JP2014036786A - カバー交換可能マットレス - Google Patents

カバー交換可能マットレス Download PDF

Info

Publication number
JP2014036786A
JP2014036786A JP2012181454A JP2012181454A JP2014036786A JP 2014036786 A JP2014036786 A JP 2014036786A JP 2012181454 A JP2012181454 A JP 2012181454A JP 2012181454 A JP2012181454 A JP 2012181454A JP 2014036786 A JP2014036786 A JP 2014036786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mattress
effect
cover
cloth
efficacy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012181454A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahide Haniyuda
真英 羽生田
Tetsuhiro Miura
哲寛 三浦
Hirokazu Kawai
洋和 川合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2012181454A priority Critical patent/JP2014036786A/ja
Publication of JP2014036786A publication Critical patent/JP2014036786A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】交換可能であり且つマットレス本体と一体化して有利な効能を有するマットレス具材、前記マットレス具材を具備するマットレス、及びマットレスにおける前記マットレス具材の交換方法を提供することを課題とする。
【解決手段】マットレス本体と前記マットレス本体1に一体化するマットレス具材とを有するマットレス用の具材であって、前記マットレス本体1に装着及び脱離できる着脱部と、効能を発揮する効能部とを有する。また、前記マットレス具材を具備し、前記マットレス具材が他のマットレス具材と交換可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、交換可能であり、効能を発揮するマットレス具材、前記マットレス具材を具備するマットレス、および前記マットレス具材の交換方法に関する。
マットレスはベッドの上や敷布団の下に用いる寝具であり、使用者の安眠や使用感向上のために、種々の工夫が施されている。
従来のマットレスはマットレス本体にマットレス具材であるカバーを施したものが一般的であり、そして、前記カバーにはマットレス本体に装着及び脱離できる着脱部を有するものが知られている。マットレス本体に装着及び脱離できる着脱部を有するカバーは交換可能であるから、マットレス本体から脱離させて洗濯することができるし、他のカバーと交換することもできる。また、マットレス具材には、袋体であり、袋内部に水パッドや精油加工パッドを入れることでマットレスに新たな機能を付与できる寝具の中身用袋も知られている(特許文献1:請求項3、0007、0008、0026、0030段落を参照)。
特開2004−49814号公報
しかし、特許文献1に記載の寝具の中身用袋は、マットレス具材の袋体の内部を入れ替えることにより、マットレスに異なる効能を持たせることは可能だが、袋体自体は特段の効能を有さない。そして、特許文献1に記載の寝具の中身用袋においては、袋体の内部に効能を持たせても、その外側の袋体自体が効能の発揮を遮蔽するため、効能の消失、減少が懸念される。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、交換可能であり且つマットレス本体と一体化して有利な効能を有するマットレス具材、前記マットレス具材を具備するマットレス、及びマットレスにおける前記マットレス具材の交換方法を提供することを課題とする。
本発明者らは交換可能なマットレス具材の外面側に特定の有利な効能を発揮させることにより、上記課題を解決できると考えた。さらに、同じ若しくは異なる効能を発揮するマットレス具材を複数準備することにより、使用者の嗜好・要望に合致したマットレスを提供できると考え、本発明に至った。
すなわち、本発明のマットレス具材は、マットレス本体と前記マットレス本体に一体化するマットレス具材とを有するマットレス用の具材であって、前記マットレス本体に装着及び脱離できる着脱部と、効能を発揮する効能部とを有することを特徴とする。
本発明のマットレスは、前記マットレス具材を具備し、前記マットレス具材が他のマットレス具材と交換可能であることを特徴とする。
本発明のマットレス具材の交換方法は、前記マットレス具材をマットレス本体から脱離させる工程、前記マットレス具材を前記マットレス本体に装着させる工程を含む、前記マットレス本体と前記マットレス本体に一体化する前記マットレス具材とを有するマットレスにおけるマットレス具材の交換方法である。
