93を貯蔵タンク6に設け、タンクキー部材92を台板5に設けるようにしてもよい。
なお、駆動機2は、本実施形態のように電動モータであることに限定されるものではなく、圧縮機3を駆動させることができればよい。駆動機2は、例えば、蒸気タービンやガスタービンであってもよい。
また、負荷器として、圧縮機3を例に挙げたが、これ以外の機器を負荷器としてもよい。
上記した駆動機モジュールによれば、小型化を図ることができる。
1 圧縮機モジュール(駆動機モジュール)
2 駆動機
3 圧縮機(負荷器)
4 変速機(ギヤ部)
5 台板
6 貯蔵タンク
6a 上面
6b 下面
6s 側面
21 出力軸
22A 第一駆動軸受
22B 第二駆動軸受
31 ロータ(入力軸)
32A 第一圧縮軸受
32B 第二圧縮軸受
41 変速機入力軸
42 変速機出力軸
43 第一ギヤ
44 第二ギヤ
45 ギヤケース
45s 側面
52 梁部
53 連結部材
55 脚部材
55A 第一脚部材
55B 第二脚部材
55C 第三脚部材
65 仕切板
80 ギヤ支持部
80A 第一ギヤ支持部
80B 第二ギヤ支持部
81 ギヤブラケット
81a ギヤベース部
81b ギヤ延出部
81c ギヤブロック部
81h 長孔
81m ギヤ収容溝
82 ギヤキー部材
82b 下端部
83 ギヤガイド溝
83s 溝側面
84 ボルト
84a 頭部
85 固定ネジ
86 ギヤライナー部材
87 ギヤシム部材
90 タンク支持部
90A 第一タンク支持部
90B 第二タンク支持部
91 タンクブラケット
91a タンクベース部
91b タンク延出部
91c タンクブロック部
91h 長孔
91m タンク収容溝
92 タンクキー部材
92b 下端部
93 タンクガイド溝
93s 溝側面
94 ボルト
94a 頭部
95 固定ネジ
96 タンクライナー部材
97 タンクシム部材
100 設置面
C1 第一軸線
C2 第二軸線
Cg 中心線
Da 軸線方向(第一方向)
Dv 鉛直方向
Dw 幅方向(第二方向)

Claims (17)

  1. 軸線回りに回転駆動される出力軸を有する駆動機と、
    前記出力軸と一体に回転する第一ギヤ、及び前記第一ギヤの回転が伝達され、駆動対象となる負荷器の入力軸と一体に回転する第二ギヤを少なくとも有するギヤ部と、
    前記ギヤ部の鉛直方向の下方に配置されて前記ギヤ部を支持し、前記駆動機及び前記ギヤ部で使用される潤滑油を貯蔵する貯蔵タンクと、
    前記駆動機及び前記貯蔵タンクを支持する台板と、
    前記貯蔵タンクに対し、前記鉛直方向に直交する水平方向に相対移動可能に前記ギヤ部を支持するギヤ支持部と、を備える駆動機モジュール。
  2. 前記ギヤ支持部は、
    前記ギヤ部及び前記貯蔵タンクの一方に設けられ、前記鉛直方向に延びるギヤキー部材と、
    前記ギヤ部及び前記貯蔵タンクの他方に形成され、前記ギヤキー部材が挿入されるギヤガイド溝と、を備え、
    前記ギヤガイド溝は、挿入された前記ギヤキー部材の前記水平方向への移動をガイドする請求項1に記載の駆動機モジュール。
  3. 前記ギヤ支持部は、
    前記ギヤガイド溝が前記水平方向の第一方向に延びる第一ギヤ支持部と、
    前記ギヤガイド溝が前記水平方向において前記第一方向に直交する第二方向に延びる第二ギヤ支持部と、を備える請求項2に記載の駆動機モジュール。
  4. 前記第一ギヤ支持部は、前記鉛直方向の上方から見た際に、前記第一ギヤ及び前記第二ギヤのうち、高速回転するギヤの回転軸の延長線上に配置され、前記第一方向が前記回転軸の延びる軸線方向である請求項3に記載の駆動機モジュール。
  5. 前記第二ギヤ支持部は、前記鉛直方向の上方から見た際に、前記第一ギヤ又は前記第二ギヤのギヤ幅方向の中心線の延長線上に配置され、前記第二方向が前記中心線の延びる方向と一致している請求項3又は4に記載の駆動機モジュール。
  6. 前記ギヤキー部材と前記ギヤガイド溝との間に配置され、前記ギヤキー部材よりも前記ギヤガイド溝に対する摩擦力の小さいギヤライナー部材を備える請求項2から5のいずれか一項に記載の駆動機モジュール。
  7. 前記ギヤライナー部材と前記ギヤキー部材との間に配置され、前記ギヤガイド溝の内壁に前記ギヤライナー部材を押圧するギヤシム部材を備える請求項6に記載の駆動機モジュール。
  8. 前記台板に対し、前記水平方向に相対移動可能に前記貯蔵タンクを支持するタンク支持部を備える請求項1から7の何れか一項に記載の駆動機モジュール。
  9. 前記タンク支持部は、
    前記貯蔵タンク及び前記台板の一方に設けられ、前記鉛直方向に延びるタンクキー部材と、
    前記貯蔵タンク及び前記台板の他方に形成され、前記タンクキー部材が挿入されるタンクガイド溝と、を備え、
    前記タンクガイド溝は、挿入された前記タンクキー部材の前記水平方向への移動をガイ
    ドする請求項8に記載の駆動機モジュール。
  10. 前記タンク支持部は、
    前記タンクガイド溝が前記水平方向の第一方向に延びる第一タンク支持部と、
    前記タンクガイド溝が前記水平方向において前記第一方向に直交する第二方向に延びる第二タンク支持部と、を備える請求項9に記載の駆動機モジュール。
  11. 前記第一タンク支持部は、前記鉛直方向の上方から見た際に、前記第一ギヤ及び前記第二ギヤのうち、高速回転するギヤの回転軸の延長線上に配置され、前記第一方向が前記回転軸の延びる軸線方向である請求項10に記載の駆動機モジュール。
  12. 前記第二タンク支持部は、前記鉛直方向の上方から見た際に、前記第一ギヤ又は前記第二ギヤのギヤ幅方向の中心線の延長線上に配置され、前記第二方向が前記中心線の延びる方向と一致している請求項10又は11に記載の駆動機モジュール。
  13. 前記タンクキー部材と前記タンクガイド溝との間に配置され、前記タンクキー部材よりも前記タンクガイド溝に対する摩擦力の小さいタンクライナー部材を備える請求項9から12のいずれか一項に記載の駆動機モジュール。
  14. 前記タンクライナー部材と前記タンクキー部材との間に配置され、前記タンクガイド溝の内壁に前記タンクライナー部材を押圧するタンクシム部材を備える請求項13に記載の駆動機モジュール。
  15. 前記貯蔵タンクは、前記貯蔵タンクの上面と下面との間に、前記鉛直方向に延びて、前記貯蔵タンク内を仕切る仕切板を備え、
    前記ギヤ部は、前記仕切板の前記鉛直方向の上方に配置されている請求項1から14の何れか一項に記載の駆動機モジュール。
  16. 前記台板は、設置面上に3点で支持されている請求項1から15の何れか一項に記載の駆動機モジュール。
  17. 前記負荷器として、圧縮機を備える請求項1から16の何れか一項に記載の駆動機モジュール。
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