JP2014037092A - プリンタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙の印刷および切断が完了するまで排出すべき用紙をプリンタ装置の内部でループして保管を形成する際、ループのサイズが小さくても良い場合でもループ形成部の側壁であるペーパーガイドと用紙との摩擦が大きくなる位置にしている。
【解決手段】印字される用紙の用紙長を判断する用紙長判断部を有し、用紙長判断部にて用紙長が長くなると判断された場合に、ループ形成部の側壁であるペーパーガイドを回動させてループ形成部にて用紙のループが容易に作れるような傾斜とする。
【選択図】図1

Description

本発明の実施態様は、印刷された用紙を切断して排出するプリンタ装置に関する。
レシートやチケット等の発行装置として用いられるプリンタ装置では、ロール状に巻回されたロール紙から引き出された長尺状の用紙に所定事項を印刷した後、所定長の長さの紙片に切断して排出を行っている。
この場合、用紙の受取人が排出途中の用紙を掴んで引っ張ったり、排出部を手で押さえたりして用紙の排出を妨害するおそれがある。このような場合は印字不良や切断不良が発生したり、場合によっては切断機構のカッタ刃が損傷するおそれがあった。このような場合の対策として、用紙の印刷および切断が完了するまで、排出すべき用紙をプリンタ装置の内部でループを形成することで保管し、用紙切断後に受取人側へ排出するような対策が取られている。
このように印字済の用紙を、所定長さに切断するまで装置内で保管する場合、印字済の用紙を直線状のまま保管すると大きな保管スペースが必要となり、装置が大型化してしまう。このため印字済の用紙を装置内部でループ状に湾曲させる事で、保管スペースを縮小したものが提案されている。
特開平11−123850号公報
上述した装置では、用紙の搬送によりループを形成するにあたり、そのループは下方に向けて作成される。このため用紙への印刷内容が多くそのために印字済の用紙のループが大きくなった場合は、そのループをプリンタ内に収める為に、プリンタの高さを大きくする必要がある。
また、ループ形成部の側壁であるペーパーガイドを傾斜させる事によりループをプリンタ本体の下方にて形成する事も考えられている。しかしながらペーパーガイドを傾斜させるとペーパーガイドと用紙との間にて摩擦が発生し、ループ形成時、用紙排出時に紙詰まり等を発生させる事がある為、出力される用紙が長い場合のみペーパーガイドを傾斜させるのが望ましい。
本発明は、用紙の印刷および切断が完了するまで排出すべき用紙をプリンタ装置の内部でループを形成することで保管し、用紙切断後に受取人側へ排出する場合において、出力される用紙が長い場合のみループ形成部の側壁であるペーパーガイドを傾斜させる小型のプリンタ装置を提供するものである。
上記課題を達成するために、実施形態の用紙排出機構およびそれを用いたプリンタ装置は、ループ形成部の側壁であるペーパーガイドの傾斜角度を、プリンタにて印字し出力される用紙の長さによって異ならせることを特徴とする。
第1の実施形態に係るプリンタ装置の要部構成図。 第1の実施形態に係るプリンタ装置の制御回路構成を説明するブロック図。 第1の実施形態に係るプリンタ装置内の用紙のループ形成状態を説明する要部構成図。 第1の実施形態に係るプリンタ装置において、プリンタの下方に設けられた空間を利用してループを形成する機能を説明する要部構成図。 第1の実施形態に係るプリンタ装置において、ペーパーガイドの回動を説明する要部構成図。 第2の実施形態に係るプリンタ装置の要部構成図。 第3の実施形態に係るプリンタ装置の要部構成図。 第2の実施形態に係るプリンタ装置におけるループが長い場合の要部構成図。 第2の実施形態に係るプリンタ装置における用紙が挟まれた状態を説明する要部構成図。 第3の実施形態に係るプリンタ装置におけるループが長い場合の要部構成図。 第3の実施形態に係るプリンタ装置における用紙回収可能状態を説明する要部構成図。