本発明においてマットレスとは、マットレス本体と、少なくとも1つの前記マットレス本体に一体化するマットレス具材とを有するものであり、一般の使用者からみてマットレスそのもの(マットレス単品)と認識できるものである。例えば、マットレスの上面に単にカバーを敷いたものはマットレスとカバーの二つの物品として認識されるため、マットレスの上面にカバーを敷いたもの自体は本発明のマットレスとは異なる。また、別の例として、マットレス本体の上面を単にカバーで覆ったものは、マットレス本体に一体化するマットレス具材を有していないので、本発明におけるマットレスでない。
本発明のマットレスが有するマットレス具材の数については特に制限がなく、使用者の要望に応じ、所望のマットレス具材をマットレスに追加してもよい。
マットレス本体は、中材に弾性材料および/または水等の液体を充てんした袋を有する布製または樹脂製ケースであって、マットレスの体積の少なくとも半分以上を占めるものである。弾性材料としては、例えば、線状の鋼のスプリング、ウレタン樹脂、やしの身(パーム)の繊維、木綿、および空気を充てんした袋等が挙げられるがこれらに限定されるものでなく、また、これら弾性材料の複数を組み合わせたものでもよい。マットレス本体には、マットレス具材を装着及び脱離するための着脱部を有するのが好ましい。
マットレス具材は、マットレス本体以外のマットレスを構成する具材であって、通常マットレス具材として用いられるものであれば特に限定されない。例えば、布製材料、エラストマー若しくはゲル等の弾性体で形成され一定の形状を有する弾性体ユニット、ウレタン等の合成樹脂板、及びこれらを複数備えた材料が挙げられる。特に、平板状の綿又はキルトを内部に含む布製袋が好ましく、この布製袋の開口部には、開口部を開閉するための務歯、ボタン、バンド等を有する開閉部が備えられるのがさらに好ましい。
マットレス具材をさらに具体的に例示すると、マットレス本体の下部を覆う布製のアンダーカバー、マットレス本体以外のウレタンベース、マットレス本体を覆う布製のベースカバー、エラストマー樹脂製の柱状弾性体ユニットを内包するフレックスバッグ、前記マットレス本体及び/又は他のマットレス具材を覆う布製又は布及び綿若しくはキルト製のオーバーカバー、そしてこれらマットレス具材を覆う布製又は布及び綿若しくはキルト製のアッパーカバーが挙げられる。エラストマー樹脂としては特に限定はないが、スチレン系ベースポリマーにオイルを含有させたスチレン系エラストマー樹脂が好ましい。
また、マットレス具材は、マットレス本体や他のマットレス具材の表面を被覆するカバー部、マットレス本体に装着及び脱離できる着脱部、効能を発揮する効能部のうち一つ又は複数を有するものが好ましい。
本発明において、「マットレス本体に装着及び脱離できる着脱部」の意味には、マットレス本体と直に装着及び脱離する着脱部のみでなく、他のマットレス具材と装着及び脱離することで間接的にマットレス本体に装着及び脱離できる着脱部も包含される。
着脱部としては、マットレス具材とマットレス本体又は他のマットレス具材とを装着及び脱離できるものであれば特に限定されないが、務歯、ボタン、バンド等を有するものが挙げられる。着脱部はマットレス本体又は他のマットレス具材の着脱部と一体化して、例えば線ファスナー等の結合部を形成する。ここで、例えば、結合部を形成する一方の着脱部がボタンを有する場合、他方の着脱部はボタン穴を有するし、また、一方の着脱部が凸状スナップボタンを有する場合、他方の着脱部は前記凸と対になる凹状スナップボタンを有する。また、着脱部は、カバー部を有するマットレス具材であれば、そのカバー部の周縁に配設されるのが好ましい。
効能としては、人体に有利なものであれば特に限定されないが、抗アレルゲン効果、消臭効果、冷感効果、温感効果、遠赤外線効果、抗菌効果、好適な触感、好適な寝心地等が挙げられる。
効能を発揮する効能部としては、例えば、セラミックス粒子、竹炭、木炭、活性炭、抗菌剤、抗アレルゲン剤等を含有および/または付着させた布、アレルゲンバリヤー布、蓄熱材含有布、絹製布、綿製布等が挙げられる。効能を効果的に発揮させるために、効能を発揮する効能部はマットレス具材の外面側に位置するのが好ましいが、マットレス具材の内側に位置するものを除外するものでなく、同じ又は異なる効能を発揮する効能部がマットレス具材の複数箇所に存在するのも好ましい。
セラミックス粒子が遠赤外線を放射すること、脱臭性及び抗菌性を有すること、並びに、竹炭、木炭及び活性炭が脱臭性を有することは、広く知られたことである。また、各種の菌がアレルゲンや臭いの源となり得ることも、広く知られていることである。
よって、セラミックス粒子を含有および/または付着させた布は、遠赤外線効果、温感効果、消臭効果、抗アレルゲン効果、抗菌効果を発揮する。また、竹炭、木炭、活性炭を含有および/または付着させた布は消臭効果を発揮し、抗菌剤を含有および/または付着させた布は消臭効果、抗アレルゲン効果、抗菌効果を発揮し、抗アレルゲン剤を含有および/または付着させた布は抗アレルゲン効果を発揮する。
セラミックス粒子を含有させた布は、例えば、ポリエステル等の合成ポリマーを溶融状態とし、この中にセラミックス粒子を均一に分散させた後、繊維化して布とする方法で製造される。また、セラミックス粒子を付着させた布は、例えば、バインダー溶液にセラミックス粒子を分散させてコーティング液とし、このコーティング液を布に塗布、乾燥させる方法や、布をこのコーティング液に浸す方法(いわゆるDipping)で製造される。これらと同様の方法で、竹炭、木炭、活性炭、抗菌剤、抗アレルゲン剤等を含有および/または付着させた布も製造される。
