JP2014042855A - 椅子の背もたれ又は座 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】背もたれ5は合成樹脂製の背板8を有している。背板8は左右のサイドメンバー19とこれを繋ぐ多数の横長サポート板22とを有する。横長サポート板22の左右両端寄り部位には、変形容易化バッファ部として巾狭部27が形成されている。横長サポート板22の変形容易化バッファ部としては、左右付け根部にサイドメンバー19から前向き突出した膨らみ部を形成することも可能である。変形容易化バッファ部は左右方向き広がりを持っている。変形容易化バッファ部が容易に変形することで高いクッション性とフィット性とを確保できる。また、応力集中がないため耐久性も高い。
【選択図】図6
Description
繋がっている、という基本構成になっている。
が好ましい。換言すると、横長サポート板にできるだけ等しい体圧が作用するように配慮するのが好ましい。この点、請求項4のように横長サポート板に横長リブを形成すると、横長サポート板に適度の剛性を保持させることができるため、クッション性・フィット性と身体安定性とをバランスさせてより快適な凭れ心地を得ることができる。リブは飛び飛びに形成しても良い。
図1,2に示すように、椅子は、脚支柱(ガスシリンダ)1のみを表示した脚装置、脚支柱1の状態に固定したベース3、ベース3の上方に配置した座4、座4の後ろに配置された背もたれ5を有している。ベース3にはオプション品としての肘掛け装置6を取り付けることができる。図1,2では肘掛け装置6は片方しか表示していないが、左右一対取り付けられる。脚装置は、例えば中心筒から5本の枝杆が放射状に延びているキャスタ付きものなど、各種のものを使用できる。
や図10(B)に示すように、表皮材10は袋状に構成されており、クッション体9と背板88とを袋状の表皮材10で覆っている。従って、背板88はその全体が露出しておらず、人が外から視認することはできない。
図5や図14に示すように、バックフレーム7は、その左右側部を構成する上下長手の左右サイドフレーム12と、左右サイドフレーム12の上端に繋がった横長のアッパーフレーム13と、左右サイドフレーム12の下端に繋がった左右長手のロアフレーム14とを有しており、全体として略四角形で前後に開口した枠状にになっている。更に、左右サイドフレーム12の下端にはベース3の左右外面に向けて前向きに延びるサイドアーム15が一体に形成されており、左右のサイドアーム15には正面視門型のフロント部材16が一体に繋がっている。
トラル状態で頂点部17よりも上の部分は後傾姿勢になって、頂点部17より下方の部分は前傾姿勢になっている。頂点部17より上方の部分が鉛直線に対して後傾した角度よりも、頂点部17より下方の部分が鉛直線に対して前傾した角度がやや大きくなっている。アッパーフレーム13とロアフレーム14とは平面視で前向き凹状に緩く湾曲している。
背板88はポリプロピレンのような合成樹脂製を材料にした成形品であり、上下長手の左右のサイドメンバー19と、サイドメンバー19の上端間に一体に繋がったアッパーメンバー20と、左右サイドメンバー19の下端に一体に繋がったロアメンバー21とで略四角形の外形を構成し、更に、その内部には、左右サイドメンバー19に繋がった横長サポート板22が多段に配置されている。例えば図10(D)に明示するように、サイドメンバー19の前面は、横長サポート板22が取り付いている内側部から外側に行くに従って後ろにずれるような湾曲面になっている。
に行くほど低くなっていること、横長サポート板22の左右両端寄り部位に巾狭部27が形成されていることとの相乗効果として、横長サポート板22は着座者の荷重によってはおおよそ巾狭部27を中心として部分が大きく撓み変形し、これにより、高いクッション性とフィット性戸を確保できるのである。巾狭部27は横長スリットを形成することによって実現できる。
図11〜13に示すように、バックフレーム7におけるサイドフレーム12のうち背板88が重なる部分(後傾部)は前向きに開口した溝形になっている。また、バックフレーム7におけるアッパーフレーム13のうち背板88のアッパーメンバー20と重なる部分も前向き開口の溝形になっている。他方、背板88の各メンバー19,20,21は後ろ向きに開口した溝形になっており、図10(B)に示すように、背板88のサイドメンバー19とバックフレーム7とは重合部において互いに重なりあっている。
次に、図14に基づいてロッキング機構を簡単に説明しておく。座4は合成樹脂製のインナーシェル(図示せず)の上面にクッション材を張った構造であり、インナーシェルは樹脂製の中間部材43に前後位置調節可能に取り付けられている。