以下に、本発明の一実施形態に係るプリンタ装置を、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は用紙排出機構と一体的に組み合わされたプリンタ10の要部構成を示している。なお、このプリンタでは、図の左側から右側に向けて用紙11が搬送されるので、以下の説明においては、図中左側を上流側、右側を下流側とする。図中符号11は巻軸12に巻回されたロール紙であり、巻軸12はプリンタ10に回転自在に支持されている。用紙11の下流側にはアイドラローラ13が回転自在に支持され、さらにその下流には、モータによって回転可能とされたプラテンローラ14と、このプラテンローラ14に対して用紙搬送路15を挟んで対向配置されたサーマル印字ヘッド16とが配置されており、これらプラテンローラ14、サーマル印字ヘッド16とで印字部17を構成している。サーマル印字ヘッド16は、用紙11が用紙搬送路15上を下流側に向け搬送される際、用紙11の搬送に合わせて1行ずつ印字をするようになっている。また、サーマル印字ヘッド16は、プラテンローラ14に押圧され、サーマル印字ヘッド16とプラテンローラ14との摩擦によって用紙11を下流側に送るようになっている。
印字部17の搬送方向下流側にはカッタ18が配置されている。このカッタ18は固定刃19と可動刃20とを有しており、カッタ18のスリット(図示せず)に挿入されてきた用紙11を固定刃19に向け可動刃20を図示しないモータ駆動によりスライド移動することで切断する。
ここでカッタ18は固定刃19に向け可動刃20がスライド移動するいわゆるスライド式カッタで説明したがこれに限定されるものではなく、固定刃に対し可動刃が回転することで用紙を切断するいわゆるロータリー式カッタであってもよい。
カッタ18の下流側には用紙11の印刷および切断が完了するまで、排出すべき用紙をプリンタ10の内部でループを形成することで保管するループ形成部21が配置されている。ここでループ形成部21は、上ペーパーガイド22、フィードローラ23からなり、また上ペーパーガイド22は平板状の第1のガイド部22aと円弧状の第2のガイド部22bを有している。また円弧上の上ペーパーガイド22とフィードローラ23の間には突出部27が設けられている。この突出部27は常にフィードローラ23と接触するように設けられており、この突出部27とフィードローラ23とでこの両者の間に搬送挿入されてきた用紙11を挟持する様になっている。また上ペーパーガイド22の下方にはプリンタ10本体の下方に向かって延伸する下ペーパーガイド24が、また下ペーパーガイド24に対向して横ペーパーガイド30が設けられている。またプリンタ10におけるフィードローラ23の下流側には排出口25が設けられており、これらアイドラローラ13、プラテンローラ14、サーマル印字ヘッド16、カッタ18、上ペーパーガイド22、フィードローラ23、下ペーパーガイド24および排出口25を覆うプリンタカバー26にてプリンタ10が構成されている。
また下ペーパーガイド24の下方には回動支軸29が設けられており、この回動支軸29は図示しない本体フレームに軸支されている。
またプリンタ10にはソレノイド31が設けられており、ソレノイド31はソレノイドアーム32を介して下ペーパーガイド24に連結されている。すなわち、後述する様に、ソレノイド31に通電するとソレノイドアーム32が移動する、これに連結されている下ペーパーガイド24が回転支軸29を回動中心として回動する。
図2は上述したプリンタ10の制御部50を示している。この制御部50は、用紙搬送、印刷、用紙切断、用紙排出の各制御をおこなう手段を有している。
この制御部50は、ホストコンピュータ51との連係および各種の制御の実行をおこなう、例えば、マイクロコンピュータで構成されている。制御部50の中央処理装置(MPU)52は、プログラムに従って用紙搬送制御、印刷制御、用紙切断制御、用紙排出制御等の各種の制御や演算をおこなう。またこのMPU52は、時間設定および時間制御をおこなう手段としてタイマ53を備えている。
このMPU52で実行する制御プログラムや制御または演算途上のデータ等を格納する主記憶手段としてROM54およびRAM55が設置されている。ROM54は制御プログラムやテーブル等を持つ読出し専用メモリであり、RAM55は演算途上のデータ等を格納する随時書込みメモリである。
また、この制御部50には、ホストコンピュータ51からの各種の入力データの取込みや、ホストコンピュータ51への制御部50の制御出力の取出しをおこなう入出力ユニット(I/O)56が設けられている。このI/O56は、MPU52、ROM54およびRAM55とをバスを通じて連係されている。
また、このI/O56には制御出力を取り出すための手段として、第1、第2、第3、第4および第5のドライバ57、58、59、60、61が接続されている。
またプリンタ10は、用紙切れ、エラー表示を含めた各種情報を表示する表示器62を有する。