抗菌剤としては、抗菌活性を有すると一般的に認められるものであれば制限はないが、臭いの源となる菌に活性を有するものが好ましく、ザオバタック(大和化学工業株式会社)等が例示される。
抗アレルゲン剤としては、アレルゲンを不活化すると一般的に認められるものであれば制限はないが、アレリムーブ(東亜合成株式会社)、アレルバスター(積水ポリマテック株式会社)等が例示される。
アレルゲンバリヤー布は平均孔径が10μm以下の布である。室内アレルギーの源であるダニおよびその排泄物は、大きさが10μm以上であるため、前記アレルゲンバリヤー布を通過できない。よって、アレルゲンバリヤー布は抗アレルゲン効果を発揮する。
蓄熱材含有布としては、例えば、融点が25〜35℃のn−パラフィンを有するマイクロカプセルを有する布が挙げられる。ここで、例えば、前記n−パラフィンとして融点が32℃のn−ノナデカンを例に挙げると、エアコン等を用い予め32℃以下の雰囲気下にn−ノナデカンを有する蓄熱材含有布を曝すことでn−ノナデカンは凝固する。そして、n−ノナデカンが凝固した蓄熱材含有布を寝具に使用すると、人の就寝時に人体から発せられる熱が蓄熱材に吸熱される、すなわち人体から発せられる熱がn−ノナデカンの融解に用いられるために、蓄熱材含有布は32℃以上に上がりにくくなり、蓄熱材含有布を有する寝具の使用者は冷感効果を得ることができる。
蓄熱材含有布の製造方法としては、例えば、n−パラフィン封入マイクロカプセルとバインダーからなる処理液を布に塗布、乾燥させる方法で製造される。
絹製布、綿製布等は、繊維として絹、綿等を用いて布を織ることで製造できる。そして、使用者の主観にもよるが、おおむね絹製布からは滑らかでサラサラな触感を、綿製布からはソフトな触感をそれぞれ感じ取ることができる。
以上の効能部はいずれも使用者に好適なものであるから、これら効能部を有するマットレス具材を用いたマットレスは、結果として、使用者に好適な寝心地を提供することができる。
本発明のマットレス具材の交換方法は、マットレス具材をマットレス本体から脱離させる工程、およびマットレス具材をマットレス本体に装着させる工程を含んでいればよい。交換されるマットレス具材は単数でもよいし、複数でもよい。また、交換前のマットレス具材と交換後のマットレス具材は、同じ効能を発揮する効能部を有するものでもよいし、異なる効能を発揮する効能部を有するものでもよい。
さらに、マットレス具材の一部分に効能部を有するものを交換する場合については、マットレス具材をマットレス本体から脱離させる工程の後、マットレス具材の効能部を含む部分のみを脱離させ、次いで同じ又は異なる効能を発揮する効能部を含む部分のみを装着してマットレス具材とし、これをマットレス本体に装着する工程を含んでいるのが好ましい。
本発明の前記マットレス具材は交換容易なものであるから、使用したマットレス具材をマットレス本体から脱離し、他のマットレス具材をマットレス本体に装着することにより、常に清潔なマットレスを保つことができる。また、使用したマットレス具材を洗濯など洗浄することにより再び清潔なものとすることができる。さらに、使用者の求めに応じて、マットレス具材を他の異なる効能を発揮するマットレス具材と交換し、新たな効能を発揮するマットレスとすることもできるし、異なる効能を発揮するマットレス具材を複数併用して多効能を発揮するマットレスとすることもできる。
特に、効能を発揮する効能部が外面側に位置するマットレス具材は、効能部が使用者に近いため、効能の消失、減少は懸念されず、効果的に所望の効能を奏する。
実施例1のマットレスを構成するマットレス本体及びマットレス具材を示す図である。 実施例2のマットレスを構成するマットレス本体及びマットレス具材を示す図である。 実施例2のオーバーカバーの模式図である。 実施例2のアッパーカバーの模式図である。
(実施形態1)
本発明の実施例1のマットレス10を図1に示す。
このマットレス10は、マットレス本体1とマットレス具材のアンダーカバー2、リバーシブルベース3、ベースカバー4、フレックスバッグ5、オーバーカバー6、アッパーカバー7からなる。
マットレス本体1はウレタン製で直方体形状であり、リバーシブルベース3とフレックスバッグ5を収めるケースの役割をもつ。
アンダーカバー2はマットレス本体1の下面及び側面を被覆するための、長方形状の上側開口部を有する容器状の布製カバーである。前記上側開口部の上端の周縁と底面の長辺には務歯が線状に備えられている。
リバーシブルベース3はマットレス本体1の凹部に設置される平板形状のウレタン樹脂である。
ベースカバー4はマットレス本体1の上面及び側面を被覆するためのアレルゲンバリヤー布製カバーである。
フレックスバッグ5は、複数のエラストマー樹脂製柱状弾性体ユニットを上面に備えた硬質ウレタン平板、及び、この硬質ウレタン平板を内包するウレタンラミネート伸縮布地袋からなり、ベースカバー4の上面に設置される。
オーバーカバー6は、ベースカバー4及びフレックスバッグ5を上方から被覆するための竹炭含有布製カバーであり、このカバーの周縁には務歯が線状に備えられている。そして、オーバーカバー6の務歯と、アンダーカバー2の上端の務歯とを噛み合わせて線ファスナーを形成させることで、オーバーカバー6はアンダーカバー2と一体化する。
アッパーカバー7は、積層されたマットレス本体1、アンダーカバー2、リバーシブルベース3、ベースカバー4、フレックスバッグ5、およびオーバーカバー6をこれらの上方から被覆するための長方形状のセラミックス粒子含有布製カバーであり、アッパーカバー7の長辺には務歯が線状に備えられている。そして、アッパーカバー7の務歯と、アンダーカバー2の務歯とを噛み合わせて線ファスナーを形成させることで、アッパーカバー7はアンダーカバー2と一体化する。