受け穴(図示せず)が形成されており、サイドアーム15が第2軸49に嵌まった状態で、サイドアーム15に一体形成したフロント部材16がリアリンク45にねじで固定されている。従って,バックフレーム7はリアリンク45と一体に回動する。リアリンク45の後端部でかつ下端部には左右長手の支軸52が嵌まっており、バックフレーム7のサイドアーム15は支軸52で支持されている。
図15では他の実施形態を示している。このうち(A)に示す第2実施形態では、上下に隣り合った横長サポート板22がその左右両側部において小判形57で連結されている。この場合、変形容易化バッファ部として横長サポート板22の付け根部近傍に膨らみ部22aを形成しているが、巾狭部等の他の構成を付加しても良い。
本願発明は上記の各実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば背板8とバックフレ
ームとを一体化した構造とすることも可能であるし、アッパーメンバーやロアメンバーを備えない構造とすることも可能である。また、本願発明の適用対象は回転椅子には限らず、会議用に多用されているパイプ椅子の固定式椅子などにも適用できる。
4 座
5 背もたれ
7 バックフレーム
8 背板8
9 クッション体
12 バックフレームのサイドフレーム
13 バックフレームのアッパーフレーム
15 バックフレームのサイドアーム
17 バックフレームの頂点部
19 背板8のサイドメンバー
20 背板8のアッパーメンバー
22 背板8の横長サポート板
22a 変形容易化バッファ部としての膨らみ部
24 ジョイント
25,26 スリット
27 変形容易化バッファ部の一例としての巾狭部
28 リブ
Claims (5)
- 着座者の体圧を受けるサポート体を有しており、前記サポート体は、当該サポート体の左右両側部を構成すべく上下方向に長く延びる左右のサイドメンバーと、前記左右のサイドメンバーの間に多段に配置された多数の横長サポート板とを備えており、前記サポート体は合成樹脂の一体成形品であって左右サイドメンバーと横長サポート板群とは一連に繋がっている、という背もたれ又は座であって、
前記横長サポート板の群のうち少なくとも一部の左右付け根寄り部位に、当該横長サポート板が着座者の体圧で後退動するように撓み変形することを容易ならしめる変形容易化バッファ部が、着座者の体圧によって平面視で湾曲した状態に曲がり変形するように、横長サポート板の付け根箇所から内側に延びるように左右方向の広がりを持った状態に形成されている、
椅子の背もたれ又は座。 - 前記横長サポート板の左右付け根の近くに、当該横長サポート板の上下巾寸法を他の部位よりも実質的に狭くした巾狭部が形成されており、この巾狭部を前記変形容易化バッファ部と成している、
請求項1又は2に記載した椅子の背もたれ。 - 前記横長サポート板の付け根近傍部には、横向きL形で上向きに開口した上スリットと横向きL形で上向きに開口した下スリットと形成しており、前記上下スリットによって巾狭部を形成しており、かつ、前記スリットで囲われた部分は横長リップになっており、上下に隣り合った横長サポート板の横長リップをジョイントで連結している、
請求項2に記載した椅子の背もたれ。 - 前記横長サポート板の上端縁又は下端縁若しくは上下両端縁には、後ろ向きに突出すると共に左右方向に延びる横長リブが形成されており、前記横長リブの後ろ向き突出寸法を横長サポート板の付け根箇所近傍において低くすることによって前記変形容易化バッファ部と成している、
請求項1〜3のうちのいずれかに記載した椅子の背もたれ。 - 前記横長サポート板の付け根寄り部は、平面視前向き凸状に湾曲した状態でサイドメンバーの手前に張り出した膨らみ部になっており、この膨らみ部を前記変形容易化バッファ部と成している、
請求項1〜4のうちのいずれかに記載した椅子の背もたれ。
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JP2016005188A (ja) * | 2014-06-18 | 2016-01-12 | シャープ株式会社 | 電子機器 |
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2013
- 2013-12-11 JP JP2013256461A patent/JP5764188B2/ja active Active
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