ドライバ57は印字機構17へ必要な駆動出力を供給する。ドライバ58はカッタ18への駆動出力を供給する。ドライバ59はフィードローラ23への駆動出力を供給する。ドライバ60は表示器62に各種表示を行わせる表示駆動出力を供給する。また、ドライバ61はソレノイド31への駆動出力を供給する。
印字部17は、図1にて説明したサーマル印字ヘッド16およびプラテンローラ14を備えている。このプラテンローラ14は、MPU52の印字指令手段としての制御出力に基づき、図示しないモータにより印字動作と同期して回転駆動される。サーマル印字ヘッド16は、ホストコンピュータ51からの印字データに基づいて、用紙11に印字をおこなう。
制御部50のMPU52はドライバ58を介してカッタ18を駆動させ用紙11を切断する。
制御部50のMPU52はドライバ59を介してフィードローラ23の回転および停止駆動をおこなう。
制御部50のMPU52はドライバ60を介して表示器62にプリンタ10の各種状態、エラー内容等を表示する。
制御部50のMPU52はドライバ61を介してソレノイド31を通電させ、ソレノイド31に対してソレノイドアーム32を介して取り付けられている下ペーパーガイド24を回動させる。
また、プリンタ10には、用紙長判断部63が設けられており、ホストコンピュータ51より送られてきた印字データを確認し、用紙11に印字を行なった際、どの程度の用紙長となるかを判断する部分であり、ホストコンピュータ51とプリンタ10の制御部50との間に設けられている。
次に、プリンタ10の動作を説明する。制御部50はROM54に記憶されているプログラムに従って用紙搬送ならびに印字動作をおこなう。まず、用紙11を引き出し、アイドラローラ13を経由後、その先端がサーマル印字ヘッド16とプラテンローラ14との間に位置するようにセットする。この状態で図2で示したホストコンピュータ51からの印字要求が入力されると、制御部50はその印字要求に応じて印字部17を動作させ、ホストコンピュータ51から送られた印字データを用紙11上に印字する。印字はサーマル印字ヘッド16とプラテンローラ14との協働にて行われ、サーマル印字ヘッド16にて印字された用紙11はプラテンローラ14の回転によりその先端をカッタ18に向け搬送する。またその際フィードローラ23はX方向に回転している。
印字された用紙11は、図示しない固定刃19と可動刃20の間にあるスリット内に挿入され、その後カッタ18を通過し上ペーパーガイド22に向け搬送される。搬送されてきた用紙11の先端は上ペーパーガイド22に設けられている平板状の第1のガイド部22aに当接する。この当接により用紙11は図1における破線で示した経路に挿入される。
用紙11の先端が突出部27とフィードローラ23とで挟持された位置に到達した時点でフィードローラ23はその回転を停止する。しかしながらプラテンローラ14は引き続き回転している。このため用紙11の先端は停止しているにも係わらず用紙11は送り続けられることとなる。これにより用紙11はループ形成部21内において図3に示すようにループ状になる。
なお本実施形態では用紙11の先端が突出部27とフィードローラ23とで挟持された位置に到達した時点でフィードローラ23の回転を停止させることでループを作成しているが、用紙先端部分は必ずしも停止している必要はなく、プラテンローラ14とサーマル印字ヘッド16とによる用紙11の搬送速度より、フィードローラ23と上ペーパーガイド22に設けられた突出部27に挟持されている部分における用紙11の搬送速度を遅くすればその速度差によってループを作成することが可能である。
ループを作成する際、そのループが長くなる場合はプリンタ10の下方に設けられているループ退避部28にそのループが入り込むことが望ましい。しかしながら印字された用紙11が長くなりループ退避部28内にて収まらない場合、プリンタ10の下方に設けられている下ループ退避部33に入り込ませることでプリンタ10を小さくすることが可能となる。この状態を図4に示す。図4に示す様にループを下ループ退避部33に入り込ませるために下ペーパーガイド24は傾斜させてある。
しかしながら印字された用紙11が短く、ループを作成した際、下ループ退避部33に入り込ませる必要がない長さである場合、ペーパーガイドと用紙との間の摩擦の発生を考慮すると下ペーパーガイド24は傾斜させていない方が望ましい。
この為、本実施形態においてプリンタ10は用紙長判断部63を有している。