マットレス10は、アレルゲンバリヤー布製のベースカバー4、竹炭含有布製のオーバーカバー6、およびセラミックス粒子含有布製のアッパーカバー7を有するため、抗アレルゲン効果、消臭効果、遠赤外線効果、温感効果、抗菌効果を発揮する。
また、マットレス10のセラミックス粒子含有布製のアッパーカバー7を、例えば、蓄熱材としてn−パラフィンを有するマイクロカプセルを用いた蓄熱材含有布製のアッパーカバーと交換することで、冷感効果を発揮するマットレスとすることができる。そして、使用後のセラミックス粒子含有布製のアッパーカバー7は、洗濯など洗浄することで、再び清潔なカバーとすることができる。
(実施形態2)
本発明の実施例2のマットレス10を図2に示す。
このマットレス10は、マットレス本体1とオーバーカバー6、アッパーカバー7からなる。実施例2のオーバーカバー6、アッパーカバー7の模式図を図3、4に示す。
マットレス本体1は中材にウレタン製の弾性材料を有する直方体形状の布製ケースである。マットレス本体1の上面の周縁、および底面における長辺には務歯が線状に備えられている。
オーバーカバー6は、3層積層した平板状の綿を内部に含む平板状の布製袋であり、底面の周縁には務歯が線状に備えられている。ここで、オーバーカバー6の前記袋は線ファスナーを形成する開閉部を有しており、この開閉部を介して前記平板状の綿を取り出すことができる。オーバーカバー6の底面の周縁の務歯と、マットレス本体1の上面の周縁の務歯とを噛み合わせて線ファスナーを形成させることで、オーバーカバー6はマットレス本体1と一体化する。オーバーカバー6の布は、経糸として太さ300デニールのポリエステル製繊維を、緯糸として太さ300デニールの竹炭含有ポリエステル製繊維をそれぞれ用い、経糸が1インチあたり104本、緯糸が1インチあたり47本となるように織った布を、抗菌剤ザオバタックNANO-20(大和化学工業株式会社)含有液に浸して(Dipping)製造したものである。
アッパーカバー7は、積層されたマットレス本体1とオーバーカバー6をこれらの上方から被覆するためのカバーであって、2層積層した平板状の綿を内部に含む平板状の布製袋であり、アッパーカバー7の長辺の周縁には務歯が線状に備えられている。ここで、アッパーカバー7の前記袋は線ファスナーを形成する開閉部を有しており、この開閉部を介して前記平板状の綿を取り出すことができる。そして、アッパーカバー7の長辺の周縁の務歯と、マットレス本体1の底面における長辺の務歯とを噛み合わせて線ファスナーを形成させることで、アッパーカバー7はマットレス本体1と一体化する。アッパーカバー7の布は、経糸として太さ300デニールのポリエステル製繊維を、緯糸として太さ300デニールのポリエステル製繊維をそれぞれ用い、経糸が1インチあたり104本、緯糸が1インチあたり47本となるように織った布を、抗アレルゲン剤アレリムーブZS300(東亜合成株式会社)含有液に浸して(Dipping)製造したものである。
マットレス10は、竹炭および抗菌剤含有布を用いたオーバーカバー6、並びに抗アレルゲン剤含有布を用いたアッパーカバー7を有するため、消臭効果、抗アレルゲン効果、抗菌効果を発揮する。
マットレス10のオーバーカバー6若しくはアッパーカバー7を他の効能を発揮するオーバーカバー若しくはアッパーカバーと交換することで新たな効能を発揮するマットレスとすることができるし、また、例えば、マットレス10から脱離させたアッパーカバー7のうち、抗アレルゲン剤含有袋のみを他の効能を発揮する袋と交換しマットレス本体に装着することでも新たな効能を発揮するマットレスとすることができる。
(試験例1)
抗菌消臭効能を付加したオーバーカバーの効能試験を行った。
オーバーカバーとしては、経糸として太さ300デニールのポリエステル製繊維を、緯糸として太さ300デニールの竹炭含有ポリエステル製繊維をそれぞれ用い、経糸が1インチあたり104本、緯糸が1インチあたり47本となるように織った布を、抗菌剤ザオバタックNANO-20(大和化学工業株式会社)含有液に浸して(Dipping)製造したものを用いた。
試験方法はSEKマーク繊維製品認証基準(JEC300)の汗臭の消臭性試験に従った。
その結果、抗菌消臭効能を付加したオーバーカバーの臭気成分減少率は、アンモニア70%以上、酢酸80%以上、イソ吉草酸85%以上であった。
(試験例2)
抗アレルゲン効能を付加したオーバーカバーの効能試験を行った。
オーバーカバーとしては、経糸として太さ300デニールのポリエステル製繊維を、緯糸として太さ300デニールのポリエステル製繊維をそれぞれ用い、経糸が1インチあたり104本、緯糸が1インチあたり47本となるように織った布を、抗アレルゲン剤アレリムーブZS300(東亜合成株式会社)含有液または抗アレルゲン剤アレルバスター(積水ポリマテック株式会社)含有液に浸して(Dipping)製造したものを用いた。
アレルゲン不活化試験を行ったところ、両薬剤を用いたオーバーカバーともに90%以上の不活化率を示した。
1はマットレス本体、2はアンダーカバー、3はリバーシブルベース、4はベースカバー、5はフレックスバッグ、6はオーバーカバー、7はアッパーカバー、10はマットレス、61はオーバーカバーの上面側布、62はオーバーカバーの下面側布、71はアッパーカバーの上面側布、72はアッパーカバーの下面側布、63および73は綿を示す。