ホストコンピュータ51よりプリンタ10に印字データが送られると、そのデータは用紙長判断部63に送られる。用紙長判断部63は印字データから、ループを作成した際図4に示す様にそのループが下ループ退避部33に入り込ませる必要があるのか、必要がないループとなるのかを判断する。
プリンタ10の下ペーパーガイド24は、通常、図5に示す様に、図示しないスプリングで回動支軸29を回動中心としてY方向に付勢されており鉛直方向に直立した状態となっている。
用紙長判断部63にて、ループを作成の際そのループを下ループ退避部33に入り込ませる必要がある長さであると判断した場合、プリンタ10の入出力ユニット56はドライバ61を介してソレノイド31に駆動信号を送る。ソレノイド31はこの駆動信号を受けると通電をするためソレノイド31のソレノイドアーム32は図5の右方向に引かれる。
前述のようにソレノイドアーム32と下ペーパーガイド24は連結されているので下ペーパーガイド24は図5のZ方向に回動支軸29を回動中心として回動する。この状態が図3である。なお、用紙長判断部63によるループの大きさの判断ならびに下ペーパーガイド24の回動は、印字部17による用紙11への印字が開始される前に行なわれる。
その後プリンタ10は用紙11への印字をおこなう。
以上の様に用紙長判断部63にてループを作成の際、そのループを下ループ退避部33に入り込ませる必要がある長さであると判断した場合のみ下ペーパーガイド24を傾斜させるのでループを下ループ退避部33に入り込ませる事が可能となる。用紙が短い場合は下ペーパーガイド24が直立しており、ループ形成時、用紙排出時の用紙と下ペーパーガイド24との摩擦等を軽減する事が可能となり紙詰まり等を防ぐ事が可能となる。
(第2の実施形態)
図6に第2の実施形態を示す。第2の実施形態はループ退避部28の下方に回収庫34を設けてある。
近年、物品を購入した際の支払いにおいて、お客さん自らが精算をおこなう形態が増えつつある。お客さん自らが精算をおこなう形態であることからプリンタ10での出力された用紙11もお客さん自ら受け取る必要がある。この際強制的に印字後の用紙11を排出口25から排出するとプリンタ10より下方へ用紙11が落下してしまう。この為印字が完了するまではプリンタ10内のループ形成部21でループを作成し、印字が完了した時点で用紙11の先端をある程度排出口25から出し、お客さんに引き抜いてもらっている。
精算時の支払いにおいてクレジットカード等を用いて支払いをおこなった場合、レシートである用紙11にはお客さんを特定する情報等が記載されている。この為もしお客さんがレシートである用紙11を持ち帰らなかった場合、レシートである用紙11をプリンタ10内に回収し他のお客さんの手に渡らない様にする必要がある。
回収をおこなう場合、図6に示す様に、印字が完了し用紙11の先端が排出口25からある程度出た位置に到達した時点でフィードローラ23の回転を停止し、プリンタ10に設けられているタイマ53をスタートさせる。このタイマ53は図示しないペーパーセンサがプリンタ10から用紙11を取り去られたと検知するまで計時する。
この計時時間が予め決定してある時間を超過した場合、お客さんがレシートである用紙11を持ち帰らなかったと判断し、レシートである用紙11をプリンタ10に設けてある回収庫34に回収する。
通常、回収する回収庫34はプリンタ10の下方に設けられる場合が多い。
ループが長くなる場合は、ループ作成時にループの先端が回収庫34に入り込むと回収庫34の側壁等と擦れ、用紙11が損傷する場合もある。これを避ける為には用紙11のループが大きくなる場合は下ペーパーガイド24を直立させておく必要がある。この直立させておく必要があるかの判断は用紙長判断部63にて決定する。
なお第2の実施形態においては、図6に示す状態でお客さんがレシートである用紙11を持ち帰らなかったと判断した場合、即回収庫34の上方を開放すべく下ペーパーガイド24を回動させて直立させると、図9に示す様に用紙11は下ペーパーガイド24と横ペーパーガイド30とに挟まれ、損傷するおそれがあると同時に回収庫34に回収する事は出来ない。
この場合は、下ペーパーガイド24を傾斜させたまま維持し、フィードローラ23をX方向に回転させ用紙11を排出口25からプリンタ10の外部に出す。その後ループの先端が図8のAの高さより上方に到達した事を図示しないセンサにて検知した場合、フィードローラ23の回転を停止させる。
その後ソレノイド31に通電をして回収庫34の上方が開く様に下ペーパーガイド24を直立させる。