Claims (5)

  1. マットレス本体と前記マットレス本体に一体化するマットレス具材とを有するマットレス用の具材であって、
    前記マットレス本体に装着及び脱離できる着脱部と、効能を発揮する効能部とを有するマットレス具材。
  2. 前記効能が抗アレルゲン効果、消臭効果、冷感効果、温感効果、遠赤外線効果、抗菌効果、好適な触感、好適な寝心地のうちの少なくとも一つである請求項1に記載のマットレス具材。
  3. 前記マットレス本体の表面を被覆するカバー部を有し、
    前記着脱部は前記カバー部の周縁に配設されるカバー部側務歯、ボタン、バンドのうち少なくとも一つを備え、
    前記マットレス本体は前記カバー部側務歯、ボタン、バンドのうち少なくとも一つにより結合部を形成するマットレス本体側務歯、ボタン、バンドのうち少なくとも一つを備える請求項1又は2に記載のマットレス具材。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のマットレス具材を具備し、前記マットレス具材が請求項1〜3のいずれかに記載のマットレス具材と交換可能であるマットレス。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載のマットレス具材を前記マットレス本体から脱離させる工程、
    請求項1〜3のいずれかに記載のマットレス具材を前記マットレス本体に装着させる工程を含む、前記マットレス本体と前記マットレス本体に一体化する前記マットレス具材とを有するマットレスにおけるマットレス具材の交換方法。
JP2012181454A 2012-08-20 2012-08-20 カバー交換可能マットレス Pending JP2014036786A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012181454A JP2014036786A (ja) 2012-08-20 2012-08-20 カバー交換可能マットレス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012181454A JP2014036786A (ja) 2012-08-20 2012-08-20 カバー交換可能マットレス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014036786A true JP2014036786A (ja) 2014-02-27