その後フィードローラ23をX方向と逆方向に回転させると用紙11は自重にて回収庫34に回収される。
この様にループ先端がAの高さより上方になる様に用紙11を排出口25から排出させその後フィードローラ23をX方向と逆方向に回転させると用紙11は下ペーパーガイド24と横ペーパーガイド30とに挟まれる事なく回収が可能となる。
(第3の実施形態)
図7に第3の実施形態を示す。第3の実施形態は、下ペーパーガイド24の回動支軸29を、第2の実施形態とは異なり、上方に設けてある。
以下図8乃至図11を用いて説明する。
前述の様に、図6に示す第2の実施形態である下ペーパーガイド24の回動支軸29が下方にあるものでループが長くなった場合での用紙11の回収は図8のAのラインよりループの先端が上方になるまで用紙11を排出口25から排出させその後フィードローラ23をX方向と逆方向に回転させると用紙11は下ペーパーガイド24と横ペーパーガイド30とに挟まれる事なく回収が可能となる。
しかしながら回収が完了するまで次の印字を開始することは出来ない為、少しでも早く回収を完了させる事が望ましい。
第3の実施形態である下ペーパーガイド24の回動支軸29が上方にある場合においても、お客さんがレシートである用紙11を持ち帰らなかったと判断した場合、用紙11を回収庫34に回収する。しかしながら図11に示す状態において下ペーパーガイド24を回動させても図9の様に下ペーパーガイド24と横ペーパーガイド30とに挟まれる事はない。
また図10に示すBのラインより上方にループの先端が上方になるまで用紙11を排出口25から排出させその後フィードローラ23をX方向と逆回転させると用紙11は回収庫34に回収が可能となる。
この様に、第2の実施形態と第3の実施形態では、A位置とB位置にループの先端が到達する時間が異なる。同じループのサイズであった場合、B位置より上方にループの先端が到達する時間の方がA位置より上方にループの先端が到達する時間の方が短時間であるので、回収の時間は第3の実施形態の方が早い。これにより早く次の印字を開始させる事が可能となる。
また回収庫34への回収の時間においても、用紙11のループの先端がB位置から回収庫に入り込む時間に比べA位置から回収庫に入り込む時間の方が時間がかかる。この部分からも回収の時間は第3の実施形態の方が早い。これは下ペーパーガイド24の回動中心が上方にある為である。
以上の様に第3の実施形態に示す様に、下ペーパーガイド24の回動支軸29を上方に設ける事で、下ペーパーガイド24の回動支軸29を下方に設けた場合より回収の時間を短縮する可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更をおこなうことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10:プリンタ
11:用紙
17:印字部
18:カッタ
21:ループ形成部
22:上ペーパーガイド
23:フィードローラ
24:下ペーパーガイド
28:ループ退避部
30:横ペーパーガイド

Claims (4)

  1. 用紙を搬送するプラテンローラと、このローラに対向配置された印字ヘッドと、前記用紙を切断するカッタと、前記用紙の先端部を把持して搬送するように配置されたフィードローラと、このフィードローラと前記プラテンローラの間に形成されたループ形成部と、前記用紙に印字をおこなう際の印字用紙長を算出する印字長判断部と、このループ形成部に、前記フィードローラ側に設けられ用紙の先端部より搬送方向上流側の用紙を前記ループ形成部の下方にガイドするペーパーガイドと、このペーパーガイドを回動させるペーパーガイド回動部と、を備えたプリンタ装置。
  2. 前記印字長判断部において、前記用紙に印字をおこなう際の印字用紙長が予め設定した用紙長より長いと判断された場合、前記ループの先端が前記ループ形成部に挿入される様に前記ペーパーガイドを回動させるペーパーガイド回動部と、を備えた請求項1に記載のプリンタ装置。
  3. 前記プリンタは印字された用紙が予め設定した時間以内に取り去られない場合は前記プリンタ内に回収する回収庫をさらに有した請求項1または請求項2に記載のプリンタ装置。
  4. 前記ペーパーガイドは上端側が回動する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のプリンタ装置。
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