Family

ID=50285374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012181454A Pending JP2014036786A (ja) 2012-08-20 2012-08-20 カバー交換可能マットレス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014036786A (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3092788B2 (ja) * 1996-01-16 2000-09-25 日本電信電話株式会社 話者認識用しきい値設定方法及びこの方法を用いた話者認識装置
JP3131721B2 (ja) * 1994-04-28 2001-02-05 新明和工業株式会社 設備用水中ポンプ
JP3156538B2 (ja) * 1995-03-22 2001-04-16 松下電器産業株式会社 スピーカ
JP3161013B2 (ja) * 1991-04-03 2001-04-25 セイコーエプソン株式会社 領域分離方法および画像処理装置
JP2001137076A (ja) * 1999-11-17 2001-05-22 Shoji Komiyama 寝 具
JP2003038324A (ja) * 2001-07-27 2003-02-12 Osaka Nishikawa:Kk パッド付シーツ
JP2004049814A (ja) * 2002-07-24 2004-02-19 Chuu Yuan Yan 家具又は寝具の中身用袋
JP2005118280A (ja) * 2003-10-16 2005-05-12 Toshio Naito 布団

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3161013B2 (ja) * 1991-04-03 2001-04-25 セイコーエプソン株式会社 領域分離方法および画像処理装置
JP3131721B2 (ja) * 1994-04-28 2001-02-05 新明和工業株式会社 設備用水中ポンプ
JP3156538B2 (ja) * 1995-03-22 2001-04-16 松下電器産業株式会社 スピーカ
JP3092788B2 (ja) * 1996-01-16 2000-09-25 日本電信電話株式会社 話者認識用しきい値設定方法及びこの方法を用いた話者認識装置
JP2001137076A (ja) * 1999-11-17 2001-05-22 Shoji Komiyama 寝 具
JP2003038324A (ja) * 2001-07-27 2003-02-12 Osaka Nishikawa:Kk パッド付シーツ
JP2004049814A (ja) * 2002-07-24 2004-02-19 Chuu Yuan Yan 家具又は寝具の中身用袋
JP2005118280A (ja) * 2003-10-16 2005-05-12 Toshio Naito 布団

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5694812B2 (ja) 機能性シートを収容可能なマスク
JP2007159796A (ja) マスク
JP6821286B1 (ja) マスク
JP2011218007A (ja) 吸汗消臭機能付保冷具
JP3228052U (ja) マスクカバー
JP2007037934A (ja) 分割可能な敷き布団
JP2014036786A (ja) カバー交換可能マットレス
CN201831386U (zh) 高透气竹炭弹簧床垫结构
KR200462144Y1 (ko) 방향 패드가 부착된 베개
JPH0620541Y2 (ja) マスク
KR200453276Y1 (ko) 착탈식 방수 커버를 구비한 매트 커버
JP3160421U (ja) 吸汗消臭機能付保冷具
JP2017020151A (ja) 頭部冷却用具
JP3167422U (ja) マット状保冷具
CN210930504U (zh) 一种蚕丝布纤维床垫
KR200220864Y1 (ko) 참숯이 내장된 베개
CN210727379U (zh) 一种具备多层结构的烫金毛毯
CN213405540U (zh) 一种透气性好的海绵床垫
JP3183095U (ja) マット
KR102346742B1 (ko) 다기능 장갑
WO2022219800A1 (ja) 身辺具
CN215226254U (zh) 一种基于回收海绵的可替换杀菌垫
JP2016211134A (ja) 四肢保護具
JP2010284425A (ja) マットレス
KR20120047511A (ko) 방진 마스크

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150710

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160421

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160603

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161206